...

プログラム

by user

on
Category: Documents
37

views

Report

Comments

Transcript

プログラム
声楽グループ「カンテリーノ」第6回演奏会
(ハイライト/日本語訳詞)
第1部
オペラ名場面集
プッチーニ/オペラ「ラ・ボエーム」から
モーツァルト/オペラ「後宮からの逃走」から
モーツァルト/オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」から
第2部
フンパーディンク/オペラ「ヘンゼルとグレーテル」ハイライト
2000 年
甲東ホール
主催:声楽グループ「カンテリーノ」
7 月 30 日(日)
開演 13:30 (開場 13:00)
ごあいさつ
声楽グループ「カンテリーノ」
代表 近藤 修平
本日は声楽グループ「カンテリーノ」第6回演奏会にご来場いただきまして誠にあ
りがとうございます。
声楽グループ「カンテリーノ」は1996年に結成され、「アマチュアが中心である
こと」「低額な料金でオペラが楽しめるコンサート作りを工夫すること」「メンバーが
楽しく歌い、一歩ずつ成長すること」を方針として活動しております。
オペラといえば小さなお子様の入場はご遠慮いただくのが通常ですが、「カンテリー
ノ」では親子で楽しめる、わかりやすいコンサートを目指しておりますので、ぜひ多
くの子供たちにオペラを聴いてもらえればと願っています。子供たちの耳は本当に侮
れません。よい作品、よい演奏には素直に反応をしてくれます。
本日は第一部がオペラ名場面集、第二部では親子で楽しんでいただける「ヘンゼルとグレーテル」を演奏
します。アマチュア中心のメンバーですが、お客様の心に届くようがんばって演奏いたします。暖かい拍手
で応援いただければ幸いです。
最後になりましたが、声楽グループ「カンテリーノ」にご支援、ご協力を賜りました関係各位に厚く御礼
申し上げます。
Program
第一部 オペラ名場面集
ピアノ
辻本
圭
プッチーニ作曲/オペラ「ラ・ボエーム」より
・ 二重唱「だれですか?」∼アリア「冷たい手を」∼アリア「私の名はミミ」∼二重唱「おお、麗しい
乙女よ」(第1幕)
ミミ 中村 紀美子 (Sop)
ロドルフォ 田村
敏 (Ten)
モーツァルト作曲/オペラ「後宮からの逃走」より
・ 二重唱「言っておくが、あのペドリロだけはやめておけ」(第2幕)
ブロンデ
オスミン
門上
西川
恵利
英行
(Sop)
(Bar)
ペドリロ
オスミン
津守
西川
芳輝
英行
(Ten)
(Bar)
・ 二重唱「バッカス万歳!」(第2幕)
モーツァルト作曲/オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」より(日本語訳詞)
・ 三重唱「あのドラベラがそんなこと」∼レシタティーヴォ「取り消すか、剣を抜いて相手になるか」
∼三重唱「いつも変わらぬ女の真心とは」∼レシタティーヴォ「詩人の夢さ」∼三重唱「妙なるセレ
ナーデをあの人に捧げよう」(第1幕)
フェランド 津守
芳輝 (Ten)
ドン・アルフォンゾ 門上 大一朗 (Bar)
グリエルモ 三舩
司郎 (Bas)
第二部 フンパーディンク作曲
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」ハイライト(日本語訳詞)
ヘンゼル[第1幕]
ヘンゼル[第3幕]
グレーテル
父親(ペーター)
母親(ゲルトルート)
魔女
指揮
ピアノ
松田
西尾
門上
近藤
三輪
池田
河崎
辻本
智香
正子
恵利
修平
裕美子
浩
聡
圭
(Sop)
(Sop)
(Sop)
(Bar)
(Sop)
(Bar)
<メンバー>
ソプラノ
テノール
バリトン
バス
紀美子
正子
智香
裕美子
恵利
敏
芳輝
浩
修平
英行
大一朗
司郎
河崎
辻本
聡
圭
<スタッフ>
指揮
ピアノ
演出・大道具・小道具
照明・記録
音楽指導
デザイン
印刷物・広報
制作
大道具協力
練習会場提供
河崎
指揮
中村
西尾
松田
三輪
門上
田村
津守
池田
近藤
西川
門上
三舩
池田
浩
津守
芳輝
門上
恵利
西川
英行
門上 大一朗
近藤
修平
Hassel House
阪神養護学校
聡
1986年3月、大阪音楽大学作
曲学科楽理専攻卒業。指揮法を小
松一彦氏に師事。関西歌劇団団員。
伊丹シティフィルハーモニー副指
揮者。伊丹市芸術家協会会員。1
994年伊丹市芸術家協会新人賞
受賞。辻井英世作曲「管弦浄楽」
を初演。三重音楽祭にて「第9」
「戴冠ミサ」、関西歌劇団公演「ヘ
ンゼルとグレーテル」
「アマールと
夜の訪問者」、神戸オペラ協会本公
演「ヘンゼルとグレーテル」、伊丹市民オペラ「電話」、川西市民オペラ「フ
ィガロの結婚」「魔笛」、和歌山日前宮オペラ公演「椿姫」、阪神大震災救
援支援コンサートにて「エグモント序曲」
「アランフェス協奏曲」、八幡市
民オーケストラにて「運命」「不思議な子供の角笛」などを指揮し好評を
得る。1995年より Coro di Primavera を結成し、Orchestra di
Primavera と共にヘンデル「メサイア」、ハイドン「四季」、J.S.バッハ「ロ
短調ミサ」、モーツァルト「レクイエム」、プーランク「グローリア」、ラ
ッター「レクイエム」を演奏し、宗教音楽にも力を注いでいる。2001
年「メサイア」、およびベルリオーズ「荘厳ミサ」等演奏予定。
ピアノ
辻本
圭
大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。声楽を上西宏、横田
浩和、田原祥一郎各氏に師事。ピアノを上西宏、大江章
子、田原婦美子の各氏に師事。声楽とピアノを両方学ん
だ経験を生かし、現在は、大阪、奈良、兵庫各府県の合
唱団やソリストのピアノ伴奏者として活躍している。現
在関西歌劇団のピアノ伴奏の他、MBS一万人の第九の
ピアノ伴奏もつとめている。コール・Maman 指揮者。
あらすじ
オペラ「ラ・ボエーム」(プッチーニ作曲)
パリのアパートの屋根裏部屋。クリスマスイヴに詩人ロドルフォは原稿を書いている。そこへ階下に住む貧し
いお針子のミミがローソクの火を借りにくる(二重唱「だれですか?」)。胸を病んでいるミミは、階段をあが
ってきただけで息切れして、軽いめまいを起こす。ロドルフォはミミを椅子に掛けさせ、ぶどう酒を気付け薬
の代わりに飲ませる。一息ついたミミは帰りかけるが、入口のところでカギを忘れたことに気づく。すきま風
で2人のローソクの火は消えてしまい、暗がりの中でカギを手探りで探す2人の手が触れ合う。ロドルフォは、
ミミの手をしっかりと握り、自分の身の上を話す(アリア「冷たい手を」)
。ミミもそれに応えて自分のことを
話す(アリア「私の名はミミ」)。たちまち2人は恋におちてしまう(二重唱「おお、麗しい乙女よ」)。
オペラ「後宮からの逃走」(モーツァルト作曲)
スペインの青年貴族ベルモンテの恋人コンスタンツェは、彼女の侍女のブロンデとベルモンテの従者ペドリロ
とともに海賊にさらわれて、トルコの太守セリムの後宮に奴隷として連れて行かれる。番人のオスミンは、ペ
ドリロと恋仲のブロンデを好きになり、あの手この手で自分の彼女にしようとするが、逆に懲らしめられてし
まう(二重唱「言っておくが、あのペドリロだけはやめておけ」)。そんな時、ペドリロは眠り薬を混ぜたぶど
う酒をオスミンに飲ませ、逃亡を企てる。単純なオスミンは、罠とも知らずに酔っ払って寝てしまう(二重唱
「バッカス万歳!」)。
オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」(モーツァルト作曲)
ナポリに住む2人の仕官、フェランドとグリエルモは、友人のドン・アルフォンゾと女の貞操について論じ
ている。フェランドにはドラベラ、グリエルモにはフィオルディリージという美しい姉妹の恋人がいる。自
分の愛する人こそは、自分だけを愛してくれているという2人に対し、経験豊富な老哲学者ドン・アルフォ
ンゾは「女に操などあるものか」と2人をからかう(三重唱「あのドラベラがそんなこと」∼レシタティー
ヴォ「取り消すか、剣を抜いて相手になるか」∼三重唱「いつも変わらぬ女の真心とは」)
。口論の挙句に、
恋人たちが貞操を守るかどうか賭けをする(レシタティーヴォ「詩人の夢さ」∼三重唱「妙なるセレナーデ
をあの人に捧げよう」)。
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」(フンパーディンク作曲)
グリム童話より。
(第1幕)貧しいほうき売りペーターの家。ヘンゼルとグレーテルの兄妹は母親が留守の間に言いつけられ
た仕事をしていたが、そのうちに飽きてきて、仲良くダンスをはじめた。そこへ母親のゲルトルートが帰っ
てきて、大目玉を食らい、2人を追いかけ回すが、誤って大切なミルクの入った壺を落として割ってしまう。
兄妹は罰として森へイチゴを籠いっぱい採ってくるように言いつけられ、追い出される。ゲルトルートは、
食べるものがなくなり途方にくれていると、父親のペーターが上機嫌で帰ってくる。ペーターは、今日はお
祭りだったので、ほうきが高い値段ですべて売れたと話し、たくさんの食べ物を買い込んでいた。2人は大
喜びをするが、ペーターは子供たちがいないことに気づく。ゲルトルートが森へイチゴを採りに行かせたと
いうが、ペーターは、あの森にはお菓子の魔女が住んでいて、子供たちを誘ってはかまどで焼いてお菓子に
してしまうと語る。2人はすぐに子供たちを探しに行こうと家を出る。
(第3幕)ヘンゼルとグレーテルは森の中をさまよい、一晩を明かす。ふと気が付くと、お菓子の家が現れ
る。2人はお菓子の家をつまんでは食べているが、実は魔女の住む家で、魔法を掛けられて捕らえられてし
まう。魔女は2人をもっと太らせようと果物や木の実をたくさん食べさせる。2人は魔女の隙をついて魔法
を解くが、魔女がグレーテルをかまどに押し込んで焼いてしまおうと企み、かまどの中のクッキーが焼けて
いるか確かめてくれと言いつける。頭のいいグレーテルは、やり方がわからないと言い訳をする。魔女はあ
せって「こうするんだ」と自分でかまどの前に屈み、中を確かめる。そのとき、2人は魔女を後ろから突い
てかまどに押し込めてしまう。魔女は死に、2人ははしゃいでいる。そこへ疲れきったペーターとゲルトル
ートがやってきて、子供たちを見つける。4人は見守ってくださった神様に感謝する。
カンテリーノ情報はインターネットで
声楽グループ「カンテリーノ」はインターネットのホームページを開設しています。演奏会情報
や活動記録、掲示板など、豊富なコンテンツを用意しております。ぜひご覧ください(よろしけ
れば、今日の演奏会のご感想を掲示板に書き込んでください)。
URL
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/6369/
お問い合わせは E-mail でもどうぞ。
E-mail
[email protected]
また、オペラ好きの皆さんの情報交換の場としてメーリングリストも開設しています。詳しくは
ホームページか上記メールアドレスへ。たくさんの方々の参加をお待ちしております。
Canterino:【伊】いつも歌っている。三流歌手。
Fly UP