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第10期 株主通信

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第10期 株主通信
Corporate Data
会社概要
会社概要
(2013年3月31日現在)
Stock Information
株式の状況
株式の状況
(2013年3月31日現在)
商
号
株式会社UBIC(UBIC, lnc.)
発行可能株式総数
7,200,000株
設
立
2003年8月8日
発行済株式の総数
3,193,136株
資 本 金
602,993干円
所 在 地
〒108-0075 東京都港区港南二丁目12番23号
明産高浜ビル7階
TEL:03-5463-6344
FAX:03-5463-6345
149名(連結)
連 絡 先
従業員数
役 員
(2013年6月25日現在)
代表取締役社長 守本 正宏
常 勤 監 査 役 須藤 邦博
取 締 役 副 社 長 池上 成朝
監
査
役 安本 隆晴
取
締
役 舟橋 信
監
査
役 高井 健弎
取
締
役 桐澤 寛興
株主メモ
事
業
年
度
定 時 株 主 総 会
基
準
日
4月1日から翌年3月31日まで
6月
3月31日
そのほか必要がある場合は、あらかじめ公告いたします。
単
元
株
式
数
10株
株 主 名 簿 管 理 人
特別口座の口座管理機関
三菱UFJ信託銀行株式会社
同
連
絡
先
〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
電話 0120-232-711(フリーダイヤル)
公
告
方
法
電子公告の方法により行います。ただし、事故その
他やむを得ない事由によって電子公告による公告をす
ることができない場合は日本経済新聞に掲載して行い
ます。
(公告掲載URL)
http://www.ubic.co.jp
●株券電子化に伴い、株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきまし
ては、原則、口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっ
ております。口座を開設されている証券会社等にお問合せください。株主名簿管理人
(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意ください。
●特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀
行が口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関(三菱
UFJ信託銀行)にお問合せください。なお、三菱UFJ信託銀行全国各支店にてもお
取次ぎいたします。
株
主
数
8,184名
大株主
(2013年3月31日現在)
株主名
守
本
持株数(株) 持株比率(%)
宏
692,040
21.67
株 式 会 社 フォ ー カ ス シ ス テ ム ズ
298,472
9.34
池
272,240
8.52
180,930
5.66
上
正
成
朝
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
林
66,000
2.06
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
61,180
1.91
ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ
ロンドン エス エル オムニバス アカウント
45,000
1.40
神
林
純
忠
一
弘
42,800
1.34
日 本 証 券 金 融 株 式 会 社
38,190
1.19
マ ネック ス 証 券 株 式 会 社
29,752
0.93
※持株比率は自己株式(56株)を控除して計算しております。
所有者別株式分布状況
(2013年3月31日現在)
金融商品取引業者
138,027株(4.32%)
金融機関
281,120株(8.81%)
その他の法人
317,152株(9.93%)
自己名義株式
56株(0.00%)
第 10期 株主通信
2012年4月1日から2013年3月31日まで
外国法人等
182,697株(5.72%)
個人・その他
2,274,084株(71.22%)
ホームページのご案内
http://www.ubic.co.jp
当社のホームページでは、IR情報やプレスリリースなどの最
新情報に加え、当社の事業概要をより深くご理解いただくた
めのコンテンツをご覧いただけます。ぜひアクセスしてください。
〒108-0075 東京都港区港南二丁目12番23号 明産高浜ビル7階
TEL:03-5463-6344 FAX:03-5463-6345
証券コード 2158
To Our Shareholders
株主の皆様へ
In order to win in Asia,
We must win in America.
株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げ
ます。
拍手で迎えられた米国NASDAQ上場
「プログラムの途中ではありますが、皆様に素晴らしいニュースを
お伝えしたいと思います。UBIC社が、本日NASDAQに上場決定した
そうです」
アジアで
勝つために
アメリカで勝つ
2013年5月16日、当社の米国NASDAQへの上場が決定しました。
株主の皆様へのご報告を兼ね、まずはこの米国での上場についてち
ょっとしたエピソードをお伝えいたします。
上場決定当日、当社のスタッフが米国でリーガルテクノロジー関
係のセミナーに聴講者として参加していました。開始数分後に、プロ
グラムが突然中断されました。主催者から発せられたのは、冒頭の当
社へのお祝いのメッセージだったそうです。主催者は、当社がそのセ
ミナーに参加していることを知らないにもかかわらず、セミナープロ
グラムを中断してまでアナウンスしてくださったのです。会場は拍手
に包まれ、我々の上場が米国市場で温かく迎えられたことを、当社
のスタッフは肌で感じたようです。
今回のIPOに際しては様々な苦労がありました。国内では反対の声
も多く「ベンチャー企業にそんなことができるのか」
「資金調達なら
東証で十分ではないか」と疑問視されることもしばしばありました。
そのような声を受けても尚、米国での上場にこだわったのには次のよ
うな理由があります。
1. 米国でのブランド力向上
代表取締役社長
1
守本正宏
当社は米国におけるブランド確立を強く推し進めてまいりました。
「ディスカバリ(証拠開示)
」は米国の訴訟制度であり、多くの案件
がアジア企業の米国子会社や米国弁護士の監督下で行われます。日本
企業はどうしても弁護士に任せきりになる傾向が強く、米国子会社・
弁護士のリクエストが、ディスカバリ支援業者選定に強く影響します。
当社は卓越したアジア言語対応能力のみならず、リーガルテクノ
ロジー業界で最も注目されているプレディクティブ・コーディング機
能を独自の技術で開発・実用化することに成功し、他社を圧倒する
分野を確立してきました。そしてそれらの価値を米国子会社や米国
弁護士に正しく訴えるために当社には「米国でのブランド力」が必要
でした。
米国でのブランド力を向上させ、彼らに「UBICをリーガルハイテ
クノロジー分野のパートナーとして指名したい」と考えてもらえる環
境づくりが不可欠だったのです。
当社が考える「アジア発・ディスカバリ支援業者」
2.
としての役割
もう一つは、我々が考える「アジア発・ディスカバリ支援業者」と
しての使命を果たすためです。
世界的に見て、米国の訴訟システムは「公平」だと考えられてい
ます。
しかし、そのようなシステムの中で唯一、公平性を保てないのが、
この「ディスカバリ制度」です。今まで、ディスカバリにおいて多く
のアジア企業が費用や時間などの様々な面でハンディキャップを負
ってきました。ディスカバリ支援業者のアジア言語対応能力が低い
ために、データの文字化けが起こり作業のやり直しを余儀なくされた
り、データの絞り込みをかける前に全てのファイルの翻訳を求められ
たりするといったことが当たり前に起きていたのです。
我々の使命は、圧倒的な技術力とサポート力を駆使してそのよう
なハンディキャップを埋め、本当の意味で欧米企業とアジア企業が
グローバルで対等に戦っていくことのできる世界をつくることです。
その使命を果たすための一つのステップとして、米国で上場したこと
は非常に意義深いと考えています。
米国ディスカバリ業界をリードする
グローバルカンパニーへ
そして 今、日米 双 方で 多 数 の 方 々のお力添えを受け、米 国
NASDAQでの上場という一つのハードルを越えたことで、当社はデ
ィスカバリ業界で、本当の意味で米国のディスカバリベンダーと戦っ
ていく土俵に上がったと考えております。
米国でのロードショーでは2週間かけて7都市を訪問し、多数の投
資家の方々から応援のことばをいただきました。そこで驚かされたの
は、訪問した投資家の半数近くがディスカバリ業界に投資をしてい
るということです。
事実、eディスカバリ市場規模は毎年15%平均で成長し、2017年
以降には1兆円規模になると言われています(Transparency Market
Research調べ)
。日本ではまだまだ「ディスカバリ」という言葉にな
じみがありませんが、米国市場では今最もホットなマーケットとし
て、ディスカバリ業界が注目されているのです。
重要なポイントは、この業界が発展途上であり、今まさに変革期
を迎えている点です。
様々な技術革新が起こり、秒単位でグローバルスタンダードが更新
されています。そのようなタイミングで、我々は世界最高水準の技術
力を持って、市場に参戦します。日本だけでなく、米国においても当
社の水準の技術力を持ったディスカバリ支援業者は存在しません。特
に当社が自社開発した電子証拠開示支援システム「Lit i View」に搭載
されているプレディクティブ・コーディング機能は、性能を向上させ
た新バージョンを四半期に一回という驚異的なスピードでリリースし
ており、この分野は日米ともに、既に当社が業界をリードしています。
このタイミングで、世界最高水準の技術力を持った当社が米国デ
ィスカバリ業界に参戦すれば、我々がディスカバリ業界のグローバ
ルスタンダードをリードしていくことは間違いありません。
最後に、当社第10期(2012年4月1日から2013年3月31日まで)
が終了しましたので、事業概要についてご報告申し上げます。当連
結会計年度の当社の売上高は4,679百万円(前期比8.8%減)
、営業
利益920百万円(前期比59.6%減)
、経常利益872百万円(前期比
61.8%減)
、当期純利益500百万円(前期比61.7%減)となりました。
この業績は、国内法律事務所によるレビューサービスの取り込み
が増加したことによるレビューサービスの大型案件の減少と米国訴
訟コミュニティでの機会損失によるところが大きいと言えます。しか
しながら、プロセスやホスティング等、レビュー以外のサービスの売
上高は堅調に拡大しており、フォレンジックサービスは前年度同四半
期比82.0%の増加となりました。
今後、企業による国際的な訴訟及び行政調査対応において、当社
グループの主要事業であるディスカバリ支援サービスの重要性は米
国を中心にますます高まることが予測されます。第10期において、
当社は韓国やロンドンにデータセンターを設立する等、積極的な設
備投資及び研究開発、また積極的な人材確保への投資を行ってまい
りました。今後はレビュービジネス以外のディスカバリ支援サービス
の増加、特にホスティングサービスの増強、また現在注力している
翻訳事業の拡大も見込めるため、堅実に、そして時に大胆に事業に
まい進してまいります。
当社は急速に事業を拡大している一方で、その業績動向はどうし
ても短期的に変動の大きいものになる傾向から脱しきれておりません
が、今後は米国NASDAQでの上場を追い風として、長期的且つ安定
的な売上を確保できるホスティングサービス事業への注力なども併
せて、安定した成長路線を実現していきたいと考えています。
株主の皆様におかれましては、どうか今後の当社の取り組みにご
期待いただき、より一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し
上げます。
2
Service Lineup
サービス紹介
当社では、
「リーガルテクノロジー」を活用し、国際訴訟における情報開示制度のサポートや
インシデント発生時の調査をはじめ、企業価値を向上するさまざまなソリューションをご提供しています。
ディスカバリ(証拠開示)支援サービス
高品質ワンストップソリューションを実現
米国の訴訟において裁判の審理の前にお互いが証拠を開示して争点の
整理を行う際に、顧客や弁護士から依頼を受け、証拠となりうる書類や
電子データを適切な手続きに則り、裁判上の決められた期日までに提
出できるように支援を行うサービスです。民事訴訟だけでなく、当局
情報漏えいや内部不正などの問題が生じた際に、顧客からの依頼を受
証拠保全
※ディスカバリ:国際訴訟手続きにおける「証拠開示制度」のこと。法廷で本格的に審理を行う前に、原告と被告が自らの主張を裏付ける証拠を相互に開示し合い、争点を
整理して、状況を判断するために行われます。
証拠保全のステップ
では対象のPCより
証拠データをコピー
します。
・スキャン
・COCシート作成
訴訟支援依頼 ▶▶▶ 顧客・弁護士 ▶▶▶
と打ち合わせ
▼
けて提供されたパソコン等を不正調査の観点から調査し、調査結果を
顧客へ報告するサービスです。
リーガルクラウド
特許訴訟や独禁法も万全。複雑化する国際訴訟をハイテクを活用し、ワンストップでサポートします。
当社では、
「ディスカバリ※支援サービス」としてディスカバリ時の情報開示を支援するサービスを提供しております。また、紙ベースの書類
をデジタル化し、証拠性を失うことなくオンラインでの閲覧及び検索を可能にする「Paper Discoveryサービス」も提供しています。
・物理コピー
によるカルテル調査などにも対応します。
コンピュータフォレンジック調査サービス
ディスカバリ(証拠開示)支援サービス
証拠解析
・証拠検索・抽出
・データベース作成
対象データに対して適
切な検索試行を行い、
訴訟に必要なデータを効
率的に抽出します。
Tiffファイル(※1)とメタデータ(※2)に変換し、訴訟用データベース化
することで専用のソフトウェアにて閲覧できるようになります。当社
では日本語に対応できるよう独自に手直しし、訴訟データとして容
易に閲覧できる形で顧客や弁護士に提出します。
証拠保全
▶▶▶ キーワード検索 ▶▶▶
電子データ
削除ファイル復元
閲覧
Tiff
訴訟支援の依頼を受けると、当社は訴訟の内
容と証拠保全の対象数(PCの数や書類の量)
を確認し、訴訟に必要なファイルを検索する
ためのキーワード及び期限を確認するために顧
客及び担当弁護士と打ち合わせを行います。
フォレンジック
コピー
キーワード検索
ており、電子証拠支援システム「Lit i View」
(リット・アイ・ビュー)
しております。リーガルクラウドに全訴訟のデータを集約していただ
オンライン
閲覧
ムも異なる非効率な状態から、訴訟データが一元化された効率的な
状態にすることが可能になります。グローバル企業のすべての訴訟
データを一括でお預かりする「専属ベンダー」としてサービスを提供
証拠閲覧
フォレンジックツール販売事業
・オンライン証拠閲覧
ホスティングサービス
・証拠閲覧サービス
・翻訳
してまいります。
データ
ベース化
※1 Tiffファイル:閲覧用のファイル形式
※2 メタデータ:ファイルの作成日や作成者などの情報
抽出
コンピュータフォレンジック調査サービス
▼
くことにより、従来のような訴訟ごとにデータの場所もプラットホー
・提出フォーマットへ変換
・メタデータ抽出 フィルタリング
・実ファイルの抽出・重複ファイルの除外
・OS等のシステムファイル除外
シェアド・プライベート・クラウドとしてのサービス提供を基本とし
と、それを利用するための各種ソフトウェア環境をSaaSとして提供
閲覧・検索
▶▶▶ 証拠データ作成 ▶▶▶ 法廷での証言
報告書作成
企業内部で発生するさまざまな問題。そのすべてを高度な調査能力とハイテク解析技術で迅速に解決します。
内部統制の重要性が増している今、情報流出をはじめとするインシデントが発生した場合には、正確かつ速やかな調査と結果報告が求められ
ています。プロフェッショナルな調査士によるコンピュータの解析により、訴訟に対応できる証拠能力を持った調査結果を提供しております。
対象のPCより証拠データをコピーします。
作業は顧客の事業所で行う場合と対象PC
を当社フォレンジックラボに持ち帰り、そ
の後コピーを行う2つの方法があります。
保全したデータを改変がないよう
に解析専用の機器に接続し、専用
のソフトウェアを用いて、電子
データの内容を調べていきます。
解析の内容・結果
を正確に顧客に伝
えるために、報告
書を作成します。
▼
企業不正や情報漏えいなどの事件を調査・捜査する中で注目されてい
PC調査依頼 ▶▶▶▶▶▶▶▶
る電子データを扱うフォレンジックツールを提供しています。
コンピュータフォレンジックを用いたハイテク調査の必要性が高まる
中、コンピュータフォレンジック技術者の養成、実践的な知識と技術
の習得のための各種トレーニングを実施しています。
3
最終提出証拠
作成支援
・翻訳
▶▶
フォレンジックトレーニング事業
・最終開示用資料の
アウトプット
証拠保全
▶▶▶▶▶▶▶▶
解析
▶▶▶▶▶▶▶▶
報告書作成 ▶▶▶▶▶▶▶▶ 調査結果報告
電子データ
お客様
調査内容
インタビュー
フォレンジック
コピー
調査するエリアを絞り、かつ効率的に調査を行うために、顧客より詳細に調査内
容をヒアリングし、最も明らかにしたい事項について、調査方針を決定します。
4
Service Lineup
サービス紹介
リーガルクラウド
多言語環境における業界屈指のグローバルワンストップサポートを実現
リーガルクラウドの提供形態
リーガルクラウドは、当局によるカルテル調査や知財訟訴などの対応を迫られているグローバル企業のお客様や法律事務所が24時間365日
UBICリーガルクラウドは、シェアド・プライベート・クラウドとしてのサービス提供を基本としています。あらかじめ当社が準備したハード
いつでも、世界中のどこでも利用可能なシステム環境と、当社によるデータ処理や文書閲覧支援といったリーガルプロセス支援を提供して
ウェアやネットワーク資源の上に、最先端の仮想化技術を用いて、お客様専用のeディスカバリ支援システム環境を設定します。シェアド・
おり、データの一元管理をグローバル規模で実現します。
プライベート・クラウドは、セキュリティや冗長性といった安全面の機能を担保しながら、同時にシステム運用のコスト低減を実現します。
また、安全性のみならず、事案ごとに別のベンダーで管理をすることによる重複作業の削減や、データ転送、企業内情報共有の効率性向上
使いたいときにすぐ環境を構築するというオンデマンド利用も可能となります。また、ホスティング場所はお客様でご指定が可能です。
によるトータルコストの削減も実現します。
当社はアジア言語対応を強みとする「Lit i View」を用いたリーガルクラウドを通して、アジアから発進するグローバル企業のお客様が抱え
る案件をワンストップでサポートとする『専属ベンダー』としてのポジションを確立してまいります。
案件A
案件B
データ
米国法律事務所A
データ
After
■世界の各拠点に
データセンターを配置
ディスカバリベンダーA
韓国
ヨーロッパ
米国
ロンドン
米国法律事務所A
また、レビュー環境に応じ、データを
お客様のリクエストでシームレスに
すぐに移動させることも可能
収集
295件
以上
(2013年3月末)
▶米国・ヨーロッパ訴訟
※宣警供述書提出経験
5
●
連邦取引委員会提出
●
国際貿易委員会調査
●
独占禁止法調査
●
特許訴訟
●
PL訴訟
●
集団訴訟
●
環境事件
Collection
UBICリーガルクラウド
データ
データ
ニューヨーク
台湾
グローバルでネットワークがつながっており
各拠点でディスカバリに関係する
各種サービスを提供することが可能
ディスカバリベンダーB
Before
レッドウッドシティ
日本
ディスカバリ支援実積
米国法律事務所B
米国法律事務所B
企業
企業
■リーガルクラウド(定期契約型)のメリット ▶▶
処理
Processing
分析
Analysis
▶▶
Hosting ▶▶
閲覧
1st Review
閲覧
2nd Review
▶▶
Translation ▶▶
作成
prodution
外部エンジニア
外部アクセス、弁護士
レビュアー支援
( )
( )
( システムリソース
)
( )
サポート
分散、運用
テクニカルサポート
システムを「所有」せず管理・自社内作業の労力を低減
オンデマンドなご利用環境と、必要に応じて外部サポートを活用できる柔軟性
■電子証拠開示支援
システム「Lit i View」
リーガルクラウド
ご利用実積
パナソニック株式会社様 など多数
Group
Ware
Lit i View
File
Server
PCs
2 利便性
●お客様自身が確認する
お 客様が自社内でグローバルeディスカバリー環境を構
築する必要がなく、構築費用、運用費用を低減すること
ができます。これにより、各国に散在するデータの管理
コストを大幅に削減することが可能です。
24時間365日いつでも、世界中どこでも、インターネットやVPNを介し
てご利用が可能です。
●シェアードサービスならではの高い経済性
文書管理
Mail
Server
1 経済性
●所有しないで利用するクラウド・サービス
従 来の専用ホスティングサービスに比べ、案件が長期
化・大容量化する場合に大幅なコスト削減が可能です。
またリーガルクラウド定期プランでは、ホスティング従
量コストのみならずレビューなどの各種オプションプラ
ンも大幅にコストを下げてのご提供が可能です。
●ユーザーのITリテラシーを求めない、容易なご利用環境
●社内監査プランなどの一時利用プランもご提供しております。
3 拡張性
●必要な機能とサービスを必要なときにご利用いただける
オンデマンドサービス
当社ではアプリケーションサービスのみならず、ディスカバリ対応にお
ける全工程のリーガルプロセス支援をワンストップでご提供いたします。
6
Service Lineup
Topics
サービス紹介
アジア言語を含む電子証拠開示のスタンダードツール 電子証拠開示支援システム「Lit i View」
業界最高レベルの性能を誇るPredictive Codingの進化版
Advanced Predictive Codingを競合他社に先駆け開発
サービスで培ったノウハウを自社開発システム「Lit i View」へ凝縮。
国際訴訟や調査における証拠開示準備や事前監査を社内で実施できます。
ひとたび訴訟に巻き込まれた際には、膨大な情報の中から、迅速に訴訟に関連性のある情報を抽出する必要が出てきます。そのため、事前に情
報の場所や量を把握しておくことが不可欠です。電子証拠開示支援システム「Lit i View」なら低コストで、機密性を保持したまま、複雑な国際
訴訟において適切な証拠開示を実現できます。また、
「Lit i View」はアジア言語を含む電子証拠を正確に処理できる唯一のシステムであり、併せ
てこれまでサービスを提供してきた当社がソフトウェアの開発、保守までを提供することが顧客に対しても大きな安心感を与えています。
▶国際訴訟に対応した情報開示を
低コストで実現できます。
文書管理
Lit i View
Mail
Server
トピックス
Group
Ware
「Advanced Predictive Coding」は、ディスカバリ支援作業
の中で最も時間とコストがかかるレビュー工程(訴訟関連文書を
閲覧・抽出する作業)において作業時間を大幅に短縮し、業界最
高レベルの精度を実現します。すなわち、訴訟に関連する文書を
早い段階で見つけることができるため、訴訟戦略を有利に導くこ
とを可能にします。
従来の「Predictive Coding」は、案件毎の特徴的なキーワー
ドや、サンプルレビューされた文書の判定結果(教師データ)に
基づき、当社独自のアルゴリズムによってキーワードの重み付け
を行い、証拠開示対象となる可能性の高い文書の自動抽出を可能
にする機能です。「Advanced Predictive Coding」では作業品
質を向上させる機能を追加することにより、レビュー工程におい
て業界最高レベルの精度と作業時間の大幅な短縮を同時に実現し
ました。
また、リティゲーションホールドやビッグデータへの対応機能
なども追加したことで、使い勝手を向上させ、企業および弁護士
からの要請に応えられるよう機能向上しております。
この「Advanced Predictive Coding」は、eディスカバリ支援
サービス業界でのリーダーを目指す UBIC の技術と研究開発の成
果を結実させたものです。
今後ますます増加する膨大な量のデータをより速く、より高精
度で処理していくためには従来のヒューマンレビューに加えて
「Advanced Predictive Coding」のような最新技術をいち早く
取り入れる決断が重要です。技術志向の会社である当社は今後も
市場要求を製品開発のロードマップに反映させ、最新の機能をい
ち早くソリューションとして提供してまいります。
Predictive Coding
訴訟関連文書の
自動分類
File
Server
▶eディスカバリのレビュー工程で証拠開示対象
となる可能性の高い文書の自動抽出機能
PCs
▶証拠文書の仕分け効率の向上により訴訟戦略を
有利に進めることが可能に
▶データ作成から
開示情報管理まで、
ワンストップでサポート。
データ作成
▶▶▶
▶▶▶
文書管理
▶▶▶
閲 覧
▶▶▶
1
莫大な弁護士費用など
のコストを大幅に削減
7
「Lit i View」3つの特徴
2
国際訴訟に最適化
された証拠開示が可能
)
Advanced Predictive Coding
▶特許申請中の新技術による作業の
さらなる自動化の実現
アーカイブ機能
(
情報開示
3
訴訟と無関係な機密
情報の流出を防止
● 訴訟関連文書抽出精度の向上
● 文書抽出速度の向上
● 作業効率の改善
Ver 4.0
Ver 6.0
Predictive Coding
Lit i View ver6.0
訴訟関連文書数
抽出・
インデックス
作成
訴訟関連文書
Predictive Coding
Lit i View ver4.0
人間のみによるレビュー
● 類似文書の仕分け、グループ化
● ディレクトリ形式でのデータの分類
0
10
20
30
40
50
60
レビュー対象文書(%)
70
80
90
100
8
Topics
Consolidated Financial Highlights
トピックス UBICパテントパートナーズ(当社100%子会社)
■売上高
わが国における最強の資源「知的財産」を発掘・活用し、
知的財産立国日本を応援します。
(単位:千円)
6,000,000
4,000,000
オープンイノベーション時代において、M&Aによる事業拡大
等やNPE(Non-Practicing Entity、以前はパテントトロールと
称していた)によって、想定外の知的財産紛争が生じるケースが
増加しています。我々は、弁理士・技術者を有する専門家チーム
によって、御客様のビジネスにおける知財リスクを低減するサー
ビスを提供しています。
具体的には、M&Aにおける知的財産・ノウハウに関するデュー
3,000,000
デリジェンス調査、御客様が他社の特許を侵害しないようにサ
ポートするクリアランス調査(侵害性調査)、他社特許を無効化
させる材料を抽出する無効調査、知的財産の売買・ライセンス交
渉の支援サービス、御客様の知的財産を有効活用する知的財産活
用支援サービスを提供しております。資源の少ない日本にとって、
知的財産は最大の資源であり、その資源を有効活用しようとする
日本企業の知的財産戦略をサポート致します。
5,132,849
4,679,630
第7期
0
第8期
第9期
第10期
(単位:円)
-500,000
特許価値判断
ターゲット製品解析
活用特許の抽出
1,200
890.70
1
STEP
2
●自社 特 許 分 析
●各 特許分析
● 特 許マップの 作成
● 侵 害立証 容 易 性評 価
●技 術価値評価
STEP
3
●ターゲット製 品の 評 価・解 析
●製
品と特 許の 関 連 可能 性評 価
404.83
0
△76,115
第6期
STEP
963.47
●有効性調査
△222,609
第7期
第8期
第9期
-600,000
第10期
(単位:円)
第7期
第8期
第9期
第10期
(単位)
第7期
第8期
第9期
■純資産・総資産
第10期
(単位:千円)
4,883,526 4,775,970
総資産
純資産
158.45
200
-1,000
△463,795
第6期
309.39
4,000,000
3,195,005
3,000,000
△193.30
2,655,319
2,316,811
2,000,000
1,195,959
-600
442.81
△109,479
5,000,000
0
4
●オールエレメントル ール
による特 許と製 品の 関連性確認
-300,000
491.34
1,000,000
-800
第6期
500,448
872,411
-400
300
0
STEP
1,012,513
400
1,204.07
600
特許有効性分析
729,988
600,000
■1株当たり当期純利益
-200
自社権利範囲の
可視化
900,000
600
900
1,305,073
300,000
1,015,654 945,453
1,000,000
第6期
(単位:千円)
1,200,000
500,000
1,500
御客様が保有する特許群から、他社製品との関連性を調査し、権利行使・ライセンス交渉等が可能となる「特許の見える化」を行います。
■当期純利益
1,500,000
2,000,000
1,000,000
2,704,831
2,000,000
0
(単位:千円)
2,286,243
1,500,000
■1株当たり純資産額
『 知 的 財産の 活 用』支 援サービスフロー
■経常利益 2,500,000
5,000,000
U B I Cグル ープが 提 供する知 的 財産リスクマネジメントサービス
連結財務ハイライト
△808.42
第6期
第6期
2009年3月期
第7期
第8期
1,173,145
685,107 803,173
235,201
第9期
第7期
2010年3月期
0
第10期
第8期
2011年3月期
第6期
第7期
第9期
2012年3月期
第8期
第9期
第10期
第10期
2013年3月期
売上高
(千円)
1,015,654
945,453
2,704,831
5,132,849
4,679,630
経常利益
(千円)
△76,115
△222,609
1,012,513
2,286,243
872,411
当期純利益
(千円)
△109,479
△463,795
729,988
1,305,073
500,448
1,204.07
404.83
442.81
890.70
963.47
1株当たり純資産額
(円)
1株当たり当期純利益
(円)
△193.30
△808.42
309.39
491.34
158.45
U B I Cの 知 的 財産リスクマネジメントサービスのポリシー
総資産
(千円)
1,195,959
803,173
2,316,811
4,883,526
4,775,970
我々は、日本の知的財産の活用により、日本の知的財産立国に貢献することを目指し、NPEや特許保管会社との取引は一切、行いません。
純資産
(千円)
685,107
235,201
1,173,145
2,655,319
3,195,005
※当社は、2011年10月1日付け及び2012年4月1日付けでそれぞれ1:2の株式分割を実施しました。
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