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素朴な佇まいを見せるロンボク島
レオの旅行記 素朴な佇まいを見せるロンボク島 日本ではなじみの薄いこの島も、ジャカルタで暮らしているとバリ、ジョグ ジャカルタに次ぐ観光地として頻繁に耳にし、興味のある方も多いのではない だろうか? しかし、情報量も知名度もバリのそれと比べて格段に乏しい現状、ロンボクに 行かれる方は増えてきているとはいえ、まだまだバリより少ない。 ジャカルタより空路直行 2 時間。人口の 90%をササッ人が占め、バリとはまた 違う牧歌的雰囲気を醸し出す。今回は、そんなロンボク島の素朴さ残る内陸部 と隠れた人気スポットを旅する。 サデ村 (Desa Sade) 空港から南に 15 分ほどで着くこの村は、サ サッ人の伝統的住居が数多く残っており、 150 世帯 700 人余りが昔から変わらぬ生活を 今も送っている。 農業と機織りがメインのこの村は、軒先で機 織りをしている光景が日常的に見られる。 また、村民に笑顔で話しかけると、気さくに 家の中を見せてくれ、藁ぶきの屋根に、竹編 み の 壁、牛 の 糞 を 固 め た 床、昔 に タ イ ム ス リップしたかのような気にさせられる。 この村は、村内での結婚がほとんどで、親族 での結婚も珍しいことではないという。 「700 人みんなが家族みたいなものさ」とガイ ドしてくれた村民は笑っていた。 高床式住居と村民、ニワトリがモチーフと なっているサデ村の伝統的な模様 スカララ村(Desa Sukarara) 空港から西に 10 分ほどで着いてしまうこの 村も、織物を主要産業としている。 しかし、サデ村との違いは、金糸・銀糸を含 めた多彩な色糸を使って生み出す精密なモ チーフにある。 もう 17 年も機織りをしているという手練れ の織り手でも、1日 7 時間織って進むのは数 センチ。2m ほどの布を織るのに 2 ヵ月弱要 するという。 実際、織っている姿を見させてもらうと、そ れはそれは気の遠くなるような緻密な作業の 繰り返し。 しかし、そうやって完成した煌びやかな布は 息を飲む美しさをもつ。 スカララ村の伝統的模様 バニュムレッ村(Desa Banyumulek) 空港から西に 30 分ほど、マタラムへ向かう 道中で少し南に降りた場所にあるバニュム レッ村。 この村は、素焼きの壺やお皿、カラフルに彩 色された陶器の小物などを作っている。 ロンボク北部のリンジャニ山から持ってきた 土を使い、 ろくろを手で回しながら形を整える。 焼くときも窯など使わず、椰子の実の殻の上 に陶器を並べ、その上から大量の藁をかぶせ、 火をつけるだけ。たった 2 時間で、味のある 陶器が出来上がる。まさに、ロンボクの大地 に作られた陶器と言えよう。 今回お邪魔した工房は、創業 30 年ながら、 ヨーロッパ、アメリカを中心とした世界中か ら注文が来るまでになったという。実際、手 作りの陶器に囲まれた一角で、海外送付用の 木箱を、木材とくぎで手作りしていた。 い いものには世界中が魅了されるということだ ろう。 白い模様は、卵の殻を張り付けて作る。 蝶やトカゲの模様もなかなかオシャレ 水を入れて逆さにしても漏れない 不思議な壺。水を入れるのは底面 から、しかし水が出てくるのは注 ぎ 口 だ け で、底 か ら は 漏 れ な い。 面白い発想だ 気軽にその場で陶器作りが体験できる。難しい所 は村民の力を借りて、はいチチャッ付き灰皿の完 成! マウンビーチ(Pantai Mawun) 空港から南に 30 分ほど行くと、欧米人サー ファーの姿が目立つようになってくる。 長期滞在するサーファーが多いクタビーチであ る。スンギギやギリに比べると、 ホテルも簡素で、 ビーチ沿いものどかな雰囲気が漂っている。 ただ、今回目的のマウンビーチは、そこから更 に西へ、丘を越え、くねくねした道を 20 分ほ ど走る。 眼前に広がる大パノラマ。さらさらの白い砂と、 透き通るほど青い空と海。 丘に囲まれた湾という立地が、波の穏やかさを生み、 人の流入も携帯の電波をも拒み、それは閑静なビーチ を創りだしている 綺麗な海に反し、心配になるぐらい人が少ない。 物売りも海の家もないこの場所では、時計もいらない 絵希の ギリアイル島旅行 前から行ってみたかったギリアイル島。ロン ボク島北西部の沖合いにある 3 つの小島のひと つで、島内の主な移動手段は徒歩か自転車、ま たは馬車 (!) 。 ジャカルタの渋滞を抜け出して、のんびり田 ロンボク島に到着後、 2 時間タクシーに 乗り、 やっと港へ ! ニワトリと共にギリア イル島へ〜♪ 舎を満喫しました。 ギリアイル島到着〜!たまらない田舎道 サンセットと共に夜ごはん。 この カレーはオーガニック野菜たっぷり でとっても美味しかった〜 そして最大の旅の目的はこの海 毎日ダイビングです まずはヴィラのプールでのんびり (^ ^) 今回ダイビングの アドバンスの免許 を 取 得!!私 の 講 習をしてくれたベテ ランダイバーさん 馬車 (^.^) カメさんにもたーーーーくさん遭遇して 一緒に泳ぎましたよ♪ シャークポイントでは初のディープダイ ビングで 40m 潜りました!でもサメには 会えず… 五十川絵希 (いそがわ えき) nobu hair & more のスタイリスト。趣味は旅行とダイビング。インドネシア で行きたいところがまだいっぱい!なかなか日本に帰れない♪ オベロイ・ロンボク(The Oberoi Lombok) ホテルももちろん人里離れた閑静なリゾート をご紹介。 ロンボク島北西部のムダナビーチに壮大な敷 地を構えるオベロイ・ロンボク。 ヴィラとパビリオンタイプ計 50 の客室と、 ジム、スパ、ネイルサロン、テニスコートな どを備えるこのホテルは、 大人のリゾート として世界中にリピーターを持つ。消火器や 殺虫スプレーといったものを木編みで包み、 パッと見ただけでは分からなくするなど、心 憎いほどの気配りがされている。 プールサイドのバレは風が心地 よく、一日中でもいられそう 池、プール、池の三段造り ギリ・アイルの遠景と沈む夕日を見ながら砂浜で食事を楽しめる。 夜はキャンドルに照らされ、ロマンチックな雰囲気この上ない ヴィラタイプ 木 製 の 家 具 を 基 調 に、シ ッ ク に ま と め ら れ た Luxury Pavilion。 枕をロイヤルコットン、鴨の羽毛、形状記憶フォーム、低 刺激性繊維の 4 タイプから選べるのも嬉しい シャワーと石のバスタブ。総ガラス張りで開放感あふれ る作りになっている ス ノ ー ケ リ ン グ は も ち ろ ん、ダ イ ビ ン グ、カ ヌー、ウィンドサーフィン、ルアーフィッシン グなどを楽しめるビーチクラブ。ここからギリ に渡ることも可能とのこと スパ 近くの市場などにお散歩に行 くときは、馬がロビーまで迎 えに来てくれる。蹄の音と風 に揺られて、のどかな田舎道 を楽しみたい