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KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2014 公式プログラム

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KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2014 公式プログラム
プレスリリース
2014.7.11
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2014 公式プログラム
ルイス・ガレー『マネリエス』『メンタルアクティヴィティ』
『メンタルアクティヴィティ』photo: Leandro Da Silva
肉体と思考がせめぎ合う、濃密なる舞台。
アルゼンチンの新鋭コレオグラファーに世界の眼が注がれる
『マネリエス』 10 月 4 日 - 5 日 京都芸術センター フリースペース <日本初演>
『メンタルアクティヴィティ』 10 月 9 日 - 11 日 京都芸術センター 講堂 <日本初演>
広報に関するお問合せ | KYOTO EXPERIMENT 事務局
〒 604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町 546-2 京都芸術センター内
TEL: 075-213-5839(平日 11:00–19:00)
FAX: 075-213-5849
E-mail: [email protected](担当:多胡、西谷)
※本資料に掲載の画像をご使用希望の場合は上記までご連絡ください。
Press Release
作品紹介
肉体と思考がせめぎ合う、濃密なる舞台
アルゼンチンの新鋭コレオグラファーに世界の眼が注がれる
ブエノスアイレスを拠点に活動する、コロンビア人コレオグラファー、ルイス・ガレー。
彼の知的スリルに満ちた2作品を初来日にして連続上演する。
『マネリエス』は、世界中の数々の都市で上演され、多くの観客を驚嘆させた話題のソロ作品。彼はダンサー、
フロレンシア・ベシーノに、あえて精緻で厳格な振付を与え、彼女はそのスキルを余すところなく発揮し、
限界ギリギリで応答する。表題『マネリエス(Maneries)』は、イタリア政治哲学の旗手ジョルジョ・ア
ガンベン著「到来する共同体」の一節から採られている。躍動する肉体と先鋭的なコンセプトとの相克の
中で、じりじりと舞台は進んでいく。
一方グループ作品『メンタルアクティヴィティ』は、「科学とは純粋な詩であり、逆に精神のはたらきは
極めて物質的なものだ」という自身の仮説を舞台上で実証する意欲作。雑然とした空間に散りばめられた
ガジェット、それらと関係するダンサーたち。儀礼性と狂乱状態が渾然一体となった場で、知性の真の形
態を探求する試みの行方は?才知あふれる南米の豪腕コレオグラファーの実力を目撃せよ。
公演概要
公 演 名 : マネリエス
日 時: 10 月 4 日(土)16:00– 10 月 5 日(日)19:00–
※受付開始→開演の 60 分前 会 場: 京都芸術センター フリースペース
上演時間: 70 分
公 演 名 : メンタルアクティヴィティ
日 時: 10 月 9 日(木)20:00– 10 月 10 日(金)20:00– *
10 月 11 日(土)13:00–
※受付開始→開演の 60 分前 *ポスト・パフォーマンス・トーク
会 場: 京都芸術センター 講堂
上演時間: 45 分
年齢制限など: 『マネリエス』のみ 16 歳未満は入場不可。
チケット料金: [自由席]
一般 前売 ¥2,500 当日 ¥3,000
ユース・学生 前売 ¥2,000 当日 ¥2,500
シニア 前売 ¥2,000 当日 ¥2,500
高校生以下 前売 ¥1,000 当日 ¥1,000
ペア ¥4,000(前売りのみ)
※ユースは 25 歳以下、シニアは 65 歳以上
ルイス・ガレー 2 演目券 ¥4,000 も一部プレイガイドにて販売
広報に関するお問合せ | KYOTO EXPERIMENT 事務局 TEL: 075-213-5839(平日 11:00–19:00) E-mail: [email protected]
Press Release
チケット取扱
2014 年 8 月 1 日(金) 11:00 より前売開始
▶ KYOTO EXPERIMENT チケットセンター(11:00–20:00 、9/21 までは日曜休)
窓 口 |京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町 546-2 京都芸術センター 2F
電 話 予 約 | 075-213-0820[セブン−イレブン引取]
オンライン| www.kyoto-ex.jp [セブン−イレブン引取、要事前登録(無料)]
▶京都芸術センター(10:00-20:00) 窓口販売のみ
▶チケットぴあ 電話予約| 0570-02-9999 オンライン| http://t.pia.jp
[P コード:『マネリエス』438-252 『メンタルアクティヴィティ』438-253 ]
お問合せ
KYOTO EXPERIMENT 事務局
〒 604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町 546-2 京都芸術センター内
TEL: 075-213-5839(平日 11:00–19:00) FAX: 075-213-5849
E-mail: [email protected] URL: www.kyoto-ex.jp
劇評
複雑な問題についてのすばらしく、厳密かつ強靭な分析。
『マネリエス』はルイス・ガレーによる傑作だ。
カルロス・パチェコ『マネリエス』について LA NACION. Bs. As. 2009/4/25
出典:http://www.lanacion.com.ar/1121728-magnifica-performance-del-coreografo-luis-garay
衝動とテクニックを見事にコントロールした、フロレンシア・べシーノの
素晴らしいパフォーマンスにつきる。衝撃。見事だ。
カロリーナ・プリエト『マネリエス』について RADAR. Pagina12. 2009/6/2
出典:http://www.pagina12.com.ar/diario/suplementos/espectaculos/13-14074-2009-06-02.html
若干 26 歳にしてすでに、ルイス・ガレーは自らのスタイルを革新する
道筋とキャパシティーを持っている。
アナリア・メルガー『MEIN LIEBSTER』について 2006/4/4 Para DIARIO PERFIL. Bs As
『マネリエス』のまぎれもなくパワフルな話法は、私たちの身体をコントロールするメカニズムに
ついて考えさせてくれる。美学は常に文化的な要素と深く関わっているため、美学とポリティクス
は密接に絡み合っている。その事は、「文化」というものの存在の可能性そのものについても考え
させる。私たちは、作品の中に投げ込まれた文化的な記号を全部読み取ることができるだろうか?
身体の動きが発する情報を常に(再)構築するロジックに従って、イメージとアクションは巧みに
分解されている。ルイス・ガレーの『PARTO』は、しょっぱなから同時代の難解な問題を見る者に
つきつける。今日のブラジルにおけるアカデミアの一般認識とは異なるこれらの問いは、身体を表
現媒体としてではなく、その他の有機的な表現媒体(例 . 近くにいる他の身体)、もしくは物質的な
もの(例 . 舞台セット)との関係性のなかで理解しようとしている。つまり、よりコンテンポラリー・
パフォーマンス的な問いを発している。」
『THE WORD AS DANCE ARTICLES ON MANERIES AND PARTO』 ローザ・ヘルクルス著より
出典:http://es.calameo.com/read/0022862838c1376649fc0
広報に関するお問合せ | KYOTO EXPERIMENT 事務局 TEL: 075-213-5839(平日 11:00–19:00) E-mail: [email protected]
Press Release
演目の背景
『マネリエス』という言葉が表すもの
私たちはもはや言語について話す段階を経て、記号である言葉そのものについて語る時期に来てい
る。言語は進化し、私たちのもとから離れていった。私たちはイメージについて話をしているのだ
ろうか?それとも、イメージが私たちについて語っているのか?言語の内側と外側。私たちは理解
の限界をうろうろしている。『マネリエス』*(スペイン語の動詞 Manare の変化形 : 生まれる、誕
生の意)では、身体を言語素材として用いる。象徴的で、伝えようとする気持ちを持った任意の記
号を用いて、出演者たちは自らの身体的なキャパシティーの限界に挑戦する。そこで生まれる形は、
時間の経過の中で常に構築され、破壊され、身体とは可能性の未来、その時々の知覚や経験の意味
を生成するものであることを明らかにする。『マネリエス』は普遍的なもの(例 . 身体)についての
作品でも、特定のもの(例 . フロレンシア)に関する作品でもなく、そのどちらもひとつの例えと
して包括するものである。
* ジョルジョ・アガンベン著『到来する共同体』より
『マネリエス』 photo: Dudu Quintanilha
コラボレーションアーティスト ディエゴ・ビアンチ、ヴァニナ・スコラヴィーノによる
「メンタルアクティヴィティ」制作ノート
儀式、手続き、極めて短い物語。『メンタルアクティヴィティ』は、ブッダと愚か者の間にある身
体の状態を模索する。啓蒙と絶望の境界において、モノと人間が対等な領域について考える。そこ
には、記号、生物学、意味の破壊、メタファー、フィクション、そして物語といった要素が絡み合っ
ている。「生物学的」であることが、オリジナル(本物)であることを意味するのか?『メンタル
アクティヴィティ』は、『マネリエス』『オウロボロ』に続く、知覚(行動)/儀式(形而上学)/
科学(システム)の関係性を問う三部作の最終章だ。数学的なものの中に詩的な要素を見出し、ド
ラマを体系化し、一連のゲームを新たなナラティブの構造として受容する、物質とアートのコラボ
レーション。
ディエゴ・ビアンチ、ヴァニナ・スコラヴィーノ
(メンタルアクティヴィティ制作協力アーティスト)
www.diegobianchi.com.ar
『メンタルアクティヴィティ』photo: Leandro Da Silva
広報に関するお問合せ | KYOTO EXPERIMENT 事務局 TEL: 075-213-5839(平日 11:00–19:00) E-mail: [email protected]
Press Release
プロフィール
ルイス・ガレー Luis Garay
ブエノスアイレス・サン・マーチン演劇・現代ダンス学校卒業後、Lyseon lukio(フィンランド)、
Priscila Welton Ballet Foundation(コロンビア)、CND Opera du Rhin(フランス)、La Cartoucherie(フ
ランス),Carolyn Carson(フランス)でも学ぶ。現在 31 歳。
近年は、人間の知覚を拡張するメカニズムを扱った作品を制作。そのため、新しい身体の概念や哲学、
科学、アートが融合したコンセプトを生み出している。身体について探求する作品は、しばしば身
体をその限界にさらすことになる。ドイツ、スペイン、ブラジル、ボリビア、ベネズエラ、スイス、
ポルトガル、アメリカなど、世界各国で作品を発表。ニューヨークタイムズをはじめとする様々な
メディアから賞賛の声を集めた。振付家のための国際的なコーチングプロジェクト SiWiC(スイス)
に参加。『マネリエス』で World Theatre Awards の最優秀演出賞を受賞。Summit of the Americas
Festival では、最優秀演出賞および最優秀パフォーマンス賞を受賞している。過去の作品には『WHO
WHO』
『THERE ARE STRANGE WAYS IN ME』
『MEIN LIEBSTEN』
『12』
『BUT』
『PARTO』
『THE
DIVINE COMEDY』『MANERIES』『MAYA』『OUROBORO』 が あ る。2014 年 に 初 演 と な る 新 作
『MENTAL ACTIVITY』では、科学と詩と儀式の関係性に言及。身体にオブセッシブなまでの一定の
動きを負荷として加えることで、新たな身体性が生まれると考えている。2012 年、Rolex Mentor
& Protégé Arts Initiative にノミネートされる。 http://luisgaray.hotglue.me/
クレジット
『マネリエス』
出演:フロレンシア・べシーノ
音楽:マウロ・パンジッロ
照明デザイン:エドアルド・マッジオーロ
演出:ルイス・ガレー
『メンタルアクティヴィティ』
出演:イヴァン・ハイダー、マリアナ・ロマグナーニ、
フロレンシア・べシーノ、ダニエル・バッラ
制作協力:ディエゴ・ビアンチ、
ルシアーノ・アッチゴッティ、ヴァニナ・スコラヴィーノ
照明:エドアルド・マッジオーロ
アーカイブ:テディー・ウィリアムス
制作助手:ジュリアン・ソーター
主催:KYOTO EXPERIMENT
『マネリエス』共同製作:Internationalle Musikfesttage Martinu B. CH. Subsidy of Prodanza.With
the support of Porto a Solo, PT. Maneries took part of Autum Madrid Festival, Madrid, SP, Balhause
Naunystrasse Berlin, AL, Panorama, Rio J ,BR, Queens Theatre in the Park,NY EEUU, FID, BH,
Ceara Bienal, Festival Internacional de Recife, Festival Internacional de Cochabamba, Bienal SESC,
SP, Maquina de Moviemntos, Porto, PT.
『メンタルアクティヴィティ』共同製作:FIBA, the International Festival of Buenos Aires, Nerinium
Foundation, Basel, Switzerland and CHELA, the support of the International Art Show SESC, Sao
Paulo Br.Con Prodanza support.
KYOTO
EXPERIMENT
2014 開催概要
名 称: KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2014
開催期間: 2014 年 9 月 27 日(土)– 10 月 19 日(日)
会 場: 京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座(京都造形芸術大学内)、元・立誠小学校、
京都府立府民ホール " アルティ "、西京極スタジアム(京都市総合運動公園陸上競技場兼球技
場)、Gallery PARC、ほか
参加アーティスト: ティナ・サッター / ハーフ・ストラドル、高嶺格、村川拓也、ルイス・ガレー、
She She Pop、木ノ下歌舞伎、contact Gonzo、悪魔のしるし、
フランソワ・シェニョー&セシリア・ベンゴレア、地点、金氏徹平
主 催: 京都国際舞台芸術祭実行委員会(京都市、京都芸術センター、公益財団法人京都市芸術文化
協会、京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター、公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団 )
最新情報は、公式ウェブサイト(www.kyoto-ex.jp)をご覧ください。
広報に関するお問合せ | KYOTO EXPERIMENT 事務局 TEL: 075-213-5839(平日 11:00–19:00) E-mail: [email protected]
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