...

中間ディスクロージャー誌平成26年度

by user

on
Category: Documents
29

views

Report

Comments

Transcript

中間ディスクロージャー誌平成26年度
シティバンク銀行株式会社
平成 26 年度(中間期) ディスクロージャー誌
目次
CEO からのメッセージ
1
会社概要
2
沿革
5
経営戦略
6
銀行の主要な業務の内容
8
リスクの管理態勢
15
法令等遵守態勢
17
ダイバーシティ・CSR(企業の社会的責任)活動
18
シティバンク銀行国内拠点一覧
19
平成 26 年度中間期の財務状況報告
21
1. 主要な業務に関する事項
2. 財務諸表等
3. 時価情報
4. 大株主の状況
5. バーゼルⅢ 第 3 の柱(市場規律)に基づく開示
CEO からのメッセージ
お客様各位
平素は格別のご芳情を賜り、厚く御礼申し上げます。
シティバンク銀行は、日本において 112 年以上の長く豊かな歴史を有
しており、その間、革新的かつ高品質なサービスを提供してまいりま
した。この歴史ある企業を率いていくことは光栄です。
昨年 12 月、シティは日本のリテールバンク事業を株式会社三井住友銀行
に売却することで最終合意に至ったと発表いたしました。本年後半に
予定されている売却後も、シティバンク銀行は日本においてコーポレート
バンク、マーケッツ、トランザクション・サービスに注力し、今後とも内
外の機関投資家、政府機関、企業のお客様に対して、グローバルな
ネットワークを基盤としたシティの優れたサービスを提供してまいります。
確固たる法令遵守と経営管理態勢のもと、日本の皆様のご期待にお
応えすべく、日本社会および経済の一端を担う企業として、揺るぎな
い姿勢で尽力してまいります。
今後とも変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
平成 27 年 1 月
シティバンク銀行株式会社
代表取締役社長 兼 CEO
ピーター・ビー・エリオット
シティバンク銀行株式会社
1 1
会社概要
 会社プロフィール
名称
本店住所
金融機関コード
本店支店番号
電話
業務開始
業務内容
従業員数
拠点数
シティバンク銀行株式会社
〒100-6520
東京都千代田区丸の内一丁目 5 番 1 号
新丸の内ビルディング
0401
730
0120-039-104 または 03-6897-5000
平成 19 年 7 月 1 日(明治 35 年 10 月 シティバンクの前
身であるインターナショナル・バンキング・コーポレーション
が横浜支店を開設)
シティの日本における中核事業の一角として、個人のお客
様および法人のお客様にサービスを提供する銀行業務を
展開
1,809 人(平成 26 年 9 月 30 日現在)
37 拠点(本店、東新宿、沖縄、個人金融部門 32、法人金
融部門 2)
取締役および監査役*
取締役会長
代表取締役社長
代表取締役
代表取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
監査役(常勤・社外)
監査役(社外)
監査役
長門 正貢
ピーター・ビー・エリオット
アンソニー・ピー・デラ・ピエトラ・ジュニア
井上 直樹
シリッシュ・アプテ
江 丕文(カン・フィーブン)
林 良造
田中 達郎
佐藤 守
川嶋 俊昭
及川 敏昭
(*) 同一役職の場合には就任順
執行役員
CEO
チーフ・オペレーティング・オフィサー
チーフ・ストラテジー・アンド・プランニング・オフィサー
兼 事業戦略企画部門長
副社長 兼 個人金融部門長
副社長 兼 法人金融部門長
トランザクション・サービス部門長
市場部門長
事業戦略企画共同部門長
法務部門長
コンプライアンス部門長
財務部門長
リスク・マネジメント部門長
人事部門長
オペレーション・テクノロジー部門長
内部監査部門長
事業戦略企画部門副部門長
2 2
シティバンク銀行株式会社
ピーター・ビー・エリオット
アンソニー・ピー・デラ・ピエトラ・ジュニア
井上 直樹
グラント・カーソン
ジェラルド・キーフ
ラヴィ・サクセナ
耿 希偉(コウ・キイ)
松垣 哲夫
橋長 廉人
田中 宏一
スーザン・アジズ
ラジェッシュ・パラダカール
近藤 実
シャンカー・ラマサミ
伊藤 勇一
児子 裕明
(「従業員数」を除き平成 27 年 1 月 1 日現在)

組織図

主要財務データ (平成 24 年 3 月~平成 26 年 9 月)
(単位:10 億円)
平成 24 年 3 月
経常収益
経常利益 (損失)
総資産
預金
純資産
資本金
自己資本比率
(国内基準)

平成 24 年 9 月
平成 25 年 3 月
平成 25 年 9 月
平成 26 年 3 月
平成 26 年 9 月
32.1
△2.8
5,267.0
3,897.4
254.9
123.1
23.90%
75.9
5.8
4,336.5
3,510.4
265.0
123.1
31.7
△1.6
3,970.7
3,241.9
263.6
123.1
64.6
△1.5
4,374.5
3,541.5
262.8
123.1
34.7
1.4
4,536.0
3,906.9
262.1
123.1
68.3
2.8
4,513.9
3,636.0
256.3
123.1
28.77%
29.51%
28.47%
28.62%
25.72%
格付
Moody's
シティバンク銀行
長期
短期
シティグループ・インク
長期
短期
シティバンク、エヌ・エイ
長期
短期
Fitch
S&P
格付け
アウトルック
格付け
A3
P-2
安定的
A
A-1
Baa2
P-2
安定的
AA-2
A2
P-1
安定的
A
A-1
アウトルック
安定的
ネガティブ
安定的
格付け
アウトルック
A
F1
安定的
A
F1
安定的
A
F1
安定的
(平成 27 年 1 月 1 日現在)
詳細はシティグループのCitigroup Credit Ratingsをご参照下さい。
http://www.citigroup.com/citi/investor/rate.htm
シティバンク銀行株式会社
3 3

預金保険
当行は日本国内に本店のある銀行として、預金保険機構に加入しており、お客様の円預金は、無利息の決
済用預金については元本の全額が、また、利息のつく預金については元本 1,000 万円までとその利息につ
いて、それぞれ預金保険制度で保護されています。

銀行代理業
銀行代理業者
営業所
銀行代理業の内容

外国銀行代理業
所属外国銀行
営業所
外国銀行代理業の内容

シティグループ証券株式会社(以下、「CGMJ」)
CGMJ 東京本店
当行法人金融部門における取扱商品(円貨・外貨預金、為替)の一
部の媒介
シティバンク、エヌ・エイ
当行本店および大阪支店
所属外国銀行の

預金または定期積み金等の受入れの媒介

資金の貸付または手形の割引の媒介

為替取引の媒介

債務の保証または手形の引受の媒介

その他付随業務のうち、輸出信用状接受および信用状等に
関する業務の媒介
当行が契約している銀行法上の指定紛争解決機関
一般社団法人全国銀行協会
連絡先 全国銀行協会相談室
電話番号:0570-017109 または 03-5252-3772
当行は、銀行法上の指定紛争解決機関である一般社団法人全国銀行協会と手続実施基本契約を締結し
ております。全国銀行協会相談室は、銀行に関するさまざまなご相談やご照会、銀行に対するご意見・苦情
を受け付けるための窓口として、一般社団法人全国銀行協会が運営しています。詳しくは、一般社団法人
全国銀行協会のホームページ(http://www.zenginkyo.or.jp/adr/)をご参照ください。
4 4
シティバンク銀行株式会社
沿革
1812年(文化9年)
シティバンク・オブ・ニューヨーク設立。
1902年(明治35年)
シティバンクの前身であるインターナショナル・
バンキング・コーポレーションが横浜支店を開設。
1923年(大正12年)
インターナショナル・バンキング・コーポレーション、
東京支店開設(1941年休業、1946年再開)。
1973年(昭和48年)
ファースト・ナショナル・シティ・コーポレーション株式を
東京証券取引所に上場(1998年合併に伴い上場廃止)。
1974年(昭和49年)
ファースト・ナショナル・シティ・コーポレーションがシティ
コープに社名変更。
1977年(昭和52年)
シティバンク、エヌ・エイは、ATMとシティカードを利用した
シティカード・バンキング・センターを開始。
緊急時の預金引き出し以外でも利用できる24時間稼働の
ATMを世界で初めて運営。
1980年(昭和55年)
数十年におよぶ改革や展開によりシティバンク事業の国際
拠点は90カ国に拡大。
1991年(平成3年)
シティバンク、エヌ・エイ在日支店、インターナショナル
キャッシュカード発行。
1998年(平成10年)
シティコープとトラベラーズ・グループが合併し、シティグループ・
インクが誕生。シティバンク、エヌ・エイ在日支店、インターネット・
バンキング開始。
2007年(平成19年)
シティバンク、エヌ・エイ在日支店の銀行業務の譲渡を受け、
日本法人としてシティバンク銀行株式会社が営業開始。
シティグループ・インクが東京証券取引所第一部に上場。
2011年(平成23年)
シティのジャパンデスク所在地をドバイ、サンパウロなどに
拡大(平成27年1月1日現在10拠点)。
2012年(平成24年)
シティグループが設立200周年、日本において110周年を迎える。
シティバンク銀行株式会社
5 5
経営戦略

シティ ミッション: “Enabling Progress” (発展を可能に)
シティは、個人、地域社会、企業、そして国家に貢献するため、たゆまぬ努力を続けます。世界で最も厳しい試
練を克服し絶好の商機を捉えてきた過去 200 年の経験を基に、シンプルで独創的、かつ責任ある金融ソリュー
ションを提供することでお客様に最良の成果をもたらすよう努めます。1,000 都市、160 カ国、世界中の人々を
つなぐグローバル・バンク、それがシティです。
四つの原則-ミッションを実現する指針および価値

 共通の目的
ひとつのチーム、ひとつのゴール:お客様とステークホ
ルダーへの貢献
 責任ある金融
透明性が高く、慎重で、信頼できる行動
 創造力
シティの広範かつ深みのある情報、グローバル・ネット
ワーク、世界有数の商品を駆使したイノベーションを通
じて、お客様の生活向上を実現
 リーダーシップ
卓越さ、率先力、勇気が求められる多彩な能力主義環
境の中で成長する、最高の研修を受けた優秀な人材
当行の経営戦略
当行は、シティグループ・インクが間接的に 100%を所有する子会社です。当行
は平成 19 年 7 月 1 日にシティバンク、エヌ・エイ在日支店の業務を引継ぐ形で、
日本の法規制に基づき設立された最初の外資系銀行です。日本における歴史
は、明治 35 年にシティバンクの前身であるインターナショナル・バンキング・コー
ポレーションが横浜に支店を開設したことに遡ります。
当行の目標は、グローバルなトレンドとお客様のニーズに合わせてシティのグロ
ーバル・ネットワークと現地密着体制を活かし、革新的な商品・サービスを提供
することでお客様のニーズに的確に応えることです。当行は、世界で活躍する日本のお客様に対してサービス
を提供するうえでユニークな立場にあります。当行は、グローバル化、都市化、デジタル化という世界的潮流に
対応できる真のグローバル・バンクとしての地位を日本で確立するという長期的な戦略に従って、グローバル
な金融ソリューションの提供に取り組んでいます。当行は日本に根ざした外資系銀行という独自の立場を活か
し、事業部門間およびグループ会社との横断的な戦略の展開を通じて、日本での持続的な事業の発展と市場
におけるプレゼンス向上に努めます。
当行は日本における 110 年以上もの長い歴史の中で、常にお客様に全精力を傾け、市場に革新と進化をもた
らし、日本のお客様に世界最高水準の商品をお届けするとともに、社員には働きやすい職場環境を整え、将
来の事業成長に投資するという伝統を築き上げてきました。現在も、当行はお客様へのサービス向上と優れた
業務の実現に向け、継続的に改善に取り組んでおります。
当行は、法人向け金融業務では、中核となるお客様に対し、シティのグローバルな
強みを活かし、高品質の金融商品、サービスならびにアドバイスを提供することで、
お客様を成功に導くお手伝いをしています。個人向け金融業務については、シティ
は、グローバル個人金融部門の事業再編の一環として、平成 26 年 12 月 25 日、
日本のリテールバンク事業を株式会社三井住友銀行に売却することについて最
終合意に至ったと発表しました。本合意により、シティバンク銀行のリテールバンク
事業にかかる国内全支店、全 ATM、ならびに約 74 万口座を含む全業務が、三井
住友銀行の信託銀行子会社に譲渡されます。売却は、関係当局の承認および一
般的な取引完了条件を満たすことを前提として、平成 27 年後半に完了する予定
6 6
シティバンク銀行株式会社
です。
当行は、中小企業のお客様から経営の改善に関するご相談および既存のご融資の条件変更等のご相談をい
ただいた場合には、真摯に対応させていただきます。また、当行は地域社会に対して社会的責任を果たすべく、
引き続き努力してまいります。
当行は、平成 23 年 12 月 16 日付で金融庁より行政処分を受け、平成 24 年 1 月 31 日に金融庁に業務改善
計画を提出いたしました。当行は行政処分を真摯に受け止め、指摘された問題点の改善と再発防止への取り
組みとして業務改善計画を実施し、その定着に努めております。
当行は市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力や不当な要求には、毅然とした態度で臨み、断
固として対決することを約束いたします。
当行では、社員が持つ力を十分に発揮できる職場環境作りを目指しています。人材の多様性は当行の価値の
核心をなすものです。また、人材の多様性は、当行にとってもお客様にとっても価値をもたらす誇るべき資産と
とらえております。優秀な人材の獲得、研修等による育成、そしてあらゆるレベルでキャリア開発の機会を設け
ることで、個々の社員がお客様のニーズに適った優れた金融商品やサービス、そしてアドバイザリー業務を長
期的に提供できる環境を育んでいます。
更に当行は、ダイバーシティ活動や地域社会への貢献に積極的に取り組んでいます。地域社会活動では、よ
り充実した金融経済教育の提供や、障がい者向け支援、環境および社会の持続可能性の促進、当行が事業
を行っている地域社会の開発促進などに幅広く取り組んでいます。同時に、社内への保育施設開設を通じて、
「ワーキング・ペアレント」の就業機会拡充にも注力しており、今後もそういった活動を継続していきます。
シティバンク銀行株式会社
7 7
銀行の主要な業務の内容

個人金融部門
当行の個人金融部門は、グローバルなプラットフォームを活用し、海外で利用可能な ATM ネットワーク、マー
ケットリーダーの地位にある外国為替取引、厳選された預金・投資信託・保険・債券・ローンなど、幅広い商品・
サービスを展開するとともに、国内においても利便性の高いサービスをお客様に提供しています。また、グロー
バルな金融機関ならではのタイムリーな金融情報やアドバイスなども、お客様から好評をいただいています。
「シティゴールド」及び「シティゴールドプレミアム」のお客様に対しては、特別なトレーニングを受けた専任の担
当者が、主要支店に設けられた専用のシティゴールドセンターにおいて、お客様お一人ひとりに合ったアドバイ
スとサービスを提供しています。富裕層のお客様の多様なニーズやライフスタイルに、長期的かつ効果的に対
応すべく、継続的に商品やサービスの改良を行い、お客様により一層ご満足をいただけるよう努めています。
平成27年1月1日現在、当行の個人金融ネットワークとして32支店・出張所(関西出張所を含む)、24時間365
日稼動のコールセンター2ヶ所、お客様に最適なサービスを提供する
インターネット・バンキングのプラットフォーム、自行ATM98台を保有
しています。さらにゆうちょ銀行・都市銀行・地方銀行・コンビニエン
スストア等の提携ATM網の事業基盤を有しています。また、オンライ
ンでのサービスの向上にも注力し、当行の個人向けインターネット・
バンキング 「シティバンク オンライン」のセキュリティ、品揃え、機能
と使いやすさを継続的に向上させています。こうした事業基盤を通じ、
また、お客様からいただいたご意見に基づき、主要都市圏の富裕層
を中心としたお客様のニーズにお応えすべく、さらなる取り組みを推
進しています。
<業務概況>
個人金融部門では、国内外で取引可能な CD/ATM ネットワーク、外国為替
取引におけるマーケットリーダーとしての手腕、厳選された預金・投資商品に
代表される幅広い投資機会の提供、保険商品、住宅ローンやその他有担保
融資、「シティゴールド」や「シティゴールドプレミアム」のお客様への優遇サー
ビス等、基本的な金融サービスから専門性の高いサービスまで、当行独自
の体制を活かし、日本における真のグローバル・バンクとして、様々なサービ
スを提供してまいりました。
加えて、お客様の長期的なニーズにより的確に対応するため、お客様のリス
ク許容度に応じたさまざまな商品を取り揃えています。お客様ニーズの分析
を踏まえ、住宅ローン商品や保険商品への取り組みを引き続き強化していま
す。さらに、公募形式と私募形式の確定利付債と仕組債の拡充に努めてい
ます。
当行の主要業務のひとつである貸出し業務に関しては、「シティゴールド」及
び「シティゴールドプレミアム」のお客様を対象に、不動産投資ローン、商業
用不動産ローンや証券担保ローンの提供を通して顧客層の拡大を目指しています。また平成 26 年 4 月より、
お客様のご要望にお応えすべく手数料体系を変更した低金利型住宅ローンの販売を開始しました。
保険商品では、お客様の中長期にわたる資金運用ニーズ、将来に備えるニーズにも幅広くお応えするために、
外貨建および日本円建ての終身保険商品のラインナップも継続的に拡充してきました。世界的規模の保険会
社との提携により、経験豊富な保険エキスパートが、お客様の保険ニーズに合わせて的確なアドバイスを行っ
ています。
8 8
シティバンク銀行株式会社

法人金融部門
当行の法人金融部門においては、多くの国々で業務を行う一流企業を中心として、包括的なグローバル・リレ
ーションシップ・マネジメント・サービスを提供することに注力しております。シティならではの広範囲な商品とサ
ービスを提供し、他行の追随を許さないグローバル・ネットワークを駆使して、法人金融部門のお客様の国内
外での成長をサポートしています。法人金融部門は東京と大阪に拠点を置き、お客様の日々の業務あるいは
事業戦略上重要となる様々なニーズに対し、革新的なソリューションの提供を行っています。当行は日本のシ
ンジケート・ローン市場においても有力なファイナンス・プロバイダーです。
当行法人金融部門は、リレーションシップ・マネジャーからなるお客様別の営業担当のラインと、コーポレート・
ファイナンスの商品・サービスの開発と提供にあたる商品ラインにより組織されております。また、当行は市場
部門とトランザクション・サービス部門においても各商品別担当ラインを有しており、営業担当のラインと商品別
担当ラインの双方が一体となってお客様の多様な課題にソリューションを提供しています。そして、各ラインそ
れぞれがグローバルなネットワークのもと連携し、お客様の国内外グループ会社等との総合的なお取引関係
が可能な体制となっています。これがシティの比類ない強みとなっています。
<業務概況>
営業体制ラインは、グローバル・インダストリアル営業本部、グローバル・コーポレート営業本部、金融法人営
業本部、外資系企業営業本部とコーポレートファイナンス・不動産本部の5つから構成されており、それぞれの
本部がそれぞれのお客様固有のニーズに最大限に応えられる体制としております。産業動向への深い洞察を
持って、それぞれのお客様固有のニーズを深く理解する事で、当行はそれぞれのお客様に合わせた解決策を
提供して事業成長をお手伝いする立場にあります。お客様の日常業務はもとよりお客様が掲げる戦略的な目
標にも応えるべく、当行は融資や他の資金調達の選択肢を提供し、長期的な関係を構築し、更にはその関係
を深耕するべく努めています。
法人金融部門は、当行トランザクション・サービス部門(キャッシュ・マネジメント、貿易金融、制度金融、証券サ
ービス)、市場部門(外国為替、資金証券)、コーポレート・ファイナンス本部(不動産ファイナンス、シンジケー
ト・ローン)の 3 つの商品別担当ラインと緊密に連携しながら顧客満足の向上に努めております。
海外展開している日本企業のサポート機能も充実させており、複数の海外拠点に設置された「ジャパンデス
ク」において、経験豊かな行員による専属サポート・サービスを提供し、お客様との関係強化を図っております。
ジャパンデスクは 10 カ国で展開しております。各拠点から更に近隣諸国をもカバーし、お客様へのグローバル
なサポート体制は世界中の地域で可能となっており、北米・南米、欧州、中東、アフリカそしてアジアを網羅して
おります。また、シティのジャパンデスク・ネットワークは、他社に類のないユニークなサービスです。ジャパンデ
スク担当者たちは日本での経験を活かし、海外でも引続きお客様や現地のスタッフと強固なリレーションを構
築し、金融面でのお客様のニーズをサポートしています。
シティバンク銀行株式会社
9 9
グローバル・リレーションシップ・マネジメント
ファイナンシャル・アドバイス
資金調達
リスク管理
コーポレート・ファイナンス
アクイジション・
ファイナンス・アンド・
シンジケート・ローン
市場営業
トランザクション・サービス
投資・運用
決済・送金
<ジャパンデスク所在地>
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●ジャパンデスク所在地
シティのジャパンデスク所在地
(平成 27 年 1 月 1 日現在)
1010
シティバンク銀行株式会社
英国 (ロンドン)
シンガポール
ロシア (モスクワ)
中国 (上海)
インド (デリー)
米国 (ニューヨーク)
タイ (バンコク)
ブラジル (サンパウロ)
インドネシア (ジャカルタ)
アラブ首長国連邦(ドバイ)

トランザクション・サービス部門
トランザクション・サービス部門はトレジャリー・アンド・トレード・ソリューションズ(TTS)およびセキュリティーズ・サ
ービス(SS)で構成されており、世界中の多国籍事業法人、金融法人、および公共法人のお客様に対し、統合的
なキャッシュ・マネジメント、貿易金融、証券サービスを提供しています。
トランザクション・サービスはビジネスの世界が加速し、お客様の業務がますます国際化する中で、グローバル化、
都市化、そしてデジタル化という3つの重要なトレンドに迅速に対応し、日本および世界中のお客様の業務拡大
を支援しています。
能力:
当行は業界最大の独自ネットワークを活用し、お客様の国内外の業務効率に貢献しています。日系企業が急速
な国際化を進めている中で、当行はお客様のパートナー及びグローバル・バンクでありたいと願っています。トラ
ンザクション・サービス部門は、世界100カ国以上及び主要都市で顧客にサービスを提供するシティのグローバ
ル・ネットワークの一翼を担っています。
経験:
トランザクション・サービスの足跡は日本に最初の支店を開設した110年以上前に遡ります。 私たちはお客様、
規制機関や外部のパートナーにとって、国内証券市場、新興市場、決済リスク、支払や回収の処理、証券市場イ
ンフラや技術統合といった金融業界の諸問題について信頼されるアドバイザーでありたいと願っています。
イノベーション:
オンライン・ポータルのシティダイレクトBEおよびそのモバイル・タブレット版は、革新に向けたシティの投資の一
例であり、日本でお客様に提供するソリューションの幅が更に広がりました。当行は、モバイルスマートフォンアプ
リケーションの日本語版およびタブレット版のほか、日本のお客様がビジネスをより効果的に管理できるよう、財
務分析及びテクノロジーツールを提供しています。
<業務概況>
トレジャリー・アンド・トレード・ソリューションズ本部
シティはキャッシュ・マネジメントサービスの分野で絶えず業界のリーダーとしての地位を占めています。世界中
の 232 もの資金決済システムへの接続を通じ、様々な先進的な金融ソリューションを提供する独自の国際的なイ
ンフラストラクチャーを有しています。また、シティは、高い専門性を持つプロフェッショナルによる幅広いネットワ
ークを活用し、ローカルの知識とグローバルの経験を駆使してお客様の戦略的な業務目標の達成をサポートしま
す。
シティは、グローバルな商品群を利用してお客様のトレジャリーシステムとシティの決済システムのインターフェイ
スを確立し、円滑な支払と回収のプロセス実現のための最適なソリューションを提供します。
貿易金融部が提供する、ウェブベースの簡単でスピーディなサプライヤー・ファイナンスは、国内の売買取引のみ
ならず海外の売買取引にも利用できます。またリスク及びサプライチェーンを効果的に管理するために必要な
様々なリスクヘッジ手段を、お客様の輸出取引に提供しております。制度金融部は伝統的な日本からの輸出及
び投資に対する金融サポートの他、お客様の穀物輸入取引や海外日系子会社の発展途上国向け輸出への中
長期融資など、新しいサービスを始めています。
証券サービス本部
証券サービス本部では、当行の安定したカストディ・サービス機能により外国人投資家の対日証券投資をサポー
トしています。さらにこのような伝統的なサービスに加え、国内の金融商品取引業者である顧客が、最も重要と考
えるコア業務に専念できるよう、所謂決済のアウトソーシングである革新的清算取次ぎサービスを導入致しまし
た。
シティバンク銀行株式会社
1111
シティの自社ブランド・ネットワークは業界最大で 61 市場を網羅し、第二位となる競合他行より 20 以上多い市場をカ
バーしています。
平成 25 年度-26 年度 国内及び海外受賞内容

世界のベスト・トレジャリー・アンド・キャッシュ・マネジメント・プロバイダー 2014、ベスト・オーバーオール・キ
ャッシュ・マネジメント部門 - グローバル・ファイナンス誌

世界のベスト・グローバル・バンク 2014 (キャッシュ・マネジメント部門およびトレード・ファイナンス部門)
- グローバル・ファイナンス誌

世界のベスト・インターネット・バンク・アワード 2014 (ベスト・オバーオール・グローバル・インターネット・バ
ンク部門; ベスト・コーポレート/インスティテューショナル・インターネット部門) - グローバル・ファイナンス
誌

バンク・オブ・ザ・イヤー・グローバル・アワード2013 - ザ・バンカー誌

アジア地域のベスト・トランザクション・サービス・ハウス、エクセレンス・アワード 2014 - ユーロマネー誌

アジア大洋州・ベスト・エキスポート・ファイナンス・バンク 2014 - GTR 誌

イノベーション・イン・バンキング・アンド・テクノロジー・アンド・トランザクション・バンキング 2013 (イノベー
ション・イン・キャッシュ・マネジメント部門;モスト・イノベイティブ・グローバル・トランザクション・バンク
2013) - ザ・バンカー誌

アジア地域のベスト・トレジャリー&キャッシュ・マネジメント・バンク、トレジャリー・トレード&リスク・マネジメ
ント・トリプル・エー・アワード 2014、 - ザ・アセット誌

アジア地域のベスト・トレード・アドバイザー、エクセレンス・アワード 2014 - トレード・ファイナンス誌

日本におけるベスト・外資系キャッシュ・マネジメント・バンク 2014(企業による投票) - アジアマネー誌

アジア地域のベスト・キャッシュ・マネジメント・バンク 2014 (企業による投票) - アジアマネー誌

日本におけるグローバル・アウトパフォーマー、主要市場におけるエージェント・バンク調査 2014 - グロー
バル・カストディアン誌

日本におけるアセット・サービス部門、リレーションシップ&クライアント・サービス部門、付帯サービス部門お
よびバリュー・デリバード部門のアウトパフォーマー、主要市場におけるエージェント・バンク調査2014 - グ
ローバル・カストディアン誌

ベスト・カストディアン–アジア・クロスボーダー、トリプル・エー・アセット・サービシング賞 2014 - ザ・アセット
誌

ベスト・サブカストディアン、 トリプル・エー・アセット・サービシング賞 2014 - ザ・アセット誌
1212
シティバンク銀行株式会社

市場部門
市場部門は、法人金融部門およびトランザクション・サービス部門のお客様に外国為替、マネーマーケット、デ
リバティブに関する商品・サービスを行う部門として、平成 25 年 7 月に設置されました。旧来は法人金融部門
およびトレジャリー部門の下、市場営業本部として業務を行っておりましたが、市場取引により注力し、価値あ
る情報の提供により、お客様とのより一層強固な取引基盤の構築を目指して部門として独立・設置されまし
た。
市場部門は、市場営業本部と資金証券本部から構成されております。市場営業本部は、外国為替営業部とデ
リバティブ営業部からなり、法人金融部門およびトランザクション・サービス部門のお客様との外国為替取引お
よびデリバティブ取引を行っております。外国為替営業部では、シティグループのグローバルなネットワークと
経営資源を活かし、リアルタイムな情報をお客様にお届けするとともに、外国為替市場におけるマーケット・メ
ーカーとしての強固なプレゼンスを活かし、様々な外国為替取引に対しリスク管理に関する助言の提供や支援
も行っております。
デリバティブ営業部は、お客様の様々なニーズに応え、必要とされているデリバティブ・ソリューションに関する
サービスの提供を広く行っております。
資金証券本部では、シティグループの広範な海外ネットワークを活かし、主要各国の通貨のマネーマーケット
に関する商品・サービスをお客様に提供し、資金の運用・調達に関するニーズにお応えしております。また当
行における資金繰り担当部署として、経営委員会の下部組織であるアセット・ライアビリティ・コミッティにおいて
決定された方針に基づき、流動性リスク管理部署であるコーポレート・トレジャリー部と協働し、適切な流動性、
包括的リスク管理フレームワークの一環としての銀行勘定運営を行っております。
シティバンク銀行株式会社
1313

当行の主要業務内容
当行では、以下の業務を行っております。
1.
預金の受入れ業務
当座預金、普通預金、定期預金、譲渡性預金、外貨預金等
2.
資金の貸付業務等
手形貸付、証書貸付、当座貸越、商業手形の割引等の業務
3.
為替業務等
国内外の仕向け・被仕向け送金、振込および代金取立
4.
外国為替業務等
外国為替(外国通貨)売買等の業務
5.
その他
(1)
債務の保証(支払承諾)、信用状発行および手形の引受け業務
(2)
シンジケート・ローンのアレンジメント
(3)
貿易金融(貿易手形の買取り等)
(4)
有価証券投資業務(日本国債等)
(5)
金銭債権の取得または譲渡、および証券化関連業務
(6)
国、地方公共団体、法人等の金銭の収納その他金銭に係る事務の取扱い業務
(7)
金融等デリバティブ取引業務(金利、通貨等)
(8)
投資信託および保険商品の窓口販売業務
(9)
有価証券等の保護預りおよび振替業務
(10) 有価証券等清算取次ぎ業務
(11) 有価証券の私募の取扱い業務
(12) 金融商品仲介業務
(13) 両替業務
(14) 外国銀行代理業務
(15) 電子記録債権取引業務
1414
シティバンク銀行株式会社
リスクの管理態勢

リスク管理の枠組み
当行におけるリスク管理の枠組みは、取締役会による組織全般への強固な監督と、監督役割と責任が明確に
定められた各内部管理部門による様々な種類の個別リスクへの対応とをバランスさせるように構築されています。
当行のリスク管理は、3層で構成されています。
1
事業部門が行う管理
2
管理部門による監督
3
監査部門による独立した立場での監査
これら3層の内部管理は、以下の当行の共通のゴールを達成するため、一体となって機能する態勢を取ってい
ます。
 効果的な管理態勢を維持し、効率の高い能動的なリスク管理を達成する
 同時に、お客様へより良いソリューションを提供し、事業の成長を促す
当行では、取締役会で承認された基本方針「統合的リスク管理方針」において管理態勢の枠組みを定めてお
り、その管理方法を「統合的リスク管理に関する規程」で定めています。 また、統合的リスク管理アプローチを
採用しており、統合的リスク管理の責任者は経営委員会および取締役会に対して、当行が直面するリスクにつ
いて包括的に報告することを確保しています。

管理対象としているリスクの種類
当行では、信用リスク、市場・流動性リスク、オペレーショナル・リスクを主要なリスクとして位置付け、管理の
対象としています。

信用リスク
1. 信用リスク管理体制
信用リスクとは、信用供与先の信用状態の悪化等により資産価値の減少や消滅が発生し損失を被るリス
クです。これには、債務者の倒産等による元本、利息の回収不能のほか、債務者の信用状態の悪化によ
る引当等の発生・増加といった与信価値の減少も含まれます。
当行では、法人金融部門および個人金融部門の信用リスクを総合的に管理すべく、基本的な指針を明示
した「クレジット・リスク・マネジメント・ポリシー」を制定しており、各部門における与信管理については、個
別に「インスティテューショナル・クライアント・グループ・リスク・マネジメント・マニュアル」、「グローバル・コ
ンシューマー・クレジット・フロード・リスク・ポリシー」および「グローバル・コマーシャル・クレジット・ポリシ
ー」を遵守し、信用リスク管理の体制を整備し運営しています。
さらに、信用リスクを監督する目的としてリスク・マネジメント部門長を議長とした信用リスク管理委員会が
設置されており、資産の自己査定を含む信用リスクを管掌し経営層による関与の度合いを高めています。
2. 信用リスク管理方法
当行では、リスク・マネジメント部門において個々の取引先の信用リスク分析に基づく管理、および、取引
の集合体である与信ポートフォリオ全体のリスク分析に基づく管理を行っており、特定の業種、格付、取
引先・企業グループ等へのリスクの集中状況、およびその動向等や与信ポートフォリオの延滞状況等を
モニターし、適宜信用リスク管理委員会に報告しています。
シティバンク銀行株式会社
1515

市場・流動性リスク
1. 市場リスクとは、市場動向の影響を受け、保有・執行する金融資産や負債のポジション価値が変動する
ことによって損失を被るリスクです。流動性リスクとは、資金調達コストの上昇や運用と調達期間のミスマ
ッチにより、負債に対する資産の流動性が確保出来ないことにより被るリスクです。
当行では、「流動性リスク管理ポリシー」「市場リスク管理ポリシー」及び関連する管理諸規程を踏まえ、
市場リスク・流動性リスク管理の体制を整備し運営しています。
さらに、市場・流動性リスクを監督する目的として、社長を議長としたアセット・ライアビリティ・コミッティが
設置されており、当行の流動性リスク、アクルーアル・ポートフォリオ、トレーディング・ポートフォリオの市
場リスクの監視並びに貸借対照表および自己資本の管理を管掌し経営層による関与の度合いを高めて
います。
2. 市場・流動性リスク管理方法
当行では、マーケット・リスク管理部において金融資産および負債の金利や期間を総合的に把握し、ギャ
ップ分析や金利感応度分析等によりモニタリングを行い、毎月アセット・ライアビリティ・コミッティに報告し
ております。また、市場リスクの計測においては、バリュー・アット・リスク「VaR」を用いて市場リスク量を
定量的に把握するとともに、規定の遵守状況等を管理しています。
流動性リスクにおいて、アセット・ライアビリティ・コミッティは大口顧客の占める割合、預金/貸出比率等の
流動性管理指標をモニタリングするとともに、ストレス時を想定した12ヵ月間においても、十分な流動性を
確保しているかどうかをモニタリングし, 資金の運用・調達が適切に行われていることを確認しています。

オペレーショナル・リスク
1. オペレーショナル・リスク管理体制
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程(内部体制)、役職員の活動(人的要因)、システムが不適切で
あること(システム要因)、または外部事象から生じる損失(外生的要因)に係るリスクです。 これには、
当行のレピュテーション・リスク、フランチャイズ・リスク、並びに適用法令、規制、倫理規定、監督官庁に
よる処分、シティポリシーを遵守しないことから生じるリスクも含まれます。
当行では、オペレーショナル・リスクを総合的に管理するために、オペレーショナル・リスクの管理方針お
よび規程を策定し、リスクの定義、管理態勢、リスクの評価方法や報告に関する手順を管理しています。
さらに、事務リスクやシステムリスクに関しては、別途管理方針および規程を制定し、管理を実施していま
す。 また、オペレーショナル・リスクの総合的な管理部署としてリスク・マネジメント部門内にオペレーショ
ナル・リスク管理部を設置しております。 オペレーショナル・リスクの管理状況については、関連各部署
からビジネス・リスク、コンプライアンス&コントロール委員会、また、事務リスク、システムリスクの管理状
況については、事務・システム委員会へ報告を行い、経営陣による関与の度合いを高めています。
2. オペレーショナル・リスク管理方法
当行では、重大なオペレーショナル・リスクの管理手法として、マネジャーズ・コントロール・アセスメント
(「MCA」) を導入しています。 MCA を通じて、各業務担当部署では、主要業務プロセスに内在するリス
クを軽減するためのコントロールを明確にしています。 また、当該コントロールが正しく機能しているかに
ついては、適時モニターし、その有効性を評価した上で、脆弱性が確認された場合には、改善策の実施
が完了するまで継続したモニタリングを実施しています。 さらに、各業務担当部署による評価結果を、四
半期毎にビジネス・リスク、コンプライアンス&コントロール委員会において経営陣に報告する体制を敷い
ています。
各業務担当部署における主要業務プロセスは、業務内容や規制環境等の変化を勘案し、適時見直しが
行われ、MCA の内容は常に最新の状況が反映されるように管理されます。
1616
シティバンク銀行株式会社
法令等遵守態勢

基本方針
当行は、銀行の持つ社会的責任とその業務の公共性の重大さを認識し、法令・諸規則の遵守や行動規範に
則った誠実かつ公正な業務活動の実践を経営の基本原則と位置づけています。

コンプライアンスの管理態勢
当行は法令遵守に関する統括部署として事業部門から独立したコンプライアンス部門を設置しています。同部
門は、コンプライアンス部門長のもとに、(i) 個人金融コンプライアンス部、(ii) 法人金融コンプライアンス部、
(iii) マネーロンダリング対策部、(iv) 業務管理部および (v) コンプライアンス・テスティング部の 5 つの部から
構成されています。これらのうち、前二者はビジネスに関わるコンプライアンス案件に、マネーロンダリング対
策部はマネーロンダリングや反社会的勢力に関わる案件に、業務管理部は銀行全体に関するコンプライアン
ス案件に、またコンプライアンス・テスティング部は、法令遵守管理機能が適切に設計され効果的に運営され
ているかを確認する検証業務にそれぞれ携わっています。コンプライアンス部門は、行動規範を所管し、コンプ
ライアンス規程に従って、下記の活動を通じて、コンプライアンスの推進・コンプライアンス意識の醸成に取り組
んでいます。

コンプライアンスに関連する助言、支援

コンプライアンスに関連する規程類の制定、実施

コンプライアンスに関連して適切なリスク管理が構築・強化されていることの監視

コンプライアンスに関連する教育・研修

当行に影響を及ぼす法律・規制等の動向の監視

マネーロンダリング対策、顧客の確認および反社会的勢力に関連して適切なリスク管理が構築・強化
されていることの監視

コンプライアンス・テスティング(コンプライアンス遵守状況の検証)
また、コンプライアンス部門は、コンプライアンスに関する案件や法令遵守の状況に関する報告を「ビジネス・リ
スク、コンプライアンス&コントロール委員会」や経営委員会に定期的に、あるいは必要に応じて行っており、
重要な事項は、経営委員会を通じて取締役会に報告されます。

反社会的勢力対策やマネーロンダリング対策について
当行は、反社会的勢力対策やマネーロンダリング対策については、公共性を有する金融機関として、法令遵
守における重要な取り組みの一環であると理解し、そのための態勢作りと対応のための努力を継続的に行っ
ています。

法令遵守義務違反等への対応措置について
当行の役職員は行員等の行動の基本方針を示す「行動規範」を遵守する義務を負っています。そして、当行で
は、倫理問題、適用される法令や企業方針に対する違反やその疑いがあると認められる場合には、行員に対
してはそれらの事実を、内規で定められた方法に従って報告するよう強く奨励しています。このような問題を早
期に発見し、積極的な解決のための取り組みを行っていくことは、金融機関に求められる高水準の行動基準を
維持していくうえで重要なことであると考えています。そのために、当行では、通常の報告制度に加え、倫理ホ
ットラインを採用し、法令遵守義務違反やそれが疑われると認められる行為等に対応しています。
シティバンク銀行株式会社
1717
ダイバーシティ・CSR(企業の社会的責任)活動
当行では、シティの方針・優先順位に沿って CSR 活動に取り組んでいます。お客様、社員やその家族、地域社会、
その他のステークホルダーとの積極的な関係作りを通して、環境および社会の持続可能性を推進し、企業として
の社会的責任を果たしていけるよう努めています。CSR 活動として企業統治や法令遵守といった取り組みはもと
より、金融経済教育、地域・社会支援、環境保全活動、災害被災地への寄付やダイバーシティ(多様性の受容)
についての取り組みも一層強化・推進しています。

金融経済教育
シティは、夢の実現には金融経済教育が重要であると考
えています。次世代を担う子どもたちが、お金や経済につ
いてのみならず実践的な思考を学ぶことができ、最終的に
は夢の実現のために必要な職業選択や生活設計を可能
にするプログラムの必要性を感じ、継続的に支援していま
す。

地球、そして次世代の社会のために、シティは植林や清
掃など直接的な環境保護活動に参加しています。また、
環境への負担軽減のために、オフィスでの環境性能評
価システム(LEED)の導入や、日常業務においても環境
に配慮した取り組みを心がけています。
シティは主に以下の 3 つの分野において環境保護を実
践しています。




地域・社会支援
シティは各国で、生活し勤務する地域社会に対する社会的
責任を地域社会の一員として重視しています。グローバル
で、ローカルで、より良い社会の実現のために、日本では
寄付金の提供だけでなく、支援を必要とする分野のために
社員が自発的に行うボランティア活動を大切に考え、積極
的に取り組んでいます。




子ども支援
地域支援
障がい者支援
東北支援

多様性(ダイバーシティ)
環境

環境保全活動
環境ファイナンス
事業における環境への配慮
災害被災地への寄付
シティでは国内外の災害被災者に対する迅速で心のこ
もった支援に取組んでいます。社員からの寄付金への
マッチング(募金金額と同額を会社が支給すること)
や、寄付金以外の物資面での支援を行っています。
シティでは、多様性(ダイバーシティ)を当社の強みとして位置付けています。最高の人材に望まれ、各人の働きによって昇進
が可能となる職場、また他者への敬意が重視され、すべての社員が成長の機会を得られる企業文化の構築を優先的に行っ
ています。 社内外を問わず、社員が積極的にダイバーシティ活動に参加することを推進しており、その活動を通じて豊かな
社会の実現に貢献しています。
<主な取り組み>

女性活用の促進、
2014 年国際女性デー記念日社内向けプログラム

ワークライフバランス

障がい者の雇用促進
1818
シティバンク銀行株式会社
<シティバンク銀行国内拠点一覧>
平成 27 年 1 月現在
拠点数 (本店、東新宿、沖縄、個人金融部門 32、法人金融部門 2)
合計:37 拠点
(■個人金融部門有人店舗)
本店
東京都千代田区丸の内1-5-1
新丸の内ビルディング
■日本橋支店
東京都中央区日本橋 2-1-14
日本橋加藤ビル
■札幌支店
北海道札幌市中央区北二条西 4-1
北海道ビルヂング
個人金融部門
■広尾支店
東京都港区南麻布 5-15-27
広尾 REEPLEX B’s
■福岡支店
福岡県福岡市中央区天神 2-8-30
天神西通りビジネスセンター
■横浜支店
神奈川県横浜市西区北幸 1-6-1
横浜ファーストビル
インターネット支店
東京都新宿区新宿 6-27-30
新宿イーストサイドスクエア
■青葉台出張所
神奈川県横浜市青葉区青葉台 1-7-1
青葉台東急スクエア South-2
関西出張所
大阪府大阪市中央区西心斎橋 2-1-2
御堂筋ダイヤモンドビル
■藤沢出張所
神奈川県藤沢市南藤沢 2-8
2002.K&S ビルディング
法人金融部門 ・ その他
■青山支店
東京都港区北青山 3-11-7
Ao〈アオ〉
■赤坂支店
東京都千代田区永田町 2-13-10
プルデンシャルプラザ
■池袋支店
東京都豊島区南池袋 1-19-5
G ビル南池袋 01
■大手町支店
東京都千代田区大手町 1-1-3
大手センタービル
■銀座支店
東京都中央区銀座 6-9-2
クロサワビル
■五反田支店
東京都品川区東五反田 2-2-3
五反田ハタビル
■渋谷支店
東京都渋谷区道玄坂 2-25-12
道玄坂カブトビル
■自由が丘出張所
東京都目黒区自由が丘 1-26-14
オクズミビル
■新宿東口支店
東京都新宿区新宿 3-19-4
シティバンク新宿ビルディング
■新宿南口支店
東京都渋谷区代々木 2-9-2
久保ビル
■新宿南口支店コンサルティングセンター
東京都渋谷区代々木 2-1-1
新宿マインズタワー
■吉祥寺出張所
東京都武蔵野市吉祥寺本町 1-15-9
岩﨑吉祥寺ビル
■立川支店
東京都立川市曙町 2-7-16
鈴春ビル
■千葉支店
千葉県千葉市中央区新町 1000
センシティタワー
■浦和支店
埼玉県さいたま市浦和区高砂 2-1-23
浦和日興ビル
■梅田支店
大阪府大阪市北区茶屋町 1-27
ABC-MART 梅田ビル
■大阪駅前支店
大阪府大阪市北区梅田 1-8-17
大阪第一生命ビル
大阪支店
大阪府大阪市中央区西心斎橋 2-1-2
御堂筋ダイヤモンドビル
ヤマブキ支店
東京都新宿区新宿 6-27-30
新宿イーストサイドスクエア
東新宿出張所
東京都新宿区新宿 6-27-30
新宿イーストサイドスクエア
沖縄出張所
沖縄県那覇市前島 3-25-1
泊ふ頭旅客ターミナルビルディング
■心斎橋支店
大阪府大阪市中央区西心斎橋 2-1-2
御堂筋ダイヤモンドビル
■芦屋支店
兵庫県芦屋市大原町 10-1
ホテル竹園芦屋
■神戸支店
兵庫県神戸市中央区御幸通 8-1-17
S・ヨシマツビル
■京都支店
京都府京都市下京区
四条通室町東入函谷鉾町 88
K・I 四条ビル
■名古屋支店
愛知県名古屋市中区錦 3-16-27
栄パークサイドプレイス
■名古屋駅出張所
愛知県名古屋市中村区名駅 1-1-4
JR セントラルタワーズ・オフィスタワー
シティバンク銀行株式会社
1919
20
平成 26 年度中間期の財務状況報告
20
21
1. 主要な業務に関する事項
<業績の概況>
当中間期の経営成績といたしましては、資金運用収益が前年同期比 21 億円減少し 137 億円となりました。役務
取引等収益は、前年同期比 8 億円増加し 109 億円となりました。特定取引収益は、前中間期のゼロから当中間期
は 1 億円となりました。その他業務収益は、前年同期比 9 億円減少し 72 億円となりました。以上により経常収益は
前年同期比 25 億円減少の 321 億円となりました。
一方、資金調達費用は、前年同期比で同水準の 19 億円となりました。役務取引等費用は、前年同期比 2 億円増
加の 13 億円となりました。特定取引費用は、前年同期比 4 億円減少し 1 億円となりました。営業経費は、前年同期
比 19 億円増加し 312 億円となりました。以上により経常費用は前年同期比 16 億円増加し 349 億円となりました。
前中間期は 14 億円の経常利益でしたが、当中間期は 28 億円の経常損失となり、特別利益・特別損失を加味し
た税引前中間純利益は前中間期は 14 億円の税引前中間純利益でしたが、当中間期は 28 億円の税引前中間純
損失となりました。
以上の結果、前中間期は 6 億円の中間純利益でしたが、当中間期は 19 億円の中間純損失となりました。
当中間期末における財政状態は、総資産が前期末比 7,530 億円増加し 52,670 億円となりました。
主要な勘定残高としましては、資産の部では、現金預け金が前期末比 3,599 億円増加し 22,017 億円となりました。
コールローンは前期末比 1,677 億円減少し 724 億円となりました。買現先勘定は前期末比 1,252 億円増加し 8,569
億円となっております。貸出金は前期末比 1,493 億円増加し 5,055 億円となりました。その他資産は、主に先物外国
為替取引からの評価益及び金融商品等差入担保金が増加したことにより前期末比 2,419 億円増加し 3,978 億円と
なりました。
負債の部は前期末比で 7,544 億円増加し、50,120 億円となりました。このうち預金が前期末から 2,614 億円増加
し、38,974 億円となっております。外国為替は、前期末比 2,987 億円増加し 6,449 億円となりました。その他負債は、
主に先物外国為替取引からの評価損が増加したことにより前期末比 1,383 億円増加し、2,790 億円となりました。
純資産の部は前期末と比べ 14 億円減少し、2,549 億円となりました。
当中間期のキャッシュ・フローについては、営業活動によるキャッシュ・フローが 2,332 億円の収入となりまし
た。投資活動によるキャッシュ・フローは 48 億円の支出となりました。以上の結果、現金及び現金同等物の当
中間期末残高は 15,088 億円となりました。
当中間期末の自己資本比率(バーゼルⅢ 国内基準)は、23.90%となりました(平成 26 年 3 月期 バーゼル
Ⅲ 国内基準 25.72%)。
21
22
<主要業務の指標>
(単位:百万円)
平成24年度中間期
(平成24年4月1日
~平成24年9月30日)
経常収益
平成25年度中間期
(平成25年4月1日
~平成25年9月30日)
平成26年度中間期
(平成26年4月1日
~平成26年9月30日)
平成24年度
(平成24年4月1日
~平成25年3月31日)
平成25年度
(平成25年4月1日
~平成26年3月31日)
31,781
34,767
32,185
64,668
68,305
経常利益(損失)
△ 1,673
1,454
△ 2,812
△ 1,541
2,867
中間純利益(損失)
△ 1,429
677
△ 1,956
-
-
当期純利益(損失)
-
-
-
△ 1,983
1,339
資本金
123,100
123,100
123,100
123,100
123,100
純資産額
263,684
262,120
254,906
262,823
256,350
総資産額
3,970,761
4,536,018
5,267,001
4,374,568
4,513,946
預金残高
3,241,918
3,906,941
3,897,468
3,541,504
3,636,024
329,925
371,992
505,552
330,614
356,243
貸出金残高
有価証券残高
発行済株式総数
自己資本比率
(国内基準)
従業員数
729,766
946,529
788,413
858,729
785,273
244,200,000千株
244,200,000千株
244,200,000千株
244,200,000千株
244,200,000千株
29.51%
28.62%
23.90%
28.47%
25.72%
1,860人
1,869人
1,809人
1,852人
1,835人
(注) 記載する中間期の数値は監査法人による監査を受けておりません。
22
23
<主要な業務の状況を示す指標>
業務粗利益
(単位:百万円)
平成26年度中間期
(平成26年4月1日~平成26年9月30日)
平成25年度中間期
(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
国内業務部門
国際業務部門
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
資金運用収益
3,247
12,682
15,929
2,886
10,872
13,759
資金調達費用
96
1,864
1,960
59
1,918
1,977
役務取引等収益
5,992
4,046
10,038
7,123
3,781
10,904
役務取引等費用
912
264
1,176
944
432
1,377
特定取引収益
-
-
-
100
71
172
特定取引費用
△ 210
761
550
△ 14
152
137
その他業務収益
264
7,969
8,234
74
7,205
7,279
その他業務費用
254
-
254
-
6
6
業務粗利益
8,452
21,808
30,260
9,195
19,420
28,616
業務粗利益率
0.75%
2.40%
1.49%
0.68%
2.41%
1.33%
資金運用収支
役務取引等収支
特定取引収支
その他業務収支
(注) 1. 国内業務部門は国内店の円貨建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引です。ただし、円貨建対非居住
者諸取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めています。
2. 業務粗利益率=(業務粗利益 / 資金運用勘定平均残高) × 100 ÷ (期中日数 / 365)
23
24
資金運用勘定・調達勘定の平均残高、利息、利回り
(単位:百万円)
平成25年度中間期
(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
国内業務部門
資金運用勘定
平均残高
うち買入金銭債権
4,046,315
2,688,910
1,601,837
4,290,748
15,929
2,886
10,872
13,759
利回り (%)
0.28
1.39
0.78
0.21
1.35
0.63
平均残高
174,801
164,090
338,891
151,504
311,688
463,192
1,023
1,136
2,159
854
2,605
3,459
利回り (%)
1.16
1.38
1.27
1.12
1.66
1.48
平均残高
932,669
5,872
938,541
767,354
5,783
773,138
1,631
59
1,691
1,169
59
1,229
利回り (%)
0.34
2.03
0.35
0.30
2.06
0.31
平均残高
11,863
169,082
180,946
15,822
117,564
133,386
5
252
258
7
223
230
利回り (%)
0.09
0.29
0.28
0.09
0.37
0.34
平均残高
431,266
355,845
787,111
347,736
401,887
749,623
利息
195
2,367
2,562
116
2,579
2,695
利回り (%)
0.09
1.32
0.64
0.06
1.27
0.71
平均残高
3,264
32
3,296
5,194
10
5,204
26
0
26
37
0
37
利回り (%)
1.62
1.07
1.62
1.44
1.02
1.44
平均残高
利息
うち預け金
(無利息分を除く)
資金調達勘定
682,930
928,586
1,611,517
1,400,667
629,188
2,029,856
利息
342
8,495
8,838
692
5,113
5,805
利回り (%)
0.10
1.82
1.09
0.09
1.62
0.57
平均残高
1,855,943
2,122,114
3,978,057
2,036,712
2,173,790
4,210,503
96
1,864
1,960
59
1,918
1,977
利回り (%)
0.01
0.17
0.09
0.00
0.17
0.09
平均残高
1,813,188
2,004,818
3,818,007
2,029,752
1,768,370
3,798,122
81
1,856
1,938
57
1,901
1,959
利回り (%)
0.00
0.18
0.10
0.00
0.21
0.10
平均残高
38,791
-
38,791
2,606
-
2,606
12
-
12
0
-
0
利回り (%)
0.06
-
0.06
0.03
-
0.03
平均残高
-
123
123
754
1,368
2,122
利息
-
0
0
0
0
0
利回り (%)
-
0.14
0.14
0.00
0.08
0.06
平均残高
19
-
19
5
-
5
0
-
0
0
-
0
0.25
-
0.25
0.00
-
0.00
利息
うち預金
利息
うち譲渡性預金
利息
うちコールマネー
うち借用金
合計
12,682
利息
うち買現先勘定
国際業務部門
1,808,607
利息
うちコールローン
国内業務部門
3,247
利息
うち有価証券
合計
2,237,708
利息
うち貸出金
国際業務部門
平成26年度中間期
(平成26年4月1日~平成26年9月30日)
利息
利回り (%)
(注)1. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、日次カレント方式により算出しています。
2. 国内業務部門と国際業務部門間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しています。
3. 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞ
れ控除して表示しています。
24
25
受取利息・支払利息の増減分析
(単位:百万円)
平成25年度中間期
(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
国内業務部門国際業務部門
受取利息
うち有価証券
うち買現先勘定
うち買入金銭債権
うち預け金
(無利息分を除く)
972
918
2,705
654
△ 1,449
955
△ 1,891
△ 4,637
△ 1,015
△ 359
△ 3,126
△ 958
△ 973
△ 1,931
△ 361
△ 1,809
△ 2,170
残高による増減
6
132
138
△ 135
1,021
791
利率による増減
△ 153
25
△ 126
△ 33
447
508
純増減
△ 147
158
11
△ 168
1,468
1,299
残高による増減
327
0
333
△ 281
0
△ 290
利率による増減
△ 1,255
0
△ 1,260
△ 180
0
△ 172
△ 927
-
△ 927
△ 462
-
△ 462
残高による増減
0
190
172
1
△ 74
△ 66
利率による増減
0
△ 96
△ 78
0
45
38
純増減
0
94
93
1
△ 29
△ 28
残高による増減
15
2,367
175
△ 37
304
△ 120
利率による増減
△ 18
-
2,188
△ 41
△ 92
253
純増減
△3
2,367
2,364
△ 78
211
133
残高による増減
△2
0
△2
15
0
15
利率による増減
0
-
0
△4
0
△4
純増減
△2
0
△2
11
0
10
残高による増減
125
△ 3,777
△ 1,014
359
△ 2,731
2,286
純増減
うち譲渡性預金
△ 2,458
△ 10
△ 650
△ 5,319
△ 3,473
349
△ 3,382
△ 3,033
5
554
317
9
45
104
△ 104
△ 1,093
△ 955
△ 46
8
△ 88
△ 98
△ 539
△ 637
△ 37
53
16
6
556
380
9
△ 213
△9
利率による増減
△ 83
△ 1,078
△ 978
△ 34
258
30
純増減
△ 76
△ 521
△ 598
△ 24
45
20
残高による増減
△ 21
-
△ 21
△ 10
-
△ 10
残高による増減
利率による増減
うち借用金
161
△ 3,616
利率による増減
純増減
うちコールマネー
18
143
残高による増減
純増減
うち預金
合計
△ 1,931
利率による増減
支払利息
国内業務部門国際業務部門
残高による増減
純増減
うちコールローン
合計
利率による増減
純増減
うち貸出金
平成26年度中間期
(平成26年4月1日~平成26年9月30日)
0
-
0
△1
-
△1
△ 22
-
△ 22
△ 12
-
△ 12
残高による増減
-
0
0
0
0
1
利率による増減
-
0
0
-
0
0
純増減
-
0
0
0
0
0
残高による増減
-
△7
△7
0
-
0
利率による増減
0
-
0
0
-
0
純増減
0
△7
△7
0
-
0
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、利率による増減に含める方法により算出しています。
25
26
総資金利鞘
(単位:%)
平成25年度中間期
(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
国内業務部門
国際業務部門
平成26年度中間期
(平成26年4月1日~平成26年9月30日)
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
資金運用利回り
0.28
1.39
0.78
0.21
1.35
0.63
資金調達原価
1.76
1.37
1.55
1.63
1.45
1.54
△ 1.47
0.02
△ 0.77
△ 1.41
△ 0.10
△ 0.91
総資金利鞘
役務取引等収支の内訳
(単位:百万円)
平成25年度中間期
(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
国内業務部門
役務取引等収益
国際業務部門
平成26年度中間期
(平成26年4月1日~平成26年9月30日)
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
5,992
4,046
10,038
7,123
3,781
10,904
825
2,182
3,008
871
1,856
2,727
5,166
1,863
7,030
6,252
1,924
8,176
912
264
1,176
944
432
1,377
支払為替手数料
213
154
368
225
147
373
その他の役務費用
698
109
807
719
284
1,004
5,079
3,781
8,861
6,178
3,348
9,526
受入為替手数料
その他の役務収益
役務取引等費用
役務取引等利益
特定取引等収支の内訳
(単位:百万円)
平成25年度中間期
(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
国内業務部門
特定取引収益
国際業務部門
平成26年度中間期
(平成26年4月1日~平成26年9月30日)
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
-
-
-
100
71
172
商品有価証券収益
-
-
-
-
-
-
特定取引有価証券収益
-
-
-
100
71
172
特定金融派生商品収益
-
-
-
-
-
-
その他の特定取引収益
-
-
-
-
-
-
△ 210
761
550
△ 14
152
137
-
-
-
-
-
-
特定取引有価証券費用
△ 189
382
193
-
-
-
特定金融派生商品費用
△ 21
378
356
△ 14
152
137
その他の特定取引費用
-
-
-
-
-
-
210
△ 761
△ 550
115
△ 80
35
特定取引費用
商品有価証券費用
特定取引等利益
26
27
その他業務収支の内訳
(単位:百万円)
平成25年度中間期
(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
国内業務部門
その他業務収益
国際業務部門
平成26年度中間期
(平成26年4月1日~平成26年9月30日)
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
264
7,969
8,234
74
7,205
7,279
-
7,245
7,245
-
6,511
6,511
国債等債券売却益
264
-
264
66
-
66
国債等債券償還益
-
-
-
-
-
-
金融派生商品収益
-
-
-
-
-
-
外国為替売買益
その他の業務収益
その他業務費用
外国為替売買損
-
724
724
7
694
701
254
-
254
-
6
6
-
-
-
-
-
-
国債等債券売却損
254
-
254
-
-
-
国債等債券償還損
-
-
-
-
-
-
国債等債券償却
-
-
-
-
-
-
金融派生商品費用
-
-
-
-
-
-
その他の業務費用
その他業務利益
-
-
-
-
6
6
10
7,969
7,979
74
7,198
7,272
営業経費の内訳
(単位:百万円)
平成25年度中間期
(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
給料・手当
退職給付費用
平成26年度中間期
(平成26年4月1日~平成26年9月30日)
10,442
10,732
1,626
2,336
福利厚生費
56
34
減価償却費
923
718
2,673
3,265
56
108
160
210
62
71
旅費
124
106
通信費
520
466
広告宣伝費
537
477
96
118
土地建物機械賃借料
営繕費
消耗品費
給水光熱費
諸会費・寄付金・交際費
租税公課
599
760
その他
11,389
11,855
合計
29,271
31,263
27
28
経営諸比率
(単位:%)
平成25年度中間期
(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
平成26年度中間期
(平成26年4月1日~平成26年9月30日)
総資産経常利益率
0.06
△ 0.12
資本(純資産)経常利益率
1.10
△ 2.19
総資産純利益率
0.02
△ 0.08
資本(純資産)純利益率
0.51
△ 1.52
総資産経常利益率
=
経常利益/( 期中日数/365 )
総資産(支払承諾見返を除く)平均残高
×
100
資本(純資産)経常利益率
=
経常利益/( 期中日数/365 )
(期首純資産+期末純資産)/2
×
100
総資産純利益率
=
当期純利益/( 期中日数/365 )
総資産(支払承諾見返を除く)平均残高
×
100
資本(純資産)純利益率
=
当期純利益/( 期中日数/365 )
(期首純資産+期末純資産)/2
×
100
28
29
<預金に関する指標>
預金科目別平均残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期
国内業務部門
流動性預金
1,698,082
定期性預金
譲渡性預金
合計
国内業務部門
国際業務部門
-
1,698,082
1,933,622
109,351
-
109,351
38,791
-
38,791
5,755
2,004,818
1,851,979
2,004,818
その他
合計
平成26年度中間期
国際業務部門
合計
-
1,933,622
89,487
-
89,487
2,606
-
2,606
2,010,573
6,641
1,768,370
1,775,012
3,856,798
2,032,358
1,768,370
3,800,729
(注)1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2.定期性預金=定期預金
定期預金残存期間別残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
3ヵ月
未満
3ヵ月
以上
6ヵ月
未満
6ヵ月
以上
1年
未満
固定金利
定期預金
63,283
26,729
13,781 1,374
変動金利
定期預金
-
-
-
その他
-
-
-
63,283
26,729
合計
1年
以上
2年
未満
平成26年度中間期末
2年
以上
3年
未満
3年
以上
合計
3ヵ月
未満
3ヵ月
以上
6ヵ月
未満
6ヵ月
以上
1年
未満
1年
以上
2年
未満
23,508 1,582
616
1
105,786
70,776
14,985
-
125
-
125
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
13,781 1,374
741
1
105,912
70,776
14,985
2年
以上
3年
未満
3年
以上
合計
324
2
111,180
125
-
-
125
-
-
-
-
23,508 1,708
324
2
111,305
29
30
<貸出金等に関する指標>
貸出金科目別残高
(1)期末残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
国内業務部門
国際業務部門
平成26年度中間期末
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
手形貸付
24,524
440
24,964
10,282
1,581
11,864
証書貸付
117,133
178,331
295,464
120,544
320,945
441,490
当座貸越
49,104
1,834
50,938
25,137
26,383
51,521
割引手形
624
-
624
676
-
676
191,387
180,605
371,992
156,641
348,911
505,552
合計
(2)平均残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期
国内業務部門
国際業務部門
平成26年度中間期
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
手形貸付
24,605
384
24,990
9,361
1,211
10,573
証書貸付
127,989
155,745
283,734
119,614
271,824
391,438
当座貸越
21,840
7,960
29,800
22,078
38,652
60,730
割引手形
365
-
365
449
-
449
174,801
164,090
338,891
151,504
311,688
463,192
合計
貸出金残存期間別残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
1年
未満
固定金利
1年以上
3年未満
3年以上
5年未満
5年以上
7年未満
平成26年度中間期末
7年
以上
合計
1年
未満
1年以上
3年未満
3年以上
5年未満
17,785
15,038
14,583
43
289
47,741
37,737
15,581
15,098
変動金利 135,995
52,812
20,666
20,915
93,860
324,251
128,292
64,080
合計
67,851
35,250
20,958
94,150
371,992
166,030
79,662
153,781
5年以上
7年未満
91
7年
以上
合計
106
68,616
78,453
62,051 104,057
436,935
93,551
62,142 104,164
505,552
30
31
貸出金の担保種類別残高
(単位:百万円)
受入担保の種類
平成25年度中間期末
平成26年度中間期末
貸出金残高
貸出金残高
自行預金
5,936
6,531
有価証券
4,571
4,048
債権
-
-
商品
-
-
53,688
62,928
不動産
財団
-
-
7,683
17,862
計
71,880
91,370
保証
76,983
77,583
信用
223,129
336,597
合計
371,992
505,552
その他
支払承諾見返の担保種類別残高
(単位:百万円)
受入担保の種類
平成25年度中間期末
平成26年度中間期末
支払承諾見返残高
支払承諾見返残高
自行預金
8,984
45,190
有価証券
40,235
48,192
債権
-
-
商品
-
-
不動産
-
-
財団
-
-
その他
-
-
計
49,219
93,382
保証
-
-
信用
45,100
53,388
合計
94,320
146,770
31
32
貸出金使途別残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
平成26年度中間期末
設備資金
137,299
148,889
運転資金
234,693
356,653
合計
371,992
505,552
貸出金業種別残高等
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
金額
平成26年度中間期末
構成比
金額
構成比
国内
製造業
20,006
5.38%
34,950
6.91%
農業・林業
-
-
-
-
漁業
-
-
-
-
鉱業
-
-
-
-
建設業
-
-
-
-
電気・ガス・熱供給・水道業
-
-
-
-
情報通信業
11,871
3.19%
3,540
0.70%
運輸業
10,500
2.82%
18,497
3.66%
卸売・小売業
68,052
18.29%
53,655
10.61%
金融・保険業
69,509
18.69%
101,268
20.03%
不動産業
9,616
2.59%
14,089
2.79%
上記以外のサービス業
3,360
0.90%
3,998
0.79%
-
-
-
-
地方公共団体
61,399
16.51%
66,913
13.24%
海外
個人
117,674
31.63%
208,638
41.27%
合計
371,992
100%
505,552
100%
32
33
中小企業等向貸出金残高等
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
平成26年度中間期末
総貸出金残高(A)
371,992
505,552
中小企業等貸出金残高(B)
172,538
273,944
46.38%
54.18%
割合(B)/(A)
(注) 中小企業等とは、資本金 3 億円(ただし、卸売業は 1 億円、小売業、サービス業は 5 千万円)以下の会社または常用
する従業員が 300 人(ただし、卸売業は 100 人、小売業は 50 人、サービス業は 100 人)以下の会社及び個人であり
ます。
特定海外債権残高
該当ございません。
預貸率
(単位:% )
平成25年度中間期末
国内業務部門
平成26年度中間期末
国際業務部門
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
期末残高
10.23
8.84
9.50
7.76
18.45
12.93
期中平均
9.43
8.18
8.78
7.45
17.62
12.18
(注)預金には譲渡性預金を含んでおります。
貸倒引当金
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
区分
期首残高
平成26年度中間期末
期中増加額 期中減少額
期末残高
期首残高
期中増加額
期中減少額
期末残高
一般貸倒引当金
1,159
1,059
1,159
1,059
1,014
1,278
1,014
1,278
個別貸倒引当金
2,266
1,324
2,266
1,324
913
785
913
785
-
-
-
-
-
-
-
-
3,426
2,383
3,426
2,383
1,928
2,064
1,928
2,064
特定海外債権引当勘定
合
計
貸出金償却額
該当ございません。
33
34
リスク管理債権
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
平成26年度中間期末
破綻先債権
1,185
-
延滞債権
1,781
1,163
3ヵ月以上延滞債権
1,496
837
貸出条件緩和債権
合計
107
21
4,571
2,022
(注)1.「破綻先債権」とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の
取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下、
「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイか
らホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金をいいます。
2.「延滞債権」とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と
して利息の支払いを猶予した貸出金以外の貸出金をいいます。
3.「3 ヵ月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヵ月以上延滞している貸出金で、破綻
先債権及び延滞債権に該当しないものをいいます。
4.「貸出条件緩和債権」とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元
本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 ヵ
月以上延滞債権に該当しないものをいいます。
金融再生法に基づく開示債権
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
平成26年度中間期末
2,521
945
445
218
要管理債権
1,604
858
小計(A)
4,572
2,022
正常債権
582,445
749,525
合計(B)
587,017
751,548
0.77%
0.26%
開示債権比率(A)/(B)
(注)1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産手続開始、会社更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事
由により、経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいいます。
2.「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った
債権の元本の回収及び利息の受け取りができない可能性の高い債権をいいます。
3.「要管理債権」とは、「リスク管理債権」における 3 ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいいます。
4.「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以
外のものに区分される債権をいいます。
34
35
<有価証券に関する指標>
特定取引有価証券の種類別平均残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期
国債
平成26年度中間期
170,527
137,473
-
-
地方債
政府保証債
その他の有価証券
合計
-
-
19,328
15,452
189,856
152,926
有価証券の種類別残存期間別残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
区分
国債
1年以内
1年超
5年以内
5年超
10年以内
150,962
770,073
4,202
地方債
-
-
社債
-
-
株式
-
外国債券
平成26年度中間期末
期間の定
めのない
もの
10年超
-
-
-
-
-
15,442
-
-
-
5,848
外国株式
-
その他
150,962
合計
総計
1年超
5年以内
1年以内
5年超
10年以内
925,238
140,219
589,943
38,080
-
-
-
-
-
15,442
-
-
-
-
-
-
-
-
-
5,848
-
-
-
-
-
-
-
-
775,922
4,202
15,442
-
期間の定
めのない
もの
10年超
-
-
-
-
-
-
-
14,417
-
14,417
-
-
-
-
-
-
5,753
-
-
-
5,753
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
946,529
140,219
595,697
38,080
14,417
-
788,413
35
36
総計
768,243
有価証券の種類別平均残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期
国内業務部門
国債
国際業務部門
917,052
地方債
平成26年度中間期
合計
-
国内業務部門
917,052
国際業務部門
合計
752,656
-
752,656
-
-
-
-
-
-
社債
15,617
-
15,617
14,698
-
14,698
株式
-
-
-
-
-
-
外国債券
-
5,872
5,872
-
5,783
5,783
外国株式
-
-
-
-
-
-
その他
合計 -
-
-
-
-
-
932,669
5,872
938,541
767,354
5,783
773,138
預証率
(単位: % )
平成25年度中間期
国内業務部門
国際業務部門
平成26年度中間期
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
期末残高
50.29
0.28
24.18
38.80
0.30
20.17
期中平均
50.36
0.29
24.33
37.75
0.32
20.34
(注)預金には譲渡性預金を含んでおります。
36
37
2.財務諸表等
<貸借対照表>
(単位:百万円)
科目
平成25年度中間期末
(平成25年9月30日現在)
平成26年度中間期末
(平成26年9月30日現在)
金額
金額
(資産の部)
現金預け金
コールローン
1,631,348
146,747
2,201,786
72,452
782,348
856,953
買現先勘定
債券貸借取引支払保証金
買入金銭債権
特定取引資産
金銭の信託
4
-
3,148
245,478
4,592
194,196
10
-
946,529
788,413
貸出金
371,992
505,552
外国為替
その他資産
116,781
191,474
93,777
397,879
有価証券
191,474
397,879
有形固定資産
その他の資産
2,805
2,392
無形固定資産
2,164
1,833
前払年金費用
1,594
-
繰延税金資産
支払承諾見返
1,652
94,320
2,464
146,770
△ 2,383
4,536,018
△ 2,064
5,267,001
3,906,941
3,897,468
6,230
10,000
コールマネー
特定取引負債
29,680
3,283
27,813
借用金
外国為替
3
94,043
5
644,989
貸倒引当金
資
産
の
部
合
計
(負債の部)
預金
譲渡性預金
その他負債
139,768
279,051
未払法人税等
720
267
資産除去債務
その他の負債
718
138,329
695
278,088
賞与引当金
役員賞与引当金
1,398
164
1,257
145
退職給付引当金
1,150
1,100
役員退職慰労引当金
40
43
154
165
94,320
4,273,897
146,770
5,012,095
その他の引当金
支払承諾
負
債
の
部
合
計
(純資産の部)
資本金
123,100
123,100
資本剰余金
資本準備金
121,100
121,100
121,100
121,100
利益剰余金
利益準備金
15,134
2,000
8,000
2,000
その他利益剰余金
13,134
6,000
繰越利益剰余金
13,134
6,000
259,334
2,786
252,200
2,705
株
主
資
本
その他有価証券評価差額金
合
計
計
2,786
2,705
純
資
産
の
部
合
計
負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計
262,120
4,536,018
254,906
5,267,001
評
価
・
換
算
差
額
等
合
(注)記載する数値は監査法人による監査を受けておりません。
37
38
<損益計算書>
(単位:百万円)
科 目
経
常
収
益
金
運
用
収
益
( う ち 貸 出 金 利 息 )
( う ち 有価証券 利息 配当 金)
役
務
取
引
等
収
益
特
定
取
引
収
益
そ
の
他
業
務
収
益
そ
の
他
経
常
収
益
経
常
費
用
資
金
調
達
費
用
( う ち 預 金 利 息 )
役
務
取
引
等
費
用
特
定
取
引
費
用
そ
の
他
業
務
費
用
営
業
経
費
そ
の
他
経
常
費
用
経 常 利 益 又 は 経 常 損 失 ( △ )
特
別
利
益
特
別
損
失
税 引 前 中 間 純 利 益 又 は 税 引 前 中間 純損 失( △)
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
法
人
税
等
調
整
額
法
人
税
等
合
計
中 間 純 利 益 又 は 中 間 純 損 失 ( △ )
資
平成25年度中間期
自 平成25年 4月1日
至 平成25年9月30日
34,767
15,929
2,159
1,691
10,038
8,234
564
33,313
1,960
1,938
1,176
550
254
29,271
99
1,454
53
1,400
689
33
722
677
平成26年度中間期
自 平成26年 4月 1日
至 平成26年 9月30日
32,185
13,759
3,459
1,229
10,904
172
7,279
69
34,997
1,977
1,959
1,377
137
6
31,263
235
△ 2,812
20
△ 2,833
36
△ 912
△ 876
△ 1,956
(注)記載する数値は監査法人による監査を受けておりません。
38
39
<株主資本等変動計算書>
前中間会計期間(自 平成25年4月1日 至 平成25年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
当期首残高
123,100
純資産合計
評価・換算差額等
利益剰余金
資本剰余金
株主資本 その他有価 繰延ヘッジ 評価・換算
資本準備金 資本剰余金 利益準備金 その他利益 利益剰余金 合計
証券評価差
損益
差額等合計
合計
剰余金
合計
額金
繰越利益剰
余金
121,100
121,100
2,000
12,457
14,457
258,657
677
677
677
4,170
△3
4,166
262,823
当中間期変動額
中間純利益
株主資本以
外の項目の
当中間期変
動額(純額)
当中間期変動額
合計
当中間期末残高
123,100
121,100
121,100
2,000
677
△ 1,384
3
△ 1,380
△ 1,380
3
△ 1,380
△ 702
2,786
262,120
677
677
677
△ 1,384
13,134
15,134
259,334
2,786
-
当中間会計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
当期首残高
123,100
利益剰余金
資本剰余金
株主資本 その他有価 繰延ヘッジ 評価・換算
資本準備金 資本剰余金 利益準備金 その他利益 利益剰余金 合計
証券評価差
損益
差額等合計
額金
合計
剰余金
合計
繰越利益剰
余金
121,100
121,100
2,000
7,396
9,396
253,596
560
560
560
7,957
9,957
254,157
会計方針の変更
による累積的影
響額
会計方針の変更
を反映した当期
首残高
123,100
純資産合計
評価・換算差額等
121,100
121,100
2,000
2,753
-
2,753
256,350
560
2,753
-
2,753
256,911
当中間期変動額
中間純損失
株主資本以
外の項目の
当中間期変
動額(純額)
当中間期変動額
合計
当中間期末残高
△ 1,956
△ 1,956 △ 1,956
△ 1,956
△ 47
123,100
121,100
121,100
2,000
△ 1,956
6,000
△ 1,956 △ 1,956
8,000
252,200
△ 47
△ 47
△ 47
-
△ 47
△ 2,004
2,705
-
2,705
254,906
(注)記載する数値は監査法人による監査を受けておりません。
39
40
<中間キャッシュ・フロー計算書>
科目
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前中間純利益(又は税引前中間純損失)
減価償却費
貸倒引当金の増減(△)
賞与引当金の増減額(△は減少)
退職給付引当金の増減額(△は減少)
資金運用収益
資金調達費用
有価証券関係損益(△)
為替差損益(△は益)
固定資産処分損益(△は益)
特定取引資産の純増(△)減
特定取引負債の純増減(△)
貸出金の純増(△)減
預金の純増減(△)
譲渡性預金の純増減(△)
預け金(日銀預け金を除く)の純増(△)減
コールローン等の純増(△)減
コールマネー等の純増減(△)
借用金の純増減(△)
外国為替(資産)の純増(△)減
外国為替(負債)の純増減(△)
資金運用による収入
資金調達による支出
その他の引当金の純増減(△)
買現先勘定の純増(△)減
債券貸借取引支払保証金の純増(△)減
買入金銭債権の純増(△)減
その他資産の純増(△)減
その他負債の純増減(△)
その他
小計
法人税等の支払額
法人税等の還付額
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
有価証券の償還による収入
有形固定資産の取得による支出
無形固定資産の取得による支出
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額 (△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の中間期末残高
平成25年度中間期
自 平成25年4月 1日
至 平成25年9月30日
(単位:百万円)
平成26年度中間期
自 平成26年4月 1日
至 平成26年9月30日
1,400
923
△1,042
858
60
△15,929
1,960
△10
△54
53
△109,948
△21,667
△41,377
365,437
△28,770
344,707
25,290
1
1,240
△12,096
18,471
△2,125
△123
△93,509
△4
233
52,524
△147,729
0
338,771
△774
364
338,360
△2,833
718
136
809
55
△13,759
1,977
△66
△17
20
△12,743
1,658
△149,308
261,444
4,000
△131,499
167,751
3,283
1
17,806
298,777
14,117
△1,587
△20
△125,296
△310
△239,835
139,132
7
234,419
△1,183
233,235
△314,735
29,006
194,519
△186
△216
△91,613
△72,784
32,742
35,656
△309
△125
△23
△4,844
54
246,802
539,843
786,645
17
228,409
1,280,438
1,508,847
40
41
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
重要な会計方針
1. 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市場間の格差等を利用して
利益を得る等の目的(以下、「特定取引目的」という。)の取引については、取引の約定時点を基準とし、中間貸借対
照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を中間損益計算書上「特定
取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については中間決算日の時価により、ス
ワップ・先物・オプション取引等の派生商品については中間決算日において決済したものとみなした額により行ってお
ります。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当中間期中の受払利息等に、有価証券、金銭債権等につ
いては前期末と当中間期末における評価損益の増減額を、派生商品については前期末と当中間期末におけるみな
し決済からの損益相当額の増減額を加えております。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
有価証券の評価は、その他有価証券のうち時価のあるものについては中間決算日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価は主として移動平均法により算定)により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、
全部純資産直入法により処理しております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行っております。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
有形固定資産は定率法を採用しております。また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物
3 年~18 年
その他
2 年~20 年
(2) 無形固定資産
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、行内における
利用可能期間(5 年)に基づいて償却しております。
5. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」(日本公認
会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号)に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権に
ついては、内部格付に対応した予想貸倒損失率に基づき引き当てております。破綻懸念先債権に相当する債
権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち
必要と認める額を計上しております。破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、債権額から、
担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額を計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署の協力の下に資産査定部署が資産査定を
行い、内部監査部門が検証するという形で実施しており、その査定結果により上記の引当を行っております。
(2) 賞与引当金
賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のうち、当中間
期に帰属する額を計上しております。
(3) 役員賞与引当金
役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与の支給見込額のうち、当中間
期に帰属する額を計上しております。
(4) 退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込
額に基づき、当中間期末において発生していると認められる額を計上しております。また、退職給付債務の算定
にあたり、退職給付見込額を当中間期までの期間に帰属させる方法については給付算定式基準によっておりま
す。なお、過去勤務費用及び数理計算上の差異の損益処理方法は次のとおりであります。
過去勤務費用:
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として 7 年)に
よる定額法により損益処理
数理計算上の差異:
各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主とし
て 7 年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌期 から損益処
理
41
42
(5) 役員退職慰労引当金
役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見
積額のうち、当中間期末までに発生していると認められる額を計上しております。
6. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債は、中間決算日の為替相場による円換算額を付しております。
7. ヘッジ会計の方法
金利スワップ取引のうち、特例処理の適用要件を満たすものについては、金利スワップの特例処理を適用してお
り、ヘッジの有効性の評価については、特例処理の要件の判定をもって有効性の判定に代えております。
8. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
会計方針の変更
(「退職給付に関する会計基準」の適用)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第 26 号 平成 24 年 5 月 17 日。以下、「退職給付会計基準」とい
う。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 25 号 平成 24 年 5 月 17 日。以下、
「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第 35 項本文及び退職給付適用指針第 67 項本文に掲げられ
た定めについて当中間期より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰
属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更するとともに、割引率の決定方法を退職給付の見込支払日まで
の平均期間を残存年数とする安全性の高い長期の債券の直近利回りを基礎とする方法から、退職給付見込額のう
ち期末までに発生したと認められる額を、異なる支払見込期間ごとに分けて、それぞれの期間に対応した残存期間
の債券の利回りを用い、退職給付債務の現在価値と同じ金額になる単一の加重平均割引率を基礎とする方法へ変
更しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第 37 項に定める経過的な取扱いに従って、当中間
期の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を利益剰余金に加減しております。
この結果、当中間期の期首の前払年金費用が 871 百万円増加し、利益剰余金が 560 百万円増加しております。
また、当中間期の経常損失及び税引前中間純損失に与える影響は軽微であります。
42
43
注記事項
(中間貸借対照表関係)
1.
現先取引により受入れている有価証券及びデリバティブ取引の担保として受入れている有価証券のうち、売却又
は再担保という方法で自由に処分できる権利を有する有価証券で、再担保に差し入れている有価証券は 21,234
百万円、当中間期末に当該処分をせずに所有しているものは 872,907 百万円であります。
2. 貸出金のうち、破綻先債権額はございません。延滞債権額は 1,163 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は
利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を
除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第1項
第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ること
を目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
3. 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 837 百万円であります。
なお、3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から 3 カ月以上遅延している貸出
金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
4. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 21 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶
予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及
び 3 カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
5. 破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は 2,022 百万円であり
ます。
なお、上記 2.から 5.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
6. 手形割引は、業種別監査委員会報告第 24 号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた
銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替等は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分
できる権利を有しておりますが、その額面金額は 70,579 百万円であります。
7. 為替決済等の取引の担保として、有価証券 768,243 百万円及び特定取引資産 150,117 百万円を差し入れており
ます。また、その他資産のうち金融商品等差入担保金は 138,838 百万円、先物取引差入証拠金は 98 百万円、
及びその他の保証金は 5,499 百万円であります。
8. 当座貸越契約及び貸出コミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定さ
れた条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約する契約であります。これらの
契約に係る融資未実行残高は、360,736 百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内のものが 281,478
百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも
当行の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、
債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の
減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券
等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に
応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
9. 有形固定資産の減価償却累計額
6,983 百万円
10. 解約不能オペレーティング・リースに係る平成 26 年 9 月 30 日以降の将来の支払リース料は以下のように要約さ
れます。
未経過リース料
1 年内
714 百万円
1 年超
644 百万円
43
44
(中間損益計算書関係)
「その他経常費用」には、貸倒引当金繰入額 141 百万円を含んでおります。
(中間株主資本等変動計算書関係)
当行の発行済株式の種類及び株式数は、次のとおりであります。
普通株式
合 計
当事業年度
期首株式数
244,200,000
244,200,000
当中間会計期間
増加株式数
-
当中間会計期間
減少株式数
-
(単位:千株)
当中間会計期間末 摘要
株式数
244,200,000
244,200,000
(中間キャッシュ・フロー計算書関係)
中間キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の範囲は中間貸借対照表中の現金預け金のうち現
金及び日本銀行への預け金であります。
平成 26 年 9 月 30 日現在
現金預け金勘定
日本銀行以外への預け金
現金及び現金同等物
2,201,786 百万円
△ 692,939 百万円
1,508,847 百万円
44
45
(金融商品関係)
1. 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当行は、預金業務、貸付等の与信業務、円・外貨の送金・決済業務、有価証券投資を含む運用業務等の銀行
業務を行っております。これらの業務に横断的に関わる銀行勘定運営に関しては、金利及び為替の変動に伴う
市場リスク、長短期間ミスマッチにより生ずる流動性リスクの管理、及び調達コストの削減、運用の効率化等を目
的として資産及び負債の総合的管理(以下、「ALM」)を実施しております。 その一環といたしまして、デリバティ
ブ取引を行っております。 当行における銀行勘定運営は、資金調達は個人・法人顧客預金を中心とし、運用は
日本国債を主とした債券での運用、顧客への貸付金及びシティバンク、エヌ・エイ本支店への預け金等で行われ
ております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当行が保有する金融資産は、主として国内外の法人・個人取引先に対する貸出金や有価証券及び当行が所
属するシティグループ・インクの銀行子会社への預け金です。貸出金は、顧客の契約不履行によってもたらされる
信用リスク、また、海外の社会的、政治的、経済的な環境変化に係るリスクに晒されております。
有価証券は主に信用リスクの低い日本国債で運用されています。これらは、金利の変動リスク、市場価格の変
動リスクに晒されております。
また、金融負債として、個人・法人顧客及び当行グループ会社からの預金により安定的な資金調達を行ってお
ります。これらの資金調達手段は、支払期日にその支払いを実行できなくなる流動性リスク、および金利の変動リ
スクに晒されております。
デリバティブ取引には、ALMの一環で行っている金利スワップ取引、通貨スワップ取引、外国為替先物取引等
が含まれております。
また、売買目的有価証券のほか、金利関連のデリバティブ取引及び通貨関連のデリバティブ取引の一部をトレ
ーディングポジションとして保有しております。これらの商品は、金利変動リスク、為替変動リスク、価格変動リスク
及び信用リスク等に晒されております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当行は、当行のクレジット・リスク・マネジメント・ポリシー及び関連する管理諸規程に従い、貸付金等につ
いて、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、内部格付、保証や担保の設定、問題債権へ
の対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。これらの与信管理は、リスク・マネジメント部門
により行われ、経営委員会の下部組織として設置された信用リスク管理委員会や取締役会に定期的に報告
されます。さらに、与信管理の状況については、内部監査部門の監査を受けております。
有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関しては、信用リス
ク管理部及び審査部等において、信用情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しております。
②市場リスクの管理
(ⅰ) 銀行勘定のリスクの管理
当行は、ALMによって銀行勘定の金利の変動リスクを管理しております。ALMに関する規則および要領に
おいて、リスク管理方法や手続等の詳細を明記しており、経営委員会において承認されたALCO(アセット・ラ
イアビリティ・コミッティ)規則に基づき、経営委員会の下部組織として設置された月次のALCOにおいて実施
状況の把握・確認、今後の対応等の協議を行っております。日常的にはマーケット・リスク管理部において金
融資産及び負債の金利や期間を総合的に把握し、ギャップ分析や金利感応度分析等によりモニタリングを行
い、月次ベースでALCOに報告しております。なお、ALMにより、金利の変動リスクをヘッジするための金利ス
ワップ等のデリバティブ取引も行っております。
(ⅱ) トレーディング勘定のリスクの管理
当行は、経営委員会において承認された市場リスク管理ポリシー及びALCO(アセット・ライアビリティ・コミッ
ティ)規則に基づき、主として金利の変動リスクと為替の変動リスクに関して、管理を行っております。バリュ
ー・アット・リスク(以下、「VaR」)を用いて市場リスク量を把握するとともに、規定の遵守状況等を管理し月次
ベースでALCOに報告しております。
45
46
(ⅲ) 市場リスクに係る定量的情報
(ア)トレーディング目的の金融商品
当行では売買目的有価証券、トレーディング目的として保有しているデリバティブ取引に関するVaRの
算定にあたっては、時系列データの分散・共分散をシミュレートしたモンテカルロ法(保有期間1日、信頼
区間99%)を採用しています。
平成26年9月30日現在で当行のトレーディング業務の市場リスク量(損失額の推計値)は133百万円で
した。
なお、当行では、モデルが算出するVaRと実際の損益を比較するバックテスティングを実施しています。
平成25年10月より平成26年9月までに実施したバックテスティングにおいては、実際の損失がVaRを超え
た事例はありません。ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での
市場リスク量を計測しており、過去の相場変動からは予想できないほど市場環境が激変する状況下にお
けるリスクは捕捉できない可能性があります。
(イ)トレーディング目的以外の金融商品
当行において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、「預け金」、「貸
出金」、「有価証券」、「預金」、「譲渡性預金」、「借入金」、「買現先」となっています。当行では、これらの
金融資産及び金融負債について、100ベーシス・ポイント(1%)の金利上昇を仮定した場合に今後一年間
の金利収益・費用に与える影響額(以下、「12ヶ月金利エクスポージャー」)を、金利の変動リスクの管理
にあたっての定量的分析として利用しています。当該12ヶ月金利エクスポージャーの算定にあたっては、
対象の金融資産及び金融負債を固定金利群と変動金利群に分けて、それぞれ金利期日に応じて適切な
期間に残高を分解したうえで、それら期間ごとに金利変動幅を適用しています。平成26年9月30日現在、
ポートフォリオ全体の12ヶ月金利エクスポージャーは3,280百万円(金利収益の増加)、 円ポートフォリオ
の12ヶ月金利エクスポージャーは3,361百万円(金利収益の増加)、また米ドルポートフォリオの12ヶ月金
利エクスポージャーは51百万円(金利収益の増加)と把握しています。当該12ヶ月金利エクスポージャー
は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数との相関を考慮し
ていません。また、100ベーシス・ポイント(1%)を超える金利変動が生じた場合には、当該12ヶ月金利エ
クスポージャーを超える影響が生じる可能性があります。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
流動性リスクは、当該リスクに関する管理方法や手続等を明記した規則及び要領に基づき管理を実施して
おります。運営に当たっては、ALCOにおいて、決定された方針に基づき、適切な流動性、規制遵守および業
務遂行に対応できる十分な資本、事業の成長のために適切な資金を確保することが求められております。
またALCOによる資本、流動性、貸借対照表および銀行勘定運営の実施状況の把握・確認及び今後の対
応等の協議は、当行における包括的リスク管理フレームワークの一環として行われております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が
含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によっ
た場合、当該価額が異なることもあります。
46
47
2. 金融商品の時価等に関する事項
平成26年9月30日における中間貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
現金預け金
コールローン
買現先勘定
買入金銭債権 (*1)
特定取引資産
売買目的有価証券
(6) 有価証券 (*1)
その他有価証券
(7) 貸出金
貸倒引当金 (*1)
(8) 外国為替 (*1)
資産計
(1) 預金
(2) 譲渡性預金
(3) コールマネー
(4) 外国為替
負債計
デリバティブ取引 (*2)
ヘッジ会計が適用されていないもの
ヘッジ会計が適用されているもの
デリバティブ取引計
その他
2,204,380
72,452
852,443
4,584
(単位:百万円)
差額
2,593
△ 4,509
-
166,536
166,536
-
788,413
505,552
△ 1,722
503,829
93,713
4,688,268
3,897,468
10,000
3,283
644,989
4,555,741
788,413
-
510,823
93,713
4,693,346
3,896,206
10,000
3,283
644,989
4,554,479
6,994
5,077
△ 1,261
△ 1,261
△ 4,602
△ 4,602
△ 4,602
△ 4,602
-
中間貸借対照表計上額
2,201,786
72,452
856,953
4,584
契約額等
当座貸越契約及び貸出コミットメントライン契約 (*3)
時価
時価
360,736
1,552
(*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。なお、買入金銭債権、有価証券、
外国為替につきましては重要性が乏しいため、貸借対照表計上額から直接減額しております。
(*2) 特定取引資産・負債及びその他資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括して計上しております。
デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目について
は、△で表示しております。
(*3) 当座貸越契約及び貸出コミットメントライン契約の「契約額等」は、これらの契約に係る融資未実行残高を記載し
ております。
(注)金融商品の時価の算定方法
資 産
(1) 現金預け金
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。
満期のある預け金については、元利金の合計額を同様の新規預け金を行った場合に想定される適用利率で割
り引いた現在価値を算定しております。残存期間が短期間(一年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似してい
ることから、当該帳簿価額を時価としております。
(2) コールローン
残存期間が短期間(一年以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額を時価としており
ます。
(3) 買現先勘定
残存期間が一年超のものについては、元利金の合計額を同様の新規取引を行った場合に想定される適用利率
で割り引いた現在価値を算定しております。
残存期間が短期間(一年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額を時価としてお
ります。
(4) 買入金銭債権
残存期間が短期間(一年以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額を時価としており
ます。
47
48
(5) 特定取引資産
特定取引目的で保有している債券等の有価証券については時価会計を適用しており、市場価格を基に算定し
た価額をもって時価としております。
(6) 有価証券
その他の目的で保有している債券等の有価証券については時価会計を適用しており、市場価格を基に算定し
た価額をもって時価としております。
(7) 貸出金
貸出金のうち、返済期限を設けていない貸出金については、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳
簿価額と近似していることから当該帳簿価額を時価としております。
返済期限のある貸出金のうち残存期間が短期間(一年以内)のものについては、時価は帳簿価額と近似してい
ることから当該帳簿価額を時価としております。
残存期間が長期間(一年超)のものについては、個別案件毎に元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場
合に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。
また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、担保及び保証による回収見込額等に
基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は決算日における貸借対照表上の債権等計上額から貸倒引当
金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。
(8) 外国為替
外国為替は、他の銀行に対する外貨預け金(外国他店預け)、外国為替関連の短期貸付金(外国他店貸)、輸
出手形等(買入外国為替)、輸入手形による手形貸付(取立外国為替)であります。これらは満期のない預け金、
又は約定期間が短期間(一年以内)であり、それぞれ時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額を
時価としております。
負 債
(1) 預金、(2)譲渡性預金
要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。
また定期預金の時価は、一定の期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを無リスク利子率に決算日にお
ける調達スプレッドを加味した利率により割り引いて現在価値を算定しております。なお残存期間が短期間(6ヶ
月以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。
(3) コールマネー
残存期間が短期間(一年以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額を時価としており
ます。
(4) 外国為替
外国為替のうち、他の銀行から受け入れた外貨預り金及び非居住者円預り金は満期のない預り金(外国他店
預り)であり、また、外国為替関連の短期借入金(外国他店借)は返済期限のない借入金です。これらの時価は
帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額を時価としております。
デリバティブ取引
デリバティブ取引は、金利関連取引(金利先物、金利オプション、金利スワップ等)、通貨関連取引(為替予約、
通貨オプション、通貨スワップ等)、債券関連取引(債券先物、債券先物オプション等)であり、取引所の価格、割
引現在価値やオプション価格計算モデル等により算出した価額によっております。ヘッジ会計が適用されている
ものは、金利スワップの特例処理によるもので、ヘッジ対象とされている貸出金と一体として処理されているた
め、その時価は当該貸出金の時価に含めて記載しております。
その他
当座貸越契約及び貸出コミットメントライン契約
当座貸越契約及び貸出コミットメントライン契約については、残存期間が長期間(一年超)のものについて、個別
案件毎に契約上のコミットメント・フィーの将来キャッシュ・フローと同様の新規契約を行った場合に想定される将
来コミットメント・フィー等のキャッシュ・フローとの差額を割り引いて算定した現在価値を、時価としております。
48
49
(税効果会計関係)
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ次のとおりであります。
繰延税金資産
貸倒引当金
固定資産
未払費用
賞与引当金
退職給付引当金
未経過手数料
資産除去債務
その他
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額
その他
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
735
543
525
448
392
339
222
737
3,943
1,462
16
1,479
2,464
百万円
百万円
(1株当たり情報)
1株当たりの純資産額
1 円 04 銭
1株当たりの中間純損失金額 0 円 00 銭
(重要な後発事象)
事業分離
事業分離の概要
(1) 分離先企業の名称
株式会社 SMBC 信託銀行(株式会社三井住友銀行の 100%信託子会社)
(2) 分離した事業の内容
当行の個人金融事業
(3) 事業分離を行った主な理由
当行を間接的に 100%所有する親会社である米シティグループが、平成 26 年 10 月 14 日にグローバル
個人金融部門を 24 カ国に集約するという事業再編を発表しており、その一環として、日本を含む 11 カ国
における個人向け事業から撤退し、事業の合理化及び再構築を進めることを決定したため
(4) 事業分離日
平成 27 年後半(予定)
(5) 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
関係当局の許認可が得られること等を前提とした事業の譲渡。当該事業の譲渡は吸収分割方式による会
社分割を伴う取引により実行される予定。
49
50
3.時価情報
<有価証券関係>
有価証券の時価に関する事項は次のとおりです。これらには、貸借対照表の「有価証券」のほか「特定取引資
産」中の「特定取引有価証券」が含まれております。
(1)売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
平成26年度中間期末
貸借対照表計上額
平成25年度の
損益に含まれた評価差額
貸借対照表計上額
平成26年度の
損益に含まれた評価差額
215,325
109
166,536
△ 15
売買目的有価証券
(2)その他有価証券
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
種類
貸借対照表
計上額が
取得原価を
超えるもの
貸借対照表
計上額が
取得原価を
超えないもの
貸借対照表計上額
取得原価
平成26年度中間期末
差額
貸借対照表計上額
取得原価
差額
債券
785,090
780,972
4,117
782,660
778,709
3,950
国債
769,647
766,370
3,277
768,243
765,240
3,002
社債
15,442
14,602
839
14,417
13,469
948
その他
5,848
5,500
348
5,753
5,500
253
小計
790,938
786,472
4,465
788,413
784,209
4,204
債券
155,591
155,720
△ 129
-
-
-
国債
155,591
155,720
△ 129
-
-
-
小計
155,591
155,720
△ 129
-
-
-
946,529
942,193
4,335
788,413
784,209
4,204
合計
(注)貸借対照表計上額は、期末における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
(3)当事業年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成25年度中間期 (平成25年4月1日~平成25年9月30日)
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
平成26年度中間期 (平成26年4月1日~平成26年9月30日)
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
債券
29,006
264
254
32,742
66
-
国債
29,006
264
254
32,742
66
-
合計
29,006
264
254
32,742
66
-
50
51
<金銭の信託関係>
運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
運用目的の金銭の信託
平成26年度中間期末
貸借対照表計上額
平成25年度の
損益に含まれた評価差額
貸借対照表計上額
平成26年度の
損益に含まれた評価差額
10
-
-
-
51
52
<デリバティブ取引関係>
(1)金利関連取引
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
区分
取引所
種類
契約額等
のうち
1年超のもの
時価
評価損益
契約額等
契約額等
のうち
1年超のもの
時価
評価損益
金利先物
-
-
-
-
-
-
-
-
売建
-
-
-
-
109,461
-
△5
△5
買建
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
売建
-
-
-
-
-
-
-
-
買建
-
-
-
-
-
-
-
-
金利先渡契約
-
-
-
-
-
-
-
-
売建
-
-
-
-
-
-
-
-
買建
-
-
-
-
-
-
-
-
金利先物オプション
金利スワップ
店頭
契約額等
平成26年度中間期末
754,323
754,323
△ 384
△ 384
473,575
473,575
△ 117
△ 117
受取固定・支払変動
278,305
278,305
10,537
10,537
148,951
148,951
8,506
8,506
受取変動・支払固定
475,567
475,567
△ 10,922
△ 10,922
324,623
324,623
△ 8,623
△ 8,623
受取変動・支払変動
450
450
0
0
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
金利オプション
受取固定・支払固定
-
-
-
-
-
-
-
-
売建
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
△ 384
△ 384
-
-
△ 122
△ 122
買建
合計
(注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別
監査委員会報告第 24 号)などに基づき、ヘッジ会計を適用しているデリバティブ取引は、上記記載から除いておりま
す。
2.時価の算定
取引所取引については、東京金融先物取引所などにおける最終の価格にて計算しております。店頭取引については、
割引現在価値やオプション価格計算モデルなどにより算定しております。
52
53
(2)通貨関連取引
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
区分
取引所
種類
時価
評価損益
契約額等
のうち
1年超のもの
契約額等
時価
評価損益
通貨先物
-
-
-
-
-
-
-
-
売建
-
-
-
-
-
-
-
-
買建
-
-
-
-
-
-
-
-
通貨スワップ
店頭
契約額等
のうち
1年超のもの
契約額等
平成26年度中間期末
400,381
380,854
885
885
400,543
273,365
△2
△2
為替予約
12,617,735
352,057
250
250
17,880,336
472,155
△ 4,483
△ 4,483
売建
7,316,616
203,077
△ 10,951
△ 10,951
10,656,160
264,759 △ 193,881 △ 193,881
買建
5,301,118
148,979
11,201
11,201
7,224,175
207,395
189,398
189,398
通貨オプション
514,331
220,828
0
63
520,464
227,509
0
27
売建
257,165
110,414
△ 6,533
564
260,232
113,754
△ 7,522
△ 4,000
買建
257,165
110,414
6,533
△ 501
260,232
113,754
7,523
4,028
-
-
1,136
1,199
-
-
△ 4,485
△ 4,457
合計
(注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別
監査委員会報告第 24 号)などに基づき、ヘッジ会計を適用しているデリバティブ取引は、上記記載から除いておりま
す。
2.時価の算定
店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデルなどにより算定しております。
(3)株式関連取引
該当ございません。
53
54
(4)債券関連取引
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
契約額等
契約額等
のうち
1年超のもの
債券先物
12,829
-
売建
12,829
買建
-
種類
区分
取引所
債券先物オプション
評価損益
契約額等
契約額等
のうち
1年超のもの
△ 29
△ 29
9,567
-
△ 28
△ 28
-
△ 29
△ 29
9,567
-
△ 28
△ 28
-
-
-
-
-
-
-
時価
時価
評価損益
-
-
-
-
-
-
-
-
売建
-
-
-
-
-
-
-
-
買建
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
△ 29
△ 29
-
-
△ 28
△ 28
債券店頭オプション
店頭
平成26年度中間期末
売建
買建
合計
(注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別
監査委員会報告第 24 号)などに基づき、ヘッジ会計を適用しているデリバティブ取引は、上記記載から除いておりま
す。
2.時価の算定
取引所取引については、東京証券取引所などにおける最終の価格によって計算しております。
(5)商品関連取引
該当ございません。
(6)クレジットデリバティブ取引
該当ございません。
54
55
4.大株主の状況
<大株主>
(平成26年9月30日 現在)
株主名
所有株式数
持株比率
Citibank Overseas Investment Corporation
244,200,000千株
100%
計
244,200,000千株
100%
55
56
5.バーゼルⅢ 第3の柱(市場規律)に基づく開示
銀行法施行規則(昭和五十七年大蔵省令第十号。以下、「規則」という。)第十九条の二第一項第五号ニ等の規定に基づき、自己
資本の充実の状況等について金融庁長官が別に定める事項(平成二十六年金融庁告示第七号)として、事業年度に係る説明書
類に記載すべき事項を当該告示に則り、開示しております。
当行は単体自己資本比率の算定に関して、「自己資本比率の算定に関する合意された手続による調査業務を実施する場合の取扱
い」(日本公認会計士協会業種別委員会実務指針第 30 号)に基づき、有限責任あずさ監査法人の外部監査を受けております。
当該外部監査は財務諸表の会計監査の一部ではなく、有限責任 あずさ監査法人が当行との間で合意された調査手続を実施し、
その結果を報告する業務であり、単体自己資本比率そのものの適正性や単体自己資本比率の算定に係る内部統制について意見
表明するものではありません。
【自己資本の構成に関する開示事項】
(平成 25 年度中間期末 バーゼルⅡ基準)
自己資本の構成に関する事項
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
基本的項目(Tier1)
資本金
123,100
資本剰余金
121,100
利益剰余金
15,134
社外流出予定額(△)
6,400
その他有価証券の評価差損(△)
0
新株予約権
-
営業権相当額(△)
-
のれん相当額(△)
-
企業結合等により計上される無形固定資産相当額(△)
-
証券化取引に伴い増加した自己資本相当額(△)
-
計
(A)
うち ステップ・アップ金利条項付の優先出資証券
252,934
-
補完的項目(Tier2)
土地の再評価額と再評価前の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
一般貸倒引当金
1,059
適格引当金が期待損失額を上回る額
-
負債性資本調達手段等
-
うち永久劣後債務
-
うち期限付き劣後債務及び期限付き優先株
-
補完的項目不算入額
-
計
うち自己資本への算入額
1,059
(B)
1,059
控除項目
(C)
10
自己資本額(A)+(B)-(C)
(D)
253,984
56
57
自己資本比率及び基本的項目比率
(単位:百万円, %)
平成25年度中間期末
基本的項目(Tier1)
(A)
252,934
補完的項目(Tier2)
(B)
1,059
控除項目
(C)
10
自己資本額(A)+(B)-(C)
(D)
253,984
リスク・アセット等
資産(オン・バランス)項目
540,323
オフ・バランス取引等項目
180,999
信用リスク・アセットの額
721,322
オペレーショナル・リスク
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
121,554
マーケット・リスク
マーケット・リスク相当額を8%で除して得た額
計
44,405
(E)
887,282
基本的項目比率(Tier1比率)(A)/(E)×100
28.50
単体自己資本比率 (D)/(E)×100
28.62
(平成 26 年度中間期末 バーゼルⅢ基準)
自己資本の構成に関する開示事項
(単位:百万円)
項目
平成26年度中間
期末
経過措置による
不算入額
コア資本に係る基礎項目 (1)
普通株式又は強制転換条項付優先株式に係る株主資本の額
うち、資本金及び資本剰余金の額
うち、利益剰余金の額
252,200
244,200
8,000
うち、自己株式の額(△)
-
うち、社外流出予定額(△)
-
うち、上記以外に該当するものの額
-
普通株式又は強制転換条項付優先株式に係る新株予約権の額
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
うち、適格引当金コア資本算入額
1,278
1,278
適格旧非累積的永久優先株の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
-
適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
-
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、コア資本に係る
基礎項目の額に含まれる額
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の四十五パーセントに相当する額のうち、コア資本に係る
基礎項目の額に含まれる額
コア資本に係る基礎項目の額 (イ)
253,479
コア資本に係る調整項目 (2)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額
うち、のれんに係るものの額
1,833
-
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
1,833
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額
18
適格引当金不足額
-
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
-
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額
-
前払年金費用の額
-
-
57
58
(単位:百万円)
(前頁より続く)
項目
平成26年度中間
期末
経過措置による
不算入額
自己保有普通株式等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額
-
-
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
-
-
少数出資金融機関等の対象普通株式等の額
-
-
特定項目に係る十パーセント基準超過額
-
-
うち、その他金融機関等の対象普通株式等に該当するものに関連するものの額
-
-
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
-
-
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
-
-
-
-
うち、その他金融機関等の対象普通株式等に該当するものに関連するものの額
-
-
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
-
-
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
-
-
特定項目に係る十五パーセント基準超過額
コア資本に係る調整項目の額 (ロ)
1,852
自己資本
自己資本の額 ((イ)-(ロ)) (ハ)
251,627
リスク・アセット等 (3)
信用リスク・アセットの額の合計額
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額
898,190
-
うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
-
うち、繰延税金資産
-
うち、前払年金費用
-
うち、他の金融機関向けエクスポジャー
-
うち、上記以外に該当するものの額
マーケット・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額
信用リスク・アセット調整額
オペレーショナル・リスク相当額調整額
リスク・アセット等の額の合計額 (ニ)
40,308
114,232
1,052,730
自己資本比率
自己資本比率 ((ハ) / (ニ)) 23.90%
58
59
【定量的な開示事項】
(1)自己資本の充実度に関する事項
信用リスクに対する所要自己資本の額
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
信用リスク・
アセットの額
平成26年度中間期末
所要自己
資本の額
信用リスク・
アセットの額
所要自己
資本の額
資産(オン・バランス)項目
現金
0
0
0
0
我が国の中央政府及び中央銀行向け
0
0
0
0
636
25
612
24
-
-
-
-
外国の中央政府及び中央銀行向け
国際決済銀行等向け
我が国の地方公共団体向け
-
-
-
-
2,648
105
3,140
125
国際開発銀行向け
-
-
-
-
地方公営企業等金融機構向け
-
-
-
-
2,923
116
2,696
107
-
-
-
-
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
221,408
8,856
196,562
7,862
法人等向け
251,438
10,057
262,492
10,499
外国の中央政府等以外の公共部門向け
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
中小企業等向け及び個人向け
-
-
-
-
抵当権付住宅ローン
13,903
556
16,287
651
不動産取得等事業向け
11,245
449
14,404
576
3,643
145
1,795
71
三月以上延滞等
取立未済手形
39
1
102
4
信用保証協会等による保証付
-
-
-
-
株式会社産業再生機構による保証付
-
-
-
-
出資等
-
-
-
-
証券化(オリジネーターの場合)
-
-
-
-
証券化(オリジネーターの以外の場合)
-
-
-
-
-
-
-
-
複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)
のうち、個々の資産の把握が困難な資産
その他
32,436
1,297
35,185
1,407
540,323
21,612
533,280
21,331
75,853
3,034
189,644
7,585
その他
105,145
4,205
97,336
3,893
オフ・バランス取引等項目合計
180,999
7,239
286,981
11,479
77,923
3,116
資産(オン・バランス)項目合計
オフ・バランス取引等項目
派生商品取引
CVAリスク
中央清算機関関連エクスポージャー
総合計
721,322
28,852
5
0
898,190
35,927
信用リスク・アセットのみなし計算が適用されるエクスポージャーに係る信用リスクに対する所要自己資本の額
該当ございません。
59
60
マーケット・リスクに対する所要自己資本の額
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
標準的方式
個別リスク
一般市場リスク
うち 金利リスク
-
株式リスク
-
外国為替リスク
-
コモディティ・リスク
-
-
オプション取引
-
合計
平成26年度中間期末
所要自己資本の額
41,559
個別リスク
一般市場リスク
37,621
所要自己資本の額
1,662
-
1,504
-
-
-
-
-
2,846
113
-
2,686
107
-
-
-
-
-
-
-
-
-
44,405
1,776
-
40,308
1,612
オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本の額
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
オペレーショナル・リスク
基礎的手法
平成26年度中間期末
所要自己資本の額
121,554
オペレーショナル・リスク
4,862
所要自己資本の額
114,232
4,569
総所要自己資本額
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
平成26年度中間期末
リスク・アセット等
信用リスク・アセットの額
721,322
マーケット・リスク相当額を8%で除して得た額
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額の合計額
合計 総所要自己資本額 (国内基準)(A)×4%
(A)
898,190
44,405
40,308
121,554
114,232
-
-
887,282
1,052,730
35,491
42,109
60
61
(2)信用リスクエクスポージャーの期末残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
貸出金など
債券
平成26年度中間期末
デリバティブ
合計
貸出金など
債券
デリバティブ
合計
国内
製造業
85,304
-
7,942
93,247
87,094
-
13,666
100,760
農業・林業
-
-
-
-
-
-
-
-
漁業
-
-
-
-
-
-
-
-
鉱業
-
-
-
-
-
-
-
-
36
-
394
431
19
-
1,589
1,608
建設業
電気・ガス
・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業
-
-
3
3
-
-
-
-
17,903
-
89
17,993
10,602
-
392
10,995
11,082
-
235
11,317
18,797
-
856
19,653
卸売・小売業
154,416
-
2,888
157,305
156,726
-
17,239
173,966
金融・保険業
1,062,796
14,618
63,103
1,140,519
1,136,101
13,484
182,407
1,331,993
14,511
-
-
14,511
18,057
-
-
18,057
4,038
-
716
4,755
4,987
-
1,298
6,285
779,449
922,403
-
1,701,852
1,500,398
765,936
-
2,266,334
個人など
61,130
-
506
61,636
67,142
-
518
67,661
その他
26,821
-
-
26,821
24,301
-
-
24,301
43,664
3,003
-
46,667
34,580
3,003
-
37,583
939,205
-
38,591
977,796
856,247
-
51,404
907,651
不動産業
各種サービス業
国・地方公共団体
海外
政府等
金融機関
その他
合計
82,542
2,500
269
85,312
94,864
2,500
276
97,641
3,282,902
942,525
114,742
4,340,171
4,009,921
784,924
269,649
5,064,495
(残存期間別)
(単位:百万円)
貸出金など
1年以下
平成25年度中間期末
債券
デリバティブ
合計
貸出金など
平成26年度中間期末
債券
デリバティブ
合計
2,190,071
150,680
96,510
2,437,262
2,530,503
140,165
263,112
2,933,781
1年超3年以下
288,620
553,009
13,078
854,709
506,102
390,030
2,706
898,839
3年超5年以下
532,236
220,107
3,559
755,903
607,407
203,237
3,772
814,418
5年超
173,075
18,728
1,593
193,397
289,323
51,490
58
340,872
98,898
-
-
98,898
76,583
-
-
76,583
3,282,902
942,525
114,742
4,340,171
4,009,921
784,924
269,649
5,064,495
期間の定めのないもの
合計
(注) 1. 信用リスクエクスポージャーは信用リスク削減効果勘案前の残高となっております。また証券化エクスポージャー、みなし
計算が適用されるエクスポージャーおよび中央清算機関関連エクスポージャーを含みません。
2. 貸出金などには、貸出金、コミットメント、およびその他のデリバティブ以外のオフバランスシート・エクスポージャーが含ま
れています。
61
62
三月以上延滞等のエクスポージャーの期末残高又はデフォルトしたエクスポージャーの期末残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
平成26年度中間期末
144
659
6,090
6,894
381
4,602
4,983
国内
法人
個人
海外
合計
(注) 1. 信用リスクエクスポージャーは信用リスク削減効果勘案前の残高となっております。また証券化エクスポージャー、みなし
計算が適用されるエクスポージャーおよび中央清算機関関連エクスポージャーを含みません。
2. 「三月以上延滞等エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から 3 ヶ月以上延滞しているエ
クスポージャー、又は引当金勘案前でリスク・ウェイトが 150%であるエクスポージャーであります。
一般貸倒引当金、個別貸倒引当金及び特定海外債券引当勘定の期末残高及び期中の増減額
(単位:百万円)
平成25年度中間期
期首残高
期中増減額
平成25年度
期末残高
期首残高
期中増減額
平成26年度中間期
期末残高
期首残高
期中増減額
期末残高
個別貸倒引当金
法人
1,147
△ 824
323
1,147
△ 1,141
5
5
△5
-
個人
1,078
△ 86
991
1,078
△ 172
905
905
△ 122
783
41
△ 32
9
41
△ 38
2
2
0
2
1,159
△ 100
1,059
1,159
△ 144
1,014
1,014
263
1,278
その他
一般貸倒引当金
特定海外債権引当勘定
該当ございません。
標準的手法が適用されるエクスポージャーについて、リスク・ウェイトの区分ごとの信用リスク削減手法の効果を
勘案した後の残高
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
格付あり
0%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
250%
1250%
自己資本控除
合計
(注)
29
933,363
94,220
89,545
1,117,159
格付なし
1,707,725
149,704
39,723
9,664
330,458
909
2,238,185
平成26年度中間期末
格付あり
783,631
173,109
60,495
6
1,017,242
格付なし
2,274,319
41,767
46,536
40,808
418,391
569
3,908
2,826,301
信用リスク削減効果勘案後の残高となっております。また証券化エクスポージャーを含みません。
62
63
(3)信用リスク削減手法に関する事項
(単位:百万円)
適格金融資産担保
現金及び自行預金
債券
株式
その他
保証及びクレジット・デリバティブ
保証
クレジット・デリバティブ
合計
平成25年度中間期末
平成26年度中間期末
90,172
800,917
241
-
217,531
897,346
212
-
93,495
984,826
105,860
1,220,951
(注)シティバンク、エヌ・エイ海外拠点との銀行間マネー取引について、自行預金相殺を採用しています。
(4)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
イ.与信相当額の算出に用いる方式 カレント・エクスポージャー方式
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
ロ.グロス再構築コストの合計額
平成26年度中間期末
150,734
265,008
112,984
266,397
1,758
3,251
114,742
269,649
166,497
161,701
ハ.担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額
外国為替関連取引
金利関連取引
合計
ニ.ロに掲げる合計額及びグロスのアドオンの合計額からハに掲げる額を差し引いた額
(ネッティング契約による削減効果)
ホ.担保の種類別の額
・該当ございません。
ヘ.担保による信用リスク削減手本の効果を勘案した後の与信相当額
ハに同じです。
ト.与信相当額の算出対象となるクレジット・デリバティブの想定元本額
・該当ございません。
チ.信用リスク削減効果を勘案するためのクレジット・デリバティブの想定元本額
・該当ございません。
63
64
(5)証券化エクスポージャーに関する次に掲げる事項
イ. 当行がオリジネーターである証券化エクスポージャーに関する事項
該当ございません。
ロ. 当行が投資家である証券化エクスポージャーに関する事項
(ⅰ)保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
平成26年度中間期末
事業法人等向け債券
-
-
住宅ローン
-
-
リテール向け債権(除く住宅ローン)
-
86,210
その他
10
-
合計
10
86,210
再証券化エクスポージャーについては、該当ございません。
(ⅱ)保有する証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
リスク・ウェイト
残高
平成26年度中間期末
所要自己資本額
残高
所要自己資本額
20%以下
-
-
86,210
689
50%以下
-
-
-
-
100%以下
-
-
-
-
350%以下
-
-
-
-
1250%以下
-
-
-
-
自己資本控除
10
10
-
-
合計
10
10
86,210
689
再証券化エクスポージャーについては、該当ございません。
(ⅲ)自己資本比率告示第 247 条第 1 項の規定により 1250%のリスク・ウェイとが適用される証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の
種類別の内訳
該当ございません。
(ⅳ)保有する再証券化エクスポージャーに対する信用リスク削減手法の適用の有無及び保証人ごと又は当該保証人に適用されるリスク・ウェ
イトの区分ごとの内訳
該当ございません。
(ⅴ)自己資本比率告示附則第 15 条の適用により算出される信用リスク・アセットの額
該当ございません。
ハ. 当行がオリジネーターである場合におけるマーケット・リスク相当額の算出対象となる証券化エクスポージャーに関する事項
該当ございません。
ニ. 当行が投資家である場合におけるマーケット・リスク相当額の算出対象となる証券化エクスポージャーに関する事項
該当ございません。
64
65
(6)マーケット・リスクに関する事項 (内部モデル方式を使用する場合に限る)
該当ございません。
(7)銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項
該当ございません。
(8)信用リスク・アセットのみなし計算が適用されるエクスポージャー
該当ございません。
(9)銀行勘定における金利リスクに関して銀行が内部管理上使用した 1%金利上昇ショックに対する損益又は
経済的価値の増(△減)額
(単位:百万円)
平成25年度中間期末
円金利
平成26年度中間期末
11,702
16,031
USドル金利
△ 1,558
1,822
ユーロ金利
468
266
その他
△ 265
△ 719
合計
10,347
17,400
65
66
確認書
平成 27 年 1 月 30 日
代表取締役社長 兼 CEO ピーター・ビー・エリオット
当行の平成 26 年 4 月 1 日から平成 26 年 9 月 30 日までの平成 26 年度の中間会計期間に係る財務諸表に記載し
た事項に関して、私の知る限りにおいて、下記のとおりであることを確認いたしました。
記
1. 財務諸表に記載した事項は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」及び「銀行法施行規則」等に
準拠して、全ての重要な点において適正に表示されております。
2. 当行では、以下のとおり、適切な内部管理体制の整備と運営が行われており、これに基づき財務諸表等が適正に
作成されております。
(1)
(2)
(3)
業務分掌と所管部署が明確化され、各所管部署が適切に業務を遂行する体制が整備されております。
内部監査部門が各所管部署における内部管理体制の適切性・有効性を検証し、重要な事項については
経営者及び監査役会等へ適切に報告しております。
当行の重要な情報は、経営者及び必要に応じて取締役会に的確に報告されております。
以上
66
67
www.citibank.co.jp
Fly UP