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ひたちなか市立長堀小学校
ひたちなか市立長堀小学校 学 校 長 実施日時 実施場所 対 象 担当教諭 ファシリテタ 講 師 青野紘也 平成18年月19日 *木+ 午前時20分!午後時30分 年 組!組 年組!組 学年127名学年119名 塙伸子 川瀬由紀子大谷美佐子 舘野康子 パ コ フィエイキンス ,ガナオレリアンバロン ,フランス県国際交流員ベラスケス井上マリアルルデス ,アルゼンチン留学生- ● 活動内容 〔1〕準備 8:2 0∼8:4 0 1組 ガーナ 2組 フランス 3組 アルゼンチン 〔2〕3年生(1 2 7名) 〔3クラス〕9:2 0∼1 0:2 0 各学級を3等分にわけ、各教室をガーナ・フランス・ アルゼンチンの国と見立て、児童が訪問して各国の雰 囲気を味わうとともに講師の先生からお国の話を聞 く。 3 0分ごとのローテーションで行う。 ・ガーナ 国の位置.国旗.挨拶.民俗音楽.文字. 遊び.その他 ・フランス 国の位置.国旗.挨拶.音楽.文字.遊 び.その他 ・アルゼンチン 国の位置.国旗.挨拶.アルゼンチ ンの歌.文字.遊び.その他 〔3〕準備 1 0:3 0∼1 0:4 0 1組 ガーナ 2組 フランス 3組 アルゼンチン 〔4〕5年生(9 7名) 〔3クラス〕1 0:4 0∼1 2:2 0 各教室をガーナ・フランス・アルゼンチンの国と見 立て、児童が訪問して各国の雰囲気を味わうととも に講師の先生からお国の話を聞く。3 0分ごとのロー テーションで行う(3年生と同様) 。 ● 児童の感想 〔3学年〕 ・ガーナのパーコフィさんの話を聞いて驚 いたことは、子どもは朝起きて仕事に取り掛かるという ことです。あと、驚いたことは、チョコレートが有名な のに甘いものを食べないということです。パーコフィー さんの歌が上手でした。ガーナの子どもはえらいなあと 思いました。フランスのバロンさんの話を聞いて驚いた ことは、1 8才でワインが飲めるということとクロワッサ ンは、 『三か月』ということです。最後のパフォーマンス が楽しかったです。アルゼンチンのマリアさんの話を聞 いて驚いたことは、1週間に4回ぐらい牛肉を食べると いうことです。ぼくは、いいなと思いました。あと、ア ルゼンチンから日本まで2 6時間かかるということです。 歌も楽しかったです。 ・ぼくがびっくりしたのは、パーコフィさんの話です。 ガーナの子ども達は、学校が終わったらお母さん達の手 伝いをしてから遊ぶ。遊ぶおもちゃは自分で作る。楽器 の弾き方は、遊んで遊んで覚えている。あいさつは、年 がいっしょなら「おはようございます。 」でいい。でも、 相手が年上なら、 「だれだれさん、おはようございます。 」 66 朝は歯みがきしないとごはんをあげない。とても楽し かったです。 ・日本の子どもはゲームをやる人が多いが、ガーナの子 どもは、自分がほしいものは自分で作るので、えらいな あと思いました。私は、ガーナの子を見習いたいです。 〔5学年〕 ・フランスのバロンさんには、食べ物はク ロワッサンなどと食物のことを教わりました。アルゼン チンのマリアさんには、北が暑く、南が寒いということ を教えてもらい、ぼくは、驚きました。だいたいが日本 と反対だと思いました。ガーナのパーコフィさんには、 楽器の楽しさを教わりました。このことを通して、日本 と外国の関係を深めていきたいです。 ・ 「子どもには、チョコレートはあげません。 」私は、こ の言葉を聞いてとてもびっくりしました。ガーナといっ たらチョコレートなのに子どもにはあげないというので す。なぜかというと、歯が弱くなるからだそうです。そ の他にも、ガーナの人は、女の子は、毎朝そうじをした りごはんを作ったり、男の子は、家の主のお部屋をそう じするそうです。日本は、ガーナとちがい、子どもはや りたいほうだい。でも、これからの社会をつくるには、 このままじゃだめだと思います。日本はガーナの国を見 習うべきだと思いました。 ● 先生の感想 ・3 0分間がとても短く感じられたお話でした。3人のゲ ストの方々がそれぞれ個性があり、子ども達は、飽きる ことなく、楽しみながら活動することができたようで す。子ども達が調べたことを確かめるためにゲストを招 くのではなく、国際交流として、または、国際理解教育 の導入として位置づけると有意義な活動になると思いま した。 ・国柄がよく表われていたため、子ども達の国際に対す る知識が膨らんだと考えます。ここ数年の中でも、今日 の方々は子ども達の気持ちを理解され、スムーズな学習 を展開されていました。文化、伝統など、今の日本に欠 けてしまっている部分を改めて知ることができ、社会科 の学習にも役立ちました。 ● 成果と課題 ワールドキャラバンで、昨年・一昨年はアジアの国の 方々と楽しく交流を行ってきた。 今年は、もっと広い範囲で交流を行いたいとの要望が 3年生・5年生からあり、「知りたいな世界を」という テーマで、ガーナ・フランス・アルゼンチンの方を学校 にお迎えすることができた。 講師の先生方が、児童をびっくりさせたい・その国を 訪れるという設定で始めから国の雰囲気を味わわせたい と、児童の朝の活動時間や休み時間に教室の準備をして くださったこともとてもよかった。 また、講師の先生方の熱演で、とても楽しく学習する ことができた。さらに、時間が足りずに答えられなかっ た質問には、答えを書いていってくださったことも事後 の学習に役立ったと思う。 いろいろな国の方々と直接会ってお話を聞いたこと は、いろいろな国の特色や文化について理解することが できるよい機会だったのではないだろうか。いろいろな 国の話を聞き、 自国の文化や伝 統を振り返り、 よいものをしっ かり受け継いで いくことができ る子ども達を育 てていかなけれ ばならないと感 じた。