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Cienaとネットマークス、ジュピターテレコムの ビデオ・オン・デマンド

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Cienaとネットマークス、ジュピターテレコムの ビデオ・オン・デマンド
報道関係者各位
2005年6月16日
日本シエナコミュニケーションズ株式会社
株式会社ネットマークス
(コード番号 3713 東証一部)
Cienaとネットマークス、ジュピターテレコムの
ビデオ・オン・デマンド・ネットワーク構築を支援
光イーサネット・プラットフォームを活用した信頼性の高いスケーラブルなネットワークを構築し、
日本最大手のケーブルテレビ事業者のオン・デマンド・サービスをサポート
日本シエナコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 リチャード・デイリ
ー、略称:Ciena)と株式会社ネットマークス(本社:東京都港区、代表取締役社長 長尾多一郎、略称:
ネットマークス)は、日本最大の加入世帯数を誇るケーブルテレビ統括運営会社である株式会社ジュピタ
ーテレコム(J:COM)のビデオ・オン・デマンドネットワークを Ciena の光イーサネット・プラットフォ
ームにより構築しました。J:COM では、J:COM TV デジタル(多チャンネルケーブルテレビ)サービスの
一つである「J:COM オン・デマンド」と呼ばれるビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスの提供にこの
プラットフォームを利用しています。これは、Ciena とネットワーク・ソリューション・プロバイダーで
Ciena のビジネスパートナーであるネットマークスとの関係により実現したもので、ビデオ・アプリケー
ションにおいて Ciena が米国以外の大手ケーブルテレビ事業者に導入するのは、これが初めてのケース
となります。
Ciena の光イーサネット・ソリューションにより、J:COM はネットワークを再構築することなく、急速に
変化する顧客ニーズに柔軟に対応することができ、それによって設備投資費用の削減が可能になります。
Ciena 製品は、J:COM の既存インフラを効率的に拡張でき、新たなアプリケーションをサポートし、同社
が関東と関西で提供する VOD サービスのうち、関西地区(大阪、神戸、和歌山を中心とする大都市圏)
でのサービスを実現しています。
J:COM の技術開発部長の白井義吾生氏は、「当社の J:COM オン デマンドが成功するかどうかは、オン・
デマンドのコンテンツを高い信頼性で配信し、また顧客の要求の急激な変化に応じてキャパシティを拡
張することができるネットワークを通じて、高い顧客満足度を確実に提供することが鍵となる、と考え
ていました。Ciena は、大手ケーブルテレビ事業者向けの VOD ネットワーク構築における豊富な経験に加
え、導入・管理が容易な高信頼性のプラットフォームでユニークな組み合わせを提供してくれました。
J:COM は日本で初めて TS 方式で VOD サービスを実施したケーブル事業者で、J:COM テレビのデジタル加
入者は邦画やハリウッド映画、子供番組、趣味・教養番組、カラオケ番組やミュージックビデオ、地域
情報など、合計 1,800 本以上の「プレミアム・オン・デマンド」、「マンスリー・オン・デマンド」、
「フリー オン デマンド」コンテンツにアクセスすることが可能となっています。
VOD サービスの展開に当たり、J:COM は CN2200™ マネージド・オプティカル・サービス・マルチプレクサ、
CN2100™パッシブ・ウェーブレングス・マルチプレクサ、CN2130™ マネージド・オプティカル・アンプリ
ファイヤ、CN2110™ ディスパージョン・コンペンセーション・モジュールなどの Ciena の各種製品を採
用しています。また、Ciena の VirtualWire™技術の活用により、エンタープライズ・グレードのイーサ
Ciena とネットマークス、ジュピターテレコムのビデオ・オン・デマンド・ネットワーク構築を支援 /June 16, 2005 / Page 2
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ネット・アグリゲーションに基づくソリューションとは異なり、遅延時間を最大 6 マイクロ秒に抑え、
ジッターや輻輳を起こすことなく、いかなるサービスについても高いパフォーマンスを提供します。
Ciena のアジア担当マネージング・ディレクター兼日本法人代表取締役社長のリッチ・デイリーは、
「Ciena はより大きなサービスや価値を提供するアプリケーションに注力しており、J:COM のようなお客
様のネットワークの経済性を改善すると共に、優れたキャリア・グレードの機能を実現し、信頼性とパ
フォーマンスを高めるお手伝いをすることにコミットしています。また今回の受注は、Ciena が日本など
の主要成長市場においてビジネスパートナーとのパートナシップにより、大きなビジネス機会を獲得す
る力があることを適切に表すものです」と述べています。
ネットマークスの執行役員でサービスプロバイダ事業部長の白井和彦は、「ネットマークスのもつ技術
力、豊富な経験を結集し、J:COM 様向けのネットワーク構築をスケジュール通り完遂しました。今後も
Ciena との強力なパートナシップを背景に J:COM 様のネットワーク運用のサポートをはじめ、日本のケー
ブルテレビ事業者への展開を強力に推し進めていきます」と語っています。
Ciena は、ケーブルテレビ事業者のネットワーク向け光イーサネットのスイッチングおよびトランスポー
トのリーダーであり、アデルフィア・コミュニケーションズ、アームストロング・ケーブル、バックア
イ・ケーブル・システムズ、ケーブルビジョン、コックス・コミュニケーションズなどのケーブル事業
者と、マルチシステムに基づく、事業者全体にわたるシステム展開を行っています。現在、Ciena 製品は
1,700 万強の世帯を結んでいるネットワークのバックボーンとなっています。
Ciena について
Ciena はお客様のネットワークの可能性を拡大し、その保有コストを削減することに注力した、ネットワ
ークのスペシャリストです。Ciena のシステム、ソフト、およびサービスは、ネットワーク上で発生する
問題を発見、解決することにより、通信事業者、ケーブル事業者、官公庁または企業のビジネスを推し
進めているアプリケーションを最大限に活用できることに注力しています。
http://www.ciena.com/
日本シエナコミュニケーションズについて
日本シエナコミュニケーションズは、米国 Ciena Corporation の日本における現地法人として 1997 年に
設立されました。Ciena Corporation(シエナ)は、TCO を削減しながら、ユーザのネットワークが持つ
潜在的な能力の向上を目指しているネットワークスペシャリストです。シエナのシステム、ソフトウェ
ア、サービスは、特定のネットワーク障害や問題を解決することで、通信事業者、ケーブルテレビ事業
者、官公庁、企業ユーザが業務遂行のための新しいアプリケーションの最適活用可能なソリューション
を提供しています。
http://www.ciena.com/jp
ネットマークスについて
ネットマークスは、メーカにとらわれることなく時代に即したネットワーク構築というニーズの高まり
を背景に、マルチベンダ環境でのネットワークシステムインテグレータとして 1997 年に設立されました。
最新技術にも柔軟に対応するネットワークシステムの構築をベースに、重要な情報を確実に守るセキュ
リティシステム、データを安全に保管し最大限に有効活用するためのストレージネットワークシステム、
また構築したシステムの運用・監視を行なうアウトソーシングサービスの 4 つのソリューションを基幹
ビジネスと位置付け、これらを融合させ、設計、構築、運用・監視、保守にいたるまでトータルにお客
様をサポートしております。(東京証券取引所市場第一部)
http://www.netmarks.co.jp
Ciena とネットマークス、ジュピターテレコムのビデオ・オン・デマンド・ネットワーク構築を支援 /June 16, 2005 / Page 3
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ジュピターテレコムについて
株式会社ジュピターテレコム(J:COM)は、1995 年に設立された国内最大手のケーブルテレビ局統括運営会社です。
北海道、関東、関西、九州エリアの J:COM17 社(運営局)を通じて、192 万 2900 世帯(2005 年 3 月 31 日)にケー
ブルテレビ、高速インターネット接続、電話サービスを提供しています。また、ホームパス世帯(敷設工事が済み
いつでも加入頂ける世帯)は 710 万世帯(2005 年 3 月 31 日)に達しています。主要株主は、LMI/Sumisho Super
Media, LLC.、マイクロソフトグループ、住友商事で、2005 年 3 月に、ジャスダック証券取引所に上場(コード番
号: 4817)しました。J:COM は 1 本のケーブルで、J:COM TV、J:COM NET、J:COM PHONE の 3 サービスをバンドルし
て提供しており、今後とも、デジタル化がもたらす可能性を、お客様のニーズに応えた良質な商品として提供して
いきます。
投資家への注意事項
この発表文は現在の期待、見通し、見込みに基づいた将来予想に関する記述を掲載しており、そこには
リスクや不確実性も含まれています。この記述は発表日現在において会社として入手した情報に基づい
ており、Ciena の実際の業績は、2005 年 3 月 3 日に米国証券取引委員会に提出した 10-Q レポートで公表
したリスク要因など、事業に伴うリスクや不確実性により、このステートメントで述べたものや暗示し
ているものとは大きく異なる場合があります。将来予想に関する記述には、Ciena の期待、信念、意図も
しくは将来の戦略に関する記述が含まれており、それらは「見込む」「信じる」「可能性がある」「推
定する」「期待する」「意図する」といった予想を示す言葉で表現しています。Ciena は本発表文に含ま
れる情報につき、新たな情報、将来の出来事などの結果として更新する責務を一切負いません。
Ciena へのお問い合わせは以下の連絡先までお願いいたします。
【報道関係の問合せ】
日本シエナコミュニケーションズ株式会社
営業部
田邉 勝基
Tel:03-3248-4680
[email protected]
ネットマークスへのお問い合わせは以下の連絡先までお願いいたします。
【報道関係の問合せ】
株式会社ネットマークス
マーケットコミュニケーション部
三谷 一志
Tel:03-3423-5782
[email protected]
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