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システムキッチン

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システムキッチン
システムキッチン
ピアッセ
施工説明書
このたびは当社商品をご採用いただき誠にありがとうございました。
施工前にこの説明書をよくお読みのうえ正しく施工してください。
この説明書は、同梱の「取扱説明書」とともに施工完了後、お客さまにお渡しください。
この説明書に書かれている注意事項は、必ず守ってください。
不適切な施工により事故が生じた場合、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承くだ
さい。
もくじ
●安全上のご注意〈必ずお守りください〉 ・・・・・・・1
●施工後の調節 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
●施工フロー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
1. 扉の調節 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
●施工前の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
2. 引き戸扉の調節 ・・・・・・・・・・・・・・・29
1. 部材の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
3. 引出し前板の調節 ・・・・・・・・・・・・・・30
2. 施工現場の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・5
4. 感震ロック(扉受け金具)の調節 ・・・・・・・33
3. 取付工事に必要な工具 ・・・・・・・・・・・・・6
5. スイングオープン扉の調節 ・・・・・・・・・・34
●施工方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
6. フラップ扉の調節 ・・・・・・・・・・・・・・35
1. 墨出し ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
7. 点検・清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・36
2. 同梱部品の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・9
8. 養生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
3. ウォールユニットの取付け ・・・・・・・・・・10
4. レンジフードの取付け ・・・・・・・・・・・・14
9. 残材処理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
[オプション部材の取付け]
5. フロアユニットの取付け ・・・・・・・・・・・15
1. 食器戸棚セットの取付け ・・・・・・・・・・・37
6. ワークトップの取付け ・・・・・・・・・・・・20
2. サービスカウンターセットの取付け ・・・・・・39
7. フロア用サイドパネルの取付け ・・・・・・・・22
3. サイドパネルの取付け ・・・・・・・・・・・・41
8. キッチンバックパネルの取付け ・・・・・・・・23
4. 小口フィラーの取付け ・・・・・・・・・・・・43
9. 水栓金具・排水器具の取付け ・・・・・・・・・24
5. 天井幕板の取付け ・・・・・・・・・・・・・・43
11. 油はねガードの取付け ・・・・・・・・・・・・25
12. 配管・配線の接続 ・・・・・・・・・・・・・・25
13. 扉取っ手の取付け ・・・・・・・・・・・・・・25
14. 棚板の取付け ・・・・・・・・・・・・・・・・26
15. コーキング ・・・・・・・・・・・・・・・・・26
工
事
店
様
用
10. 機器類の取付け ・・・・・・・・・・・・・・・25
安全上のご注意〈必ずお守りください〉
■ ここでは、施工作業者の方が、安全にシステムキッチンの取付作業を行って頂けるように、
取付作業中の事故を回避するための注意事項と、取付後ご使用になる方が、システムキッチ
ンを安全にご使用頂けるように、使用中の事故を回避するための施工上の注意事項をあげて
います。
この安全上の注意事項をよくお読みの上、正しく施工を行ってください。
●施工完了後、施工後の確認事項にしたがって各部の点検を行い、異常の無いことを確かめてください。
●本体に同梱されている取扱説明書は、お客様にお渡しする大切な書類です。
紛失や汚れが生じないように大切に保管し、施工完了後、お引き渡し時にお客様にお渡しください。
■警告表示の見方
● 表示内容を無視して誤った施工をした時生じる危害や損害の程度を、次の表示で区分し、説明しています。
警告
この表示の覧は「使用者または施工者が死亡または重傷などを負う可能
性が想定される」内容です。
注意
この表示の覧は「使用者または施工者が傷害を負う可能性または物的損
害のみが発生する可能性が想定される」内容です。
● お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。
(下記は絵表示の一例です。)
この絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。
この絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容です。
警告
水道、ガス、電気工事は、関連する法
令・規定に従って必ず「有資格者」が行
ってください。
※ 誤った接続や固定方法で行うと漏
水・発煙・火災・感電の原因となり
ます。
1
注意
ウォール・アッパーユニットを取り付け
る取付木(厚み30mm以上、幅90mm
以上)が指定通りに使用されていること
を確認してから取り付けてください。
※ 取付木に十分なねじ保持力がないと、
使用中にユニットが落下し、ケガを
する恐れがあります。
ウォール・アッパーユニットは必ず商品
に同梱している専用のねじで取り付けて
ください。
※ 適切なねじを使用せずに取り付ける
と、ねじの緩みが原因で使用中にユ
ニットが落下し、ケガをする恐れが
あります。
ユニットの運搬時には、ユニットの背と
底の部分に手を掛け運搬してください。
※ ユニットの桟木・幕板を持って運搬
すると、破損してケガをする恐れが
あります。
取付途中のユニットの上に乗ったり、も
たれ掛かったり重量物を載せたりしない
でください。
※ ユニットが破損または落下してケガ
をする恐れがあります。
ステンレスワークトップの端部などでケ
ガをしないよう注意してください。
※ 力強く触れると手を切る恐れがあり
ます。
水栓金具・排水部品(浅形ゴミ収納器・
他)の取付部・接続部のナットは十分に
締付けを行ってください。
※ ナットの締付けが不十分な場合、使
用中に取付部から漏水する恐れがあ
ります。
2
注意
排水ホース・パイプはねじれ・折り曲げ
がないように建築側排水管との接続を確
実に行ってください。
※ 使用中の漏水の原因となります。
棚受けダボは側板に完全に差し込み、棚
板をセットし確実に棚板が固定されてい
ることを確認してください。
※ 棚板が落下してケガをする恐れがあ
ります。
施工完了後は、扉の傾き、ガタつき、蝶
番のゆるみがないことを確認してくださ
い。
また、確認、調節後は全ての扉の指定の
ねじを固く締め付けてください。
※ 締付けが不十分な場合、使用中に扉
が落下しケガをする恐れがあります。
ビルトイン機器(換気用機器・加熱調理
機・その他の機器)については、それぞ
れに付属の説明書・注意表示をご覧いた
だき、正しく施工を行ってください。
※ 誤った施工を行うと思わぬ事故や、
故障の原因となる恐れがあります。
3
施工フロー
P.5
部材の確認
P.5
施工現場の確認
P.7
墨出し
P.9
同梱部品の確認
P.10
ウォールユニットの取付け
天井幕板取付桟の取付け(P.43)
P.14
レンジフードの取付け
※商品付属の工事説明書に基づき、取り付けます。
P.15
フロアユニットの取付け
※ビルトイン機器がある場合は、設置する機器間口寸法分を確保します。
P.20
ワークトップの取付け
P.22
フロア用サイドパネルの取付け
P.23
キッチンバックパネルの取付け
P.24
水栓金具の取付け
※商品付属の施工説明書に基づき、取り付けます。
P.24
排水器具の取付け
※専用締付工具で取り付けます。
P.25
機器類の取付け
※商品付属の施工説明書(設置工事説明書)に基づき、取り付けます。
1ガスコンロ
2ビルトインレンジ(オーブン)
3食器洗い乾燥機
4アイレベル機器 他
P.25
油はねガードの取付け
オプション部材の取付け (P.37∼)
P.25
配管・配線の接続
P.25
扉取っ手の取付け
●食器戸棚セットの取付け
●サービスカウンターセットの取付け
●サイドパネルの取付け
●小口フィラーの取付け
●天井幕板の取付け
※扉表面の「すりキズ防止」用透明養生シートをはがします。
P.26
棚板の取付け
P.26
コーキング
P.27
扉の調節
P.29
引き戸扉の調節
P.30
引出し前板の調節
P.33
感震ロック(扉受け金具)の調節
P.34
スイングオープン扉の調節
P.35
フラップ扉の調節
P.36
点検・清掃
P.36
養生
P.36
残材処理
4
施工前の確認
1.部材の確認
荷受けした商品について、送り状(部材品番明細表)を基に、品番・数量をチェックしてください。
※ システムキッチンは部材点数が多く間違え易いので、入念に行ってください。
※開梱する前に、商品にキズや破損がないか確認してください。
2.施工現場の確認
施工(設備)図面通りに、一次工事ができているか、以下の項目について、チェックしてください。
〈チェック項目〉
(1)設置場所の間口寸法、床の水平、壁の垂直、コーナー部の直角度
(2)窓枠や建具の位置と寸法
(3)ウォール・アッパーユニット取付木の位置及び寸法(厚さ30mm以上、幅90mm以上)
※ 取付木は、硬い木材(広葉樹、強度のある針葉樹及び合版)で、虫くいやくされのないものを使用し
てください。
注意
ウォール・アッパーユニットを取り付ける取付木(厚さ30mm以上、幅90mm以上)が指
定通りに使用されていることを確認してから取り付けてください。
※ 取付木に十分なねじ保持力がないと、使用中にユニットが落下し、ケガをする恐れがあ
ります。
(4)必要な給排水・ガス管・電源などの位置と接続方法
(5)レンジフード用開口の位置及び寸法
(6)レンジフード取付木の位置及び寸法(厚さ30mm以上、幅90mm以上)
2350(ウォールユニット上端標準取付高さ)
2290
1710
815
壁面ウォールユニット
取付木(30×90)
レンジフード用
電源(1口コンセント)
壁面フロアユニット
取付木(30×90)
ガス管
給湯
給水
排水管(50A)
キッチン設置位置
図は、T型プラン(シンク左配置/カウンター高さ850mm/ウォールユニット上端取付高さ2350mm)
の床給水・床排水・レンジフード・ガスコンロの場合を示したものです。
5
不燃仕様ウォールユニット
レンジフード
ウォールユニット
1000
(7)火災予防条例(東京都)では、右図の斜線の
範囲内およびレンジフードとの間が1000mm
未満には、可燃物があってはならないと規定
されています。
斜線の範囲内に設置されるウォールユニット
や、レンジフードに隣接するウォールユニッ
トについては不燃仕様のものを使用してくだ
さい。
これ以上に規制されている地域もありますの
で、地域の条例に従ってください。
フロアユニット
150
3.取付工事に必要な工具
工 具 名
主 用 途
1
スケール(メジャー)
2
下げ振り
垂直墨出し用
3
水盛りホース
水平墨出し用
4
墨つぼ
基準墨出し、取付位置墨出し用
5
水準器
6
脚立
7
ドライバー(+)
8
電動ドライバー(+)
9
アングル型電動ドライバー(+) W150mmユニット壁固定用
扉(蝶番)調節、水栓金具取付け用
10
木工用ドリル刃(φ4)
ユニット連結ねじ下穴用
11
木工用ドリル刃(φ6)
ユニット壁固定ねじ下穴用
12
ホルソー(φ30)
止水栓(給水給湯管)・ガス管取出し穴用
13
ホルソー(φ38)
排水プレートの排水ホース穴用
14
のみ
照明用電気配線取出し溝用
15
かなづち
天井幕板取付け用
16
のこぎり(丸鋸)
サイドパネル、天井幕板切断用
17
かんな
天井幕板小口仕上げ用
18
専用工具(HG-1A)
浅形ゴミ収納器の取付け用
6
150
施工方法
1.墨出し
(1)基準墨出し
1 3:4:5の直角三角形の原理(または、差金)を利用して直角を出し、床に仮墨を打ちます。
2 1m程度の間隔で下げ振りを下ろし、下げ振りから壁までの寸法を測定し、最も突出した部分を探し
出します。
※ 墨出しの基準は、壁に隣接するユニットの両端を基準にしてください。
(2)取付用墨出し
1 仕上がり床面を基準に、フロアユニットの上端、ウォールユニットの下端(または上端)の位置に墨
壁の一番突出した所を探します。
ウォールユニット上端
970/770
ウォールユニット下端
仮墨
フロアユニット上端
床の一番高い所
を探します
※830
2350
500/700
出しします。
また、設置する個々のユニット外形に合わせて墨出ししておくと施工がしやすくなります。
※ 床の仕上げは、システムキッチンを取り付ける前に完了していることが原則です。
※ キッチン取付けの後、床を仕上げる場合は、仕上材の厚みを考慮して取付位置を決めないと、ビル
トイン機器のメンテナンスができなくなります。
2 墨出し終了後、排気口・窓枠など高い精度が要求される寸法を再度チェックします。
透明ビニールチューブ+水
下げ振り
下げ振り
ユニットの間口寸法に
合せて縦墨を打ちます ※カウンター高さ 850mmの場合を示す。
7
〔標準設置寸法と取付木の位置〕
T型プラン
700
壁面ウォールユニット
レンジフード
800
2290
メインフロアユニット
2250
890
815
850
20
1710
壁面フロアユニット
1590
2350
壁面ミドルユニット
470
2740
フラット対面プラン
レンジフード
160
785
850
1720
2040
メインフロアユニット
20
2250
2270
8
2.同梱部品の確認
シンクフロアユニット内に、施工に必要な部品「下記(1)∼(4)および扉取っ手」の数量をまとめて同梱
しています。部品「(5)∼(9)」は、使用するユニットに同梱してありますので、取付けを開始する前に必
ず確認してください。
(1)ワークトップ固定ねじ
寸法:AトラスTP 4×12
数量:4,6,14本
(4)棚受けダボ
数量:4,8,12個
(7)対面ユニット固定用ねじ
寸法:皿木ねじ 4×32
数量:8本
同梱場所:対面オープンユニット
(2)ユニット連結ねじ
寸法:連結金具TP 4×28(化粧キャップ付)
数量:4,6,8本
(5)床固定金具
寸法:25×25×L40
数量:2個
同梱場所:フロアユニット
(8)引き戸扉取外工具
寸法:12×L100
数量:1個
同梱場所:ウォール・ミドルユニット引き戸
※ 扉取っ手の同梱数量は、各ユニットの扉数量に同じです。
9
(3)ユニット壁固定ねじ
寸法:A皿TP 5×60(化粧キャップ付)
数量:2,4,6,8本
(6)床固定用ねじ
寸法:AトラスTP 4×40
数量:4本
同梱場所:フロアユニット
(9)床固定桟
寸法:口20×L250
数量:1本
同梱場所:シンクロフロアユニット
3.ウォールユニットの取付け
注意
ウォールユニットを取り付ける取付木(厚さ30mm以上、幅90mm以上)が指定通りに使
用されていることを確認してから取り付けてください。
※ 取付木に十分なねじ保持力がないと、使用中にウォールユニットが落下し、ケガをする
恐れがあります。
取付途中のウォールユニット内・外に工具等の重量物を載せたり、もたれ掛かって力を加
えたりしないでください。
※ 取付中のユニットが落下または破損して、ケガをする恐れがあります。
ウォールユニットは必ず商品に同梱している専用のねじで取り付けてください。
※ 適切なねじを使用せずに取り付けると、使用中にウォールユニットが落下し、ケガをす
る恐れがあります。
ユニットの運搬時には、ユニットの背と底の部分に手を掛け運搬してください。
※ ユニットの桟木・幕板を持って運搬すると、破損してケガをする恐れがあります。
棚受けダボは側板に完全に差し込み、棚板をセットして確実に棚板が固定されていること
を確認してください。
※ 使用中に棚板が落下して、ケガをする恐れがあります。
■感震ロック付きキャビネットの扉の取外しの注意について
扉を取り外す際は、必ずキャビネット底板面を下にしてください。
感震ロックとは、万一の地震(震度4程度から)の揺れに対し、扉がわずかに開いた状態で自動的
にロックがかかり、収納物の不意な飛び出しを防止する機構です。
感震ロックが取り付けられているユニットは外観上判断できません。ただし、梱包材を開梱した
後の施工段階で扉をいったん外される場合、ユニット扉面を上にしますとユニット内部に取り付
けられている感震ロックが機構上作動し、扉が開かないという現象が発生します。
この場合、ユニット底板面を下にして(この場合、底板化粧面にキズが付かないよう必ず養生を
行ってください)頂きますと扉は開きます。
※ユニット扉面を上にして扉を無理に開きますと、ユニット本体及び扉に取り付けられている感
震ロック本体に無理な力が加わり、ユニット等が破損する原因となります。
10
(1)壁固定用の下穴加工
ウォールユニットの背板に、壁固定用ねじの下穴(φ6)をあけます。
1)標準ウォール
11枚・2枚扉(W450∼750mm)
22枚扉(W900mmの場合)
※引き戸、2段フラップ、スイングオープンを含む。
※引き戸、2段フラップ、スイングオープンを含む。
4−φ6穴あけ
45
45
45
45
45
6−φ6穴あけ
45
45
45
900
450/600/750
2)レンジフードボックス
45
4−φ6穴あけ
【扉(前板)の外し方】
扉(前板)裏面から手前に軽くたたき、クリップ(4ヶ
所)を外します。
【扉(前板)のはめ方】
扉(前板)裏面のクリップと、ボックス側のクリップ受
けの位置を合わせ、前から押し込みます。
クリップ
45
扉(前板)
45
45
900
※壁固定ねじ位置によっては、レンジフー
ドフレームが取り付かない場合がありま
すので、下穴位置を間違えないよう注意
してください。
※レンジフードボックス内にダクトを通す
場合は、ホルソー等で背板または側板に
あらかじめダクト用の穴あけ加工を行っ
てください。
レンジフードボックス
切断
背板
3)ダクトスペース付ウォール
側板
11枚・2枚扉(W450∼750mm)
22枚扉(W900mm)
4−φ6穴あけ
45
45
45
45
45
6−φ6穴あけ
45
45
450/600/750
45
900
11
(2)照明用電気配線取出溝の加工
ウォールユニットに照明を取り付ける場合は、下図を参照し背板裏面に加工を行い、配線を取り出します。
深さ10mm(参考)
配線取出し用溝
背板
(裏面)
背板(裏面)
配線
側板
幅12∼15mm(参考)
側板
※ 配線取出用の溝が、背板上部でも必要な場合は加工してください。
(3)ユニットの取付け
1 天井幕板を取り付ける場合は、ウォールユニットを取り付ける前に必要部材の取付けを行います。
※ 天井幕板施工用部材の取付けは、「5. 天井幕板の取付け(P.43)
」を参照してください。
A
2 壁側のユニットを基準に、水準器・下げ振り等を利用して、
水準器
ユニット壁固定ねじで壁面へ取り付けます。
横墨
ユニット
壁固定ねじ
A
下げ振り
縦墨
※ ダクトスペース付ウォールの場合は、ダクトが通る側のユニット側板上部をあらかじめ切断して
D
おいてください。
扉
最大 300mm
H
D
ダクトスペース
最大 300mm
700
H
側板
切断
背板
取付木(90×30)
ダクトスペース付ウォール
425
3 ユニット本体前面、下面が合うように、次のユニッ
トを連結ねじで連結します。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半貫通)の下
穴がありますので、その下穴を利用して連結ねじ
用下穴(φ4)をあけてください。
※ ユニットによっては、連結案内用の下穴が使えな
い場合がありますので、適当な位置にずらすか、
隣のユニット側から下穴をあけてください。
12
連結ねじ
ユニット
壁固定ねじ
前づらと下づらが合うように
4 レベルを調節しながらウォールユニットを壁固定ねじで壁面に仮取付けします。
5 以下、3、4を繰り返して取り付けます。
※ 壁面が垂直でない場合、扉に段差が生じます。壁面とユニットの間にスペーサー等(現場調達品)
を入れ調節しながら、隣接するユニットの前面、下面(底板面)が一直線になるよう壁固定ねじを
締め付けます。
6 T型プランの場合、レンジフードボックスを通してレンジフードフレームを壁固定ねじで壁面に固定
します。
※ レンジフードボックスに同梱の位置出しコマを使用し、レンジフードボックスとフレームの中心が
そろうように設置してください。
レンジフードボックス
レンジフードフレーム
61
壁固定ねじ(8ヶ所)
61
フレ−ム下面とユニット底板を合せる
13
4.レンジフードの取付け
注意
レンジフードを取り付ける取付木(厚さ30mm以上、幅90mm以上)が指定通りに使用さ
れていることを確認してから取り付けてください。
※ 取付木に十分なねじ保持力がないと、使用中にレンジフードが落下し、ケガをする恐れ
があります。
●レンジフードに付属の施工説明書に基づき、取り付けます。
■T型プランの場合
扉(前板)
フレーム
レンジフードに付属の施工説明書「専用フレームに取り
付ける場合(P.5)
」を参照してください。
(1)レンジフードボックスに、フレームおよび扉(前板)
が取り付いていることを確認します。
※扉(前板)の取付けは、「3.ウォールユニットの
取付け(P.11)
」を参照してください。
フック
レンジフードボックス
(2)フレームのフックに、レンジフード本体を上から引
っ掛けます。
※レンジフードボックスの中にダクトを引き込む場
合は、あらかじめレンジフードの排気後部にエル
ボを取り付けておいてください。
レンジフード
(3)上側2ヶ所の本体取付穴に、M5×10ねじを使用し
てレンジフード本体とフレームを固定します。
フック
M5X10 ねじ
本体取付穴
(4)レンジフードのフィルターを取り外し、下側2ヶ所の
本体取付穴に、M5×35ねじを使用して固定します。
(固定した後、φ15穴を付属のシールでふさいでく
ださい。)
本体取付穴
M5 X 35 ねじ
(5)レンジフードに付属の施工説明書を参照し、ダクト
カバーの取付けを行います。
14
5.フロアユニットの取付け
注意
取付途中のフロアユニット上に乗ったり、もたれ掛かったり、重量物を載せたりしないで
ください。
※ ユニットが破損して、ケガをする恐れがあります。
フロアユニットは、必ず壁面もしくは床面に固定してください。
※ 固定が不十分であったり、されていないとユニットが使用中に転倒し、ケガをする恐れ
があります。
ワークトップやキッチンバックパネルの周囲は、必ずコーキング材を充てんしてください。
※ 水等の浸入により、床や商品を傷める恐れがあります。
引出し取外しの際は、取り外した引出しを落下させないよう、しっかりと引出し側板部を
持って行ってください。また、サイドギャラリー付引出しの場合は、左右のパイプ部を持
たないようにしてください。
※ サイドギャラリーが外れて引出し本体が落下し、ケガをする恐れがあります。
引出しを取り付けた後は、数回引出しを開閉させ、正確に取り付けられている(ガタつ
き・異音がしないか)ことを確認してください。
※ 正確に取り付けられていないと、引出しが使用中に外れて、ケガをする恐れがあります。
※ビルトイン機器の設置がある場合は、機器の間口寸法を確保してください。
※床の仕上げは、システムキッチンを取り付ける前に完了していることが原則です。
キッチン取付けの後、床を仕上げる場合は、仕上材の厚みを考慮して取付位置を決めないと、引出し
が使用できなくなったり、ビルトイン機器のメンテナンスができなくなります。
■T型プランの場合
(1)壁面フロアユニットの取付け
1 図面(ユニット配置図)に基づき、ユニットを仮設置します。
2 配管スペース付コーナーユニットを仮設置する場合、同梱の位置出しコマ(2個)を先に建築躯体床
面に下図を参照し設置します。
その後、設置した位置出しコマに、コーナーユニットの背板下部2辺が当たるようにします。
1365
100
700
565
100
13
65
10
0
開き扉付ユニット
56
5
285
70
0
100
ユニット設置位置
配管スペース付ユニット
0
10
位置出しコマ(□100×t15)
0
10
5
28
5
48
開き扉付ユニット
〔配管スペースが右側の場合〕
15
位置出しコマ
配管スペース付ユニット
3 横引き配管の場合は、配管が通るユニットの側板を切り欠きます。
4 フロアユニットの背板上部に壁固定用ねじの下穴(φ6)をあけます。
5 フロアユニットの上端の墨(H830)を基準に、水準器等で水平レベルを確認しながら隣接するユニ
ットを連結ねじで連結し、壁面に壁固定ねじで固定します。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半貫通)の下穴がありますので、その下穴を利用して連結ねじ
用下穴(φ4)をあけてください。
床固定用ねじ
6 フロアユニット(下部オープン/底板なし)がオープン
エンドになる場合、オープン側の側板下部を、同梱の床
固定金具を使用し、床固定用ねじ・ワークトップ固定ね
じで固定します。
背板
側板
床
【注意】 2種類の固定ねじを使用しますので、
間違えないようにしてください。
ワークトップ固定ねじ 床固定金具
7 配管スペース付フロアユニットは、同梱の床固定金具
床固定金具
を使用し、壁とユニット側板を床固定ねじ・ワークト
ワークトップ固定ねじ
ップ固定ねじで固定します。
【注意】 2種類の固定ねじを使用しますので、
間違えないようにしてください。
壁
配管スペース付ユニット
(2)壁面ワークトップの取付け
フロアユニット内部から、ワークトップ固定金具を通し、ワークトップ固定ねじで固定します。
※ワークトップとフロアユニット両側面の収まりが左右均等になるよう振り分けてください。
壁面ワークトップ
壁固定ねじ
15
壁固定ねじ
壁面フロアユニット
ワークトップ固定ねじ
連結ねじ
(3)メインフロアユニットの取付け
1 図面(ユニット配置図)に基づき、ユニットを仮設置します。
16
床固定用ねじ
2 コンロユニットの背板に、ホルソー等を利用して、ガス機器用配
点検口フタ
管の取出し穴(φ30)をあけます。
※ 建築躯体側の立上がり位置を確認し、取出し穴をあけ間違えな
いように注意してください。
3 横引き配管の場合は、配管が通るユニットの側板を切り欠きます。
4 IHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機等のビルトイン機器を組
み込む場合、
電源コンセントをフロアユニットの側板に設置します。
※ 電源コンセントの取付位置は、施工図面を参照してください。
ガス管取出し穴(φ30)
4-φ4穴あけ
(深さ15mm)
5 ユニットの上端を基準に、水準器等で水
平レベルを確認しながら、フロアユニッ
トを隣接するユニットへ連結ねじで連結
します。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半
貫通)の下穴がありますので、その下
穴を利用して連結ねじ用下穴(φ4)
をあけてください。
水準器
前づらと上づらが
合うように
連結ねじ
6 引出しタイプのシンクユニットは、
同梱の床固定桟(□20×L250m
m)を使用し、シンクエンドのユニ
ットを床へ固定(壁面と反対側)し ザグリ加工
ます。
15
※ 対面ユニット固定用ねじを取り付
ける側板に、ザグリ加工を行い、
ねじ頭が側板より控える(出ない)
ようにしてください
床固定用ねじ
シンクエンドユニット
(シンクフロア・W150スライド米びつ)
床固定桟
対面ユニット固定用ねじ
【注意】 2種類の固定ねじを使用しますので、
間違えないようにしてください。
7 オープンタイプのシンクユニットは、側板下部と床を同梱
の床固定金具を使用し、床固定用ねじ・ワークトップ固定
ねじで固定します。
【注意】 2種類の固定ねじを使用しますので、
間違えないようにしてください。
床固定用ねじ
背板
側板
床
ワークトップ固定ねじ 床固定金具
注意
必ず床固定を行ってください。
※ 固定が不十分であったり、されていないと
ユニットが使用中に転倒し、ケガをする恐
れがあります。
17
(4)対面フロアユニットの取付け
1 図面(ユニット配置図)に基づき、ユニットを仮設置します。
壁面コーナーユニット
2 オープンタイプの場合、同梱の木目色小口テープ
(裏面糊付)を、壁面コーナーユニットの厚み調整
板前面(対面側)に貼り付けます。
※ 小口テープのはみ出し部分は、カッター等で切
り取ってください。
木目色小口テープ
厚み調整板
3 ユニットの上端を基準に、水準器等で水平レベルを確認しながら、隣接するユニット本体の前面が合
うように対面ユニット固定用ねじまたは連結ねじで連結します。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半貫通)の下穴がありますので、その下穴を利用して連結ねじ
用下穴(φ4)をあけてください。
※ 対面ユニットの種類により、使用するねじが異なりますので、注意してください。
対面引き戸ユニット
対面オープンユニット
対面ユニット固定用ねじ
連結ねじ
〔オープンタイプ〕
〔引き戸タイプ〕
4 コンロユニットに同梱の床固定金具を使用し、
コンロユニットと対面ユニットを連結します。
コンロユニット側板に床固定金具をワークト
ップ固定ねじで固定し、対面ユニット裏面と
ワークトップ固定ねじで固定してください。
床固定金具
対面ユニット
ワークトップ固定用ねじ
コンロユニット
(φ4)をあけ、シンクユニットと対面ユニッ
トを連結ねじで連結します。
連結ねじ
45
対面ユニット
5 シンクユニット背板上部に連結ねじ用下穴
2-φ4穴あけ
シンクユニット
18
■フラット対面プランの場合
(1)フラット対面用小口フィラーの取付け
1 同梱部材を確認します。
×1枚
×1枚
×1枚
×6本
(B)フロア固定用フ
ィラー
※小口化粧なし
830
830
(A)メイン側小口フ
ィラー
※前面扉色小口
化粧
60
60
90
(C)対面側小口フィ
ラー
※前面木目色・
後面白色小
口化粧
815
【部材明細】
(A)メイン側小口フィラー:830×90×t15
(B)フロア固定用フィラー:830×60×t15
(C)対面側小口フィラー :815×60×t15
(D)壁固定ねじ
:A皿TP 5×60
2 メインユニットの内、壁面に隣接するユニット(W750コンロユニットまたはW150スライドユニ
ット)の壁面側に、小口フィラー(A)、(B)をユニットに同梱の連結ねじで取り付けます。
また、対面ユニットの内、壁面に隣接するユニットの壁面側に、小口フィラー(C)をユニットに同
梱の対面ユニット固定ねじまたは連結ねじで取り付けます。
※ フィラーの形状を確認の上、付け間違えのないよう注意してください。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半貫通)の下穴がありますので、その下穴を利用して連結ねじ
用下穴(φ4)をあけてください。
※ 小口フィラーは、必ずユニット内部より固定してください。
前面と上面が合うように
(B)フロア固定用フィラー
(C)対面側小口フィラー
前面と上面が合うように
隣接ユニット
対面オープンユニット
(A)メイン側小口フィラー
側板
連結ねじ
小口面注意!
対面ユニット固定用ねじ
〔メインユニット〕
〔対面ユニット(オープンタイプ)〕
【注意】 小口フィラー(C)は、オープンタイプの場合、「前面が木目色」、引き戸タイプの
場合、「前面が白色」になりますので、付け間違えのないよう注意してください。
19
(2)メインフロアユニットの取付け
点検口フタ
1 図面(ユニット配置図)に基づき、ユニットを仮設置します。
2 コンロユニットの背板に、ホルソー等を利用して、ガス機器用
配管の取出し穴(φ30)をあけます。
※ 建築躯体側の立上がり位置を確認し、取出し穴をあけ間違え
ないように注意してください。
ガス管取出し穴(φ30)
3 横引き配管の場合は、配管が通るユニットの側板を切り欠きます。
ユニット
4 壁に隣接するユニットに、壁固定用の下穴(φ6)を
30
45
あけ、フラット対面用小口フィラーに同梱の壁固定ね
じで壁面に固定します。
※ ユニットを設置する位置を確認の上、あけ間違えの
ないように注意してください。
※ 下穴は、必ずユニット内部より穴あけしてください。
側板
壁固定ねじ
45
壁
5 ユニットの上端を基準に、水準器等で水平レベルを確認しながら、フロアユニットを隣接するユニッ
トへ連結ねじで連結し、ユニットと床を床固定用ねじ・対面ユニット固定用ねじで固定します。
※ ユニットの固定は、「■T型プランの場合(3)メインフロアユニットの取付け4∼6(P.17)」
を参照してください。
(3)対面フロアユニットの取付け
1 図面(ユニット配置図)に基づき、ユニットを仮設置します。
2「■T型プランの場合(4)対面フロアユニットの取付け3∼5(P.18)」と同じ要領で、メインユ
ニットと対面ユニットを固定します。
6.ワークトップの取付け
注意
ステンレスワークトップの端部などでケガをしないよう注意してください。
※ 力強く触れると、手を切る恐れがあります。
20
(1)ワークトップの仮取付け
シンク付きワークトップ
1 ワークトップをフロアユニットの上に仮設置し、ワ
ークトップとフロアユニット両側面の収まりが左右
均等になるよう振り分けてください。
※ ステンレスワークトップは一体、人造大理石ワー
クトップはメインワークトップと対面ワークトッ
プが分割で納入されます。
※ 人造大理石ワークトップの場合、対面ワークトッ
プがメインワークトップのバックガード部に被さ
ります。下図を参照し、ワークトップを仮設置し
フロアユニット
てください。
メインワークトップ 対面ワークトップ
ワークトップ
対面ワークトップ
メインワークトップ
20(25)
45
メインフロア
20(25)
45
対面フロア
対面フロア
メインフロア
〔ステンレスワークトップ〕
〔人造大理石ワークトップ〕
※ カッコなし寸法は対面オープンタイプ、( )内寸法は対面引き戸タイプの場合を示す。
(2)ワークトップの取付け
;;
;
;;
;;
1 ユニットに仮設置したワークトップ(裏面補強木)へ、ワークトップ固定ねじを使用してユニット内
より固定します。
※ フロアユニットの内側4隅に付いているワークトップ固定金具Aを通し、ワークトップ固定ねじ
(1本/個)で固定してください。
ワークトップ固定金具A
背板
ユニット背板
ユニット側板
ワークトップ固定金具A
側板
ワークトップ固定ねじ
(AトラスTP4×12)
ワークトップ裏面補強木
扉
2 シンクユニット前面(前幕板)上部のワー
クトップ固定金具Bからもワークトップを
固定します。
※ 固定金具Bは、W885mmのユニットに
左右2ヶ所、W1035mmのユニットに
は左右・中央の3ヶ所あります。
前幕板
ワークトップ固定金具B
ワークトップ固定ねじ
(AトラスTP4×12)
21
3 対面オープンユニットは、同梱の対面ユニット
ワークトップ
固定用ねじを使用して対面側ワークトップと固
定します。また、対面引き戸ユニットは、連結
ねじを使用して対面側ワークトップと固定しま
す。
メインフロア
対面ユニット固定用ねじ
対面フロア
〔オープンタイプ〕
4 人造大理石ワークトップの場合、メインワークトップと対面ワークトップのすき間に、ワークトップ
に同梱のシリコンコーキング(白色)を充てんします。
※ コーキングは側面も行ってください。
シリコンコーキング
対面ワークトップ
コーキング
メインワークトップ
対面ワークトップ
メインワークトップ
〔側面図〕
7.フロア用サイドパネルの取付け
5
1 ユニットとパネルが右図の収まりになるように取
ワークトップ
サイドパネル
付位置を決めます。
5
2 フロアユニットの連結と同様に、側板に連結ねじ
用の下穴(φ4)をあけ、ユニット内部より連結
します。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半貫通)の
下穴がありますので、その下穴を利用して連結
ねじ用下穴(φ4)をあけてください。
※ 対面ユニットとサイドパネルの連結も行ってく
ださい。
22
隣接ユニット
連結ねじ
8.キッチンバックパネルの取付け
●キッチンバックパネルに付属の施工説明書に基づき、取り付けます。
※ライトウッド色(F14)は、木目の向きを横方向にして取り付けてください。
■T型プランの場合
ウォールユニットと壁面カウンターの間にキッチンバックパネルを取り付ける場合、ウォールユニットの
境界に合わせてパネルを分割し、貼り付けてください。
キッチンバックパネル
■フラット対面プランの場合
ハット型レンジフードを壁面に設置する場合、レンジフード―キッチン間の壁面にキッチンバックパネル
を貼り付けます。
ワークトップの形状に合わせ、あらかじめキッチンバックパネルの切欠加工を行ってください。
キッチンバックパネル
切欠加工
23
9.水栓金具・排水器具の取付け
注意
水栓金具・排水部品(浅型ゴミ収納器等)の取付部・接続部のナットは十分に締付けを行
ってください。
※ ナットの締付けが不十分な場合、使用中に取付部から漏水する恐れがあります。
排水ホース・パイプは、ねじれ・折り曲がりがないように建築側配水管と確実に接続を行
ってください。
※ 使用中の漏水の原因となります。
(1)水栓金具の取付け
水栓金具に付属の施工説明書に基づき、取り付けます。
(2)排水器具の取付け
1 浅形ゴミ収納器は、右図の順序で専用締付工
具(HG−1A/別途手配品)を使用し、漏
水のないよう確実に取り付けます。
※ エルボは長手側を本体に取り付けてくださ
い。
※ トラップと引出しの干渉を避けるため、エ
ルボはユニット奥行方向に対して斜めに取
り付けてください。
三角パッキン
ナット
排水プレート
エルボ
ステンレスカゴ
トラップ
本体
平パッキン
排水ホース
締付ナット
防臭キャップ
専用締付工具(HG-1A)
【注意】 エルボはトラップの奥まで確実に差し込ん
でください。
※エルボの差込みが少ないと、使用中にト
ラップが外れる恐れがあります。
2 シンクフロアユニット底板の排水プレートに、給水・給湯管用の下穴(φ30)および排水ホース用
の下穴(φ38)をあけます。
※ 下穴位置は、現場の配管・排水管立上がり位置を実測してください。
3 排水ホースを浅形ゴミ収納器に取り付けます。また、排水ホー
スと躯体側排水管との接続部分は、防臭キャップを取り付け確実
に固定します。その後、排水プレート裏面のはくり紙をはがして、
シンクフロアユニット底板に固定します。
排水プレート
防臭キャップ
排水管(別途工事)
24
4 水漏れの確認
● 排水器具取付完了後、下図のように排水ホースの先端をビニールとテープなどでしっかり止めます。
※ 仮止めホースが外れ、床が水で濡れない
ように十分注意してください。
● シンクに水を満たし、30分程放置してから、
排水器具の接合部(シンクと浅形ゴミ収納
器、浅形ゴミ収納器と排水ホース)から水
漏れがないことを確認します。
排水ホース
10.機器類の取付け
各種機器の取付けについては、機器付属の施工説明書(設置工事説明書)に基づき、取り付けます。
11.油はねガードの取付け
ワークトップに同梱の油はねガード付属の施工説明書に基づき、取り付けます。
※油はねガードは、ステンレスワークトップにオプション、人造大理石ワークトップに標準設定となります。
12.配管・配線の接続
警告
水道・ガス・電気工事は、関連する法令・規定に従って必ず「有資格者」が行ってくださ
い。
※ 誤った接続や固定方法で行うと、漏水・発煙・火災・感電の原因となります。
専門の工事業者に依頼し、給水、給湯管、ガス管、電気配線の接続を行います。
13.扉取っ手の取付け
シンクフロアユニットに同梱の取っ手を、専用取付ねじを使用し、扉に取り付けます。
※ ディグノシリーズ/アイスホワイト色(鏡面扉)には、
「すりキズ防止用」の養生シート(透明)が貼り付け
てありますので、扉表面の養生シートをはがし、取っ手を取り付けてください。
25
14.棚板の取付け
注意
棚受けダボは側板に完全に差し込み、棚板をセットし確実に棚板が固定されていることを確
認してください。
※ 棚板が落下してケガをする恐れがあります。
(1)ユニット内のゴミをはき出し、よく絞った柔らかい布で水ぶきします。
(2)棚板を所定の位置にセットします。
1 側板のダボ穴に棚受けダボを
完全に差し込みます。
2 上方から棚板を棚受けダボに
3 棚板のセット完了
セットします。
15.コーキング
ワークトップ・キッチンバックパネルの周囲などにコーキング材を充てんします。
※ 必ずマスキングテープを貼ってから行ってください。
※ T型プランの場合、ワークトップと壁面ワークトップの境界にもコーキングを行ってください。
ワークトップ
サイドパネル
シリコンコーキング
壁面ワークトップ
シリコンコーキング
ワークトップ
フロアユニット
フロアユニット
〔シンク側〕
〔コンロ側(T型プランの場合)
〕
26
施工後の調節
1.扉の調節
注意
施工完了後は、扉の傾き、ガタつき、蝶番のゆるみがないことを確認してください。
また、確認、調節後は全ての扉(蝶番)のAねじおよびBねじ(ねじタイプの場合)を固く
締め付けてください。
※ 締付けが不十分な場合、使用中に扉が落下しケガをする恐れがあります。
(扉のはずし方、はめ方)
1.引っかけて
(側板)
(側板)
(扉)
(扉)
内部を押す
はずし方
はめ方
2.押す
※はめにくい場合は、蝶番後方の内部を押しながらは
めてください。その際、確実に取り付けられている
ことを確認してください。
以下の要領で扉の調節を行ってください。
●取付ねじの役割
Aねじ ・・・このねじをゆるめると扉を上下に調節
することができます。
Bねじ ・・・●ねじタイプ:このねじをゆるめると
扉を前後に調節することができま
す。
・・・・●カムタイプ:このねじを左右へ回す
と扉を前後に調節することができま
す。
Cねじ ・・・このねじをゆるめると扉を左右に調節
することができます。
Dねじ ・・・このねじを締めたりゆるめたりするこ
とで扉が閉まる力を調節することがで
きます。
〈キャップのはずし方〉
Dねじ
Bねじ
(扉)
Cねじ
Aねじ
(扉)
(側板)
(棚板)
Cねじ
Aねじ
Bねじ
手前に引き寄せると簡単にはずれます。
調節後、つけ忘れのないようご確認ください。
27
●調節方法
扉を閉めた状態
調節方法
1. 扉の高さが上下(垂直方向)にずれている場合
(1)上下2つの蝶番のAねじをゆるめる。
(左へまわす)
(2)ずれている扉の高さを合わせ、Aねじを締める。
※ 調節範囲 上下方向に3mm程度
2. 扉の先端が下がっている〔上がっている〕場合
。
(1)下〔上〕の蝶番のCねじを約1回転ほど締める(右へ回す)
(2)扉を閉めて確認する。
(3)正しい位置になるまで(1)∼(2)をくり返す。
※ 調節範囲 左右方向へ4mm程度
※ 上記(1)∼(3)の調節で扉と扉のすき間が他の
すき間と違ってきた場合は、上下の蝶番のCねじ
を同じ割合で回して調節してください。
● 右へ平行移動する場合
Cねじを右へ回す
● 左へ平行移動する場合
Cねじを左へ回す
3. 扉と側板のすき間が上下で違う場合
● Bねじ/ねじタイプの場合
(1)上の蝶番のBねじをゆるめ、扉を動かして正しい位置
にする。
(2)正しい位置でBねじを締めつける。
※ 調節範囲 前後方向へ3mm程度
● Bねじ/カムタイプの場合
※ 蝶番には、「Bねじ/ねじタイプ」、「Bねじ/カム (1)上 の 蝶 番 の B ね じ を 左 右 へ 回 し 、 扉 正 し い 位 置 に
タイプ」があります。それぞれ調節範囲が異なり
する。
ます。
※ 調節範囲 前後方向へ2mm程度
4. 扉が閉まる力の調節を行う場合
(1)扉が閉まる力を大きくする場合
● Dねじを右へ回す
(2)扉が閉まる力を小さくする場合
● Dねじを左へ回す
※ 1枚の扉だけで調節できない場合は、両隣りの扉も含めて調節してください。
28
2.引き戸扉の調節
注意
引き戸扉を取り付けた後は、数回扉を開閉させ正確に取り付けられている(ガタつき・異音
がしないか)ことを確認してください。
※ 正確に取り付けられていないと、扉が使用中に外れてケガをする恐れがあります。
●扉の取外方法
1 手前の扉より、扉を少し開いた状態で、扉の上部2ヶ所にある
切欠部分の内側から、扉とレールのすき間に「引き戸扉取外工
具」を差し込み、左右方向に押してローラーを扉から外します。
その際、扉左側のローラーは左方向に、右側のローラーは右方
向に押してください。
2 扉の切欠部分とローラーの位置を合わせ、前方へ倒すようにし
て扉を取り外します。
3 奥の扉も同様の手順で取り外します。
●扉の取付方法
1 奥の扉より、下部ガイドを先にアルミレールに差し込んでから、
扉の切欠部分とローラーの位置を合わせます。
2 扉を少し持ち上げながら、左右方向にカチッと音がするまで押
し込み、ローラーを扉に差し込みます。その際、扉左側のローラ
ーは左方向に、右側のローラーは右方向に押し込んでください。
カチッ!
3 手前の扉も同様の手順で取り付けます。
●調節方法
上下の調節は扉を外し、ローラーの高さ調整ねじを回し調整します。
・扉を上げる場合:ねじを右に回す
・扉を下げる場合:ねじを左に回す
※調整範囲:上下方向に各1mm(計2mm)程度
29
ローラー
高さ調整ねじ
3.引出し前板の調節
注意
引出し取外しの際は、取り外した引出しを落下させないようしっかりと引出し側板部を持
って行ってください。また、サイドギャラリー付引出しの場合は、左右のパイプ部を持た
ないようにしてください。
※サイドギャラリーが外れて引出し本体が落下し、ケガをする恐れがあります。
引出しを取り付けた後は、数回引出しを開閉させ、正確に取り付けられている(ガタつ
き・異音がしないか)ことを確認してください。
※正確に取り付けられていないと、引出しが使用中に外れて、ケガをする恐れがあります。
●調節前の準備
引出し前板間口寸法が585mm以上の引出しには、引出し前板裏
面と引出し底板の間に、L形金具が取り付けてあります。引出し
調節(前板の傾き調節以外)を行う際は、必ず2本の固定ねじを
ゆるめて(金具が動く程度)から行ってください。また、調節完
了後は、必ず固定ねじを締め付け直してください。
底板
前板
固定ねじ
前板(裏面)
L形金具
引出し底板(裏面)
●引出しの取外方法
引出しを引き出した状態で、引出し側板部の手前裏側にある樹脂
ストッパー(グレー色)を内側に押しながら、引出しを持ち上げ
ます。
※ストッパーは両側同時に押してください。
●引出しの取付方法
1 ユニット本体側の受けレールを手前に引き出します。
30
2 引出し奥約100mmを受けレールに載せ、奥まで押し込みま
す。
その際、カチャと音がしてロックされます。
※取り付けられた後は、数回引出しを開閉させ、正確に取り付
けられている(ガタつき・異音がしないか)ことを確認し
てください。また、引出しを持ち上げても外れないことを
確認してください。
約100mm
注意
引出し裏側の引出しロック(白色)が、手前まで確実に
押し込まれていることを確認してください。
※ 正確に取り付けられていないと、引出しが使用中に外
れてケガをする恐れがあります。
引出しロック
●引出し前板の調節
化粧カバー
引出し本体横の化粧カバーを取り外します。
1 左右の調節
引出し本体の右側にある、左右調節ねじを回し調節します。
・右へ移動する場合:ねじを右へ回す
・左へ移動する場合:ねじを左へ回す
※調節範囲:左右方向へ各1.5mm(計3mm)程度
左右調節ねじ
±1.5mm
2 上下の調節
引出し本体の左右にある、上下調節ダイヤルを回し調節します。
・上へ移動する場合:ダイヤルを右へ回す
・下へ移動する場合:ダイヤルを左へ回す
※調節範囲:上下方向へ各2mm(計4mm)程度
上下調節ダイアル
±2mm
31
3 前板の傾き調節(サイドギャラリー付引出しのみ対応)
右図のように、サイドギャラリー(パイプ部)を回し、前板の
傾きを調節します。
・ 前板を手前に倒す場合:左へ(前板正面から見て)回す
・ 前板を後方へ倒す場合:右へ(前板正面から見て)回す
サイドギャラリー
32
4.感震ロック(扉受け金具)の調節
※オプション設定品のため、装備されていない場合があります。
以下の要領で調節を行ってください。
基準寸法3.5mm(調節範囲 2.0∼5.0mm)
(1)取付位置
ユニット天板
扉の調節後、感震ロック本体と扉受け金具が図のよう
に正常な収まりになっているか確認します。
受け金具
扉
本体
(2)調節方法
扉(裏面)
扉受け金具を固定しているねじをゆるめ、長穴の範囲
内(上下±1.5mm)で調節し、固定ねじを締め付け
ます。
※ 調節完了後の固定ねじの締付けは、ねじを空転させ
ないように十分注意してください。
受け金具
固定ねじ
■通常のロック解除方法で開かない場合の解除について
2
① 感震ロック受け金具が感震ロック本体に
当たるまで扉をゆっくり開きます。
平らな薄い板
受け金具
ユニット天板
② 扉とユニット本体のすき間から平らな薄
い板(ものさし)などで感震ロック本体
のツメ部を下方へ押し、扉を開きます。
③ 扉が開いたら扉裏面の受け金具を『感震
ロック(扉受け金具)の調節』に基づき
調節します。
1
扉
ツメ部
33
本体
5.スイングオープン扉の調節
注意
左右の金具調節は、同じ締付力(条件)になるよう調節してください。
※正しく設置・調節されないと、隣接するユニットの扉と接触し、破損・落下してケガをす
る恐れがあります。
※扉を全開した状態で扉が止まらず下がる場合のみ、下記手順で調節を行ってください。
●調節方法
1.扉の下がりを調節(止める)する場合
1 扉を全開状態(上方に持ち上げ)にして、扉が下がらないよう片手で支えます。
2 プラスドライバーを使用し、左右のスプリング手前のねじを締め付け(右へ回す)ます。
※締め付け過ぎますと、扉開閉が重くなります(この場合は、下記「2.扉開閉が重い場合」を参照
し、調節し直してください)。
※スプリングが、ドライバーと共に回転する場合は、スプリングを固定して行ってください。
2.扉開閉が重い場合
扉が全開で止まるが、開閉操作が重い場合は、左右のスプリング手前のねじをゆるめ(左へ回す)ます。
調節完了の目安は、『扉が全開で止まり、水平に開閉できる状態』です。
ねじ
スプリング
34
6.フラップ扉の調節
注意
左右の金具調節は、同じ締付力(条件)になるよう調節してください。
※正しく設置・調節されないと、隣接するユニットの扉と接触し、破損・落下してケガをす
る恐れがあります。
※下記手順で調節を行ってください。
●調節方法
1.扉の下がりを調節(止める)する場合
1 扉を全開状態(上方に持ち上げ)にして、扉が下がらないよう片手で支えます。
2 プラスドライバーを使用し、左右のスプリング手前のねじを締め付け(右へ回す)ます。
※締め付け過ぎますと、扉がはね上がります(この場合は、下記「2.扉がはね上がる場合」を参照
し、調節し直してください)。
2.扉がはね上がる場合
扉が全開まではね上がる場合は、左右のスプリング手前のねじをゆるめ(左へ回す)ます。
調節完了の目安は、『扉が任意の位置で止まる状態』です。
ねじ
3.扉の上下調節
1 扉固定ねじをゆるめ、上下調節ねじを回し調節します。
・上へ移動する場合:ねじを左へ回す。
・下へ移動する場合:ねじを右へ回す。
2 扉固定ねじを固く締め付けます。
※調節は、左右の金具共に行ってください。
※調節範囲:上下方向に各2mm(計4mm)程度。
扉固定ねじ
上下調節ねじ
35
7.点検・清掃
(1)施工完了後、ユニットや扉のホコリ・汚れは、やわらかい布でふき取ります。
(2)水栓金具、排水部品が確実に取付けされていることを確認します。
(3)機器類は、付属の取扱説明書に従って、施工後の点検「試運転」を行います。
【注意】 ● 施工完了後のユニットや扉の清掃は、家具用ワックスやシンナー・アルコールなどの溶剤また
研磨剤の入った洗剤は使用しないでください。
※光沢をなくしたり変色したりして、扉やユニットの表面を傷めます。
● ワークトップやシンク内に水道工事等で出た鉄粉、鉄クズ、砂等が落ちている場合は、必ず水
で洗い流してください。
※もらいサビの原因となります。
8.養生
【注意】 テープを使用し養生を行う場合、ユニットなどの商品表面にテープ糊面が直接付かないようにし
てください。
※ 商品表面に糊面が付きますと悪影響を及ぼす恐れがあります。
施工完了後、内装工事(タイル工事)などの後工事がある場合は、ユニットやワークトップの梱包材を利用
して、汚れ・キズが付かないよう養生を行います。
ワークトップに同梱の養生用ラベル
を張ってください。
ビニール袋等で
養生してください。
側面も養生してください。
9.残材処理
不要部材を処分する場合は、必ず公的許可を受けている業者に依頼してください。
36
[オプション部材の取付け]
1.食器戸棚セットの取付け
注意
食器戸棚セットを取り付ける取付木(厚み30mm以上、幅90mm以上)が指定通りに使用
されていることを確認してから取り付けてください。
※ 取付木に十分なねじ保持力がないと、食器戸棚セットが使用中に転倒し、ケガをする恐
れがあります。
食器戸棚セットを設置する場合、必ず壁面に固定するか、壁面に固定されている隣接する他
のユニットと連結してください。
※ 固定が不十分であったり、されていないと食器戸棚セットが使用中に転倒し、ケガをす
る恐れがあります。
〔標準設置寸法と取付木の位置〕
ウォールユニット
ミドルユニット
60
90
ウォールユニット
取付木
30
60
取付木
90
30
1590
1710
1790
1910
2290
2350
2290
2350
ミドルユニット
830
890
フロアユニット
830
890
フロアユニット
F.L.
F.L.
30
395
425
30
[壁面食器戸棚]
295
325
[周辺食器戸棚]
(1)フロアユニットの取付け
1 図面(ユニット配置図)に基づき、フロアユニットを仮設置します。
2 フロアユニットの上端の墨(H830)を基準に、水準器等で水平レベルを確認しながら隣接するユニ
ットを連結ねじで連結します。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半貫通)の下穴がありますので、その下穴を利用して連結ねじ
用下穴(φ4)をあけてください。
※ 床のレベルが出ていない場合は、スペーサー等(現場調達品)を使用し調節してください。
前づらと上づらが合うように
4
(2)引き戸用フィラーの取付け(引き戸食器戸棚セット
の場合)
取付ねじ
(トラスTP
4×12)
1 側板の防虫パッキンを上から35mm切断し、フィラー
アタッチメントをフロアユニットの上端に固定します。
37
フロアユニット
フィラーアタッチメント
前桟
4
引き戸用フィラー
フィラーアタッチメント
2 フィラーアタッチメントに引き戸用フィラーの上端を
引っかけてから、下端をたたき込んで取り付けます。
側板
エンドキャップ
エンドキャップ
3 フィラーの左右にエンドキャップをはめ込みます。
フロアユニット
(3)ミドルユニット・ウォールユニットの取付け
1 ユニットの背板に、壁固定用ねじの下穴(φ6)をあけます。
2 ミドルおよびウォールユニットの側板に、連結用ねじの下穴(φ4)をあけます。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半貫通)の下穴がありますので、その下穴を利用して連結ねじ
用下穴(φ4)をあけてください。
※ ウォールユニットとの連結接続を行う場合は、「3.ウォールユニットの取付け/(3)ユニットの
取付け(P.12)
」を優先し、連結穴(φ4)をあけてください。
3 ウォールとミドルユニットを上下連結するため、ミドルユニットの天板に連結用ねじの下穴(φ4)
をあけ、ユニット本体前面・下面が合うように、ユニットを連結します。
4 フロアユニット内部からミドルユニット(底板)をワークトップ固定金具を通し、ワークトップ固定
ねじで固定します。
A
4−φ6穴あけ
45
45
45
アッパーユニット
連結ねじ
45
ミドルユニット
連結ねじ
連結ねじ
45
4−φ6穴あけ
壁固定ねじ
フロアユニット
A
連結ねじ
ワークトップ固定ねじ
(4)壁面への固定
下げ振り
水準器・下げ振り等を利用して、垂直レベルを確認しながら壁固定ねじで壁面に固定します。
38
2.サービスカウンターセットの取付け
注意
サービスカウンターセットを取り付ける取付木(厚み30mm以上、幅90mm以上)が指定
通りに使用されていることを確認してから取り付けてください。
※ 取付木に十分なねじ保持力がないと、サービスカウンターセットが使用中に転倒し、ケ
ガをする恐れがあります。
サービスカウンターセットを設置する場合、必ず壁面に固定するか、壁面に固定されている
隣接する他のユニットと連結してください。
※ 固定が不十分であったり、されていないとサービスカウンターセットが使用中に転倒し、
ケガをする恐れがあります。
取付木
90
30
60
〔標準設置寸法と取付木の位置〕
ウォールユニット
2290
2350
サービスカウンター用
ワークトップ
26
1710
470
815
830
フロアユニット
F.L.
30
395
425
39
(1)フロアユニットの取付け
1 図面(ユニット配置図)に基づき、フロアユニットを仮設置します。
2 下図を参照し、ユニットの背板上部に壁固定用ねじの下穴(φ6)をあけます。
3 フロアユニットの上端の墨(H830)を基準に、水準器等で水平レベルを確認しながら隣接するユニ
ットを連結ねじで連結し、壁面に壁固定ねじで固定します。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半貫通)の下穴がありますので、その下穴を利用して、連結ね
じ用下穴(φ4)をあけてください。
※ 床のレベルが出ていない場合は、スペーサー等(現場調達品)を使用し調節してください。
4 フロアユニット(下部オープン/底板なし)
床固定用ねじ
がオープンエンドになる場合、オープン側
の側板下部を同梱の床固定金具を使用し、
床固定用ねじ・ワークトップ固定ねじで固
定します。
側板
背板
床
床固定金具
ワークトップ固定ねじ
(2)ワークトップの取付け
フロアユニット内部からワークトップ固定金具を通し、ワークトップ固定ねじで固定します。
※ ワークトップとフロアユニット両側面の収まりが左右均等になるよう振り分けてください。
(3)ウォールユニットの取付け
「3.ウォールユニットの取付け(P.10)
」を参照し、取付けを行います。
壁固定ねじ
45
4−φ6穴あけ
連結ねじ
45
45
A
ウォール
ユニット
4−φ6穴あけ
45
ワークトップ
壁固定ねじ
壁固定ねじ
フロア
ユニット
ワークトップ固定ねじ
A
連結ねじ
下げ振り
40
3.サイドパネルの取付け
(1)サービスカウンター用サイドパネルの取付け
〔サイドパネルの収まり〕
475(パネル奥行)
サイドパネル
サービスカウンター高さ
フロアユニット
875
19
470
1 フロアユニットの連結と同様に、側板に連結ねじ用の
下穴(φ4)をあけ、ユニット内部より連結します。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半貫通)の下穴
がありますので、その下穴を利用して連結ねじ用下
穴をあけてください。
2 ワークトップとサイドパネルの接合部にシリコン(現
シリコンコーキング
サイドパネル
場調達品)コーキングを行います。
※ コーキング終了後、直ちにマスキングテープをはが
してください。
※ コーキングが不十分な場合、水が浸入しフロアユニ
ット等への腐食の原因となります。
隣接ユニット
連結ねじ
(2)ウォールユニット用サイドパネルの取付け
※ パネルの高さは、品番により、900/1200/1500mmがあります。現場に応じて切断してください。
〔サイドパネルの収まり〕
天井幕板高
ウォール・アッパーユニット
天井面
サイドパネル
R仕上げ
下面を合わせる
20
425
445
41
1 ウォールユニット下面から天井面までの寸法(A,B)
天井幕板高
ウォールユニット
を測定し、測定寸法に合わせパネルを必要高さに切断し
ます。
天井面
A
B
扉
サイドパネル
下面
425
に連結ねじ用の下穴(φ4)をあけ、ユ
天井幕板高
ニット内部より連結します。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半
貫通)の下穴がありますので、その下
穴を利用して連結ねじ用下穴(φ4)
をあけてください。
切断
B
2 ウォールユニットの連結と同様に、側板
隣接ユニット
A
20
側板
下面が合うように
(2)食器戸棚用サイドパネルの取付け
連結ねじ
※ パネルの高さは、2700mmで納入されます。現場に応じて切断してください。
天井幕板高
天井面
2350
〔サイドパネルの収まり〕
ユニット
サイドパネル
天井幕板高
隣接ユニット
20
サイドパネル 20 325/425
345/445
1 必要に応じてパネル高さを切断します。
最大長さ2700
※ セットのみ(天井幕板なし)に取付けを行う場合、
パネル全高は2350mmになります。
側板
2 ユニットの連結と同様に、側板に連結ねじ用の下穴
(φ4)をあけ、ユニット内部より連結します。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半貫通)の下穴
がありますので、その下穴を利用して連結ねじ用下
穴(φ4)をあけてください。
42
連結ねじ
4.小口フィラーの取付け
(1)ユニット本体前面とフィラー前面を合わせ、
連結ねじで連結します。
※ ユニット側板内面に、連結案内用(半貫通)
の下穴がありますので、その下穴を利用し
て連結ねじ用下穴(φ4)をあけてください。
前面と上面が合うように
隣接ユニット
小口フィラー
側板
連結ねじ
5.天井幕板の取付け
※ 天井幕板取付桟の取付ねじおよびかくし釘は、現場調達品です。
※ 天井幕板の高さは、300mmで現場納入されます。現場に応じて切断してください。
(1)取付桟の取付け
※ ユニット類を建築躯体に取り付ける前に、取付桟をユニットに取り付けてください。
1 取付桟を下図を参考にユニットごとに切断します。
ユニット本体の間口寸法に対し40mm程度短く、奥行寸法に対し100mm程度短く切断します。
;;
;;
〔取付桟の取付位置〕
■ウォールユニットの場合
取付桟(100∼150)
20
間口方向 50
取付桟
20
取付桟
50
20
ユニット本体
奥行寸法
ユニット間口寸法
〔間口方向(正面図)〕
〔奥行方向(側面図)〕
2 取付桟の取付位置はユニットの前面、側面より20mm奥に控えて取付ねじで取付桟側より取り付け
ます。
43
(2)天井幕板の取付け
1 天井幕板の取付け間口(L)、高さ(A∼Dの数ヵ所)を測定します。
L
天井
;;;;;;
取付桟
A
B
C
壁面
D
壁面
2 測定した寸法に合せて、間口・高さに切断します。
※ 2枚以上の天井幕板で直線継ぎを行う場合は、ユニットの継ぎ目、あるいは扉割りの位置に合せて
ください。
※ 天井幕板の出隅はトメ継ぎで取り付けてください。
天井幕板(側面)
天井幕板(正面)
トメ継ぎ
〔出隅部の仕上げ(トメ継ぎ)〕
3 切断した天井幕板を接着剤および取付ね
じまたは、かくし釘で取り付けます。
接着剤
4 サイドパネルが隣接設置する場合は、下
図のように取り付けます。
サイドパネル
取付桟(□20)
天井幕板
取付ねじ等
(現場調達品)
扉
ウォールユニット
ウォールユニット
44
商品・施工方法についてのお問い合わせは
(株)INAX「お客さま相談センター」
1 0562-31-0792
受付時間 平日
9:00∼19:00
土日・祝日10:00∼18:00(夏季、年末年始の休みは除く)
PKU-0028(02110)
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