...

学生相談室だよりNo.70(平成28年12月1日発行)

by user

on
Category: Documents
22

views

Report

Comments

Transcript

学生相談室だよりNo.70(平成28年12月1日発行)
向けて
昭和大学 (旗の台キャンパス)
発行日:2016 年 12 月1日
学生相談室だより No.71(2016 年 12 月~2017 年 1 月号)
発行者:昭和大学学生課 TEL 03-3784-8024
学生相談室 TEL 03-3784-8285
留年について知ってほしいこと
正門のイルミネーションが、心をほんのり温めて
くれる季節がやってきましたね。勉強や実習などを終えて「ふぅー」
っと一息ついたり、急いで帰途につく時に、キラキラしたイルミネー
ションが元気づけてくれるようで、素敵だなと思います。
さて先日、京都大学のカウンセリングルームのサイトで、学生さん
向けに「留年について」というメッセージがあり、非常に共感できる
内容でしたので、紹介させてください。
高校生までは、留年は全日制普通科の高校であれば、1%にも満た
ない少数の生徒のことであろうけれど、文科省の調査では、4年制大
学を4年で卒業するのは、入学者のおおよそ8割弱だそうです。京都
大学でもほぼ同じ事情だそうで「これだけの数の人が留年するという
ことは、単に個人の失敗としてのみ捉えられるべきものではない」、現
在の日本の大学のシステムは「一定数の留年を生み出すようにできて
の途中で息切れ・ガス欠になってしまい、単位を落としてしまうパター
ンに注意して欲しいです。もちろん、必要な努力はしなければなりませ
んが、必要以上に自分を追い詰めないで欲しいのです。周りの学生と比
べて自分は劣等だと考えてしまう人が、留年生には多いです。でも、も
し1点の違いで留年した人と進級した人がいたら、一方が優秀で、他方
は劣等と言えるでしょうか?見かけは違ってしまうので惑わされがち
ですが、
火曜日留年に至った要因を冷静に考え、
15:00~18:00(小林) 金曜日 15:00~18:00(平野)開室です。
次年度クリアするために必要
な努力を、無茶をせずに遂行するための準備をし、時には息抜きやご褒
美タイムも設けて、焦らず遂行して乗り越えて欲しいです。
留年は、その人の全人格を否定するものでは決してありません。
自分の良さを大切に。
(本学ホームページの学生部コーナーより、予約状況を見ることもできます)
いるものなのだ」と言っています。そして「大学入学に至るまでの進
12 月の予定
路相談やキャリア教育の体制、大学の入試のあり方、カリキュラムの
あり方、修学支援体制、転学部制度、編入学制度、大学での進路相談
進路選択をしていきましょう」とあります。
「不本意に留年してしまっ
1 月の予定
日 月 火 水 木 金 土
やキャリア教育の体制、企業の採用のあり方など、数多くの要因が多
重に関与しています。そうした理解に立った上で、留年に取り組み、
(小林英子)
4
5
6
7
日 月 火 水 木 金 土
1
2
3
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
8
9
10 11 12 13 14
たとき、その留年がさらに留年を呼ぶという悪循環をもたらすことが
11 12 13 14 15 16 17
15 16 17 18 19 20 21
あります」
。この悪循環にもし陥ったなら、いかにそこから抜け出すか
18 19 20 21 22 23 24
22 23 24 25 26 27 28
に注力することが大切です。
25 26 27 28 29 30 31
29 30 31
留年すると、次は挽回しようと焦ったり頑張り過ぎるあまり、年度
Fly UP