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(2014年2月発行)(PDF:737KB)

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(2014年2月発行)(PDF:737KB)
足立区男女参画プラザ 情報誌
平成26年2月発行 第69号
≪今号の内容≫
◆講座の実施報告 ◆誰でもなりうる更年期障害 ◆年次報告書
◆講座案内 ◆数字でコラム ◆男女参画プラザ相談のご案内
男女参画プラザでは、いろいろな講座を開催しています。
今年度も多くの方にご参加いただきました。
一年の講座を振り返り、特に人気の高かった講座の内容をご紹介します。
1分からはじめるかたづけ術
講師:すはらひろこ さん(住生活アドバイザー)
平成25年12月3日 (火) 午前10時∼正午
【講座の内容】
受講者54名
【アンケート結果】
①分ける→②しまう→③キープするというかた
・すぐに役立てる講座だったので、すごくあ
づけの基本を、実際に講師が訪れた家庭の様子
りがたかったです。
をスライドで見ながらの説明で分かりやすかった
・子どもの作品をどう整理すればいいか分
です。そして今すぐかたづけにとりかかる、男女
からなかったので、ヒントを得られてよかっ
を問わず家族に協力してもらう、持ち物を見直す
たです。
ことが大切だということです。受講者からの質問
・「見えないものはないものと同じ」といいう
にもその場でたくさん答えていただき、年末へ向
言葉がグサリときました。
けてのかたづけの大きなはげみになったようで
・かたづけは苦手なので、参考にします。や
す。
る気になりました。
素敵な人生のしまい方
講師:小谷みどり さん(第一生命経済研究所)
平成25年9月4日(水)午前10時∼正午
【講座の内容】
受講者45名
【アンケート結果】
暗く考えがちなテーマにもかかわらず、講師の
・大変分かりやすく、自分が何をすべきかよ
話術でとても明るい講座となりました。治る見込
く分かりました。“死”も怖くなくなったような
みがない病の終末期に、どこでどんな医療をうけ
気がします。
たいか、延命・蘇生措置をするかどうか、尊厳死
・散骨についての決まりは自治体ごとに違う
の宣言など医療面での心構えについて。葬式や
こと、お墓は誰と一緒でもいいということを
お墓についても、どのようにしたいかをあらかじ
初めて知りました。
め考えてエンディングノートを用意することのすす
・さしせまった問題ですごくためになり、あっ
めもありました。
という間の時間でした。
毎年3月1日∼8日は、女性が生涯を通じて健康で明るく充実した
日々を自立して過ごすことを総合的に支援するために設けられた
「女性の健康週間」です。
この機会に、女性も男性も自分のからだと向き合ってみましょう。
男女ともに40歳を過ぎた頃から見られる、様々な体調の不良や情緒不安定などの症状をまとめて更
年期障害と呼びます。「更年期障害」は女性のものだと思われがちですが、男性でもなりうるものです。
それぞれの症状や特徴について探ってみましょう。
女性の更年期障害は、加齢とともに卵巣の機能が低下して女性ホルモンの分泌が少
なくなって閉経を迎えることを機に起こります。閉経の平均年齢は約50歳で、その前後
約5年の10年間を「更年期」とよんでいます。症状の重さは人それぞれですが、さまざま
な症状があらわれます。
■主な症状■
・急に顔がほてる ・汗がどっと出る ・動悸 ・息切れ ・手足のしびれや冷え
・頭痛 ・肩凝り ・めまい ・眠れない ・イライラする ・憂うつになる
など
男性の更年期障害はLOH症候群とも呼ばれ、男性ホルモンが減少することによって
起こります。女性の閉経のように明確な目安がないために発見が遅れたり、原因とな
るホルモンの減少速度が緩やかなために老化と見なされて気付かなかったりすること
もあります。個人差はありますが、こちらもさまざまな症状があらわれます。
■主な症状■
・疲労感がある ・めまい ・体のほてり ・発汗 ・頭痛 ・筋肉痛 ・イライラする
・眠れない 意欲が低下する ・性欲が低下する ・ED(勃起障害)
など
治療には、ホルモン剤などの薬物治療や漢方療法、食事療法などがあります。
からだの不調を感じたら、我慢せずに医師に相談してみましょう。
■ 「○○するべき」という考えから「○○でも大丈夫」という考えに変えて、リラックスできる環境をつくる
■ 妻の場合には、本人の話をよく聞いてあげる
■ 夫の場合には、それとなく気分転換を促してみる。(男性は話を打ち明けづらいこともあるので)
参考:厚生労働省「e-ヘルスネット」http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-081.html(2013/12/26 アクセス)
後山尚久(2005)「女性と男性の更年期Q&A」ミネルヴァ書房
男女共同参画推進委員会は、男女共同参画の推進を目的として、現在の
区の施策について提言を行う機関です。施策の実施状況について調査や
審議を行い、年に一度報告書として公表しています。
今回は、報告書の一部を抜粋してご紹介します。
男性の家事・育児への参加
報告書内容
【 平成24年度実績/平成27年度目標 】
20 父親の育児参加を促す事業の充実 /継続実施
・両親学級の充実
母親学級(受講者延4,211名) 両親学級(受講者延1,647名、うち父親延937名)
・父と子ふれあいイベント
男女参画プラザでのイクメン入門講座1回(父子42名) 父子料理教室1回(父子16名)
父子工作教室1回(父子16名)
地域学習センターでの父子ふれあい事業7施設(受講者親子延683組)
【 提 言 】
男性に家事、育児、介護に参加を促すようなイベントで、男性のワーク・ライフ・バランスを進めるのが有効で
ある。子どもと一緒の催しに参加する父親は比較的多いので、男性が家事参加するきっかけづくりとして親
子で楽しめる企画を工夫するとよいと考える。
男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し
報告書内容
【 平成24年度実績/平成27年度目標 】
32 家庭や地域等における男女共同参画の促進 /継続実施
・出前講座 5回(受講者延100名)
【 提 言 】
夫が会社員、妻が専業主婦の子育て家庭を標準とするのではなく、実際は、生涯単身者人口の増加や子ど
もを伴っての再婚、母子家庭・父子家庭、LGBT(性的少数者)等々、さまざまな生き方があり、それをそれ
ぞれの意志で選択する機会を確保されているのが「男女共同参画社会」であると考える。ワーク・ライフ・バ
ランスを推進するうえでも、多様な立場や視点を考慮した多角的な施策を推進してもらいたい。
●男女参画プラザの窓口でお渡ししています。
●足立区ホームページよりダウンロードできます。
http://www.city.adachi.tokyo.jp/sankaku/chiikibunka/kuminsanka/nennzi25.html
タイトル
日 時
対象・定員
内 容
女性
ヨガやストレッチなどでストレスを解
3/2(日)午後 2 時∼4 時
ママのリラクゼーション
※実動 60 分∼90 分
パパとつくろう簡単スイーツ
(30人)
父子
3/2(日)午後 2 時∼4 時
※会場は、エル・ソフィアです。
(8組)
申込開始
消します。
1/27(月)
父子でママにプレゼントする簡単
スイーツを作ります。
1/27(月)
(材料費500円程度)
申込先着順です。お早めに!
左の数字は、子どもがいる共働き世帯の夫の1日の家事関連時間(家事・介護・看
護・育児・買い物の合計時間)です(※1)。これに対して妻が家事や育児にかけてい
る時間は4時間53分と、妻の方に大きな負担がかかっていることが分かります。な
ぜこのような差がうまれるのでしょうか?その要因の一つには、男性の長時間労働
が考えられます。ちょうど子育て期にあたる30代男性の約4分の1が週に60時間
以上働いています。これでは仕事におわれ、家事や育児にかかわるゆとりや時間は
少なくなってしまいます。
それぞれの人が仕事と個人の生活を希望する割合で両立できるのが、「ワーク・ラ
イフ・バランス」という考え方です。仕事を効率的に行って労働時間を短縮する、仕事
を複数担当制にして休みを取りやすくするなど、企業や従業員一人ひとりが意識を
持ってワーク・ライフ・バランスを実現していきましょう。
※1 統計局「平成 23 年社会生活基本調査」
男女参画プラザ相談のご案内(臨時休業日・祝日・年末年始を除く)
DV電話相談
月曜日
3880−5224
予約不要
1回30分
午前10時∼午後4時(正午∼午後1時を除く)
女性相談
3880−5223
1回50分
火・金曜日
午前10時∼午後4時(正午∼午後1時を除く)
水・木曜日
午後3時∼8時
足立区男女参画プラザ
❏ 事務室受付
事前予約制
午前8時30分∼午後5時(平日のみ)
❏ 編集・発行 足立区男女参画プラザ
〒123−0851 東京都足立区梅田7−33−1 エル・ソフィア2F
電話 03-3880-5222 ファクス 03-3880-0133
東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)梅島駅徒歩3分
Eメール [email protected]
ホームページは足立区のトップページより
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