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Avid AirSpeed® Multi Stream バージョン 1.8

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Avid AirSpeed® Multi Stream バージョン 1.8
Avid AirSpeed® Multi Stream
バージョン 1.8
重要情報
ソフトウェアをインストールしたり新しいソフトウェア・リリースを使用したりす
る前に必ずお読みください。
重要:このマニュアルが発行された後で有効になっている可能性がある最新情報が
記載されている最新のReadMeファイルをAvidナレッジベースで検索してください。
このマニュアルでは、前のリリースとの互換性の問題点、ハードウェアおよびソフ
トウェア要件、ソフトウェアのインストール手順、およびシステムとメモリ要件の
概要について説明します。ハードウェアおよびソフトウェアの制限事項などの重要
な情報も記載されています。
目次
シンボルおよび表記法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
困ったときには . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
ハードウェアおよびソフトウェアの要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
v1.8 の新機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
v1.8 で修正された項目 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
制限事項と既知の問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
ご利用にあたって . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
2
シンボルおよび表記法
シンボルおよび表記法
このマニュアルは、以下のシンボルおよび表記法を使用しています。
シンボルまたは表記法
意味または操作
n
c
重要な関連情報、注意事項、および推奨事項を示します。
w
人身事故を防ぐための警告が記されています。電気機器を扱う際
は、このマニュアルまたは機器本体に記されている指示に従って
ください。
>
このシンボルは、メニュー・コマンド(およびサブコマンド)の
選択順序を示します。たとえば、
[ファイル]> [インポート]の場
合は、ファイル・メニューを開いてからインポート・コマンドを
選択することを意味します。
コンピューター障害またはデータ損失を防ぐための注意事項が記
されています。
このシンボルは、単独の手順を示します。リストに複数の矢印があ
る場合は、リストされている作業の 1 つを実行します。
(Windows)、(Windows の このテキストは、情報が Windows または Mac OS X のどちらか特
み)、
(Macintosh)、または 定のオペレーティング・システムにのみ適用されることを意味し
(Macintosh のみ)
ます。
太字
Courier フォント
(太字)
Ctrl+ キーまたは
マウス操作
ユーザー・インターフェースの項目やキーボードのシークエンス
を識別するために、主に手順の説明において使用されます。
入力するテキストを示します。
最初のキーを押しながら最後のキーを押したり、マウス操作をし
たりします。たとえば、Command キーと Option キーを押しながら
C を押したり、Ctrl キーを押しながらドラッグしたりします。
3
困ったときには
Avid 製品を使用中にトラブルが生じた場合は、次の手順に従ってください。
1. 実行した操作について、このマニュアルに記載されている指示を注意深く読み、
同じ操作を再試行してください。特に重要なのは、ワークフローの各手順を確
認することです。
2. このマニュアルが発行された後で有効になっている可能性がある最新情報につ
いては、この ReadMe を調べてください。新しい情報が利用できるようになると
同時にオンライン・バージョンが更新されます。最新の ReadMe はオンライン
で確認してください。オンラインで ReadMe を確認するには、
http://www.avid.com/readme でナレッジベースにアクセスしてください。
3. 保守またはハードウェア関連の障害が生じていないか、ご使用の Avid アプリ
ケーションまたはハードウェアのマニュアルを調べてください。
4. www.avid.com/onlineSupport にある AvidOnline Support にアクセスしてくださ
い。オンライン・サポートは、1 日 24 時間 365 日ご利用いただけます。このナ
レッジベースでは、回答の検索、エラー・メッセージの参照、トラブルシュー
ティングのヒントへのアクセス、更新データのダウンロード、オンライン・メッ
セージボード・ディスカッションなどのサービスを提供しています。
ハードウェアおよびソフトウェアの要件
ここでは、AirSpeed Multi Stream のハードウェアおよびソフトウェア要件について
説明します。
AirSpeed Multi Stream のパッチ更新プログラム
一部の AirSpeed Multi Stream システムにある XPe v21 イメージにパッチを公開しま
した。このパッチへ更新することを強くお勧めします。実行しないと、システムの交
換が必要になり、システムを操作できなくなる可能性があります。このパッチ更新
プログラムは、XPe v21 イメージの以下の不具合を修正するために設計されました。
n
4
すでにv1.0に付属しているXPe v14イメージがある場合、この更新プログラムは不要
です。
ハードウェアおよびソフトウェアの要件
®
バグ番号 UDevC00128203フォントの置換が有効なときに、CMD機能を使用できない。
®
バグ番号 UDevC00128591システムを再起動すると、起動プロセス中にエラーが発
生することがある:これは致命的なエラーであり、システムのイメージを再作成す
る必要があります。
現在の XPe バージョンを確認するには、AirSpeed Multi Stream のデスクトップで
「IMAGE.txt」ショートカットを開くか、AirSpeed Multi Stream のコマンド・プロン
プトで pcleShowImageVer を実行します。ショートカットを削除しても、元の
IMAGE.txt ファイルは C ドライブのルートレベルに残っている可能性があります。
パッチ更新プログラムをダウンロードするには、http://www.avid.com/support
/downloadcenter にアクセスしてください。
n
有効なログイン・アカウントが必要です。
必須コンポーネント
Avid AirSpeed Multi Stream には、以下のコンポーネントが必要です。
•
Avid Media Engine 環境向け Avid Connection Manager — Avid Media Engine 設定に
付属しているクライアントの Quick Start Card をご参照ください。
•
Avid ISIS 環境向け Avid ISIS™ Client Manager — Avid ISIS システムに付属してい
るクライアントの Quick Start Card をご参照ください。
•
Avid AirSpeed Multi Stream が Avid Interplay のクライアントとして設定されてい
ることを確認します。
•
システムに Windows XP Service Pack 3 がインストールされていることを確認し
ます。
•
Avid Interplay Administrator で Avid AirSpeed Multi Stream ユーザー設定が正しく
設定されていることを確認します。『Avid Interplay Engine および Avid Interplay
Archive Engine 管理ガイド』または『Avid Interplay 管理者ヘルプ』をご参照くだ
さい。
•
ライセンス情報 — Avid Interplay システム管理者にご確認ください。
•
サポート対象のイーサネット・クライアント数で Avid Media Engine ドングルを
更新します。
•
AirSpeed Multi Stream アプリケーションの実行中は、すべてのウイルス対策ソフ
トウェアを完全に無効にします。
•
ISIS にボリュームをマウントする場合、UNC パスウェイのみを使用します。シ
ステムのパフォーマンスが低下するため、マウントしたこのドライブは使用し
ないでください。
5
•
共有ストレージ構成を更新する場合、AirSpeed Multi Stream を NIC ドライバー
にアップグレードする必要はありません。AirSpeed Multi Stream には、すべての
共有ストレージ製品でサポートされるドライバーが付属しています。
•
リリースごとに、最新の『AirSpeed Multi Stream のインストレーションとユー
ザーガイド』をダウンロードまたは印刷してください。新機能の紹介以外にも、
常に最新情報をガイドに掲載しています。
システムおよびソフトウェアの更新
ここでは、AirSpeed Multi Stream システムおよびソフトウェアをバージョン 1.0 また
は 1.1 から新しいバージョンにアップグレードする方法について説明します。
n
AirSpeed Multi Stream のスタンドアロン・バージョンをご使用の場合(共有ストレー
ジの有無にかかわらず)、構成のシステム・パフォーマンスを最適化するには、新
しい AirSpeed Multi Stream ビルドにアップグレードするたびに、AFAP(AirSpeed
Multi Stream サーバー上のディスク I/O システムのフィルター・ドライバー)設定
を変更する必要があります。詳細は 7 ページの 8 ページの「スタンドアロン AirSpeed
Multi Stream に合わせて AFAP 設定を変更する」をご参照ください。
アップグレードまたはインストール・プロセスを開始する前に、サーバーで実行さ
れているすべての AirSpeed Multi Stream アプリケーションを終了してください。
もっとも簡単な終了方法は、Monitorアプリケーションを終了することです。Monitor
アプリケーションを終了すると、AirSpeed Multi Stream アプリケーションの終了を
確認するダイアログボックスが表示されます。[Yes]を選択すると、AirSpeed Multi
Stream アプリケーションが終了し、自動的に再起動しなくなります。
n
アイドル状態で、記録、再生、または転送が進行中ではないときにのみ、AirSpeed
Multi Stream アプリケーションを終了してください。
n
AirSpeed Multi Stream バージョン 1.8 をインストールするには、まずシステムに Windows
XP Service Pack 3(SP3)がインストールされていることを確認します。事前にダウン
ロードした Microsoft Windows XP SP3 のインストーラーがない場合、詳細な手順とオプ
ションについては Avid カスタマー・サクセスにお問い合わせください。
n
また、すでに Windows XP(SP3)がシステムにインストールされている場合、アンイン
ストールは推奨されません。Windows XP SP3 は AirSpeed Multi Stream 1.5 以降でテスト
済みであり、互換性があります。AirSpeed Multi Stream ソフトウェア・バージョン 1.4 以
前をインストールしている場合、Windows XP SP3 はインストールしないでください。
SP3 が事前にインストールされた状態で新しい AirSpeed Multi Stream を受信し、
AirSpeed Multi Stream バージョン 1.4 以前をインストールする必要がある場合、ソフ
トウェアをインストールする前に、システムのイメージを OS イメージ 23 に作成し
直す必要があります。ドキュメントのインストール手順をご参照ください。ご不明
な点は Avid カスタマー・サクセスにお問い合わせください。
6
ハードウェアおよびソフトウェアの要件
詳細は、以下のトピックをご参照ください。
•
7 ページの 「バージョン 1.1 以降からのアップグレード」
•
8 ページの 「バージョン 1.0 から新しいバージョンへのアップグレード」
バージョン 1.1 以降からのアップグレード
AirSpeed Multi Stream システムをバージョン 1.1 以降からアップグレードする場合、
以下の操作を実行する必要があります。
バージョン 1.1 以降からアップグレードするには
1. 新しい Avid Framework Workstation をインストールするには、製品パッケージの
場所を特定し、以下の操作を実行します。
a. [Avid Framework Workstation]フォルダーに移動します。
b.
Setup.exe をダブルクリックして、インストーラーを実行します。
2. いずれかのバージョンの AFAP が表示される場合は、
[アプリケーションの追加
と削除]で削除します。
3. 新しい AirSpeed Multi Stream アプリケーションをインストールするには、
AvidAirSpeedInstaller.exe を場所を特定し、ダブルクリックしてインストー
ラーを実行します。
n
インストーラーによって以前のアプリケーション・バージョンがアンインストール
され、新しい更新アプリケーション・バージョンがインストールされます。
4. インストーラーを実行する場合は、デフォルト値を選択します。 以下のように
操作します。
t
プロンプトが表示されたら、[Next](次へ)をクリックします。
t
EULA(End User License Agreement)に[Accept]
(同意する)をクリックし
ます。
t
(ハードウェア・デバイス)ダイアログボックス
任意の[Hardware Device]
(無視)を選択します。
でプロンプトが表示されたら、[Ignore]
t
プロンプトが表示されたら、システムを再起動します。
完了したら、ハードウェアのチェックアップが実行され、必要に応じてシステ
ムが更新されます。
5. ハードウェアの更新が不要な場合、AirSpeed Multi Stream と Transfer Manager ア
プリケーションが予定どおりに起動します。ただし、ハードウェアの更新が必
要な場合、システムは終了するため、システムの電源をオンにする必要があり
ます。
7
バージョン 1.0 から新しいバージョンへのアップグレード
Avid AirSpeed Multi Stream システムをバージョン 1.0(v1.0)から新しいバージョン
にアップグレードする場合、付属の Universal Flash Device(UFD)を使用してオペ
レーティング・システム(OS)のイメージを再作成する必要があります。また、デー
タベースを再構築する必要があります。
n
v23 UFDを使用することをお勧めします。v23 UFDについては、AirSpeed Multi Stream
サポートにお問い合わせください。
この OS イメージには、バージョン 1.1 以降のソフトウェアを正しくインストール
するために必要な変更がいくつかあります。
n
お使いのシステムにバージョン1.1以降のソフトウェアが付属していない場合、イン
ストールおよび設定プロセスの一環として OS イメージの再作成を実行する必要は
ありません。
v1.0 から新しいバージョンにシステムをアップグレードする方法については、お使
いのシステムに付属する『Avid AirSpeed Multi Stream Reimaging Your System』をご
参照ください。
スタンドアロン AirSpeed Multi Stream に合わせて AFAP 設定を変更する
スタンドアロン Transfer Manager で設定された AirSpeed Multi Stream システムの場
合、システムのパフォーマンスを最適化するには、新しい AirSpeed Multi Stream ビ
AFAP設定を変更する必要があります。AFAPは、
ルドにアップグレードするたびに、
AirSpeed Multi Stream サーバー上のディスク I/O システム用フィルター・ドライバー
です。
一般的に、これらの設定を調整する必要はありません。ただし、場合によっては、
特定の設定のパフォーマンスを最適化する必要があります。AFAP 設定を変更する
場合、システムの再起動や、いずれかのアプリケーションの再起動は必要ありませ
ん。ただし、指示された場合はフィルタリングを停止し、再起動する必要がありま
す。再生機能や記録機能に影響がないように、システムがアイドルまたはオフライ
ン状態のときに変更を行うことをお勧めします。
すべての変更内容は、変更後に開いたファイルに適用されます。そのため、クリッ
プの転送、記録、および再生などのすべての操作に影響はありません。
n
8
テストを適切に行うために、システムが完全にアイドル状態のときに変更を行うこ
とを強くお勧めします。
ハードウェアおよびソフトウェアの要件
スタンドアロン AirSpeed Multi Stream に合わせて AFAP 設定を変更するには:
1. AirSpeed Multi Stream で、
C:\Program Files\Avid\Afap\ に移動し、
AFAPManager.exe
アプリケーションを起動します。
[AFAP Manager]ダイアログボックスが開きます。
2.[ボリューム]
(Volume)ペインで E:\ ボリュームを選択します。
3.[管理]
(Manage)タブに定義されている各フィールドの値を書き留めます。
n
これらはデフォルト値なので、残しておく必要があります。デフォルト値に設定し
直すと、システムを元の設定に戻すことができます。
4.[管理]
(Manage)タブの[フィルタリングの停止]
(Stop Filtering)ボタンをク
リックします。
下のフィールドが有効になります。
5.[AFAP コントロール]
(AFAP Control)セクションで、以下のようにフィールド
の値を変更します。
t [新しい合計帯域幅]
(New Total Bandwidth)= 95000
](Write Penalty (%))= 115
t [書き込みペナルティ(%)
](IO Cost (uS))= 2000
t [IO コスト(uS)
t [拡張子リスト]
(Extension List)= tmf;mxf;g
n
転送の問題が発生した場合、これらの AFAP 設定が正しく設定されていることを確
認してください。
6.[永続的]
(Persistent)チェックボックスの下の例を確認します。
7.[フィルタリングの開始]
(Start Filtering)をクリックしてフィルタリングを再
開します。
8.[AFAP Manager]ダイアログボックスを閉じます。
AirSpeed Multi Stream に合わせて帯域幅割り当てを変更する
AirSpeed Multi Stream のパフォーマンスを最適化するには、ISIS マネージメント・
コンソールで各AirSpeed Multi Streamの帯域幅割り当てを変更する必要があります。
この手順が必要なのは、Avid Editor バージョン 9.5/5.5 以降および AMS バージョン
1.7 以降で TMF エクスポートワークフローの場合のみです。
AirSpeed Multi Stream のパフォーマンスについて詳細は、Avid ナレッジベースの最
新の『AirSpeed Multi Stream パフォーマンス・ガイドライン』をご参照ください。
9
AirSpeed Multi Stream の帯域幅割り当てを変更するには:
1. ISIS マネージメント・コンソールを開きます (ISIS マネージメント・コンソー
ルを開く方法については、『ISIS 管理者ガイド』のトピック「Opening the Avid
ISIS Management Console」をご参照ください)。
2.[ハードウェア]
(Hardware)領域の[デバイス]
(Devices)アイコンをクリッ
クします。
デバイス・ツールが開きます。
3.[名前]
(Name)リストで使用している AirSpeed Multi Stream の名前を探し、ダ
手順4に進みます。
ブルクリックするか、
[詳細]
(Details)ボタンをクリックして、
AirSpeed Multi Stream の名前が存在しない場合、以下の手順を実行して追加する
必要があります。
(New)ボタンをクリックします。[デバイスの作成]
(Create Device)
a. [新規]
ダイアログボックスが開きます。
b. [名前](Name)テキストボックスに、追加するデバイスのシステム名を入
力します。デバイス名に使用できない文字は \ / = @ [ ] * ? + | : “ ; , < > です。
また、作成する名前の先頭または末尾の文字にはピリオド(.)は使用しな
いでください。また、名前にスペースを含めないでください。
[名前]
(Name)テキストボックスに入力した名前のデバイスがすでに存在
する場合、新しい名前を入力するように求めるエラー・メッセージが表示
されます。
4. デバイスに割り当てる読み取り / 書き込み帯域幅の合計(MB/s)として、[詳
細](Details)ペインの[帯域幅(MB/s)](Bandwidth (MB/sec))テキストボッ
クスに「50」と入力して設定します。0(ゼロ)の値は、帯域幅を測定しないこ
とを示します。
下方のフィールドが有効になります。
5.(オプション)
[説明]
(Description)テキストボックスにデバイスの説明を入力
します。
6.[適用]
(Apply)ボタンをクリックします。
[デバイス]
(Devices)
セクションの[帯域幅]
(Bandwidth)
値が50に変更されます。
7.(省略可能)手順 3 ∼ 6 を繰り返して新しいデバイスを作成します。
8.[閉じる]
(Close)ボタンをクリックして、
[デバイスの作成]
(Create Device)
ダイアログボックスを閉じ、Users ツールに戻ります。ユーザー・ツールに
新しいデバイスが表示されます。
10
ハードウェアおよびソフトウェアの要件
9. AirSpeed Multi Stream から、Avid ISIS Client Manager を起動します。
10.[接続解除]
(Disconnect)をクリックしてボリュームの接続を解除します。
ボリュームの接続が解除され、[接続解除](Disconnect)は[接続](Connect)
に変更されます。
11.[接続]
(Connect)をクリックしてボリュームを再接続します。
12. Avid ISIS Client Manager を閉じます。
共有ストレージのサポート
Avid AirSpeed Multi Stream サーバーは以下の共有ストレージをサポートします
(SD、
MPEG-2 HD、DNxHD、および AVC-Intra モデルの場合と同じです)。
•
Avid ISIS 7000 v2.1 以降
•
Avid ISIS 5000 v3.1 以降
AirSpeed Multi Stream のサポートする製品
Avid AirSpeed Multi Stream は以下のバージョン以降の製品でサポートされます。
•
Avid NewsCutter v9.0 以降
•
Avid Media Composer v5.0 以降
•
Avid Symphony v5.0 以降
•
Avid Instinct v3.0 以降
•
Avid iNEWS Command v2.6 以降
•
Avid Capture Manager v4.2.1.5
•
Avid Interplay Capture v1.1 以降
•
Avid IsoSync v2.3 以降
•
Avid Interplay v2.2 以降
•
Avid ISIS 7000 v2.1 以降
•
Avid ISIS 5000 v3.1 以降
11
低解像度プロキシ・ワークフローと MPEG-2 HD の Send to Playback の強化についてサポー
トされる AirSpeed Multi Stream 製品
Avid AirSpeed Multi Stream の低解像度プロキシ・ワークフローと MPEG-2 の Send to
Playback の強化は、以下のバージョン以降の製品でサポートされます。
n
新しい低解像度プロキシ・ワークフローと MPEG-2 HD の Send to Playback の改善に
は、以下のリストにあるソフトウェアが必要です。それよりも前のバージョンはこ
の新しい機能をサポートしません。
•
Avid NewsCutter v9.5 以降
•
Avid Media Composer v5.5 以降
•
Avid Symphony v5.5 以降
•
Avid Instinct v3.5 以降
•
Avid iNEWS Command v2.7
•
Avid Capture Manager v4.2.1.5
•
Avid Interplay Capture v1.2
•
Avid IsoSync v2.3 以降
•
Avid Interplay v2.3 以降
•
Avid ISIS 7000 v2.2.3 以降
•
Avid ISIS 5000 v3.1 以降
Monitor アプリケーション
AirSpeed Multi Stream Monitor Application というモニター・アプリケーションがありま
す。システムにログインすると、Monitor アプリケーションが起動し、AirSpeed Multi
Stream および Transfer Engine コンポーネントを有効または無効にできるようになりま
す。コンポーネントを無効にすると、起動または再起動は自動的に実行されません。
n
Monitorアプリケーションは独立したアプリケーションとして実行されるため、終了
しないでください。
AirSpeed Multi Stream のインストール時およびアップグレード時には、Monitor アプ
リケーションのすべてのコンポーネントを[無効]に設定し、更新と再起動が正し
く実行されるようにします。インストール後は、Monitor アプリケーションが起動
し、すべてのコンポーネントが[無効]に設定された状態で表示されます。コンポー
ネントを有効にするには、Monitor アプリケーションで以下の手順を実行します。
12
ハードウェアおよびソフトウェアの要件
n
•
有効にするコンポーネント(AirSpeed Multi Stream および Transfer Engine)を選
択し、
[アプリケーションを有効にする]
(Enable Applicaion)をクリックします。
•
Monitor アプリケーションを最小化してタスクバーに収納します。
この操作によって、クラッシュや他の重大なエラーが発生したときに実行されてい
た有効なアプリケーションを維持し、必要に応じて設定の変更後にコンポーネント
を再起動することもできます。
アプリケーションから直接再起動が要求された場合、
[x]のウィンドウを閉じるボ
タンをクリックするか、
[ファイル]メニューの[終了]を選択して、アプリケー
ションを終了します。終了後は、Monitor アプリケーションによってアプリケーショ
ンが再起動されます。この方法で、設定が適切に適用されます。Monitor アプリケー
ションを使用して、すべてのコンポーネントを終了して起動する方法では、予期し
ない結果が発生する可能性があるため推奨されません。
Avid Service 設定 -[インベントリ]タブ
[Avid Service 設定]ウィンドウの[インベントリ]タブには、使用方法について補
足が必要なチェックボックスが 2 つあります。それぞれの使用方法については以下
の図と説明をご参照ください。
•
毎日、Transfer Manager を自動的に再起動するには、
[毎日、次の時刻に転送エ
ンジンを再起動する]
(Restart Transfer engine daily at)をオンにします。オンに
した場合は、Transfer Manager を再起動する時刻を時間と分(HH:MM)の形式
で入力します。選択した予定時刻の後、最初に検出されたアイドル時間に、
Transfer Manager は再起動します。毎日の Transfer Manager の再起動を有効にす
ると、システムの安定性が長期にわたって向上します。また、大量のファイル
数でも、ディレクトリが適切に管理されます。
n
Avid では、現在、この機能を有効にすることをお勧めしています。
n
将来的に、システムを最適化するために、異なる設定を推奨する可能性があります。
• [転送後に XDCAM 一時ファイルを削除する](Delete XDCAM Temporary Files
after Transfer?)チェックボックスは診断用であり、通常の操作時はオンのまま
にします。このチェックボックスのデフォルト状態はオン(選択済み)です。
Avid の担当者がオフにすることを勧めた場合にのみ、この設定をオフ(選択解
除)にしてください。この設定は、Avid 内部でシステムデータを収集するため
に使用されます。
13
Integration Service に追加された TransferManager ログ情報
AirSpeed Multi Stream Integration Service の Interplay Diagnostics ツー ルに、
TransferManager(TM)ログ情報が追加されました。以前のバージョンでは、TM ロ
グ情報を確認するために、Integration Service で TransferManager アイテムを個別に選
択する必要がありました。今回のバージョンで Interplay Diagnostics ツールで TM ロ
グを監視するには、Avid AirSpeed Multi Stream Integration Service を選択します。結
果として、TM ログと Integration Service ログの両方を同時に表示できます。
Remote Console アプリケーション
AirSpeed Multi Stream Remote Console は、使用しているネットワーク内で最大 10 の
コンピューターにインストールできるアプリケーションです。また、AirSpeed Multi
Stream Remote Console の各インスタンスは、使用しているネットワーク内で最大 10
の AirSpeed Multi Stream サーバーに接続できます。1 つまたは複数の AirSpeed Multi
Stream サーバーに接続すると、接続しているサーバー上のチャンネルとインベント
リを表示できます。次に、PC からリモート接続して AirSpeed Multi Stream Remote
Console アプリケーションを使用し、以下の操作を実行できます。
•
クリップのキューと再生
•
クリップのキューと収録
•
クリップの再転送
•
クリップ・インベントリの管理
•
項目表の作成と、関連するチャンネルでのクリップの再生
詳細は、
『AirSpeed Multi Stream Remote Console のインストレーションとユーザーガ
イド』をご参照ください。
API とマニュアル
AMS API は、AirSpeed Multi Stream サーバーの制御とクエリに使用される TCP/IP ソ
ケットベースのプロトコルです。 コマンドは XML(Extensible Markup Language)
フォーマットを使用して送受信されます。
以下の項目が適用されます。
•
TCP/IP の使用可能ポート(59451 ∼ 59456)
(1 ポートにつき最大 5 接続)
•
XML 情報: <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
•
同時に使用できる XML コマンドは 1 つのみです。
•
主要な XML コマンドは、タグ「要素」としてフォーマットされます。
• 「要素」コマンドの多くには、多数の「属性」データがあります。
14
v1.8 の新機能
• 「TC」に対するすべての XML 参照は、フォーマットされた STRING Time Code
(HH:MM:SS:FF)
(ドロップフレームの場合は「;」)です。「TC」のほとんど
の属性タイプでは、Time Code「iTC」の INT 表現として、「i」を先頭に付けた
同じ属性名を使用できます。
たとえば、
「StartTime=TC」の場合、INT として「iStartTime=iTC」と表現できます。
「iTC」は送信されません。
「TC」STRING が最初に検索され、見つかった場合、
「iTC」は無視されます。
•
n
コマンドには 3 つのカテゴリーがあります(「設定」
、「転送」
、および「データ
ベース」)
。
VITC に対するすべての参照は、ATC(Ancillary Time Code)も保持します。
API について詳細は、Avid 代理店にお問い合わせください。また、『AirSpeed Multi
Stream API ガイド』もご利用ください。
v1.8 の新機能
今回のリリースには以下の新機能があります。
n
バージョン 1.8 では、
システムに Windows XP Service Pack 3 がインストールされてい
る必要があります。
Team Configuration の[キャプチャしながら編集]のサポート
Team Configuration の使用時、メディアをキャプチャし、共有ストレージに転送して
いる間にメディアを編集できるようになりました。そのため、新しいメディアをす
ぐに編集できます。[キャプチャしながら編集]を利用する方法は 2 つあります。
•
エディター・ビンにクリップをドラッグ & ドロップする(
[ドラッグ & ドロッ
)
プによるキャプチャしながら編集](Edit While Capture with Drag and Drop)
•
転送時に共有ストレージのマスター・クリップを直接開く([自動転送による
キャプチャしながら編集](Edit While Capture with Auto Transfer))
[ドラッグ & ドロップによるキャプチャしながら編集]- このワークフローでは、
Remote Console Standalone を使用して、1 つまたは複数のクリップをエディター・ビ
ンにドラッグ & ドロップできます。クリップがエディター・ビンに追加されると、
部分的にオンラインになり、Avid Editor でシーケンスを作成できます。部分的にオ
ンラインのメディアは、クリップのキャプチャが完了するまで成長し続けます。そ
の後、部分的にオンラインのクリップは閉じ、メディア全体を使用できるようにな
ります。
15
[自動転送によるキャプチャしながら編集]– このワークフローでは、AirSpeed
Multi Stream でキャプチャされたメディアはストレージに直接転送されます。メ
ディアのメタデータ(.aaf ファイル)は事前に定義された Avid MasterClip の場
所(ISIS 5000/7000 ワークスペース上のフォルダー)に転送されます。 エディ
ターからこの .aaf ファイルをインポートすると、メディアは部分的にオンライ
ンで使用できるようになります。部分的オンラインのメディアは、クリップの
キャプチャが完了するまで拡大し続けます。この時点で、ファイルを閉じるに
は、同じ .aaf ファイルを再インポートする必要があります。
n
これらのワークフローは、ISIS 5000 または ISIS 7000 の共有ストレージでのみ使用で
きます。MediaNetwork はサポートされません。
n
1 つの AirSpeed Multi Stream で同時に実行できる[キャプチャしながら編集]
(EWC)数
について詳細は、
『Avid AirSpeed Multi Stream Performance Guidelines』をご参照ください。
c
この機能はシステムに依存したプロセスです。EWC の実行中は、AirSpeed Multi Stream
システムで他の処理(再生、再収録、転送など)を制限することをお勧めします。
[キャプチャしながら編集]ワークフローについて詳細は、
『AirSpeed Multi Stream
のインストレーションとユーザーガイド』、または『AirSpeed Multi Stream Remote
Console のインストレーションとユーザーガイド』をご参照ください。
AirSpeed Multi Stream Remote Console に追加された機能
AirSpeed Multi Stream Remote Console に以下の機能が追加されました。
•
16
AirSpeed Multi Stream Remote Consoleで項目表を作成および使用できるようにな
りました。項目表機能は、一連の複数クリップを連続して自動再生する機能を
サポートします。以下に対応しています。
-
混在したエンコーディングの再生
-
混在ビデオ・フォーマットの再生(例外については XDCAM の制限事項を
ご参照ください)
-
ライブ項目表の変更
-
項目表のループ処理。
n
項目表機能は、「オン・ザ・フライ」スイッチング用に設定されたチャンネルでの
再生をサポートしません。
n
項目表機能は、規格が混在している MPEG-2 HD メディアをサポートしません。項目表の
MPEG-2 HD 規格(1080i と 720p)が混在している場合、再生が予期しない結果になり
ます。たとえば、項目表に 1080i クリップと 720p クリップの両方が含まれ、チャンネル
が SD 再生用に設定されている場合があります。項目表に含まれる HD 規格が 1 つであ
れば、SD クリップは適切に再生され、項目表機能でサポートされます。
v1.8 の新機能
•
Remote Console のユーザー・インターフェースは、以下の言語でローカライズ
(翻訳)されています。
-
フランス語
-
ドイツ語
-
日本語
これらの機能と使用方法について詳細は、
『AirSpeed Multi Stream のインストレー
ションとユーザーガイド』または『AirSpeed Multi Stream Remote Console のインス
トレーションとユーザーガイド』をご参照ください。
追加された新しい Team Configuration
AirSpeed Multi Stream v1.8 リリースでは、共有ストレージ構成でエディターにイン
ストールされる Transfer Manager をサポートしなくなりました。AirSpeed Multi
Stream にインストールされた Transfer Manager は、共有ストレージとの間で行われ
るすべての転送の処理に使用されます。
Team Configuration で AirSpeed Multi Stream を設定する場合、Interplay なしで共有ス
トレージを使用する環境で動作します。Team Configuration の場合、AirSpeed Multi
Stream アプリケーションでは、メディアをストレージに転送するために Interplay は
必要ありません。
Team Configuration で設定した AirSpeed Multi Stream サーバーは、以下のバージョン
以降の AirSpeed Studio でサポートされます。
•
AirSpeed Multi Stream v1.8
•
TM Client v2.4
•
NewsCutter v9.5.2
•
Media Composer v5.5.2
•
Symphony v5.5.2
IsoSync v2.3.2 は、Team Configuration の AirSpeed Multi Stream でサポートされます。
n
AirSpeed Multi Stream、ISIS storage、および Avid 編集クライアントのシステム時刻が
ほぼ同じになるようにしてください。そうしないと、メディアがオフラインと表示
されることがあります。
17
n
Unity MediaNetwork および Macintosh クライアントは、Team Configuration でサポート
されません。
詳細は、
『AirSpeed Multi Stream のインストレーションとユーザーガイド』の「Team
Configuration の設定」をご参照ください。
[プレビュー]ダイアログボックスの変更
[プレビュー]は強化され、以下の機能が追加されました。
•
クリップの長さを表示する[長さ]
(Length)という新しいフィールドが追加さ
れました。
•
クリップをループに設定できる[ループ]
(Loop)という新しいボタンが追加さ
れました。
Studio Send-to-Playback
Team Configuration で設定した AirSpeed Multi Stream サーバーで、Studio Send-to-Playback
を使用できるようになりました。
v1.8 で修正された項目
バージョン 1.8 には、以前は制限事項として記載されていた事項など、v1.7.x リリー
ス以降に利用できるようになったすべての修正が含まれます。
®
バグ番号:UDevC00145693 AirSpeed Multi Stream ソフトウェアのアップグレード後
は、再生の転送が最初は機能しないことがあるという問題が修正されます。
®
バグ番号:UDevC00147617 AirSpeed Multi Stream チャンネルのロード時に、スタン
ドアロンの転送にかかる時間が短縮されました。
VDCP および Sony BVW
®
18
バグ番号:UDevC00133389 アプリケーションまたはシステムを再起動した後の最
初のキュー試行が完了するまでに、後続のキューよりも時間がかかることはなくな
りました。
制限事項と既知の問題
制限事項と既知の問題
次に、AirSpeed Multi Stream v1.8 リリースで見つかった制限事項と既知の問題の一
覧を示します。
一般事項
®
Integration Service ユーザー・インターフェースでは、テンプレート名を 31 文字以
下にします。
®
複数の AirSpeed Multi Stream データベースを使用しないでください。
®
MPEG-2 HD クリップの場合、
[プレビュー]ダイアログボックスではループを使用
できません。
®
バグ番号:UDevC00153057 クリップの転送が完了した後も、クリップをビンにド
[デフォルト
ラッグ & ドロップする処理が進行中の可能性があります。この場合、
テンプレート]タブのマスター・クリップの場所のドロップ・ダウンで指定した
フォルダー(\\<SystemDirector>\<Workspace>\Avid Masterclips)に移動し、転送する
クリップの .AAF ファイルをインポートする必要があります。このクリップは、多
くの場合、フォルダー内の <ClipName>_1.aaf という名前のファイルです。このファ
イルをインポートすると、ビンで進行中のクリップは閉じられます。
®
バグ番号:UDevC00144771 H264 プロキシ・オプションが追加されたため、収録用
のキューが収録ステータスの入力を完了し、収録を開始するまでにかかる時間が 1
秒長くなります。 これは、収録の初期化の際に、H.264 エンコード・ストリームに
よって増えたオーバーヘッドのためです。
®
バグ番号:UDevC00156486 現在、
[グローバル参照]をトリレベルに設定すると、
HD 再生を相互変換できません。たとえば、
[グローバル参照]を 1080i に設定する
と、720p クリップを再生しようとしたときにエラーが表示されます。
問題の回避:この問題を回避するには、サイトの構成に合わせて[グローバル参照]
を NTSC または PAL に設定します。
®
バグ番号:UDevC00144130 再生ビデオの規格を変更した場合、変更を適切に適用す
るにはアプリケーションを再起動する必要があります。この設定は、チャンネルの
設定と共に他のシステム設定を構成する場合に使用されます。「オン・ザ・フライ・
スイッチング」を有効にした状態でチャンネル上の SD および HD クリップの両方
を再生できますが、チャンネルの基本的なビデオ処理規格は変更するにはアプリ
ケーションの再起動が必要です。
19
®
バグ番号:UDevC00144722 H.264 オプション・キット・ハードウェアがインストー
ルされているシステムに USB キーボード / マウス・アダプターを接続している場
合、システムが適切に再起動しないことがあります。この問題が発生する場合、固
定のマウス / キーボード・アダプターを接続しないことをお勧めします。
問題の回避:USB キーボード / マウス・アダプターを取り外して起動シーケンスを
完了し、システムが動作するようになってから再接続します。
®
バ グ番 号:UDevC00144771, UDevC00133507, UDevC00110899, UDevC00113837,
UDevC00120872 システムが高負荷の場合、インベントリ、チャンネルの状態、また
はキューの変更に対してかかる時間が長くなる可能性があります。多数(100 以上)
の削除やコピーのような長時間の処理時に、ユーザー・インターフェースが応答し
なくなることがあります。結果として、一連のプロトコルや他の自動プロトコルに
影響が及ぶ可能性があります。
®
バグ番号:UDevC00111862 AirSpeed Multi Stream データベースでは、Unicode 文字
列を適切に並び替えることはできません。
®
バグ番号:UDevC00114797 チャンネル数が多すぎる状況で、広帯域幅のクリップを
再生しようとした場合、または高い CPU 使用率のコーデックを使用する場合、シ
ステムが過負荷になる可能性があります。
®
バグ番号:UDevC00120834 以前にキャンセルした HD Send To Playback を再試行す
ると、転送ステータスのエラーが発生します。
問題の回避:新しい処理としてシーケンスを再送信してください。転送ウィンドウ
で失敗した処理を再試行しないでください。
®
バグ番号:UDevC00120823 Avid Service Configuration で、収録テンプレート設定を
指定していない場合、音声ストリームに関する値が不正になる可能性があります。
問題の回避:収録テンプレートは、常に取込チャンネルに割り当ててください。
20
®
バグ番号:UDevC00120594 HD キャプチャを開始してから、2 つの HD AV ソース間
で切り替える場合、キャプチャされたクリップのビデオが表示されるまでに最大 3
秒かかります。キャプチャされたクリップには、ビデオが表示されるまで 3 秒の空
白があります。
®
バグ番号:UDevC00120652 現在、受信したタイムコードがシステム・ビデオ・リ
ファレンスと同じ規格(NTSC または PAL)の場合、LTC LED は緑色に点灯します。
受信したタイムコードがシステム・ビデオ・リファレンスの規格と異なる場合、LTC
LED はこはく色に点滅します。システムでは、受信したタイムコードの検証時に、
ドロップと非ドロップのタイムコードを区別していません。
制限事項と既知の問題
®
バグ番号:UDevC00118055 HD Send to Playback では、不完全なペアの音声トラック
を含むシーケンスを送信できません。
問題の回避:偶数の音声トラックがある音声を常に送信してください。補完するた
めに空の音声トラックを追加することもできます。
®
バグ番号:UDevC00118842 MPEG-2 HD クリップをキャプチャするときに、キャプ
チャしたメディアの末尾に非常に近い位置(45 秒未満)でクリップを編集しようと
すると、ビデオの再生中に音声が停止する可能性があります。ただし、音声とビデ
オのキャプチャは停止しません。クリップを再生する前に、やや長く待つ必要があ
ります。
問題の回避:現在キャプチャしているメディアの末尾から 45 秒未満の位置で編集
または再生しないでください。
®
バグ番号:UDevC00142291 Capture Manager では、AVC-Intra 形式の場合、
[チャン
ネル]ドロップリストの選択肢として[Ch3]と[Ch4]が表示されません。
[チャンネル]
フィー
問題の回避:チャンネル 3 またはチャンネル 4 を選択するには、
ルドで目的のチャンネル番号(3 や 4 など)を手動で入力する必要があります。
項目表の問題
®
バグ番号:UDevC00155304, UDevC00155184 項目表機能は、規格が混在している
MPEG-2 HD メディアをサポートしません。項目表の MPEG-2 HD 規格(1080i と
720p)が混在している場合、再生が予期しない結果になります。たとえば、項目表
に 1080i クリップと 720p クリップの両方が含まれ、チャンネルが SD 再生用に設定
されている場合があります。項目表に含まれる HD 規格が 1 つであれば、SD クリッ
プは適切に再生され、項目表機能でサポートされます。
®
バグ番号:UDevC00154924 再生のロード時にチャンネルの出力形式を変更する場
合、クリップのステータスは新しい設定に基づいて更新されません。適切なステー
タスを表示するには、
[サーバー](Server)タブの[x]ボックスを選択してサー
バーから Remote Console の接続を解除してから、サーバーに再接続する必要があり
ます。Remote Console には目的のステータスでクリップが表示されるようになりま
す。たとえば、HD が「固定」されているチャンネル出力形式の SD および HD ク
リップの両方が項目表にある場合、すべての SD クリップが再生できなくなります。
チャンネル出力形式を[アップ / ダウン / 相互変換]に変更すると、サーバーに再
接続するまで、SD クリップは再生可能なステータスで表示されません。
®
バグ番号:UDevC00156052 項目表モードでは、スイッチ・オン・ザ・フライ再生を
サポートしません。 そのためにアイテムの予期しないキューや再生が発生するこ
とや、1 つまたは複数のチャンネルが機能しなくなることがあり、アプリケーショ
ンの再起動が必要になります。
21
®
バグ番号:UDevC00156527 現在、項目表機能は英語版でのみサポートされます。英
語以外の言語版では、予期しない文字や、まだ使用できない多数のメッセージが表
示される可能性があります。 この機能は、今後のリリースで他の言語が完全にサ
ポートされるまで、英語版で使用する必要があります。
®
バグ番号:UDevC00156117 項目表のループの有効 / 無効を切り替えると、項目表・
パネル・ビューは選択されているクリップ行へ自動的に移動します。
®
バグ番号:UDevC00155029, UDevC001156097 項目表の多数の項目を同時に変更す
ると、場合によっては長時間かかることがあります。たとえば、項目表で 1,000 ク
リップを選択し、[フォロー]設定を調整すると、変更をすべてのクリップに適用
するまでに数分かかる可能性があります。大量のクリップを一括して追加および削
除した場合も、長時間かかる可能性があります。たとえば、1,000 クリップを追加す
ると、処理が 15 分を超える可能性があります。
可能であれば、項目表では少数のクリップ数について一括変更することをお勧めし
ます。
®
バグ番号:UDevC00155433 項目表のクリップに定義されているインおよびアウト
のポイントは、インベントリに含まれるクリップの実際のイン / アウト・ポイント
制限内する必要があります。項目表のクリップのインまたはアウトのポイントを、
インベントリのイン / アウト・ポイントから外れる数値に設定しようとすると、定
義されているクリップのイン / アウト・ポイントと一致するようにマークが調整さ
れます。この処理が問題の場合、マスター・クリップのサブクリップを作成するこ
とをお勧めします。このサブクリップで、イン / アウト・ポイントを変更して、項
目表のクリップで使用できるようにする必要がある値と一致するようにします。
®
バグ番号:UDevC00155057 項目表の再生時に、
[チャンネル]ペインの[再生]ボ
タンを押しても、項目表の次のクリップに移動しません。
問題の回避:F12 キーを押すと、次のクリップに移動します。
®
22
バグ番号:UDevC00154690 クリップ再生の 5 秒以内に、クリップの再生モードの
[フォロー]と[手動]を切り替えても、モードの変更が有効になりません。これ
は、設定のキューと通知のタイミングが原因です。10 秒よりも長い時間でモードを
変更すると、再生前に、変更がクリップに正しく適用されます。
制限事項と既知の問題
プロキシの問題
®
バグ番号:UDevC00154468, UDevC00154473 ハードウェアのチャンネルを使用して
プロキシ・ビューアー・インスタンスからビデオを表示すると、プロキシと同じ位
置を表示するようにビデオ出力を更新したときに、再生の末尾でジャンプが発生す
ることがあります。
®
バグ番号:UDevC00155636 H.264 低解像度オプションを使用可能にして AirSpeed
Multi Stream の収録コントローラーとして Capture を使用する場合、高解像度と低解
像度のアセットに個別の Interplay フォルダーと Workspace パスを割り当てないでく
ださい。異なるパスを割り当てると、Capture で作成されたマスター・クリップのア
セット間の関連付けが壊れる可能性があります。これらのフィールドを空にし、
Capture で情報を管理できるようにすることをお勧めします。
®
バグ番号:UDevC00154478 ハードウェア・チャンネルを使用してプロキシ・ビュー
アーからビデオを表示する場合、ビデオ出力に再生ビデオが表示されないことがあ
りますが、プロキシ・ビューアーには更新されたビデオ表示されます。この問題が
発生する場合、クリップを一時停止してから再生すると、プロキシとビデオの出力
の両方が適切に更新されます。
IsoSync の問題
®
バグ番号:UDevC00142193 IsoSync では、キューされたクリップを終了した後に、
Capture チャンネルが再生モードに切り替わることがあります。
®
バグ番号:UDevC00143390 IsoSync では、IsoSync で以前に記録したクリップを再生
のために自動キューできなくなります。
®
バグ番号:UDevC00135723 IsoSync アプリケーションでは、デバイスをダブルク
リックするか、デバイスを選択して[マルチ再生](Multi-Play)ボタンを押すと、
再生アプレットが表示されます。デバイスにチャンネルのエイリアスを適用して
も、左 上の ドロ ップ ダウ ンに その エイ リア スが 表示 され ませ ん。 代 わり に、
[ServerName]:[channel#] を示します。
®
バグ番号:UDevC00155860 [名前]フィールドには「&」文字を使用しないでくだ
さい。キャプチャが収録用のキューに保存されなくなります。収録用にキューにク
リップを保存すると、IsoSync アプリケーションは停止したようになり、最終的に
「収録のいずれかを準備できません」というメッセージが表示されます。
23
Serial/Protocol の問題
24
®
MPEG-2 HD 形式での処理時に、SD ではジョグとシャトルは予想どおりに機能しま
すが、HD 環境ではハードウェアの構成に応じて応答時間が非常に遅くなります。
®
VDCP および Avid iNEWS コマンドを適用する[再生]コマンドの受信後に、8 フ
レームのハードコーディングされたプリロールがあります。
®
バグ番号:UDevC00141313 VDCP:クリップを既存の名前に変更する要求を送信す
ると、残りの位置はゼロになります。
®
バグ番号:UDevC00137970 自動処理によって PLAY、STILL の後に CUE を発行す
[再生]のプリロールは 8 フレームよりも短
ると、VDCP コントロールに関して、
縮されます。
®
バグ番号:UDevC00139403, UDevC00110899, UDevC00114486 複数の同時処理でシ
ステムの負荷が高くなっている場合、転送や他のプロトコルコマンドの応答時間が
非常に長くなる可能性があります。
®
バグ番号:UDEVC00105929 Sony - SonyBVW の並び替えについて、FindFirstClip/
FindNextClip は実装されていません。
®
バグ番号:UDEVC00108815 IDSDELETED/IDSADDED リストを取得するには、複
数の IDSDELETED/IDSADDED 要求が必要です。
ご利用にあたって
ご利用にあたって
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せん。
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Media、Pinnacle Scorefitter、Pinnacle Studio、Pinnacle Studio MovieBoard、Pinnacle Systems、Pinnacle VideoSpin、Podcast Factory、
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は、アメリカ合衆国、その他の国における Avid Technology, Inc. の登録商標または商標です。
25
Adobe、Acrobat Reader、および Photoshop は、アメリカ合衆国、その他の国における Adobe Systems Incorporated の登録
商標または商標です。Apple および Macintosh は、アメリカ合衆国およびその他の国における Apple Computer, Inc. の商標で
す。Windows は、アメリカ合衆国、その他の国における Microsoft Corporation の登録商標または商標です。文中に記載され
ている商標はすべて、それぞれの所有者に帰属します。
Avid AirSpeed Multi Stream v1.8 ReadMe • 0130-30042-01 Rev N • 2011 年 5 月 • 11/05/17
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