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濾過性能試験機 仕様書

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濾過性能試験機 仕様書
濾過性能試験機 仕様書
1.名称
濾過性能試験機
2.数量
1式
3.目的
試作したセラミックフィルターの評価
・セラミックフィルターの沪過性能評価
・セラミックフィルターの逆洗による再生評価
・RO(逆浸透)水の製造評価
※
RO膜は市販品使用
4.仕様
① 概要
・セラミックフィルター前後の圧力(圧損を含む)変化を表示・記録する機能を
有する
・流量を記録できるもの
・洗浄(逆洗)を有する機構・構造とする。逆洗は空気および洗浄水で行う形式
・濾過→逆洗→濾過→・・・、の各工程を自動運転する機能を有する
なお各工程時間は指定範囲(1秒以上)で設定できるもの
・このセラミックフィルターを前処理操作としたRO濾過処理機能を具備する
② 機能
・原水ポンプの送水量は600L/h
・セラミックフィルターでの濾過方式は、デッドエンドとする
・セラミックフィルターの濾過膜前後の圧力および差圧を表示、および記録する
機能をもつ
・RO膜での濾過方式は、クロスフローとする
・各工程の切り替えは、電磁バルブにより流体の流れを制御する方式
・圧力スイッチによる緊急停止機構を持つ
◎ 詳細については機器・配管リストとフロー図を参照のこと
③ 機器・配管類
水の流れる配管は硬質のPFA、PVCで可とする。また高圧空気の配管はス
テンレス、樹脂いずれも可とする。ただ流量を確保するため太い管が望ましい。
送水の配管径は塩ビの 16 番程度で可 (内径 16mm)
④ 運転シーケンス
別紙のラダー図を参照
⑤ その他
・塗装色は標準色で可
・電源コード長 10m
5.引渡場所及び条件
引渡場所:山口県萩市椿東 1189-453
引渡条件:据付調整・動作確認渡し
6.納入期限
平成 27 年 12 月 18 日(金)
7.支払条件
請求書到着後、1カ月以内に、指定の口座に振込
「濾過性能試験機」機器・配管リスト
名 称
主要機器
記号
目
的
原水タンク
×2基
原水ポンプ
フィルター
Fil 1
圧力計
P1
P2
フィルター
Fil 3
加圧ポンプ
ROフィルター
セラミックフィル
ター入の圧力
水質計
パルス流量計
濾過水用タン
ク
エアーコンプ
レッサー
セラミックフィル
ター出の圧力
~0.5MPa、信号出力付き
カーボンカートリッジ・タイプ
L:250 mm
600 L/h、 ~0.8 MPa 程度
200V、三相
インバーター付き
4040 タイプ
0~15 L/min
200 L
材質は樹脂(ポリエチレン)
調圧器付き、
タンク容量:30 L
流量計
(ローターメーター)
F1~F3
電磁弁
SV1~
SV9
アドバンテック
TCW-25NPPS 同等品
~0.5MPa、信号出力付き
導電率計(信号出力付き)
Fp
備 考
◎ 支給品
長さは600~800 mm
接続部:4部(15A)のサニタリー仕様
逆洗や RO フィル
ターへの供給用
Fil 4
様
200 L
材質は樹脂(ポリエチレン)
~600 L/h、
吐出圧:0.20~0.25 MPa
カートリッジフィルター L:250 mm
目粗さ:25μm
セ ラ ミ ッ ク フ ィ Fil 2
ルター
圧力計
仕
F1 : 0~15 L/min
F2 : 0~15 L/min
F3 :0~10 L/min
ノーマルクローズタイプ
アドバンテック
TCC-WLSOCP 同等品
多段渦巻式
流 量 調 整 バ NV1~
ルブ
NV4
ニードル弁
0~15 L/min、手動調整
圧力計
B1
~0.5 MPa
(ブルドン管)
同上
B2
~0.5 MPa
圧力SW(Psw 1)付 0.05 MPa
同上
B3
同上
B4
~1.0 MPa
圧力SW(Psw 2)付 1.0 MPa
~1.0 MPa
同上
B5
~0.5 MPa
圧力SW(Psw 3)付 0.3 MPa
ストップバルブ(手動)、逆止弁 等はフロー図を参照
水系は硬質塩ビ管 等、寸法は20Aまで
制御・表示盤
スイッチ:入・切、および緊急停止
表示灯:運転表示
圧力表示:セラミックフィルターの入・
出
記録計内蔵
セラミックフィルターの入・出圧力
導電率
流量 [パルス流量計]
※ 差圧データは重ね書きしてプリ
ントアウトが可能なこと(USB 使用)
※ 圧力SWは
圧力センサー
信号出力付き
※ B2と同じ
※ B2と同じ
フロー図
V10
SV7
SV3
フィルターは、すべて長手方
向を垂直に設置のこと。
B2
B3
圧力計
圧力計
V7
SV2
Psw_1
Psw_2
Fp
圧力SW
圧力SW
パルス流量計
V9
セラミックフィルター(Fil_2)の
接続はすべてサニタリーフラ
ンジにより容易に脱着可能な
構造とすること。
B5
圧力計
V16
圧力SW
Psw_3
V11
Fil_4
P2
加圧
ポンプ
Fil_3
圧力計
水質計
ROフィルター
フィルター
セ
ラ
ミ
ッ
Fil_2 ク
フ
ィ
ル
タ
ー
SV6
V15
高
V14
SV9
V8
V13
SV4
F2
流量計
P1
流量調節
バルブ
B4
圧力計
SV8
濾過水用タンク
(200リットル)
流量調節
バルブ
圧力計
NV4
NV3
B1
圧力計
V12
F1
流量計
フィルター
SV5
SV1
NV1
流量調節バルブ
NV2
Fil_1
V5
エアーコンプレッサー
(調圧器付)
V6
流量調節バルブ
原水
ポンプ
流量計
20A塩ビ管
圧力計(ブルドン管)
1/2インチ
V1
V2
V3
エアー配管
V4
電磁弁(ノーマルクローズタイプ)
流量調節バルブ(ニードル弁)
パルス流量計(信号出力付き)
逆止弁
原水タンク(200リットル)
E-10
原水タンク(200リットル)
水質計
導電率計(信号出力付き)
圧力計
圧力計(信号出力付き)
圧力SW
圧力スイッチ(信号出力付き)
ストップバルブ(手動)
流量計(フロート式)
高
加圧ポンプ(イン
バータ付き)
F3
ストップバルブ【末端タケノコ】
原水ポンプ(インバータ仕様
の浅井戸ポンプ)
ドレイン
ラダー図(動作説明及び設計上の必要事項)
フラッシング
パルス洗浄
ろ過
空気
通常運転
原水弁
逆洗+エア
エア抜き
逆
エア入れ
エア断
aq+逆洗
フラッシング
逆洗+ROIN側
加圧ポンプ
加圧ポンプ
インバーター
水
エアー抜き
SV1
SV2
SV3
SV4
SV5
SV6
SV7
SV8
SV9
50Hz
T
50Hz
30Hz
T5
T2
T
T1
T3
T
T6
T4
初期設定時間(秒)
T1
フラッシング
T2
濾過
T3
濾過
T11
T8
T12
T9
T7
T10
T13
1
セラ膜、RO膜、配管を洗浄する工程である。
て手動で行う。
・セラミックフィルターの流量は、原水ポンプの圧力変動の影響を受けて変動してもよい。ただし、原水ポンプはイン
バータ方式の浅井戸ポンプを使用し、圧力変動の少ない機種を選定する。
出力付きの機器からの信号は、USBメモリ等に格納可能な機能を有すること。
T4
濾過
T5
空気
T6
空気
T7
空気
T8
空気
T9
水
T10
水
T11
水
T12
エアー抜き
T13
エアー抜き
・洗浄工程に入る前のバルブタイミング調整である。1秒程度の差を設けてセラ膜容器にかかる圧力をリリースする
役割であり。
なるように時間にて調整する。
・圧力を低下させるための工程で、1秒程度にしてセラ膜容器にかかる圧力を減じるものである。
工程。
・RO水を加圧ポンプを用いてセラ膜に通水し、セラ膜の細管の外部のエアー抜きを行う工程
複数の出力を有す工程(T3等)は、必要に応じて分割して異なる動作設定が可能なこと。
設定時間は0秒を含めて任意に設定可能なこと。動作させるバルブ設定は任意に変更可能なこと。インバータの周波数は任意に設定可能なこと。
加圧ポンプの起動及び停止の際は、インバータを使用して徐々に周波数の上昇または下降を行うこととし、配管及びフィルターにウオータハン
マー等のショックを与えないように配慮すること
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