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7
高さ
道路標識板の高さ(板の下端と車道面との距離)は次のとおりとする。
設置方法
高
案内標識
警戒標識
路側方式
片持式
門型式
添架式
8
さ
1.8m 以上とする。
板中央で原則として 2.1m とするが、少なくとも 1m 以上を
確保する。
指示標識
原則として 1.8m とするが、
少なくとも 1m 以上を確保する。
補助標識
原則として 1.8m とするが、
少なくとも 1m 以上を確保する。
5.0m を基準とし、少なくとも 4.7m 以上を確保する。
路側方式、片持式・門型式によるが状況により 6m まで高くできる。
取付角度
標識板取付角(道路交角と直角方向を基準とし、この基準線を標識板とのなす角)は、次
のとおりとする。
(1) 原則として路肩に設置するものは取付角5度とするが、状況により0度から 45 度
とする。ただし「一方通行(326-A)
」にあっては、取付角 90 度(道路に平行)
~45 度とする。
(2) 道路中央に設置するものは取付角0度となる。
- 3 -
H20.8.1改正
9
反射材料等
標識には原則として反射材料を用いるか又は照明装置を取り付ける。
1.解説
夜間における標識の視認性を確保するための方策としては、標示板に反射材料を用いる
方式、標示板に照明を施す方式及びそれらを併用する方式とがあり、整理すると次のとお
りである。
反射材料による方式・・・反射シート(使用材料によっては、反射性能が異なる)を標
(反射式)
照明装置を
持つ方式
示板に貼り付けしたもの
外部照明式・・・光源を標示板の上方、下方または側方の前面より与え、
(外照式)
標示板を外部から照明する方式と光源を遠方に設置し、
専用の反射シートを用いた標示板を照明する遠方照明
式とがある。
内部照明式・・・照明装置を内蔵し、透光性のある標示板を内部から照
(内照式)
明する方式。
注)遠方照明式の場合、照明灯具と標識板との位置関係によって①橋名反射、②再帰性反
射が原因で表示内容の判読が困難な場合があるので、照明灯具の配置には留意すること。
これらの方式を以下のように使い分ける。
①
内部照明式以外は原則として、輝度の高い反射材(シート等)を用い、全面反射式
とする。
②
高速道路上及び一般道路上に設置する案内標識は反射式を基本とする。
③
規制・警戒・指示標識については特別の場合を除き反射式とする。
④
次の場合は内部照明式または遠方照明式とする。遠方照明式に用いる反射シートは、
広角カプセルレンズ型を基本とする。
● 桁下、トンネル等で常時暗い場所(常時点灯)
● 繁華街等で、周囲の広告等で見にくい場所(夜間点灯)
● 特に、事故が多発して非常に危険と思われる場所(常時点灯)
● 非常電話(広110、広111-1)、非常駐車帯(広111)、非常口案内標識(内部照明
式・夜間点灯)
- 44
-2 -
H20.8.1改正
⑤
反射式標識のうち、高速道路上に設置する案内標識、規制標識、警戒標識及び指示
標識に用いる反射シートは広角プリズム型を標準とし、その他の標識等はカプセル
プリズム型を基本とする。
⑥
反射式標識のうち、一般道路上に設置する案内標識に用いる反射シートはカプセル
プリズム型を標準とする。
⑦
広角プリズム型の適用に当たっての留意事項として、次のようなケースで車両のヘ
ッドライトが標識に照射できない場合には、遠方照明式を標準とする。
● 手前の平面線形または縦断線形の曲線半径が小さい
● 標識の上端が路面から10m以上の高さに位置する
⑧
同一標識柱上においては、標識板の輝度に明暗が生じないように、標識板仕様及び
照明方式を混在させないことを基本とする。
反射シートの反射性能は、以下の表以上を有するものとする。
● 反射材料による方式(反射式)
広角プリズム型反射シートの反射性能
観測角
12’
20’
30’
1°
単位cd/m2
入射角
白
黄
赤
緑
青
5°
570
380
75
70
50
30°
235
190
45
25
16
5°
400
280
54
50
30
30°
170
140
20
19
12
5°
300
230
45
45
30
30°
170
140
20
19
12
5°
120
70
14
10
5
30°
50
40
8
5
2.5
カプセルプリズム型反射シートの反射性能
観測角
12’
20’
2°
単位cd/m2
入射角
白
黄
赤
緑
青
5°
250
170
45
45
20
30°
150
100
25
25
11
5°
180
122
25
21
14
30°
100
67
14
12
8
5°
5
3
0.8
0.6
0.3
30°
2.5
1.8
0.4
0.3
0.1
- 4‐1 -
H21.5.28改正
● 外部照明式(遠方照明式)
広角カプセルレンズ型反射シートの反射性能
単位cd/m2
観測角
入射角
白
黄
緑
緑(N)
青
12’
5°
100
60
10
10
4
20’
5°
80
40
8
8
2
20°
20°
0.48
0.35
0.07
0.05
0.04
10
標示板の基板の材料
標示板の基盤の材質は、反射式及び外部照明式の標識はアルミニウム合金板とし、内部
照明式の標識は原則としてメタクリル樹脂板とする。
- 4-2 -
H20.8.1改正
12 標識の設置
標識の種類、様式、設置場所等は次の通りとする。
1.案内標識
目的地への方向、距離、著名地点等交通の目標を明らかにし、道路上の位置を教示する
とともに旅行者の利便のため必要な沿道に関する各種の案内を行う。
なお、標識板寸法については、下表様式に記載している寸法を原則とするが、文字数や
景観性等により、この寸法により難い場合は変更することができる。
種
類
番
号
様
式
設 置 場 所
備
考
入路と一般道路の
接続部付近の車道 広 102
上方
広 103
(入路ノーズ上付 と併設
近)
広 101-A
(1.60×2.00)
入
口
入
入路と一般道路の
接続部付近の車道
上方
(一般道路上で案
内する場合)
広 101-B
口
(2.30×1.80)
案
方面及び
距離
広 102
広 101-A と同じ
広 101-A
広 103
と併設
広 101-A と同じ
広 101-A
広 102
と併設
(1.60×2.00)
内
料金
広 103
(1.60×2.00)
- 5 -
平成 15 年 12 月
種
類
番
号
様
式
設 置 場 所
備
考
本
線
案
方向及び
距
離
広 107-B
広 107-A と同じ
内
本
線
本
線
分岐予告
広 108
分 岐 点 の 手 前
200m、600m 付近及
びテーパー端で車
道の上方
本線分岐
広 109
ノーズ端のテーパ
ー端で、車道の上
方
広 110
非常電話が設置さ
れている左側路
端、又は車道上方
(両面表示)
分
岐
案
内
施
設
非常電話
案
内
(0.90×0.60)
施
設
案
非 常
駐車帯
非常電話
非常駐車帯が設置
が設置さ
されているテーパ
れている
ー端付近の路端又
場合は併
は車道上方
設
広 111
内
(0.90×0.60)
施
設 非常電話・
案 非常駐車帯
内
非常駐車帯に非常
電話が設置されて
いるテーパー端付
近の路端又は車道
上方
広 111-1
広 111 と
状況に応
じて選択
する。
(0.90×0.60)
平成 15 年 12 月
- 7 -
種
類
入路広報
番
号
様
式
設 置 場 所
備
考
入路部
(一般道路からラ
ンプに入る箇所)
広 116
施
(1.80×1.50)
設
案
入路部
(一般道路からラ
ンプに入る箇所)
内
注意標識
広 117
(1.78×0.55)
路
線
案
内
ルート
マーク
広 119
(0.90×0.90)
補
方面及び
方
向
出路付近の著名地
点の案内を出口予 105,106
告及び出口分岐標 と併設
識と併設する
広 112-A
助
ランプの合流部の
接続テーパ端付
近、および本線上
約 1,000m 間隔の左
側路端
(1.80×1.80)
案
内
方面及び
方
向
広 112-B
112-A と同じ
105,106
と併設
(2.25×1.60)
平成
15 年 1 月
H15.1.17改正 - 8 -
15 案内標識板標準図
下記標準図は「1.案内標識」様式に記載している標識板寸法の場合であり、文字
数や景観性等により標識板寸法を変更した場合は適宜変更すること。
入口
広 101-A(入路ノーズ上)
平成 15 年 12 月
- 17 -
非常電話
広 110
非常電話・非常駐車帯
非常駐車帯
広 111
広 111-1
平成 15 年 12 月
- 25 -
H15.1.17改正
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