航空機事故の再発防止の徹底等に関する要請書

航空機事故の再発防止の徹底等に関する要請書
１２月７日午後、米海兵隊岩国航空基地所属のＦＡ－１８ホーネット戦闘攻撃機が、
高知県土佐清水沖の海上において墜落事故を起こした。去る９月には岩国基地配備機
であるＡＶ－８Ｂハリアー攻撃機が沖縄県辺戸岬沖の海上で墜落事故を起こし、その
原因究明が明らかにされていない中、今回の事故が発生しており、極めて遺憾である。
また、こうした事故が相次いで発生したことは、基地周辺住民に大きな不安を与え
るものであり、住民の安全で平穏な生活を確保する立場にある地元自治体として、決
して看過することのできない重大な事態である。
ついては、このような事故が二度と起こらないよう、今回の事故に関する徹底した
原因究明とその早期公表に努められるとともに、岩国基地に所属する全ての機体の安
全点検並びにパイロット及び地上整備員等に対する安全教育の徹底等、一層の安全対
策を早急に確立され、これら安全対策の励行により、事故の再発防止を再度徹底され
るよう（米側に求めることを）、強く要請する。
※（ ）内は国向け
平成２８年１２月１３日
駐
日
米
国
大
使
キャロライン・Ｂ・ケネディ
在 日 米 軍 司 令 官
ジェリー・Ｐ・マルティネス中将
在 日 米 海 軍 司 令 官
マシュー・Ｊ・カーター少将
米海兵隊岩国航空基地司令官
リチャード Ｆ・ファースト大佐
外
務
大
臣
岸 田 文 雄
防
衛
大
臣
稲 田 朋 美
中 国 四 国 防 衛 局 長
菅 原 隆 拓
岩 国 防 衛 事 務 所 長
森 川 顕 臣
様(各通)
山口県基地関係県市町連絡協議会
会 長 山口県知事
村 岡 嗣 政
副会長 岩 国 市 長
福 田 良 彦
柳 井 市 長
井 原 健太郎
周防大島町長
椎 木
和 木 町 長
米 本 正 明
巧