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平成24年度 ディスクロージャー(4086KB)

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平成24年度 ディスクロージャー(4086KB)
越後中央
平成 年度 ディスクロージャー誌 管内 マップ
24
●鳥原支店
新潟市
黒埼支店
●
【西区】
至新潟
402
●
●
松野尾支店
新潟市
【西蒲区】
峰岡支店
●
巻支店●
西川支店
本店
越後線
●
●
味方支店
漆山支店
●月潟支店
西蒲原郡
線
弥彦村
● 粟生津
支店
国上支店●
116
●
至長岡
上越
新幹
線
北支店
吉田支店
●
ローン
●
営業センター
燕支店
●
弥彦
289
●
小池支店
至三条
燕 市
分水支店
越後中央 本店
新潟県
〒953-8503 新潟市西蒲区巻甲12010
TEL.0256-70-1500
(代表) FAX.0256-70-1511 http://www.e-ja.or.jp/
粟生津支店 959-0227 燕市粟生津272-1
巻 支 店 953-0041 新潟市西蒲区巻甲2588
黒埼支店 950-1122 新潟市西区木場1601
角田支店 953-0012 新潟市西蒲区越前浜5042
鳥原支店 950-1115 新潟市西区鳥原898
松野尾支店 953-0015 新潟市西蒲区松野尾2713
味方支店 950-1261 新潟市南区味方1580-1
峰岡支店 953-0023 新潟市西蒲区竹野町2436-1
潟東支店 959-0512 新潟市西蒲区番屋813
漆山支店 953-0061 新潟市西蒲区馬堀5707-4
岩室支店 953-0131 新潟市西蒲区西長島712
和納支店 953-0125 新潟市西蒲区和納2丁目25番15号
中之口支店 950-1343 新潟市西蒲区三ツ門19-1
弥彦支店 959-0305 西蒲原郡弥彦村大字矢作569-1
燕 支 店 959-1289 燕市東太田2458-1
分水支店 959-0130 燕市分水桜町1-2-25
小池支店 959-1273 燕市杉名79
越後中央農業協同組合
本 店 953-8503 新潟市西蒲区巻甲12010
月潟支店 950-1304 新潟市南区月潟1142
西川支店 959-0422 新潟市西蒲区曽根1229-1
国上支店 959-0105 燕市中島534-1
北 支 店 959-1221 燕市花園町27-18
吉田支店 959-0264 燕市吉田2783-1
ローン営業センター 959-0264 燕市吉田2783-1
平成
24 年度
ディスクロージャー誌
【南区】
中之口支店
●
和納支店●
●弥彦支店
新潟市
潟東支店
●
460
●
●岩室支店
北
陸
自動
車道
●角田支店
2013.6.250
目 次
はじめに
日頃、皆様方には格別のご愛顧をいただき厚く御礼申し上げます。
JA越後中央は、情報開示を通じて経営の透明性を高めるとともに、当JAに対するご
理解を一層深めていただくために、当JAの主な事業の内容や組織概要、経営の内容など
を記載したディスクロージャー誌を作成いたしました。
皆様方から当JAの事業をさらにご利用いただくための一助として、是非ご一読いただ
きますようお願い申し上げます。
今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成25年5月 越後中央農業協同組合
(注1)本冊子は、農業協同組合法第54条の3に基づいて作成しております。
(注2)記載金額は百万円単位で表示しており、
金額百万円未満の科目については「0」で表示しております。
(注3)諸計数は、原則として単位未満を切り捨てて表示しております。よって、合計欄および増加欄等が
一致しないことがあります。
ごあいさつ … …………………………………………………
1.経営理念
… …………………………………………………
2.JA行動規範
… …………………………………………………
3.ビジョン
… …………………………………………………
4.経営方針〈中期3ヵ年計画(平成25 ~ 27年度)〉……………………………
5.各事業の基本方針
… …………………………………………………
6.経営管理体制 … …………………………………………………
7.事業の概況
… …………………………………………………
8.事業活動のトピックス
… …………………………………………………
9.農業振興活動 … …………………………………………………
10.地域貢献情報 … …………………………………………………
11.貯金者保護の取り組み(系統セーフティネット)……………………………
12.リスク管理の状況 … …………………………………………………
13.自己資本の状況 … …………………………………………………
14.主な事業の内容 … …………………………………………………
【経営資料】
『Ⅰ 決算の状況』
1
2
2
2
3
4
10
10
16
17
17
17
18
29
30
… ………………………………………………… 40
1.貸借対照表 2.損益計算書 3.注記表 JAのプロフィール
◇組 織 名 称
4.剰余金処分計算書 (平成 25 年1月末現在)
越後中央農業協同組合
(JA越後中央)
◇設 立
平成10年2月、旧西蒲原郡の10JAが合併し発足
平成19年2月、JA西川、JA燕市と合併
◇本店所在地
◇組 合 員 数
◇役 員 数
◇職 員 数
新潟県新潟市西蒲区巻甲12010番地
24,517人
40人
601人
◇出 資 金
◇総 資 産
◇支 店
5,573百万円
188,755百万円
22支店
◇単体自己資本比率
18.48%
5.部門別損益計算書 『Ⅱ 損益の状況』
… ………………………………………………… 67
1.最近の5事業年度の主要な経営指標 2.利益総括表 3.資金運用収支の内訳 4.受取・支払利息の増減額 『Ⅲ 事業の概況』
… ………………………………………………… 69
1.信用事業 (1)貯金に関する指標
① 科目別貯金平均残高
② 定期貯金残高
(2)貸出金等に関する指標
① 科目別貸出金平均残高
② 貸出金の金利条件別内訳残高
③ 貸出金の担保別内訳残高
④ 債務保証見返額の担保別内訳残高
⑤ 貸出金の使途別内訳残高
⑥ 貸出金の業種別残高
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高
⑧ リスク管理債権の状況
(9)連結剰余金計算書
⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
(10)連結ベースのリスク管理債権残高
⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
(11)連結ベースの事業別経常収益等
⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
2.連結自己資本の充実の状況 ⑫ 貸出金償却の額
(1)自己資本の構成に関する事項
(3)内国為替取扱実績
(2)自己資本の充実度に関する事項
(4)有価証券に関する指標
(3)信用リスクに関する事項
① 種類別有価証券平均残高
(4)信用リスク削減手法に関する事項
② 商品有価証券種類別平均残高
(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
③ 有価証券残存期間別残高
(6)証券化エクスポージャーに関する事項
(5)有価証券等の時価情報等
(7)オペレーショナル・リスクに関する事項
① 有価証券の時価情報等
(8)出資等エクスポージャーに関する事項
② 金銭の信託の時価情報等
(9)金利リスクに関する事項 ③ デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引
財務諸表の正確性等にかかる確認… ………………………………………………… 146
2.共済取扱実績 (1)長期共済新契約高・長期共済保有高
(2)医療系共済の入院共済金額保有高
【JAの概要】
(3)年金共済の年金保有高
1.機構図
(4)短期共済新契約高
2.役員構成
3.受託販売品取扱実績 3.組合員数
4.購買品取扱実績 4.特定信用事業代理業者の状況
『Ⅳ 経営諸指標』
… ………………………………………………… 79
5.地区一覧
1.利益率 6.店舗等のご案内
2.貯貸率・貯証率 7.ATMの設置・稼働状況
『Ⅴ 自己資本の充実の状況』
… ………………………………………………… 80
1.自己資本の構成に関する事項 2.自己資本の充実度に関する事項 3.信用リスクに関する事項 4.信用リスク削減手法に関する事項 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 6.証券化エクスポージャーに関する事項 7.出資等エクスポージャーに関する事項 8.金利リスクに関する事項 『Ⅵ 連結情報』
… ………………………………………………… 94
1.グループの概況 (1)グループの事業系統図
(2)子会社等の状況
(3)連結事業概況
(4)最近5年間の連結ベースの主要な経営指標
(5)連結貸借対照表
(6)連結損益計算書
(7)連結キャッシュ・フロー計算書
(8)連結注記表
… ………………………………………………… 148
ごあいさつ
平素より、私ども越後中央農業協同組合(JA越後中央)をお引き立ていただきまして、誠
にありがとうございます。
日本経済は歴史的な円高と株価低迷などの大きな問題を抱え、デフレが進行し景気回復の先
行きが見えない状況でありましたが、12月に衆議院選挙が行われ、政権交代により「安倍内閣」
が誕生し、新政権による積極的な経済対策への期待感から円安、株価上昇の状況となっており
ます。農政の最重要課題となったTPPは、人と人との絆や協同組合理念に逆行する市場原理
主義を色濃くしており、国のかたちを一変させる極端な交渉であるという懸念が国民の間にあ
る中で、総理が極めて前のめりの姿勢で参加表明に踏み切ったことは、誠に遺憾であり到底納
得できるものではありません。
かつてより「農は国の基」と言われております。国の発展は農が支えるもの、という考え方
は時代を経ても変わることのない原理であると、私は信じております。
JAグループは今後とも、国民各層との幅広い連携のもと、食とくらし、いのちを守るため、
断固反対の運動を徹底的に展開してまいります。
農業所得の低迷は長期化し、農家経済環境は悪化しています。農業者の高齢化が進み、JA
をつくりあげてきた昭和一ケタ世代の組合員の世代交代が見込まれる一方で、農業の将来を担
うべき農業経営者の育成が遅れており、新規就農者も少なく、後継者の確保、耕作放棄地の拡
大への対応が急務となっております。こうした状況の中、昨年11月に開催された第36回JA新
潟県大会での決議を踏まえ、当JAでは「次期3ヵ年計画」を策定いたしました。
「夢ある農業を育み、次代へつなぐ」をテーマに「農業」「地域」「協同・経営」それぞれの
基本戦略を設定いたしました。その基本戦略に基づいて、年次別に目標数値を定めており、今
年度より計画の確実な実行に努めてまいります。
さて、わが国に「農業協同組合」が誕生して65年が経ちました。その間、国内における政治
経済・農業情勢は幾多の変革が繰り返され、私たちを取り巻く環境は年を追うごとに厳しさを
増してきました。
そのような状況下、当JAもお陰様をもちまして設立15周年を迎えることができました。こ
れまでの15年で刻んできた新たな歴史において、1つのJAとして融合し今日まで発展するこ
とができたのも、組合員の皆様の「協同の心」で硬く結ばれた絆があったからこそと、改めて
その素晴らしさを痛感しています。
合併以来1年1年を大切にし、積み重ねてきた成果を、明日への発展につなげる更なる精進
はもちろんの事、日々変化する情勢を機敏に捉えつつ、新しい風を取り入れながら柔軟に対応
できる確固たる経営基盤を築き、組合員の負託に応えられるよう、役職員一同、精一杯、職務
に邁進して参りますので、今期もより一層のご利用とご指導、ご助言を心からお願い申し上げ
ます。
平成25年5月
経営管理委員会会長 吉田 博之
代 表 理 事 理 事 長 山際 利司
− 1 −
1.経営理念
JA越後中央は、組合員・地域と共に歩み、夢ある農業と心豊かなくらしに貢献します。
◆ 見渡す限りの新潟平野、日本海の風、山々の息吹、豊かな自然環境に囲まれ、農業は永々
と育まれてきました。
生命(いのち)を支え、緑の豊かな大地を守るこの生命産業、農業の大切さや素晴らしさ
を、私たちは子孫へ確実に伝えていく使命があります。。
◆ 農業をはじめ多くの伝統・文化、これらは地域の財産です。数多くの農家、地域の方々が
この財産を支えてきました。
私たちは、組合員の皆様をはじめ、地域の願いを受け止め、生きがい、やすらぎを持って
暮らせるように、精一杯、協同活動を通じ心やすらぐ地域を育んでいきます。
◆ 私たちは、これまで農家組合や青壮年部、女性部など各種組合員組織との関わり等を通じ、
農村・集落のふれあい、結びつき強化に大きな役割を果たしてきました。
非農家が増加していく現代においても、これらの機能は、“地域に根ざした組織”として
大切にしていきたいと考えます。
地域において、農業やくらしに関する有益な情報を発信することで、共に歩み、貢献して
いきたい。これが、私たちの基本姿勢です。
2.JA行動規範
わたしたちは、活力と魅力あるJA越後中央をめざし、
一.感謝のこころを忘れずに、笑顔と誠意をもって行動します
一.思いやりのこころ、人と人とのつながりを大切にします
一.情熱と誇りをもち、持てる力のすべてを発揮します
一.常に向上心をもち、絶えざる自己革新に挑戦します
3.ビジョン
JAの魅力を発信し、地域の皆様すべてから愛される存在へ!
◆ビジョン1 「安全・安心」を皆様にお届けし、農業の未来を築きます。
◆ビジョン2 ふれあいを大切に、人にやさしい地域づくりに貢献します。
◆ビジョン3 将来にわたり協同活動を担っていく、熱意あふれる人を育てます。
◆ビジョン4 期待と信頼に応える事業サービス・経営体制を確立し、選ばれるJAをめざし
ます。
− 2 −
4.経営方針〈中期3ヵ年計画(平成25 ~ 27年度)
〉
《テーマ》
夢ある農業を育み、次代へつなぐ!
② 一元販売体制確立を目指し、集出荷施設の再編を図ります。
③ 拠点型事業の改革を進めます。
2.経営基盤の強化と経営管理の実践
① 次世代への取り組みと組織基盤の拡充・強化を進めます。
② 健全な経営を確保していくため、経営体質強化と経営管理体制の充実を図ります。
JA越後中央は、次代へつなぐ地域農業の振興に努め、これまで以上に担い手・次世代・消
費者との結びつきを重視し、協同の輪を広げていきます。
5.各事業の基本方針
このため、次世代をはじめ多様な組合員・地域住民の期待に応える事業機能・専門性発揮の
もと、地域に根ざした組織として役割を発揮します。
(1)指導事業
1.担い手の育成
●基本戦略・重点施策●
①地域営農ビジョンの策定を進め、国の施策を活用し、担い手等への農地集積を進めます。
農 業
②TAC(担い手渉外専任)活動の再構築を図り、金融部門との連携を強化します。
1.担い手支援対策と個別事業対応の強化
③法人設立助成を継続いたします。
① 農地の利用集積による農業で自立する担い手農家の育成を進めます。
2.JAライス戦略の実践
② 担い手経営体への対応力強化と農業支援体制を構築します。
①JAライス戦略に基づき、良質米生産への誘導を進め、コシヒカリこだわり米100%を
③ 各種奨励措置で営農支援を強化します。
目指します。
《3組織×100千円 300千円》
《品質向上奨励対策助成(こだわり米助成)8,000千円》
④ 多様な担い手への支援を行います。
②高品質米生産を推進するため、土づくり肥料に対する助成措置を継続いたします。
2.食の安全・安心対策と農業振興方策の実践
① 環境と消費者ニーズに配慮した農産物の生産体制を進めます。
③環境保全型農業を推進するため、温湯消毒機の購入助成を継続いたします。
② JAライス戦略を着実に実践します。
③ 園芸産地の拡大に向け、生産販売体制を強化します。
3.園芸産地・畜産拡大に向けた体制強化
《20,000袋×150円 3,000千円》
《3台×100千円 300千円》
①一元集荷・一元販売に向けて検討チームを立ち上げ、有利販売に向けた体制整備を目指
地 域
します。
1.地域住民とともに取り組む健康・生きがい・仲間づくり
②加工用契約玉ねぎ・園芸生産導入支援・水田転作作物新規導入助成を行います。
① 健康づくりへの活動を支援します。
《5,000千円》
② 仲間づくりへの活動を支援します。
③JA版養豚経営安定対策を行います。
《 325千円》
2.高齢者福祉事業の展開による地域貢献
4.消費者・地域との連携
① 介護保険事業サービスの質的向上と体制整備に取り組みます。
①直売所及び各種イベントを通じ、地元産農産物のPRを行います。
② JAらしい特色ある福祉事業サービスを展開いたします。
②食育を推進するため、地元小学校への米飯給食を支援します。
3.学童・消費者に向けた食農教育活動の推進
5.営農指導体制の強化
① 学童に対する食農教育を進めます。
①営農指導員強化対策を策定し、組合員の期待に応えられる営農指導員の育成に努めます。
《9,700千円》
② 消費者との交流で各年代層への働きかけを強化します。
③ 地域農業への理解を得るために地産地消を進めます。
(2)販売事業
1.需要に応じた米作りの推進
協同・経営
①実需者の要望を基に契約栽培(コシヒカリ、こしいぶき、ゆきん子舞)を拡大します。
1.戦略的な事業実施体制の構築
②コンタミ防止、異物混入防止の徹底を図り、商品価値の向上に努めます。
① 本支店の再構築により、サービス向上、収益性向上を目指します。
③備蓄米・加工用米等を活用し、生産調整においても手取りを確保できる米作りを進めます。
− 3 −
− 4 −
2.園芸品目の販売体制強化
3.自動車事故処理における利用者満足度の向上
①契約栽培品目の増加及び面積拡大を進め、安定した販売に努めます。
自動車共済の損害調査業務においては、アンケート調査をもとに事故受付、初期対応、
②直売所の品揃えを拡大し、一層の「地産・地消」を進め、地域の活性化を図ります。
経過報告を適切に行うことを重点項目とし、事故対応における契約者満足度の向上を図る
3.安全・安心な農産物の生産
ため専門性向上に取り組み、解決まで迅速化による事故対応を目指します。
①GAPの取り組み強化、生産履歴記帳の徹底を図り、「安全・安心な農産物作り」を推
4.スマイルサポーター(窓口担当者)育成強化と窓口チャネルの確立
支店窓口を事務中心拠点から推進活動も担う拠点へ進化させるため、来店者に対する情
進します。
②すべての営農センターに農業電子図書館タッチパネルを設置し、農薬品目の選択等に活
報提供・保障ニーズの喚起や、スマイルサポーターの取り組み種目の拡大及び契約保全の
強化を図ります。また、事務インストラクターを基幹支店へ配置することにより、本店と
用します。
支店の連携強化を図り、組合員・利用者の皆様の期待に応えられる窓口体制を確立し、正
(3)信用事業
確・迅速な事務処理とスムーズな支払いによりサービス向上を目指します。
1.農業メインバンク機能の強化
①メイン強化先・担い手経営体等への農業融資対応力強化を図ります。
(5)経済事業
②営農・経済部門との連携強化を図り、情報発信いたします。
1.生産資材費の低減化に向け、肥料農薬奨励措置の実施による営農支援強化
2.生活メインバンク機能の強化
①生産組織法人化、大規模専業化など変化する需要ニーズに的確に対応します。
①利用者満足度を重視した利用者視点によるサービス強化に取り組みます。
・予約推進宣伝強化、それに基づく大口利用者等への肥料農薬直送対策と、肥料自己引
②個人貯金・ローン・年金獲得に向けた推進強化による地域シェアアップを図ります。
③次世代・次々世代を中心とした新規利用者獲得の強化を図ります。
取対策を実施します。
・スケールメリット等の公平措置として、年間利用実績により肥料農薬大口利用対策を
講じます。
3.利用者保護への適切な対応
①苦情相談対応の充実と苦情相談案件を業務改善へと繋げる態勢の確立に努めます。
②金融機能不正利用(振り込め詐欺等)から利用者を守る取り組みの充実を図ります。
③金融円滑化への適切な対応の継続と経営改善への支援に取り組みます。
4.効率的な事業運営体制の構築
①店舗機能強化への取り組みを進めます。
・価格メリットとコスト低減を目的に、JA独自の大型規格農薬を積極的に推進し、利
用拡大を進めます。
・主要園芸産地の肥料農薬予約奨励措置の拡大を進めます。
肥料農薬直送対策・肥料自己引取対策
肥料農薬大口利用対策
肥料:2,300千円 農薬:1,300千円
1%~5%還元 14,000千円
②店舗営業力の強化を図ります。
②利用拡大に向けた体制強化を進めます。
③事務処理の効率化・堅確化に取り組みます。
・予約推進キックオフ大会等で推進目的の共有化を図るとともに、顧客管理データの有
5.人材育成(開発)強化
効活用による推進体制強化を進めます。
①専門的な業務を担う担当者の育成を図ります。
②信用事業管理者マネジメント力・現場営業力の強化を図ります。
・競合店等の戦略を注視しながら、タイムリーでより充実した各種キャンペーンを実施
し、JAシェアの拡大に努めます。
2. 石油燃料事業改革の検討実施と各種営農支援策の継続
(4)共済事業
①石油事業改革を進め持続可能な事業運営を目指します。
1.利用者の視点に立った最良・最適な仕組み、サービスの提供
「ひと・いえ・くるま」のバランスのとれた総合保障の提供を行うとともに、将来への
・一層の厳しさが増す業界内で中長期を見据えた事業運営を行えるよう、石油事業改革
プロジェクトで検討し、事業の健全性と利用者サービスに努めます。
基盤づくり(未来への絆づくり)の強化、エリア戦略の展開と推進チャネルの強化に取り
・販売数量の維持拡大に向け各種キャンペーンを積極的に行い、利用者拡大に努めます。
組み、事業基盤の維持・拡大を図ります。
②営農用燃油の継続支援を行います。
2.コンプライアンスの徹底と、内部統制の定着によるリスク管理体制の強化
・施設園芸灯油に対し、大口利用価格対策を講じます。
法令の遵守、利用者の立場にたった丁寧な説明等、共済推進活動の適正化に向けて取り
・稲作乾燥用灯油に対し、価格対策を講じます。
組みます。また、組合員・利用者の皆様が安心して任せられるJA共済の確立に努めます。
− 5 −
− 6 −
施設園芸用灯油大口利用対策
稲作乾燥用灯油価格対策
4,800千円
4,400千円
・地元産果樹(ルレクチエ・イチジク)を利用したジャム作りを進めます。
・地元産おけさ柿を利用した「柿の舞」「干し柿」作りを進めます。
3.安全・安心な生活資材提供と共同購入運動の再構築
②特産品製造と開発による地域活性化を目指します。
①地産地消の推進と食品の安全・安心、正しい食の見直しを進めます。
・女性部組織を主体とした作業支援で、地域の活性化を目指します。
・事業改善と推進体制の見直しを行い、地元産・県内産・国産にこだわった「ふれあい
③事業としての収支均衡を目指します。
食材」等の提供を通じた食生活の改善提案を進めます。
2.商品製造と取扱いに関する意識強化
②共同購入運動の再構築を進めます。
①製造販売従事者の法令遵守意識と技能向上を目指します。
・エーコープ商品の優位性の周知と、ロット拡大メリットによる利用者還元を目指し、
・担当者、従事者を含め、適時指導と研修会を行い、レベルアップを図ります。
女性部と連携し事業を進めます。
4.営農と一体化した農機事業・消費者ニーズにあった車両事業
(7)管理部門
①増大する農機具費の軽減化と事業の安定化を目指します。
1.リスク管理の徹底
・販売だけでなく、戸々で軽整備ができる指導と計画的な更新対応を促しつつ、TAC
組合員・利用者の皆様に安心してご利用頂くために、より健全性の高い経営を確保し、
との連携により出向く体制を強化し、事業の健全性維持と拡大を進めます。
信頼性の向上に努めます。
②車両事業は景気低迷と需要減、競争激化の中、顧客満足と事業基盤強化を進めます。
①内部統制整備の構築
・組合員の世代交代、少子高齢化と需要減少が進む中、消費者ニーズの多様化に併せ、
・事務の統一化、リスクの顕在化により事務リスクの低減に努めます。
各種研修を通じ技術力・営業力をアップし、組織一体となり利用促進に取り組みます。
②不祥事の未然防止
・コンプライアンスプログラムの実施により不祥事等の未然防止に努めます。
(6)利用・加工事業
③利用者保護
(利 用)
・個人情報
1.カントリーエレベーター
取得した個人情報については目的外使用や漏洩のないよう、厳格な管理に努めます。
荷受品種を絞り、効率的利用を行うことにより、事故防止に努めます。また、均質化さ
・相談、苦情
れた利点を活かし、産地指定の拡大を目指します。
寄せられた相談・苦情等について、迅速・公平かつ適切に対応し、再発防止に努め
ます。
2.大豆プラント
管内生産法人と連携を図り、適期刈取・乾燥調製作業を行い、上位等級比率の向上に努
2.JAくらしの活動 ~健康寿命100歳プロジェクトの推進~
(1)地域住民とともに取り組む健康・生きがいづくり
めます。
3.園芸集出荷施設
①健康づくりへの活動支援
コスト低減と産地評価の向上を図るため、出荷体制を強化し、併せて施設の集約化に向
・健康教室・健康講話の開催
・ウオーキング大会の開催
けた体制づくりを行います。
4.育苗センター
・ゲートボール大会の開催
施設間の連携により効率利用を図り、健苗供給に努めます。
・ソフトバレー大会の開催
②仲間づくりへの活動支援
・お茶の間広場(地域の茶の間)の開設
(加 工)
1.農畜産物の付加価値化と特産品開発による地域活性化と収支均衡化
・ふれあいツアーの開催
①多様な農産物加工による付加価値化とブランド化を進めます。
(2)高齢者福祉事業の展開による地域貢献
・独自販売米におけるブランド米(越のかがやき・飛燕舞・つば九郎米)の取扱いと併
①介護保険事業
居宅介護支援事業、訪問介護事業、通所介護事業の3事業を展開しています。相談機
せ拡大に努めます。
・地元産大豆を利用した味噌作りを進めます。
− 7 −
能の充実や専門性、質の高いサービスの提供を行い、信頼され選ばれる事業所として地
− 8 −
域の中で役割を果たしていきます。さらに機能強化のため、平成25年4月より現在巻支
店内にある福祉課事務所をデイサービスセンター(越の里)に移転します。
より親しみやすい情報提供を通じて、組合員や地域との結びつき強化を目指します。
②JA越後中央合併15周年記念事業の実施
平成25年度はJA越後中央合併15周年を迎えるため、組合員・地域住民への感謝を込
②高齢者支援事業
介護保険の訪問介護では対象とならないサービスや認定前の方に対し、JA独自のき
め細やかな生活支援サービスを展開していきます。
めて各種キャンペーンや、企画旅行等を実施します。
③高品質なサービスを提供できる職員づくり
JAが選ばれる存在であるためには、組合員・利用者はもちろん、地域の人々がすべ
③公的サービス
市町村独自の福祉サービスを受託し、地域の高齢者を支援していきます。(配食サー
てJAを身近に感じ、いつでもご利用いただける環境づくりが必要であるため、日常の
業務の中で高品質なサービスの提供を行うことができる人材育成を図ります。
ビス、訪問介護サービスなど)
④認知症サポーター養成講座
7.本支店再構築
認知症高齢者に対して優しい地域環境作りのため、認知症サポーター養成講座を継続
平成24年4月の第14回総代会において、
「本支店・施設の再構築を通じた事業機能強化策」
が承認されました。そのなかで本支店の目標を15本支店とし、支店再編に向けて「2ヵ年
して開催します。
(3)学童・消費者に向けた食農教育活動の実践
の間に存続・廃止を判断する」としていることから、平成25年度に再編計画を策定いたし
①学童に対する食農教育
ます。
・学童用図書、教材本の配布
・学校教育田活動
6.経営管理体制
・学校給食に対する食材の提供
②消費者との交流による各年代層への働きかけ
当JAは農業者により組織された協同組合であり、組合員の意思を広範に反映するとともに、
・首都圏えちご蒲原会との交流
業務執行を機動的に行うために、経営管理委員会を設置し、経営管理委員会が任命する理事が
・各種イベントへの参加
常勤して日常の業務に専念する体制をとっています。
③地域農業への理解を得るための地産地消の推進
経営管理委員は、組合の業務執行にかかる基本的事項や重要事項を定めるほか、理事の業務
・直売所でのイベントを通じた地元産農産物のPR
執行の監督を行っています。また、信用事業について常勤理事のなかで専任担当を置くととも
・地元産農産物を利用した料理教室の開催
に、農業協同組合法第30条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っ
3.資産の取得・整備
ています。
①平成25年産米よりJA越後中央品質向上・物流合理化施設の稼働
②本店事務所予定地の土地取得、造成工事
③西部園芸センター改修、予冷施設整備
7.事業の概況
4.組合員加入促進と組合員組織活性化に向けて
1.一般的概況
組合員の高齢化、リタイヤ等に伴う組合員の減少と財務基盤脆弱化に対して、JAの安
平成24年度の日本経済は、歴史的な円高と株価低迷などの大きな問題を抱え、デフレが進行
定的・継続的な参画者となってもらうため、組合員加入促進、組合員組織活性化に向けて
し景気回復の先行きが見えない状況でありましたが、12月に衆議院選挙が行われ、政権交代に
積極的に取り組みます。
より「安倍内閣」が誕生し、新政権による積極的な経済対策への期待感から円安、株価上昇の
5.総合ポイント制度の導入
状況となっています。
総合事業の強みを発揮し、組合員に対する事業利用の満足度向上とメリット向上を目指
農政の最重要課題となったTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加に向けて野田前
し、組合員がJAの各事業を利用した際に、利用に応じてポイントを付与し、貯まったポ
総理は前のめりに交渉参加方針を示し、JAグループは組織を上げて交渉参加阻止に向けて、
イント数をキャッシュバックするサービスを開始します。
全国緊急集会や署名活動など強力な農政運動を展開してまいりました。TPP交渉参加の是非
6.地域への情報発信・人材育成
は総選挙の争点となり、結果的には政権交代の大きな要因となったと言えます。しかしながら、
①広報活動の充実による情報提供強化
安倍総理はTPP交渉参加を表明しました。農業者をはじめとした国民各層が懸念を抱いてい
JA広報誌「越のかがやき」、
「コミュニティー誌VOICE」、ホームページの充実を図り、
る中での表明であり、極めて遺憾であります。
− 9 −
− 10 −
こうした状況の中、昨年4月の総代会で承認をいただいた事業方針に基づき『経営改革構想』
生産については目標に対して約68%で終わりました。消費者・需要者等の要望する米生産・
の「本支店・施設の再構築を通じた事業機能強化」に取り組み、皆様のご理解とご協力により、
米産地を目指し、今後もさらなる推進に努めてまいります。
支店機能の集約を7月に行いました。また、今後の農業生産支援・販売機能強化を目的とした
園芸作物については、消費者からの信頼性の高い産地づくりを目指して、品質向上・安定
施設整備につきましても、直売所「越王の里」を9月にオープンし、売り上げは計画を上回る
収量確保に向け、各品目部会ごとの研修会・栽培指導会を通じて取り組んでまいりました。
〔米〕
順調なスタートとなりました。
さらに、当JAの基幹作物である米の有利販売と米検査・保管機能の集約を目的とした移動
米の品質向上を目指し、県の指導方針の基に生産技術指導を行ってまいりました。昨年度
ラックによる保管や、品質区分仕分などの最新機能を備えた12万俵の保管能力を有する大型農
より導入した葉緑素計を活用し、葉色診断に基づき穂肥指導等を行い、さらに全農と一体と
業倉庫の建設も着手し、将来の本店建設に向けた用地確保の手続きにも入ることができました。
なって「土づくり肥料助成」を行い、総額265万円を拠出いたしました。また、加入者(現
農業生産面においては、平成24年度も天候に大きく左右された年となりました。4月3~4
581名)に対して、早期稲作生産技術情報伝達として携帯電話メールを活用した情報提供を
日にかけての暴風は、水稲育苗ハウスのビニール破損やハウス倒壊など当JA管内で約
行っております。今後も加入者推進に努めてまいります。
2億8千万円の大きな被害をもたらし、ビニール供給にも支障を及ぼしご迷惑をおかけしまし
〔大豆〕
た。また、8月6日にも爆弾低気圧による暴風で、稲作では所により白穂等が発生し、減収・
大豆は、天候等に恵まれ生育は順調に推移し、例年より収量もありましたが、昨年度より
品質低下の要因となりました。米の作況指数は105と久しぶりの豊作となりましたが、夏の高温・
品質が悪く、格落ち原因は「しわ粒」「汚損粒」で、等級は「3等」「合格」が中心となりま
少雨により一等米比率は低下となった他、当JAの基幹品目である「越王おけさ柿」の品質に
した。反収は昨年度より42㎏多い177.02㎏/10a(集荷量から算出)となりました。
も大きく影響し、総収穫量は確保されたものの小玉傾向となり、販売金額は計画を大幅に下回
〔園芸〕
野菜品目は、広域の栽培指導会、出荷目合わせ研修会を開催し、広域共販に不可欠な集荷
りました。
信用事業においては、JAバンクが県下統一キャンペーンとして行った「個人貯金2兆円達
品質の平準化を推進してまいりました。果樹品目では、日本梨、西洋梨で夏の干ばつにより
成運動」で県下目標を達成し、当JAにおいても目標を22億円上回る実績となりました。
小玉傾向になりました。次年度に向けて潅水指導等に努めてまいります。
厳しい情勢ではありましたが、役職員一同、事業計画の達成に向けて事業推進を行い、事業
利益3億4,388万円、当期剰余金2億5,645万円といずれも計画を上回る実績を確保することが
(2)販売事業
平成24年産米の管内作況指数は105の「作柄良」であり、集荷収量が前年より大きく伸び
でき、皆様に深く感謝申し上げます。
農政方針やJAを巡る情勢は不透明な部分も多い状況ですが、経営改革構想の実現に向けて、
ました。総集荷数量は85.9万俵、出荷契約比104.5%となり、作柄が悪かった前年と比べると、
役職員一同、精一杯職務に邁進してまいりますので、組合員各位の一層のご理解ご協力を賜り
8.3万俵の増加で前年対比110.7%の集荷率となりました。
園芸畜産品目では、春夏果菜類が春先の低温、4月の暴風、8月の暴風・一部地域での降
ますようお願い申し上げます。
今年度の事業部門ごとの概況を、以下のとおりご報告申し上げます。
雹や、梅雨明け後の高温干ばつの影響等で作物被害や生育肥大が抑制され、収量が減少しま
した。果樹は、柿・日本梨・西洋梨で夏場の高温干ばつ等の影響から肥大が抑制され小玉傾
2.各事業の内容
向となり、また先行産地との出荷競合から販売金額の減少となりました。畜産は、肉豚価格
(1)指導事業
が低迷し、園芸畜産販売高では計画比85.3%、前年比96.6%となりました。
東日本大震災から2年が過ぎましたが、昨年に続き基幹作物である米について、新潟県は
〔米〕
放射能検査を本年度も実施しました。管内では早生品種18点、コシヒカリBL3点の検査を
平成24年産米の品質については、高温障害の影響で全体的に心白粒の発生が多くみられま
行いましたが、新潟県内のどこの地域からも放射能は検出されず、新潟米全体で本年も安全
した。県下全域においても同じような状況のなか、コシヒカリの1等米比率は県平均より若
宣言ができました。
干上回りましたが、コシヒカリ・こがねもちについては刈り遅れなどによる胴割れ、早生品
青果物に関しても、県関係機関の協力を得ながら野菜6品目、果樹6品目について、収穫
出荷前での放射能検査を実施し、安全・安心な農産物を消費者に届けるべく取り組んでまい
種についてはカメムシによる格落が多くありました。
24年産米の販売進度は例年に比べ遅れていますが、集荷収量の増加により米販売高は前年
を約7億9千万円上回りました。また、加工用米・備蓄米を積極的に取り組み、組合員から
りました。
平成22年度から実践してきました「JAライス戦略」は最終年度を迎え、銘柄誘導対策は
要望の高い「米」による生産調整に対応いたしました。
目標を達成(コシヒカリ作付率65%以下)することができましたが、こだわり米(減減栽培)
− 11 −
− 12 −
〔花卉〕
貯金残高については、計画比102.1%、前年比104.8%となりました。
花卉品目については、主力のチューリップ切花の品種構成や出荷時期を検討しながら作付
貸出金については、厳しい農業情勢下で資金需要の減少が続く中、利子補給等を活用した
けを進めてきました。近年の生産コストや経済情勢及び消費動向を踏まえ、ヒマワリ・ケイ
低利農業資金、住宅ローンを中心として取り組みを行ってまいりましたが、他行との競争激
トウ・ストック等の一般草花に引続き取り組みました。生産者による求評宣伝会や市場・取
化もあり、計画比96.5%、前年比96.4%となりました。
扱先店舗への販売促進活動に努めてきましたが、天候不順による計画出荷の見直しを余儀な
中小企業者、農業者及び住宅資金借入者の条件変更等の申込みに対する金融の円滑化を図
くされ、高値販売に繋げることのできなかった品目もあり、花卉全体の販売高は計画比
るために、平成21年12月に施行された金融円滑化法への平成24年度の取り組み状況は、中小
84.4%、前年比99.4%となりました。
企業者・農業者で6件・42百万円、住宅借入者で7件・65百万円を実行いたしました。
〔野菜〕
7月17日には、支店業務機能集約を行い、専門的業務を担う担当者の育成、内部牽制機能
野菜品目は、価格安定を図るために値決め販売の拡大に努めてまいりました。春の低温・
暴風の影響により春夏野菜は総じて出荷量が減少し、主力品目であるねぎは8月の暴風や降
雹の影響を受け、販売高は計画比59.3%、前年比107.4%となりました。
向上に努めております。
今後も、組合員・利用者の生活における金融取引ニーズに応え、農業・生活全般のメイン
バンクになることを目指し、事業推進に努めてまいります。
すいか等果実野菜では、大玉すいかの選果についてはJA新潟みらい選果場を利用しまし
た。小玉すいかでは、葉たばこ廃作からの転換により作付面積が微増したものの、春先の天
候不順や雹害の影響から出荷遅れと等級比率が低下し、販売高は計画比83.0%、前年比
(4)共済事業
平成24年度は、利用者の満足度向上を念頭に「ひと・いえ・くるま」のバランスのとれた
総合保障の提案活動や、専門知識習得による相談機能の充実に取り組んでまいりました。
85.3%となりました。
野菜全体の販売高は、計画比89.5%、前年比92.1%となりました。
〔果樹〕
今年度は豪雪による雪害や、4月に発生した暴風による建物被害等、自然災害の発生が多
かった1年でした。豪雪・暴風被害での共済金支払については、平成25年1月31日現在、
果樹品目は、夏場の高温干ばつ等による果実肥大不足、秋の降雹被害により、柿・日本梨・
西洋梨で大きな影響が発生しました。各地のイベント参加や店頭試食宣伝・求評宣伝会での
販売促進とラジオCM・直売所を通して産地PRに努めてまいりましたが、柿・日本梨で先
行産地の出荷遅れに伴い、出荷競合により販売価格の下落となりました。
果樹全体の販売高は、計画比78.2%、前年比122.7%となりました。
〔畜産〕
619件、1億58百万円という大きな共済金をお届けさせていただきました。
提案活動における新契約実績では、長期共済433億18百万円、年金共済1億22百万円、自
動車共済24,631台、傷害共済19,844人と多くのご契約をいただきました。
自動車共済については、契約内容の充実に向けて取り組み、円滑な事故処理対応に努め、
利用者の皆様の満足度向上に取り組んでまいりました。
また、組合員の健康管理活動の一環として人間ドック経費助成を実施しておりますが、申
畜産は、肉豚価格が低迷する中、夏場の高温・残暑により生産性低下による影響を受けた
とともに、米国における干ばつによるトウモロコシ等の穀物相場の高騰で、飼料価格が上昇
するなど非常に厳しい状況となりました。
込者も年々増加傾向にあり、今年度は750名を超える多数の皆様からご利用いただきました。
今後も組合員・利用者の期待に応え、暮らしに確かな安心をお届けできるよう、提案活動
に努めてまいります。
畜産全体の販売高は、期中における廃業もあり、計画比80.6%、前年比79.2%となりました。
(5)経済事業
(3)信用事業
肥料・農薬については、各種奨励と対策措置を講じながら予約率向上と取扱い拡大に努め
平成24年度は、長期にわたる安定した利用者基盤の構築と収益基盤の確保に向け、生活メ
インバンク・農業メインバンクとなることを目指し、事業展開を行ってまいりました。
貯金については、JAバンク新潟県信連の「個人貯金2兆円運動」に呼応し、年間を通じ
各種キャンペーンを実施し、個人貯金前年比71億16百万円増の実績を上げさせていただきま
てまいりました。石油事業では原油市況と為替動向で価格が乱高下する中、取扱数量の維持
拡大に努めました。長引く景気低迷とエコカー助成終了後、車両部門は厳しかったものの、
農機部門は積極的な需要喚起により計画を大きく上回ることができました。
事業全体の供給高は、計画比101.6%、前年比102.2%となりました。
〔生産購買〕
した。
また、年金の新規振込口座指定を目指し、年金専任渉外3名を配置し取り組みを強化した
肥料・農薬価格の安定化とコスト低減化の取り組みを進めるとともに、予約購買等の各種
結果、新規で787件、予約で919件の実績を上げさせていただきました。年金市場は今後も拡
奨励措置の普及により昨年実績を超えることができました。また、生産資材も供給増加とな
大が見込まれることから、推進体制を強化し、シェアアップに努めてまいります。
り、生産購買全体の供給高は、計画比100.3%、前年比104.4%となりました。
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〔福祉事業〕
〔生活購買〕
石油類は一時的な値下げもありましたが、全般に高値で推移し、揮発油の取扱数量は若干
介護保険事業は、居宅介護支援事業、訪問介護事業、通所介護事業の3事業を展開し、福
減少したものの、灯油の新規顧客獲得キャンペーン効果もあり、全取扱油種合計数量は、計
祉・介護を通じて地域社会への貢献に努めてまいりましたが、利用実績は、入院、入所志向
画比103.9%、前年比100.1%となりました。食材と生活資材も事業利用の拡大に努めてまい
の高い施設への移行等の影響により減少しました。
りました。生活購買全体では計画比102.5%、前年比99.4%となりました。
福祉事業全体の粗利益では、計画比70.1%、前年比70.1%となりました。
〔資産の取得・整備〕
〔農機・車両〕
農機は農機具費の軽減化と併せ、補助制度も利用した積極的な需要喚起を行い、計画比
直売所「越王の里」の建設や巻営農センター事務所の解体・移転等を実施しました。また、
108.7%、前年比96.2%となりました。車両は顧客満足と事業基盤強化を目指し、消費者ニー
平成25年産米の区分集荷・保管を目指して、月潟地内において大規模倉庫の建設工事を現在
ズにあった車両の推進に努めた結果、計画比98.1%、前年比109.2%となりました。
進めております。本店用地につきしては、平成24年12月に地権者と契約をさせていただきま
農機・車両全体の供給高は、計画比103.2%、前年比102.1%となりました。
(6)利用・加工事業
した。今後本店建設に向けた準備を進めてまいります。
8.事業活動のトピックス
〔加工〕
米・精米加工販売は、学校給食を通じ行政と一体となった米消費拡大に向けた取り組みと、
独自ブランド銘柄の「越のかがやき米」「飛燕舞」、燕市・ヤクルト球団と連携した「つば九
郎米」等の米の拡大販売に取り組んでまいりました。また、こだわり農産物加工品として、
味噌加工・ジャム加工・柿加工などの製造販売に努めてまいりました。
加工事業では、粗利益で計画比147.5%となりました。
〔利用〕
水稲育苗施設については、備蓄米・加工用米・新規需要米の取り組みや春先の暴風の影響
で利用が増えたこともあり、全体の稼働率は119.4%となりました。カントリーエレべーター
は、収量増収により全体の稼働率は91.27%(荷受け量)となりました。
年 月
内 容
平成24年2月
3月
青壮年連盟通常総会
「越のかがやき米」生産者大会
〃
女性部通常総会
〃
農業生産組合協議会通常総会
〃
全職員研修会
4月
〃
第14回通常総代会
農産物直売所「越王の里」地鎮祭
(7)管理部門
6月
職員コンプライアンス研修会
〔リスク管理〕
7月
役員コンプライアンス研修会
8月
JA越後中央管内農業青色申告推進協議会通常総会
リスク管理については、総合リスク管理方針を定め、JA全体に係るリスクを総合的に管
理し、健全かつ適切な業務運営を行うための体制整備に取り組んでまいりました。
〃
農産物直売所「越王の里」竣工式
査等を通じて違反等の未然防止に努め、併せて、全役職員にコンプライアンス意識を浸透さ
〃
福祉課コンプライアンス研修会
せ、不祥事等の未然防止を目的にコンプライアンスプログラムの確実な実践に取り組んでま
9月
直売所「越王の里」リニューアルオープン
いりました。また、組合員・利用者の皆様から寄せられた個人情報の適正な管理を行い、苦
11月
第36回JA新潟県大会
内部統制については、業務全般にかかる事務プロセスの文書化を行い、自店検査や内部監
情・相談等についても迅速に対応し再発の防止に努めてまいりました。
〔くらしの活動〕
平成25年1月
全職員研修会
高齢者支援「健康寿命100歳プロジェクト推進大会」を300名の参加を得て初めて開催した
他、
健康づくりのための活動を実施し、地域への取り組みを強化してまいりました。また、
「食」
と「農」のつながりが実感できる食農教育についても、農業情報雑誌「ちゃぐりん」を管内
全小学校に無償配布する等、積極的に展開してまいりました。
− 15 −
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◇「破綻未然防止システム」の機能
9.農業振興活動
「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組みです。
安全・安心な農産物づくりへの取組みとして、農産物の生産過程での肥料・農薬の使用状況
JAバンク法(農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に
や作業内容を記した生産履歴記帳および農産物の安全や環境への配慮等を記した適正農業規範
関する法律)に基づき、「JAバンク基本方針」を定め、JAの経営上の問題点の早期発見・
(GAP)
などの取組みを通して、残留農薬に対して安全な農産物だけを流通する制度(ポジティ
早期改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独自の自主ルール基準(達成すべ
ブリスト制度)へ対応できるよう、農薬使用基準の啓蒙に取組んでまいりました。
担い手支援については、農地の集積、法人の設立、制度加入の事務受託等を重点支援策とし
き自己資本比率の水準、体制整備など)を設定しています。
また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより適切な経営改善
指導を行います。
て取り組みました。
食育の一環として、青壮年部による小学校児童への田植えから刈取りまでの体験授業を支援
◇「一体的な事業推進」の実施
しております。
良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の強化、
共同運営システムの利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事業推進の取
10.地域貢献情報
り組みをしています。
省エネ効果が見込まれる「緑のカーテンづくり」(ニガウリなどのつる状の植物を栽培し、
建物の壁や窓を覆うカーテン状に設置)をすすめると共に、「省エネコンテスト(節電運動)」
を実施するなど、節電に努めてまいりました。
◇貯金保険制度
貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、
また、
女性部活動の一環で、
「地球に愛を子どもに愛を」をスローガンに「ペットボトルキャッ
貯金者を保護し、また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを
プ収集運動」に取り組みました。
目的とする制度で、銀行、信金、信組、労金などが加入する「預金保険制度」と同様な制度
これは、ペットボトルのキャップを分別回収し再資源化を促進することにより、CO2の発
です。
生抑制に寄与できると同時に、キャップの売却益で世界の子どもたちにワクチンを届けるとい
う運動です。
12.リスク管理の状況
11.貯金者保護の取り組み(系統セーフティネット)
◇リスク管理体制
当JAは、組合員・利用者の皆様に安心して、JAを利用していただくために、より健全
当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度である
性の高い経営を確保し、信頼性を高めていくことが重要であると認識しています。そのため
「貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)」との2重のセーフティネットで守られてい
に、内部統制の4つの目的である「業務の有効性及び効率性」、「財務報告の信頼性」、「法令
遵守」、「資産の保全」に関する内部統制の整備構築とその運用を基に、部署単位に発生する
ます。
リスクはもとより、JA全体に係るリスクを総合的に管理し、健全かつ適正な業務運営を行
◇「JAバンクシステム」の仕組み
うための体制を整備します。また、この総合リスク管理方針に基づき、様々なリスクの特性
JAバンクは、全国のJA・信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグループ
の名称です。組合員・利用者の皆さまに、便利で安心な金融機関としてご利用いただけるよ
に応じた個別リスク管理にとどまらず、リスクを総体として捉え、自己資本と比較・対照す
る等、複線的な管理等を通じてリスク管理体制の充実・強化に努めます。
う、JAバンク会員の総力を結集し、実質的にひとつの金融機関として活動する「JAバン
① 信用リスク管理
クシステム」を運営しています。
「JAバンクシステム」は「破綻未然防止システム」と「一体的事業推進」を2つの柱と
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランスを含む。)
の価値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAでは、個別の
しています。
重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しており、通常の貸出取引
については、本店に審査部を設置し各支店と連携を図りながら、与信審査を行っています。
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− 18 −
審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、
担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。
また、貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に
④ オペレーショナル・リスク管理
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが不適切
であること又は外生的な事象による損失を被るリスクのことです。
行っており、不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組ん
当JAでは、信用リスクや市場リスク及び流動性リスク以外のリスクで、受動的に発生す
でいます。資産自己査定の結果、貸倒引当金については「債権の償却・引当基準」に基づき
る事務、システム、法務などについて事務処理や業務運営の過程において、損失を被るリス
必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
クと定義しています。
事務リスク、システムリスクなどについて、事務手続を整備し、定期検査等を実施すると
② 市場リスク管理
ともに、事故・事務ミスが発生した場合は速やかに状況を把握する体制を整備して、リスク
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、
発生後の対応及び改善が迅速・正確に反映ができるよう努めています。
資産・負債(オフ・バランスを含む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負債か
ら生み出される収益が変動し損失を被るリスクのことです。主に金利リスク、価格変動リス
⑤ 事務リスク管理
クなどをいいます。金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故等を起こすことにより金融機
利又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより、利益が低下ないし
関が損失を被るリスクのことです。当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応して、
損失を被るリスクをいいます。また、価格変動リスクとは、有価証券等の価格の変動に伴っ
正確な事務処理を行うため事務マニュアルを整備するとともに、自主検査・自店検査を実施
て資産価格が減少するリスクのことです。
し事務リスクの削減に努めています。
当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールする
ことにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益
また、事故・事務ミスが発生した場合には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内部
監査により重点的なチェックを行い、再発防止策を実施しています。
力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、
金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当J
Aの保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を
定めるとともに、経営層で構成するリスク管理委員会を定期的に開催して、日常的な情報交
換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びリスク管理委
員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用
部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし
定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
③ 流動性リスク管理
流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確
保が困難になる、又は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより
損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱等により市場において取引ができない
ため、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク
(市場流動性リスク)のことです。
当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、
安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行
う上での重要な要素と位置づけ、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運
用方針などの策定の際に検討を行っています。
− 19 −
− 20 −
◇リスク管理体制図
部署を設置し、その進捗管理を行っています。
また、組合員・利用者の皆さまの声を真摯に捉え、前向きに事業に反映するため、苦情・
相談等の窓口を本店室部・支店・営農センターに設置しています。
経 営 管 理 員 会
監事会
理 事 会
◇コンプライアンス運営態勢図
県
リスク管理委員会
・JA 全般の財務に関する事項の検討・ALM・コンプライアンス
監査部門
役 員
警 察
監 事
リスク管理委員会
債権管理委員会
・不良債権、資産査定に関する事項の検討
・中央会
・信連
・全農
・共済連
・弁護士
統括部門
問題提起・協議の窓口
内部監査部署
リスク管理部門(ミドル・オフィス)
業務執行部門(フロント・オフィス)
市場取引
各 支 店 等
(コンプライアンス担当者)
本店各部署
(コンプライアンス担当者)
融資
事務処理部門(バック・オフィス)
苦 情 等
◇法令遵守体制
〔コンプライアンス基本方針〕
協議、報告
チェック
組合員等取引先
利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事に対する社会の厳しい
批判に鑑みれば、組合員・利用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透明性の高
◇金融ADR制度への対応
い経営を行うことがますます重要になっています。
Ⅰ.苦情処理措置の概要
このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要課題のひとつとして位置づけ、
当JAでは、お客様により一層ご満足いただけるサービスを提供できるよう、信用事業・共
この徹底こそが不祥事を未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観点にたち、
済事業に関するご相談および苦情等を受け付けておりますので、お気軽にお申し出ください。
コンプライアンスを重視した経営に取り組みます。
〔コンプライアンス運営態勢〕
1.相談・苦情等の申し出があった場合、これを誠実に受け付け、迅速かつ適切に対応す
るとともに、その対応について、必要に応じて組合内で協議し、相談・苦情等の迅速な
コンプライアンス態勢全般にかかる検討・審議を行うため、代表理事専務を最高責任者と
するリスク管理委員会を設置するとともに、コンプライアンスの推進を行うため、本店室部・
支店・営農センターにコンプライアンス担当者を設置しています。
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアンス・マニュアル」を策定
し、全役職員に徹底しています。
解決に努めます。
2.相談・苦情等への対応にあたっては、お客様のお気持ちへの配慮を忘れずに、できる
だけお客様にご理解・ご納得いただけるよう努めます。
3.受け付けた相談・苦情等については、定期的に当JA経営陣に報告するとともに、組
合内において情報共有化を推進し、苦情処理の態勢の改善や苦情等の再発防止策・未然
毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある推進に努めるとともに、統括
− 21 −
防止策に活用します。
− 22 −
Ⅱ.紛争解決の概要
まずは、当JAの窓口へお申出ください。
巻
支
店
0256-72-2121
角田支店
0256-77-2121
松野尾支店
0256-72-3552
峰岡支店
0256-72-2454
漆山支店
0256-72-4111
岩室支店
0256-82-4121
和納支店
0256-82-3030
弥彦支店
0256-94-3121
分水支店
0256-97-1521
国上支店
0256-97-3261
吉田支店
0256-93-3200
粟生津支店
0256-93-2444
黒埼支店
025-377-2107
鳥原支店
025-377-2555
味方支店
025-372-2220
潟東支店
0256-86-3131
月潟支店
025-375-2718
中之口支店
025-375-3101
西川支店
0256-88-3118
燕
0256-63-2113
小池支店
0256-64-2121
北
0256-63-6051
支
店
支
店
最寄りの支店のほか下記の窓口でも受け付けます。
信用事業相談・苦情等受付窓口:本店 金融共済部 金融課
電話番号:0256-70-1514
電子メール:[email protected]
受付時間:午前9時~午後5時(金融機関の休業日を除く)
共済事業相談・苦情等受付窓口:本店 金融共済部 共済課
電話番号:0256-70-1520
電子メール:[email protected]
受付時間:午前9時~午後5時(土日祝日を除く)
4.新潟県農業協同組合中央会が設置・運営する新潟県JAバンク相談所でも、信用事業に
関するご相談・苦情をお受けしております。公平・中立な立場でお申し出をうかがい、お
●信用事業
苦情などのお申し出については、当JAが対応いたしますが、お客様が外部の紛争解決機
関を利用して解決を図ることを希望される場合は、紛争解決措置として次の弁護士会を利用
できます。
下記記載の弁護士会には直接お申し立ていただくことも可能です。
機関名
東京弁護士会紛争解決センター
第一東京弁護士会仲裁センター
第二東京弁護士会仲裁センター
横浜弁護士会紛争解決センター
山梨県弁護士会民事紛争処理センター
新潟弁護士会示談あっせんセンター
愛知県弁護士会紛争解決センター
京都弁護士会紛争解決センター
兵庫県弁護士会紛争解決センター
広島弁護士会仲裁センター
愛媛弁護士会紛争解決センター
福岡県弁護士会紛争解決センター
(天神弁護士センター)
福岡県弁護士会紛争解決センター
(北九州法律相談センター)
福岡県弁護士会紛争解決センター
(久留米法律相談センター)
電話番号
03-3581-0031
03-3595-8588
03-3581-2249
045-211-7716
055-235-7202
025-222-3765、025-224-2082
052-203-1777
075-231-2378
078-341-8227
082-225-1600
089-941-6279
092-741-3208
093-561-0360
0942-30-0144
申出者のご了解を得たうえで、ご利用のJAに対して迅速な解決を依頼します。
下記記載の弁護士会は、JAバンク相談所を通じてのご利用となります。
新潟県JAバンク相談所
電話番号:025-224-3100
・仙台弁護士会紛争解決支援センター 受付時間:午前9時~午後5時(金融機関の休業日を除く)
・山形県弁護士会示談あっせんセンター ・埼玉弁護士会示談あっせん・仲裁センター
5.全国共済農業協同組合連合会が設置・運営するJA共済相談受付センターでも、共済事
・富山県弁護士会紛争解決センター 業に関する相談・苦情等のほか、JA共済全般に関するお問い合わせもお電話で受け付け
・静岡県弁護士会あっせん・仲裁センター ております。
・総合紛争解決センター(大阪府) ・岡山弁護士会岡山仲裁センター JA共済相談受付センター(JA共済連 全国本部)
・鹿児島県弁護士会紛争解決センター 電話番号:フリーダイヤル・ 0120-536-093
受付時間:午前9時~午後5時(土日・祝祭日および12月29日~1月3日を除く)
前記および上記弁護士会の利用に際しては,当JAの窓口または新潟県JAバンク相談所
にお申し出ください。
− 23 −
− 24 −
新潟県JAバンク相談所
※連絡先(住所・電話番号)につきましては、自動車共済の「ご契約のしおり・約款」ま
電話番号:025-224-3100
たはホームページをご覧ください。
受付時間:午前9時~午後5時
4.公益財団法人 交通事故紛争処理センター
(金融機関の休業日を除く)
http://www.jcstad.or.jp/
(財)交通事故紛争処理センターでは、学識経験者および弁護士からなる審査員が、被
●共済事業
害者の正当な利益を守るため、公正な立場から和解の斡旋を無料で行っています。
ご利用の皆さまからの相談・苦情等については、当JAが対応いたしますが、ご納得のい
く解決に至らない場合は、下記の中立的な外部機関に解決の申し立てを行うことができます。
※連絡先(住所・電話番号)につきましては、自動車共済の「ご契約のしおり・約款」ま
たはホームページをご覧ください。
また、当JAは下記の外部機関をご紹介し、その外部機関の標準的な手続きの概要等の情報
をご提供いたします。詳細は当JAにお問い合わせください。
◇金融商品の勧誘方針
当JAは、貯金・定期積金、共済その他の金融商品の販売等の勧誘にあたっては、次の事
1.
一般社団法人 日本共済協会 共済相談所
項を遵守し、組合員・利用者の皆さまに対して適正な勧誘を行います。
1.組合員・利用者の皆さまの商品利用目的ならびに知識、経験、財産の状況および意向を
http://www.jcia.or.jp/adr/index.html
一般社団法人 日本共済協会 共済相談所では審査委員会を設置しており、裁定または
考慮のうえ、適切な金融商品の勧誘と情報の提供を行います。
2.組合員・利用者の皆様に対し、商品内容や当該商品のリスク内容など重要な事項を十分
仲裁により解決支援業務を行います。
に理解していただくよう努めます。
一般社団法人 日本共済協会 共済相談所
電話番号:03-5368-5757
3.不確実な事項について断定的な判断を示したり、事実でない情報を提供するなど、組合
員・利用者の皆さまの誤解を招くような説明は行いません。
受付時間:午前9時~午後5時
4.電話や訪問による勧誘は、組合員・利用者の皆さまのご都合に合わせて行うよう努めます。
(土日・祝祭日および12月29日~1月3日を除く)
5.組合員・利用者の皆さまに対し、適切な勧誘が行えるよう役職員の研修の充実に努めます。
※自動車事故の賠償にかかるものは、お取り扱いしていません。
6.販売・勧誘に関する組合員・利用者の皆さまからのご質問やご照会については、適切な
対応に努めます。
一般社団法人 日本共済協会 共済相談所は、「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関
する法律」
(ADR促進法)にもとづく法務大臣の認証を取得しております。(認証取得日:
平成22年1月26日 認証番号:第57号)
2.一般財団法人 自賠責保険・共済紛争処理機構
◇情報セキュリティ基本方針
当JAは、組合員・利用者等の皆様との信頼関係を強化し、より一層の安心とサービスを
提供するため、組合内の情報およびお預かりした情報のセキュリティの確保と日々の改善に
http://www.jibai-adr.or.jp/
努めることが当組合の事業活動の基本であり、社会的責務であることを認識し、以下の方針
自賠責共済の支払に関して、万一にもご納得いただけなかったときのために、公正中立
を遵守することを誓約します。
で専門的な知見を有する裁判外紛争処理機関として国土交通大臣および内閣総理大臣の監
1.当組合は、情報資産を適正に取り扱うため、コンピュータ犯罪に関する法律、不正アク
督を受ける「(財)自賠責保険・共済紛争処理機構」が設置されています。この機関は自
セス行為の禁止に関する法律、IT基本法その他の情報セキュリティに関係する諸法令、
賠責共済の支払に関する所要の調査を行い、紛争の当事者に対して調停を行います。
および農林水産大臣をはじめ主務大臣の指導による義務を誠実に遵守します。
※連絡先(住所・電話番号)につきましては、「自賠責共済のしおり」またはホームペー
2.当組合は、情報の取扱い、情報システムならびに情報ネットワークの管理運用にあたり、
適切な組織的・人的・技術的安全管理措置を実施し、情報資産に対する不正な侵入、紛失、
ジをご覧ください。
3.公益財団法人 日弁連交通事故相談センター
漏えい、改ざん、破壊、利用妨害などが発生しないよう努めます。
3.当組合は、情報セキュリティに関して、業務に従事する者の役割を定め、情報セキュリ
http://www.n-tacc.or.jp/
(財)日弁連交通事故相談センターの相談所が全国164か所(各弁護士会内等)に設置さ
れており、専門の弁護士が交通事故に関する相談や示談の斡旋を無料で行っています。
− 25 −
ティ基本方針に基づき、組合全体で情報セキュリティを推進できる体制を維持します。
4.当組合は、万一、情報セキュリティを侵害するような事象が起きた場合、その原因を迅
− 26 −
速に解明し、被害を最小限に止めるよう努めます。
5.当組合は、上記の活動を継続的に行うと同時に、新たな脅威にも対応できるよう、情報
セキュリティマネジメントシステムを確立し、維持改善に努めます。
7.開示・訂正等
当JAは、保有個人データにつき、法令に基づきご本人からの開示、訂正等に応じます。
保有個人データとは、法第2条第5項に規定するデータをいいます。
8.苦情窓口
◇個人情報保護方針
当JAは、取扱う個人情報につき、ご本人からの苦情に対し迅速かつ適切に取り組み、
当JAは、組合員・利用者等の皆様の個人情報を正しく取扱うことが当JAの事業活動の
基本であり社会的責務であることを認識し、以下の方針を遵守することを誓約します。
そのための内部体制の整備に努めます。
9.継続的改善
当JAは、取扱う個人情報について、適正な内部監査を実施するなどして、本保護方針
1.関連法令等の遵守
当JAは、個人情報を適正に取扱うために、個人情報の保護に関する法律(以下「法」
の継続的な改善に努めます。
といいます。)その他、個人情報保護に関する関係諸法令および農林水産大臣をはじめ主
務大臣のガイドラインに定められた義務を誠実に遵守します。
個人情報とは、法第2条第1項に規定する、生存する個人に関する情報で、特定の個人
を識別できるものをいい、以下も同様とします。
◇JAバンク利用者保護等管理方針
当JAは、農業協同組合法その他関連法令等により営む信用事業の利用者(利用者になろ
うとする者を含む。以下同じ。)の正当な利益の保護と利便の確保のため、以下の方針を遵
守します。また、利用者の保護と利便の向上に向けて継続的な取組みを行っていきます。
2.利用目的
当JAは、利用目的をできる限り特定したうえ、あらかじめご本人の同意を得た場合お
なお、本方針の「取引」とは、「与信取引(貸付契約およびこれに伴う担保・保証契約)、
よび法令により例外として扱われるべき場合を除き、その利用目的の達成に必要な範囲内
貯金等の受入れ、商品の販売、仲介、募集等において利用者と当JAとの間で事業として行
でのみ個人情報を取扱います。
われるすべての取引」をいいます。
ご本人とは、個人情報によって識別される特定の個人をいい、以下同様とします。
利用目的は、法令により例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめ公表するか、
取得後速やかにご本人に通知し、または公表します。ただし、ご本人から直接書面で取得
する場合には、あらかじめ明示します。
1.利用者に対する取引または金融商品の説明(経営相談等をはじめとした金融円滑化の観
点からの説明を含みます。)および情報提供を適切かつ十分に行います。
2.利用者からの相談・苦情等については、公正・迅速・誠実に対応(経営相談等をはじめ
とした金融円滑化の観点からの対応を含みます。)し、利用者の理解と信頼が得られるよ
う適切かつ十分に対応します。
3.適正取得
当JAは、個人情報を取得する際、適正かつ適法な手段で取得いたします。
3.利用者に関する情報については、法令等に基づく適正かつ適法な手段による取得ならび
に情報の紛失、漏洩および不正利用等の防止のための必要かつ適切な措置を講じます。
4.安全管理措置
当JAは、取扱う個人データを利用目的の範囲内で正確・最新の内容に保つよう努め、
また安全管理のために必要・適切な措置を講じ従業者および委託先を適正に監督します。
個人データとは、法第2条第4項が規定する、個人情報データベース等(法第2条第2
項)を構成する個人情報をいい、以下同様とします。
4.当JAが行う事業を外部に委託するにあたっては、利用者情報の管理や利用者への対応
が適切に行われるよう努めます。
5.当JAとの取引に伴い、当JAの利用者の利益が不当に害されることのないよう、利益
相反管理のための態勢整備に努めます。
5.第三者提供の制限
当JAは、法令により例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめご本人の同意を
得ることなく、個人データを第三者に提供しません。
6.機微(センシティブ)情報の取り扱い
当JAは、ご本人の機微(センシティブ)情報(政治的見解、信教、労働組合への加盟、
◇反社会的勢力への対応に関する基本方針
当JAは、事業を行うにつきまして、「企業が反社会的勢力による被害を防止するための
指針」等を遵守し、反社会的勢力に対して断固とした姿勢で臨むことをここに宣言します。
1.(反社会的勢力との決別)
人種・民族、門地・本籍地、保健医療等に関する情報)については、法令等に基づく場合
当JAは、取引関係を含めて、排除の姿勢をもって対応し、反社会的勢力による不当要
や業務遂行上必要な範囲においてご本人の同意をいただいた場合等を除き、取得・利用・
求を拒絶します。
2.(組織的な対応)
第三者提供はいたしません。
当JAは、反社会的勢力に対しては、組織的な対応を行い、職員の安全確保を最優先に
− 27 −
− 28 −
行動します。
14.主な事業の内容
3.
(外部専門機関との連携)
当JAは、警察、財団法人暴力追放推進センター、弁護士など、反社会的勢力を排除す
(1)主な事業の内容
るための各種活動を行っている外部専門機関等と密接な連携をもって、反社会的勢力と対
〔信用事業〕
決します。
信用事業は、貯金、貸出、為替などいわゆる銀行業務といわれる内容の業務を行っています。
この信用事業は、JA・信連・農林中金という3段階の組織が有機的に結びつき、「JAバンク」
◇内部監査体制
として大きな力を発揮しています。
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及び
◇貯金業務
各部門の業務の遂行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善
組合員の方はもちろん、地域住民の皆様や事業主の皆様からの貯金をお預かりしています。
事項の勧告などを通じて業務運営の適切性の維持・改善に努めています。
普通貯金、当座貯金、定期貯金、定期積金、総合口座などの各種貯金を目的・期間・金額にあ
内部監査は、JAの本店・支店等のすべてを対象とし、年度の内部監査計画に基づき実施
わせてご利用いただいています。
しています。監査結果は代表理事理事長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、定
また、公共料金、都道府県税、市町村税、各種料金のお支払い、年金のお受け取り、給与振
期的に被監査部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。また、監査結果の概要
込等もご利用いただけます。
を定期的に理事会に報告することとしていますが、特に重要な事項については、直ちに経営
◇貸出業務
管理委員会、理事会、経営管理委員会会長、代表理事理事長、監事に報告し、速やかに適切
農業専門金融機関として、農業の振興を図るための農業関連資金はもとより、組合員の皆様
な措置を講じています。
の生活を豊かにするための生活改善資金等を融資しています。
また、地域金融機関の役割として、地域住民の皆様の暮らしに必要な資金や、地方公共団体、
農業関連産業・地元企業等、農業以外の事業へも必要な資金を貸し出し、農業の振興はもとよ
13.自己資本の状況
り、地域社会の発展のために貢献しています。
◇自己資本比率の状況
◇為替業務
自己資本の額をリスク・アセット等の総額(信用リスク・アセット額及びオペレーショナ
全国のJA・信連・農林中金の店舗を始め、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で
ル・リスク相当額)で除して得た額を自己資本比率といいます。自己資本比率が高ければ高
結び、当JAの窓口を通して全国のどこの金融機関へでも振込・送金や手形・小切手等の取立
いほど安全かつ信頼性が高いとされており、国内基準を採用する金融機関では4%以上、国
が安全・確実・迅速にできます。
際統一基準は8%以上が必要とされております。
◇その他の業務及びサービス
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるた
め、
財務基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、
当JAでは、各種自動受取、各種自動支払、国債の窓口販売の取り扱いなど、いろいろなサー
ビスに努めています。
不良債権処理及び業務の効率化等に取り組んだ結果、平成25年1月末における自己資本比率
は、18.48%となりました。
◇経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。
○ 普通出資による資本調達額 5,573百万円
当JAは、
「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比
率を算出して、当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらの
リスクに対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資
本の充実に努めています。
− 29 −
− 30 −
◇貯金商品一覧
◇貸出商品一覧
貯 金 の 種 類
特 色
総
合 口 座
普
通
貯
金
決 済 用 普 通 貯 金 一冊の通帳に、普通貯金、定期貯金がセットでき、お預かり
の定期貯金を担保とする自動借入もできる便利な口座です。
定
期
貯
金
①貯める ②増やす ③支払う(公共料金・クレジット等)
大 口 定 期 貯 金 ④受け取る(給料・年金・配当金等)
⑤借りるの5つの機能
ス ー パ ー 定 期 を持った優れもので、お財布代わりとしてお勧めします。
据 置 定 期 貯 金 また、キャッシュカードは、全国のJA、銀行、郵貯等のキャシュ
期日指定定期貯金 コーナーでご利用いただけます。
変動金利定期貯金
期 間
お預入れ額
出し入れ自由
1円以上
ご 利 用
いただける方
定
最長3年
(据置期間1年)
金利実勢にそって6ヵ月毎にお預かり利率が変動する、満
変動金利定期貯金
期一括受け取りの定期貯金です。
1年、2年、3年
満期日は、お預け入れ日の6ヵ月経過後から5年までの間
最長5年
据 置 定 期 貯 金 の任意の日を指定でき、元金の一部払出も可能です。また、
(据置期間6ヵ月)
お預け入れ期間に応じた有利な金利が適用されます。
定
譲
期
渡
積
性
貯
積立金を1口毎に期日指定定期貯金として随時預入、据置
期間経過後、全部または一部について払い戻しいたします。
据置期間1年
目標額に合わせ分割してお積み立ていただけます。お積み
立て方法には定額式、目標式のほか、逓増逓減式、満期分
金
6ヵ月以上10年以内
算式などの他にJA越後中央独自商品もありますので、プ
ランに合せてお選びいただけます。
金 満期日前、満期日以降に譲渡することができます。
10万 円 以 上5,000
万円以内で、
原則、 3年以上35年以内
所要資金の75%以 (うち1年の返済
内かつ担保価格の 据置可
範囲以内
元利均等返済
元金均等返済
ご融資対象の土地、建物の担保
および農業信用基金協会の保証
が必要です。
100%応援型
○住宅の新築
20歳以上で一定
10万 円 以 上5,000 3年以上35年以内
○新 築・ 中 古 住 宅 の
万円以内で、所要 (うち1年の返済
の要件を満たし
購入
ている方
資金の100%以内 据置可
○住宅の増改築
元利均等返済
元金均等返済
ご融資対象の土地、建物の担保
および農業信用基金協会の保証
が必要です。
借換応援型
他行住宅ローン
を借入れてから
3年以上経過し
○他 行住宅ローン借
ている23歳以上
り換え
の方で一定の要
件を満たしてい
る方
元利均等返済
元金均等返済
ご融資対象の土地、建物の担保
および農業信用基金協会の保証
が必要です。
1円以上
1円以上
1円以上
1円以上
1千円以上
1週間以上5年以内 1千万円以上
個 人 ロ ー ン
期 貯 金
1年複利のお得な定期貯金です。据置期間経過後は期日指
定により、ご希望の日にお引き出しになれます。特にお申
期日指定定期貯金
し出がない場合は、最長お預け入れ期間を満期とする自動
継続となります。
積立式定期貯金
保証・担保
「定期貯金」欄に同じ
大 口 定 期 貯 金 お預け入れ期間が、1ヵ月から10年と短期から長期の運用 1ヵ月以上10年以内 1千万円以上
まで、目的に応じて自由にお選びいただけます。
お預け入れ時の利率が、満期まで変わらない確定利回りで、
ス ー パ ー 定 期 運用できます。
1ヵ月以上10年以内
1円以上
ご 融 資
金 額
返済方法
住宅ローン
リフォームローンⅠ型
リフォームローンⅡ型
お使いみち
○住宅の新築
○新 築・ 中 古 住 宅 の
20歳以上で一定
購入
の要件を満たし ○住宅の増改築
ている方
○土地の購入
○他 行住宅ローン借
り換え
ご融資期間
10万 円 以 上4,000
万円以内で、
原則、 3年以上32年以内
所 要 資 金 の100 % (既往他行ローン
以内かつ担保価格 残存期間内)
の200%以内
20歳以上の当J
A住宅ローン利
10万 円 以 上1,000
用者の方で一定
1年以上15年以内
万円以内
の要件を満たし
ている方
○住 宅 の 増 改 築・ 改
装
20歳以上の方で
一定の要件を満
たしている方※
リフォームロー
ンⅠ型以外の方
元利均等返済
10万 円 以 上500万 1年以上10年6ヶ
円以内
月以内
フリーローン
18歳以上で一定 ご自由です(但し見
の要件を満たし 積書等必要となりま
ている方
す。
)
300万円以内
6ヶ月以上5年以
内
マイカーローン
自動車購入、車検等
18歳以上で一定
に必要な資金や借換
の要件を満たし
資金にお使いいただ
ている方
けます。
500万円以内
6ヶ月以上7年以
内
ご 子 弟の入 学 金、授
20歳以上で一定
業料、アパート家賃等
の要件を満たし
の入 学・在 学資 金に
ている方
お使いいただけます
500万円以内
在学期間+7年
6ヶ月(据置期間
を 含 め 最 長13年
6ヶ月)
県農業信用基金協会の保証をご
利用いただきます。ただし、お
借入額が500万円超となる場合
はご融資対象の土地、建物の担
保が必要になります。
県農業信用基金協会の保証をご
利用いただきます。
元利均等返済
連帯保証人1名以上の保証が必
要です。ただし、組合員の皆様
は県農業信用基金協会の保証を
ご利用いただきます。
貯
お支払には、安全で便利な小切手、手形をご用意いたします。
金
※無利息です。
貯
出し入れ自由。給料・ボーナス・年金などの受取口座、公
金
共料金等の引落口座としてもご利用いただけます。
出し入れ自由
1円以上
教育ローン
従来の普通貯金(個人のお客様は総合口座と同様)のお取
決 済 用 普 通 貯 金 扱ができます。
※無利息です。
出し入れ自由
1円以上
農機具ローン
18歳以上で一定 農機具の購入等に必
の要件を満たし 要な資金にお使いい
ただけます
ている方
1,800万円以内
1年以上10年以内
元利均等返済
元金均等返済
県農業信用基金協会の保証をご
利用いただきます。
賃貸住宅ローン
20歳以上で一定 賃貸住宅の建設等に
の要件を満たし 必要な資金にお使い
いただけます
ている方
1年以上30年以内
40,000万円以内 (法定耐用年数以
内)
元利均等返済
ご融資対象の土地、建物の担保
および農業信用基金協会の保証
が必要です。
当
普
貯
通
座
通
蓄
貯
お預け入れ残高に応じて、より有利な運用ができる金額階
層別金利となっています。キャッシュカードがご利用いた
金
だけます。なお、普通貯金と貯蓄貯金の間の振替サービス
(スウィングサービス)がご利用いただけます。
積 立
式 定 期 貯 金
金
まとまった資金の短期運用に有利です。解約は一括して払い
戻します。ただし、解約日の2日前までにご通知ください。
一 般 財 形 貯 金
給料から天引きで、お勤めの方々の財産づくりには最適な
積立貯金です。
知
貯
出し入れ自由
出し入れ自由
7日以上
3年以上
1円以上
1円以上
5万円以上
1円以上
積立期間 5年以上
給料から天引きで、ご自分の生活設計に合せて、年金タイ
据置期間
プでお受け取りになる有利な積立貯金です。また、550万
財 形 年 金 貯 金
6ヵ月以上5年以内
円まで(財形住宅と合算)退職後においても非課税の特典
受取期間
が受けられます。
5年以上20年以内
1円以上
給料から天引きで、マイホームのご計画に合わせ、住宅取
財 形 住 宅 貯 金 得資金づくりに最適な積立貯金です。また、550万円まで(財
形年金と合算)非課税の特典が受けられます。
1円以上
5年以上
(エンドレス型)
20歳以上で一定
の要件を満たし
ている方
20歳以上で一定
ワイドカード
の要件を満たし
ローン
ている方
提携型ローン
受託貸付業務
農業生産資金
(注)上記貯金は、譲渡性貯金を除き、貯金保険制度による保護の対象となります。保護の範囲は、当座貯金および決済用普通貯金は
全額、それ以外の貯金等は合算して元本1,000万円までとその利息等となります。
− 31 −
カードローン
アグリマイティー資金
50万円以内
ご自由です
契約期間1年
(1年毎に自動更
新)
約定返済
連帯保証人1名以上の保証が必
要です。ただし、組合員の皆様
は県農業信用基金協会の保証を
ご利用いただきます。
県農業信用基金協会の保証をご
利用いただきます。
300万円以内
三菱UFJニコス㈱、㈱ジャックス、全国保証および協同住宅ローン㈱と提携した各種ローンをお取扱しています
農林漁業金融公庫資金、新潟県持家住宅建設資金、進学資金にご利用いただくため、国民生活金融公庫の資金をお取扱しています
農業者等の方
期日一括返済
所要資金の範囲内 (短期)1年以内
随時返済
農業経営に必要な資 (設備資金は原則
(
長
期
)15年
以
上
元利均等返済
金
として事業費80%
うち据置期間3年 元金均等返済
以内)
以内
元金不均等返済
(短期)1年以内
農業生産・農産物加
事 業 費 の100 % 以 ( 長 期 )25年 以 内
組合員、農業者
工・地域活性化等に
等の方
内
うち据置期間3年
必要な資金
以内
− 32 −
期日一括返済
元利均等返済
元金均等返済
原則として県農業信用基金協会
保証または連帯保証人1名以
上。必要に応じまして担保をお
願いします。
原則として県農業信用基金協会
保証または連帯保証人1名以
上。必要に応じまして担保をお
願いします。
ご 利 用
いただける方
担い手支援資金
「アグリ1」
ワン
お使いみち
ご 融 資
金 額
ご融資期間
【一般枠】
所要資金の範囲内
農業経営に必要な設
1年以上10年以内
かつ1,000万円以内
JAが担い手と 備・中、長期運転資金
認定した組合員 【農地取得枠】
等の方
農地取得、農地借地 所要資金の範囲内
1年以上20年以内
料等の支払いに必要 かつ2,000万円以内
な資金
個 人 1,000万 円
要項に定める組 農業経営に必要な運 以内
1年以内(契約期
特別当座貸越「サポートA」
合員の方
転資金
法 人・ 団 体 等 間1年)
3,000万円以内
事
業
資
金
生
活
資
金
保証・担保
元金均等返済
原則として県農業信用基金協会
保証または連帯保証人1名以
上。必要に応じまして担保をお
願いします。
期日一括返済
期日一括返済
(長期)・設備資金
組合員および事 事業を営むために必
所要資金の範囲内 35年以内うち据置
業者の方
要な資金
期間2年以内・運
転資金5年以内
元利均等返済
元金均等返済
賃貸住宅資金
土地を保有する 賃貸住宅の建設等に
35年以内うち据置
所要資金の範囲内
組合員の方
必要な資金
期間1年以内
元利均等返済
元金均等返済
期日一括返済
一般生活資金
(短期)1年以内
生活に必要とする資
500万 円 以 内 で 所
組合員および個
金(資金使途が確認
( 長 期 )10年 以 内
要資金の範囲内
人の方
できるもの)
うち据置期間1年
以内
一般事業資金
住宅資金
教育資金
制度資金
敷地の購入・住宅の
新 築、 購 入、 増 改 築
35年以内うち据置
組合員および個
等に必要な資金なら 所要資金の範囲内
期間2年以内
人の方
び他行住宅ローン借
換資金
ご子弟の入学金、授
15年以内(在学期
組合員および個 業料、学費およびア
所要資金の範囲内
間+9年)
人の方
パート家賃等の教育
に関する資金
元利均等返済
元金均等返済
◇為替手数料
項 目
原則として県農業信用基金協会
保証または連帯保証人1名以
上。必要に応じまして担保をお
願いします。
原則として県農業信用基金協会
保証または連帯保証人1名以上
または担保のうちいずれかをお
願いします。
ご融資対象の土地、建物の担保、
及び必要に応じて連帯保証人1
名以上をお願いします。
元利均等返済
元金均等返済
元利均等返済
原則として県農業信用基金協会
保証または連帯保証人1名以上
または担保のうちいずれかをお
願いします。
当組合本支店及び
系統金融機関宛
他金融機関宛
文書扱い
電信扱い
1万円未満
105円/件
105円/件
315円/件
420円/件
3万円未満
105円/件
210円/件
630円/件
630円/件
3万円以上
105円/件
420円/件
840円/件
840円/件
1万円未満
105円/件
105円/件
262円/件
3万円未満
105円/件
105円/件
315円/件
3万円以上
105円/件
315円/件
525円/件
105円/件
262円/件
105円/件
315円/件
315円/件
525円/件
ATM
インターネット
ファームバンキング
1万円未満
原則として県農業信用基金協会
保証または連帯保証人1名以上
または担保のうちいずれかをお
願いします。
原則として県農業信用基金協会
保証または連帯保証人1名以
上。必要に応じまして担保をお
願いします。
同一店内宛
窓口
振 込 手 数 料
(短期)1年以内
返済方法
3万円未満
無 料
3万円以上
定時自動送金
代金取立手数料
農業近代化資金・スーパー L資金・スーパー S資金・農林水産業振興資金・中山間地域活性化資金・中小企業制度資金等の各種制
度資金をお取り扱いしています。
1万円未満
105円/件
105円/件
315円/件
3万円未満
105円/件
105円/件
420円/件
3万円以上
105円/件
315円/件
630円/件
同地交換
隔地交換
普通扱い
至急扱い
210円/件
420円/件
630円/件
840円/件
送金・振込の組戻料 630円/件
(注)上記一覧は主な商品を記載しています。
取立手形組戻料 630円/件
その他諸手数料
取立手形店頭呈示料 630円/件
(ただし、630円を超える取立経費を要した場合は、その実費をいただきます)
不渡手形返却料 630円/件
地方税の収納機関への振込 420円/件
(ただし、新潟県内分は無料とします)
送金手数料
420円/件
(注1)本表の金額には、消費税及び地方消費税の5%が含まれています。
(注2)MT・FDでの振込手数料は個別契約とします。
− 33 −
− 34 −
普通扱い(送金小切手)630円/件
◇ATM利用手数料
◇信用業務取扱手数料
《当組合ATM》
取引内容
稼動時間帯
平
日
土 曜 日
日 曜 日
祝 日
払出し
8:00 ~ 21:00
預入れ
8:00 ~ 21:00
残高照会
8:00 ~ 21:00
通帳記帳
8:00 ~ 21:00
両替
8:00 ~ 21:00
払出し
9:00 ~ 19:00
預入れ
9:00 ~ 19:00
残高照会
9:00 ~ 19:00
通帳記帳
9:00 ~ 19:00
両替
9:00 ~ 19:00
払出し
9:00 ~ 19:00
預入れ
9:00 ~ 19:00
残高照会
9:00 ~ 19:00
通帳記帳
9:00 ~ 19:00
両替
9:00 ~ 19:00
払出し
9:00 ~ 19:00
預入れ
9:00 ~ 19:00
残高照会
9:00 ~ 19:00
通帳記帳
9:00 ~ 19:00
両替
9:00 ~ 19:00
項 目
手 数 料
無 料
1 貯金業務
無 料
無 料
無 料
2 貸出業務
注)当組合におけるATMの利用者および口座開設者の手数料。
《他店ATM》
稼動時間帯
県内系統
出金
入金
県外系統
出金
入金
平日
8:00 ~8:45
8:45 ~ 18:00
無 料
無 料
無 料
無 料
18:00 ~ 21:00
土曜
9:00 ~ 14:00
14:00 ~ 17:00
日曜
祝日
無 料
無 料
無 料
無 料
無 料
無 料
提携
金融機関
三菱東京
UFJ銀行
ゆうちょ
銀行
セブン
銀行
210円
105円
105円
105円
105円
無 料
無 料
無 料
210円
105円
105円
105円
無 料
無 料
無 料
210円
105円
105円
無 料
無 料
210円
105円
105円
105円
無 料
無 料
210円
105円
105円
105円
取 扱 手 数 料 項 目
細 目
⑴ 貯金残高証明書
① 窓口端末発行
② 継続発行
③ 手書き発行
④ 監査法人向け
⑵ ICカード発行手数料(個人・法人)
① ICキャッシュカード
② ICキャッシュ・クレジット一体型
⑶ 再発行手数料
① 貯金通帳
② 貯金証書
③ ICキャッシュカード(個人・法人)
⑷ 小切手等用紙発行代
① 小切手帳
② 約束手形
③ 自己宛小切手
④ 手形用紙 ⑸ 口座振替手数料
⑹ 貯蓄貯金振替サービス手数料
⑺ 取引明細照会作成手数料 ⑴ 貸出金残高証明書
① 窓口端末発行
② 継続発行
③ 手書き発行
⑵ 融資予定証明書
⑶ 住宅取得資金年末残高証明書
⑷ 再発行手数料
① ローンカード
② 償還予定表 ③ 住宅取得資金年末残高証明書
⑸ 住宅ローン(資金)関係
① 融資取扱手数料
・新潟県農業信用基金協会保証
・KHL・全国保証・個人保証・抵当権
② 全額繰上償還(元金500万以上)
③ 固定金利選択
④ 条件変更(一部繰上償還時を除く)
⑹ 火災質権設定(系統外保険会社)
⑴ 集金手数料
① 車庫代金
② 会費
③ その他
⑵ 円貨両替手数料
105円
17:00 ~ 19:00
9:00 ~ 17:00
17:00 ~ 19:00
9:00 ~ 17:00
17:00 ~ 19:00
注)当組合のカード保有者が他店のATMを利用した場合の手数料。
※ ゆうちょ銀行およびセブン銀行については入金提携しており、入金時についても同額。
※ 県内・県外系統についてはJFマリンバンクも含む。
3 その他
⑶ 硬貨入金手数料
⑷ 個人情報開示手数料 単 位
手数料
1 通
1 通
1 通
1 通
525円
315円
630円
2,100円
1 枚
1 枚
無料
無料
1 冊
1 通
1 枚
525円
525円
1,050円
1 冊
1 冊
1 通
1 枚
1 件
1 回
1 通
630円
840円
525円
525円
52円
52円
525円
1 通
1 通
1 通
1 通
1 通
525円
315円
630円
525円
無料
1 枚
1 通
1 通
1,050円
1,050円
210円
1 件
1 件
1 件
1 件
1 件
1 通
31,500円
52,500円
21,000円
5,250円
3,150円
210円
1 契約
1 契約
1 回
315円
105円
4,200円
1 ~ 100枚
101 ~ 300枚
301 ~ 500枚
501 ~ 1,000枚
1,001 ~ 2,000枚
2,001 ~
無料
105円
210円
315円
630円
1,000枚ごとに
315円加算
1 ~ 1,000枚
1,001 ~ 2,000枚
2,001 ~ 無料
420円
420円に1,000枚毎に
210円加算
1,050円
1 通
【注】 ① 再発行手数料は、盗難・紛失等、お客様の管理責任に帰する場合に徴収します。
② 口座振替手数料については最低1件52円の実費徴収を基本として、収納企業等との契約において定めます。
③ 本表の金額には、消費税及び地方消費税5%を含みます。
− 35 −
− 36 −
〔共済事業〕
〔農業関連事業〕
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、組合員・利用者の皆様の生命・
◇販売事業
傷害・家屋・財産を相互扶助によりトータルに保障しています。 事業実施当初から生命保障
当JAでは組合員が生産した栽培履歴がわかる安全・安心な農畜産物を全国の消費者の皆
と損害保障の両方を実施しており、個人の日常生活のうえで必要とされるさまざまな保障・ニー
様にお届けしています。消費者の皆様が、その農畜産物を手に入れるには、市場流通による
ズにお応えできます。
「スーパーでの購入」、「インターネットによる購入」、「直売所での購入」と大きく3つのメ
JA共済では、生命・建物・自動車などの各種共済による生活総合保障を展開しています。
ニューを取り揃えています。
全国各地の皆様はインターネットによる購入が最適です。当JAのホームページから入っ
◇共済商品一覧
ていただき、「JA越後中央ネットショップ 大地の恵みお取り寄せ」によって米や野菜・果
1.長期共済(共済期間が5年以上の契約)
物を購入できます。
また、お近くの方は下記の直売所をご利用ください。
終身共済
生涯に渡り万一のときを保障するプランです。
○基本タイプ○中途給付タイプ○一時払タイプ
養老生命共済
万一のときの保障と、将来の資金づくりを両立させたプランです。
○基本タイプ○中途給付タイプ○一時払タイプ
定期生命共済
万一のときを手頃な共済掛金で保障するプランです。がん入院を手厚く保障するプランなどもあります。
がん共済
がんと闘うための安心を一生涯にわたって手厚く保障します。すべてのがんのほか、脳腫瘍も対象とし
ています。
医療共済
病気やケガによる入院・手術を一生涯にわたって手厚く保障します。日帰り入院から1回の入院365日、
200日、120日まで幅広く保障します。また、特則でがん入院の保障を手厚くしたり、特約で一定期間の
万一保障や選択により先進医療保障を確保することもできます。
介護共済
要介護状態となったときの保障を一生涯にわたり確保するための共済です。
○基本タイプ○一時払タイプ
・住 所:新潟市西蒲区竹野町2435-1(JA越後中央 峰岡支店隣接)
引受緩和型定期医療共
済
病気やケガによる入院・手術を手頃な共済掛金で保障するプランです。
日帰り入院もしっかり保障します。
・営業時間:午前10時~午後3時
こども共済
お子さまの入学資金や結婚・独立資金の準備に最適なプランです。共済契約者(親)が万一のときは、
満期まで毎年養育年金をお受け取りになれるプランもあります。
○入学祝金タイプ○学資金タイプ
(状況により、変更する場合もあります。)
予定利率変動型年金共
済
老後の生活資金準備のためのプランです。医師の診査なしの簡単な手続きでご加入できます。また、最
低保証予定利率が設定されているので安心です。
○終身年金タイプ○定期年金タイプ
・駐 車 場:あり(22台)
積立型終身共済
終身共済よりも手頃な共済掛金の生涯保障プランです。健康上の不安で、共済・保険に加入できなかっ
た方も、一定の範囲で医師の診査なしの簡単な手続きでご加入できます。
越王の里は平成15年に、当JA初の直営直売所としてオープン。その後、平成24年
満期専用入院保障付終
身共済
養老生命共済の満期を迎える共済契約者向けの終身共済プランです。万一のときの生涯保障と入院・手
術保障がセットされています。
建物更生共済
火災はもちろん、地震や台風などの自然災害も幅広く保障します。また、満期共済金は、建物
の新築・増改築や家財の買替資金としてご活用いただけます。
○建更10型○建更10型My家財○建更10型営業用什器備品○建更1型、2型、5型もあります。
2.短期共済(共済期間が5年未満の契約)
〈農産物直売所〉
新潟の四季に応じた旬の野菜や果物、切花や米(精米)だけでなく、郷土の味を守り
続ける地元のお母さんたちが作った漬物や団子などの加工品も取り扱っております。
地元農家の方が丹精込めて作られた鮮度・品質・規格の高い農産物を厳選しておりま
すので、ぜひお立ち寄りください
☆ 「越王の里(こしわのさと)」-新潟市西蒲区
・連 絡 先:0256-72-2332
・休 業 日:年末年始
・おすすめ情報
9月に売り場面積を拡張し、リニューアルオープンいたしました。毎日、地元農家よ
り届けられる新鮮な農産物はもちろん、10月に入ると地元角田山のふもとで栽培され
た「越王(こしわ)おけさ柿」は贈答用としても大変ご好評をいただいております。
☆ 「よりな~れ燕いち(よりなーれつばめいち)」-燕市
・住 所:燕市東太田2491-1(JA越後中央 燕支店そば)
・連 絡 先:0256-66-2387(JA越後中央燕営農センター)
自動車共済
相手方への対人・対物賠償をはじめ、ご自身・ご家族などの傷害保障(人身傷害保障、傷害給付)
、
車両保障など、万一の自動車事故を幅広く保障。
自賠責共済
法律ですべての自動車に加入が義務づけられている、人身事故の被害者保護のための保障。
(定休日:月・水・金)
傷害共済
日常のさまざまな災害による万一のときや負傷を保障。
12月1日~5月31日 正午~午後5時
火災共済
住まいの火災損害を保障。
(定休日:月・水・木・金・日)
賠償責任共済
日常生活中に生じた損害賠償義務を保障。
団体定期生命共済
団体の福利厚生制度として。
・駐 車 場:あり
団体建物火災共済
団体の建物・動産の損害を総合保障。
− 37 −
・営業時間:6月1日~ 11月30日 正午~午後6時
・おすすめ情報
「よりな~れ燕市」は平成17年6月にオープンいたしました。当JAの直売所と
− 38 −
して2店舗目になります。
店内は燕市で採れた四季の野菜や、燕市特産の柔らかい十全ナスを使用した漬物
などの加工品を取り揃えております。また、開店とともにすぐ完売してしまう柔ら
かく甘いと大好評の豚肉があります。
☆ 「茶豆の里(ちゃまめのさと)」-新潟市西区
・住 所:新潟市西区木場1591 (JA越後中央 黒埼支店隣接)
・連 絡 先:025-377-2727
・営業時間:6月1日~11月30日 午前10時~午後3時
(定休日:水)
12月1日~5月31日 午前10時~午後1時
(定休日:月・火・水・木)
【経営資料】
・駐 車 場:あり
・おすすめ情報
茶豆の里は、平成21年6月にオープンいたしました。当JAの直売所としては3
店舗目となります。
季節に応じた旬の野菜や切花はもちろん、当地区は全国のお客様から毎年ご好評
を頂いているエダマメの産地です。「くろさき茶豆」は毎年8月初旬に店頭に並び
ます。どうぞ、お立ちよりください。
※詳しくはホームページでご確認の上、ご来店ください。
〔購買事業〕
当JAは、米や野菜などの生産には欠かせない肥料・農薬などの農業生産資材および農業機
械等の販売を行っております。また、ガソリンスタンド、自動車の整備・販売も行っております。
販売は、米や野菜などを生産している農家の皆様だけではなく、肥料などは家庭菜園用と
してもご利用いただけますので、お近くの店舗にご来店ください。
〔福祉事業〕
当JAでは、組合員とその家族、地域にお住まいの皆様に、安心して生活できるよう高齢
者介護サービスを提供しております。
事業所・内容は下記のとおりです。
○「訪問介護事業所」新潟市西蒲区和納1528 連絡先:0256-82-0011
・訪問介護事業:ヘルパーが自宅へ伺い、生活の支援
・高齢者生活支援事業:介護保険サービス以外の生活支援
○「デイサービスセンター越の里」新潟市西蒲区和納1528 連絡先:0256-82-0055
・居宅介護支援事業:介護保険制度の相談やサービスの調整等
・通所介護事業:デイサービスを通じての在宅生活の支援
・JAあったか弁当事業:高齢者への弁当宅配
− 39 −
『Ⅰ 決算の状況』
『Ⅱ 損益の状況』
『Ⅲ 事業の概況』
『Ⅳ 経営諸指標』
『Ⅴ 自己資本の充実の状況』
『Ⅵ 連結情報』
『Ⅰ 決算の状況』
2.損益計算書
1.貸借対照表
(単位:百万円) (単位:百万円)
平成23年度
平成24年度
(平成24年1月31日) (平成25年1月31日)
科 目
1.信用事業資産
163,484
平成23年度
平成24年度
(平成24年1月31日) (平成25年1月31日)
科 目
172,383 1.信用事業負債
163,035
170,773
⑴現 金
825
889 ⑴貯 金
161,776
169,544
⑵預 金
96,979
108,291 ⑵借 入 金
732
661
系統預金
96,971
108,282 ⑶その他の信用事業負債
526
567
105
106
系統外預金
8
9 未払費用
⑶有価証券
18,528
17,615 その他の負債
420
460
国 債
3,495
3,635 2.共済事業負債
2,079
2,179
地 方 債
7,128
7,042 ⑴共済借入金
1,031
1,033
政府保証債
1,370
1,377 ⑵共済資金
459
583
金 融 債
3,018
2,309 ⑶共済未払利息
社 債
3,515
3,251 ⑷未経過共済付加収入
⑷貸出金
47,682
45,983 ⑸共済未払費用
⑸その他の信用事業資産
226
261 ⑹その他の共済事業負債
未収収益
213
235 3.経済事業負債
その他の資産
13
⑹貸倒引当金
△ 758
25 ⑴経済事業未払金
△ 657 ⑵経済受託債務
2.共済事業資産
1,046
1,046 ⑶その他の経済事業負債
⑴共済貸付金
1,034
1,035 4.雑負債
⑵共済未収利息
13
⑶その他の共済事業資産
⑷貸倒引当金
3.経済事業資産
0
0
557
571
202
233
354
335
0
1
381
524
94
127
1 ⑵資産除去債務
9
9
278
387
1,783
1,721
3
1,868 5.諸引当金
0 ⑴賞与引当金
884 ⑵退職給付引当金
⑶経済受託債権
994
433 ⑶役員退職慰労引当金
⑷棚卸資産
457
406 負
購 買 品
451
加 工 品
5
その他の棚卸資産
0
110
△ 50
4.雑 資 産
6
△ 3 ⑶その他の負債
919
⑸その他の経済事業資産
6
1
⑵経済事業未収金
⑹貸倒引当金
13
542
△3
2,434
⑴受取手形
13 ⑴未払法人税等
14
567
193
83
83
1,639
1,571
59
67
167,837
175,770
12,323
12,426
5,686
5,573
0 ⑵資本準備金
10
10
192 ⑶利益剰余金
6,656
6,856
債
の
部
合
計
245 1.組合員資本
161 ⑴出 資 金
△ 48 利益準備金
120 その他利益剰余金
4,325
4,395
2,330
2,460
5.固定資産
8,271
8,141 特別積立金
1,808
1,808
⑴有形固定資産
8,262
8,131 リスク管理積立金
150
300
建 物
9,915
10,929 当期未処分剰余金
371
機械装置
2,519
2,294 (うち当期剰余金)
土 地
4,158
4,120 ⑷処分未済持分
建設仮勘定
13
その他の有形固定資産
減価償却累計額
3,080
△ 11,424
⑵無形固定資産
117 2.評価・換算差額等
2,049 ⑴その他有価証券評価差額金
10
6.外部出資
5,082
5,075
⑴外部出資
5,082
5,075
系統出資
4,701
4,701
331
324
49
49
子会社等出資
7.繰延税金資産
資
産
の
部
合
計
(256)
△ 30
△ 13
495
558
495
558
△ 11,379
8
系統外出資
351
(319)
144
119 純 資 産 の 部 合 計
12,818
12,985
180,655
188,755 負債及び純資産の部合計
180,655
188,755
− 41 −
平成23年度
平成24年度
(平成23年2月1日~ (平成24年2月1日~
科 目
科 目
平成24年1月31日) 平成25年1月31日)
1.事業総利益
4,893
4,922 ⑼農業倉庫事業収益
⑴信用事業収益
2,060
1,985 ⑽農業倉庫事業費用
資金運用収益
1,933
1,860 農業倉庫事業総利益
(うち預金利息)
(567)
(605) ⑾加工事業収益
(うち有価証券利息)
(280)
(256) ⑿加工事業費用
(うち貸出金利息)
(1,015)
(928) 加工事業総利益
(うちその他受入利息)
(69)
(70) ⒀利用事業収益
役務取引等収益
63
64 ⒁利用事業費用
その他事業直接収益
29
9 利用事業総利益
その他経常収益
33
51 ⒂その他事業収益
⑵信用事業費用
323
214 ⒃その他事業費用
資金調達費用
121
122 その他事業総利益
(うち貯金利息)
(98)
(104) ⒄指導事業収入
(うち給付補填備金繰入)
(10)
(7) ⒅指導事業支出
(うち借入金利息)
(8)
(7) 指導事業収支差額
(うちその他支払利息)
(4)
(3) 2.事業管理費
役務取引等費用
13
14 ⑴人件費
その他事業直接費用
25
- ⑵業務費
その他経常費用
163
77 ⑶諸税負担金
(うち貸倒引当金戻入益)
-
(△99) ⑷施設費
(うち貸出金償却)
(3)
(3) ⑸その他事業管理費
信用事業総利益
1,736
1,771 事業利益
⑶共済事業収益
1,368
1,309 3.事業外収益
共済付加収入
1,279
1,228 ⑴受取雑利息
共済貸付金利息
35
33 ⑵受取出資配当金
その他の収益
53
47 ⑶賃貸料
⑷共済事業費用
102
96 ⑷雑収入
共済借入金利息
35
32 4.事業外費用
共済推進費
29
26 ⑴支払雑利息
共済保全費
21
22 ⑵寄付金
その他の費用
16
14 ⑶貸倒引当金繰入額
(うち貸倒引当金繰入額)
-
(0) ⑷雑損失
共済事業総利益
1,266
1,213 経常利益
⑸購買事業収益
9,009
8,815 5.特別利益
購買品供給高
8,631
8,491 ⑴固定資産処分益
修理サービス料
266
250 ⑵一般補助金
その他の収益
110
73 ⑶貸倒引当金戻入益
⑹購買事業費用
7,802
7,689 ⑷固定資産受贈益
購買品供給原価
7,501
7,407 ⑸その他の特別利益
購買品供給費
208
203 6.特別損失
修理サービス費
4
1 ⑴固定資産処分損
その他の費用
88
76 ⑵固定資産圧縮損
(うち貸倒引当金繰入額)
(11)
(0) ⑶ 減損損失
(うち貸倒損失)
(0)
- ⑷その他の特別損失
購買事業総利益
1,206
1,126 税引前当期利益
⑺販売事業収益
534
560 法人税、住民税及び事業税
販売手数料
458
484 法人税等調整額
その他の収益
76
75 法人税等合計
⑻販売事業費用
132
144 当期剰余金
販売費
60
62 当期首繰越剰余金
その他の費用
71
81 当期未処分剰余金
(うち貸倒引当金繰入額)
(2)
-
(うち貸倒引当金戻入益)
-
(△2)
販売事業総利益
402
415
− 42 −
平成23年度
平成24年度
(平成23年2月1日~ (平成24年2月1日~
平成24年1月31日) 平成25年1月31日)
233
292
87
94
145
198
11
369
10
304
0
64
350
382
204
230
146
151
543
610
492
568
50
42
105
90
167
152
△ 62
△ 62
4,633
4,578
3,385
3,368
406
395
131
126
701
677
9
10
259
343
103
133
12
14
45
73
14
13
31
32
11
10
0
0
0
0
-
0
11
10
352
467
180
49
104
11
-
19
58
-
17
9
-
8
105
103
76
27
-
19
21
56
7
-
427
412
103
155
4
0
107
156
319
256
52
94
371
351
なお、自社利用ソフトウェアについては、当組合における利用可能期間(5年)に基づ
く定額法により償却しております。
3.注記表
《平成23年度》
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
⑴ 次に掲げるものの評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価基準及び評価方法
ア)満期保有目的の債券 : 償却原価法(定額法)
イ)子会社株式等 : 移動平均法による原価法
ウ)その他有価証券
・時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法
により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
・時価のないもの:移動平均法による原価法
② 棚卸資産の評価基準及び評価方法
購買品
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
加工品
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
その他の棚卸資産(貯蔵品)
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
⑵ 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
建物(建物附属設備を除く)
ア)平成10年3月31日以前に取得したもの
旧定率法によっております。なお、
次のものについては旧定額法を採用しております。
・巻地区 越王柿選果場施設 西瓜選果場施設
・弥彦地区 弥彦支店建物
・分水地区 分水支店建物・構築物、国上支店建物・構築物
分水営農センター建物・構築物、国道給油所建物・構築物
・月潟地区 越後獅子果樹選果場施設
イ)平成10年4月1日から平成19年3月31日までに取得したもの
旧定額法によっております。
ウ)平成19年4月1日以後に取得したもの
定額法によっております。
建物(建物附属設備を除く)以外
ア)平成19年3月31日以前に取得したもの
旧定率法によっております。
イ)平成19年4月1日以後に取得したもの
定率法によっております。
なお、
耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっ
ています。また、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、法人
税法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っております。
② 無形固定資産
定額法を採用しております。
− 43 −
⑶ 雑資産(長期前払費用)の処理方法
・ICキャッシュカード権利金
当組合における利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却しています。
・排水工事負担金(味方支店)
当組合における利用可能期間(10年)に基づく定額法により償却しています。
・下水道事業受益者分担金(分水支店)
当組合における利用可能期間(6年)に基づく定額法により償却しています。
⑷ 引当金の計上基準
① 貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定要領、経理規程及び資産の償却・引当基
準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及
びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められ
る債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可
能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認めら
れる額を計上しています。破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回収に係るキャッ
シュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フロー
と債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残
額との差額を引当てています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多
い金額を計上しています。
この基準に基づき、当期は租税特別措置法第57条の10により算定した金額に基づき計上
しています。
すべての債権は、資産査定要領に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署
から独立した査定監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引
当を行っております。
② 賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上し
ています。
③ 退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基
づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
なお、数理計算上の差異については、発生の事業年度で費用処理することとしています。
④ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上し
ています。
⑸ リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
− 44 −
のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係
る方法に準じた会計処理によっています。
⑹ 消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、固定資産に係
る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5年間で均等償却を行っております。
⑺ 記載金額の端数処理
記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しており、金額百万円未満の科目については「0」
円で表示しております。
⑻ 会計方針の変更
当事業年度より、「資産除去債務に関する会計基準」(企業会計基準第18号平成20年3月31
日)及び「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第21号平成
20年3月31日)を適用しています。
この結果、従来の方法によった場合に比べて、事業利益及び経常利益はそれぞれ0百万円、
税引前当期利益は6百万円減少しています。
2.貸借対照表に関する注記
⑴ 圧縮記帳額を直接控除した場合における各資産の圧縮記帳額
国庫補助金等の適用を受けて、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は
5,969百万円であり、その内訳は、次のとおりです。
建 物 2,582百万円 建物付属設備 186百万円 構 築 物 546百万円
機械装置 2,276百万円 車両運搬具 20百万円 器具備品 187百万円
土 地 170百万円
⑵ リース契約により使用する重要な固定資産
貸借対照表に計上した固定資産のほか、ATM28台、金融機器4台、給油設備9台、給油
所POSシステム9台、車両整備機器3台、精米機3台、洗車機4台、ソフト4台、電話装
置6台、業務用端末機42台、複写機45台、介護浴槽1台、営農機器12台、営業用車両286台
については、リース契約により使用しております。
⑶ 担保に供している資産
定期預金6,622百万円は、公金収納事務及び為替決済金に対して担保に供しております。
⑷ 子会社等に対する金銭債権・債務の総額
子会社に対する金銭債権の総額711百万円
子会社に対する金銭債務の総額196百万円
⑸ 役員に対する金銭債権・債務の総額
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権の総額 金銭債権224百万円
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務の総額 金銭債務はありません。
⑹ 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は84百万円、延滞債権額は1,361百万円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他
− 45 −
の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
かった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)の
うち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる
事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額はありません。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上
遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものです。
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は256百万円です。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利
の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決め
を行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものです。
破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
1,702百万円です。
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
3.損益計算書に関する注記
⑴ 子会社等との事業取引による取引高の総額及び事業取引以外の取引による取引高の総額
① 子会社等との取引による収益総額 34百万円
うち事業取引高 25百万円
うち事業取引以外の取引高 8百万円
② 子会社等との取引による費用総額 1百万円
うち事業取引高 1百万円
うち事業取引以外の取扱高 0百万円
⑵ 減損会計に関する注記
① グルーピングの方法と共用資産の概要
当組合では、投資の意思決定を行う単位として以下のグルーピングとしております。
支店については、旧行政単位で設置している総合支店を中心に、旧行政単位の支店間で
相互に連携・補完しながら事業展開を行っていることから旧行政単位をグループとしてお
ります。農機車両センター、給油所については、お互いに営業、奨励等を連携・補完しな
がら、管内全域で事業展開を行っていることから農機車両・給油所グループとしておりま
す。食材センターについては、食材グループ間で連携・補完しながら管内全域で事業展開
を行っていることから食材グループとしております。業務外固定資産(遊休資産等)につ
いては、各固定資産をグルーピングの最小単位としております。
また、長期的に地域に貢献する方針で設置している営農センターを含めた営農関連施設
及び福祉関連施設と、独立したキャッシュ・フローを生み出さない本店については共用資
産と認識しております。
② 減損損失を認識した資産または資産グループについては、その用途、種類、場所などの
概要
当期に減損損失を計上した固定資産は以下の通りです。
− 46 −
場 所
月潟支店
茨島倉庫
国見倉庫
吉田新田倉庫
東長島倉庫
巻営農センター事務所
松野尾給油基地
用 途
営業用店舗
遊休
遊休
遊休
遊休
遊休
遊休
種 類
構築物・器具備品
建物・土地・その他
建物・構築物
建物
建物
建物・器具備品
構築物・機械装置・器具備品
そ の 他
業務外固定資産
業務外固定資産
業務外固定資産
業務外固定資産
業務外固定資産
業務外固定資産
③ 減損損失の認識に至った経緯
月潟支店については、当該店舗の営業収支が2期連続赤字であると同時に、短期的に業
績の回復が見込まれていないことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当事業年度
減少額を減損損失として認識しました。
茨島倉庫、国見倉庫、吉田新田倉庫、東長島倉庫については、月潟倉庫建設に伴い新た
に発生した遊休資産であり正味売却価額が帳簿価額を下回ったことにより回収可能価額ま
でに減額し、その差額を減損損失として認識しました。
巻営農センター、松野尾給油基地については、廃止が決定しており簿価を備忘価額まで
減額し、その差額を減損損失として認識しました。
④ 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失
の内訳
月潟支店 0百万円(構築物0百万円・器具備品0百万円)
茨島倉庫 10百万円(建 物5百万円・建物附属設備0百万円・構築物0百万円・
土地4百万円)
国見倉庫 3百万円(建物3百万円・構築物0百万円)
吉田新田倉庫 2百万円(建物2百万円)
東長島倉庫 3百万円(建物3百万円)
巻営農センター事務所 2百万円(建物1百万円・器具備品0百万円)
松野尾給油基地 0百万円(構築物0百万円・機械装置0百万円・器具備品0百万円)
⑤ 回収可能価額が正味売却価額の場合にはその旨及び時価の算定方法
月潟支店、茨島倉庫、国見倉庫、及び吉田新田倉庫の回収可能価額は正味売却価額を採
用しており、その時価は固定資産税評価額に基づき算定しております。
4.金融商品に関する注記
⑴ 金融商品の状況に関する事項
① 金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団
体などへ貸付け、残った余裕金を新潟県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債
や地方債などへの債券による運用を行っています。
② 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価
証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒され
ています。
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)
で保有しています。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動
リスクに晒されています。
− 47 −
営業債権である経済未収金は、組合員等の信用リスクに晒されています。
③ 金融商品に係るリスク管理体制
ア)信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定し
ています。また、通常の貸出取引については、本店に審査部を設置し各支店との連携を
図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フロー
などにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、
与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資
産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践
し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金につい
ては「資産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努め
ています。
イ)市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールす
ることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持
と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析な
どを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び
当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運
用方針を定めるとともに、経営層で構成するリスク管理委員会を定期的に開催して、日
常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針
及びリスク管理委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジ
を行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っ
ているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合では保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。
当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定
量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変動が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標とな
る金利が0.50%上昇したものと想定した場合には、経済価値が695百万円減少するもの
と把握しております。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他
のリスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影
響が生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても
含めて計算しています。
ウ)資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成
し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資
判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し
たうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
− 48 −
④ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場
価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれていま
す。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等
によった場合、当該価額が異なることもあります。
⑵ 金融商品の時価等に関する事項
① 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。なお、
時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず③に記載
しています。
(単位:百万円)
預 金
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
貸出金(※1)
貸倒引当金(※2)
貸倒引当金控除後
経済事業未収金
貸倒引当金(※3)
貸倒引当金控除後
資 産 計
貯 金
借 入 金
経済事業未払金
負 債 計
貸借対照表計上額
96,979
2,100
16,428
47,769
△758
47,011
919
△50
869
163,388
161,776
732
202
162,722
時価
96,763
2,125
16,428
-
-
48,651
-
-
869
164,839
161,545
731
202
162,480
差額
△215
25
-
-
-
1,640
-
-
-
1,450
△230
△1
-
△231
(※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員貸付金87百万円を含めてい
ます。
(※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(※3)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
② 金融商品の時価の算定方法
【資産】
ア)預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリー
レートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額とし
て算定しています。
イ)有価証券及び外部出資
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
ウ)貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の
信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから
当該帳簿価額によっています。
− 49 −
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の
合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒
引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額を
リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未
実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代
わる金額として算定しています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から
貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
エ)経済事業未収金
経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいこ
とから、当該帳簿価額によっています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から
貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
ア)貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみな
しています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来キャッシュ・
フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時
価に代わる金額として算定しています。
イ)借入金
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の
信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考
えられるため、当該帳簿価額によっています。
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額リス
クフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる
金額として算定しています。
ウ)経済事業未払金
経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいこ
とから、当該帳簿価額によっています。
③ 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは
①の金融商品の時価情報には含まれていません。
外部出資
合 計
(単位:百万円) 貸借対照表計上額
5,082
5,082
(※1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握するこ
とが極めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
− 50 −
④ 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
預金
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券のう
ち満期があるもの
貸出金(※1、2、3)
経済事業未収金(※4)
合 計
(単位:百万円)
1年超
2年超
3年超
4年超
1年以内
5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
96,979
-
-
-
-
-
600
600
600
300
-
-
720
1,320
1,412
1,485
1,303
9,500
5,445
882
104,627
3,753
-
5,656
3,572
-
5,584
3,085
-
4,870
2,732
-
4,035
28,523
-
38,023
(※1)貸出金のうち、当座貸越766百万円については「1年以内」に含めています。
また、期限のない劣後特約付ローンについては「 5年超」に含めています。
(※2)貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した債権等519百万円は償
還の予定が見込まれないため、含めていません。
(※3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件49百万円は償還日が
特定できないため、含めていません。
(※4)経済事業未収金のうち、延滞の生じている破綻懸念先、実質破綻先及び破綻先に
対する債権等37百万円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。
⑤ 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:百万円)
1年以内
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
143,567
9,351
6,857
566
1,433
-
98
93
91
85
64
299
合 計
143,665
9,444
6,949
652
1,497
(※1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。
299
貯金(※1)
借入金
5年超
5.有価証券に関する注記
⑴ 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
① 満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額に
ついては、次のとおりです。
(単位:百万円)
貸借対照表計上額 時価
差額
金融債
2,000
2,025
25
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
小 計
2,000
2,025
25
金融債
100
99
△0
時価が貸借対照表計上額を超えないもの
小 計
100
99
△0
合 計
2,100
2,125
25
− 51 −
② その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこ
れらの差額については、次のとおりです。
(単位:百万円)
種 類
貸借対照表計上額が取得
原価又は償却原価を超え
るもの
国 債
地方債
社 債
政府保証債
金融債
小 計
貸借対照表計上額が取得 社 債
原価又は償却原価を超え
小 計
ないもの
合 計
取得原価
又は償却原価
3,361
6,777
2,801
1,296
899
15,137
貸借対照表
評価差額(※1)
計上額
3,495
133
7,128
351
2,911
109
1,370
73
918
18
15,824
686
606
603
△2
606
603
△2
15,744
16,428
684
(※1)なお、上記評価差額から繰延税金負債188百万円を差し引いた額495百万円が「そ
の他有価証券評価差額金」に含まれています。
⑵ 当年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。
(単位:百万円)
売却額
売却益
売却損
国債
612
14
-
地方債
103
3
-
社債
75
―
25
政府保証債
309
11
-
合 計
1,101
29
25
6.退職給付に関する注記
⑴ 採用している退職給付制度
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。
また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため全国役職員共済会との
契約による退職金共済制度を採用しています。
⑵ 退職給付債務及びその内訳
退職給付債務
特定退職共済制度
未積立退職給付債務
貸借対照表計上額純額
退職給付引当金
⑶ 退職給付費用の内訳
勤務費用
利息費用
△4,477百万円
2,837百万円
△1,639百万円
△1,639百万円
△1,639百万円
204百万円
99百万円
− 52 −
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
合計
△33百万円
△40百万円
229百万円
⑷ 退職給付債務等の計算基礎
割引率
期待運用収益率
退職給付見込額の期間按分方法
数理計算上の差異の処理年数
2.2%
1.15%
期間定額基準
1年
⑸ 特例業務負担金の将来見込額
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の
統合を図るための農林漁業団体共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条の規定に基づ
き、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し
た特例業務負担金44百万円を含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成23年3月現在における平成44年3月までの特例業務負担金
の将来負担見込総額は、730百万円となっています。
7.税効果会計に関する注記
⑴ 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は次のとおりです。
(単位:百万円)
繰延税金資産
788
退職給付引当金超過額
483
貸倒引当金超過額
198
賞与引当金超過額
25
役員退職慰労引当金超過額
18
管理債権未収利息
3
未収利息不計上額
9
未払費用否認額
3
組織活動費経費否認額
5
固定資産償却超過額
28
その他
12
評価性引当額
△ 454
繰延税金資産合計(A)
334
繰延税金負債(B)
△ 189
その他有価証券
△ 188
資産除去債務
0
繰延税金資産の純額(A)+(B)
144
⑵ 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
(調 整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
住民税等均等割
評価性引当額の増減
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
− 53 −
31.00%
6.25%
△1.65%
2.48%
△16.86%
5.58%
△1.54%
25.26%
⑶ 「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する
法律」(平成23年法律第114号)及び「東日本大震災からの復興のための施策を実施するため
に必要な財源の確保に関する特別措置法」(平成23年法律第117号)が、平成23年12月2日に
公布されました。平成24年4月1日以後に開始する事業年度から法人税率が引き下げられ、
また、平成27年3月31日までの間(指定期間)に開始する事業年度については、復興特別法
人税が課されることになりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使
用する法定実効税率は、当年度の31.00%から、指定期間内に開始する事業年度については
29.39%、平成28年2月1日以後に開始する事業年度については27.61%に変更されました。
その結果、繰延税金資産が0百万円減少し、その他有価証券評価差額金が23百万円、法人税
等調整額が23百万円それぞれ増加しています。
《平成24年度》
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
⑴ 次に掲げるものの評価基準及び評価方法
① 有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
ア)満期保有目的の債券 : 償却原価法(定額法)
イ)子会社株式等 : 移動平均法による原価法
ウ)その他有価証券
・時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法
により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
・時価のないもの:移動平均法による原価法
② 棚卸資産の評価基準及び評価方法
購買品
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
加工品
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
その他の棚卸資産(貯蔵品)
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
⑵ 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
建物(建物附属設備を除く)
ア)平成10年3月31日以前に取得したもの
旧定率法によっております。なお、
次のものについては旧定額法を採用しております。
・巻地区 越王柿選果場施設 西瓜選果場施設
・弥彦地区 弥彦支店建物
・分水地区 分水支店建物・構築物、国上支店建物・構築物
分水営農センター建物・構築物、国道給油所建物・構築物
・月潟地区 越後獅子果樹選果場施設
イ)平成10年4月1日から平成19年3月31日までに取得したもの
旧定額法によっております。
ウ)平成19年4月1日以後に取得したもの
定額法によっております。
建物(建物附属設備を除く)以外
− 54 −
ア)平成19年3月31日以前に取得したもの
旧定率法によっております。
イ)平成19年4月1日以後に取得したもの
定率法によっております。
なお、
耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっ
ています。また、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、法人
税法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っております。
② 無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用ソフトウェアについては、当組合における利用可能期間(5年)に基づ
く定額法により償却しております。
⑶ 雑資産(長期前払費用)の処理方法
・ICキャッシュカード権利金
当組合における利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却しています。
・排水工事負担金(味方支店)
当組合における利用可能期間(10年)に基づく定額法により償却しています。
・下水道事業受益者分担金(分水支店)
当組合における利用可能期間(6年)に基づく定額法により償却しています。
⑷ 引当金の計上基準
① 貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定要領、経理規程及び資産の償却・引当基
準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及
びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められ
る債務者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保
証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し
て必要と認められる額を計上しています。破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回
収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッ
シュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額
を控除した残額との差額を引当てています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多
い金額を計上しています。
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第57条の10により算定した金額に基づ
き計上しています。
すべての債権は、資産査定要領に基づき、融資担当部署等が資産査定を実施し、当該部
署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の
引当を行っております。
② 賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上し
ています。
− 55 −
③ 退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基
づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
なお、数理計算上の差異については、発生の事業年度で費用処理することとしています。
④ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上し
ています。
⑸ リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係
る方法に準じた会計処理によっています。
⑹ 消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、固定資産に係
る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5年間で均等償却を行っております。
⑺ 記載金額の端数処理
記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しており、金額百万円未満の科目については「0」
円で表示しております。
⑻ 会計方針の変更に関する注記
① 減価償却方法の変更
法人税法の改正に伴い、当事業年度より平成24年4月1日以降に取得した有形固定資産
について、改正後の法人税法に基づく減価償却方法に変更しています。
この変更による影響額は少額です。
② 表示方法の変更
従来、組合員が生産した玄米を有利販売するために精米加工する収益及び費用について
は、購買事業収益、購買事業費用に含めて表示していましたが、当事業年度より加工事業
収益及び加工事業費用として区分表示しています。
2.追加情報
⑴ 会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準等の適用
当事業年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の訂正から、「会計上の変更及び
誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号平成21年12月4日)及び「会計上の変
更及び誤謬の訂正に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第24号平成21年12
月4日)を適用しています。
なお、
「金融商品会計に関する実務指針」(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第14号)
に基づき、当事業年度の「貸倒引当金戻入益」は事業費用又は事業外費用から控除しており、
「償却債券取立益」は事業外収益に計上しています。
3.貸借対照表に関する注記
⑴ 圧縮記帳額を直接控除した場合における各資産の圧縮記帳額
国庫補助金等の適用を受けて、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は
5,699百万円であり、その内訳は、次のとおりです。
− 56 −
建 物 2,590百万円 建物付属設備 186百万円 構 築 物 544百万円
機械装置 2,000百万円 車両運搬具 19百万円 器具備品 188百万円
土 地 170百万円
⑵ リース契約により使用する重要な固定資産
貸借対照表に計上した固定資産のほか、ATM28台、金融機器4台、給油設備9台、給油
所POSシステム9台、車両整備機器3台、精米機3台、洗車機4台、ソフト4台、電話装
置4台、業務用端末機66台、複写機57台、介護用品2台、営農機器8台、営業用車両289台
については、リース契約により使用しております。
⑶ 担保に供している資産
定期預金6,622百万円は、公金収納事務及び為替決済金に対して担保に供しております。
⑷ 子会社等に対する金銭債権・債務の総額
子会社に対する金銭債権の総額661百万円
子会社に対する金銭債務の総額245百万円
⑸ 役員に対する金銭債権・債務の総額
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権の総額 金銭債権236百万円
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務の総額 金銭債務はありません。
⑹ 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は53百万円、延滞債権額は1,156百万円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他
の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
かった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)の
うち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる
事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額はありません。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上
遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものです。
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は226百万円です。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利
の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決め
を行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものです。
破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
1,436百万円です。
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
4.損益計算書に関する注記
⑴ 子会社等との事業取引による取引高の総額及び事業取引以外の取引による取引高の総額
① 子会社等との取引による収益総額 40百万円
うち事業取引高 29百万円
− 57 −
うち事業取引以外の取引高 10百万円
② 子会社等との取引による費用総額 1百万円
うち事業取引高 0百万円
うち事業取引以外の取扱高 0百万円
⑵ 減損会計に関する注記
① グルーピングの方法と共用資産の概要
当組合では、投資の意思決定を行う単位として以下のグルーピングとしております。
営業店舗については、支店機能集約(平成24年7月)を行った支店は母店と支店間で相
互に連携・補完しながら事業展開を行っていることから母店単位でのグルーピングとし、
それ以外の営業店舗については支店ごとにグルーピングとしております。農機車両セン
ター、給油所については、お互いに営業、奨励等を連携・補完しながら、管内全域で事業
展開を行っていることから農機車両・給油所グループとしております。食材センターにつ
いては、食材グループ間で連携・補完しながら管内全域で事業展開を行っていることから
食材グループとしております。業務外固定資産(遊休資産等)については、各固定資産を
グルーピングの最小単位としております。
また、長期的に地域に貢献する方針で設置している営農センターを含めた営農関連施設
及び福祉関連施設と、独立したキャッシュ・フローを生み出さない本店については共用資
産と認識しております。
② 減損損失を認識した資産または資産グループについては、その用途、種類、場所などの
概要
当期に減損損失を計上した固定資産は以下の通りです。
場 所
旧吉田経済事務所
用 途
遊休
種 類
建物・土地
そ の 他
業務外固定資産
③ 減損損失の認識に至った経緯
旧吉田経済事務所については、賃貸契約解除に伴い新たに発生した遊休資産であり正味
売却価額が帳簿価額を下回ったことにより回収可能価額までに減額し、その差額を減損損
失として認識しました。
④ 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失
の内訳
旧吉田経済事務所 56百万(建物25百万円・土地31百万円)
⑤ 回収可能価額が正味売却価額の場合にはその旨及び時価の算定方法
旧吉田経済事務所の回収可能価額は正味売却価額を採用しており、その時価は固定資産
税評価額に基づき算定しております。
5.金融商品に関する注記
⑴ 金融商品の状況に関する事項
① 金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団
体などへ貸付け、残った余裕金を新潟県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債
や地方債などへの債券による運用を行っています。
② 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価
− 58 −
証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒され
ています。
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)
で保有しています。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動
リスクに晒されています。
営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクに晒されています。
③ 金融商品に係るリスク管理体制
ア)信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定し
ています。また、通常の貸出取引については、本店に審査部を設置し各支店との連携を
図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フロー
などにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、
与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資
産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践
し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金につい
ては「資産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努め
ています。
イ)市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールす
ることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持
と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析な
どを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び
当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運
用方針を定めるとともに、経営層で構成するリスク管理委員会を定期的に開催して、日
常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針
及びリスク管理委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジ
を行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っ
ているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合では保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。
当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入金で
す。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定
量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変動が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標とな
る金利が0.50%上昇したものと想定した場合には、経済価値が625百万円減少するもの
と把握しております。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他
のリスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影
響が生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても
− 59 −
含めて計算しています。
ウ)資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成
し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資
判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し
たうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
④ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場
価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれていま
す。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等
によった場合、当該価額が異なることもあります。
⑵ 金融商品の時価等に関する事項
① 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず
③に記載しています。
(単位:百万円)
差 額
△124
貸借対照表計上額
時 価
預 金
108,291
108,166
有価証券
満期保有目的の債券
1,500
1,513
13
その他有価証券
16,115
16,115
-
貸出金(※1)
46,051
-
-
貸倒引当金(※2)
△656
-
-
貸倒引当金控除後
45,394
47,107
1
経済事業未収金
884
-
-
貸倒引当金(※3)
△48
-
-
貸倒引当金控除後
836
836
-
資 産 計
172,137
173,739
1,602
貯 金
169,544
169,411
△133
借 入 金
661
662
0
経済事業未払金
233
233
-
負 債 計
170,439
170,306
△132
(※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員貸付金67百万円を含めてい
ます。
(※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(※3)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
② 金融商品の時価の算定方法
【資産】
ア)預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリー
レートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額とし
て算定しています。
− 60 −
イ)有価証券及び外部出資
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
ウ)貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の
信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから
当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の
合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒
引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額を
リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未
実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代
わる金額として算定しています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から
貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
エ)経済事業未収金
経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいこ
とから、当該帳簿価額によっています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から
貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
ア)貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみな
しています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来キャッシュ・
フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時
価に代わる金額として算定しています。
イ)借入金
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の
信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考
えられるため、当該帳簿価額によっています。
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額リス
クフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる
金額として算定しています。
ウ)経済事業未払金
経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいこ
とから、当該帳簿価額によっています。
③ 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは
①の金融商品の時価情報には含まれていません。
外部出資
合 計
(単位:百万円) 貸借対照表計上額
5,075
5,075
④ 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
預金
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券のう
ち満期があるもの
貸出金(※1、2、3)
経済事業未収金(※4)
合 計
(単位:百万円)
1年超
2年超
3年超
4年超
1年以内
5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
103,494
-
4,796
-
-
-
600
600
300
-
-
-
1,320
1,412
1,485
1,303
1,300
8,500
5,267
835
111,517
3,760
-
5,772
3,421
-
10,003
2,954
-
4,257
2,563
-
3,863
27,525
-
36,025
(※1)貸出金のうち、当座貸越712百万円については「1年以内」に含めています。
また、期限のない劣後特約付ローンについては「 5年超」に含めています。
(※2)貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した債権等441百万円は償
還の予定が見込まれないため、含めていません。
(※3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件48百万円は償還日が
特定できないため、含めていません。
(※4)経済事業未収金のうち、延滞の生じている破綻懸念先、実質破綻先及び破綻先に
対する債権等49百万円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。
⑤ 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:百万円)
1年以内
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
147,086
8,682
11,370
1,546
852
5
96
95
88
67
58
254
合 計
147,183
8,777
11,459
1,614
911
(※1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。
259
貯金(※1)
借入金
6.有価証券に関する注記
⑴ 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
① 満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額に
ついては、次のとおりです。
(単位:百万円)
貸借対照表計上額 時価
差額
金融債
1,500
1,513
13
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
小 計
1,500
1,513
13
合 計
1,500
1,513
13
(※1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握するこ
とが極めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
− 61 −
5年超
− 62 −
② その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこ
れらの差額については、次のとおりです。
(単位:百万円)
取得原価
又は償却原価
種 類
貸借対照表計上額が取得原価 国債
又は償却原価を超えるもの
地方債
貸借対照表
計上額
差額(※1)
3,461
3,635
173
6,678
7,042
364
社債
3,106
3,251
144
政府保証債
1,297
1,377
79
800
809
9
15,344
16,115
771
15,344
16,115
771
金融債
小計
合 計
(※1)なお、上記差額から繰延税金負債213百万円を差し引いた額558百万円が「その他
有価証券評価差額金」に含まれています。
7.退職給付に関する注記
⑴ 採用している退職給付制度
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。
また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため一般財団法人全国農林
漁業団体共済会との契約による退職金共済制度を採用しています。
⑵ 退職給付債務及びその内訳
退職給付債務
特定退職共済制度
未積立退職給付債務
貸借対照表計上額純額
退職給付引当金
△4,473百万円
2,901百万円
△1,571百万円
△1,571百万円
△1,571百万円
⑶ 退職給付費用の内訳
勤務費用
利息費用
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
合計
195百万円
98百万円
△31百万円
△49百万円
213百万円
⑷ 退職給付債務等の計算基礎
割引率
期待運用収益率
退職給付見込額の期間按分方法
数理計算上の差異の処理年数
2.2%
1.05%
期間定額基準
1年
− 63 −
⑸ 特例業務負担金の将来見込額
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の
統合を図るための農林漁業団体共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条の規定に基づ
き、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し
た特例業務負担金43百万円を含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成24年3月現在における平成44年3月までの特例業務負担金
の将来負担見込総額は、690百万円となっています。
8.税効果会計に関する注記
⑴ 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は次のとおりです。
(単位:百万円)
繰延税金資産
783
退職給付引当金超過額
487
貸倒引当金超過額
168
賞与引当金超過額
25
役員退職慰労引当金超過額
20
管理債権未収利息
2
未収利息不計上額
9
未払費用否認額
4
組織活動費経費否認額
4
固定資産償却超過額
43
その他
15
評価性引当額
△ 449
繰延税金資産合計(A)
333
繰延税金負債(B)
△ 213
その他有価証券
△ 213
資産除去債務
△0
繰延税金資産の純額(A)+(B)
119
⑵ 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
(調 整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
住民税等均等割
評価性引当額の増減
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
− 64 −
31.00%
6.42%
△2.79%
1.94%
△2.66%
3.99%
37.90%
5.部門別損益計算書
4.剰余金処分計算書
(単位:百万円)
科 目
平成23年度
平成24年度
1 当期未処分剰余金
371
351
2 剰余金処分額
276
276
70
60
150
(150)
(-)
150
(100)
(50)
⑶ 出資配当金
56
66
3 次期繰越剰余金
94
74
⑴ 利益準備金
⑵ 任意積立金
(リスク管理積立金)
(施設整備積立金)
(注)1.出資に対する配当金の割合は次のとおりです。
平成23年度 1.0% 平成24年度 1.2%
2.任意積立金における目的積立金の種類及び積立目的、積立目標額、取崩基準等は次
のとおりです。
種 類
積立目的
リスク管理 発生可能性がある農産物
積立金
販売流通リスク、貸出金等
不良債権処理及び有価証券
運用のリスク負担の他、各
事業が保有するリスク並び
に遵守が求められている会
計諸施策に伴うリスクに照
らして、経営の健全性(自
己資本)を維持し、損失発
生時へのてん補に備える。
施設整備
積立金
組合の施設の整備・改善・
取得および緒費用、解体処
分等の多額な支出に備える
ための積立について定め
る。
積立目標額
10億円
6億円
積立基準
取崩基準
当期剰余金 農 産 物 販 売 流 通 リ ス
の2割以上 ク、不良債権、有価証券、
預け金、外部出資、固定
資産の減損損失、退職給
付費用、繰延税金資産等
を処理することにより、
その年度に発生する費用
が多額である場合、当該
損失額を限度に取崩す。
当期剰余金 組合の施設の整備・改
の1割以上 善・取得および緒費用、
解体処分等に伴い、その
年度に発生する支出が多
額である場合、当該支出
額を限度に取崩す。
3.次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善事業の費用に充てるための繰越額
が含まれています。
平成23年度 17百万円 平成24年度 14百円
− 65 −
《平成23年度》
(単位:百万円)
項目
事業収益
事業費用
事業総利益
事業管理費
うち共通管理費
事業利益
事業外収益
事業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税引前当期利益
営農指導事業分配賦額
営農配賦後税引前当期利益
合 計
14,216
9,322
4,893
4,633
-
259
103
11
352
180
105
427
-
427
信用事業
2,060
323
1,736
1,452
591
283
39
5
317
114
40
392
77
314
共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 共通管理費等
1,368
6,287
4,394
105
-
102
5,035
3,693
167
-
1,266
1,251
701
△ 62
-
971
1,149
710
349
-
373
170
84
125
△ 1,346
294
102
△9
△ 411
-
25
23
6
8
-
3
0
0
1
-
316
125
△3
△ 403
-
35
17
11
0
-
25
26
8
5
-
326
116
0
△ 409
-
44
236
50
△ 409
-
282
△ 119
△ 49
-
-
共通管理費および営農指導事業の他部門への配賦基準等
⑴ 共通管理費等
「均等割+人頭割+事業利益割」の平均値にて配賦
⑵ 営農指導事業
「均等割+事業総利益割」の平均値にて配賦
配賦割合
区分
共通管理費等
営農指導事業
合 計
100.0%
100.0%
信用事業
44.2%
19.0%
共済事業
27.7%
10.8%
農業関連事業
12.6%
57.9%
生活その他事業
6.2%
12.3%
《平成24年度》
営農指導事業
9.3%
(単位:百万円)
項目
事業収益
事業費用
事業総利益
事業管理費
うち共通管理費
事業利益
事業外収益
事業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税引前当期利益
営農指導事業分配賦額
営農配賦後税引前当期利益
合計
14,415
9,492
4,922
4,578
-
343
133
10
467
49
103
412
-
412
信用事業
1,985
214
1,771
1,434
559
336
49
4
381
21
42
360
86
274
共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 共通管理費等
1,309
6,965
4,064
90
-
96
5,557
3,473
151
-
1,213
1,408
591
△ 61
-
988
1,137
666
351
-
406
158
74
130
△ 1,329
224
270
△ 75
△ 412
-
36
27
8
11
-
3
0
0
0
-
257
297
△ 67
△ 402
-
16
6
4
1
-
32
12
7
8
-
241
291
△ 71
△ 409
-
49
223
50
△ 409
-
191
68
△ 121
-
-
共通管理費および営農指導事業の他部門への配賦基準等
⑴ 共通管理費等
「均等割+人頭割+事業利益割」の平均値にて配賦
⑵ 営農指導事業
「均等割+事業総利益割」の平均値にて配賦
配賦割合
区分
共通管理費等
営農指導事業
合 計
100.0%
100.0%
信用事業
42.1%
21.1%
共済事業
30.6%
12.2%
− 66 −
農業関連事業 生活その他事業
11.9%
5.6%
54.5%
12.2%
営農指導事業
9.8%
『Ⅱ 損益の状況』
3.資金運用収支の内訳
1.最近の5事業年度の主要な経営指標
(単位:百万円、%)
(単位:百万円、口、人、%)
項 目
平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度
経常収益(事業収益)
15,402
14,678
14,754
14,216
14,415
信用事業収益
2,612
2,417
2,168
2,060
1,985
共済事業収益
1,480
1,441
1,397
1,368
1,309
農業関連事業収益
6,579
6,498
6,707
6,287
6,925
生活その他事業収益
4,647
4,248
4,389
4,394
4,064
営農指導事業収益
82
72
91
105
90
経常利益
232
157
425
352
467
当期剰余金(△は当期損失金)
266
△3
276
319
256
出資金
5,840
5,810
5,780
5,686
5,573
(出資口数)
(1,946,877) (1,936,745) (1,926,805) (1,895,451) (1,857,691)
純資産額
12,270
12,324
12,562
12,818
12,985
総資産額
183,434
181,970
181,141
180,655
188,755
貯金残高
162,791
162,898
161,838
161,776
169,544
貸出金残高
51,239
49,767
49,226
47,682
45,983
有価証券残高
19,473
20,038
19,659
18,528
17,615
剰余金配当額
57
57
57
56
66
職員数
614
626
626
606
601
単体自己資本比率
17.14%
18.01%
18.62%
18.38%
18.48%
(注1)経常収益は各事業収益の合計額を表しています。
(注3)信託業務の取り扱いは行っていません。
(単位:百万円、%)
役務取引等収支
その他信用事業収支
信用事業粗利益
信用事業粗利益率
事業粗利益
(事業粗利益率)
平均残高
資金運用勘定
平成23年度
平成24年度
増 減
1,811
1,738
△ 73
50
49
△1
△ 124
△ 16
108
1,736
1,771
35
1.06
1.07
0.01
4,893
4,922
29
2.70
2.66
△ 0.04
利息
平成24年度
利回り
利息
利回り
1,862
1.14
164,976
1,789
1.08
うち預金
95,960
567
0.59
100,586
605
0.60
うち有価証券
18,654
280
1.50
17,257
256
1.48
うち貸出金
48,610
1,015
2.09
47,133
928
1.97
162,524
117
0.07
165,245
119
0.07
うち貯金・定積
161,748
109
0.07
164,509
112
0.07
うち譲渡性貯金
-
-
-
-
-
-
776
8
1.07
736
7
0.95
資金調達勘定
うち借入金
総資金利ざや
-
1.06
-
1.00
(注1)総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価(資金調達利回り+経費率)
(注2)資金運用勘定の利息欄の預金には、信連からの事業利用分量配当金、貯蓄増強奨励金、特別対策奨励金等奨励金が
含まれています。
4.受取・支払利息の増減額
(単位:百万円)
項 目
平成23年度増減額
平成24年度増減額
△ 121
△ 72
うち預け金
△ 54
38
うち貸出金
△ 57
△ 86
うち有価証券
△ 10
△ 24
△ 77
1
うち貯金・定積
△ 76
2
うち譲渡性貯金
-
-
△1
△1
△ 44
△ 73
うち借入金
差 引
(注1)増減額は前年度対比です。
(注2)受取利息の預金には、信連からの事業利用分量配当金、貯金増強奨励金、特別対策奨励金等奨励金が含まれています。
(注1)信用事業粗利益=信用事業総収益-信用事業総費用
(注2)信用事業粗利益率=信用事業粗利益/信用事業運用資産(債務保証見返を除く)平残×100
(注3)事業粗利益は各事業の総利益合計です。
(注4)事業粗利益率=事業粗利益/総資産(除く債務保証見返)平残×100
※総資産の平均残高は、期首と期末の平均残高により算出しています。
− 67 −
平均残高
163,224
支払利息
2.利益総括表
資金運用収支
平成23年度
受取利息
(注2)当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
項 目
項 目
− 68 −
『Ⅲ 事業の概況』
②貸出金の金利条件別内訳残高
1.信用事業
種 類
(1)貯金に関する指標
①科目別貯金平均残高
種 類
平成23年度
平成24年度
59,309 (36.0)
829
定期性貯金
102,977 (63.6)
104,939 (63.7)
1,962
290 (0.1)
259 (0.1)
△ 31
計
161,748(100.0)
164,509(100.0)
2,761
譲渡性貯金
0 (0.0)
0 (0.0)
0
161,748(100.0)
164,509(100.0)
2,761
増 減
28,086 (58.9)
28,110 (61.1)
24
変動金利貸出
18,577 (38.9)
16,916 (36.7)
△ 1,661
1,017 (2.1)
955 (2.0)
△ 62
47,682(100.0)
45,983(100.0)
△ 1,699
合 計
58,480 (36.1)
平成24年度
固定金利貸出
増 減
流動性貯金
その他の貯金
平成23年度
その他
(単位:百万円、%)
(単位:百万円、%)
(注1)
( )内は構成比です。
(注2)
「その他」は当座貸越、無利息等固定、変動の区分が困難なものです。
③貸出金の担保別内訳残高
種 類
(単位:百万円)
平成23年度
増 減
1,436
1,250
△ 186
有価証券
-
-
△7
(注2)定期性貯金=定期貯金+定期積金
動産
-
-
-
(注3)
( )内は構成比です。
不動産
8,668
7,304
△ 1,364
その他担保物
1,384
1,830
446
11,489
10,385
△ 1,104
20,488
20,908
420
557
631
74
21,045
21,539
494
15,146
14,057
△ 1,089
47,682
45,983
△ 1,699
合 計
貯金・定期積金等
平成24年度
(注1)流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金
②定期貯金残高
種 類
定期貯金
(単位:百万円、%)
平成23年度
平成24年度
増 減
98,855(100.0)
100,807(100.0)
1,952
うち固定金利定期
98,787 (99.9)
100,745 (99.9)
1,958
うち変動金利定期
68 (0.1)
61 (0.1)
△7
(注1)固定金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金
小 計
農業信用基金協会保証
その他保証
小 計
信用
合 計
(注2)変動金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金
(注3)
( )内は構成比です。
④債務保証見返額の担保別内訳残高
(2)貸出金等に関する指標
該当する取引はありません。
①科目別貸出金平均残高
種 類
(単位:百万円、%)
平成23年度
平成24年度
増 減
⑤貸出金の使途別内訳残高
(単位:百万円、%)
手形貸付
729 (1.7)
590 (1.2)
△ 139
証書貸付
43,614 (89.5)
42,316 (89.7)
△ 1,298
設備資金
35,234 (73.9)
34,412 (74.8)
△ 822
当座貸越
844 (1.8)
807 (1.7)
△ 37
運転資金
12,447 (26.1)
11,570 (25.2)
△ 877
割引手形
22 (0.0)
19 (0.0)
△3
47,682(100.0)
45,983(100.0)
△ 1,699
3,400 (6.9)
3,400 (7.2)
0
48,610(100.0)
47,133(100.0)
△ 1,477
金融機関貸付
合 計
− 69 −
種 類
合 計
平成23年度
(注)
( )内は構成比です。
− 70 −
平成24年度
増 減
⑥貸出金の業種別残高
(単位:百万円、%)
種 類
平成23年度
平成24年度
なお、
「⑥貸出金の業種別残高」の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高です。「営農類型別」
の合計と「⑥貸出金の業種別残高」の「農業」の残高は、集計方法が異なるため一致いたしません。
2.
「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス業、農業所得が従とな
増 減
る農業者等が含まれています。
農業
13,118 (27.5)
12,870 (27.9)
△ 248
林業
0 (0.0)
0 (0.0)
0
水産業
29 (0.0)
26 (0.0)
△3
製造業
3,995 (8.4)
3,977 (8.6)
△ 18
202 (0.4)
194 (0.4)
△8
建設業
2,683 (5.6)
2,647 (5.7)
△ 36
不動産業
5,088 (10.7)
4,290 (9.3)
△ 798
プロパー資金
4,077
3,891
△ 186
電気・ガス・熱供給水道業
333 (0.7)
406 (0.9)
73
農業制度資金
1,087
1,053
△ 34
運輸・通信業
983 (2.1)
975 (2.1)
△8
近代化資金
252
263
11
卸売・小売業・飲食店
1,199 (2.5)
1,175 (2.6)
△ 24
その他制度資金
835
790
△ 45
サービス業
4,503 (9.4)
4,463 (9.7)
△ 40
合 計
5,164
4,945
△ 219
金融・保険業
4,119 (8.6)
4,117 (9.0)
△2
地方公共団体
4,088 (8.6)
3,638 (7.9)
△ 450
その他
7,336 (15.4)
7,198 (15.7)
△ 138
うち個人
7,263 (15.2)
7,144 (15.5)
△ 119
うち法人
73 (0.2)
53 (0.1)
△ 20
47,682(100.0)
45,983(100.0)
△ 1,699
鉱業
合 計
(注) ( )内は構成比(貸出金全体に対する割合)です。
〔貸出金〕
種 類
(単位:百万円)
平成23年度
象としています。
3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパー S資金)や農業経営負担軽減支援資金などが該当します。
〔受託貸出金〕
平成24年度
増 減
区 分
3,368
3,221
△ 147
3ヵ月以上延滞債権額
野菜・園芸
441
452
11
果樹・樹園農業
305
280
△ 25
28
27
△1
193
177
△ 16
1
3
2
-
-
-
825
781
△ 44
農業関連団体等
-
-
-
合 計
5,164
4,945
△ 219
養蚕
その他農業
(注)1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業生産・農業経営に必要な資金や、
農産物の生産・加工・流通に関係する事業に必要な資金等が該当します。
− 71 −
(単位:百万円)
平成23年度
破綻先債権額
延滞債権額
養鶏・養卵
増 減
ことでJAが低利で融資するもの、③日本政策金融公庫が直接融資するものがあり、ここでは①の転貸資金と②を対
△ 219
養豚・肉牛・酪農
平成24年度
2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体が利子補給等を行う
4,945
工芸作物
平成23年度
(注)1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをいいます。
5,164
穀作
(単位:百万円)
⑧リスク管理債権の状況
(1)営農類型別
農業
(2)資金種類別
該当する取引はありません。
⑦主要な農産関係の貸出金残高
種 類
3.
「農業関連団体等」には、JAや全農とその子会社等が含まれます。
貸出条件緩和債権額
合 計
平成24年度
増 減
84
53
△ 31
1,361
1,156
△ 205
0
0
0
256
226
△ 30
1,702
1,436
△ 266
(注1)破綻先債権
元本又は利息の支払の延滞が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取り立て又は弁済の見
込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。
以下「未収利息不計上貸出金」という。
)のうち、法人税法施行例第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事
由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金をいいます。
(注2)延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図る事を目的として利息の支払を猶
予したもの以外の貸出金をいいます。
(注3)3ヵ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権および延滞債権に該当
しないものをいいます。
− 72 −
(注4)貸出条件緩和債権
債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他
⑫貸出金償却の額
の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権および3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のをいいます。
(単位:百万円)
項 目
平成23年度
貸出金償却額
⑨金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
債権区分
(単位:百万円)
保 全 額
債権額
担 保
保 証
引 当
506
123
6
339
469
危険債権
708
443
80
161
685
要管理債権
226
118
0
0
119
1,441
685
86
501
1,274
小 計
正常債権
44,642
合 計
3
46,084
3
(3)内国為替取扱実績
(単位:千件、百万円)
保 全
破産更正債権及びこれ
らに準ずる債権
平成24年度
平成23年度
種 類
送金・振込為替
代金取立為替
雑為替
(注) 上記の債権区分は、
「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、債
務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、次のとおり区分したものです。なお、当JAは同法の対象とはなって
合 計
いませんが、参考として同法の定める基準に従い債権額を掲載しております。
①破産更生債権及びこれらに準ずる債権
仕 向
平成24年度
被 仕 向
仕 向
被 仕 向
件 数
38
241
39
238
金 額
29,899
45,190
25,867
47,503
件 数
0
0
0
0
金 額
2
1
1
0
件 数
4
3
4
3
金 額
618
1,331
669
721
件 数
43
245
43
242
金 額
30,520
46,552
26,538
48,225
法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権
②危険債権
経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収ができない可能性の高い債権
③要管理債権
3ヵ月以上延滞貸出債権および貸出条件緩和貸出債権
(4)有価証券に関する指標
①種類別有価証券平均残高
④正常債権
種 類
上記以外の債権
⑩元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
該当する取引はありません。
区 分
年度
23
年度
24
期首残高 期中増加額
平成23年度
(単位:百万円)
期中減少額
目的使用
その他
期末残高
一般貸倒引当金
178
174
-
178
174
個別貸倒引当金
754
638
75
678
638
合 計
933
813
75
857
813
一般貸倒引当金
174
166
-
174
166
個別貸倒引当金
638
544
1
637
544
合 計
813
710
1
811
710
− 73 −
平成24年度
増減
国債
3,996
3,303
△ 693
地方債
6,798
6,695
△ 103
政府保証債
1,346
1,296
△ 50
金融債
3,417
2,681
△ 736
-
-
-
3,097
3,280
183
受益証券
-
-
△ 135
株式
-
-
△ 87
18,654
17,257
△ 1,397
短期社債
⑪貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:百万円)
社債
合 計
②商品有価証券種類別平均残高
該当する取引はありません。
− 74 −
③有価証券残存期間別残高
《平成23年度》
(単位:百万円)
種 類
1年超5年以内
1年以内
5年超10年以内
2.共済取扱実績
10年超
国債
220
562
2,712
-
地方債
200
3,207
3,720
-
-
419
950
-
金融債
700
2,317
-
-
社債
200
723
2,591
-
終身共済
-
-
-
-
1,322
7,231
9,974
-
政府保証債
その他の証券
合 計
《平成24年度》
(単位:百万円)
種 類
1年超5年以内
1年以内
5年超10年以内
10年超
(1)長期共済新契約高・長期共済保有高
(単位:百万円)
種 類
平成23年度
新契約高
平成24年度
保有契約高
新契約高
保有契約高
18,073
271,647
18,291
268,507
定期生命共済
250
3,280
253
3,239
養老生命共済
6,660
209,990
4,315
191,844
894
30,801
751
30,632
医療共済
1,167
9,267
753
9,279
149
978
17
877
うちこども共済
国債
121
861
2,651
-
がん共済
地方債
202
3,515
3,324
-
定期医療共済
0
3,784
0
3,432
政府保証債
101
528
747
-
建物更生共済
19,034
333,325
19,687
330,108
1,307
1,001
-
-
45,335
832,528
43,318
807,532
202
736
2,313
-
0
255
0
244
-
-
-
-
1,935
6,643
9,037
-
金融債
社債
その他の証券
合 計
合 計
年金共済
(注)金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額
(付加された定期特定金額等を含む)
、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しています。
(2)医療系共済の入院共済金額保有高
(5)有価証券等の時価情報等
(単位:百万円)
①有価証券の時価情報等
保有区分
売買目的
満期保有目的
その他
合 計
(単位:百万円)
平成23年度
取得価額
時 価
平成24年度
評価損益
取得価額
時 価
評価損益
-
-
-
-
-
-
2,100
2,125
25
1,500
1,513
13
15,744
16,428
684
15,344
16,115
771
17,844
18,553
709
16,844
17,628
784
(注1)時価は期末時における市場価格等によっております。
(注2)取得価額は取得原価又は償却原価によっています。
種 類
平成23年度
新契約高
平成24年度
保有契約高
新契約高
医療共済
14
38
11
49
がん共済
1
9
3
11
定期医療共済
0
5
0
5
15
53
14
66
合 計
(注)金額は、入院共済金額を表示しています。
(3)年金共済の年金保有高
(注3)満期保有目的の債権については、取得価額を貸借対照表価額として計上しております。
(単位:百万円)
(注4)その他有価証券については時価を貸借対照表価額としております。
種 類
②金銭の信託の時価情報等
該当する取引はありません。
③デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引
保有契約高
平成23年度
新契約高
平成24年度
保有契約高
新契約高
保有契約高
年金開始前
215
2,464
122
2,389
年金開始後
-
841
-
921
215
3,306
122
3,311
合 計
(注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。
該当する取引はありません。
− 75 −
− 76 −
(4)短期共済新契約高
(単位:百万円)
種 類
火災共済
平成23年度
金 額
平成24年度
掛 金
70,762
(単位:百万円)
掛 金
70,653
868
品 目
1,162
1,176
922
農薬
1,162
1,257
飼料
319
269
農業機械
822
791
自動車
689
752
燃料
2,400
2,406
資材
1,158
1,268
7,715
7,923
主食米
325
-
生鮮食材
178
175
一般食品
186
183
3
1
189
175
28
27
5
5
916
567
8,631
8,491
9
113,125
9
70
0
62
0
1
1
102
100
1,061
1,111
自賠責共済
合 計
小 計
(注1)金額は、保障金額を表示しています。
(注2)自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額です。
(単位:百万円)
品 目
米
平成23年度
平成24年度
10,416
11,213
371
385
野菜
1,718
1,686
果実
378
249
花き・花木
342
340
果樹
622
763
畜産物
425
337
林産物
48
41
14,324
15,017
麦・豆・雑穀
合 計
− 77 −
生 活 物 資
3.受託販売品取扱実績
平成24年度
肥料
101,274
賠償責任共済
平成23年度
75
生 産 資 材
定額定期生命共済
金 額
78
自動車共済
傷害共済
4.購買品取扱実績
耐久消費財
日用保健雑貨
建築資材
その他
小 計
合 計
※ 平成24年度から主食用米は加工事業へ移管しております。
− 78 −
『Ⅳ 経営諸指標』
『Ⅴ 自己資本の充実の状況』
1.利益率
1.自己資本の構成に関する事項
(単位:百万円、%)
(単位:%)
項 目
平成23年度
平成24年度
増 減
項 目
23年度
12,266
12,360
5,686
5,573
資本準備金
10
10
利益準備金
4,395
4,455
(注2)資本経常利益率=経常利益/純資産勘定平残×100
特別積立金
2,108
2,258
(注3)総資産当期純利益率=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返を除く)平残×100
次期繰越剰余金
94
74
△30
△13
-
-
174
166
174
166
12,440
12,526
自己資本額(E)=(C)
-
(D)
12,440
12,526
リスク・アセット等計(F)
67,681
67,749
58,183
58,395
9,498
9,353
基本的項目比率(A)/(F)
18.12%
18.24%
自己資本比率(E)/(F)
18.38%
18.48%
総資産経常利益率
0.195
0.253
0.058
資本経常利益率
2.776
3.620
0.844
総資産当期純利益率
0.176
0.139
△ 0.037
資本当期純利益率
2.516
1.988
△ 0.528
(注1)総資産経常利益率=経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平残×100
(注4)資本当期純利益率=当期剰余金(税引後)/純資産勘定平残×100
出資金
回転出資金
再評価積立金
処分未済持分
※分母の総資産、純資産の平均残高は期首と期末の平均残高により算出しています。
その他有価証券の評価差損
営業権相当額
2.貯貸率・貯証率
企業結合により計上される無形固定資産相当額
(単位:%)
貯貸率
項 目
基本的項目(A)
24年度
平成23年度
平成24年度
増 減
貯証率
期末
29.5
27.1
△ 2.4
期中平均
30.1
28.7
△ 1.4
期末
11.5
10.4
△ 1.1
期中平均
11.5
10.5
△ 1.0
(注1)貯貸率(期 末)=貸出金残高/貯金残高×100
(注2)貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高×100
(注3)貯証率(期 末)=有価証券残高/貯金残高×100
(注4)貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100
証券化取引により増加した自己資本に相当する額
補完的項目(B)
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
負債性資本調達手段
期限付劣後債務
補完的項目不算入額
自己資本総額 (C)=(A)+(B)
控除項目(D)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
期限付劣後債務及びこれに準ずるもの
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる
保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額
基本的項目からの控除分を除く自己資本控除とされる証券化エクス
ポージャー(ファンドのうち裏付資産を把握できない資産を含む。)
及び信用補完機能を持つI/Oストリップス(告示第223条を準用す
る場合を含む。)
控除項目不算入額
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
− 79 −
− 80 −
(注)
2.自己資本の充実度に関する事項
1.平成18年3月28日金融庁・農林水産省告示第2号「農業協同組合等がその健全性を判断するための基準」に定められ
た算式に基づき算出したものです。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リスク削
減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。
3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
①信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:百万円)
我が国の中央政府及び中
央銀行向け
我が国の地方公共団体向
け
地方公共団体金融機構向
け
我が国の政府関係機関向
け
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融
商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人
向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
信用保証協会等保証付
共済約款貸付
出資等
複数の資産を裏付とする
資産(所謂ファンド)の
うち、個々の資産の把握
が困難な資産
証券化
上記以外
合 計
23年度
24年度
エクスポー リスク・ア 所要自己 エクスポー リスク・ア 所要自己
資本額
ジャーの期 セット額
資本額
ジャーの期 セット額
b=a×4%
a
末残高
b=a×4%
a
末残高
3,373
0
0
3,473
0
0
10,924
0
0
10,372
0
0
1,103
0
0
1,103
0
0
500
30
1
500
30
1
113
21
0
100
20
0
104,626
24,294
971
115,275
26,505
1,060
3,320
1,812
72
2,949
1,802
72
9,049
5,737
229
7,928
5,055
202
876
6,872
610
20,589
1,048
5,082
302
6,787
241
2,021
0
5,082
12
271
9
80
0
203
796
5,997
576
20,969
1,048
5,075
275
5,888
147
2,055
0
5,075
11
235
5
82
0
203
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
12,724
11,850
474
12,526
11,540
461
180,816
58,183
2,327
188,694
58,395
2,335
オペレーショナル・リ
オペレーショナル・リ
所要自己
所要自己
スク相当額を8%で除
オペレーショナル・リスク スク相当額を8%で除
資本額
資本額
して得た額
に対する所要自己資本の額 して得た額
a
b=a×4%
a
b=a×4%
〈基礎的手法〉
9,498
379
9,353
374
リスク・アセット等
所要自己
リスク・アセット等
所要自己
(分母)計
資本額
(分母)計
資本額
所要自己資本額計
a
b=a×4%
a
b=a×4%
67,681
2,707
67,749
2,709
− 81 −
− 82 −
(注)
1.
「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ご
とに記載しています。
2.
「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出
3.信用リスクに関する事項
①標準的手法に関する事項
金や有価証券等が該当します。
3.
「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエク
スポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが
150%になったエクスポージャーのことです。
4.
「証券化(証券化エクスポージャー)
」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポー
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的
手法により算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・
ウエイトの判定に当たり使用する格付等は次のとおりです。
ジャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。
5.
「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部
門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
6.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
〈オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)〉
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷8%
ア リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは,以下の適格格付機関による
依頼格付けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適格格付機関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するた
めの掛目のことです。
イ リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・
リスク・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適格格付機関
金融機関向けエクスポー
ジャー
日本貿易保険
法人等向けエクスポージャー R&I,Moody's,JCR,S&P,
(長期)
Fitch
法人等向けエクスポージャー R&I,Moody's,JCR,S&P,
(短期)
Fitch
− 83 −
カントリー・リスク・スコア
− 84 −
②信用リスクに関するエクスポージャー(地域別,業種別,残存期間別)及び三月以上延滞エ
クスポージャーの期末残高
(単位:百万円)
23年度
機関が融資を実行する契約のことをいいます。
「貸出金等」にはコミットメントの融資可能残額も含めています。
3.
「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエク
スポージャーをいいます。
4.
「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
5.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。
24年度
三月以上
三月以上
延滞エク
信用リス うち貸出 うち債券 延滞エク
信用リス うち貸出 うち債券
ス ポ ー
ス ポ ー クに関す 金等
クに関す 金等
ジャー
ジャー
る エ ク
る エ ク
ス ポ ー
ス ポ ー
ジャーの
ジャーの
残高
残高
農業
583
583
0
0
716
716
0
91
林業
14
14
0
0
14
14
0
0
水産業
0
0
0
0
0
0
0
0
製造業
503
101
401
0
499
98
401
0
0
0
0
0
0
0
0
0
建設・不動産業
581
381
200
0
592
391
200
0
電気・ガス・熱
供給・水道業
200
0
200
0
0
0
0
0
運輸・通信業
702
0
702
0
702
0
702
0
金融・保険業
105,943
3,409
5,515
0
116,600
3,409
4,816
0
卸売・小売・飲
食・サービス業
1,586
875
710
143
1,430
822
607
136
日本国政府・地
方公共団体
11,961
1,773
10,187
0
11,711
1,523
10,187
0
8,645
3,563
0
66
8,326
3,251
0
21
個人
38,290
37,207
0
399
36,998
35,920
0
327
その他
11,803
0
0
0
11,101
0
0
0
業種別残高計
180,816
47,910
17,920
610
188,694
46,147
16,916
576
99,591
1,259
1,326
106,624
1,168
1,926
1年超3年以下
5,798
1,850
3,948
10,604
1,964
3,815
3年超5年以下
6,432
3,423
3,008
5,886
3,262
2,623
5年超7年以下
6,753
2,735
4,018
10,428
5,713
4,715
7年超10年以下
13,530
7,912
5,618
8,169
4,554
3,615
10年超
29,383
29,383
0
28,432
28,210
221
期限の定めのない
もの
19,326
1,345
0
18,549
1,273
0
180,816
47,910
17,920
188,694
46,147
16,916
法 人
鉱業
上記以外
1年以下
残存期間別残高計
(注)
1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額
を含みます。
2.
「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・エクスポー
ジャーを含んでいます。
「コミットメント」とは、契約した期間および融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融
− 85 −
− 86 −
③貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
⑤信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額
(単位:百万円)
23年度
区 分
期首
残高
目的
使用
(単位:百万円)
23年度
24年度
期中減少額
期中
増加額
その他
期末
残高
期首
残高
期中
増加額
期中減少額
目的
使用
格付
あり
期末
残高
その他
一般貸倒引当金
178
174
-
178
174
174
166
-
174
166
個別貸倒引当金
754
638
75
678
638
638
544
1
637
544
信用リス
ク削減効
果勘案後
残高
④業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
(単位:百万円)
23年度
区 分
24年度
期中減少額
期中減少額
期首 期中
期末 貸出金 期首 期中
期末 貸出金
目的
目的
残高 増加額
償却
残高
増加額
残高
その他 残高 償却
その他
使用
使用
88
80
0
88
80
0
80
84
0
80
84
0
林業
4
1
0
4
1
0
1
4
0
1
4
0
水産業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
製造業
60
0
60
0
0
3
0
0
0
0
0
0
鉱業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
建設・不動産業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
電気・ガス・
熱供給・水道業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
運輸・通信業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
金融・保険業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
112
107
0
112
107
0
107
100
0
107
100
0
42
59
0
42
59
0
59
35
0
59
35
0
個 人
446
389
15
431
389
0
389
319
1
388
319
3
業種別計
754
638
75
678
638
3
638
544
1
637
544
0
法 人
農業
卸売・小売・飲食・
サービス業
上記以外
格付
なし
計
格付
あり
格付
なし
計
リスク・ウエイト0%
0
19,499
19,499
0
18,994
18,994
リスク・ウエイト10%
0
20,517
20,517
0
20,851
20,851
リスク・ウエイト20%
603
100,537
101,140
502
111,084
111,587
リスク・ウエイト35%
0
865
865
0
786
786
リスク・ウエイト50%
1,212
526
1,739
908
591
1,500
リスク・ウエイト75%
0
7,787
7,787
0
6,814
6,814
リスク・ウエイト100%
0
29,164
29,164
100
28,016
28,117
リスク・ウエイト150%
0
102
102
0
43
43
その他
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1,815
179,001
180,816
1,511
187,182
188,694
自己資本控除額
計
(注)
1.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし」にはエク
スポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付
機関による依頼格付のみ使用しています。
2.自己資本控除額には、非同時決済取引に係る控除額、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリ
バティブの免責額に係る控除額があります。
(注)当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。
− 87 −
24年度
− 88 −
4.信用リスク削減手法に関する事項
②信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:百万円)
23年度
①信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の
適格金融
資産担保
24年度
適格金融
資産担保
保証
保証
地方公共団体金融機構向け
0
1,103
0
1,103
我が国の政府関係機関向け
0
199
0
199
するリスク・ウエイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。
地方三公社向け
0
3
0
0
金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け
0
0
0
0
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。
法人等向け
0
0
0
0
297
72
233
104
抵当権住宅ローン
0
0
0
0
適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部または一部が、
不動産取得等事業向け
0
0
0
0
三月以上延滞等
4
0
4
0
取引相手または取引相手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減さ
証券化
0
0
0
0
26
1
15
0
325
1,380
253
1,408
算出において、エクスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定さ
れている場合に、エクスポージャーのリスク・ウエイトに代えて、担保や保証人に対
信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金の
相殺」を適用しています。
れている取引をいいます。当JAでは、適格金融資産担保取引について信用リスク削
減手法の簡便手法を用いています。
保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中
央政府等、我が国の地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、
外国の中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及び金融機関または第一種金融商品
取引業者、これら以外の主体で長期格付がA-またはA3以上の格付を付与しているもの
中小企業等向け及び個人向け
上記以外
合 計
(注)
1.
「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、主なものとして
は貸出金や有価証券等が該当します。
2.
「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエク
スポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」
、
「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが
150%になったエクスポージャーのことです。
を適格保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保証された被保証部分につ
3.
「証券化(証券化エクスポージャー)
」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポー
いて、被保証債権のリスク・ウエイトに代えて、保証人のリスク・ウエイトを適用して
4.
「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部
ジャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。
門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
います。
貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決
定その他これらに類する事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効
であることを示す十分な根拠を有していること、②同一の取引相手との間で相殺契約
下にある貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することができること、
③自組合貯金が継続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と自組
合貯金の相殺後の額が、監視および管理されていること、の条件をすべて満たす場合に、
相殺契約下にある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエ
クスポージャー額としています。
担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価
の見直し行っています。なお、主要な担保の種類は自組合貯金です。
− 89 −
− 90 −
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
②出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:百万円)
23年度
該当する取引はありません。
貸借対照表計上額
6.証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
24年度
時価評価額
貸借対照表計上額
時価評価額
上 場
0
0
0
0
非上場
5,082
5,082
5,075
5,075
合 計
5,082
5,082
5,075
5,075
(注)
「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。
7.出資等エクスポージャーに関する事項
③出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
(単位:百万円) 23年度
①出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
売却益
売却損
0
「出資等」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資
24年度
償却額
0
売却益
0
売却損
0
償却額
0
0
として計上されているものであり、当JAにおいては、これらを①子会社および関連
会社株式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区分して管理しています。 ①子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当J
Aの事業のより効率的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経
営については毎期の決算書類の分析の他、毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況
④貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分をその他
有価証券としている株式・出資の評価損益等)
(単位:百万円) 23年度
把握に努めています。
評価益
②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な
24年度
評価損
0
評価益
0
評価損
0
0
市場リスクの把握およびコントロールに努めています。具体的には、市場動向や経済
見通しなどの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会
で運用方針を定めるとともに経営層で構成するリスク管理委員会を定期的に開催して、
日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は理事会で決定した運用方
針及びリスク管理委員会で決定された取引方針などに基づき、有価証券の売買やリス
クヘッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な
執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告し
ています。
⑤貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損
益等
(単位:百万円) 23年度
評価益
24年度
評価損
0
評価益
0
0
③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加
え、日常的な協議を通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資について
も同様の対応を行っています。
なお、これらの出資等の評価等については、①子会社および関連会社については、取
得原価を記載し、毀損の状況に応じて子会社等損失引当金を、②その他有価証券につ
いては時価評価を行った上で、取得原価との評価差額については、「その他有価証券評
価差額金」として純資産の部に計上しています。③系統および系統外出資については、
取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。また、
評価等重要な会計方針の変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。
− 91 −
評価損
− 92 −
0
『Ⅵ 連結情報』
8.金利リスクに関する事項
1.グループの概況
①金利リスクの算定方法の概要
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間
(1)グループの事業系統図
のミスマッチが存在する中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被
JA越後中央のグループは、当JA、子会社1社で構成されています。
るリスクをいいます。
このうち、当年度及び前年度において連結自己資本比率を算出する対象となる連結子
当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」
会社は1社です。
に、またリスク情報の管理・報告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理
手続」に定め、適切なリスクコントロールに努めています。具体的な金利リスクの算
JA越後中央
定方法、管理方法は以下のとおりです。
・金利リスクの算出において、各期間ごとの金利の1年前との変更幅のデータを最
〔JA越後中央〕
◇本店・支店 23カ所
〔子会社〕
㈱JAライフサービス
越後中央
・要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によっ
て随時払い出される要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に
葬祭関連事業
目の値を変更幅として毎月算出しています。
低5年分集め、小さい方から大きい方へ並べて、データ数の1%目もしくは99%
滞留する貯金をコア貯金と定義し、①過去5年の最低残高、②過去5年の最大年間
流出量を現残高から差し引いた残高、③現残高の50%相当額のうち、最小の額を
上限とし、0~5年の期間に均等に振り分けて(平均残存2.5年)リスク量を算定
しています。
・金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算
定します。
金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△)
算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、四半期ごとにリスク管理
(2)子会社等の状況
(単位:百万円、%)
名 称
(株)JAライフサービス
越後中央
事務所の所在地
事業の内容
燕市佐渡山1428 葬祭関連事業 平成8年9月2日
委員会および理事会・経営管理委員会に報告して承認を得ています。また、これらの
情報を踏まえ、四半期ごとに運用方針を策定しています。
②金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:百万円)
23年度
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
− 93 −
24年度
271
設 立
年月日
215
− 94 −
資本金
49
当JAの
議決権比率
100.0%
当JA及び他
の子会社等の
議決権比率
100.0%
(3)連結事業概況
(5)連結貸借対照表
◇連結事業の概況
① 平成24年度の当JAの連結決算は、子会社1社を連結しております。
連結決算の内容は、連結事業利益4億846万円、連結当期剰余金2億8,505万円、連
結 純 資 産136億9,114万 円、 連 結 総 資 産1,894億1,107万 円 で、 連 結 自 己 資 本 比 率 は
19.23%となりました。
② 連結子会社等の事業概況
平成24年度は、
「より良い葬儀サービスを行うために」お客様満足に繋がる葬儀サー
ビスの提供を目指しました。今年度の葬儀取扱いは、終盤からはほぼ計画通りの内
容となりましたが、年初から葬儀取扱件数が低迷し計画の件数・売上高の確保が十
分でなかったため、可能な限り経費節減・削減を行い、収益確保に努めました。
今後もファンを一人でも多く作るために研究と検討を重ね、品質の高い安心で信
頼のある葬儀サービスの提供に努めてまいります。
(4)最近5年間の連結ベースの主要な経営指標
(単位:百万円、%)
連結経常収益
20年度
21年度
22年度
平成23年度
(平成24年1月31日)
科 目
23年度
24年度
平成24年度
(平成25年1月31日)
平成23年度
(平成24年1月31日)
平成24年度
(平成25年1月31日)
171,725 1.信用事業負債
162,838
170,527
科 目
1.信用事業資産
162,776
⑴現金及び預金
97,805
109,181 ⑴貯 金
161,580
169,299
⑵有価証券
18,528
17,615 ⑵借 入 金
732
661
⑶貸 出 金
46,972
45,323 ⑶その他の信用事業負債
525
566
2,079
2,179
1,031
1,033
⑷その他の信用事業資産
⑸貸倒引当金
226
260 2.共済事業負債
△ 755
△ 655 ⑴共済借入金
2.共済事業資産
1,046
1,046 ⑵共済資金
459
583
⑴共済貸付金
1,034
1,035 ⑶その他の共済事業負債
587
562
605
621
251
284
354
337
⑵その他の共済事業資産
⑶貸倒引当金
15
△3
3.経済事業資産
③ 連結グループ内の資金及び自己資本の移動に係る制限等の概要
該当ありません。
項 目
(単位:百万円)
2,470
14 3.経済事業負債
△ 3 ⑴支払手形及び経済事業未払金
1,917 ⑵その他の経済事業負債
⑴受取手形及び経済事業未収金
951
925 4.雑負債
479
626
⑵棚卸資産
466
416 ⑴未払法人税等
112
139
⑶その他の経済事業資産
1,104
625 ⑵資産除去債務
9
9
⑷貸倒引当金
△ 51
△ 49 ⑶その他の負債
357
477
1,839
1,763
91
89
1,687
1,606
60
68
0
0
167,842
175,719
13,000
13,132
5,686
5,573
4.雑資産
209
132 5.諸引当金
5.固定資産
9,638
9,428 ⑴賞与引当金
⑴有形固定資産
9,629
9,417 ⑵退職給付引当金
16,318
15,520
15,693
15,390
15,482
信用事業収益
2,603
2,409
2,155
2,043
1,965
建物
共済事業収益
1,480
1,441
1,397
1,368
1,309
機械装置
2,519
2,294 6.繰延税金負債
農業関連事業収益
6,579
6,498
6,707
6,287
6,965
その他事業収益
5,656
5,172
5,434
5,692
5,242
土地
4,585
4,549 負
連結経常利益
310
188
488
424
516
連結当期剰余金
313
9
288
353
285
連結純資産額
12,887
12,954
13,205
13,495
13,691
連結総資産額
183,778
182,611
181,759
181,338
189,411
連結自己資本比率
17.90%
18.65%
19.22%
19.05%
19.23%
(事業収益)
10,878
リース資産
72
建設仮勘定
13
その他の有形固定資産
減価償却累計額
債
の
部
合
計
86 1.組合員資本
117 ⑴出資金
3,324
2,292 ⑵資本剰余金
10
10
△ 11,764
△ 11,812 ⑶利益剰余金
7,333
7,561
△ 30
△ 13
△0
△0
⑵無形固定資産
8
11 ⑷処分未済持分
その他の無形固定資産
8
11 ⑸子会社の所有する親組合出資金
6.外部出資
5,033
5,026 2.評価・換算差額等
495
558
⑴外部出資
5,033
5,026 ⑴その他有価証券評価差額金
495
558
7.繰延税金資産
162
8.繰延資産
資
− 95 −
11,891 ⑶役員退職慰労引当金
産
の
部
合
計
132
1
1 純 資 産 の 部 合 計
13,495
13,691
181,338
189,411 負債及び純資産の部合計
181,338
189,411
− 96 −
(6)連結損益計算書
(7)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
(単位:百万円)
科 目
平成23年度
平成24年度
(平成23年2月1日~ (平成24年2月1日~
平成24年1月31日) 平成25年1月31日)
科 目
平成23年度
平成24年度
(平成23年2月1日~ (平成24年2月1日~
平成24年1月31日) 平成25年1月31日)
平成23年度
(平成23年2月1日~
平成24年1月31日)
科 目
平成24年度
(平成24年2月1日~
平成25年1月31日) 1.事業総利益
5,428
5,408 2.事業管理費
5,084
4,999
1.事業活動によるキャッシュ・フロー
⑴信用事業収益
2,043
1,965 ⑴人件費
3,647
3,602
税金等調整前当期利益
492
467
1,843 ⑵その他事業管理費
1,437
1,397
減価償却費
450
448
343
408
減損損失
21
56
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
1,918
(567)
(605) 事業利益
(280)
(256) 3.事業外収益
91
117
貸倒引当金の増加額
△120
△102
(1,000)
(911) ⑴受取雑利息
12
14
賞与引当金の増加額
△1
△2
43
68
退職給付引当金の増加額
△58
△81
35
34
その他引当金等の増加額
△4
8
(69)
63
(70) ⑵受取出資配当金
64 ⑶その他の事業外収益
その他事業直接収益
29
9 4.事業外費用
10
9
信用事業資金運用収益
△1,918
△1,587
その他経常収益
31
49 ⑴支払雑利息
0
-
信用事業資金調達費用
121
122
⑵信用事業費用
320
211 ⑵寄附金
資金調達費用
121
122 ⑶その他の事業外費用
(うち貯金利息)
(98)
(うち給付補填備金繰入)
(10)
(104) 経常利益
(うち貸倒引当金戻入益)
(-)
(うち貸出金償却)
(3)
△56
△82
0
△0
受取雑利息及び受取出資配当金
支払雑利息
104
11
有価証券関係損益
△4
△265
78
44
固定資産売却損益
△18
△11
114
104
85
28
貸出金の純増減
1,754
1,648
21
56
預金の純増減
△1,048
△12,309
7
19
貯金の純増減
△80
7,719
492
467
信用事業借入金の純増減
△45
△71
125
176
その他信用事業資産の増減
35
△12
13
5
その他信用事業負債の増減
△218
37
△0
(7) ⑴固定資産処分益
160
32
55
(3) ⑵その他の特別利益
その他経常費用
△33
35
516
(8)
13
△35
共済借入金利息
183
(4)
25
共済貸付金利息
9
424
(うちその他支払利息)
役務取引等費用
0
(7) 5.特別利益
(うち借入金利息)
その他事業直接費用
10
14 6.特別損失
- ⑴固定資産処分損
74 ⑵減損損失
(△101) ⑶その他の特別損失
(3) 税引等調整前当期利益
(信用事業活動による資産及び負債の増減)
信用事業総利益
1,723
1,754 法人税、住民税及び事業税
⑶共済事業収益
1,368
1,309 法人税等調整額
共済付加収入
1,279
1,227 法人税等合計
139
182
(共済事業活動による資産及び負債の増減)
その他の収益
89
81 当期剰余金
353
285
共済貸付金の純増減
70
△72
1
4
123
⑷共済事業費用
共済推進費及び共済保全費
102
96
共済借入金の純増減
51
49
共済資金の純増減
未経過共済付加収入の純増減
51
46
-
△24
1,265
1,212
その他共済事業資産の増減
0
0
⑸購買事業収益
10,200
9,903
その他共済事業負債の増減
△31
△0
購買品供給高
9,823
9,578
(経済事業活動による資産及び負債の増減)
その他の費用
共済事業総利益
受取手形及び経済事業未収金の純増減
その他の収益
377
324
⑹購買事業費用
8,445
8,273
経済受託債権の純増減
購買品供給原価
8,144
7,991
棚卸資産の純増減
208
203
購買品供給費
支払手形及び経済事業未払金の純増減
26
25
△401
561
△65
50
△125
33
92
78
経済受託債務の純増減
2
△18
1,755
1,630
その他経済事業資産の増減
5
△82
⑺販売事業収益
534
560
その他経済事業負債の増減
△0
1
販売手数料
458
484
(その他の資産及び負債の増減)
その他の費用
購買事業総利益
その他の収益
76
75
その他資産の増減
△29
77
⑻販売事業費用
132
144
その他負債の増減
92
104
販売費
60
62
未払消費税の増減額
△41
40
その他の費用
71
81
信用事業資金運用による収入
1,946
1,565
信用事業資金調達による支出
△187
△119
36
33
△36
△33
495
△1,680
販売事業総利益
402
415
⑼その他事業収益
1,243
1,744
共済貸付金利息による収入
⑽その他事業費用
962
1,349
共済借入金利息による支出
その他事業総利益
281
395
− 97 −
小 計
− 98 −
(単位:百万円)
平成23年度
(平成23年2月1日~
平成24年1月31日) 科 目
雑利息及び出資配当金の受取額
雑利息の支払額
平成24年度
(平成24年2月1日~
平成25年1月31日)
《平成23年度》
56
82
△0
0
△190
△149
361
△1,746
有価証券の取得による支出
△4,138
△2,526
有価証券の売却による収入
5,374
3,768
固定資産の取得による支出
△1,027
△433
固定資産の売却による収入
396
130
法人税等の支払額
事業活動によるキャッシュ・フロー
2.投資活動によるキャッシュ・フロー
-
19
△1,903
△1
109
8
△1,189
965
17
67
△111
△180
持分の取得による支出
△15
△13
持分の譲渡による収入
11
30
補助金の受入による収入
外部出資による支出
外部出資の売却等による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
3.財務活動によるキャッシュ・フロー
出資の増額による収入
出資の払戻しによる支出
△57
△56
△155
△153
4.現金及び現金同等物の増加額(又は減少額)
△984
△984
5.現金及び現金同等物の期首残高
10,601
9,616
6.現金及び現金同等物の期末残高
9,616
8,682
出資配当金の支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
(8)連結注記表
1.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
⑴ 連結の範囲に関する事項
① 連結される子会社・子法人・・・1社
・株式会社 JAライフサービス越後中央
② 非連結子会社・子法人等
該当ありません。
⑵ 持分法の適用に関する事項
① 持分法適用の関連法人等
該当ありません。
② 持分法非適用の関連法人等
該当ありません。
⑶ 連結される子会社及び子法人等の事業年度に関する事項
連結される子会社・子法人等の決算日は次のとおりです。
・株式会社 JAライフサービス越後中央・・・1月末
連結決算日と㈱JAライフサービス越後中央の決算日と差異が3ケ月を超えないため、
それぞれの当該決算日の財務により連結しております。
連結決算日と上記の決算日等の間に生じた重要な取引については、必要な調整を行って
おります。
⑷ 連結される子会社・子法人等の資産及び負債の評価に関する事項
連結される子会社・子法人等の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用し
ております。
⑸ 連結調整勘定の償却方法及び償却期間
該当ありません。
⑹ 剰余金処分項目等の取り扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成しております。
⑺ 連結キャッシュフロー計算書における現金及び現金同等物の範囲
連結キャッシュフロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」及び「預
金」のうちの当座預金、普通預金及び通知預金となっています。
− 99 −
− 100 −
2.重要な会計方針に係る事項に関する注記
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によって
⑴ 次に掲げるものの評価基準及び評価方法
います。また、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の
① 有価証券の評価基準及び評価方法
規定に基づき、3年間で均等償却を行っております。
ア)満期保有目的の債券 : 償却原価法(定額法)
② 無形固定資産
イ)子会社株式等 : 移動平均法による原価法
定額法を採用しております。
ウ)その他有価証券
なお、自社利用ソフトウェアについては、当組合における利用可能期間(5年)に基づ
・時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法
により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
く定額法により償却しております。
〈㈱JAライフサービス越後中央〉
・時価のないもの:移動平均法による原価法
① 有形固定資産
② 棚卸資産の評価基準及び評価方法
定率法又は旧定率法を採用しております。
購買品・商品
ただし、平成10年4月1日以後に取得した建物(附属設備を除く)については旧定額法、
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
平成19年4月1日以後に取得した建物(附属設備を除く)については定額法を採用してお
加工品
ります。
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
② リース資産
その他の棚卸資産(貯蔵品)
法人税法の規定に基づくリース期間定額法を採用しております。
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
③ ソフトウェア
定額法を採用しております。
⑵ 固定資産の減価償却の方法
④ 繰延資産
〈組合〉
定額法を採用しております。
① 有形固定資産
建物(建物附属設備を除く)
⑶ 雑資産(長期前払費用)の処理方法
ア)平成10年3月31日以前に取得したもの
・ICキャッシュカード権利金
旧定率法によっております。なお、次のものについては旧定額法を採用しております。
当組合における利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却しています。
・巻地区 越王柿選果場施設 西瓜選果場施設
・排水工事負担金(味方支店)
・弥彦地区 弥彦支店建物
当組合における利用可能期間(10年)に基づく定額法により償却しています。
・分水地区 分水支店建物・構築物、国上支店建物・構築物
・下水道事業受益者分担金(分水支店)
分水営農センター建物・構築物、国道給油所建物・構築物
当組合における利用可能期間(6年)に基づく定額法により償却しています。
・月潟地区 越後獅子果樹選果場施設
イ)平成10年4月1日から平成19年3月31日までに取得したもの
⑷ 引当金の計上基準
旧定額法によっております。
① 貸倒引当金
ウ)平成19年4月1日以後に取得したもの
〈組合〉
定額法によっております。
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定要領、経理規程及び資産の償却・引当基
建物(建物附属設備を除く)以外
準に則り、次のとおり計上しております。
ア)平成19年3月31日以前に取得したもの
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及
旧定率法によっております。
びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担
イ)平成19年4月1日以後に取得したもの
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。
定率法によっております。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められ
− 101 −
− 102 −
る債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可
ています。
能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認めら
〈㈱JAライフサービス越後中央〉
れる額を計上しています。破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回収に係るキャッ
役員の退職慰労金支給に備えるため、内規に基づき期末要支給額を計上しております。
シュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フロー
と債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残
⑸ リース取引の処理方法
額との差額を引当てています。
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多
い金額を計上しています。
のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係
る方法に準じた会計処理によっています。
この基準に基づき、当期は租税特別措置法第57条の10により算定した金額に基づき計上
しています。
⑹ 消費税及び地方消費税の会計処理の方法
すべての債権は、資産査定要領に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署
から独立した査定監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、固定資産に係
る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5年間で均等償却を行っております。
当を行っております。
〈㈱JAライフサービス越後中央〉
⑺ 記載金額の端数処理
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については法人税法に規定する法定繰入率によ
記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しており、金額百万円未満の科目については「0」
り計算した回収不能見込額のほか、個別に債権の回収可能性を検討し、必要額を計上して
円で表示しております。
おります。
② 賞与引当金
⑻ 会計方針の変更
〈組合〉
当事業年度より、「資産除去債務に関する会計基準」(企業会計基準第18号平成20年3月31
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上し
ています。
日)及び「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第21号平成
20年3月31日)を適用しています。
〈㈱JAライフサービス越後中央〉
この結果、従来の方法によった場合に比べて、事業利益及び経常利益はそれぞれ0百万円、
従業員賞与の支給に備えるため、将来の支給見込額のうち当期負担額を計上しております。
税引前当期利益は6百万円減少しています。
③ 退職給付引当金
〈組合〉
3.貸借対照表に関する注記
職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基
⑴ 圧縮記帳額を直接控除した場合における各資産の圧縮記帳額
づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
なお、数理計算上の差異については、発生の事業年度で費用処理することとしています。
国庫補助金等の適用を受けて、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は
5,969百万円であり、その内訳は、次のとおりです。
〈㈱JAライフサービス越後中央〉
建 物 2,582百万円 建物付属設備 186百万円 構 築 物 546百万円
従業員の退職金支払に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込に基づき、
機械装置 2,276百万円 車両運搬具 20百万円 器具備品 187百万円
当事業年度に発生していると認められる額を計上しております。なお当社は職員数300人
土 地 170百万円
未満の小規模企業等に該当するため、「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(日
本公認会計士協会会計制度委員会報告第13号平成11年9月14日)により簡便法を採用して
⑵ リース契約により使用する重要な固定資産
おります。
貸借対照表に計上した固定資産のほか、ATM28台、金融機器4台、給油設備9台、給油
④ 役員退職慰労引当金
所POSシステム9台、車両整備機器3台、精米機3台、洗車機4台、ソフト4台、電話装
〈組合〉
置6台、業務用端末機42台、複写機45台、介護浴槽1台、営農機器12台、営業用車両286台
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上し
については、リース契約により使用しております。
− 103 −
− 104 −
⑶ 担保に供している資産
② 子会社等との取引による費用総額 1百万円
定期預金6,622百万円は、公金収納事務及び為替決済金に対して担保に供しております。
うち事業取引高 1百万円
うち事業取引以外の取扱高 0百万円
⑷ 子会社等に対する金銭債権・債務の総額
子会社に対する金銭債権の総額711百万円
⑵ 減損会計に関する注記
子会社に対する金銭債務の総額196百万円
① グルーピングの方法と共用資産の概要
当組合では、投資の意思決定を行う単位として以下のグルーピングとしております。
支店については、旧行政単位で設置している総合支店を中心に、旧行政単位の支店間で
⑸ 役員に対する金銭債権・債務の総額
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権の総額 金銭債権224百万円
相互に連携・補完しながら事業展開を行っていることから旧行政単位をグループとしてお
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務の総額 金銭債務はありません。
ります。農機車両センター、給油所については、お互いに営業、奨励等を連携・補完しな
がら、管内全域で事業展開を行っていることから農機車両・給油所グループとしておりま
⑹ 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
す。食材センターについては、食材グループ間で連携・補完しながら管内全域で事業展開
貸出金のうち、破綻先債権額は84百万円、延滞債権額は1,361百万円です。
を行っていることから食材グループとしております。業務外固定資産(遊休資産等)につ
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他
いては、各固定資産をグルーピングの最小単位としております。
の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
また、長期的に地域に貢献する方針で設置している営農センターを含めた営農関連施設
かった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)の
及び福祉関連施設と、独立したキャッシュ・フローを生み出さない本店については共用資
うち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる
産と認識しております。
事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額はありません。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上
遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものです。
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は256百万円です。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利
の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決め
を行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものです。
破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
1,702百万円です。
㈱JAライフサービス越後中央では、会社全体を一つのグループとしております。
② 減損損失を認識した資産または資産グループについては、その用途、種類、場所などの概要
当期に減損損失を計上した固定資産は以下の通りです。
場 所
月潟支店
茨島倉庫
国見倉庫
吉田新田倉庫
東長島倉庫
巻営農センター事務所
松野尾給油基地
用 途
営業用店舗
遊休
遊休
遊休
遊休
遊休
遊休
種 類
構築物・器具備品
建物・土地・その他
建物・構築物
建物
建物
建物・器具備品
構築物・機械装置・器具備品
そ の 他
業務外固定資産
業務外固定資産
業務外固定資産
業務外固定資産
業務外固定資産
業務外固定資産
③ 減損損失の認識に至った経緯
月潟支店については、当該店舗の営業収支が2期連続赤字であると同時に、短期的に業
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
績の回復が見込まれていないことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当事業年度
減少額を減損損失として認識しました。
4.損益計算書に関する注記
茨島倉庫、国見倉庫、吉田新田倉庫、東長島倉庫については、月潟倉庫建設に伴い新た
⑴ 子会社等との事業取引による取引高の総額及び事業取引以外の取引による取引高の総額
に発生した遊休資産であり正味売却価額が帳簿価額を下回ったことにより回収可能価額ま
① 子会社等との取引による収益総額 34百万円
でに減額し、その差額を減損損失として認識しました。
うち事業取引高 25百万円
うち事業取引以外の取引高 8百万円
巻営農センター、松野尾給油基地については、廃止が決定しており簿価を備忘価額まで
減額し、その差額を減損損失として認識しました。
④ 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失
− 105 −
− 106 −
の内訳
イ)市場リスクの管理
月潟支店 0百万円(構築物0百万円・器具備品0百万円)
茨島倉庫 10百万円(建物5百万円・建物附属設備0百万円・構築物0百万円・
土地4百万円)
国見倉庫 3百万円(建物3百万円・構築物0百万円)
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールす
ることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持
と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析な
どを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
吉田新田倉庫 2百万円(建物2百万円)
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び
東長島倉庫 3百万円(建物3百万円)
当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運
巻営農センター事務所 2百万円(建物1百万円・器具備品0百万円)
用方針を定めるとともに、経営層で構成するリスク管理委員会を定期的に開催して、日
松野尾給油基地 0百万円(構築物0百万円・機械装置0百万円・器具備品0百万円)
常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針
⑤ 回収可能価額が正味売却価額の場合にはその旨及び時価の算定方法
及びリスク管理委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジ
月潟支店、茨島倉庫、国見倉庫、及び吉田新田倉庫の回収可能価額は正味売却価額を採
を行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っ
用しており、その時価は固定資産税評価額に基づき算定しております。
ているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
5.金融商品に関する注記
当組合では保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。
⑴ 金融商品の状況に関する事項
当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
① 金融商品に対する取組方針
預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入金で
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団
す。
体などへ貸付け、残った余裕金を新潟県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債
や地方債などへの債券による運用を行っています。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定
量的分析に利用しています。
② 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価
金利以外のすべてのリスク変動が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標とな
証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒され
る金利が0.50%上昇したものと想定した場合には、経済価値が695百万円減少するもの
ています。
と把握しております。
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)
で保有しています。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他
のリスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影
リスクに晒されています。
営業債権である経済未収金は、組合員等の信用リスクに晒されています。
響が生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても
③ 金融商品に係るリスク管理体制
含めて計算しています。
ア)信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定し
ウ)資金調達に係る流動性リスクの管理
ています。また、通常の貸出取引については、本店に審査部を設置し各支店との連携を
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成
図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フロー
し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資
などにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、
判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し
与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資
たうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、
④ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
資産の健全化に取り組んでいます。また、
資産自己査定の結果、
貸倒引当金については「資
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場
産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
− 107 −
価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれていま
− 108 −
引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
す。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額を
によった場合、当該価額が異なることもあります。
リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未
⑵ 金融商品の時価等に関する事項
実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代
① 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
わる金額として算定しています。
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。なお、
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から
貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず③に記載
エ)経済事業未収金
しています。
預金
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
貸出金(※1)
貸倒引当金(※2)
貸倒引当金控除後
経済事業未収金
貸倒引当金(※3)
貸倒引当金控除後
資産計
貯金
借入金
経済事業未払金
負債計
貸借対照表計上額
96,979
2,100
16,428
47,769
△758
47,011
919
△50
869
163,388
161,776
732
202
162,722
時価
96,763
2,125
16,428
-
-
48,651
-
-
869
164,839
161,545
731
202
162,480
(※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員貸付金87百万円を含めています。
(※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(※3)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(単位:百万円)
差額
△215
25
-
-
-
1,640
-
-
-
1,450
△230
△1
-
△231
経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいこ
とから、当該帳簿価額によっています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から
貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
ア)貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみな
しています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来キャッシュ・
フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時
価に代わる金額として算定しています。
イ)借入金
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の
信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考
えられるため、当該帳簿価額によっています。
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額リス
② 金融商品の時価の算定方法
【資産】
クフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる
ア)預金
金額として算定しています。
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリー
ウ)経済事業未払金
経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいこ
とから、当該帳簿価額によっています。
レートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額とし
て算定しています。
③ 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは
イ)有価証券及び外部出資
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
ウ)貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の
信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから
当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の
合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒
− 109 −
①の金融商品の時価情報には含まれていません。
外部出資
合 計
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
5,082
5,082
(※1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握するこ
とが極めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
− 110 −
④ 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
預 金
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券のう
ち満期があるもの
貸出金(※1、2、3)
経済事業未収金(※4)
合 計
(単位:百万円)
1年超
2年超
3年超
4年超
1年以内
5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
96,979
-
-
-
-
-
600
600
600
300
-
-
720
1,320
1,412
1,485
1,303
9,500
5,445
882
104,627
3,753
-
5,656
3,572
-
5,584
3,085
-
4,870
2,732
-
4,035
28,523
-
38,023
(※1)貸出金のうち、当座貸越766百万円については「1年以内」に含めています。
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
時価が貸借対照表計上額を超えないもの
合 計
② その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこ
れらの差額については、次のとおりです。
また、期限のない劣後特約付ローンについては「 5年超」に含めています。
取得原価又は
償却原価
貸借対照表計上額が取得原価 国 債
3,361
又は償却原価を超えるもの
地方債
6,777
社 債
2,801
政府保証債
1,296
金融債
899
小 計
15,137
貸借対照表計上額が取得原価 社 債
606
又は償却原価を超えないもの 小 計
606
合 計
15,744
還の予定が見込まれないため、含めていません。
(※3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件49百万円は償還日が
特定できないため、含めていません。
(※4)経済事業未収金のうち、延滞の生じている破綻懸念先、実質破綻先及び破綻先に
対する債権等37百万円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。
⑤ 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:百万円)
1年以内
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
143,567
9,351
6,857
566
1,433
-
98
93
91
85
64
299
143,665
9,444
6,949
652
1,497
299
借入金
合 計
(単位:百万円)
種 類
(※2)貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した債権等519百万円は償
貯金(※1)
金融債
小 計
金融債
小 計
貸借対照表計上額
2,000
2,000
100
100
2,100
(単位:百万円)
時価
差額
2,025
25
2,025
25
99
△0
99
△0
2,125
25
貸借対照表
評価差額(※1)
計上額
3,495
133
7,128
351
2,911
109
1,370
73
918
18
15,824
686
603
△2
603
△2
16,428
684
(※1)なお、上記評価差額から繰延税金負債188百万円を差し引いた額495百万円が「そ
5年超
の他有価証券評価差額金」に含まれています。
(※1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。
6.有価証券に関する注記
⑴ 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
① 満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額に
⑵ 当年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。
国 債
地方債
社 債
政府保証債
合 計
売却額
612
103
75
309
1,101
(単位:百万円)
売却益
売却損
14
-
3
-
-
25
11
-
29
25
ついては、次のとおりです。
7.退職給付に関する注記
⑴ 採用している退職給付制度
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。
− 111 −
− 112 −
また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため全国役職員共済会との
契約による退職金共済制度を採用しています。
⑵ 退職給付債務及びその内訳
退職給付債務
△4,477百万円
特定退職共済制度
2,837百万円
未積立退職給付債務
△1,639百万円
貸借対照表計上額純額
△1,639百万円
退職給付引当金
△1,639百万円
⑶ 退職給付費用の内訳
勤務費用
204百万円
利息費用
99百万円
期待運用収益
△33百万円
数理計算上の差異の費用処理額
△40百万円
合計
229百万円
⑷ 退職給付債務等の計算基礎
割引率
2.2%
期待運用収益率
1.15%
退職給付見込額の期間按分方法
期間定額基準
数理計算上の差異の処理年数
1年
(単位:百万円)
繰延税金資産
788
退職給付引当金超過額
483
貸倒引当金超過額
198
賞与引当金超過額
25
役員退職慰労引当金超過額
18
管理債権未収利息
3
未収利息不計上額
9
未払費用否認額
3
組織活動費経費否認額
5
固定資産償却超過額
28
その他
12
評価性引当額
△454
繰延税金資産合計(A)
334
繰延税金負債(B)
△189
その他有価証券
△189
資産除去債務
0
繰延税金資産の純額(A)+(B)
144
⑵ 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
(調 整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
住民税等均等割
評価性引当額の増減
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
31.00%
6.25%
△1.65%
2.48%
△16.86%
5.58%
△1.54%
25.26%
10.キャッシュ・フロー計算書に係る注記
⑸ 特例業務負担金の将来見込額
⑴ 現金及び現金同等物の資金の範囲
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、貸借対照表上の「現金」及び「預金」
統合を図るための農林漁業団体共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条の規定に基づ
のうち、「現金」及び「預金」の中の当座預金、普通預金、通知預金となっています。
き、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し
⑵ 現金及び現金同等物に期末残高と貸借対照表に標記されている科目の金額との関係
た特例業務負担金44百万円を含めて計上しています。
現金及び預金勘定 97,805百万円
なお、同組合より示された平成23年3月現在における平成44年3月までの特例業務負担金
の将来負担見込総額は、730百万円となっています。
定期性預金 △ 88,188百万円
現金及び現金同等物 9,616百万円
8.一株当たり情報に関する注記
⑴ 一株当たり純資産額は、740,609.62円であります。
⑵ 一株当たり当期純利益は、36,848.93円であります。
9.税効果会計に関する注記
⑴ 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は次のとおりです。
− 113 −
− 114 −
2.重要な会計方針に係る事項に関する注記
《平成24年度》
⑴ 次に掲げるものの評価基準及び評価方法
1.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
① 有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
⑴ 連結の範囲に関する事項
ア)満期保有目的の債券 : 償却原価法(定額法)
① 連結される子会社・子法人・・・1社
イ)子会社株式等 : 移動平均法による原価法
・株式会社 JAライフサービス越後中央
ウ)その他有価証券
② 非連結子会社・子法人
・時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入
法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
該当ありません。
・時価のないもの:移動平均法による原価法
⑵ 持分法の適用に関する事項
② 棚卸資産の評価基準及び評価方法
① 持分法適用の関連法人等
購買品
該当ありません。
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
② 持分法非適用の関連法人等
加工品
該当ありません。
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
その他の棚卸資産(貯蔵品)
⑶ 連結される子会社及び子法人等の事業年度に関する事項
最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
連結される子会社・子法人等の決算日は次のとおりです。
・株式会社 JAライフサービス越後中央・・・1月末
⑵ 固定資産の減価償却の方法
連結決算日と㈱JAライフサービス越後中央の決算日と差異が3ケ月を超えないため、
〈組合〉
それぞれの当該決算日の財務により連結しております。
連結決算日と上記の決算日等の間に生じた重要な取引については、必要な調整を行って
① 有形固定資産
建物(建物附属設備を除く)
ア)平成10年3月31日以前に取得したもの
おります。
旧定率法によっております。なお、
次のものについては旧定額法を採用しております。
⑷ 連結される子会社・子法人等の資産及び負債の評価に関する事項
・巻地区 越王柿選果場施設 西瓜選果場施設
連結される子会社・子法人等の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用し
・弥彦地区 弥彦支店建物
・分水地区 分水支店建物・構築物、国上支店建物・構築物
ております。
分水営農センター建物・構築物、国道給油所建物・構築物
⑸ 連結調整勘定の償却方法及び償却期間
・月潟地区 越後獅子果樹選果場施設
該当ありません。
イ)平成10年4月1日から平成19年3月31日までに取得したもの
旧定額法によっております。
⑹ 剰余金処分項目等の取り扱いに関する事項
ウ)平成19年4月1日以後に取得したもの
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成しております。
定額法によっております。
建物(建物附属設備を除く)以外
⑺ 連結キャッシュフロー計算書における現金及び現金同等物の範囲
ア)平成19年3月31日以前に取得したもの
連結キャッシュフロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」及び「預
旧定率法によっております。
金」のうちの当座預金、普通預金及び通知預金となっています。
イ)平成19年4月1日以後に取得したもの
定率法によっております。
− 115 −
− 116 −
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっ
る債務者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保
ています。また、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、法人税
証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し
法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っております。
て必要と認められる額を計上しています。破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回
② 無形固定資産
収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッ
定額法を採用しております。
シュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額
なお、自社利用ソフトウェアについては、当組合における利用可能期間(5年)に基づ
を控除した残額との差額を引当てています。
く定額法により償却しております。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多
〈㈱JAライフサービス越後中央〉
い金額を計上しています。
① 有形固定資産
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第57条の10により算定した金額に基づ
定率法又は旧定率法を採用しております。
ただし、
平成10年4月1日以後に取得した建物(附属設備を除く)については旧定額法、
き計上しています。
すべての債権は、資産査定要領に基づき、融資担当部署等が資産査定を実施し、当該部
平成19年4月1日以後に取得した建物(附属設備を除く)については定額法を採用してお
署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の
ります。
引当を行っております。
② リース資産
〈㈱JAライフサービス越後中央〉
法人税法の規定に基づくリース期間定額法を採用しております。
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については法人税法に規定する法定繰入率によ
③ ソフトウェア
り計算した回収不能見込額のほか、個別に債権の回収可能性を検討し、必要額を計上して
定額法を採用しております。
おります。
④ 繰延資産
② 賞与引当金
定額法を採用しております。
〈組合〉
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上し
⑶ 雑資産(長期前払費用)の処理方法
ています。
・ICキャッシュカード権利金
〈㈱JAライフサービス越後中央〉
当組合における利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却しています。
従業員賞与の支給に備えるため、将来の支給見込額のうち当期負担額を計上しております。
・排水工事負担金(味方支店)
③ 退職給付引当金
当組合における利用可能期間(10年)に基づく定額法により償却しています。
〈組合〉
・下水道事業受益者分担金(分水支店)
職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基
当組合における利用可能期間(6年)に基づく定額法により償却しています。
づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
なお、数理計算上の差異については、発生の事業年度で費用処理することとしています。
⑷ 引当金の計上基準
〈㈱JAライフサービス越後中央〉
① 貸倒引当金
従業員の退職金支払に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込に基づき、
〈組合〉
当事業年度に発生していると認められる額を計上しております。なお当社は職員数300人
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定要領、経理規程及び資産の償却・引当基
未満の小規模企業等に該当するため、「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(日
準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及
本公認会計士協会会計制度委員会報告第13号平成11年9月14日)により簡便法を採用して
おります。
びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担
④ 役員退職慰労引当金
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。
〈組合〉
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められ
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上し
− 117 −
− 118 −
4.貸借対照表に関する注記
ています。
〈㈱JAライフサービス越後中央〉
⑴ 圧縮記帳額を直接控除した場合における各資産の圧縮記帳額
役員の退職慰労金支給に備えるため、内規に基づき期末要支給額を計上しております。
国庫補助金等の適用を受けて、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は
5,699百万円であり、その内訳は、次のとおりです。
⑸ リース取引の処理方法
建 物 2,590百万円 建物付属設備 186百万円 構 築 物 544百万円
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
機械装置 2,000百万円 車両運搬具 19百万円 器具備品 188百万円
のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係
土 地 170百万円
る方法に準じた会計処理によっています。
⑵ リース契約により使用する重要な固定資産
⑹ 消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、固定資産に係
る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5年間で均等償却を行っております。
貸借対照表に計上した固定資産のほか、ATM28台、金融機器4台、給油設備9台、給油
所POSシステム9台、車両整備機器3台、精米機3台、洗車機4台、ソフト4台、電話装
置4台、業務用端末機66台、複写機57台、介護用品2台、営農機器8台、営業用車両289台
については、リース契約により使用しております。
⑺ 会計方針の変更に関する注記
① 減価償却方法の変更
⑶ 担保に供している資産
法人税法の改正に伴い、当事業年度より平成24年4月1日以降に取得した有形固定資産
定期預金6,622百万円は、公金収納事務及び為替決済金に対して担保に供しております。
について、改正後の法人税法に基づく減価償却方法に変更しています。
この変更による影響額は少額です。
⑷ 子会社等に対する金銭債権・債務の総額
② 表示方法の変更
子会社に対する金銭債権の総額661百万円
従来、組合員が生産した玄米を有利販売するために精米加工する収益及び費用について
子会社に対する金銭債務の総額245百万円
は、購買事業収益、購買事業費用に含めて表示していましたが、当事業年度より加工事業
収益及び加工事業費用として区分表示しています。
⑸ 役員に対する金銭債権・債務の総額
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権の総額 金銭債権236百万円
⑻ 記載金額の端数処理
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務の総額 金銭債務はありません。
記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しており、金額百万円未満の科目については「0」
円で表示しております。
⑹ 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は53百万円、延滞債権額は1,156百万円です。
3.追加情報
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他
⑴ 会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準等の適用
の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
当事業年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の訂正から、「会計上の変更及び
かった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)の
誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号平成21年12月4日)及び「会計上の変
うち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる
更及び誤謬の訂正に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第24号平成21年12
事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
月4日)を適用しています。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
なお、
「金融商品会計に関する実務指針」(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第14号)
に基づき、
当事業年度の「貸倒引当金戻入益」は事業費用又は事業外費用から控除しており、
「償却債券取立益」は事業外収益に計上しています。
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額はありません。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上
遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものです。
− 119 −
− 120 −
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は226百万円です。
③ 減損損失の認識に至った経緯
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利
旧吉田経済事務所については、賃貸契約解除に伴い新たに発生した遊休資産であり正味
の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決め
売却価額が帳簿価額を下回ったことにより回収可能価額までに減額し、その差額を減損損
を行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものです。
失として認識しました。
破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
1,436百万円です。
④ 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失
の内訳
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
旧吉田経済事務所 56百万円(建物25百万円・土地31百万円)
⑤ 回収可能価額が正味売却価額の場合にはその旨及び時価の算定方法
5.損益計算書に関する注記
旧吉田経済事務所の回収可能価額は正味売却価額を採用しており、その時価は固定資産
⑴ 子会社等との事業取引による取引高の総額及び事業取引以外の取引による取引高の総額
税評価額に基づき算定しております。
① 子会社等との取引による収益総額 40百万円
うち事業取引高 29百万円
6.金融商品に関する注記
うち事業取引以外の取引高 10百万円
⑴ 金融商品の状況に関する事項
② 子会社等との取引による費用総額 1百万円
① 金融商品に対する取組方針
うち事業取引高 0百万円
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団
うち事業取引以外の取扱高 0百万円
体などへ貸付け、残った余裕金を新潟県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債
や地方債などへの債券による運用を行っています。
⑵ 減損会計に関する注記
② 金融商品の内容及びそのリスク
① グルーピングの方法と共用資産の概要
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価
当組合では、投資の意思決定を行う単位として以下のグルーピングとしております。
証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒され
営業店舗については、支店機能集約(平成24年7月)を行った支店は母店と支店間で相
ています。
互に連携・補完しながら事業展開を行っていることから母店単位でのグルーピングとし、
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)
それ以外の営業店舗については支店ごとにグルーピングとしております。農機車両セン
で保有しています。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動
ター、給油所については、お互いに営業、奨励等を連携・補完しながら、管内全域で事業
リスクに晒されています。
展開を行っていることから農機車両・給油所グループとしております。食材センターにつ
営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクに晒されています。
いては、食材グループ間で連携・補完しながら管内全域で事業展開を行っていることから
③ 金融商品に係るリスク管理体制
食材グループとしております。業務外固定資産(遊休資産等)については、各固定資産を
ア)信用リスクの管理
グルーピングの最小単位としております。
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定し
また、長期的に地域に貢献する方針で設置している営農センターを含めた営農関連施設
ています。また、通常の貸出取引については、本店に審査部を設置し各支店との連携を
及び福祉関連施設と、独立したキャッシュ・フローを生み出さない本店については共用資
図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フロー
産と認識しております。
などにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、
㈱JAライフサービス越後中央では、会社全体を一つのグループとしております。
与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資
② 減損損失を認識した資産または資産グループについては、その用途、種類、場所などの概要
産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、
当期に減損損失を計上した固定資産は以下の通りです。
資産の健全化に取り組んでいます。また、
資産自己査定の結果、
貸倒引当金については「資
場 所
旧吉田経済事務所
用 途
遊休
種 類
建物・土地
そ の 他
業務外固定資産
産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
イ)市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールす
− 121 −
− 122 −
ることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持
⑵ 金融商品の時価等に関する事項
と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析な
① 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
どを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず
当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運
用方針を定めるとともに、経営層で構成するリスク管理委員会を定期的に開催して、日
常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針
及びリスク管理委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジ
を行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っ
ているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合では保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。
当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入金で
す。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定
量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変動が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標とな
③に記載しています。
預金
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
貸出金(※1)
貸倒引当金(※2)
貸倒引当金控除後
経済事業未収金
貸倒引当金(※3)
貸倒引当金控除後
資産計
貯金
借入金
経済事業未払金
負債計
貸借対照表計上額
108,291
② 金融商品の時価の算定方法
と把握しております。
【資産】
のリスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影
響が生じる可能性があります。
108,166
1,513
16,115
―
―
47,107
―
―
836
173,739
169,411
662
233
170,306
(※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員貸付金67百万円を含めています。
(※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(※3)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
る金利が0.50%上昇したものと想定した場合には、経済価値が625百万円減少するもの
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他
1,500
16,115
46,051
△656
45,394
884
△48
836
172,137
169,544
661
233
170,439
時価
(単位:百万円)
差額
△124
13
―
―
―
1,713
―
―
―
1,602
△133
0
―
△132
ア)預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリー
レートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額とし
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても
含めて計算しています。
て算定しています。
イ)有価証券及び外部出資
ウ)資金調達に係る流動性リスクの管理
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成
ウ)貸出金
し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の
判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し
信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから
たうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
当該帳簿価額によっています。
④ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場
価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれていま
す。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等
によった場合、当該価額が異なることもあります。
− 123 −
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の
合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒
引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額を
リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未
− 124 −
実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代
④ 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
わる金額として算定しています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から
貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
エ)経済事業未収金
経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいこ
とから、当該帳簿価額によっています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から
貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
ア)貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみな
しています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来キャッシュ・
フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時
預 金
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券のう
ち満期があるもの
貸出金(※1,2,3)
経済事業未収金(※4)
合 計
600
600
300
-
-
-
1,320
1,412
1,485
1,303
1,300
8,500
5,267
835
111,517
3,760
-
5,772
3,421
-
10,003
2,954
-
4,257
2,563
-
3,863
27,525
-
36,025
(※1)貸出金のうち、当座貸越712百万円については「1年以内」に含めています。
また、期限のない劣後特約付ローンについては「 5年超」に含めています。
(※2)貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した債権等441百万円は償
価に代わる金額として算定しています。
イ)借入金
(単位:百万円)
1年超
2年超
3年超
4年超
1年以内
5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
103,494
-
4,796
-
-
-
還の予定が見込まれないため、含めていません。
(※3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件48百万円は償還日が
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の
信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考
特定できないため、含めていません。
(※4)経済事業未収金のうち、延滞の生じている破綻懸念先、実質破綻先及び破綻先に
えられるため、当該帳簿価額によっています。
対する債権等49百万円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額リス
クフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる
⑤ 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
金額として算定しています。
(単位:百万円)
ウ)経済事業未払金
経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいこ
とから、当該帳簿価額によっています。
1年以内
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
147,086
8,682
11,370
1,546
852
5
96
95
88
67
58
254
147,183
8,777
11,459
1,614
911
259
貯金(※1)
借入金
③ 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは
①の金融商品の時価情報には含まれていません。
外部出資
合 計
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
5,075
5,075
(※1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握するこ
とが極めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
− 125 −
合 計
5年超
(※1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。
7.有価証券に関する注記
⑴ 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
① 満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額に
ついては、次のとおりです。
− 126 −
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
金融債
小 計
合 計
貸借対照表計上額
1,500
1,500
1,500
(単位:百万円)
時価
差額
1,513
13
1,513
13
1,513
13
期待運用収益
△31百万円
数理計算上の差異の費用処理額
△49百万円
合計
213百万円
⑷ 退職給付債務等の計算基礎
割引率
② その他有価証券で時価のあるもの
期待運用収益率
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこ
退職給付見込額の期間按分方法
2.2%
1.05%
期間定額基準
数理計算上の差異の処理年数
れらの差額については、次のとおりです。
(単位:百万円)
取得原価
又は償却原価
貸借対照表計上額が取得原価 国 債
3,461
又は償却原価を超えるもの
地方債
6,678
社 債
3,106
政府保証債
1,297
金融債
800
小 計
15,344
合 計
15,344
種 類
貸借対照表
計上額
3,635
7,042
3,251
1,377
809
16,115
16,115
差額(※1)
173
364
144
79
9
771
771
(※1)なお、上記差額から繰延税金負債213百万円を差し引いた額558百万円が「その他
1年
⑸ 特例業務負担金の将来見込額
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の
統合を図るための農林漁業団体共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条の規定に基づ
き、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し
た特例業務負担金43百万円を含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成24年3月現在における平成44年3月までの特例業務負担金
の将来負担見込総額は、690百万円となっています。
9.一株当たり情報に関する注記
⑴ 一株当たり純資産額は、769,737.00円であります。
有価証券評価差額金」に含まれています。
⑵ 一株当たり当期純利益は、34,127.37円であります。
8.退職給付に関する注記
⑴ 採用している退職給付制度
10.税効果会計に関する注記
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。
⑴ 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は次のとおりです。
また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため一般財団法人全国農林
(単位:百万円)
繰延税金資産
783
退職給付引当金超過額
487
貸倒引当金超過額
168
賞与引当金超過額
25
役員退職慰労引当金超過額
20
管理債権未収利息
2
未収利息不計上額
9
未払費用否認額
4
組織活動費経費否認額
4
固定資産償却超過額
43
その他
15
評価性引当額
△ 449
繰延税金資産合計(A)
333
繰延税金負債(B)
△ 213
その他有価証券
△ 213
資産除去債務
△0
繰延税金資産の純額(A)+(B)
119
漁業団体共済会との契約による退職金共済制度を採用しています。
⑵ 退職給付債務及びその内訳
退職給付債務
△4,473百万円
特定退職共済制度
2,901百万円
未積立退職給付債務
△1,571百万円
貸借対照表計上額純額
△1,571百万円
退職給付引当金
△1,571百万円
⑶ 退職給付費用の内訳
勤務費用
195百万円
利息費用
98百万円
− 127 −
− 128 −
(9)連結剰余金計算書
⑵ 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
(調 整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
住民税等均等割
評価性引当額の増減
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
31.00%
6.42%
△2.79%
1.94%
△2.66%
3.99%
37.90%
11.キャッシュ・フロー計算書に係る注記
⑴ 現金及び現金同等物の資金の範囲
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、貸借対照表上の「現金」及び「預金」
(単位:百万円)
科 目
(資本剰余金の部)
1 資本剰余金期首残高
2 資本剰余金期末残高
(利益剰余金の部)
1 利益剰余金期首残高
2 利益剰余金増加高
当期剰余金
3 利益剰余金減少高
配当金
4 利益剰余金期末残高
平成23年度
平成24年度
10
10
-
7,037
353
353
57
57
7,333
10
10
-
7,333
285
285
56
56
7,561
のうち、
「現金」及び「預金」の中の当座預金、普通預金、通知預金となっています。
⑵ 現金及び現金同等物に期末残高と貸借対照表に標記されている科目の金額との関係
(10)連結ベースのリスク管理債権残高
現金及び預金勘定 109,181百万円
定期性預金 △ 100,498百万円
現金及び現金同等物 8,682百万円
(単位:百万円)
区 分
23年度
破綻先債権額
延滞債権額
増 減
84
53
△31
1,361
1,156
△205
0
0
0
256
226
△30
1,702
1,436
△266
3ヵ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合 計
24年度
(注)1.破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見
込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金をいいます。
2.延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払
を猶予したもの以外の貸出金をいいます。
3.3ヵ月以上延滞債権
元金又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権および延滞債権に該
当しないものをいいます。
4.貸出条件緩和債権
債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その
他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権および3ヵ月以上延滞債権に該当しない
ものをいいます。
− 129 −
− 130 −
(11)連結ベースの事業別経常収益等
(単位:百万円)
区 分
信用事業
共済事業
農業関連事業
その他事業
計
項 目
23年度
24年度
事業収益
2,043
1,965
経常利益
301
361
資産の額
162,776
171,725
事業収益
1,368
1,309
経常利益
316
257
資産の額
1,046
1,046
事業収益
6,287
6,965
経常利益
125
297
資産の額
9,192
9,493
事業収益
5,692
5,242
経常利益
△318
△399
資産の額
8,322
7,145
事業収益
15,390
15,482
経常利益
424
516
資産の額
181,338
189,411
2.連結自己資本の充実の状況
◇連結自己資本比率の状況
平成25年1月末における連結自己資本比率は、19.23%となりました。
連結自己資本は、組合員の普通出資によっています。
○普通出資による資本調達額 5,573百万円
当連結グループでは、適正なプロセスにより連結自己資本比率を正確に算出し、J
Aを中心に信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応
した十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充
実に努めています。
(注)連結事業収益は、銀行等の連結経常収益に相当するものです。
− 131 −
− 132 −
(1)自己資本の構成に関する事項
(注)
(単位:百万円、%)
項 目
23年度
13,000
基本的項目(A)
出資金
(うち後配出資金)
回転出資金
資本剰余金
利益剰余金
処分未済持分
その他有価証券の評価差損
新株予約権
再評価積立金
連結子法人等の少数株主持分
営業権相当額
連結調整勘定相当額
のれん相当額
企業結合等により計上される無形固定資産相当額
証券化取引により増加した自己資本に相当する額
補完的項目(B)
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
負債性資本調達手段
期限付劣後債務
補完的項目不算入額
自己資本総額(C)
=
(A)
+
(B)
控除項目(D)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
期限付劣後債務及びこれに準ずるもの
連結の範囲に含まれない金融子会社及び金融業務を営む子法人等、金
融業務を営む関連法人等の資本調達手段
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保
証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額
基本的項目からの控除分を除く自己資本控除とされる証券化エクス
ポージャー及び信用補完機能を持つI/Oストリップス
控除項目不算入額
自己資本額(E)=
(C)-(D)
リスク・アセット等計(F)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
基本的項目比率(A)
(F)
/
連結自己資本比率(E)
(F)
/
− 133 −
24年度
13,132
5,686
(―)
5,573
(―)
10
7,333
△30
―
10
7,561
△13
―
171
164
171
164
13,172
13,296
13,172
69,144
59,115
13,296
69,140
59,349
10,029
18.80%
19.05%
9,790
18.99%
19.23%
1.平成18年3月28日金融庁・農林水産省告示第2号「農業協同組合等がその健全性を判断するための基準」に定めら
れた算式に基づき算出したものです。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあたっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リス
ク削減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。
3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
− 134 −
(2)自己資本の充実度に関する事項
(注)
1.
「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ご
①信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:百万円)
我が国の中央政府及び中
央銀行向け
我が国の地方公共団体向
け
地方公共団体金融機構向
け
我が国の政府関係機関向
け
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融
商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人
向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
信用保証協会等保証付
共済約款貸付
出資等
複数の資産を裏付とする
資産(所謂ファンド)の
うち、個々の資産の把握
が困難な資産
証券化
上記以外
合 計
23年度
24年度
エクスポー リスク・ア 所要自己資 エクスポー リスク・ア 所要自己資
本額
ジャーの期 セット額
本額
ジャーの期 セット額
b=a×4%
a
末残高
b=a×4%
a
末残高
3,373
0
0
3,473
0
0
10,924
0
0
10,372
0
0
1,103
0
0
1,103
0
0
500
30
1
500
30
1
113
21
0
100
20
0
104,626
24,294
971
115,275
26,505
1,060
3,320
1,812
72
2,949
1,802
72
9,049
5,737
229
7,928
5,055
202
876
6,872
610
20,589
1,048
5,033
302
6,787
241
2,021
0
5,033
12
271
9
80
0
201
796
5,997
576
20,969
1,048
5,026
275
5,888
147
2,055
0
5,026
11
235
5
82
0
201
0
0
0
0
0
0
とに記載しています。
2.
「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出
金や有価証券等が該当します。
3.
「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエク
スポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」
、
「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが
150%になったエクスポージャーのことです。
4.
「証券化(証券化エクスポージャー)
」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポー
ジャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。
5.
「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部
門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
6.当連結グループでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
〈オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)
〉
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
0
0
0
0
0
0
13,711
12,837
513
13,532
12,546
501
181,747
59,115
2,364
189,644
59,349
2,369
オペレーショナル・リ
オペレーショナル・リ
所要自己
所要自己
スク相当額を8%で除
オペレーショナル・リスク スク相当額を8%で除
資本額
資本額
して得た額
に対する所要自己資本の額 して得た額
a
b=a×4%
a
b=a×4%
〈基礎的手法〉
10,029
401
9,790
391
リスク・アセット等
所要自己
リスク・アセット等
所要自己
(分母)計
資本額
(分母)計
資本額
所要自己資本額計
a
b=a×4%
a
b=a×4%
69,144
2,765
69,140
2,765
− 135 −
− 136 −
÷8%
(3)信用リスクに関する事項
③信用リスクに関するエクスポージャー(地域別,業種別,残存期間別)及び三月以上延滞エ
①リスク管理の方法及び手続の概要
クスポージャーの期末残高
当連結グループでは、JA以外で与信を行っていないため、連結グループにおける
(単位:百万円)
23年度
信用リスク管理の方針及び手続等は定めていません。JAの信用リスク管理の方針及
三月以上
三月以上
信用リス うち貸出 うち債券 延滞エク 信用リス うち貸出 うち債券 延滞エク
ス ポ ー クに関す 金等
ス ポ ー
クに関す 金等
ジャー
ジャー
る エ ク
る エ ク
ス ポ ー
ス ポ ー
ジャーの
ジャーの
残高
残高
び手続等の具体的内容は、単体の開示内容をご参照ください。
②標準的手法に関する事項
連結自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法に
より算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイ
農業
583
583
0
0
716
716
0
91
林業
14
14
0
0
14
14
0
0
水産業
0
0
0
0
0
0
0
0
製造業
503
101
401
0
499
98
401
0
0
0
0
0
0
0
0
0
建設・不動産業
581
381
200
0
592
391
200
0
電気・ガス・熱
供給・水道業
200
0
200
0
0
0
0
0
運輸・通信業
702
0
702
0
702
0
702
0
金融・保険業
105,943
3,409
5,515
0
116,600
3,409
4,816
0
卸売・小売・飲
食・サービス業
1,586
875
710
143
1,430
822
607
136
日本国政府・地
方公共団体
11,961
1,773
10,187
0
11,711
1,523
10,187
0
9,576
4,272
0
66
9,281
3,910
0
21
個人
38,290
37,207
0
399
36,998
35,920
0
327
その他
11,803
0
0
0
11,101
0
0
0
業種別残高計
181,747
48,619
17,920
610
189,644
46,806
16,916
576
99,591
1,259
1,326
106,624
1,168
1,926
1年超3年以下
5,798
1,850
3,948
10,604
1,964
3,815
3年超5年以下
6,432
3,423
3,008
5,886
3,262
2,623
5年超7年以下
6,753
2,735
4,018
10,428
5,713
4,715
7年超10年以下
13,530
7,912
5,618
8,169
4,554
3,615
10年超
30,092
30,092
0
29,090
28,869
221
期限の定めのない
もの
19,551
1,345
0
18,843
1,273
0
181,747
48,619
17,920
189,644
46,806
16,916
トの判定に当たり使用する格付等は次のとおりです。
ア リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは,以下の適格格付機関による
鉱業
人
法
依頼格付けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適格格付機関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するた
めの掛目のことです。
上記以外
イ リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・
リスク・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適格格付機関
金融機関向けエクスポー
ジャー
24年度
1年以下
カントリー・リスク・スコア
日本貿易保険
法人等向けエクスポージャー R&I,Moody's,JCR,S&P,
(長期)
Fitch
法人等向けエクスポージャー R&I,Moody's,JCR,S&P,
(短期)
Fitch
残存期間別残高計
(注)
1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額
を含みます。
2.
「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・エクスポー
ジャーを含んでいます。
「コミットメント」とは、契約した期間および融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融
機関が融資を実行する契約のことをいいます。
「貸出金等」にはコミットメントの融資可能残額も含めています。
− 137 −
− 138 −
3.
「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエク
スポージャーをいいます。
4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
④貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:百万円)
23年度
5.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。
区 分
期首
残高
24年度
期中減少額
期中
増加額
目的
使用
その他
期末
残高
期首
残高
期中
増加額
期中減少額
目的
使用
期末
残高
その他
一般貸倒引当金
177
171
-
177
171
171
164
-
171
164
個別貸倒引当金
754
638
75
678
638
638
544
1
637
544
⑤業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額 (単位:百万円)
23年度
区 分
24年度
期中減少額
期中減少額
期首 期中
期末 貸出金 期首 期中
期末 貸出金
目的
目的
残高 増加額
償却
残高
増加額
残高
その他
その他 残高 償却
使用
使用
88
80
0
88
80
0
80
84
0
80
84
0
林業
4
1
0
4
1
0
1
4
0
1
4
0
水産業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
製造業
60
0
60
0
0
3
0
0
0
0
0
0
鉱業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
建設・不動産業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
電気・ガス・熱
供給・水道業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
運輸・通信業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
金融・保険業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
112
107
0
112
107
0
107
100
0
107
100
0
42
59
0
42
59
0
59
35
0
59
35
0
個 人
446
389
15
431
389
0
389
319
1
388
319
3
業種別計
754
638
75
678
638
3
638
544
1
637
544
0
法 人
農業
卸売・小売・飲
食・サービス業
上記以外
(注)当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。
− 139 −
− 140 −
⑥信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額
(4)信用リスク削減手法に関する事項
(単位:百万円)
23年度
格付
あり
信用リス
ク削減効
果勘案後
残高
24年度
格付
なし
計
格付
あり
格付
なし
計
連結自己資本比率の算出にあって、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」
リスク・ウエイト0%
0
19,499
19,499
0
18,994
18,994
リスク・ウエイト10%
0
20,517
20,517
0
20,851
20,851
リスク・ウエイト20%
603
100,537
101,140
502
111,084
111,587
リスク・ウエイト35%
0
865
865
0
786
786
リスク・ウエイト50%
1,212
526
1,739
908
591
1,500
リスク・ウエイト75%
0
7,787
7,787
0
6,814
6,814
リスク・ウエイト100%
0
30,095
30,095
100
28,969
29,069
リスク・ウエイト150%
0
102
102
0
43
43
その他
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1,815
179,932
181,747
1,511
188,133
189,644
自己資本控除額
①信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
において定めています。信用リスク削減手法の適用及び管理方針、手続は、JAのリ
スク管理の方針及び手続に準じて行っています。JAのリスク管理の方針及び手続等
の具体的内容は、単体の開示内容をご参照ください。
②信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:百万円)
23年度
区 分
適格金融
資産担保
24年度
適格金融
資産担保
保 証
保 証
地方公共団体金融機構向け
0
1,103
0
1,103
我が国の政府関係機関向け
0
199
0
199
ポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付機関
地方三公社向け
0
3
0
0
による依頼格付のみ使用しています。
金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け
0
0
0
0
法人等向け
0
0
0
0
297
72
233
104
抵当権住宅ローン
0
0
0
0
不動産取得等事業向け
0
0
0
0
三月以上延滞等
4
0
4
0
証券化
0
0
0
0
26
1
15
0
325
1,380
253
1,408
計
(注)「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし」にはエクス
中小企業等向け及び個人向け
上記以外
合 計
(注)
1.
「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、主なものとして
は貸出金や有価証券等が該当します。
2.
「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエク
スポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」
、
「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが
150%になったエクスポージャーのことです。
3.
「証券化(証券化エクスポージャー)
」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポー
ジャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。
4.
「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部
門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
− 141 −
− 142 −
(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
④連結貸借対照表で認識され、連結損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分
をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
該当する取引はありません。
(単位:百万円) 23年度
(6)証券化エクスポージャーに関する事項
評価益
該当する取引はありません。
24年度
評価損
0
評価益
0
評価損
0
0
(7)オペレーショナル・リスクに関する事項
①オペレーショナル・リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
⑤連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式
の評価損益等)
連結グループにかかるオペレーショナル・リスク管理は、子会社においてはJAの
リスク管理及びその手続に準じたリスク管理を行っています。JAのリスク管理の方
(単位:百万円) 23年度
針及び手続等の具体的内容は単体の開示内容をご参照ください。
評価益
24年度
評価損
0
評価益
0
0
(8)出資等エクスポージャーに関する事項
①出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結グループにかかる出資等エクスポージャーに関するリスク管理は、子会社にお
いてはJAのリスク管理及びその手続に準じたリスク管理を行っています。JAのリ
スク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容をご参照ください。
②出資等エクスポージャーの連結貸借対照表計上額及び時価
(単位:百万円)
23年度
連結貸借対照表
計上額
24年度
連結貸借対照表
計上額
時価評価額
時価評価額
上 場
0
0
0
0
非上場
5,033
5,033
5,026
5,026
合 計
5,033
5,033
5,026
5,026
(注)
「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。
③出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
(単位:百万円) 23年度
売却益
24年度
売却損
0
償却額
0
売却益
0
売却損
0
− 143 −
償却額
0
評価損
0
− 144 −
0
(9)金利リスクに関する事項
財務諸表の正確性等にかかる確認
①金利リスクの算定方法の概要
連結グループの金利リスクの算定方法は、JAの金利リスクの算定方法に準じた方
法により行っています。JAの金利リスクの算定方法は、単体の開示内容をご参照く
ださい。
確認書
②金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:百万円)
23年度
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
24年度
271
215
1 私は、当JAの平成24年2月1日から平成25年1月31日までの事業年度にかかる
ディスクロージャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するすべての重要
な点において、農業協同組合法施行規則に基づき適正に表示されていることを確認
いたしました。
2 この確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備され、
有効に機能していることを確認しております。
⑴ 業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が整備
されております。
⑵ 業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効性を
検証しており、重要な事項については理事会等に適切に報告されております。
⑶ 重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。
平成25年5月31日
越後中央農業協同組合
代表理事理事長 山際 利司
− 145 −
− 146 −
【JAの概要】
1.機構図
2.役員構成(役員一覧)
3.組合員数
4.特定信用事業代理業者の状況
5.地区一覧
6.店舗等のご案内
7.ATMの設置・稼働状況
1.機構図(平成25年5月末現在)
2.役員構成(平成25年5月末現在)
経営管理委員(31名)
組 合 員
地区担当経営管理委員
総 代 会
企 画 総 務 委 員 会
経営管理委員会
金 融 共 済 委 員 会
営 農 経 済 委 員 会
会 長
施 設 整 備 委 員 会
理 事 会
監 事 会
代表監事
各種諮問機関
常勤監事
理 事 長
専 務 理 事
常
務
理
事
常
経 済 部
理
監
事
金融共済部
営 農 部
審 査 部
総 務 部
企 画 部
総
人
経
企
祉
務
事
理
画
課
課
課
課
課
ディサービスセンター
福
資 金 運 用 課
金 融 課
共 済 課
営 業 課
ローン営業センター
自動車共済センター
大豆調整施設
米 農 業 倉 庫
営 農 企 画 課
直売所・越王の里
米 穀 課
園 芸 農 産 課
農産加工施設
精 米 センタ ー
中央食材センター
物 流 センタ ー
課
経 済 事 業 課
設
経 済 管 理 課
施
峰 岡
岩 室
和 納
吉 田
味 方
西 川
燕
務
査
室
リスク管理部
役 職 名
経営管理委員会会長
氏 名
吉 田 博 之
役 職 名
経 営 管 理 委 員
氏 名
髙 井 五 郎
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
圡 田 正 志
藤 井 秀 人
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
竹 内 巧
齊 藤 賢 三
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
半 間 良 輝
江 村 隆 平
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
本 間 俊 介
金 子 誠 一
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
関 森 正 德
佐 藤 智
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
片 岡 新 呉
金 井 久 男
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
高 橋 七 郎
高 槗 義 政
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
山 賀 欣 也
丸 山 芳 秋
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
笠 原 與志一
神 保 忠
徳 永 豊 一
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
鈴 木 修
樋 口 昭 栄
宮 路 京 子
経
経
経
経
増 井 薫
下 村 篤
渡 辺 浩 孝
田 邉 秀 樹
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
経 営 管 理 委 員
小 出 章 子
渡 邉 泰 行
竹 野 勝 治
営
営
営
営
管
管
管
管
理
理
理
理
委
委
委
委
員
員
員
員
岩
彦
室
支
支
支
店
店
店
店
店
店
店
弥
水
支
吉 田 支
分
埼
支
店
支
黒
方
支
巻
味
東
店
店
潟
支
支
中 之 口 支 店
西 川
燕
店
店
店
西部園芸センター
支
角 田 支
支
店
松 野 尾 支 店
岡
山
支
巻 営 農 センター
峰
漆
納
店
岩室営農センター
和
支
弥彦営農センター
上
分水営農センター
国
吉田営農センター
店
粟 生 津 支 店
支
店
東部園芸センター
原
支
黒埼営農センター
鳥
潟
潟東営農センター
月
中之口営農センター
西 川 集 荷 場
西川営農センター
漆 山 集 荷 場
柿 選 果 場
岩 室 集 荷 場
弥 彦 集 荷 場
分 水 集 荷 場
育 苗 センタ ー
カ ン ト リ ー
吉 田 集 荷 場
苗 センタ ー
子 センタ ー
東 集 荷 場
方 集 荷 場
直 売 所・茶豆の里
育
種
潟
味
車 両 センタ ー
岩 室 出 張 所
岩 室 出 張 所
潟 東 出 張 所
燕 出 張 所
吉 田 営 業 所
南部農機センター
北部農機センター
カ ン ト リ ー
潟 浦 集 荷 場
越後獅子選果場
直 売 所・燕いち
店
育 苗 センタ ー
支
店
カ ン ト リ ー
池
支
燕 営 農 センター
小
北
理 事(4名)
監 事(5名)
役 職 名
氏 名
代表理事理事長
( 業 務 統 括 )
山 際 利 司
代 表 理 事 専 務
(企画総務・リスク管理担当)
若 林 強
常
務
理
事
(金融共済担当)
川 島 敏 和
常
務
理
事
(営農経済担当)
津 端 康 尚
役 職 名
代
表
監
事
三 富 俊 明
常
勤
監
事
古 田 雅 義
員
外
監
事
石 川 勝 行
監
事
竹 野 三 則
監
事
吉 田 隆 市
角 田 給 油 所
福木岡給油所
岩 室 給 油 所
国 道 給 油 所
西太田給油所
黒 埼 給 油 所
味 方 給 油 所
潟 東 給 油 所
中 之口給 油 所
巻 出 張 所
黒 埼 出 張 所
味 方 出 張 所
中 之口出 張所
− 149 −
氏 名
− 150 −
3.組合員数(平成25年1月末現在)
6.店舗等のご案内(平成25年5月末現在)
(単位:組合員数)
区 分
平成23年度
平成24年度
増 減
正組合員
個 人
15,481
15,412
15,096
15,025
△385
△387
法 人
准組合員
69
9,141
71
9,421
2
280
個 人
法人・団体
8,596
545
8,882
539
286
△6
24,622
24,517
△105
合 計
4.特定信用事業代理業者の状況
該当する代理業者はありません。
5.地区一覧
新潟市(平成13年1月1日合併前の黒埼町)
(平成17年3月21日合併前の岩室村、味方村、潟東村、月潟村、中之口村、西川町)
(平成17年10月10日合併前の巻町)
西蒲原郡弥彦村
燕市
店 舗 名
本
店
巻
支
店
角
田
支
店
松 野 尾 支 店
峰
岡
支
店
漆
山
支
店
岩
室
支
店
和
納
支
店
弥
彦
支
店
分
水
支
店
国
上
支
店
吉
田
支
店
粟 生 津 支 店
黒
埼
支
店
鳥
原
支
店
味
方
支
店
潟
東
支
店
月
潟
支
店
中 之 口 支 店
西
川
支
店
燕
支
店
小
池
支
店
北
支
店
ローン営業センター
郵便番号・所在地
953-8503 新潟市西蒲区巻甲12010
953-0041 新潟市西蒲区巻甲2588
953-0012 新潟市西蒲区越前浜5042
953-0015 新潟市西蒲区松野尾2713
953-0023 新潟市西蒲区竹野町2436-1
953-0061 新潟市西蒲区馬堀5707-4
953-0131 新潟市西蒲区西長島712
953-0125 新潟市西蒲区和納2丁目25番15号
959-0305 西蒲原郡弥彦村大字矢作569-1
959-0130 燕市分水桜町1丁目2-25
959-0105 燕市中島534-1
959-0264 燕市吉田2783-1
959-0227 燕市粟生津272-1
950-1122 新潟市西区木場1601
950-1115 新潟市西区鳥原898
950-1261 新潟市南区味方1580-1
959-0512 新潟市西蒲区番屋813
950-1304 新潟市南区月潟1142
950-1343 新潟市西蒲区三ツ門19-1
959-0422 新潟市西蒲区曽根1229-1
959-1289 燕市東太田2458-1
959-1273 燕市杉名79
959-1221 燕市花園町27-18
959-0264 燕市吉田2783-1
電話番号
0256-70-1500
0256-72-2121
0256-77-2121
0256-72-3552
0256-72-2454
0256-72-4111
0256-82-4121
0256-82-3030
0256-94-3121
0256-97-1521
0256-97-3261
0256-93-3200
0256-93-2444
025-377-2107
025-377-2555
025-372-2220
0256-86-3131
025-375-2718
025-375-3101
0256-88-3118
0256-63-2113
0256-64-2121
0256-63-6051
0256-94-7735
○支店機能集約について
当JAは平成24年7月17日(火)から、「業務集約店」は貯金業務のみとし、融資・共済業務
は「母店」で対応する支店機能集約を行います。
支店機能集約は、効率かつ、健全な事業運営を確保することにより、組合員・利用者の期待
と信頼に応える事業サービス・経営体制を確立することを目的としております。
業務集約店
(貯金の入出金・為替)
母 店
(貯金の入出金・為替・融資・共済)
角田支店
松野尾支店
巻支店
峰岡支店(峰岡支店は、貯金・共済業務を行います)
月潟支店
中之口支店
和納支店
国上支店
粟生津支店
岩室支店
分水支店
吉田支店
小池支店
燕支店
◆ 業務集約店以外の支店は、今までと変わりありません。
− 151 −
− 152 −
7.ATM(現金自動預け払い機)の設置・稼働状況(平成25年5月末現在)
◆新潟市
設置場所
巻
支
平 日
土 曜 日
日 曜 日
祝 日
店 AM 8:00 ~ PM 9:00 AM 9:00 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 7:00
角 田 支 店 AM 8:45 ~ PM 6:00
-
-
-
松 野 尾 支 店 AM 8:45 ~ PM 6:00
-
-
-
峰 岡 支 店 AM 8:45 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
-
漆 山 支 店 AM 8:45 ~ PM 6:00
-
-
-
岩 室 支 店 AM 8:45 ~ PM 6:00
-
-
-
間
瀬
AM 9:00 ~ PM 1:00
(岩室支店)
-
-
-
和 納 支 店 AM 8:45 ~ PM 8:00 AM 9:00 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
黒 埼 支 店 AM 8:45 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
鳥 原 支 店 AM 8:45 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
味 方 支 店 AM 8:45 ~ PM 6:30 AM 9:00 ~ PM 5:00
-
-
潟 東 支 店 AM 8:00 ~ PM 9:00 AM 9:00 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
月 潟 支 店 AM 8:45 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
-
中 之 口 支 店 AM 8:00 ~ PM 9:00 AM 9:00 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
西 川 支 店 AM 8:45 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
升
潟
AM 9:00 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
(西川支店)
◆燕市
設置場所
平 日
土 曜 日
日 曜 日
祝 日
分 水 支 店 AM 8:45 ~ PM 8:00 AM 9:00 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
横
田
AM 8:45 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
(分水支店)
-
-
国 上 支 店 AM 8:45 ~ PM 6:00
-
-
-
吉 田 支 店 AM 8:00 ~ PM 9:00 AM 9:00 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 7:00
粟 生 津 支 店 AM 8:45 ~ PM 6:00
-
-
-
佐
渡
山
AM 8:45 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
(吉田支店)
燕
支
店 AM 8:45 ~ PM 8:00 AM 9:00 ~ PM 6:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
松
橋
AM 8:45 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 6:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
(燕支店)
小 池 支 店 AM 8:45 ~ PM 8:00 AM 9:00 ~ PM 6:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
北
支
店 AM 8:45 ~ PM 8:00 AM 9:00 ~ PM 6:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
◆弥彦村
設置場所
平 日
土 曜 日
日 曜 日
祝 日
弥 彦 支 店 AM 8:00 ~ PM 9:00 AM 9:00 ~ PM 7:00 AM 9:00 ~ PM 5:00 AM 9:00 ~ PM 5:00
※ 営業時間・設置場所等、変更することがありますので、最寄りの支店等にお問い合わせください。
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