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34号
第
2010年(平成22年)1月
全母子協ニュース
財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会 National Federation of Single Parents and Children’s Welfare Associations in Japan
創立60周年と政権交代
ご 挨 拶
財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会
厚生労働省 雇用均等・児童家庭局
会 長 吉 村 マサ子
局 長 伊 岐 典 子
平成22年 明けましておめでとうございます。
会員の皆様にはご清祥に新年をお迎えになられ
たこととお慶び申しあげます。
昨年9月、政権交代がありました。これは国民が
選択したものですが、早速、21年度補正予算の組み
替え、事業仕分けによる22年度予算編成があり、年
が明け今国会では平成22年度予算案が審議されて
います。民主党マニフェストには、ひとり親家庭の自
立を支援する政策として、生活保護の母子加算の
復活、父子家庭にも児童扶養手当の支給、子ども手
当、高校授業料の助成等がありました。そのほか関
係予算として子育て・生活支援、就業支援、養育費
確保策等の推進が計上されています。
全母子協としては、母子・寡婦等の幸せを優先
に、国の政策に対する皆さんの要望の成就を、積極
的に働きかけてまいります。
平成22年度の活動テーマが「地域から広げよう
母子家庭等への理解と協力」となりました。
私たちの団体活動が、地域の皆さんによく理解さ
れ、協力が得られるような状況にあるということが
活動を継続していく上で先ず大切なことだと思い
ます。
創立60周年にあたり、団体創立の頃のご苦労に
想いをいたし、原点に返り、現在の社会にふさわし
い福祉活動を力強く継続してまいりたいと思いま
す。皆様方のご協力をよろしくお願い申しあげま
す。
会員皆様方のご健康とご多幸を心からお祈り申
しあげます。
明けましておめでとうございます。年頭に当たり
日頃母子寡婦福祉施策に御理解と御協力を頂いて
おりますことに、改めまして心から御礼申し上げま
す。
現在、我が国の経済・雇用環境は大変厳しい状況
にあり、母子家庭や寡婦の方々がおかれた状況を
踏まえ、その支援に一層力を入れていく必要があ
ると考えております。そのため、昨年、母子寡婦福
祉貸付金において、貸付利子の引下げ等の拡充を
行うとともに、安心こども基金を活用して、高等技
能訓練促進費の大幅な拡充や母子家庭等就業・自
立支援センター等における職業訓練期間中の託児
サービスの提供、ひとり親家庭等の在宅就業を積極
的に支援する地方公共団体に対する助成などの施
策の拡充を図ったところです。平成22年度予算案
においても、母子家庭等就業・自立支援センター事
業の推進などを盛り込んでおり、今後とも母子家庭
や寡婦の方々の自立に向けて、鋭意取り組んでいく
所存であります。
皆様の活動は、地域の母子家庭や寡婦の方々に
大変大きな希望と勇気を与えてきたことと思いま
す。厚生労働省としても、皆様の活動の支えとなる
よう努力してまいりますので、皆様におかれまして
も、今後とも母子家庭や寡婦の方々の自立促進と
子どもたちの健やかな成長のため、一層の御尽力
を賜りますようお願い申し上げます。
本年も皆様方にとって幸多き年とな
りますよう祈念いたしまして、新年の御
挨拶とさせていただきます。
1
しています。ぜひお読みください。
来年度の全国大会は東京、九州大会は宮崎県、との挨
拶で大会の幕を閉じました。
大会を盛り上げてくださった皆様のご協力に感謝し、
私どもに到らなかったことは、次の大会に生かしていた
だければと思います。
後日、空中回路が宇宙都市のようだとか、アームカ
バーを早速利用している等たくさんのお便りに癒しをい
ただきました。
参加してくださった方々、助言、協力してくださった
方々に深謝。
平成21年度全国母子寡婦福祉研修大会
第56回九州地区母子寡婦福祉研修大会
全国統一活動テーマ
地 域 で の 活 動 の 輪 を 大 き く 育 もう
母子に関するテーマ
正 規 雇 用 は 自 立 へ の 近 道
母子・寡婦に共通するテーマ
◎ 研修会2日目
母 子 と 寡 婦 共 に 育 む 地 域 の 未 来
開催日時: 10月18日(日) 13 : 00 ~ 17 : 10
10月19日(月) 9 : 10 ~ 11 : 50
会 場 名:リーガロイヤルホテル小倉
(福岡県北九州市)
参加者数:1,257名
主 催:財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会
九州地区母子寡婦福祉団体
財団法人 北九州市母子寡婦福祉会
天蒼き日、1,250名余りの方々の参加を得ての大会。こ
の2年間の
‘九州はひとつ’
という熱き想いの後押しと、当
日参加いただいた方々の
‘すさまじい力’
に支えられて、
貴重な時間が刻まれました。
―この団体は行政と個人とのパイプ役、と同時に弱い
個人を支え育てている―コーディネーターの言葉。
講 演:演題 「こころの壁を越えて」
講師 むた ゆうじ 氏
(シンガー・ソングライター)
舞っていただきました。
行政説明は厚生労働省雇用均等・児童家庭局藤原禎
一家庭福祉課長にお願いしました。
政治、施策がうねりを上げて変革する中で熱心に私た
ちに話してくださっている意味を重く受け止めねばいけ
ない時間でした。母子家庭の現状、問題点、対応すべき
支援策、自分達の団体を主管する自治体の進捗状況等
を理解し、それに対してこの団体は今何をすべきか再確
認すべき時だと思いました。
研修討議では、ブロック大会のまとめ、自身の体験、思
い等が各代表から話されました。纏め方、持ち時間内で
の発表、原稿提出期限等、問題点はありましたが、発表
する方々の心労、壇上での緊張感はたいへんなことだっ
たでしょう。子どもが病気という理由では支援員を派遣
出来ない県があるとか、プログラム策定事業の効果等、
深く検討したかった問題です。
‘まとめの言葉’
の項に記しましたようにコーディネー
ター田中教授の団体についての解釈が今後の会の存続
の背骨になってくれるものと信じます。
交流会は相撲甚句での観光案内、小倉祇園太鼓、企
画文化局部長美川憲二?のバナナ売り、全員参加の炭坑
節でお楽しみを、との企画でしたが、座席配分で遠方の
方々にご迷惑をおかけしました。
◎ 研修会1日目
日頃支援いただいている北九州市の関係者、厚生労
働省雇用均等・児童家庭局長、国会議員の方々のご臨席
を賜り開会となりました。
長年団体のために貢献下さった大阪市母と子の共励
会今池会長、鳥取県連合母子会枠島会長、宮崎県母子寡
婦福祉連合会黒木理事長には、吉村全国会長から表彰
状が贈られました。
続くオープニングは、北九州市の黒田バレエスクール
の方々の「チョット古くてかなりイキのいいふるさと」。
北九州の歴史とそこに生きた人々を、一瞬の閃光の如く
2
シンガー・ソングライターむた ゆうじ氏が「こころの
壁を越えて」という題で、人の心の奥の扉を開き、自分
自身の
‘こころ’
との対面を歌と語りで呼び覚ましてくだ
さいました。その中の歌、
♪先生 僕は僕でいられますか 先生 ほんの少し
だけ疲れました こんな僕じゃ嫌だけどこんな自分を壊
せない あなたに会いたいけどあなたに会えない 僕
です♪
♪なんのあったか知らんばってん 自分ば責むったぁ
ようなかよ 苦しか寂しか切なかち 投げてみろごて
なるもんね♪
講演後、講師の手を取り涙する人が印象的でした。 報告書には2日間の研修内容をできるだけ詳細に記録
大 会 宣 言
決 議
私たち全国母子寡婦福祉団体関係者は、
ここに平成21年度全国母子寡婦
平成21年度全国母子寡婦福祉研修大会において、
私達は出来る限りの自助努力
をし、社会での責任を果たそうと誓いました。同時に、母子家庭及び寡婦の福祉の更
福祉研修大会を開催し、
母子家庭及び寡婦の現状を認識し、
母子寡婦福祉向
なる向上を図るために次の事項を決議し、
その実現を国及び関係機関に強く要望し
上のために組織として果たすべき役割を確かめ合いました。
ます。
記
社会・経済情勢が100年に一度という混迷状態にある中、
母子家庭の母の安
定就労と母子・寡婦の生活基盤確保は、
極めて厳しいものになっています。
1.「母子家庭の母の就業の支援に関する特別措置法」は、平成20年3月末日で時
限が到来し、
効力を失ったままになっています。母子家庭の母の就業はなかなか改
今こそ、
諸先輩の汗と涙から生まれた「わが幸はわが手で」
ということばを真摯
善されず、
極めて困難な現況です。新たな
「母子家庭の母の就業の支援に関する
に受け止め、
母子寡婦福祉団体の存在意義の再確認をしなければなりません。
特別措置法」の早急な制定を強く要望します。
現在の母子寡婦福祉の公的支援策を理解し、
いかに活用すべきか、
この大会
1.母子家庭等が安心して子育てと就業の両立が出来るよう、
公営住宅への優先入
は参加者ひとりひとりが自己の役割を考える大きな機会となりました。
居、保育所への優先入所、放課後児童クラブの優先利用及び利用年齢拡大、
保育時間延長など、
子育て支援及び生活環境の整備の充実を要望します。
私達は、
関係機関の一層の理解と協力を得ながら、
団体としての強い連携の
もと母子寡婦福祉の向上のために、新たな一歩を踏み出すことを、
ここに宣言し
1.未婚の母の世帯、及び離婚後は母子家庭であった寡婦の、所得税及び地方税
法上での寡婦控除対象者としての扱いをしていただくよう、
強く要望します。
ます。
1.母子家庭等の児童の養育者とならなかった親に対し、
法的養育義務を課せる措
置を講じ、
養育費確保に向けた社会的機運の醸成が図られるよう要望します。
1.国民健康保険料や介護保険料などが、
年金で生計を立てている寡婦には大きな
負担となっています。生活保障となる年金額への配慮を要望します。
平成21年10月19日
平成21年10月19日
平成21年度全国母子寡婦福祉研修大会参加者一同
平成21年度全国母子寡婦福祉研修大会参加者一同
3
第53回東北・北海道地区母子寡婦福祉研修大会
第63回関東地区母子寡婦福祉研修大会
開催日時: 8月29日(土) 13 : 00 ~ 20 : 30
8月30日(日) 9 : 00 ~ 12 : 30
開催日時: 9月26日(土) 13 : 00 ~ 16 : 40
9月27日(日) 9 : 30 ~ 11 : 20
会 場 名:江別市民会館1F 大ホール
(北海道江別市)
会 場 名:栃木県総合文化センター
(栃木県宇都宮市)
参加者数:1,000名
参加者数:595名
澄み切った青空、ふりそそぐ太陽のもと東北・北海道ブ
ロック大会は一般市民を含め1,000名が参加して開催さ
れました。当日は、衆議院選最終日と重なり来賓の出欠状
況が未定だったり、江別市という交通の利便のよくないと
ころにもかかわらず多数の参加に“笑顔でおもてなし”を
合言葉にスタッフ一同頑張ってきたのでホットした大会初
日でした。
透き通る音色の白鴎大学ハンドベルクワイアの演奏に
より、厳かに、第63回関東地区母子寡婦福祉研修大会の
幕を開けました。県外から308名、栃木県から287名の参
加者で開催されました。
主 催:財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会
社会福祉法人 北海道母子寡婦福祉連合会
主 催:財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会
関東地区母子寡婦福祉団体
財団法人 栃木県母子寡婦福祉連合会
講 演:演題 「出逢い・ふれ愛」
講師 日高 晤郎 氏
田室長から「有意義な研修会だったと思います。現場で
色々苦労されている話を聞き勉強になりました。」吉村
会長より「このブロックの皆さんは非常に心が温かい、
土地柄でしょうか、無理な主張をする人が少ないです。」
北海道保健福祉部の奥山参事からは「足を運んで対応
して行くフットワーク、団体として色々な機関と連携す
るネットワーク、母子・寡婦の連携のチームワークを教
わったような気がします。」と3人の助言者の方達から講
評をいただき終了しました。
午後6時30分からは場所を札幌グランドホテルに移動
しての交流会は地元江別市から「よさこいソーラン」の
迫力ある演舞に始まり、会場いっぱいに広がる炭坑節を
踊る輪で閉め、大変盛り上がりました。
◎ 研修会1日目
開会式は江別市畑会長の開会の言葉で始まり、主催
者、来賓祝辞の後お父さんの代表として北海道副知事さ
ん、江別市長さんに、江別市母子会会員の子ども達から
花束贈呈があり会場が和やかな雰囲気に包まれました。
◎ 研修会2日目
マリンバとエレクトーン演奏のモーニングコンサート
は参加者が知っているような選曲で会場から手拍子が
出るほどの明るい、楽しい幕開けでした。
日高晤郎さんの講演「出逢い・ふれ愛」は“しせいじ
だから姿勢が良い”と笑わせながらプライドを持った芸
人としての生き方とご自身の生い立ちを笑いあり、涙
あり、息をのむ感動あり「体の部品は傷んでくるが温も
りが出てくる。これを上手に活かして明るく生きてほし
い。」と激励され、90分が瞬く間に過ぎてしまいました。
前年度決議事項処理報告、宣言・決議事項を採択し、
次回開催県岩手県副会長のあいさつで来年岩手県での
再開を約束し、無事2日間の日程を終了致しました。
行政説明は厚生労働省雇用均等・児童家庭局依田室
長さんの親切丁寧な説明に時間が足りないようでした。
パネルディスカッションは当番地として最初から進行
役は自分達でと決めていたので、道母連眞柳理事が努
めました。テーマに沿って各ブロックから「正規雇用は自
立への近道」3人「母子と寡婦共に育む地域の未来」2人
「団体の活性化について」2人とそれぞれが発表し、会
場からも多数の活発な意見が出されました。最後に依
4
講 演:演題 「地域でのつながりつくり」
講師 廣瀬 隆人 氏(宇都宮大学教授)
努力、団体を活性化させることが肝要である。組織の力
があってこそ、一人一人の小さな声が、国に届けられて
いく。母子・寡婦の願いを届けて行くために、改めて団
体の大切さを感じたシンポジウムでした。
◎ 研修会2日目
宇都宮大学教授廣瀬隆人氏から「地域でのつながり
つくり」について話しをしていただきました。
「各団体で
は、若年層の減少があげられる。結果として各団体の体
力が落ち、団体活動に大きな影響を落としている。母子
と寡婦のつながりを困難にしている原因と、どうしたら
つながりが作れるかを考えたい。」の内容です。要因と
して雇用問題・生活の安定があります。生活の安定が団
体活動への意欲を湧かせる。雇用の大切さです。メンタ
ル的問題を抱える母子と寡婦への支援の必要性。母子
と寡婦の要因(未婚・離婚・死別)による意識の差。世代
間の意識・生活感の差。人権感覚の相違等が上げられ、
組織の目的を明確にし、社会的に周知させて認識しても
らうことが大切である。更には、コミュニケーション能力
の減退もその要因の一つである。つながりをつくり出す
ためには、共有づくりが大切。そのためには、つながりを
つくるリーダーの存在が重要。リーダーの資質は、参加
者を不安にさせない。問題を自分の内側に置く。悪口は
言わない。客観的判断等が求められる。廣瀬先生からは
様々な提案が示されました。寡婦から母子へ孤立させな
い支えを、母子から寡婦へは知恵を次の世代に継承して
いく、それが支え合いなのだということを感じました。
和やかな内に講演会が終了。大会決議、申し合わせ事
項を採択し、全日程を終了しました。
◎ 研修会1日目
第1日目は、開会式典で、栃木県知事(代理保健福祉
部長)宇都宮市長(代理副市長)など来賓の方々から祝
辞・激励の言葉をいただきました。開会式の後、厚生労働
省雇用均等・児童家庭局の藤原禎一課長から母子家庭
の自立支援・就労支援施策・養育費確保・児童扶養手当
制度の最新情報、又、21年度における「ひとり親家庭等
対策の強化」について、詳しい説明がありました。シンポ
ジウムでは、各地区代表6名による、資格取得による自立
への歩み、自立への捕らえ方、正規雇用の重要性、地域
の仲間の活動内容等、発表があり、会場からは、福祉は
一時的な措置であるとの考え方に賛成。安心して働ける
環境づくりのためには、学童保育の拡充や待機児童の解
消が必要である。等意見が出され、会場が一体となり活
発に意見交換がされました。また、団体としては、一つ一
つの活動を着実に行い、会員を増やし、定着するような
5
平成21年度中部地区母子寡婦福祉研修大会
開催日時: 9月13日(日)
13 : 00 ~ 18 : 15
9月14日(月)
9 : 00 ~ 12 : 10
平成21年度近畿地区母子寡婦福祉研修大会
開催日時: 7月11日(土) 12 : 00 ~ 16 : 00
7月12日(日) 9 : 00 ~ 15 : 00
会 場 名:京都テルサホール
(京都府民総合交流事業団)
(京都府京都市)
会 場 名:岐阜グランドホテル
(岐阜県岐阜市)
参加者数:1,400名
参加者数:533名
消防広報の一環として式典等で音楽活動をしている岐
阜市消防音楽隊の演奏で厳かに中部ブロック大会の幕を
開けました。県外からは259名、岐阜県274名、計533名
の参加者で開催されました。
主 催:財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会
中部地区母子寡婦福祉連合会
財団法人 岐阜県母子寡婦福祉連合会
講 演:演題 「今が大事」
講師 曹洞宗 妙応寺住職 木船法圓師
前の女性の職業相談と面談等再就職の手伝いをしてい
る。登録することで仕事が見つかることもある。地域に
よっても違うので地方行政と話し合うこと。
助言者からの回答に会場からの意見を絡ませて、討議
が続きました。
〈第2分科会〉テーマ「母子と寡婦 共に育む地域の未来」
子どもが成長したら、会を脱会するのではなく、どん
な事でも手を差し伸べる気持ちを持ちたい。いろいろな
制度があることを自ら学ぶ姿勢が必要であり、学んだこ
とを活用してほしい等の意見が発表されました。
夜は各県の方々と懇親会。美濃薬膳を共にしながら、
楽しい交流の輪が広がりました。
◎ 研修会1日目
第1日目の開会式典では岐阜県知事(代理:副知事)、
岐阜市長など来賓の方々のご臨席をいただき、ご祝辞や
歓迎の言葉をいただきました。続いて、厚生労働省雇用
均等・児童家庭局家庭福祉課母子家庭等自立支援室室
長依田泰氏より最新の母子寡婦福祉施策について行政
説明をしていただきました。前年度決議処理報告の後、
テーマ毎に2つの分科会に分かれ、各県より1名ずつの
意見発表に続き、助言者から適切なアドバイスをいただ
く等、両分科会とも熱心に研究討議が行われました。
◎ 研修会2日目
全体会議では、各県の発表を聞き、悩みは同じだと実
感したという意見に続き、会員の信頼関係を築くと共
に、母子と寡婦の疎通を図り、共有感を持つことが大切
と助言がありました。
講演は「今が大事」と題し、曹洞宗妙応寺住職木船法
圓師より、自分の今が生かされている心を大切に。と大
変感銘深い講演をいただきました。
最後に「決議・申し合せ事項」を全員で採択し、全母子
協吉村会長に講評を頂き、閉会しました。県外を含め、ご
参加の皆さん方を無事お見送りすることができました。
終りになりましたが、2日間にわたる研修大会を無事
終了しましたことを全母子協はもとより、各関係機関の
皆様に対して厚く感謝し、お礼申し上げます。
〈第1分科会〉テーマ「正規雇用は自立への近道」
高等技能訓練促進費の継続やその他の特殊技能取得
の際も支援をしてほしい。病後保育や、夜間、土・日・休
日の保育を増やしてほしい。等の意見に対して、ハロー
ワークでは仕事の紹介だけでなく母子家庭の相談にも
乗っている。21世紀職業財団ではハローワークに行く
6
平成21年7月11日、
12日の両日に京都テルサホールで
開催し延べ1,400名のご参加をいただき、盛会の裡に無
事大会を終えることができました。これもひとえに近畿
各県の会員の皆様、行政・福祉関係者の皆様、及び各会長
様の多大なご協力・ご支援あってのことと感謝に堪えませ
ん。当番市として心より御礼申し上げます。まことにあり
がとうございました。
主 催:財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会
近畿地区母子寡婦福祉団体
社団法人 京都市母子寡婦福祉連合会
講 演:演題 「笑顔で楽しくイキイキと」
講師 桂 こけ枝 氏(落語家)
ターとして、ひとり親家庭問題の優れた研究者である華
頂短期大学教授・流石智子先生にご担当いただき、ひと
り親家庭の現状について貴重なご意見をいただきまし
た。ほかに助言者として、京都西陣公共職業安定所湯浅
次長、塔南の園児童館中川館長、母子支援施設芹沢施
設長、滋賀県内池会長からはそれぞれのお立場から、母
子寡婦・ひとり親家庭の抱える諸問題について的確なア
ドバイスをいただきました。
3時間の長丁場でしたが、
最後に会場の藤原禎一厚労省課長から国の施策の立場
からご発言をいただき、非常に充実したシンポジウムと
なりました。アトラクションでは、小野小町で有名な京都
山科・隋心院の「はねず踊り」、国の重要無形民俗文化財
民族芸能に指定されている「六齊念仏踊り」の二つを鑑
賞。郷土芸能の豊穣な世界を味わうことができました。
その後、決議・大会宣言が採択され、来年の当番市で
ある神戸市宮本会長より閉会のことばがあり、盛会の裡
に無事2日間の日程を終了しました。
◎ 研修会1日目
1日目の大会式典には近畿各地から約800名の皆様の
ご参加をいただきました。ご来賓として、京都市副市長、
地元京都市の福祉関係者の皆様、国会議員、近畿各行政
の皆様、ほかのご臨席を賜り、会場は溢れんばかりの熱
気に包まれました。開会のことばを京都府の今井会長よ
りいただき、さらに京都市の横内会長に続き、全母子協
吉村会長のご挨拶を全母子協副会長・大阪市今池会長
にご代読いただきました。ご来賓の皆様からは、母子寡
婦福祉活動に対する温かい励ましのご祝辞を頂戴しま
した。厚生労働省藤原禎一課長による行政説明では、国
の母子寡婦・ひとり親福祉施策を分かり易くご説明いた
だき、会場からは大変勉強になったとのお声が多く聞か
れました。記念講演では落語家桂こけ枝氏による「笑顔
で楽しくイキイキと」と落語一席をご披露いただきまし
た。自ら股関節脱臼という障害を抱えながらも、人との
関わりを通して明るく健康に生きることの大切さをユー
モアたっぷりにお話いただき、会場は笑いの渦に包ま
れました。その後、会場を二条城側の全日空ホテルに移
し、和やかに交流会が催されました。
◎ 研修会2日目
2日目は早朝午前9時30分開会。全国統一テーマに基
づいて研修討議・シンポジウムが開催され、活発な意見
交換が行われました。近畿各地から9名の発言者が登壇
し、テーマ別に体験談や活動報告を発表。コーディネー
7
第54回中国地区母子寡婦福祉研修大会
平成21年度四国地区母子寡婦福祉研修大会
開催日時: 10月3日(土)
13 : 00 ~ 17 : 00
10月4日(日)
9 : 30 ~ 12 : 20
開催日時: 10月3日(土)
13 : 00 ~ 17 : 00
10月4日(日)
9 : 30 ~ 12 : 00
会 場 名:大社文化プレイス うらら館
(島根県出雲市)
会 場 名:ホテル椿館
(愛媛県松山市)
参加者数:700名
参加者数:350名
今年度、第54回中国地区母子寡婦研修大会は島根県
が当番県となり、県外からは323名、島根県から377名、
計700名の参加者のもとで出雲市大社町「大社文化プレ
イスうらら館」において開催しました。
主 催:財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会
全国母子寡婦福祉団体協議会中国部会
財団法人 島根県母子会連合会
講 演:演題 「出雲神話から見た古代家族像」
講師 森田 喜久男 氏
(島根県立古代出雲歴史博物館専門学芸員)
(広島県)⑤ホンネで語ろう理想と現実〈正社員につい
て〉
(広島市)と、5テーマに沿って母子部の方々が討議
をし、母子家庭を取り巻く厳しい現状や、世界不況とい
われる昨今の、より一層の支援や活動の展開が必要と意
見が出されました。助言者には出雲市健康福祉部少子
対策課長 児玉宏子氏、出雲公共職業安定所長 川谷一
寛氏、島根県母子会連合会就業相談員 高倉正明氏より
終了時間まで、それぞれの立場で適切な助言をして頂き
ました。
【意見交換会】
「母子と寡婦 共に育む地域の未来」で
は、同じく5テーマの問題提起をし意見交換会を行いま
した。①会の活動は地域と共に(広島市)②地域での交
流について(広島県)③後継者育成(山口県)④母子と
寡婦の連携(岡山県)⑤資格があればこそ のりこえた
子育て(鳥取県)と、各県市から普段の母子会の活動状
況や体験談を意見発表し、助言者に島根県健康福祉部
青少年家庭課長 米井順子氏、独立行政法人雇用・能力
開発機構 松本さなえ氏、全国母子寡婦福祉団体協議会
副会長 海野恵美子氏に適切なアドバイスをして頂きま
した。
全体会の講評では、グループ討議会場の意見で、母子
家庭の母の仕事がない、資格がないと言われるのは、ま
だ様々な制度を知らない事。資格を取得し正規雇用され
れば自立ができる。行政で支援できる制度をもっと充実
させ、母子家庭が自立できる方向に共に連携を取ること
が重要であると行政の方より助言を頂きました。続いて
意見交換会場では、団体運営に関しては、地域のボラン
ティア活動や会の広報の仕方等が紹介されました。 その後は「大会宣言・決議事項」を採択し、2日間にわ
たる大会が無事に終了致しました。
最後に、全母協をはじめ、各関係機関の方々に厚く感
謝を申し上げたいと思います。皆様ありがとうございま
した。
◎ 研修会1日目
第1日目の開会式では、島根県知事(代理副知事)、国
会議員、出雲市長など来賓の方々のご臨席を頂き数々の
ご祝辞や励ましのお言葉を頂きました。
続きまして、厚生労働省雇用均等・児童家庭局家庭福
祉課 母子家庭等自立支援室長 依田泰氏より最新のひ
とり親家庭対策についての行政説明がありました。
前回処理報告に続いて、体験発表を行いました。
「出
雲神話から見た古代家族像」と題した森田喜久男氏の
講演では、神話が現代に生きる私たちに投げかけている
問題について教えられました。
◎ 研修会2日目
第2日目はグループ討議と意見交換会に分かれて研修
討議に入りました。
【グループ討議】
「正規雇用は自立への近道」では、5
テーマによる問題提起(中国ブロック母子部長会議の
際に決定)を①正規雇用に就くための課題(山口県)②
母子、父子の入会促進について(鳥取県)③正規雇用に
つなげるには
〈事前準備〉
(岡山県)④母子と寡婦の連携
8
NHKスペシャルドラマ 司馬遼太郎原作「坂の上の
雲」の舞台となった松山市道後に於いて、
「ホテル椿館」
を会場に四国4県から350名の参加を得て開催されまし
た。
主 催:財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会
四国4県母子寡婦福祉団体
財団法人 愛媛県母子寡婦福祉連合会
講 演:演題 「夢は汗かきでした」
講師 浅野 幸江 氏
(ギャラリーしろかわ館長)
寡婦の目線に立ったコーディネーターの適切なアドバイ
スに参加者一同熱心に聞き入り、また、全母子協の吉村
会長から「制度も地域によって、格差がある。団体の力
で行政に要望すべき。実情を訴えて行政を動かしたい」
とのおことばをいただき大変有意義なシンポジウムにな
りました。
終了後は、交流会が開催され、四国の郷土芸能、踊り、
歌など和気あいあいと楽しい一時を過ごし、1日目の研
修大会が終了しました。
◎ 研修会1日目
10月の秋晴れのもと、
「ここ湯の町道後へようこそ
お出でくださいました」の善家会長の歓迎挨拶から始ま
り、全母子協吉村会長からは、
「先輩の努力により今日
の会がある。新政府との話し合いに参加して良き方向に
進みたい。国政に声を届けよう」との挨拶があり、大会
が開会いたしました。
◎ 研修会2日目
2日目は、ギャラリーしろかわ館長の浅野幸江先生に
よる「夢は汗かきでした」と題して講演があり、森の美
術館として「かまぼこ板の絵」展が今年15回目を迎え
るまでになり、なんと参加作品が11,345点、応募者数
21,171人を数えるまでの大展覧会になりました。これま
での道のりを時には泣き、笑いながら汗をかき拭う間も
ないくらい忙しく奔走して、
「夢叶う!
!」までの話、また
作品に寄せられた思い、願い、苦労、悲しみ、虚しさ、慶
び、天国まで届けたい夢・
・
・
・
「人生おもしろうてやめられ
ん」と106歳のおじいちゃんとの出会いなどエピソード
を交えながら、参加者の胸を打つ熱のこもった講演でし
た。
感動も薄れぬままに、大会宣言、決議を採択し、最後
に吉村全母子協会長より講評があり、
「大変熱心に研修
されている。世の中の情勢に関心を持って見つめながら
団体活動を力強く推し進めて、時代に対応していかなけ
ればならない」との激励があり、2日間の全日程を盛会
のうちに無事終了することができました。
厚労省雇用均等・児童家庭局家庭福祉課 藤原課長
より、母子家庭の自立促進支援対策など母子家庭福祉
施策についての行政説明があり、続いて「正規雇用は自
立への近道」
「母子と寡婦共に育む地域の未来」をテー
マに客野久子先生をコーディネーターに四国各県の代
表者がパネラーとなり、母子家庭の現状、行政の取り
組み、就労、子育て、母子会の心に溶け込むまでの軋轢
等々、母子家庭の母、寡婦の生活実態とその問題点など
意見交換がなされ、会場との質疑応答など、母子家庭、
9
全 母 子 協 活 動 報 告
◆ 自由民主党母子寡婦福祉対策議員連盟会員議員との懇談会
◆ 平成22年度母子寡婦福祉対策関係予算(案)の金額は下記の通りです。
年度
日時:平成21年5月15日 午後1時より約1時間
内訳 場所:自由民主党本部 901号室
官房 北村審議官、雇用均等・児童家庭局家庭福祉課 藤原課長、保育課 今
里課長、自立支援室 中村室長らが出席。全母子協からは正副会長と加盟団
体役員合わせて43名が出席し、懇談会が開催されました。冒頭、議員連盟の
森山会長のご挨拶の後、吉村会長より母子家庭の現状について報告し、要望
書を提出しました。その後、出席者全員による意見交換がなされました。
望
・
陳
情
【自民党厚生労働部会】
て、自民党厚生労働部会と厚生関係団体に
よる合同会議が平成21年11月16日に開催
2 自立を推進するための経済的支援
(1)児童扶養手当
総 額
自民党厚生労働部会の議員が聞き取る方法
で進められました。全母子協からは、吉村
会長と鈴木事務局長の2名が出席し、平成22年度の予算・税制
改正について、吉村会長より右記事項を強く要望しました。
党】
政策決定内閣一元化に基づき、平成21年12月14日に民主党
企業団体委員会を通じ幹事長小沢一郎氏宛て、右記同内容の要
望を書簡にて提出しました。
3.「母子家庭の母の就業の支援に関する特別措置
法」の早期制定を強く望む。
4. 母子家庭等が子育てと就業の両立が出来るよう、
公営住宅への優先入居、保育所の優先入所、待機児
童を解消するための施設の増設、放課後児童クラブ
への優先入所と保育時間延長・利用年齢拡大など、
環境整備の充実を要望する。
5. 年金で生計を立てている寡婦においては、国民健
康保険料や介護保険料などが差し引かれ、大きな負
担となっている。生活保障となる年金額への配慮を
要望する。
【厚生労働省】
平成21年10月22日に厚生労働省政策統括官付社会保障担当参事官室税制改正要望担当宛に、下記項目の「平成
22年度厚生労働省税制改正に関する要望」を提出しました。
1. 所得税・地方税の寡婦控除の拡充(未婚の母世帯の追加、扶養親族のない世帯の所得控除)
2. 養育費の確保が十分に出来ていない状況において、養育費を支払う側に所得税・地方税の所得控除を設ける
ことにより、養育費支払履行の促進を図る。
◆ 平成21年度子育て支援事業(中間報告)
実施しました。その結果、1,320件の調査書を回収(2,400件配布・回答率55%)することが
出来ました。回答者の基本属性を「平成18年度全国母子世帯等調査結果」(厚生労働省)と
比較した結果、本調査回答者と厚生労働省調査対象者はほぼ近似しており、大変貴重なもの
と捉えることができます。今後は、調査委員会にて調査データを分析し、報告書にまとめて
啓発・広報を図っていく予定です。
10
8,117百万円
313百万円増額
166,502百万円
172,877百万円
6,375百万円増額
161,462百万円
167,837百万円
6,375百万円増額
5,040百万円
5,040百万円
増減なし
174,306百万円
180,995百万円
6,689百万円増額
子どもがいる現役世帯の世帯員の相対的貧困率の公表について
平成21年11月13日 厚生労働省大臣官房統計情報部国民生活基礎調査室より公表されました。
貧困率の国際比較一覧(2000年代半ばのデータ)
子どもがいる現役世帯の相対的貧困率は、
OECD(経済協力開発機構)の2000年代半ば
のデータ(右表)では、12.5%でした。その後の
2007年度の厚生労働省の最新調査(下表)では
12.2%。その内、大人が一人いる(ひとり親)世
帯の相対的貧困率は54.3%で、OECDがまとめ
た加盟30ヶ国の中で、日本はもっとも高い貧困
率であることがわかりました。
厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/index.shtml
2009年11月報道発表資料より
子どもがいる現役世帯(世帯主が18歳以上65歳未満)の
世帯員の相対的貧困率の年次推移
(世帯主が18歳以上65歳未満)
査研究事業」を行っております。加盟団体の14団体の皆様にご協力をいただき、平成21年8月にアンケート調査を
差
平成22年度母子寡婦福祉対策の主なものは次のとおりです。
1. 就業支援策の推進
①母子家庭等就業・自立支援事業の推進 ― 平成22年度においては、母子家庭等就業・自立支援
センターを平日に加え、土日に開所した場合における加算制度を創設する。
②高等技能訓練促進費等事業や自立支援プログラム査定事業等の推進。
③マザーズハローワーク事業等の拡充 ― 事業拠点の増設(148ヶ所→163ヶ所)、地域の子育て支援施設
等とのネットワーク強化等。また、母子家庭の母等子どもの保育を必要とする者が職業訓練を受講する
際に、併せて託児サービスを提供する。
子どもがいる現役世帯
独立行政法人福祉医療機構の子育て支援基金助成事業(一般分)の助成を受けて、「養育費を確保するための調
平成22年度予算(案)
7,804百万円
(2)母子寡婦福祉貸付金
. 所得税法、地方税法上における寡婦控除を、未婚
2
の母世帯と扶養親族のない寡婦世帯にも適用してい
ただきたい。
されました。各団体からの要望事項等を、
主
平成22年度予算・税制改正要望事項
1. 所得税、地方税において養育費税額控除制度を新
設し、養育費の支払いを法律によって義務づけると
ともに、養育費の支払い履行を確実なものにしてい
ただきたい。
平成22年度予算・税制改正要望につい
【民
平成21年度予算
1 子育て・生活支援、就業支援、養育費確保等の推進
自由民主党母子寡婦福祉対策議員連盟の会員議員、厚生労働省からは大臣
◆ 要
平成22年度母子寡婦福祉対策関係予算〈案〉
平成10年
1998
13
2001
16
2004
19
2007
(1997)
(2000)
(2003)
(2006)
貧困率の
国際比較
%
%
%
12.2
13.1
12.5
12.2
子どもの貧困率
子どもがいる現役世帯
(世帯主が18歳以上65歳未満の世帯)の貧困率
合 計
大人が一人
大人が二人以上
割 合
順位
割 合
順位
割 合
順位
割 合
順位
割 合
順位
12.4
20
11.8
16
10.1
16
38.3
19
6.5
12
オーストリア
6.6
4
6.2
5
5.5
5
21.2
8
4.5
5
ベルギー
8.8
15
10.0
10
9.0
12
25.1
10
7.3
14
カナダ
12.0
19
15.1
21
12.6
21
44.7
27
9.3
18
チェコ
5.8
3
10.3
13
7.7
9
32.0
15
5.5
7
デンマーク
5.3
1
2.7
1
2.2
1
6.8
1
2.0
1
フィンランド
7.3
9
4.2
3
3.8
4
13.7
4
2.7
3
フランス
7.1
6
7.6
6
6.9
7
19.3
7
5.8
8
ドイツ
11.0
17
16.3
23
13.2
22
41.5
25
8.6
16
ギリシャ
オーストラリア
12.6
21
13.2
18
12.1
18
26.5
13
11.7
23
ハンガリー
7.1
6
8.7
8
7.7
9
25.2
11
6.8
13
アイスランド
7.1
6
8.3
7
7.3
8
17.9
5
6.2
10
アイルランド
14.8
26
16.3
23
13.9
23
47.0
28
10.1
21
イタリア
11.4
18
15.5
22
14.3
25
25.6
12
14.0
27
日本
14.9
27
13.7
19
12.5
19
58.7※
30
10.5
22
韓国
14.6
24
10.2
12
9.2
13
26.7
14
8.1
15
8.1
11
12.4
17
11.0
17
41.2
24
9.7
20
メキシコ
18.4
30
22.2
29
19.5
29
32.6
16
18.7
29
オランダ
7.7
10
11.5
15
9.3
14
39.0
20
6.3
11
10.8
16
15.0
20
12.5
19
39.1
21
9.4
19
ノルウェー
6.8
5
4.6
4
3.7
3
13.3
3
2.1
2
ポーランド
14.6
24
21.5
28
19.2
28
43.5
26
18.4
28
ポルトガル
12.9
22
16.6
25
14.0
24
33.4
17
13.3
24
8.1
11
10.9
14
10.0
15
33.5
18
9.2
17
14.1
23
17.3
26
14.7
26
40.5
23
13.9
26
4
ルクセンブルク
%
相対的貧困率
ニュージーランド
大人が一人
63.1
58.2
58.7
54.3
大人が二人以上
10.8
11.5
10.5
10.2
%
%
%
%
14.6
15.3
14.9
15.7
スウェーデン
5.3
1
4.0
2
3.6
2
7.9
2
2.8
14.2
スイス
8.7
14
9.4
9
5.8
6
18.5
6
4.9
6
トルコ
17.5
29
24.6
30
20.3
30
39.4
22
20.0
30
(参考)
相対的貧困率
スロヴァキア
スペイン
子どもの貧困率
13.4
万円
万円
万円
万円
イギリス
8.3
13
10.1
11
8.9
11
23.7
9
6.1
9
中 央 値
259
240
233
228
アメリカ
17.1
28
20.6
27
17.6
27
47.5
29
13.6
25
貧 困 線
130
120
117
114
OECD平均
10.6
14.5
13.7
資料: 「国民生活基礎調査」を基に厚生労働省が算出したものです。
12.4
10.6
30.8
資料:OECD "Growing Unequal?"等 ※2000年代半ばにOECDが調査した数値です。
11
5.4
行事予定・お知らせ
◆ 叙勲受賞
先般「平成21年秋の叙勲」において征矢トリ様(社団法人 茨城県母子寡婦福祉連合
会 副会長)が旭日単光章(母子福祉功労)受賞の栄誉に浴されました。ここに謹んで
お祝い申し上げるとともにお知らせします。
平成22年度活動テーマ
全国統一活動テーマ「地域から広げよう母子家庭等への理解と協力」
分科会テーマ「活かそう自立支援策、安定就労で母子の幸せ」(母子に関するテーマ)
「母子と寡婦 共に育む地域の未来」(母子・寡婦に共通するテーマ)
■平成21年度、22年度全母子協開催事業一覧表(予定)
行 事 名
期 日
開催団体
開 催 場 所
平成21年度第2回理事会・評議員会
3月13日(土)
理 事 会 9:30~12:00
評議員会 13:30~16:00
全母子協
きゅりあん
(東京都品川区)
平成21年度全国母子寡婦指導者研修会
3月14日(日)
10:00~15:30
全母子協
アワーズイン阪急
(東京都品川区)
平成22年度第1回理事会・評議員会
5月22日(土)
理 事 会 9:30~12:00
評議員会 13:30~16:00
全母子協
きゅりあん ※1
(東京都品川区)
創立60周年記念全国母子寡婦福祉大会
10月31日(日)
全母子協
第54回東北・北海道地区母子寡婦福祉研修大会
9月26日(日)
・27日(月)
札 幌 市
第64回関東地区母子寡婦福祉研修大会
9月12日(日)
・13日(月)
千 葉 県
平成22年度中部地区母子寡婦福祉研修大会
9月12日(日)
・13日(月)
愛 知 県
平成22年度近畿地区母子寡婦福祉研修大会
7月 3日(土)
・ 4日(日)
神 戸 市
第55回中国地区母子寡婦福祉研修大会
9月 4日(土)
・ 5日(日)
岡 山 県
平成22年度四国地区母子寡婦福祉研修大会
10月10日(日)
・11日(月)
香 川 県
第57回九州地区母子寡婦福祉研修大会
10月16日(土)
・17日(日)
宮 崎 県
人見記念講堂(昭和女子大学内)
(東京都世田谷区)
ロイトン札幌
(札幌市)
サンルートプラザ東京
(浦安市)
三谷温泉 ホテル明山荘
(蒲郡市)
神戸文化ホール
(神戸市)
岡山シンフォニーホール
(岡山市)
ホテルサンルート瀬戸大橋
(綾歌郡宇多津町)
宮崎市民文化ホール
(宮崎市)
(ご注意ください)※1 全母子協ニュース第33号でお知らせした日程が変更となっております。 編集後記
昨年は、歴史的な与野党の政権交代によ
り、民主党の鳩山新政権が誕生しました。税
金の無駄使いを無くす等、政府主導で積極的
に取組む姿勢です。
今後、日本の将来をどう導いていくのか、
期待と不安両方の想いで見つめています。安
心して子育てのできる社会になってほしいと
願います。 羽鳥
財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会
〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-33 -7 全母子協会館
一般電話 03-3421-5366
IP電話 050-5507-4118
F A X 03-3421-5545
E-mail : [email protected] URL http://zenbo.org
12
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