Developments and Applications of Micro Metal Injection Molding (MIM)
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Developments and Applications of Micro Metal Injection Molding (MIM)
マイクロ MIM・ポーラス MIM 製品の 開発と応用 岩 津 修 太盛工業 ㈱ 金属射出成形技術のなかでとくに微細な部品を作る技術に関して、その 研究開発の概要ならびにマイクロ MIM 製品を紹介、また犠牲樹脂型を 用いた超微細なマイクロ構造体の製法も記述、さらにポーラス MIM の 製法についても紹介する。 1.はじめに 金属射出成形技術は、米国 WITEC プロセスの技 とをマイクロ MIM(以下 -MIM と称す)と名付け 術導入などを契機として 80 年代から各社が精力的 て、研究開発に取り組んできた。さらに -MIM 技 に実用化されてきた。当社では 2000 年頃より高精度 術を応用展開して、ポーラス MIM の製品開発も行っ および小型化のニーズに対応するため、小物の部品 てきた。 に特化したマイクロ MIM 製品の研究開発を産学連 ここでは、今までに研究開発されてきた -MIM 携にて、活発に行ってきた。特に MIM のマイクロ およびポーラス MIM 技術の概要、ならびにそれら 化に力を入れ、精密微細金型を用いて、マイクロメー の技術で作られた製品について紹介する。 トルオーダの非常に微細な形状を有する MIM のこ 2.マイクロ MIM 金属粉末射出成形の製造工程において、製品サイ (4)脱脂・焼結工程:加熱速度の最適化、結晶粒 ズがマイクロ化になるほど材料充填性、転写性、離 成長の制御、収縮時の変形・損傷の抑制 型性および焼結工程への搬送性など、マイクロ金 (5)検査工程:精密な評価方法の確立 属粉末射出成形のさらなる高度化には解決すべき問 当社では、小型精密部品を安定して成形するため 題があった。当社では、以下に挙げる MIM のマイ にマイクロ射出成形機を用いて、いろいろな部品を クロ化に関するそれぞれの課題について研究を行い 製造してきた。図 1 にそれらの製品、例えば 1 cm レ -MIM 部品の製造技術を開発してきた 。 1∼4) (1)原料:高い流動性と転写性が良好な微粉末の 選択およびバインダ成分の最適化 ベルの大きさのコネクタ、mm レベルのカム、遊星 歯車さらに 100 m レベルの微細構造体をもつマイ クロリアクタなどを大きさ順に示した。このうち数 (2)混練・造粒工程:原料ペレットの均質化 mm 以下の小さな製品を (3)射出成形工程:微細構造金型の製造法の導人、 図中、右端の 1 cm 程度の大きさの光ファイバー 原料充填性、成形安定性および離型性・搬送 -MIM 製品 と呼称する。 用コネクタは通常の成形金型では離型が不可能な 性の向上 Vol.54(2013)No.10 SOKEIZAI 15 1µm 1mm マイクロリアクタ 遊星歯車 1cm カム µ-MIM インペラ コネクタ 一般的な MIM 製品 (微細構造、寸法精度) 図 1 マイクロ金属粉末射出成形( -MIM)とは アンダーカットとを有し、また雄ねじ付きの複雑形 状の部品である。ちなみに本部品の製法には後述す る - MIM 製品を作製する際にも適応される犠牲樹 脂型を用いたインサート金属粉末射出成形技術が採 用されている。 図 2 に示すのは、マイクロマシン用に開発したマ イクロ遊星の歯車機構である。太陽歯車の直径は 0.8mm、遊星歯車は 1.7mm、内歯歯車は 4.2mm で、 モジュールはすべて 0.07 である。その主要歯車の一 つである超小型の遊星歯車(ピッチ円直径:1.7mm、 歯数:24、歯幅:0.5mm)を 図 3 デジタルカメラ カシメ部品 - MIM により作製した。 この精度は JIS N 7 等級程度に比較的高く作られて いる 5)。これらの歯車の原料粉の材質はすべて析出 元来、MIM 技術は低粘度の樹脂と混合するため流 硬化系ステンレス(SUS630)、平均粒径 3 m のア 動性が良く、微細構造を有する型への転写性に優れ トマイズ粉末を使用して、高剛性および高耐食性を ることに加えて、それらの部品を大量生産できるこ 具備している。 とも利点の一つとして挙げられる。しかしながらマ 図 3 に イクロメートルオーダーの構造体を MIM により転 - MIM 製品の一例としてデジタルカメラ 用のカシメ部品を示す。これは直径約 2mm、高さ 写する際、マイクロ構造特有の数々の問題が生じる。 0.35mm、肉厚 0.11mm で重量はわずか 0.007g である。 構造体への材料の充填や金属粉末による形状の転 次に 写、離型時の成形体の破損、成形体のハンドリング -MIM 技術を適応したマイクロ構造体作製 等である。 技術について紹介する。 材質 ピッチ内 直径 歯数 歯幅 モジュール 太陽歯車 0.8mm 12 0.5mm 0.07 遊星歯車 1.7mm 24 0.5mm 0.07 内歯歯車 4.2mm 60 1.0mm 0.07 2mm 1mm 0mm 太陽歯車 遊星歯車 図 2 マイクロ遊星歯車機構 16 SOKEIZAI Vol.54(2013)No.10 内歯歯車 特集 最近の金属射出成形(MIM)とその動向 これらの問題を解決するため、我々は新たにマ このように イクロ犠牲樹脂型インサート金属粉末射出成形法 てさらに小型化、複雑でより精密な部品の製造が実 (Micro Sacrificial Plastic Mold Inserted MIM: -SPiMIM)を考案した 。 -SPiMIM 技術を導入することによっ 現している。 2) ここでフォトレジスト薄膜を犠牲樹脂型として、 その概要は、図 4 に示したように最終製品形状の微 -SPiMIM 技術により金属製マイクロ構造体の作製 細金型に樹脂を射出成形を行うことによりで犠牲樹 を試みた。使用材料はオーステナイト系ステンレス 脂型を作製する。次に、その樹脂の製品形状を反転 鋼 SUS316L 金属粉で平均粒径 3 m である。 した凹型の犠牲樹脂型を金型ヘインサートし、MIM 図 5 には試作した柱状マイクロ構造体を示す。比 材の射出成形で最終製品形状の成形体を得たのち、 較のため、平均粒径 9 m の金属粉を用いた結果も 犠牲樹脂型と MIM 成形体とを一体で取り出す。そし 示したが、明らかに金属粉の粒径差によりマイクロ てこれらを一体物として同時に脱脂・焼結し、樹脂 構造体の表面状態に違いがある。形状転写性の観点 型を消失させて金属マイクロ構造体を得る。この犠 からもマイクロ部品には微粉末が適している 6)。 牲樹脂型方式を採用することにより成形体の破損を 近年 MIM 用原料粉として、数 防止し、ハンドリングも容易となる。 の粉末製造技術が開発、実用化され、 -MIM 製品 m 以下の極微粉 の需要にも応えられてきている。またより細かい金 微細金型 属粉を使用するほど焼結温度を低下、結晶粒の成長 犠牲樹脂型 を妨げ、寸法精度も向上、図 5 のように表面粗さも 改善されより高密度となることから、原料粉の改善 は -MIM 製品の品質向上にも大いに寄与している。 さらに図 6 には、ナノサイズの銅粉末を用いて MIM材の射出成形 -SPiMIM プロセス技術で作製した成形体および焼 D50 : 3µm D50 : 9µm 犠牲樹脂型と一体で取り出し 脱脂・焼結 マイクロ構造体 図 4 犠牲樹脂型を用いた金属粉末射出成形法 当社の -MIM 技術に加え、新たに -SPiMIM 技 術とを併せて、マイクロ構造体の代表であるマイク ロリアクターの作製に適用した。すなわちマイクロ リアクターの製品化、安定供給の実現を目標とし、 MIM の素材選択の柔軟性を活かして材質を種々変え 図 5 金属粉末の粒径差による表面状態の違い 成形体 焼結体(973K) て、マイクロリアクターの作製を試みた。 ちなみにこのマイクロ構造体は平板上に幅 50 ∼ 150 m、高さ 200 m の高アスペクト比の円柱ないし は角柱が配列したものであるが、このサイズと形状 の金型を作製するには、従来の方法では困難である。 マイクロ犠牲樹脂型インサート金属粉末射出成形 法( -SPiMIM)の特徴としては、 1)離型する必要がないので離型不可能な形状でも 作製可能また保形性、ハンドリング性向上 2)金型からの急冷を抑制され転写性が向上 3)樹脂型を使用するので充填性、取扱性が良好 などである。 図 6 マイクロ構造体の表面、断面 SEM 写真(5 m L/S パターン) Vol.54(2013)No.10 SOKEIZAI 17 結体の SEM 写真を示す 7)。これはラインアンドス たは 500 m、高さ 1500 m の円柱状構造を有する ペース(L/S)の微細構造を有する樹脂成形物を犠 6mm 角の PMMA 樹脂板を用いた。この樹脂型を金 牲樹脂型に用い、ナノサイズの銅粉末で調合された 型にインサートし、MIM 原料を MIM 材料を射出成形し、最適な脱脂および焼結工 射出成形して図 7 に示すような焼結体が得られた。 程で作製された数 m ∼数 10 m のラインアンドス 柱状構造体のアスペクト比は 3 ∼ 6 に達成した。 ペースパターン構造を有するマイクロ構造体の成形 この焼結体の特性はナノ銅粉とダイヤモンド粒子 体の表面及び断面写真である。 との複合粉を用いていて、マイクロ構造体による面 つぎに銅−ダイア複合材料を原料としてペルチェ 積が増大することにより熱伝導率が向上し、高性能 素子用マイクロヒートシンクを なマイクロヒートシンクが得られる。またダイヤ粒 -SPiMIM 技術を 適応して試作を行った 。 子の均質分散、その配合割合により熱膨張係数の調 図 7 にその焼結体の外観、SEM 断面写真を示す。 整が可能である。 原料粉としては寸法精度や表面粗度に優れたナノサ -MIM 製品のような小物、精密な部品で複雑形 イズの純銅粉末(平均粒径:100nm)にダイヤモン 状や自由曲面を持つ部品は 、 従来の接蝕式測定法で ド粒子を添加し、 -SPiMIM 技術で射出成形した。 は 、 反りや歪みといった設計図面からの誤差の実態 図 7 のように微細なピラー構造を有するマイクロ 把握が困難なため、当社では非接触光学式 3 次元測 構造体で、ここでの犠牲樹脂型には直径 250 m ま 定器を導入している。 8) 1mm ペルチェ素子用 アスペクト比:3 1mm 断面SEM像 アスペクト比:6 図 7 マイクロヒートシンク CCDカメラ CCDカメラ 測定物 測定精度点間距離:約0.01mm 図 8 非接触式三次元測定機 18 -SPiMIM 技術で SOKEIZAI Vol.54(2013)No.10 特集 最近の金属射出成形(MIM)とその動向 図 8 に非接触式三次元測定機の外観、測定評価結 較・検証することで製品精度をを検出し解析を行う。 果を示す。これは、金型 、 成形体 、 焼結体などをそれ このように非接触式 3 次元測定機を活用すること らに触れることなく左右二台の CCD カメラで表面状 により、的確な検証が困難なμ - MIM 製品のような 態と形状を 3 次元データとして取得し、このデータと 複雑形状部品でも設計時の寸法精度と焼結製品との 元の製品設計図面の 3 次元 CAD データとの誤差が図 データを比較検証し、誤差の修正、対応ができる。 中の右に示したように色の違いで表示され、これを比 3.ポーラス MIM 焼結体 多孔質材料はバイオ、IT など幅広 成形体 い分野で利用されている。特に、金 属製の多孔質材料はポリマー系ポーラ スペーサー粒子 ス材に比べて耐熱性や力学的特性に優 バインダー 脱脂体 脱脂 焼結 れ、またセラミックス製よりも高延性 で高い電気伝導性・熱伝導性を有して クローズドセル 金属粉 いる。そのため各種フイルター、化学 オープンセル 反応触媒、熱交換器や衝撃吸収材など 多方面への応用が期待されている。 図 9 パウダースペースホルダー(PSH)法 しかしながらこれまでの金属多孔質 材料においては空孔率や空孔径などの 特性を制御し、最終製品のネットシェ イプで製造することが困難であった。 3.1 パウダースぺースホルダー法(PSH 法) 当社では金属粉末と熱可塑性バインダを混練 して得られる MIM 原材料に、第三の構成材料 として空孔形成用の樹脂粒子を添加して成形、 脱脂・焼結することにより、ポーラス金属部 品を製造するパウダースペースホルダー MIM (Powder Space Holder MIM、PSH-MIM) 法 を開発した 9)。 図 9 にこの製法の概略を示すが、この方法で は、添加する空孔形成用の樹脂粒子のサイズや 図 10 PSH 法による種々材質のポーラス MIM 配合割合を変化させることによって、孔径、空 孔率や多孔質構造の制御が可能であることに加え、 空孔径がきわめて微小な開放・連続空孔を有する 多孔質材料が得られる特長がある。また独立した 空孔を持つクローズセル(閉空孔)と各空孔が連 結したオープンセル(開空孔)を作製でき、脱脂 および焼結時の変形を非常に小さく抑えることが 可能であるため、高い形状保持性と高い寸法精度 を得ることができる。 図 10 は、今までに作製した各種材料の開放・連 続空孔を有するポーラス MIM の表面 SEM 写真で ある。 また図 11 には製品例として本方法 PSH-MIM で作製したポーラスインペラーの外観、表面性 図 11 PSH 法によるポーラス インペラー 10) 状の SEM 写真を示す。 Vol.54(2013)No.10 SOKEIZAI 19 このほか、パウダースぺースホルダーの成形方法 それを脱脂・焼結することにより、作製された超薄 には二色射出成形法を活用したポーラスサンドイッ 肉ポーラス金属材である。 チ構造材および緻密材、クローズドセル構造とオー これにより得られる金属ポーラス体の形状は繊維 プンセル構造が段階的に配列した多層傾斜ポーラス 状の空孔形成材の形状に依存し、また、原料として 材料も開発した 。また射出成形の代わりに押出成 使用する金属粉末の粒径やスラリー濃度、繊維量、 形により、長尺の複雑形状を有するポーラス金属製 繊維径や配合割合を種々変化させることにより、気 品の製造なども可能である。 孔寸法や気孔率および比表面積の制御も可能である。 11) また、この製法の材質はステンレス鋼をはじめとして 3.2 ファイバースぺースホルダー法(FSH 法) ニッケル、銅など様々な合金に対して適用可能である。 ポーラス金属材料の製造技術であるパウダース 図 13 には FSH 法による極薄肉ポーラス金属材の ペースホルダー法に繊維状の空孔形成材を適応させ 特徴を示した。吸水性、透過性がありまた加工性に た製造技術である。これは、図 9 のパウダースペー もに優れている。 スホルダー法とは異なり、図 12 に示すように、金 表 1 には従来のポーラス金属材料の作製法の一つで 属粉末と水溶性樹脂等の結合剤を混合し、そのスラ もある粉末冶金法も加えて、PSH、FSH 法で作られ リーを有機繊維に含浸されることで成形体を作製し、 たポーラス金属材料の各種特性を比較してに示した。 12) 基材 成形体 焼結体 金属粉末 繊維 繊維 図 12 ファイバースペースホルダー法(FSH 法) 毛細管現象による吸水性 厚み 30 μm 以下、空孔率 90%以上 毛細管現象による吸水性 厚み30µm以下、空孔率90%以上 加工性に優れ、はさみによる切断や自在な折り曲げも可能 図 13 FSH 法による極薄肉ポーラス金属材の特徴 20 SOKEIZAI Vol.54(2013)No.10 金属繊維 特集 最近の金属射出成形(MIM)とその動向 表 1 各種製法によるポーラス金属材料の特性 製法 材質 粉末冶金法 (PM) Al SUS Ti SUS Ti, Ni Al, Cu Ni SUS Cu バウダースペース ホルダー法 (PSH) ファイバースペース ホルダー法 (FSH) 空孔サイズ ( m) 空際率 (%) 厚さ (mm) 5 ∼ 100 (10)∼ 50 1 1 ∼ 100 (2)∼ 65 1∼4 (0.05)∼ 200 (0)∼ 90 0.03 ∼ 2 FSH 法で作製されたポーラス金属材は厚さとして フィルター、化学反応触媒や熱交換器のほかに、イ 30 m の極めて薄いものも可能で、空隙率も幅広く オンリチウム電池集電体、空気清浄機やアルカリイ でき最大 90vol%まで可能である。 オン整水器の電極、液晶モニターバックライト用高 なおこれらポーラス金属材料材は用途例として、 輝度陰極管電極など各種電極への応用も期待できる。 4.おわりに 近年、MIM 製品は自動車をはじめとする機械械 6 )長田稔子,西籔和明,松崎覚,田中茂雄,三浦秀士: 造用だけでなく、いろいろな機能性が要求される用 マイクロ金属粉末射出成形における成形性と焼結性の 途にも使用されるようになってきている。 -MIM 製品に対する最近の市場としては、従来 の事務機器部品、時計、メガネなどの加えて特に医 療機器部品への需要が大いに高まってきている。こ れらの -MIM 製品開発において、今まで紹介した 種々の技術開発が大いに生かされてきている。 なおここで記載した研究開発の成果のほとんどは 当社と大阪府立大学工業高等専門学校及び九州大学 などとの産学共同研究から生まれたものが多い。こ こに謝意を記す。 及ぼす原料粉末の影響,日本機械学会論文集,72 巻, 713 号,A 編(2006)148. 7 )西籔和明,田辺大貴,鹿子泰宏,田中茂雄:ナノ銅粉 末を用いた NIL 犠牲樹脂型インサート MIM によるマ イクロ構造体の作製,粉体粉末冶金協会平成 23 年春 季大会講演概要集(2011)156. 8 )鹿子泰宏,田中茂雄,田辺大貴,西籔和明:ダイヤモ ンド粒子添加ナノ銅粉末焼結体の作製とその熱伝導 性,日本機械学会第 18 回,機械材料・材料加工技術 講演会(M&P2010)2003. 9 )松﨑覚,石田眞司,田中茂雄,西籔和明:パウダース ペースホルダー法によるマイクロポーラス金属の製造 参考文献 技術,日本塑性加工学会,平成 16 年度塑性加工春季 1 )松﨑覚,田中茂雄,西籔和明:LIGA プロセスを用い 講演会講演論文集,D-p-7(2004). た MIM によるマイクロ構造体の製造の可能性,日本 10)西籔和明,森本圭,松崎覚,田中茂雄:マイクロポー 機械学会 2004 年度 年次大会 講演論文集 Vol. 1,1210 ラス金属射出成形の高品質化, 粉体粉末冶金協会平成 17 (2004)559. 2 )松崎覚,田中茂雄,西籔和明:LIGA プロセスを用い 年秋季大会講演概要集(2003)126. 11)西籔和明,松崎覚,田中茂雄:マイクロポーラスメタ た金属粉末射出成形によるマイクロ構造体の製造法, ルの高機能化とその特性評価,粉体粉末冶金協会平成 粉体および粉末冶金,52(2005)55. 16 年秋季大会講演概要集(2003)195. 3 )田中茂雄:マイクロ犠牲樹脂型インサートを用いた 12)鹿子泰宏,飴山恵,田中茂雄,Benjamin Hefler:ファイバー 金属射出成形の高品質化,塑性と加工,49(2008-7) スペースホルダー法による超薄肉多孔質金属の製造,粉 14. 体粉末冶金協会平成 25 年春季大会講演概要集(2013)93. 4 )長田稔子,三浦秀士,田中茂雄,西籔和明:MIM プ ロセスのマイクロ化とその応用,粉体粉末冶金協会平 成 20 年春季大会講演概要集(2008)158. 5 )西籔和明,田中茂雄:MIM により製造した SUS630 製モジュール 0.07mm 超小型歯車の精度評価,粉体お よび粉末冶金,56(2009)268. 太盛工業 株式会社 〒 572-0073 大阪府寝屋川市池田北町 26-1 TEL. 072-829-3588 FAX. 072-827-3390 E-Mail:[email protected] http://www.taisei-kogyo.com/ Vol.54(2013)No.10 SOKEIZAI 21