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公募要綱(PDFファイル)
ア イ ラ ン ド シ テ ィ 市5工区第3期住宅提案公募 (香椎照葉7丁目 27 番 193 等) 公 募 要 綱 《アイランドシティの完成イメージ》 ※イメージ図は,今後の設計協議等により,変更となることがあります。 平成 28 年6月1日 福岡市 - 目 次 1.趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2.公募対象地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 3.インフラ整備状況等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 4.開発の考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 5.事業提案・実施にあたっての諸条件・・・・・・・・・・・・・ 10 6.応募者・応募方法等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 7.応募書類等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 8.日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 9.評価等及び事業予定者の決定・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 10.土地分譲における条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 11.アイランドシティの地盤等について・・・・・・・・・・・・・ 25 12.その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 〈添付書類〉 ○ 事業提案申込書【様式1】・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 質疑書【様式2】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 役員等名簿【様式3】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 基本協定書【様式4】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 土地売買契約書【様式5】・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 応募に係る留意事項確認書【様式6】・・・・・・・・・・・・ ○ 公募対象地 所在地,アイランドシティ土地利用ゾーニング図【図1】・・ ○ 公募対象地 位置図 【図2】・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 公募対象地 概況図 【図3】・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 道路・緑地 整備計画図 【図4】・・・・・・・・・・・・・・ ○ インフラ施設 整備計画図 【図5】・・・・・・・・・・・・・ ○ 景観等への配慮について【図6】・・・・・・・・・・・・・・ ○ 埋立工事の経緯等【図7】・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 28 29 30 34 39 40 41 42 43 44 46 47 -「アイランドシティ市5工区第3期住宅提案公募(香椎照葉7丁目 27 番 193 等)」公募要綱- 1.趣旨 アイランドシティでは,臨港道路アイランドシティ1号線東側の「まちづくりエリア」において,高質な 住環境の形成,新しい産業の集積拠点形成など,先進的モデル都市づくりに取り組んでいます。 「まちづくりエリア」では,まちびらきから約 10 年が経過し,約 2,500 世帯,約 7,600 人(平成 28 年4月末時点)の方々が生活を営んでおり,自然豊かでコミュニティを大切にした良好な住宅地が 形成されてきております。また,住民の生活基盤を支える施設として,緑豊かな「アイランドシティ中 央公園」,福岡市初の施設一体型小中連携教育校である「照葉小中学校」,地域コミュニティの拠 点となる「照葉公民館・老人いこいの家」,また「保育所」「幼稚園」等が順次開設されるとともに,平 成 26 年 11 月には「福岡市立こども病院」,平成 27 年6月には高度・多機能型リハビリテーション病 院が開院し,合わせてこども病院敷地内へのバス停の新設やバス増便等が行われております。さら に,平成 27 年8月には九州最大級の温浴施設が開業しており,平成 28 年3月には「健康」をキーワ ードに住民等の利便性向上に寄与する産直マーケットが開業するなど,生活環境としても大変魅力 的なものとなっております。 現在,福岡市がまちづくりを進めている北側エリア(市5工区)においては,東日本大震災を踏まえ, 国内トップレベルの「創エネ・省エネ型都市づくり」を目指し,その方向性や将来像を示す「アイランド シティ自然エネルギー活用ビジョン」に基づき住宅開発が行われており,その先導モデルとなる戸建 住宅の「CO2ゼロ街区」,集合住宅を中心とした「環境配慮街区」が形成されつつあります。 これらを踏まえ,今回公募を行う街区についても,引き続き「創エネ・省エネ型都市づくり」を基本コ ンセプトとしつつ,「アイランドシティ事業計画」におけるまちづくり基本方針に基づき,「ウェルネス」, 「コミュニティ」といったテーマにも重点を置き,次世代の先進的な住宅街区の形成を進めることとし, 以下の内容により,住宅開発において優れた企画力・実行力を有する事業者からの自由な発想に よる事業提案を広く募集します。 1 2.公募対象地 (1)概要【図2,3参照(P41,42)】 区画 A区画 B区画 面 積 19,288.70 ㎡ 14,000.63 ㎡ 所在地 C区画※1 福岡市東区香椎照葉 福岡市東区香椎照葉 7丁目 27 番 193 7丁目 27 番 192 地 目 D区画 14,559.27 ㎡ 18,733.30 ㎡ 福岡市東区香椎照葉 福岡市東区香椎照葉 7丁目 27 番 191 及び 香椎照葉6丁目 27 番 31 香椎照葉7丁目 28 番4 及び 6 丁目 28 番 29 雑種地 用途地域 第二種中高層住居専用地域 建ぺい率・容積率 50%・80%※2 第二種住 居地域 60%・ 60%・ 200% 300% (50%・80%)※2※3 第二種中高層 第二種 20m高 第二種 20m高度地区※2 高度地区 土地利用 第二種住居地域 住居専用地域 度地区※2※3 戸建住宅 60%・300% -※2※3 - 集合住宅等※5 集合住宅(戸建住宅)※3 区画 E区画 F区画 G区画※1 面 積 31,946.78 ㎡ 39,936.44 ㎡ 23,079.00 ㎡ 福岡市東区香椎照葉 福岡市東区香椎照葉 7丁目 27 番 199 及び 7丁目 27 番 197 及び 香椎照葉7丁目 29 番 5 香椎照葉7丁目 29 番 3 所在地 地 目 福岡市東区香椎照葉 7丁目 27 番 1 及び 香椎照葉7丁目 28 番 5 及び 香椎照葉7丁目 29 番 2 雑種地 第二種中高 用途地域 第二種中高層住居専用地域 層住居専用 地域 50%・80% 建ぺい率・容積率 第二種住居 地域 60%・ 60%・300% 200% (50%・80%)※2※4 ※2 高度地区 第二種 20m高度地区※2 土地利用 戸建住宅 第二種 20m高度 地区※2※4 -※2※4 集合住宅(戸建住宅)※4 ※1 C・G区画については,香椎アイランド線から 50mの範囲内が第二種住居地域(第二種 20m高度 地区),50mを超える範囲が第二種中高層住居専用地域となります。 用途地域については,福岡市住宅都市局都市計画課の下記 URL をご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/toshikeikaku/machi/toshi_top.html ※2 都市計画で定めている建ぺい率及び容積率については,それぞれ60%・200%(300%)ですが, 周辺環境との調和の取れたまちづくりを推進する観点から,制限を設けています。また,建築物の 高さ等についても,別途制限を設けていますので,詳しくは「(2)土地利用(指定用途)」をご参照く ださい。 ※3 B・C区画一体開発の場合においては,C区画は戸建住宅も可とします。 ※4 F・G区画一体開発の場合においては,G区画は戸建住宅も可とします。 ※5 集合住宅以外の土地利用については下記をご参照ください。 2 (2)土地利用(指定用途) 〔A・B・E・F区画〕 戸建住宅とします。 〔C・G区画〕 集合住宅としますが,B・C区画一体開発,F・G区画一体開発の場合においては,それぞ れ戸建住宅も可とします。 ※戸建住宅の場合,低層住宅地として良好な住環境の形成を図るものとするため,下記制限を設け るものとします。(今後,地区計画で規制する予定です。) ①建築物の高さは10m以下とし,建ぺい率及び容積率の上限は,それぞれ50%及び80%とします。 (なお,建築基準法第53条第3項の規定については適用しません。) ②戸建住宅の敷地面積は200㎡以上とします。 〔D区画〕 集合住宅を基本とします。生活利便施設(物販・飲食施設,健康・医療・福祉施設,教 育・文化施設,子育て支援施設など)の立地も可能としますが,集合住宅の延床面積が区 画内建築物の総延床面積の過半を占めることを条件とします。 ※建築してはならない建築物(今後,地区計画で規制する予定です。) (ア)マージャン店,パチンコ店,射的場,馬券発売所,場外車券売場,勝舟投票券発売所その他 これらに類するもの (イ)カラオケボックスその他これらに類するもの (ウ)ボウリング場,スケート場その他これらに類するもの (エ)畜舎その他これらに類するもの (3)募集単位 区画単位での提案が可能ですが,統一されたコンセプトのもとで面的,複合的に開発がなさ れることが望ましいこと等から,戸建住宅と集合住宅等との組み合わせなど複数区画の提案を 優先的に評価します。 ※区画内を分割してその一部を購入する提案は不可とします。 (4)分譲価格 〔一括提案の場合〕 A・B・C・D・E・F・G区画 10,389,272,129 円 〔個別提案の場合〕 A区画 B区画 C区画 D区画 856,418,280 円 628,628,287 円 1,485,045,540 円 2,116,862,900 円 E区画 F区画 G区画 1,364,127,506 円 1,653,368,616 円 2,284,821,000 円 ※分譲価格は定額とします。 ※分譲時期については,A・B・C・D区画が平成 28 年度,E・F・G区画が原則,平成 29 年度と なります。(A・B・C・D区画・・・計 5,086,955,007 円,E・F・G区画・・・計 5,302,317,122 円) 3 (5)交通条件【図1,2参照(P40,41)】 (※平成 28 年5月現在の状況です。) ①バス (ア)西鉄バス 照葉小中学校北口バス停まで約 0.5km (天神まで約 20 分(都市高速経由)),千早駅まで約 10 分 ②鉄道 (ア)西鉄貝塚線 「香椎花園前駅」まで約 1.9km(「香椎花園前駅」から天神まで約 30 分(地下鉄経由)) ※アイランドシティと香住ヶ丘を結ぶ「あいたか橋」(海上遊歩道)経由 (イ)JR鹿児島本線 「千早駅」まで約 3.5km(「千早駅」から「博多駅」まで約 10 分) ③自動車 (ア)国道3号まで約 2.7km (イ)都市高速道路「香椎浜」ランプまで約 2.5km ※アイランドシティへの自動車専用道路(都市高速道路)の延伸を平成25年7月に都市計 画決定済み。 (6)公募区画周辺の立地状況 【図2参照(P41)】 (※平成 28 年5月現在の状況です。) ①小学校・中学校 (ア)平成 19 年4月に照葉小学校が,平成 20 年4月に照葉中学校が,それぞれ開校してい ます。 (イ)「照葉小中学校」北側の小学校予定地 福岡市は新設小学校の平成 31 年度開校を目指しています。 ②公民館 平成 21 年7月に,照葉公民館・老人いこいの家複合施設が開館しています。 ③保育所・幼稚園 (ア)平成 22 年4月に,民間の保育施設(認可保育所,約 0.5km)が開園されています。 (イ)平成 24 年4月に,民間の幼稚園(約 0.5km)が開園されています。 (ウ)平成 26 年6月に,民間の保育施設(認可外保育施設,約 1.0km)が開園されています。 (エ)平成 27 年4月に,民間の保育施設(小規模保育施設(認可),約 1.0km)が開園されて います。 ④スポーツ関連施設 平成 30 年 12 月に,総合体育館(約 0.3km)が開館する予定です。 ⑤医療関連施設 (ア)平成 19 年 12 月に民間の歯科医院(約 1.0km)が,平成 21 年5月に民間の膝・股関節 外科病院(約 1.2km)が開設されています。 (イ)平成 26 年 11 月に福岡市立こども病院(約 1.1km)が開設されています。 (ウ)平成 26 年 11 月に民間の調剤薬局(約 0.9km)が開設されています。 (エ)平成 27 年6月に民間の高度・多機能型リハビリテーション病院(約 1.3km)が開設されて います。 (オ)平成 27 年8月に調剤薬局を含むメディカルビル(約 1.4km)が開設されています。 (カ)平成 27 年 11 月に民間のクリニック(約 0.5km)が開設されています。 4 (キ)平成 29 年度に全天候型高度リハビリ・トレーニングセンター(約 1.4km)が開設される予 定です。 ⑥福祉関連施設 (ア)平成 22 年 10 月に,民間の特別養護老人ホーム(約 1.3km)が開設されています。 (イ)平成 25 年4月に,民間の地域密着型高齢者施設(特別養護老人ホーム,認知症高齢 者グループホーム,ショートステイ)(約 1.3km)が開設されています。 ⑦商業店舗等 (ア)民間のコンビニエンスストアが3か所,開設されています。(約 0.4km),(約 1.0km),(約 1.3km) (イ)東区香椎浜に民間の大規模商業施設(約 1.7km)が開設されています。 (ウ)平成 27 年8月に民間の温浴施設(約 0.5km)が開設されています。 (エ)平成 28 年2月に,福岡市の新青果市場「ベジフルスタジアム」(約 0.6km)が開設されて います。 (オ)平成 28 年3月に,民間の産直マーケット(約 1.3km)が開設されています。 ⑧公園等 (ア)広さ約 15.3ha の福岡市立のアイランドシティ中央公園を整備しています。 (イ)市5工区にアイランドシティはばたき公園(計画)を整備する予定です。 (ウ)グリーンベルト(アイランドシティ中央公園とアイランドシティはばたき公園(計画)をつなぐ 南北方向の新しい「緑の軸」を創出する緑地空間)を整備する予定です。(一部供用済 み) (エ)まちづくりエリアの海岸線には外周緑地を整備する予定です。(一部供用済み) 3.インフラ整備状況等 (1)道路【図4参照(P43)】 【A区画】 方位 名称 南側 道路② 東側 ー 西側 アイランド東 1 号線① 北側 道路① 【B区画】 方位 名称 南側 道路④ 東側 アイランド東 1 号線① 西側 ― 北側 道路③ 【C区画】 方位 南側 東側 西側 名称 道路④ ― 香椎アイランド線 北側 道路③ 整備状況 幅員 15m,2車線,両側歩道(暫定整備済み) なし 幅員 23m,2車線,両側歩道(H29 年春供用予定) 幅員 15m,歩行者・自転車道(H29 年春供用予定) 中央分離帯 無 - 無 無 整備状況 幅員 18m,2車線,両側歩道(暫定整備済み) 幅員 23m,2車線,両側歩道(H29 年春供用予定) なし 幅員 18m,2車線,両側歩道(H29 年春供用予定) 中央分離帯 無 無 ― 無 整備状況 幅員 18m,2車線,両側歩道(暫定整備済み) なし 幅員 35m,4車線,両側歩道(H29 年春供用予定) (※4車線供用済み,南側歩道整備済み) 幅員 18m,2車線,両側歩道(H29 年春供用予定) 中央分離帯 無 ― 有 5 無 【D区画】 方位 名称 整備状況 南側 アイランド中央 2 号線 幅員 24m,2車線,両側歩道(H29 年春供用予定) 東側 ― なし 西側 ― なし 北側 香椎アイランド線 幅員 35m,4車線,両側歩道(H29 年春供用予定) (※4車線供用済み,南側歩道整備済み) 【E区画】 方位 名称 南側 道路① 東側 ― 西側 アイランド東 1 号線② ― 北側 【F区画】 方位 名称 南側 道路③ 東側 ― 西側 ― 北側 アイランド東 1 号線② 【G区画】 方位 南側 東側 西側 名称 道路③ ― 香椎アイランド線 北側 ― 中央分離帯 無 ― ― 有 整備状況 幅員 15m,歩行者・自転車道(H29 年春供用予定) なし 幅員 23m,2車線,両側歩道(H33 年春供用予定) なし 中央分離帯 無 ― 無 ― 整備状況 幅員 18m,2車線,両側歩道(H29 年春供用予定) なし なし 幅員 23m,2車線,両側歩道(H33 年春供用予定) 中央分離帯 無 ― ― 無 整備状況 幅員 18m,2車線,両側歩道(H29 年春供用予定) なし 幅員 35m,4車線,両側歩道(H29 年春供用予定) (※4車線供用済み,南側歩道整備済み) なし 中央分離帯 無 ― 有 上記の道路については福岡市が整備を進めます。供用時期については,予算状況や地下 埋設物の整備状況等によっては遅れる場合がありますが,その場合については,福岡市は一 切その責任を負いません。 車両出入口については,下位道路に配置するとともに,極力集約して歩行者の安全とまちな みの保全を図るように配置してください。なお,A区画の北側(E区画の南側)隣接道路(道路 ①)は歩行者・自転車道であり,車両出入口は設置できません。 また,車両出入口の設置にあたっては,福岡市と協議を行ってください。 (2)電線共同溝【図5-2参照(P45)】 電線共同溝(電力・通信・ケーブルテレビ)については,(1)の道路(一部除く)に福岡市が整 備する予定(一部整備済み)であり,地上機器等を歩道内に設置する予定です。車両出入口 設置の際は地上機器等が支障となる場合があります。設置箇所や設置予定箇所の情報提供 を行いますので必要な場合は福岡市へお申し出ください。接続等の計画については,福岡市 (港湾空港局・道路下水道局)及び供給事業者と協議を行ってください。 また,公募対象地内の電線類は,事業者において全て地中化するものとし,架空線及び電 柱(仮設のものは除く。)は設置できません。TV等のアンテナも,原則として屋外に設置できま せん。 6 ― (3)公園・緑地等【図4参照(P43)】 外周緑地やグリーンベルト,アイランドシティはばたき公園については,福岡市が今後整備す る予定です。 ◆「アイランドシティはばたき公園基本計画」は,下記 URL をご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/49267/1/honpen.pdf (4)下水道施設【図5-1 参照(P44)】 下水道については,(1)の道路(一部除く)に雨水管及び汚水管を福岡市が整備する予定 (一部整備済み)であり,接続等の計画については福岡市(港湾空港局・道路下水道局)と協議 を行ってください。 また,下水道施設は分流式とし,「福岡市開発技術マニュアル」に準拠し計画してください。 ◆「福岡市開発技術マニュアル」は,下記 URL をご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/machinami/netdetetsuduki/001.html (5)水道施設【図5-1 参照(P44)】 水道については,(1)の道路に配水管を福岡市が整備する予定(一部整備済み)であり,接 続等の計画については福岡市(港湾空港局)と協議を行ってください。 また,水道施設は,「福岡市開発技術マニュアル」及び「福岡市水道給水条例」等に準拠し 計画するとともに,水の有効利用について,「福岡市節水推進条例」に基づいて必要となる対策 を講じてください。 ◆「福岡市節水推進条例」は,下記 URL をご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/shinsa/life/020.html ◆「福岡市水道給水条例」は,下記 URL をご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/mizu/eigyo/0033.html (6)ガス【図5-2参照(P45)】 ガスについては,(1)の道路(一部除く)にガス管を供給事業者が整備する予定(一部整備 済み)であり,接続等の計画については福岡市(港湾空港局)及び供給事業者と協議を行ってく ださい。 (7)再生水【図5-2参照(P45)】 アイランドシティは,再生水の供給区域に指定されており,建物建設にあたっては,「福岡市節 水推進条例」及び「福岡市再生水利用下水道事業に関する条例」に準拠し,計画してください。 再生水管の接続等については,福岡市(道路下水道局)との協議を行ってください。 ◆「福岡市再生水利用下水道事業に関する条例」は,下記 URL をご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/doro-gesuido/kanri/hp/regulations2.html (8)その他 下記項目については,事業者の責任と負担において行ってください。 ①(1)の車両出入口の設置における関係機関との協議や設置工事 ②(2),(4)~(7)について,道路における施設の位置変更等 ※電線共同溝等への接続については,各施設管理者に方法や料金等を確認ください。 7 4.開発の考え方 (1)アイランドシティのまちづくりの基本的な考え方 アイランドシティのまちづくりは,平成 21 年策定の「アイランドシティ事業計画」に基づき,『都 市活力の向上に挑戦する“グリーンアイランド”の創造~豊かな自然と共生する低炭素型のま ちづくり~』をコンセプトとして,環境共生に重点を置いたまちづくりを進めてきています。さらに東 日本大震災を踏まえ,エネルギー問題への対応の重要さを再認識したことから,新たに「アイラ ンドシティ自然エネルギー活用ビジョン」(以下,「ビジョン」という。)を策定し,市5工区を中心に 創エネ・省エネ型のまちづくりを進めることとしています。 また,まちづくりの基本方針として,「環境共生のまちづくり」に加え「健康のまちづくり」,「みん なで関わるまちづくり」を掲げており,少子高齢化など時代の変化に対応し,医療・福祉分野の サービス機能の充実を図りながら,「健康」をテーマとした住みやすいまちづくりを住民・事業者・ 行政等と共働して進めていくとともに,福祉,子育てや環境管理などの地域の課題に対して,ま ちづくり活動への住民の幅広い参加を呼び掛けるとともに,地域自治組織,NPO・ボランティア, 事業者,大学,行政等の多様なまちづくりの主体が,連携を図りながら,まちづくりを推進してい くこととしています。 ◆「アイランドシティ事業計画」は,下記 URL をご参照ください。 http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/js/kcfinder/upload/files/other/Business_scheme_a. pdf http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/js/kcfinder/upload/files/other/Business_scheme_b. pdf ◆「アイランドシティ自然エネルギー活用ビジョン」は,下記 URL をご参照ください。 http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/js/kcfinder/upload/files/other/vision.pdf (2)公募街区について ①開発のコンセプト 今回公募を行う街区は,その先導モデルとなる戸建住宅の「CO2ゼロ街区」,集合住宅を中 心とした「環境配慮街区」に引き続き「創エネ省エネ型都市づくり」を基本コンセプトとしつつ,「ア イランドシティ事業計画」におけるまちづくり方針に基づき,居住者の健康の維持・増進や多様な 世代の交流促進,地域コミュニティ活動の活性化など「ウェルネス」,「コミュニティ」といったテー マにも重点を置き,次世代の先進的な住宅街区の形成を進めることとしております。 ②高評価の対象となる方策の例 (ア)環境・エネルギー対策の導入 【創エネルギー】 ・太陽光,太陽熱,地中熱の活用や家庭用燃料電池の導入など創エネルギー対策 ・水素エネルギーの活用 【省エネルギー】 ・パッシブ設計,高断熱仕様,高効率空調設備,LED照明等の省エネ機器の導入など建 築並びに設備に関する省エネルギー対策 ・次世代自動車(電気自動車・燃料電池自動車等)の利用に対応した設備等の導入 ・冬期における創エネ・省エネ対策 8 【マネジメント】 ・ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)※ ※住宅における一次エネルギー消費量を,建築物・設備の省エネ性能の向上,エネルギー の面的利用,オンサイトでの再生可能エネルギーの活用等により削減し,年間での一次エ ネルギー消費量が正味(ネット)でゼロ又は概ねゼロとなる住宅 ・電力小売り自由化を踏まえた取組みや地域・街区間の電力融通など街区レベルや複数 の建築物を対象とした取組み ・「HEMS」等を利用した居住者の環境配慮意識喚起を促す仕組み ・蓄電池等を利用したエネルギーの自給自足や安全・安心への備え ・目標設定及びその評価・実現システムの構築 ・CO2排出量削減に向けた取り組み (イ)居住者の健康に寄与する機能・仕組みの導入 ・アイランドシティに立地する健康・医療・福祉機関等との連携 ・健康プログラムなどのソフトサービスの提供 ・ウェアラブル機器との連携や ICT を活用した見守り ・住民が街に出て歩きたくなるような仕組みづくり (ウ)多世代・多様な世帯による活力あるコミュニティの形成等 ・高齢者・子育て世代・外国人等の多世代・多様な世帯が住みやすいまちづくり,住み替え 促進等の仕組み ・コミュニティ形成促進(コミュニティ活動サポート等) ・街区全体でのタウンマネジメント組織の導入 ・ICT を活用した居住者間の交流を促進する仕組みの導入 (エ)その他 ・海への眺望を確保するなど海に抱かれる景観デザイン ・緑化を積極的に取り組むなど緑豊かな景観デザイン ・ユニバーサルデザイン ・アイランドシティ・アーバンデザイン協議会(UDCIC)への参画 ・まちの魅力向上につながる機能・施設の導入 ・セキュリティホーム認定制度の活用 ・アイランドシティはばたき公園(計画)を踏まえたソフト及びハードの取組み ・ICT を活用した地域情報ネットワークの形成 (3)協議会の設置 事業予定者の決定後,当街区の形成に関する提案について,その実現方策の具体化・事 業化を円滑に進めるために,事業予定者(事業者)・関連事業者・福岡市等で構成する協議会 を設置します。 9 5.事業提案・実施にあたっての諸条件 事業提案・実施にあたっては,「4.開発の考え方(P8,9)」及び以下の諸条件を踏まえ,ハード 面だけではなくソフト面も含めた幅広い観点から検討を行ってください。 (1)「アイランドシティ環境配慮指針」の遵守 福岡市では,アイランドシティにおいて,先進的な環境共生都市を目指すため,「アイランドシ ティ環境配慮指針」を策定しています。敷地内・屋上・壁面の緑化や,省エネ,自然・未利用エ ネルギーの利用など,同指針を踏まえ,レベル1の対策導入に取り組むとともに,レベル2以上 の対策導入にも配慮してください。 なお,事業実施にあたっては,同指針に基づき,福岡市との協定書の締結や環境配慮対策 を明らかにした施設整備計画書の届出など必要な手続きを行う必要があります。 ◆「アイランドシティ環境配慮指針」は,下記 URL をご参照ください。 http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/download/pdf/environment.pdf (参考)環境・エネルギー対策への支援について ①ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業 経済産業省は 2030 年までに新築住宅の平均で ZEH の実現を目指すべく,高断熱外皮, 高性能設備と制御機構等を組み合わせ,ZEH を新築する,ZEH の新築建売住宅を購入する, または既築住宅を ZEH へ改修する者に対しての補助金制度を実施しております。 ②福岡市住宅用エネルギーシステム導入補助 福岡市では住宅に HEMS や MEMS※,太陽光発電システム(戸建住宅は HEMS の設置が条 件),家庭用燃料電池,リチウムイオン蓄電池を導入する場合に費用の一部を助成しておりま す。 ※電気の使用状況の確認や,照明・空調などの電気機器を制御するシステム。HEMS は一戸 建て用,MEMS はマンション用を示す。 ③福岡市電気自動車等購入及び充電設備設置等補助 福岡市では個人や事業者が電気自動車・プラグインハイブリッド自動車を購入する場合や, 集合住宅や事業所等の駐車場に,充電設備を設置する場合に費用の一部を助成しておりま す。 ◆「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業」の概要は,下記 URL をご参照ください。 https://sii.or.jp/zeh28/ ◆「福岡市住宅用エネルギーシステム導入補助」の概要は,下記 URL をご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/ondan/hp/enesys-hojo.html ◆「福岡市電気自動車等購入及び充電設備設置等補助」の概要は,下記 URL をご参照くださ い。http://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/ondan/hp/ev_hojo_2016.html (2)「スマートウェルネス住宅」及び「ふくおか健康未来都市構想」の実現 国土交通省は高齢者、障がい者、子育て世帯等の多様な世帯が交流し、安心して健康に暮 らすことができるスマートウェルネス住宅等の実現に向けた取組みを推進することとしております。 また,アイランドシティでは,平成 15 年6月の「ふくおか健康未来都市構想」策定以来,ハード 面(産業の集積)のみならず,立地事業者や地域住民と連携したソフト面(健康づくり)の取組みを 行うなど,「生活」と「産業」の両面から,生涯を通じてだれもが健康で生きいきと暮らすことができ る「健康・医療・福祉のまちづくり」に取り組んでまいりました。事業実施にあたっては,構想のねら い・目標や内容等を踏まえ,健康未来都市の実現に資する計画としてください。 10 ◆「ふくおか健康未来都市構想」は,下記 URL をご参照ください。 http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/js/kcfinder/upload/files/other/future.pdf (3)多世代・多様な世帯による活力あるコミュニティの形成 福岡市は,住民が自ら地域のことを話し合い,必要な活動を決定・実施していく「コミュニティ の自治」を目指し,小学校区を基本単位とする「自治協議会」の制度等により,豊かな人間関 係に基づく適切な規模の自律したコミュニティの形成を促進しています。この考えに沿って,住 民の良好なコミュニティ形成に向けてハード・ソフト両面から積極的に取り組んでください。 多世代・多様な世帯による活力あるコミュニティの形成を図るため,集会施設や広場等とな るオープンスペースなどの設置を検討してください。これらの設置を行うにあたっては,管理・運 営する住民グループ単位を設定してください。 (4)「アイランドシティ・デザインガイドライン」の遵守 アイランドシティでは,良好かつ全体として調和のとれた景観形成を図るため,「アイランドシ ティ・デザインガイドライン」を策定しています。景観形成の基本方針や考え方,具体的な基準 については同ガイドラインを踏まえて計画してください。 また,事業実施にあたっては,同ガイドラインに基づき,福岡市との協定書の締結や建設計 画書の届出など必要な手続きを行う必要があります。 ◆「アイランドシティ・デザインガイドライン」は,下記 URL をご参照ください。 http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/download/pdf/guideline.pdf ガイドラインの適用にあたって,特に留意する事項は下記のとおりです。 ①デザインガイドラインの地区区分 「A・B・E・F区画」は「戸建住宅地区」,「C・G区画」は「集合住宅地区※」「D区画」は「産 業・複合地区」とします。 ※B・C区画一体開発,F・G区画一体開発の場合においては,戸建住宅地区を準用するもの ②「D・G区画」は,グリーンベルトに表を向いたファサードを形成してください。また,グリーンベ ルトとの繋がりに配慮し,一体的なパブリックスペースや緑化空間の創出に努めること。 なお,隣接するグリーンベルトについては,今後福岡市にて整備する予定であるため,グリ ーンベルトとの一体的な空間づくりにおける事業者提案について,提案をそのまま反映でき るものではありません。事業実施の設計段階において福岡市と協議してください。 ※G区画について,戸建にて開発する場合はこの限りではない。 ③通り景観の連続性確保や快適な歩行空間の形成のため,道路,隣地との境界において 1~3mの壁面後退に取り組んでください。【図6参照(P46)】 また,A区画の北側(E区画の南側)に位置する道路の沿道では,海を感じることができる 景観上の配慮を行ってください。【デザインガイドライン P21 参照】 ④憩いと賑わいのあるオープンスペースの形成を図るため,「A区画」及び「C区画」の北西 角と「E区画」及び「G区画」の南西角に,まちかど広場を計画し,ベンチ等のストリートファ ニチャーの設置にも積極的に取り組んでください。なお,C・G区画のまちかど広場は,壁面 後退空間を含め 100 ㎡以上とします。(それぞれ戸建住宅として,B・C区画一体開発, F・G区画一体開発の場合は,この限りではない)【図6参照(P46)】 ⑤緑化率の基準を満たしてください。 11 (5)ユニバーサルデザインへの配慮 福岡市は,みんながやさしい,みんなにやさしいユニバーサル都市・福岡をまちづくりの目標 像として掲げ,市政の柱の一つとして推進しています。 高齢者,障がい者,外国人など,その空間を利用する全ての人にとって安全かつ快適・円滑 な活動空間の整備を図る計画としてください。 なお,福岡市では,施設のバリアフリーを推進するため,「福岡市福祉のまちづくり条例」を制 定しており,これに基づき適切な対応を行ってください。 ◆「福岡市福祉のまちづくり条例」は,下記 URL をご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/keikaku/life/11_2.html (6)地域貢献・まちづくりへの参画,まちの魅力向上につながる機能・施設の導入 先進的なモデル都市であるアイランドシティでは,まちづくり拠点としてアイランドシティ・アーバ ンデザインセンター(以下 UDCIC という。)を開設しており,「公」「民」「学」それぞれの多様な組 織や個人が協働し,市民活動・イベント・都市開発などのプロジェクトをまちのデザインにつなげ ていくと共に,持続的なまちのマネジメントの仕組みを構築する「公・民・学の連携」を推進してい ます。UDCIC での活動も踏まえ,アイランドシティ・アーバンデザイン協議会への参画や地域イベ ントへの後援・協賛等を積極的に検討してください。また,まちの魅力向上につながる機能・施 設の導入も積極的に検討してください。 ◆「UDCIC」については,下記 URL をご参照ください。 http://www.udcic.jp/ (7)安全・安心への配慮 安全で安心して暮らすことができる地域社会を目指して制定された「福岡県安全・安心まちづ くり条例」,「防犯環境指針」及び「福岡市犯罪のない安全で住みよいまちづくり推進条例」を踏まえ, 死角を作らないなど適切な対応を行ってください。また,防犯性の高い戸建住宅を認定する「セ キュリティ・ホーム認定制度」の活用等も検討してください。 なお,近隣の「照葉のまち」,「CO2ゼロ街区」では,タウンセキュリティ(防犯カメラ設置,警備 員による巡回警備)が実施されています。 ◆「福岡県安全・安心まちづくり条例」,「防犯環境指針」は,下記 URL をご参照ください。 https://www.anzen-fukuoka.jp/ ◆「福岡市犯罪のない安全で住みよいまちづくり推進条例」は,下記 URL をご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/shimin/seikatsuanzen/shisei/anzenanshinjourei_2.html ◆「セキュリティ・ホーム認定制度」は,下記 URL をご参照ください。 http://www.fukuoka-bosetsukyo.jp/securityhome/seido.html (8)先行開発事業等との調和 アイランドシティにおいては,「環境配慮街区」,「CO2ゼロ街区」(照葉スマートタウン)のほか 「照葉のまちづくり」,「香椎照葉三丁目地区開発事業」,「センター地区及び住宅・複合交流地 区開発事業」などが先行して進められています。これらの地区では,環境と共生し緑豊かな住 宅や賑わいと交流のまちづくりが推進されており,これらと調和するよう,緑の連続性,地域の 回遊性,交流空間の創出などに配慮してください。 ◆「照葉のまちづくり」の概要は,下記 URL をご参照ください。 http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/town/html1/town_index1.html ◆「香椎照葉三丁目地区開発事業」の概要は,下記 URL をご参照ください。 http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/town/html2/town_index1.html 12 ◆「センター地区及び住宅・複合交流地区開発事業」の概要は,下記 URL をご参照ください。 http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/town/html4/town_index1.html ◆「CO2ゼロ街区」の概要は,下記 URL をご参照ください。 http://www.teriha-smarttown.com/ ◆「環境配慮街区」の概要は,下記 URL をご参照ください。 http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/news/detail/282/back:1 (9)地場企業の参画 地場産業の振興のため,市内に本社を持つ企業などの参画を,積極的に検討してください。 (10)まちなみの形成・保全 ①地区計画等による誘導 アイランドシティでは,良好な住環境,市街地景観の形成・保全を図るため,地区計画,都 市景観形成地区,景観協定を定めることとしています。 (ア)地区計画 自然環境と調和した緑豊かな,ゆとりと潤いのある住宅地の形成・保全を図るため,戸 建利用地については,「香椎照葉北エリア戸建住宅地区地区計画」と同程度,集合住宅 等利用地については「香椎照葉四丁目東地区地区計画」と同程度の地区計画を定めるこ ととしていますので,これらを踏まえた開発計画としてください。 ◆「地区計画」の概要は,下記 URL をご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/toshikeikaku/machi/chikukeikakuketteij oukyouichiran.html (イ)都市景観形成地区 先進的な環境共生のまちづくりに向けて,市民や事業者と共働で調和と秩序を持った まちなみの創出・保全を図るため「アイランドシティ香椎照葉地区都市景観形成地区」と 同程度の都市景観形成地区を定めることとしていますので,これらを踏まえた開発計画 としてください。 ◆「都市景観形成地区」の概要は,下記 URL をご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/toshikeikan/keikan_plan/area.html (ウ)景観協定 緑あふれるゆとりと統一感のあるまちなみ及び豊かな自然環境と調和した緑化の形 成・保全を図るため,景観協定を策定し,市の認可を得てください。 ②住宅市街地総合整備事業の実施 公募対象地を含む香椎・臨海東地区では,周辺の豊かな自然環境と共生し,利便性の 高い,交流と潤いのある居住・生活環境と,安全・快適で活力と魅力ある住宅市街地の形 成を推進するため,「香椎・臨海東地区住宅市街地総合整備事業」を実施しています。 ※詳細については,下記担当課までお問い合わせください。 ◆福岡市住宅都市局 住宅部 住環境整備室 TEL 092-711-4285 FAX 092-711-4597 E-mail:[email protected] 13 (11)工事における諸注意 工事全般にわたり,事業者の責任において,下記事項の対策を講じてください。 ①関係車両等の出入りに伴う安全管理や周辺道路の維持管理等 ②騒音,振動等の環境対策 ③他の工事との工程調整等 ④その他工事に係る対策 (12)その他 ①事業提案・実施にあたっては,この要綱に定めるもののほか,都市計画法,建築基準法その 他関係法令・条例等を遵守してください。 ②風害及び電波障害等の建設障害については,事業者の責任において対策を講じてください。 ③事業実施の際に必要な関係機関・団体との調整については,事業者の責任において行って ください。 14 6.応募者・応募方法等 (1)応募者の資格要件 ①応募者は,本要綱及び関係法令等に従い,事業遂行できる十分な資力,信用,技術的能力 等を有する事業者又は事業者連合体であることとします。 ※応募者が事業者連合体である場合 (ア)事業者連合体の構成事業者の中から代表事業者を定めるものとします。 (イ)一つの応募者の構成員となった者は,他の応募者の構成員となることはできません。 (ウ)応募時の事業者連合体における代表事業者及び構成事業者は,事業者決定後も,その 地位及び役割等は承継されるものとし,代表事業者及び構成事業者の役割を以下のとお りとします。 ・代表事業者は,計画に基づく開発の総括及び福岡市等と構成事業者間の調整を行うもの とします。 ・構成事業者は,事業分担計画に基づいて役割を分担します。 ②福岡市暴力団排除条例(平成22年福岡市条例第30号。以下「条例」という。)第2条第2号に 規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)でないこと。 ③役員のうちに暴力団員に該当する者がいる法人でないこと。 ④次に掲げる条例第2条第1号に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)若しくは暴力団員と密 接な関係を有する者でないこと。 (ア) 暴力団員が経営に事実上参加している事業者 (イ) 暴力団員の親族等が代表取締役を務めているが,実質的には当該暴力団員がその運営を支 配している事業者 (ウ) 暴力団員であることを知りながら,その者を雇用・使用している者 (エ) 暴力団員であることを知りながら,その者と下請契約又は資材,原材料の購入契約等を締結し ている者 (オ) 暴力団(員)に経済上の利益や便宜を供与している者 (カ) 役員等が暴力団(員)と社会通念上ふさわしくない交際を有するなど社会的に非難される関係 を有する者 ⑤福岡市税に係る徴収金に滞納がないこと。ただし,福岡市内に本社,支店等がない場合は,本 社,支店所在地の市町村税に係る徴収金に滞納がないこと。 ※②③④については,別紙様式1(P27)で同意の上,警察本部へ照会します。 (2)応募の方法 区画単位での提案が可能ですが,統一されたコンセプトのもとで面的,複合的に開発がなさ れることが望ましいこと等から,戸建住宅と集合住宅等との組み合わせなど複数区画の提案を 優先的に評価します。なお,事業者連合体に参加する場合を含め,一つの事業者が一つの区 画に2つ以上の提案をすることはできません。また,区画内を分割し,その一部について提案を することもできません。 (3)費用の負担 応募に関して必要とする費用は,すべて応募者の負担とし,いかなる場合においても福岡市 は,その費用を負担しません。 15 7.応募書類等 本要綱及び関係法令等に基づき,下記の事項に関する応募書類を作成し提出してください。 (1)応募書類 ①事業提案申込書【様式1(P27)】 ②開発計画提案書 (ア)提案趣意書 本要綱の趣旨を踏まえて,開発計画の基本理念,街区の名称(案),特徴などについて 記載してください。 (イ)事業計画書 ■全体計画の概要 ・事業内容,事業規模,事業の特徴,建築物の概要,事業スケジュール 等 ■計画概要図 ・鳥瞰図(提案街区の全体イメージ)/土地利用計画図(提案街区全体)/ 平面図・立面図・イメージ図※(提案街区を含む部分について) ※イメージ図については P46(図6)で示す①~⑥のポイントからのアイレベルパース各1 枚。①については,A,E区画が見えるもの。②についてはB,C区画が見えるもの。 ③についてはF,G区画が見えるもの。④についてはグリーンベルト側からD区画が見 えるもの。⑤については,グリーンベルト側からF,G区画が見えるもの。⑥については, はばたき公園側からE,F,Gが見えるもの。(該当する応募区画について提出願います) ■建築物の計画等 ・建築物の概要(棟別及び機能別) 建築面積/延床面積(集合住宅,戸建住宅の延床面積を記載)/ 建ぺい率・容積率/階数/構造/工期 等 ・建設計画 配置計画/景観形成計画/緑化計画/環境配慮計画 等 ・付帯施設(駐車場等)計画 面積/駐車台数/工期 等 ・交通処理の考え方 発生交通量/歩行者・車の導線計画 等 ■業務体制計画等 ・業務体制計画(設計,施工,融資などの主な業務体制を記載) ・事業分担計画(事業者連合体の場合のみ,各事業者の分担を記載) ■収支計画 ・年度別収支計画 ・事業収支計画 ・資金計画 投資内訳(土地(面積・購入代金),建物,設備 等) 資金調達内訳(自己資金及び借入金 等) ※国庫補助など各種補助金については,適用が不確実であるため,収支計画には見 込まないでください。 (ウ)事業提案書 下記項目について,文章での説明や解説を基本としながら,表・イラスト・写真・CG等を用 いるなど,わかりやすく提案してください。 16 ■環境・エネルギー対策の導入 環境設備の導入計画(集合住宅は共用部,専有部等で分けて),効果(創エネ・省エ ネ・エネルギーマネジメント・コスト軽減策など),導入機器の特徴,緑化計画,環境配 慮指針における取組みなど ■居住者の健康に寄与する機能・仕組みの導入 ・ハード及びソフト面での取組み ■多世代・多様な世帯による活力あるコミュニティの形成 ・ハード及びソフト面での取組み ■景観形成・都市空間デザイン・ユニバーサルデザインの考え方 ・総合的な景観・空間デザイン ・誰もが安全かつ円滑に活動できる空間等の整備 ・その他の特徴的な取組み ■地域貢献・まちづくりへの参画,まちの魅力向上につながる機能・施設の導入 ・アイランドシティ・アーバンデザイン協議会への参画や地域イベントへの後援・協賛等 ・まちの魅力向上につながる機能・施設の導入 ■安全・安心への配慮 ・安全・安心なまちづくりの特徴的な取組み ■先行開発事業等との調和・その他の特徴的な取組み ・先行開発事業等との調和について特徴的な取組み ・アイランドシティはばたき公園(計画)を踏まえたソフト及びハードの取組み ・上記の他,応募者による特徴的な提案を自由に記載してください。 ■地場企業の参画 ・事業実施(土地売貸主・建物売貸主)における地場企業(市内に本社を持つ企業)の 参画の有無 ※開発計画提案書(「業務体制計画書等」を除く。)には,提案者名が推定されるもの (ブランド名や広告フレーズ等)は記載しないでください。 ③事業者説明書 (ア) 事業者概要 定款又は寄附行為/事業者概要(パンフレットでも可)/事業経歴書/事業(営業)報 告書及び財務諸表(過去3期分)/商業登記簿の現在事項全部証明書/役員等名簿 【様式3(P29)】 ※事業者連合体の場合は,参加法人すべてについて提出してください。 (イ) 事業資金に関する書類 ・自己資金の場合は,残高証明 ・銀行や出資者から資金を調達する場合は,融資関心表明書など,その協議状況等を 説明する書類 ④福岡市税に係る徴収金に滞納がないことを証明する書類 ・福岡市内に本社,支店等がない場合は,本社,支店所在地の市町村税に係る徴収金に 滞納がないことを証明する書類 ※事業者連合体の場合は,参加法人すべてについて提出してください。 ※福岡市税に係る徴収金に滞納がないことの証明書については公募開始日以降に取得し たものをご提出ください。 17 ⑤応募に係る留意事項確認書【様式6(P39)】 ※事業者連合体の場合は,参加法人すべてについて提出してください。 提出書類 ① 事業提案申込書(様式1) ② 開発計画提案書 紙ベースの 提出部数 電子データの 提出方法 1部 不要 各10部 各項目のとおり (ア) 提案趣意書 (イ) 事業計画書 ■ 全体計画の概要 ■ 計画概要図 ■ 建築物の計画等 ■ 業務体制計画等 ■ 収支計画 (ウ) 事業提案書 ■ 環境・エネルギー対策の導入 ■居 居住者の健康に寄与する機能・仕組みの導入 ■多世代・多様な世帯による活力あるコミュニティの形成 ■ 景観形成・都市空間デザイン・ユニバーサルデザインの考え方 ■ 地域貢献・まちづくりへの参画,まちの魅力向上につながる機能・施設の導入 ■ 安全・安心への配慮 ■ 先行開発事業等との調和 ■ 地場企業の参画 ■ その他の特徴的な取組み ③ 事業者説明書 PDFファイル PDFファイル Excelファイル PDFファイル 各1部 不要 ④ 福岡市税に係る徴収金に滞納がないことを証明する書類 1部 不要 ⑤ 応募に係る留意事項確認書(様式6) 1部 不要 (ア) 事業者概要(様式3外) (イ) 事業資金に関する書類 ※②開発計画提案書については,A3版・横,左とじ裏白のものを9部,とじ込みしないものを1部を提出してください。 ※電子データについては光ディスク(CD-R,DVD-R)により提出してください。 (2)質疑 本公募に関する質疑については,質疑書【様式2(P28)】に記載し,受付期限(平成 28 年6 月 15 日(水))までに提出してください。 ①質疑があった場合の回答は,6月下旬を目途に質問者に送付するとともに,福岡市アイランド シティホームページ( http://island-city.city.fukuoka.lg.jp )に掲載し,本公募要綱の一部とみなし ます。 なお,質疑に対する回答後の再質疑は受け付けません。 ②公募に関して補足すべき事項があった場合,随時,福岡市アイランドシティホームページ ( http://island-city.city.fukuoka.lg.jp )で掲載し,本公募要綱の一部とみなします。 ③回答の公表にあたっては,質疑を行った質問者名は公表しません。また,質問者独自のアイ ディア,ノウハウ等に関する質疑については,公表しないことがあります。 18 (3)応募書類の取り扱い ①福岡市及び評価委員会が認めた場合を除き,提出後の変更は,原則として認めません。 ②応募書類その他応募者から提出された書類は,返却いたしません。 ③応募書類の著作権は応募者に帰属しますが,公表等において必要と認める場合は,協議の 上,無償で使用できるものとします。 ④応募者の提案については,福岡市情報公開条例に基づき,その内容を公開する場合があり ます。原則として提案の全てが公開の対象となりますが,応募者の正当な利益を害するおそ れがあるものについては,非公開とします。【「9.評価等及び事業予定者の決定(3)事業予 定者の公表について」参照(P22)】 ⑤福岡市及び評価委員会からの質疑に基づき提出した書類については,本公募要綱の条件 を承諾の上,応募者の提案書の一部とみなします。 ⑥応募者は,事業予定者決定までの期間において,ホームページや記事等あらゆる媒体を通 じて,本公募への応募意思表明や提案の事実及びその内容について,公表又は宣伝するこ とはできません。 (4)失格条件 公募条件を満たさない提案を行った場合,提出書類に虚偽の記載があった場合,及び評価 委員等に対する不正な行為が認められた場合は,失格とすることがあります。 (5)使用言語及び単位 本公募の応募に関する提出書類の言語は「日本語」とし,単位は「計量法」(平成4年法律第 51号)に定めるもの,通貨単位は円とします。 (6)その他の注意事項 応募書類の作成にあたって,ボールペン等を使用する際は,温度変化や摩擦熱によって文 字の消えるものは使用しないでください。 19 8.日程 (1)質疑の受付 ①受付期限 平成 28 年6月 15 日(水)まで 9:00~17:00 ※土曜日,日曜日及び祝日は,受付できません。 ②受付場所 福岡市港湾空港局アイランドシティ事業部立地促進課 福岡市博多区沖浜町 12 番1号博多港センタービル5F TEL092-282-7041 (2)質疑があった場合の回答 ①回答時期 平成 28 年6月下旬頃 ②回答方法 文書で質問者に送付するとともに,福岡市アイランドシティホームページ ( http://island-city.city.fukuoka.lg.jp )にも掲載します。 (3)応募書類の受付(提出先) ①受付期限 平成 28 年8月5日(金)まで 9:00~17:00 ※土曜日,日曜日及び祝日は,受付できません。 ②受付場所 福岡市港湾空港局アイランドシティ事業部立地促進課 福岡市博多区沖浜町 12 番1号 博多港センタービル5F TEL092-282-7041 ※提出にあたっては,事前に電話連絡のうえご持参ください。 (4)プレゼン・質疑応答 ①期 ②場 日 所 応募書類の受付期限後,約1ヶ月半~2ヶ月 応募者全員に対し通知します。 (5)事業予定者の決定 ①期 ②通 日 知 プレゼン・質疑応答後,約1~2週間 応募者全員に文書で通知します。 (6)公募の継続 ①(3)の受付期限までに応募がなかった区画については,引き続き公募を継続するものとし, 随時,提案を受け付けます。 ②この場合応募があった区画は,福岡市アイランドシティホームページ ( http://island-city.city.fukuoka.lg.jp )で提案受付をお知らせするとともに,当該受付の概ね1 ~2ヶ月後を目安とする受付終了日を周知します。 ③なお,事業予定者の決定に至らなかった区画についても,引き続き公募を継続するものとし, ①,②と同様の取扱いとします。 20 【公募開始から事業開始までの日程】 時期 項目 主体 H28年6/1 公募要綱の公表 福岡市 6/15迄 質疑書の提出 応募者 6月下旬頃 質疑書の回答 福岡市 8/5迄 事業提案書の提出 応募者 9月下旬頃 プレゼン・質疑応答及び 評価委員会による提案書の評価 応募者及び福岡市 10 月上旬頃 事業予定者の決定及び公表 福岡市 基本協定書の締結 事業予定者及び福岡市 事業保証金の納付 事業予定者 土地売買契約書締結 ※議会の議決後有効 事業予定者及び福岡市 開発事業計画の協議・承認 事業者及び福岡市 H28年10月下旬頃迄 (事業予定者決定後 30日以内) 11月中旬頃迄 (土地売買契約 締結迄) ~11月中旬頃迄 ~3月頃迄 3月末迄 売買代金支払 ※1 3月末迄 土地引き渡し 4月頃~ 事業実施 事業者 ※1 福岡市 事業者 ※今回の公募による事業者の決定から事業開始にかけてのスケジュールの目安を示しています。 このスケジュールについては,事業予定者または事業者と福岡市等との協議によって変更さ れることがあります。 ※1A・B・C・D区画を平成28年度,E・F・G区画を原則として平成29年度に購入してい ただきます。 21 9.評価等及び事業予定者の決定 (1)評価等について 応募された提案については,下記の項目及び配点にて,②については福岡市が設置する学 識経験者を含む「評価委員会」にて評価,①・③については事務局にて評価・審査し,優秀案を選定します。 ①本公募の条件を満たしていること 【評価項目及び配点】 応募書類(P16~19 参照)の具備 など (配点なし) ②本公募の求めるまちづくりの趣旨(「4.開発の考え方」及び「5.事業提案・実施にあたっ ての諸条件」等)に基づいた事業提案が優秀であること。 【評価項目及び配点】 環境・エネルギー対策の導入(30 点),居住者の健康に寄与する機能・仕組みの導 入(20 点),多世代・多様な世帯による活力あるコミュニティの形成(20 点),景観形 成・都市空間デザイン・ユニバーサルデザインの考え方(10 点),地域貢献・まちづく りへの参画,まちの魅力向上につながる機能・施設の導入(10 点),安全・安心への 配慮(5 点),先行開発事業等との調和・その他の特徴的な取組み(5 点) (計 100 点) ③事業遂行能力を有していること等 【評価項目及び配点・加点】 提案事業者の実績・経歴(10 点),提案事業者の経営状況(10 点),資金調達計画な ど提案事業の実現性(10 点),収支計画など提案事業の安定性(10 点) ,地場企業 の参画(10 点),提案区画数に応じた加点(1~10 点)(計 60 点) その結果を踏まえ,公募主体である福岡市が事業予定者を決定します。 なお,今回の公募では区画単位での提案が可能ですが,統一されたコンセプトのもとで面的, 複合的に開発がなされることが望ましいこと等から,戸建住宅と集合住宅等との組み合わせな ど複数区画の提案を優先的に評価し,優秀案がなかった場合,その他提案について評価を行 います。また,提案内容が一定の水準に達していないと認められる場合は,事業予定者の該 当無しとする場合もあります。 (2)プレゼンテーションの実施等について 評価にあたり,提案内容についてのプレゼンテーション・質疑応答を実施するとともに,必要に 応じ,追加資料の提出等を求める場合があります。 (3)事業予定者の公表について 事業予定者決定後,事業予定者名及び提案内容の概要を福岡市アイランドシティホーム ページ( http://island-city.city.fukuoka.lg.jp )等で公表します。なお,事業予定者以外の応募者 名・具体的な提案内容については,当該応募者の正当な利益を害するおそれがあることから, 公表いたしません。 (4)その他 ①提案締切後,応募件数など応募状況について,福岡市アイランドシティホームページ ( http://island-city.city.fukuoka.lg.jp )等で公表する場合があります。 ②選考結果に対する異議等については,一切応じません。 ③事業予定者は,事業予定者としての地位を第三者に譲渡することはできません。 ④事業予定者が,事業着手前に,下記の事由に該当する場合等は,応募事業者のうち,第二 位順位者を事業予定者に変更することがあります。 (ア)事業予定者が,本要綱に記載する応募資格(事業遂行できる資力等)を満たさなくなっ たと福岡市が判断した場合 (イ)事業予定者が,本要綱に記載する土地分譲における条件等に反することが判明した場合 (ウ)事業予定者が,事業推進に必要な手続きを行わない場合 22 10.土地分譲における条件 (1)土地分譲の考え方 ①今回の公募においては,土地購入を条件とします。 ②分譲時期については,A・B・C・D区画を平成 28 年度,E・F・G区画を原則として平成 29 年 度に購入していただきます。なお,売買代金についての延納の特約はいたしません。 ③瑕疵担保責任については,公募対象地に数量の不足その他隠れた瑕疵があった場合にお いて,福岡市はその責任を負いません。土壌については,「11.アイランドシティの地盤等につ いて(P25,26 参照)」で記載のとおりであるため,公募対象地の土壌に自然由来による重金 属等が含まれている場合もその責任を負いません。 ④下記(2),(4)に記載する基本協定,土地売買契約については,全て日本語で正本を作成 することとするとともに,日本法を準拠法とします。また,紛争が生じたときは,福岡地方裁判 所を第1審の管轄裁判所とします。 (2)基本協定の締結等 ①事業予定者として決定された事業者(又は事業者連合体)は,事業予定者決定通知を受領 した日の翌日から起算して 30 日以内に,福岡市との間で事業実施(土地売買契約の締結, 開発事業計画の策定,実施計画の策定等)に関する基本協定を締結していただきます。締 結に応じなかった場合は,分譲予定者としての資格を取消し,土地分譲価格の5%に相当 する額を違約金としてお支払いいただきます。 ②事業予定者は,本要綱及び提出した応募書類に基づき,開発事業計画を策定し,福岡市 の承認を受けた後,本事業を確実に実施するものとします。また,開発事業計画を変更する 場合も,その承認を受けるものとします。 ③事業予定者は,開発事業計画に基づき,実施計画を策定し,その内容について福岡市と協 議し,承認を得るものとします。 ④協定に違反した場合は,福岡市は基本協定を解除することができ,土地分譲価格の 10%に 相当する額を違約金としてお支払いいただきます。 ⑤本件基本協定については,原則としてP30~33 の基本協定書【様式4】の内容にて締結して いただきます。 ⑥基本協定の締結においては,印紙税が課税されます。 (3)事業保証金について 事業予定者は,基本協定の締結後速やかに,土地分譲価格の10%に相当する額の事業保証 金を福岡市が発行する納入通知書により指定金融機関において納入していただきます。なお,納 入期限は土地売買契約の締結までとします。 なお,事業保証金の取扱いについては,以下のとおりです。 ① 土地分譲代金の一部に充当します。 ② 違約金が発生した場合は,その全部を違約金に充当します。 ③ 民法557条に定める手付金とは解しません。 ④ 福岡市が所有する土地を事業予定者へ譲渡することについて福岡市議会の議決が得られ なかった場合は,返還します。 ⑤ 上記いずれの場合も利息は付しません。 23 (4)土地売買契約の締結等 ①事業実施に関する基本協定の締結後,速やかに,福岡市との間で土地売買契約を締結し ていただきます。 ②福岡市との間で締結した土地売買契約は,福岡市が所有する公募対象地を事業予定者へ 譲渡することについて,福岡市議会の議決を得ることにより成立し,その効力が生じます。 ③土地分譲代金は,土地売買契約に定めた期日までに支払うこととします。なお,納期限を過 ぎて土地分譲代金を納入する場合は,未払い額に対して,年率 14.6%の遅延利息を福岡 市に支払うものとします。 ④土地の引き渡しは,土地分譲代金の支払確認後,A・B・C・D区画については現状のまま, E・F・G区画については,【図7―1~3 (P47~49)】通りに造成の上,行います。なお,所有 権移転登記に要する費用は買主の負担とします。 ⑤事業者が土地売買契約に定める義務を履行しない場合又は契約条項に違反した等の場 合は,福岡市は,契約を解除することができ,売買代金の 20%に相当する額を違約金とし てお支払いいただきます。【様式5(P34~38 第 12 条)】 ⑥本件の土地売買契約については,原則としてP34~38 の土地売買契約書【様式5】の内容に て締結していただきます。 ⑦土地売買契約の締結においては,印紙税が課税されます。 ⑧福岡市は,良質なまちづくりを担保する等の目的により,土地売買契約に買戻し特約を設け, 所有権移転登記と同時に買戻し特約の登記を付記することができるものとします。その場合, 買戻し期間は,土地売買契約締結から 10 年間としますが,契約の目的を達したと福岡市等 が認めたときは,買戻し期間中であっても買戻し特約を解除します。なお,買戻し特約の登記 及び同特約の抹消登記に要する費用は,買主の負担とします。 (5)土地利用の制限 ①土地の全てを,開発事業計画に基づく事業の用に供することとし,原則として他目的での利用 及び第三者への譲渡等を禁じます。ただし,それらが,社会経済情勢の変化等に照らして, 適当な変更であると福岡市が認める場合は,この限りではありません。 ②引き渡し後の土地における未利用地についても,原則として当初の目的以外の使用ができ ないものとします。 ③なお,引き渡し後の土地における未利用地の一部については,事業予定者と福岡市と協議 の上,道路等の基盤整備のため,使用する場合があります。 (6)開発スケジュール ①契約締結日より3年以内に,いずれかの区画において工事を開始することを原則とします。 ②具体的な開発スケジュール等については,事業予定者として決定した後,福岡市と協議す ることとなります。 24 11.アイランドシティの地盤等について (1)埋立工事の経緯等について【図7―1~3参照(P47~49)】 公募対象地の地盤は,埋立によるものです。埋立工事の経緯等の状況は,図7―1~3のとお りです。 また,公募対象地(A・E区画の一部)には,護岸を構成する砂が存在しています。 (2)アイランドシティの安全性について アイランドシティでは,地震や大雨・台風などの自然災害に強いまちづくりとして,液状化しにく い埋め立て工事,倒壊や断線の恐れが少ない電線類の地中化などのライフラインの強化策,耐 震性に優れた橋の整備を行っています。 また,災害発生時に速やかに避難できる複数の避難場所や緑地を各所に設けているほか, 災害時に物資輸送・緊急輸送を行う緊急輸送道路や耐震強化岸壁が整備されています。 ◆アイランドシティの安全性については,下記URLをご参照ください。 http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/about/safety.html (3)地盤の概要について アイランドシティでは,埋立後に圧密排水などの地盤改良工事を行っており,地耐力 1.0t /㎡を目途に造成しています。(図7-2~3(P48,49)参照) 埋立材として主に博多港の浚渫土を用いていますが,このうち液状化しにくいとされる粘性土が 約 85%と多くを占め,残りの 15%が砂礫や一般的に液状化現象※の一因とされる砂で構成され ており,場所によっては粘性土と砂・礫の割合や混ざり方が異なるため,埋め立てた地盤の状態 は均一ではありません。 また,分譲対象地の一部には,埋立工法上必要な護岸を築造する材料の一部として,一般 的に液状化現象※の一因とされる砂を使用しています。 これらのことから,アイランドシティは全体としては液状化しにくい土地といえますが,分譲対象 地内での液状化に対する強さには箇所ごとに差異があります。 ※液状化は緩く堆積した砂層で,地下水位が高い場合に発生しやすい。 (4)地盤強化について 地耐力や液状化に対する地盤強化については,当該地における土地利用の形態,施設の配 置,計画する施設の荷重や強度,想定する地震の規模※などにより,開発事業者のリスクのとら え方や,対応の必要性の有無が異なってくるため,必要に応じて開発事業者において実施して いただくこととなります。 ※警固断層南東部を震源とする地震が発生した場合のアイランドシティにおいて予測される震 度は東区揺れやすさマップ (http://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/bid_safe/bousai/map_2.html)を参照してくだ さい。 (5)地盤調査及び市からの情報提供について 公募対象地の地盤について,分譲申込み前にボーリング調査の実施を希望される場合は,お 申し出ください。 また,公募対象地付近のボーリング調査結果や,建設設計に伴う通常のボーリング調査とは異 なりますが,本市が行った地盤改良工事※において,埋立土の圧密状況を確認するために隣接 区画等で実施した土質調査の結果についても,参考としてデータの提供を行っていますので,必 要な場合はお申し出ください。 ※浚渫土に含まれる水分を抜き,締め固める工事(図7-2(P48)参照) 25 (6)土壌調査について アイランドシティの土壌につきましては,平成 17 年7月に福岡市が設置した医学,地質学等の 専門家からなる「アイランドシティ土壌調査専門委員会」の指導・助言に基づく調査が実施され ています。まちづくりエリアにおける溶出量調査では,砒素が数地点で基準値を超えて検出され ました。検出された砒素については,「アイランドシティ土壌調査専門委員会」において,『検出さ れた砒素はいずれも自然由来のもので,北部九州域の一般土壌と変わらないものであり,地下 水を飲んだとしても健康に影響を及ぼすことはない。』と評価されています。 上記を踏まえ,福岡市としては,土地造成と利用履歴から人為的な土壌汚染のおそれはない ものと考えており,公募対象地において福岡市による土壌調査は実施しません。 なお,平成22年4月の土壌汚染対策法の改正に伴い,一定規模以上の掘削等が生じる工事 については,事前に福岡市環境局への届出が必要となります。 ◆土壌調査については,下記URLをご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/kowan/kankyotaisaku/shisei/icdojou006.html ◆土壌汚染対策法に基づく福岡市環境局への届出等については,下記URLをご参照ください。 http://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/k-hozen/life/kankyohozen/ (7)地積測量図について 公募対象地の地積測量図の閲覧を希望する場合は,お申し出ください。 12.その他 (1)公募要綱の変更及び改訂 アイランドシティの開発状況や社会経済情勢の変動等に応じて,本公募要綱の一部を変更す る場合があります。また,公募を継続する場合(「8.日程(6)公募の継続(P20)」参照)についても, 本公募要綱を改訂する場合があります。 変更・改訂内容や,その他本公募に関し周知すべき事項がある場合は,随時,福岡市アイランド シティホームページ( http://island-city.city.fukuoka.lg.jp )に掲載しますので,ご確認ください。 ~お問い合わせ~ ○ 福岡市港湾空港局 アイランドシティ事業部 立地促進課(事務局) 〒812-8620 福岡市博多区沖浜町 12 番1号 博多港センタービル5F TEL 092-282-7041 FAX 092-282-7044 E-mail:[email protected] 26 <添付書類> 【様式1】 アイランドシティ市5工区第3期住宅提案公募(香椎照葉7丁目 27 番 193 等) 事業提案申込書 平成 年 月 日 福岡市長 髙 島 宗一郎 様 アイランドシティ市5工区第3期住宅提案公募の公募要綱記載内容を承知の上,必 要書類を添えて申し込みます。 この申込書及び関係書類の記載事項については,事実と相違ないこと及び暴力団員 又は暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する者(法人の場合,当該法人の役員 が暴力団員に該当する法人を含む。)でないことを誓約します。また,確認のために必要 な,官公庁への照会を行うことについて,承諾します。 住 所 会社名 代表者 印 担当部署: 担当 担当者名: 連 絡 先: ※事業者連合体の場合,代表事業者が記入・捺印してください。 (事業者連合体の場合,構成事業者名を記入してください。) 構成事業者名 ※会社名のみ記載してください。 27 【様式2】 アイランドシティ市5工区第3期住宅提案公募(香椎照葉7丁目 27 番 193 等) 質 疑 書 平成 福 岡 市 年 月 御中 住 所 会 社 名 担当部署 担当者名 (連絡先: ) アイランドシティ市5工区第3期住宅提案公募に関し,以下のことについて質問します。 質問番号 (質問内容) 1 要綱の記載箇所 質問番号 (質問内容) 2 要綱の記載箇所 28 日 【様式3】 役 【法人名 員 等 名 簿 】 生年月日 区 分 明治:M 役 職 氏 名 カ ナ 氏 名 大正:T 昭和:S 年 月 日 性別 平成:H 1 男・女 2 男・女 3 男・女 4 男・女 5 男・女 6 男・女 7 男・女 8 男・女 9 男・女 10 男・女 11 男・女 12 男・女 13 男・女 14 男・女 15 男・女 ※収集した個人情報については当該事務に関して警察本部への照会確認のみに使用し,その他の目的には使用しません。 29 【様式4】 「アイランドシティ市5工区第3期住宅提案公募 (香椎照葉7丁目 27 番 193 等)」に係る住宅開発事業の実施に関する基本協定書(全区画一括開 発の場合) (前文) 福岡市(以下「甲」という。)と____(標記公募において事業予定者として決定さ れたものをいい,以下総称して「乙」という。)は,甲が実施した「アイランドシティ市5工 区第3期住宅提案公募(香椎照葉7丁目 27 番 193 等)」に係る事業用地について,住宅開発事 業の実施に関する基本協定(以下「本協定」という。)を次のとおり締結する。 (目的) 第1条 本協定は,第2条の事業用地について「アイランドシティ市5工区第3期住宅提案公募 (香椎照葉7丁目 27 番 193 等)」に係る公募要綱(以下「公募要綱」という。)及び乙 が提出した開発計画提案書(以下「提案書」という。)に基づき,甲及び乙が協調して, 調和のとれた良好なまちづくりを計画的,かつ円滑に推進するとともに,将来にわたり 良好な居住環境の維持・保全を図るため,本件住宅開発事業の実施に関する基本的な事 項を定めることを目的とする。 (事業用地) 第2条 本協定の対象となる事業用地は,次に掲げる土地とする。 事業用地 所在 地番 面積(㎡) 土地取得期限 A区画 福岡市東区香椎照葉七丁目 27 番 193 19288.70 平成29 年3月31 日 B区画 福岡市東区香椎照葉七丁目 27 番 192 14000.63 平成29 年3月31 日 C区画 福岡市東区香椎照葉七丁目 14559.27 平成29 年3月31 日 D区画 福岡市東区香椎照葉六丁目 18733.30 平成29 年3月31 日 E区画 福岡市東区香椎照葉七丁目 31946.78 平成30 年3月31 日 F区画 福岡市東区香椎照葉七丁目 39936.44 平成30 年3月31 日 23079.00 平成30 年3月31 日 27 番 191 28 番4 27 番 31 28 番 29 27 番 199 29 番5 27 番 197 29 番3 27 番1 G区画 28 番5 福岡市東区香椎照葉七丁目 29 番2 (開発事業計画) 第3条 乙は,公募要綱及び提案書に基づき,平成 28 年度中の事業用地の一部引き渡し までに,事業用地に係る開発事業計画を策定し,甲の承認を得ることとする。なお,開 発事業計画の策定に当たっては,「アイランドシティ市5工区第3期住宅提案公募(香椎照葉7 30 丁目 27 番 193 等)評価委員会」から出された付帯意見について留意することとする。 2 乙は,前項の規定により策定する開発事業計画において事業期間を定めることとする。 なお,契約締結日より3年以内に,開発事業計画で定める用途(以下「指定用途」とい う。)で工事を開始するものとする。 3 乙は,次の各号に掲げるいずれかの事由が生じた場合に限り,甲の承認を得て,開発 事業計画の内容を変更することができる。ただし,軽微な変更と認められる場合につい ては,甲に届け出ることで足りることとする。 (1) 甲が作成した「アイランドシティ事業計画」及び公募要綱等に照らし,より良いま ちづくりのために開発事業計画の内容を変更することが望ましい場合 (2) 法令等の改正により,開発事業計画の内容が不適切となった場合 (3) その他,甲がやむを得ないと認めた場合 (事業保証金の納入) 第4条 乙は,本協定締結後速やかに,土地分譲価格の 10 パーセントに相当する額(1 円未満の端数があるときは,これを切り捨てる。)を事業保証金として甲が指定する方 法により支払うものとする。なお,支払期限は第5条の土地売買契約締結までとする。 2 事業保証金は,土地売買契約における売買代金の一部に充当するものとし,本協定及 び土地売買契約書に違反した場合,違約金の一部に充当する。ただし,この事業保証金 には利息は付さないものとする。 (土地売買契約の締結) 第5条 2 甲は,本協定締結後,速やかに,乙との間で事業用地の土地売買契約を締結する。 前項の土地売買契約は,乙に対する事業用地の処分について福岡市議会の議決を得た 時に成立し,その効力が生じる。 (実施計画) 第6条 乙は開発許可申請及び建築確認申請を行う前に,第3条の開発事業計画に基づき, 住宅等開発実施計画(以下「実施計画」という。)を策定し,甲の承認を得ることとす る。 2 実施計画の内容を変更しようとする場合についても,前項と同様の取扱いとする。た だし,軽微な変更と認められる場合については届出で足りることとする。 3 乙は,実施計画に基づき,土地の造成,建物等の建設及び販売等を誠実に実行する。 (景観形成計画等) 第7条 乙は,アイランドシティでの良好な景観形成及び先進的な環境共生都市の実現を 図るため,施設整備に着手するまでに,次の各号について,必要な手続を行う。 (1) 景観形成計画 甲が定めた「アイランドシティ・デザインガイドライン」に基づく協定書の締結及び 建設計画の届出等 31 (2) 環境配慮計画 甲が定めた「アイランドシティ環境配慮指針」に基づく協定書の締結及び環境配慮 対策を明らかにした施設整備計画の届出等 (コミュニティの形成) 第8条 乙は,健全な住民自治活動が行われるまちづくりを実現するため,地区住民の良 好なコミュニティの形成が図られるよう誘導・協力し,甲はこれを支援する。 (地区計画等) 第9条 アイランドシティにおける,良好な住環境,市街地景観の形成・保全を図るため, 甲及び乙は協議を行い,次に掲げる計画等を定める。 (1) 地区計画 甲は,緑豊かな,ゆとりと潤いのある住宅地等の形成・保全を図るため地区計画を 定める。 (2) 都市景観形成地区 甲は,海を身近に感じ,緑豊かな,賑わいや潤いのあるまちの形成・保全を図るため 都市景観形成地区を定める。 (3) 景観協定 乙は,緑あふれるゆとりと統一感のあるまちなみ及び豊かな自然環境と調和した緑化 の形成・保全を図るため,景観協定を策定し,甲の認可を得ることとする。 (協議会) 第 10 条 甲及び乙は,街区の形成に向け,実現方策の具体化・事業化を円滑に進めるた め,関連事業者を加えた(仮称) 「アイランドシティ第3期住宅街区開発推進協議会」 (以 下「協議会」という。)を設置する。 2 協議会における協議事項,組織及び運営方法等については,別途定める。 (土地利用の制限等) 第 11 条 乙は,事業用地の全てについて,指定用途以外の利用はできないこととする。 ただし,指定用途以外の利用について甲がやむを得ないと認めた場合は,指定用途を変 更することができる。 2 乙は,次の各号に掲げるいずれかの事由に該当する場合を除き,当該事業用地を第三 者に譲渡できないこととする。 (1) 住宅を建設し,最終需要者に販売する場合 (2) その他やむを得ない事情が生じ,甲が認めた場合 (土地の使用及び管理) 第 12 条 乙は,事業実施に係る調査・設計に際して,事業用地を使用する必要がある場 合は,事業用地の引渡し前においても,甲の承認を得たうえ,無償で使用することがで きる。 32 2 乙は,事業用地の引渡しを受けた後,周辺環境に影響を及ぼすことがないよう除草, 除塵及び雨水の流出等に十分留意し,土地を適切に維持管理する。 (工事施工に当たっての留意事項) 第 13 条 乙は,工事の施工に当たり,騒音・振動等の環境対策並びに他工事との工程調 整等に十分配慮するとともに,工事車両の出入りに伴う安全・環境対策や道路の維持管 理等の対策を講じることとする。 (印紙代) 第 14 条 本協定書に貼付される印紙の費用は,乙の負担とする。 (協定の解除等) 第 15 条 事業用地が滅失・毀損した場合,甲は,乙と協議の上,本協定を解除できるこ ととする。 2 乙が本協定の規定に違反した場合,甲は,直ちに本協定を解除できることとする。 3 前項の場合において,乙は,土地分譲価格の 10 パーセントに相当する額を違約金と して支払うこととする。この場合において1円未満の端数があるときは,これを切り捨 てる。 (情報公開) 第 16 条 乙は,情報公開請求,福岡市議会への報告等により,本協定の内容が第三者に 公開されることについて同意する。 (信義則条項) 第 17 条 甲及び乙は,相互に本協定の各条項を誠実に履行するものとし,本協定の各条 項に定めのない事項が生じたときや,本協定の各条項の解釈について疑義等が生じたと きは,誠意をもって協議のうえ,解決する。 以上,本協定の締結を証するため,本書2通を作成し,甲及び乙が記名押印のうえ,各 自1通を保有する。 平成 28 年_月_日 甲 福岡市中央区天神一丁目8番1号 福岡市 福岡市長 髙島 宗一郎 乙 33 【様式5】 土地売買契約書(全区画一括開発の場合) 福岡市(以下「甲」という。)及び____(以下「乙」という。)は,平成 28 年_月 _日に締結した「アイランドシティ市5工区第3期住宅提案公募(香椎照葉7丁目 27 番 193 等)」 に係る住宅開発事業の実施に関する基本協定書(以下「基本協定」という。)第5条の規 定に基づき,次のとおり土地売買契約を締結する。 (信義誠実の義務) 第1条 甲及び乙は,信義を重んじ,誠実に本契約を履行しなければならない。 (売買物件) 第2条 甲は,末尾記載の事業用地を,乙に売り渡し,乙はこれを買い受ける。 (売買代金) 第3条 事業用地の売買代金(以下「代金」という。)は,次のとおりとする。 金 10,389,272,129 円 (代金の支払) 第4条 乙は甲に対して,前条の代金から基本協定に基づき支払われた事業保証金を控除 した後の残余金のうち,A・B・C・D区画に係る代金の残余金(支払われたA・B・ C・D区画に係る事業保証金を控除した後の金額)については平成 29 年3月 31 日,E・ F・G区画に係る代金の残余金(支払われたE・F・G区画に係る事業保証金を控除し た後の金額)については平成 30 年3月 31 日の支払期限までに,甲の発行する納入通知 書により支払うものとする。 (遅延利息) 第5条 乙は,前条に規定する支払期限までに代金を納付しないとき,当該支払期限の翌 日から支払日までの日数に応じ,代金の額(100円未満の端数があるときは,これを切 り捨てる。)に年14.6パ-セントの割合を乗じて得た額に相当する額の遅延利息を甲に 支 払 わ な け れ ば な ら な い 。 こ の 場 合 に お い て 10円 未 満 の 端 数 が あ る と き は , こ れ を 切 り 捨 て る 。 (所有権の移転及び登記等) 第6条 甲は,第3条に規定する事業用地の代金(代金の支払が遅延した場合は遅延利息 を含む。)を受領した後,速やかに事業用地を乙に引き渡し,引渡しと同時に乙に所有 権が移転することとする。なお,甲は,事業用地の引渡しのときまでに,現地において 隣地との境界を明示するものとする。 2 乙は,売買物件の所有権が移転し,引渡しを受けた後,すみやかに甲に対して所有権 の移転登記を請求し,甲は,その請求により遅滞なく所有権の移転登記を嘱託する。こ の場合の登録免許税は,乙の負担とする。 3 乙は,事業用地が埋立により造成した土地であることを了解し,現状地盤のまま取得 する。 34 (危険負担) 第7条 本契約が効力を生じることとなった後,前条第1項の事業用地の引渡しまでの間 に,事業用地の全部又は一部が天災地変その他甲・乙いずれの責めにも帰さない事由に より滅失もしくは毀損したときは,本契約の取り扱いを次の各号によるものとする。た だし,この場合,乙は甲に対して損害賠償を請求しないものとする。 (1) 滅失の場合,甲は本契約を解除し,滅失時において受領済みの代金全額を無利息に て乙に返還するものとする。 (2) 毀損の場合,甲はその負担において,それを修復し,乙に引き渡すこととする。た だし,毀損の程度が重大で,修復に多額の費用を要すると甲が認めた場合は第1号の 規定による。 (3) 前号の規定により,甲が事業用地の修復を行う場合,甲は修復に要する期間を限度 として引渡期間を延期することができ,乙はこれに対して一切の異議を申し立てず, また,本契約の解除を請求しないものとする。 (瑕疵担保責任) 第8条 乙は,本契約締結後,売買物件に数量の不足その他隠れた瑕疵を発見しても,売 買代金の減免若しくは損害賠償の請求又は契約の解除をすることができない。 (土地利用の制限等) 第9条 乙は,事業用地について,乙が基本協定第3条に基づき策定した開発事業計画に 基づく用途(以下「指定用途」という。)以外の利用はできないこととする。ただし, 指定用途以外での利用について甲がやむを得ないと認めた場合は,指定用途を変更する ことができる。 2 乙は,次の各号に掲げるいずれかの事由に該当する場合を除き,事業用地を第三者に 譲渡することができない。 (1) 住宅を建設し,最終需要者に販売する場合 (2) その他やむを得ない事情が生じ,甲が認めた場合 (契約の解除) 第 10 条 甲は,乙が本契約の各条項に定める義務を履行しないときは,相当の期間を定 めて催告のうえ,本契約を解除することができる。 2 次の各号の一に該当するときは,甲は,催告を要しないで直ちに本契約を解除するこ とができる。 (1) 乙に偽りその他不正な行為があったとき (2) 乙が,本契約条項に違反したとき 3 前2項の規定により甲が本契約を解除したとき,甲は受領済みの代金から第 12 条第 1項第1号に定める違約金を控除し,これを超える金額を乙に返還する。この場合にお いて受領済みの代金には利息を付さないものとする。 35 (暴力団等関与に対する甲の解除権) 第 10 条の2 甲は,乙が次の各号のいずれかに該当する者であることが判明したときは, 契約を解除することができる。この場合において,解除により乙に損害があっても,甲 はその損害の賠償の責を負わないものとする。 (1)福岡市暴力団排除条例(平成 22 年福岡市条例第 30 号。以下「条例」という。)第2 条第2号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。) (2)役員のうちに暴力団員に該当する者がいる法人 (3)次に掲げる条例第2条第1号に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)若しくは 暴力団員と密接な関係を有する者 ア 暴力団員が経営に事実上参加している事業者 イ 暴力団員の親族等が代表取締役を務めているが,実質的には当該暴力団員がそ の運営を支配している事業者 ウ 暴力団員であることを知りながら,その者を雇用・使用している者 エ 暴力団員であることを知りながら,その者と下請契約又は資材,原材料の購入 契約等を締結している者 オ 暴力団(員)に経済上の利益や便宜を供与している者 カ 役員等が暴力団(員)と社会通念上ふさわしくない交際を有するなど社会的に 非難される関係を有する者 (買戻し) 第 11 条 甲は,次の各号に掲げるいずれかの事由が生じた場合,事業用地の全部又は一 部を乙から買い戻すことができるものとし,この旨登記する。 (1) 乙が第9条又は基本協定に違反した場合 (2) 乙が基本協定第3条に基づく開発事業計画又は同協定第6条に基づく実施計画等 を履行しない場合 (3) その他乙に住宅開発を継続させることが困難であると認められる特段の事情があ る場合 2 甲は,前項の規定による買戻しを行うとき,乙が支払った代金(事業用地の一部の場 合で,区画単位で買い戻す場合は,買戻しを行う区画の代金とし,区画の一部を買い戻 す場合は,買戻し対象地の面積が当該区画の面積に占める割合を当該区画の代金に乗じ た額)を返還する。ただし,当該代金には利息を付さない。 3 甲が買戻しを行うとき,乙が負担した契約の費用及び乙が支払った違約金その他の一 切の費用は返還しない。 4 買戻しを行うことができる期間は,本契約締結の日から 10 年間とする。 (違約金) 第 12 条 乙は,次の各号に定める事由が生じたときは,それぞれ次の各号に定める金額 を違約金として甲に支払わなければならない。 (1) 第 10 条又は第 10 条の2の規定により本契約が解除された場合は,金 2,077,854,425 円(代金の 20 パーセントに相当する額) 36 (2) 第 11 条の規定により買戻しが行われた場合は,金 2,077,854,425 円(代金の 20 パ ーセントに相当する額) 2 前項の違約金は,違約罰であり,民法第 420 条に定める損害賠償の額の予定又はその 一部とは解釈しない。 (原状回復義務) 第 13 条 乙は,第 10 条又は第 10 条の2の規定により本契約が解除されたとき,若しく は甲が第 11 条の規定により事業用地の買戻しを行ったときは,次の各号に定めるとこ ろにより引渡し後の土地の形質の変更等を含め当該事業用地を原状に回復し返還しな ければならない。ただし,甲が当該事業用地を原状に回復させることが適当でないと認 めたときは,現状のままで返還することができる。 (1) 事業用地に第三者の権利が存する場合は,当該権利を消滅させ,また,地上地中を 問わず,本件事業用地の上に存する建物,工作物その他一切の定着物及び埋設又は搬 入された物が存する場合は,甲の指定する期日までにこれらを除却し,甲に事業用地 を返還する。 (2) 乙は,甲が指定する期日までに事業用地の所有権移転に係る登記などに必要な書類 を甲に提出するものとする。 (3) 甲は,乙が事業用地に投じた改良等の有益費,修繕費等の経費及びその他の費用並 びに第三者の損害に対し責任を負わないものとする。 (損害賠償) 第 14 条 乙が本契約に定める義務を履行しないため甲に損害を与えたとき,乙は,その 損害に相当する金額を損害賠償として甲に支払わなければならない。 (費用の負担) 第 15 条 本契約の締結及び履行に関して必要な一切の費用は,すべて乙の負担とする。 (情報公開) 第 16 条 乙は,情報公開請求,福岡市議会への報告等により,本契約の内容が第三者に 公開されることについて同意するものとする。 (管轄裁判所) 第 17 条 本契約に関する訴えの管轄は,福岡市役所所在地を管轄区域とする福岡地方裁 判所とする。 (疑義等に関する協議) 第 18 条 甲及び乙は,本契約の各条項に定めのない事項が生じたとき,又は,本契約の 各条項の解釈について疑義等が生じたときは,誠意をもって協議の上,解決するものと する。 37 (契約の効力) 第 19 条 本契約は,乙に対する事業用地の処分について福岡市議会の議決を得た時に成 立し,その効力が生じることとする。 本契約締結の証として本書2通を作成し,甲乙各1通保有する。 平成 28 年_月_日 甲 福岡市中央区天神一丁目8番1号 福岡市 福岡市長 髙島 宗一郎 乙 土地の表示 事業用地 所在 地番 地目 面積(㎡) A区画 福岡市東区香椎照葉七丁目 27 番 193 雑種地 19288.70 B区画 福岡市東区香椎照葉七丁目 27 番 192 雑種地 14000.63 C区画 福岡市東区香椎照葉七丁目 雑種地 14559.27 D区画 福岡市東区香椎照葉六丁目 雑種地 18733.30 E区画 福岡市東区香椎照葉七丁目 雑種地 31946.78 F区画 福岡市東区香椎照葉七丁目 雑種地 39936.44 雑種地 23079.00 27 番 191 28 番 4 27 番 31 28 番 29 27 番 199 29 番5 27 番 197 29 番3 27 番1 G区画 28 番5 福岡市東区香椎照葉七丁目 29 番2 38 【様式6】 応募に係る留意事項確認書 ※留意事項を確認後,すべての確認欄にチェックをご記入ください。なお,チェック漏れがある場合は応募を受付けられませんので,ご注意ください。 項目 留意事項 公募要綱 確認 (ページ) 欄 3 □ ① 【評価の優先】戸建住宅と集合住宅等との組み合わせなど複数区画の提案を優先的に評価すること ② 【事業提案・実施にあたっての諸条件】「アイランドシティ環境配慮指針」及び「アイランドシティ・デザインガイド ライン」を遵守すること 10,11 □ ③ 【地区計画等】今後,公募対象区画に地区計画・都市景観形成地区を定める予定であること。また,開発事 業者は景観協定を策定し,福岡市の承認を得ること 13 □ 10,13 □ 15 □ ④ ⑤ 【補助制度】「福岡市住宅用エネルギーシステム導入補助」等,現時点で当該開発事業に関連する補助制 度は将来にわたって継続するものではないこと 【費用の負担】応募に関して必要とする費用は,すべて応募者の負担とし,いかなる場合においても福岡市 は,その費用を負担しないこと ⑥ 【分譲時期】A・B・C・D区画を平成 28 年度,E・F・G区画を原則として平成 29 年度に購入すること 23 □ ⑦ 【瑕疵担保責任】公募対象地に数量の不足その他隠れた瑕疵があった場合において,福岡市はその責任を 負わず,公募対象地の土壌に自然由来による重金属類が含まれている場合も同様であること 23 □ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ 【基本協定・土地売買契約】 ・基本協定・土地売買契約については,原則として,様式4,5のとおり締結すること ・基本協定については,事業予定者決定通知を受領した日の翌日から起算して 30 日以内に,福岡市との間 で締結すること。土地売買契約については,基本協定の締結後,速やかに,福岡市との間で締結すること ・基本協定・土地売買契約の締結においては,印紙税が課税されるとともに,所有権移転登記に要する費用 は買主負担となること ・福岡市は,土地売買契約に 10 年間の買戻し特約を設け,所有権移転登記と同時に買戻し特約の登記を 付記することができ,その場合の登記及び抹消登記に要する費用は買主の負担となること 【事業保証金】事業予定者は,基本協定の締結後速やかに,土地分譲価格の 10%に相当する額の事業保証金 を福岡市が発行する納入通知書により指定金融機関において納入すること。納入期限は土地売買契約の締結 までであること。事業保証金は,民法第 557 条に定める手付金とは解さないこと 【土地売買契約の効力】土地売買契約の効力については,福岡市が所有する公募対象地を事業予定者へ 譲渡することについて,福岡市議会の議決を得ることにより成立し,その効力が生じること 【違約金】 ・基本協定の締結に応じなかった場合は,事業予定者としての資格を取消し,土地分譲価格の5%相当額 を違約金として支払うこと ・基本協定に違反した場合は,福岡市は基本協定を解除することができ,事業者は土地分譲価格の 10%に 相当する額の違約金を支払うこと ・事業者が土地売買契約に定める義務を履行しない場合又は契約条項に違反した等の場合は,福岡市は 契約を解除することができ,事業者は売買代金の 20%に相当する額を違約金として支払うこと 【土地引き渡し】土地の引き渡しは,土地分譲代金の支払確認後,A・B・C・D区画については現状のまま, E・F・G区画については,【図7―1~3(P47~49)】通りに造成の上,行うこと 【土地利用の制限】土地の全てを,開発事業計画に基づく事業の用に供することとし,原則として他目的での 利用及び第三者への譲渡等を禁ずること 【開発スケジュール】契約締結日より3年以内に,いずれかの区画において工事を開始することを原則とする こと 【インフラ整備状況等】インフラ整備状況等については,現時点での予定であり,遅れが生じた場合について, 福岡市は一切その責任を負わないこと 23,24 30~38 □ 23 □ 24 □ 23,24 □ 24 □ 24 □ 24 □ 5,6,7 □ 5,6,7 □ ⑯ 【インフラ接続等】各インフラ接続は,福岡市及び供給事業者と協議の上,開発事業者において行うこと。 ⑰ 【地盤等】分譲対象地の地盤は埋立によるものであり,埋め立てた地盤の状態は均一でないこと,区画の一 部に,埋立工法上必要な護岸を築造する材料の一部として砂が使用されていること,また,地盤強化につい ては,必要に応じて土地取得後,開発事業者において実施すること 25 □ ⑱ 【地盤等】アイランドシティについては,土地造成と利用履歴から人為的な土壌汚染の恐れはないものと考え られるため,福岡市において土壌調査は実施しないこと 26 □ 【地盤等】地盤高については,均一ではなく,傾斜等が生じていること 49 □ □ ⑲ ⑳ その他,公募要綱の内容について 下記分譲対象地に関する上記留意事項について,その内容を十分理解し,了承いたしました。 【分譲対象地】 区画 A B C D E F G 分譲希望※ □ □ □ □ □ □ □ ※分譲希望区画にチェックをご記入ください。 39 平成 28 年 住 会 月 日 所 社 名 代表者氏名 印 40 公募対象地 位置図 ※平成28年5月現在の状況です。 今後事業の進捗等により土地利用等が変更となる場合があります。 41 【図2】 【図3】 公募対象地 概況図 ■面積・用途地域 50m 第二種住居地域 第二種中高層住居専用地域 ※ 延長は概数 42 【図4】 道路・緑地 整備計画図 ■道路・緑地 43 【図5-1】 インフラ施設 整備計画図 ■下水道(雨水・汚水) ■水道 44 【図5-2】 ■ガス・電力・通信 ■再生水 45 【図6】 景観等への配慮について ■壁面後退・まちかど広場 5 6 まちかど広場 まちかど広場 1 3 4 2 凡例 壁面後退 壁面後退 壁面後退 壁面後退 W=3.0m W=2.0m W=1.5m W=1.0m ※ 壁面後退空間の利用イメージについては,「アイランドシティ・デザインガイドラインP43~45」をご参照ください。 46 【図7-1】 ■埋立工事の経緯等 ④ ④’ 間仕切堤 ① ③ ③’ 間仕切堤 間仕切堤 ①’ ② ②’ 《護岸・間仕切堤の標準的な断面》 ① - ①’ 埋 立法 線 護岸 法線 官民 境界 埋 立 側 海 側 護岸本体の幅約32m 約18m 現地盤 約14m (山 土) (砂) (砂) 旧海底地盤 (捨 石) 捨石の幅約22m ④ - ④’ ② - ②’ 約18m 約18m 現地盤 計画地盤 (山 土) (山 土) 旧海底地盤 旧海底地盤 ③ - ③’ ⑤ - ⑤’ 約18m 約18m 現地盤 計画地盤 (山 土) (山 土) 旧海底地盤 旧海底地盤 ※上記断面は、標準的な断面を示したものであり、現況とは異なる場合があります。 47 【図7-2】 ■埋立工事の経緯等 《埋立・地盤改良の段階図》 Ⅰ.埋立区域を囲む護岸を築造 Ⅱ.埋立区域内は、主に博多湾の航路整備で生じた浚渫土(主として粘性土※)を 用いて埋立。あわせて間仕切堤により埋立区域内を分割。 Ⅲ.浚渫土は、水分を含んでいるため、排水管の役割を果たすプラスティック ボードドレーンを土中に打設し、重しとなる載荷土により圧密排水。 Ⅳ.十分な水抜きが完了し、地盤が安定したら、載荷土を撤去し、工事完了。 ※アイランドシティで用いている浚渫土は、主として粘性土ですが、砂・砂礫等を 含んでいます。 48 【図7-3】 ■埋立工事の経緯等 《地盤高の計画平面図》 ■地盤条件等について ○地盤高は,下記のとおりです。 ・A区画:博多湾基本水準面(DL)から+4.2m程度。 ・B~C区画:博多湾基本水準面(DL)から+4.2m~+4.9m程度。 ・D区画:博多湾基本水準面(DL)から+4.9m程度。 ・E区画:博多湾基本水準面(DL)から+4.2m~+6.3m程度。 ・F~G区画:博多湾基本水準面(DL)から+4.2m~+8.5m程度。 ○N値50以上の層は,博多湾基本水準面(DL)から-15m付近以深です。 (近隣地の値です) ○地盤については,将来の上載荷重(1t/m2)に対し,沈下が生じないよう地盤改良を 施工しています。 (地盤改良の工法:プラスティックボードドレーン及びプレロード工法) ※地盤条件等は,港湾空港局等の調査によるもので,あくまでも目安としてください。 詳細については,事業者の負担により調査を実施してください。 49