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CSR - 帝人

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CSR - 帝人
CSR
SRI(社会的責任投資)からの評価
CSR 経営の実践
CSR 経営の歩み
帝人グループは、2 0 1 4年7月現在、
国際的なSRI 指標である
帝人グループの CSR の原点は、
1993 年に制定されたグルー
プ企業理念に示された「人間への深い理解と豊かな創造力で
「Dow Jones Sustainability Indexes」
クォリティ・オブ・ライフの向上に努めます」
「社 会とともに
(評価基準:経済・環境・社会)
成長します」
「社員とともに成長します」にあります。
「FTSE4Good Index Series」
この実現のため、CSR の基本方針を策定し、長年にわたり
(評価基準:環境・社会問題・人権)
組織的かつ計画的な CSR 活動を展開してきました。2 0 0 5 年
4 月以降、グループ CSR 最高責任者を設置し、企業倫理、コン
「Ethibel Investment Register」
(環境・安
プライアンス(法令遵守)
、リスクマネジメント、ESH
(評価基準:経済・環境・従業員・社会)
全・健康)
、品質保証、社会貢献の課題など、さまざまな CSR
などに採用されています。
活動を総合的に推進するための体制を整え、基本方針・目標・
戦略の立案・推進に取り組んできました。さらに、2 0 11 年度
「人権の保護」
「不当
には、CSR 経営をより一層推進するため、
な労働の排除」
「環境への対応」
「腐敗の防止」に関する自主行
動原則である「国連グローバル・コンパクト」に参加しました。
地球環境との調和
CSR 経営の展開
帝人グループでは、CSR 活動を、
「基本的 CSR 課題」
「
、拡張的
環境経営宣言
「選択的
、
CSR 課題」
CSR 課題」と3つのカテゴリーに分け、その
地球環境問題についても重要な経営課題と捉え、1 9 9 2 年
方向性と中期目標を明確にし、実効性のある活動を展開してい
に「帝人グループ地球環境憲章」を定め、積極的に取り組んで
ます。組織としては、CSR 活動をグループ全体で審議・推進する
「環境保全」
きました。2007年7月には「環境経営宣言」を行い、
「グループ C S R 委員会」を設置し、その下に6 つの部会・会議体
「環境配慮設計」
「環境ビジネス」に基づく経営を推進してきま
「グループコンプ
を置いています。そのうち
「グループ ES H 部会」
したが、2 0 1 2 年度には「帝人グループ環境経営推進部会」を
ライアンス・リスクマネジメント部会」
「グループ安全保障輸出管
新 設し、グループの成 長 戦 略との整 合 性を図りながら、環 境
理会議」
「グループ PL・品質保証部会」では、帝人グループが重視
経営の推進を強化しています。
している
「基本的 CSR」の具体的課題を審議し、取り組みを進め
」選択的 C S R」に関する課題につ
ています。また
「拡張的 C S R「
いては、
「グループ CSR 推進部会」が、審議・推進しています。
CSR 活動のフレームワーク
選択的 CSR
拡張的 CSR
基本的 CSR
環境保全の長期目標(2 0 2 0 年度)
対象
内容
CO 2 排出量
国内
1 9 9 0 年度対比 2 0% 以上削減
化学物質排出量
世界
1 9 9 8 年度対比 8 0% 以上削減
非有効活用廃棄物発生量
世界
1 9 9 8 年度対比 8 5% 以上削減
項目
生産における CO2 排出量の推移
社会貢献
活動
400
人財・労働・購買・調達
300
コンプライアンス・リスクマネジメント・
・
ESH(環境保全、安全・防災、健康)
製造物責任・品質保証
万トン
200
海外
100
国内
0 1990
2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013
(年度)
Teijin Limited
23
社会・人々との共生
人財の育成と活用
信頼の絆を強めるために
帝人グループでは、良き企業市民として社会との共生を図っ
帝 人グループでは、人としての成 長、能 力の向 上、能 力の
ていくため、学術、教育、文化、スポーツ活動や環境保全活動、
発揮を促す仕組みに加え、社員一人ひとりの生活や価値観を
防災活動などへの参画や支援を積極的に行っています。また、
尊 重する人 財マネジメントを行っています。中 長 期 経 営ビ
個々の社員が社会貢献や地域貢献などの活動に取り組めるよ
ジョン「CHANGE for 2016」では、人財ポートフォリオ変革
うに、ボランティア休職制度、骨髄提供者・消防団員登録者へ
を企業経営の基盤強化と成長戦略に欠かせない重要な施策
の公認休制度などを整えています。2011年度より社員の社会
と位置付け、
「多様な人財の採用・発掘」
「人財の早期育成」
「人
貢献活動を推奨し、ボランティア人財を育成する制度として、
財のグローバル最適配置」を中心に、
「グローバル化」と「ダイ
「ボランティアサポートプログラム」を導入しました。帝人グ
バーシティの加速」を推進しています。
ループの社員が行っているボランティア活動に関わる費用の一
「多 様 な 人 財 の 採 用・発 掘」
部を、有志社員・役員の寄付からなる基金を通じてサポートす
では、世界 4 極(日・米・欧・亜)
るプログラムです。
での採用強化、女性採用の推進
東日本大震災の被災地に対しては、I T 事業グループのイン
継 続(国 内 主 要 5 社 : 女 性 採 用
フォコム株式会社が、2 0 13 年に宮城県岩沼市に建設した「岩
比率 3 0% 以上を継続)、女性管
沼 み ん な の 家」を 中 心 に、
理 職 登 用 の 推 進、人 財 公 募 制
継続して復興支援に取り組
等の拡充を図っており、このよ
ん で い ま す。 ま た、サ ッ
うな取り組みが高く評 価され、
カー日 本 代 表 の内 田 篤 人
昨 年 度は経 済 産 業 省が表 彰す
選 手が所 属する海 外の名
る「ダイバーシティ経営企業 1 0 0 選」に選ばれました。
門サッカークラブ「FC シャ
「人財の早期育成」では、グローバルリーダーの早期選抜・
ルケ 0 4」のコーチ陣を招待
育成、若手社員の海外経験機会の拡大、グローバル共通のジョ
して開催された岩沼市
「ジュニアサッカーキャン
「岩沼みんなの家」竣工式
ブグレード・評価を進めています。特にグローバルリーダー
の早期選抜・育成に向けて、2 0 1 1 年度から 4 カ国語に対応し
プ」の運営を支援しました。
たグループ共通のリーダーシップ研修プログラム「EaGLES」
国際交流の分野では、開
「人財のグローバル最適配置」
を世界5地域で展開しています。
発 途 上 国の子 供 達の学 校
では、グローバル人財データベースの整備を行い、クロスボー
給 食 支 援 運 動「T A B L E
ダーでの人財配置を進めています。
F O R T W O」へ の 参 加、社
員が寄付する古本などを資
女性管理職の登用加速
女性管理職数
金としてインドネシアやタイ
の図 書 館に絵 本を贈る
「ブック・
ドリーム・プロジェク
管理職に占める女性比率
%
人
200
7%
学校給食支援運動(ケニア)
160
150
8
6
ト」活動も継続しています。
100
71
50
79
85
4
88
2
20
0
2002
2010
注 : 国内グループ主要 5 社
24
Teijin Limited
2011
2012
2013
2016 年度
(目標)
0
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