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あいち国際戦略プランの策定と その実施状況 はじめに

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あいち国際戦略プランの策定と その実施状況 はじめに
あいち国際戦略プランの策定と
その実施状況
平成28年6月14日
愛知県政策企画局国際課
はじめに
■地方自治体が取り組む国際化
○従来からの国際交流
・草の根交流
・外国人・異文化理解、国際協力など
¯
○地域の発展につなげる国際化
・海外の活力を取り込む戦略的な取組
・win-winの関係
◆方向性と対策
○国際人材の育成
○グローバル化に対応した産業
○地域の魅力発信
◇海外の国・地域との新しい連携関係
2
国際戦略の必要性∼世界の中の愛知県∼
世界有数のモノづくり地域である愛知県は、
我が国をけん引していく役割を担っている
世界と闘える愛知
製造品出荷額等は38年連続1位(47都道府県中)
平成26年製造品出荷額等(確報)
1位 愛 知 県: 43兆8,313億円(全国比14.4%)
2位 神奈川県: 17兆7,211億円(全国比5.8%)
(資料:総務省・経済産業省「経済センサス 活動調査」)
3
愛知県の経済
一国に相当する経済規模
県内総生産
約34兆3,592億円(2012年度) 国内第3位
3,437,000円 (2012年度)
一人当たり県民所得
国内総生産ランキング(2014年度)
順位
国・地域
単位:10億ドル
GDP
順位
国・地域
GDP
30
UAE
400
2
中国
10,355
31
コロンビア
378
3
日本
4,606
32
南アフリカ
350
4
ドイツ
3,868
33
デンマーク
342
5
イギリス
2,989
34
マレーシア
338
6
フランス
2,829
−
愛知県
326
35
シンガポール
308
・
・
・
17,419
・
・
・
アメリカ合衆国
・
・
・
1
4
(資料: 愛知県統計課)
製造業
1977年から、製造品出荷額等は38年連続で全国1位
都道府県別製造品出荷額等
産業部門
普通乗用車
業務用機械
鉄鋼
ゴム製品
プラスチック
繊維
窯業、土石
生産用機械
全国シェア
40%
17%
14%
13%
13%
11%
10%
10%
都道府県
製造品出荷額
1位
愛知
4,120
2位
神奈川
1,670
3位
大阪
1,540
4位
静岡
1,520
単位:US億ドル(2014年度)
5
■各国・地域の経済見通し
単位:%
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
日本
▲0.5
1.7
1.4
▲0.03
0.5
0.5
▲0.1
0.4
0.7
07
米国
1.6
2.2
1.5
2.4
2.4
2.4
2.5
2.4
2.1
2.0
EU
1.8
▲0.4
0.3
1.4
2.0
1.8
1.9
1.9
1.9
1.8
中国
9.5
7.7
7.7
7.3
6.9
6.5
6.2
6.0
6.0
6.0
ASEAN-5
4.7
6.2
5.1
4.6
4.8
4.8
5.1
5.2
5.3
5.5
インド
6.6
5.6
6.6
7.2
7.3
7.5
7.5
7.6
7.7
7.7
※ASEAN-5:インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム
出典:IMF - World Economic Outlook Databases (2016年4月版)
・ 先進国の経済成長率は総じて高くない
・ アジア地域は今後も成長が見込まれる
6
急速かつ大きく変化する国際情勢に対応して、
施策を展開していくためには、愛知県としての国際戦略が必要
「あいち国際戦略プラン」
(平成25年3月策定)
計画期間:平成25年∼平成29年
7
あいち国際戦略プラン
1.目指すべき‘あいちの姿’
◇国際的に活躍できる
国内外の高度人材が
集積する‘あいち’
◇グローバル化に対応
した産業活力ある
‘あいち’
◇イメージアップが進み、
国内外に多数のファン
がいる‘あいち’
・世界共通語である英語力
のレベルが高い。
・国際的なビジネス、学業
などで活躍しているグロ
ーバル人材が多数。
・優秀な留学生が卒業後、
海外展開の即戦力として
県内企業で活躍。
・アジア地域の活力を取り
込みながら、県内企業が
グローバルに活躍。
・県内製品や農産品が高く
評価され、海外で幅広く
取引。
・外資系企業の立地が進み
活力がみなぎる。
・地域全体で外国人を受け
入れる雰囲気を醸し出す。
・地域の魅力づくりが進み、
海外で高い認知度。
・多数の外国人が訪れ、国
内外に多数のAICHIファ
ン。
◇アジアの諸地域と互恵関係で結ばれる‘あいち’
・アジアの主要な国・地域とパートナー関係を構築。
・海外諸地域と地域特性を活かす連携・交流事業が盛んに行われ、双方の地域に活力を生み出す。
8
2.戦略と施策
戦略②産業グローバル戦略
戦略①国際人材戦略
●日本人の若者をグローバル
人材として育成
●外国人高度人材の受入拡大と
戦略③魅力AICHI戦略
●海外進出企業の支援
●魅力AICHIのバックボーンづくり
●海外販路拡大の支援
●外国人来訪者と‘あいちファン’
●外資系企業誘致の促進
の増加を目指す魅力発信
活用
横断的戦略:アジアパートナーシップ戦略
●アジアの活力を取り込むパートナー関係の構築
成長著しいアジアの活力を取り込む
9
◆日本人の海外留学者数の推移
・ 海外へ留学する日本人学生の数は2004年がピーク
・ 2004年の約83,000人®2012年には約60,000人(▲約23,000人、▲約28%)
10
◆日本人の英語力
○TOEFLの成績 国籍別ランキング(2015年)
全体順位(172か国中)
順位
アジア順位(30か国中)
国名
TOEFLスコア
順位
国名
TOEFLスコア
1
北アイルランド
100
1
シンガポール
97
2
南アフリカ、オーストリア
99
2
パキスタン
91
4
ベルギー、デンマーク、
スイス
3
インド、フィリピン
77
韓国
98
:
83
:
110
中国
78
:
142
日本、クウェート、オマーン
90
:
71
24
モンゴル
25
ブータン
75
72
26
日本
71
27
アフガニスタン
69
28
カンボジア、タジキスタン
68
出典:ETS ‒ January 2015-December 2015 Test Data
・ 世界共通語である英語の重要性がますます高まる
・ 国別ランキング:世界172か国中142位
アジア30か国中26位
11
◆日本への外国人留学生 国籍別内訳
愛知県内:4,921人(※日本語教育機関等除く)
フランス,81人, 2%
全国:208,379人
台湾,7,314人, 3%
その他,964人, 19%
その他,36,543人,
18%
インドネシア,135人,
3%
台湾,140人, 3%
韓国,15,279人,
7%
中国,2,687人, 55%
中国,94,111人,
45%
マレーシア,149人,
3%
ネパール,16,250
人, 8%
米国,151人, 3%
ベトナム,292人, 6%
韓国,322人, 6%
※2015年5月1日現在。
出典:愛知県留学生交流推進協議会
― 県内留学生国籍別内訳
ベトナム,38,882人
, 19%
※2015年5月1日現在。
出典:独立行政法人 日本学生支援機構
― 全国留学生国籍別内訳
・ 愛知県内の大学等に在籍する留学生は4,921人
(2015年5月1日現在。愛知県留学生交流推進協議会調べ。)
・ 大半がアジア出身者(特に中国が約6割)
・ 愛知県内に就職した留学生は667人(2012年)
12
戦略①国際人材戦略
●日本人の若者をグローバル人材として
育成
世界共通語として重要度がますます高
まっている英語教育を充実して若者の英
語力向上を図る。また、海外留学や在外
経験などを積むことで、アジアを始め諸
外国の異文化についての理解力と語学
力を高めるとともに、日本人としてのアイ
デンティティーを持ったグローバル人材を
育てる。
・グローバル人材の育成に向けた英語教育等
の充実
・国際バカロレアの趣旨を踏まえた教育の
推進に関する調査研究
・愛知県立大学におけるグローバル人材育成
・国際機関と連携した社会人等の人材育成
●外国人高度人材の受入拡大と活用
外国人留学生を積極的に受け入れ、
さらに当地域の発展に貢献する高度
人材として活躍できるしくみづくりを行
うとともに、海外の高度人材を受け入
れる環境整備を図る。
・モノづくり地域を支える留学生の確保
・留学生の地域定着促進
・帰国留学生との連携推進
・インターナショナルスクールの充実検討と
支援
13
戦略①国際人材戦略(平成28年度関連事業)
主な施策
概要
(1)あいちグローバル人材育成
○あいちスーパーイングリッシュハブスクール事業
○イングリッシュキャンプinあいち
○高校生海外チャレンジ促進事業
(2)外国人語学講師配置
○外国青年語学講師配置事業
○在県外国人語学講師(NESA)配置事業
(3)高等学校海外連携の推進
○地域英語力強化事業(ヴィクトリア州と連携)
○専門高校生海外インターンシップ事業
(4)ユネスコスクール
活性化事業
ユネスコスクールが地域のESD推進拠点として発展
していくための継続的な活動の支援
(5)愛知のものづくりを支える
留学生受入事業
アジア諸国出身の技術系を中心とした留学生の
受入及び本県企業への就職の促進
(6)外国人留学生との連携
ベトナム帰国愛知留学生ネットワーク(バロネット)
と連携、帰国留学生や本県進出企業等とのネット
ワーク構築
(7)外国人留学生支援
○留学生会館運営事業費補助
○留学生地域定着促進事業
14
①国際人材戦略 関連事業詳細
■あいちグローバル人材育成
最も英語を学ぶ年代である高校生の英語力を積極的に強化することを通して、
グローバル人材の育成を目指す。
あいちスーパーイングリッシュハブスクール事業
〇県立高校12校を先進的英語教育の拠点校(ハブスクール)として指定。
〇ハブスクールにおいて、指導法や評価法の研究、
地域の英語教員研修 や小・中学校との合同研究を実施。
〇海外の高校との交流及び留学生の積極的な受け入れ。
○外国語指導助手(ALT)を常駐。
イングリッシュキャンプinあいち
〇様々な国の人たちと共同生活 を送ることで、英語に対
する自信と興味・関心を深め、相互理解の大切さを学
ぶ。
〇対象:小中/県立高生、夏(7/8月)2回、冬(12月)1回
〇各回4泊5日、80名で実施(計240名)
高校生海外チャレンジ促進事業
〇生徒が主体的にチャレンジする海外短期留学等を実現
するための費用の一部(25万円を上限)を助成
〇対象:県立高校生20名
15
①国際人材戦略 関連事業詳細
■愛知のものづくりを支える留学生受入事業
県内の大学からの推薦を受けて、大学院レベルの留学生をアジア諸国から受け入れ、
学費等の奨学金を支給することにより、卒業後の県内企業への就職を目指す。
〇受入人員及び期間:毎年度10人・2年6カ月
【平成27年度受入】
ベトナム4名、インド4名、インドネシア2名
〇奨学金支給内容
・生活費(月15万円)
・渡航旅費
・研究生・大学院の授業料
・入学料
・検定料
16
◆企業の海外進出
○県内企業の地域・国別 海外現地法人・拠点設置数
地域、国
2006
アジア
中国
香港
韓国
アセアン
インド
その他
北米
欧州
その他
総計
2009
1,168
1,897
450
928
90
112
60
78
444
621
28
40
96
118
255
511
320
447
161
227
1,904
3,082
1,226
1,975
462
960
87
102
64
80
479
663
40
58
94
112
254
518
329
467
178
258
1,987
3,218
2012
2014
1,404
2,247
506
1,045
88
101
71
86
586
805
55
88
98
122
259
525
343
481
189
272
2,195
3,525
全体に対する割合
増加率【%】
【%】
(2006→2014)
1,618
2,586
544
1,143
86
100
77
94
735
1,009
73
112
103
128
267
550
357
509
226
314
2,468
3,959
65.6
65.3
22.0
28.9
3.5
2.5
3.1
2.4
29.8
25.5
3.0
2.8
4.2
3.2
10.8
13.9
14.5
12.9
9.2
7.9
100.0
100.0
38.5
36.3
20.9
23.2
▲4.4
▲10.7
28.3
20.5
65.5
62.5
160.7
180.0
7.3
8.5
4.7
7.6
11.6
13.9
40.4
38.3
29.6
28.5
※上段:企業数、下段:拠点数
出典:(公財)あいち産業振興機構 ‒ 2014年における愛知県内企業の海外事業活動
・ 県内企業の海外現地法人は2,468社、海外拠点は3,959拠点
・ 進出先の約3分の2がアジア地域
17
◆愛知県へ進出している外資系企業の数(597社)
韓国, 19社
アメリカ
その他, 96社
ドイツ
中国, 22社
オランダ, 25社
アメリカ, 230社
フランス, 34社
スイス
フランス
オランダ
スイス, 37社
イギリス, 39社
イギリス
ドイツ, 95社
中国
韓国
その他
18
戦略②産業グローバル戦略
●海外販路拡大の支援
●海外進出企業の支援
国際情勢に的確に対応した体制を整え
て、海外に進出する県内企業を支援す
るとともに、企業ニーズの高いグローバ
ル人材を育成・供給する。
・国内における海外展開支援機能のワンスト
ップサービス化
・サポートデスク等による進出企業の支援
・海外産業情報センターの見直し
・モノづくり地域を支える留学生の確保
(再掲)
・国際機関と連携した社会人等の人材育成
(再掲)
高い技術力を有するモノづくり企業の製
品や、高い付加価値がある県産農産物品
等の海外取引を拡大するため、海外への
販路拡大を支援する。
・海外見本市への出展支援
・農産品等の輸出拡大支援
・高付加価値化を目指すモノづくり企業の
販路拡大支援
・県内港湾の航路拡充
●外資系企業誘致の促進
国内産業のグローバル化を促進するとと
もに、雇用の拡大を図るため、外資系企
業を積極的に誘致する。
・対日投資有望企業の誘致
・外資系企業の二次投資の誘致
19
戦略②産業グローバル戦略(平成28年度関連事業)
主な施策
概要
(1)アジア経済連携
推進事業
○本県企業の進出支援の拠点となるサポートデスクの設置
○インドネシアでの国際展示会に出展する県内企業の支援
(2)海外産業情報
センター運営
海外産業情報センター(上海、バンコク)の運営による、本県
からの海外進出企業支援、本県への対日投資促進、外国人
観光客誘致等の実施
(3)ジェトロ名古屋との
連携
ジェトロ名古屋負担金による、外国企業誘致、県内中小企業
等の輸出促進事業への支援、貿易・投資相談への対応、国
際経済情報の提供等の実施
(4)国際ビジネス
支援拠点運営
県内中小企業の海外展開を支援するワンストップサービス拠
点である「あいち国際ビジネス支援センター」の運営
(5)あいちの農林水産物 ○農林水産物輸出プロモーションの強化
「愛知フェアinマレーシア」の開催
輸出拡大戦略事業
○あいちの農林水産物の輸出促進
(6)三河港利用促進
・競争力強化事業
三河港利用促進戦略検討調査や三河港ポートセールス海外
ミッションの実施
(7)外国企業誘致促進
○I-BACとの連携による外国企業誘致海外セールス等の実施
○GNI協議会への参画による東海3県の広域経済圏での
外国企業誘致に係る広報宣伝活動、招聘活動の実施 20
②産業グローバル戦略 関連事業詳細
■アジア経済連携推進事業
◆ベトナム、江蘇省との経済連携の一環として、本県企業の進出支援の拠点となる
サポートデスクを設置
〇サポートデスク設置場所
ベトナム (設置場所:ハノイ市)、中国江蘇省(設置場所:南京市)
インド(設置場所:ニューデリー市)
〇サポートデスク事業内容
県内企業同士のネットワーク作りの支援、県内企業からの相談対応、
現地政府と県内企業の橋渡し
◆インドネシアでの国際展示会に出展する県内企業の支援
■国際ビジネス支援拠点運営
県内中小企業の海外展開を支援するワンストップサービス拠点
「あいち国際ビジネス支援センター」の運営
〇場所
愛知県産業労働センター(ウインクあいち)18階
〇主な支援内容
経済・産業情報、投資環境などに関する情報提供、県内企業からの相談対応、
セミナー開催(愛知県、ジェトロ、あいち産業振興機構が連携)
21
②産業グローバル戦略 関連事業詳細
■あいちの農林水産物輸出拡大戦略事業
◆農林水産物輸出プロモーションの強化
〇日本食商談会「Oishii JAPAN」(シンガポール)出展
平成27年10月22日∼24日開催
〇マレーシア、インドネシアでのマーケティング調査及びハラール認証や輸入制度
等に関するセミナーの開催
◆あいちの農林水産物の輸出促進
輸出促進会議、研修会等の開催
□TPPへの対応
〇知事を本部長とした「愛知県TPP対策本部」を設置
・「愛知県TPP対策本部」第1回会議の開催
(平成27年10月26日)
22
②産業グローバル戦略 関連事業詳細
■外国企業誘致促進
ジェトロ、愛知・名古屋国際ビジネス・アクセスセンター(I-BAC)、
グレーター・ナゴヤイニシアティブ(GNI)協議会との連携による外国企業誘致の
促進。
平成25年12月 ユミコア日本触媒株式会社常滑テストセンター竣工式
23
◆過去5年間の訪日外客数
6,000,000
4,993,689
5,000,000
4,002,095
4,000,000
3,677,075
3,000,000
2,000,000
1,524,292
1,033,258
1,000,000
796,731
429,026
0
単位:人
2011年
中国
2012年
韓国
台湾
2013年
香港
2014年
米国
タイ
2015年
豪州
24
戦略③魅力AICHI戦略(平成28年度関連事業)
主な施策
概要
(1)訪日外国人誘客促進
事業
○国際線誘致促進(エアポートセールス)
○県内への訪日外国人の誘客
(2)アジア観光客誘致
促進事業
○中国・広東省への観光プロモーション
○アジアからの誘客促進
○ムスリム旅行者受入環境整備促進セミナーの開催
(3)国内外向け情報発信
強化事業
○愛知の魅力を国内外へ発信しブランドイメージを高める
ため、動画作成や広報誌作成による情報発信の強化
○観光PRのためのキャッチワード・ロゴマークの作成
(4)国際会議等誘致促進
○国際会議等誘致推進事業
○大規模展示場の整備
(5)あいちトリエンナーレ2016
○あいちトリエンナーレ2016開催
(6)生物多様性保全事業
〇先進サブナショナル政府との情報共有・意見交換
〇国際先進広域自治体連合を立ち上げ、サブナショナル
政府とともに、COP13における共同アピールを実施
25
戦略③魅力AICHI戦略(平成28年度関連事業)つづき
主な施策
概要
(7)2016伊勢志摩サミット
魅力発信事業
〇政府主催歓迎式典の開催支援及び地元主催歓迎レ
セプション等の実施
〇海外メディアに対する魅力発信
魅力発信ブース、魅力発信ツアー
(8)マラソンフェスティバル
ナゴヤ・愛知開催支援
「名古屋ウィメンズマラソン」や女子車いすマラソン「名古
屋ウィメンズホイールチェアマラソン」等の開催支援
(9)あいちスポーツコミッ
ションの設置・運営
スポーツ大会の招致や育成などに取り組む組織「あいち
スポーツコミッション」の設立・運営。
(10)FIFAフットサルワールド 日本・愛知への大会招致に向けたPR活動や、FIFA国際
サッカー連盟への招致活動の実施
カップ2020招致の推進
(11)ラグビーワールドカップ
2019開催支援
○地元開催支援組織の設立・大会開催に向けたPR活動
○「ラグビーワールドカップ2015イングランド大会」に
おけるプロモーション実施
26
③魅力AICHI戦略 関連事業詳細
■アジア観光客誘致促進
(平成27年度実績)
◆インドネシアへの観光プロモーション
ジャカルタにおいて、観光説明会・商談会を開催
(平成27年10月20日開催)
◆タイ・マレーシアからの誘客促進
<タイ>
メディア関係者を本県へ招請し
(平成27年11月16日∼21日予定)、 情報発信の働きかけを実施
<マレーシア>
訪日旅行取扱旅行社を本県へ招請し(平成28年1月予定)、
本県を含む商品造成の働きかけを実施
◆ムスリム旅行者受入環境整備促進セミナーの開催
ムスリム旅行者側・受入側の双方に存在する不安を解消
(平成27年11月16日開催予定)
・ムスリム向けリーフレットの作成(旅行者対応)
・ムスリムガイドブックの作成(受入対応)
27
③魅力AICHI戦略 関連事業詳細
■観光PRのためのキャッチワード・ロゴマークの作成
◆キャッチワード
〇愛知県は地理的に日本の中心に位置していることに
加え、日本一のTechnologyとTraditionを誇る産業
の中心地
◆ロゴマーク
〇Heartは愛知の‘愛’
〇愛知・名古屋は未来を拓く中心地であり、人間に
例えれば心臓部‘Heart’
〇新しい活力・感動を起こす原動力をめざし、おもてなし
の心も表現
28
③魅力AICHI戦略 関連事業詳細
■あいちスポーツコミッションの設置・運営
全国・世界に打ち出せるスポーツ大会を招致・育成し、地域活性化につなげるため、
地域の関係者が連携して、「あいちスポーツコミッション」を設立・運営。
※会費は無料
<あいちスポーツコミッションのイメージ>
<大会招致・
合宿誘致活動>
<大会育成活動>
<広報活動>
<地域活性化
促進活動>
あいちスポーツコミッション
種 類
参画団体・企業(10月末現在 126)
地方自治体
県・全市町村
スポーツ関連団体
県教育・スポーツ振興財団、県体育協会、各競技団体、中日ドラゴンズ、名古屋グラン
パスエイト、名古屋オーシャンズ 等
経済・観光団体
県商工会議所連合会、中経連、県観光協会、名古屋観光コンベンションビューロー 等
マスメディア
テレビ・新聞などのマスメディア各社
大学
県内の大学
企業・NPO等
企業、実業団チーム、NPO
※ 更に多くの団体・企業に参画を要請中
【重点的取組事項】
○ラグビーワールドカップ2019の開催支援
○2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の競技招致及び合宿誘致
○FIFAフットサルワールドカップ2020の招致
29
横断的戦略:アジア等パートナーシップ戦略
●アジア等の活力を取り込むパートナー関係の構築
アジアの活力を取り込むため、アジアの諸地域をパートナーとして互いの地域特性を活かす連携
交流事業を進め、両地域双方にとって有益な連携関係を構築する。
○分野ごとの戦略を推進しながら、アジアの諸地域の中から連携先候補地を検討し、相手地域と交
流・連携の枠組みなどについて協議を進め、パートナーとしての関係構築を目指す。パートナー地域
とは、既に提携している地域を含めて、両地域の特色を活かせる分野に重点を置いた連携事業を進
め、互恵的な発展を目指す。
<連携先候補として想定される地域特性>
<既に提携している国・地域>
相手方
ビクトリア州(豪州)
江蘇省(中国)
ベトナム
江蘇省(中国)
バンコク都(タイ)
広東省(中国)
タイ
京畿道(韓国)
テキサス州(米国)
締結時期 連携の内容
1980.5.2
友好提携
1980.7.28
友好提携
2008.3.18
経済連携
2008.10.31 経済連携
2012.7.9
相互協力
2013.11.25 相互協力
2014.9
経済連携
2015.11.10 相互協力
2016.4.22
相互協力
・経済発展が著しい。
今後、大きな発展が見込まれている。
・本県の主力産業が進出し、集積している。
・教育が充実し、レベルが高い。
・人的交流が活発化している 等
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伊勢志摩サミット2016 セントレアでの出迎え・見送り
セントレアでの出迎え・見送りを行った各国首脳等
G7
・カナダ ジャスティン・トルドー首相
・フランス共和国 フランソワ・オランド大統領
・ドイツ連邦共和国 アンゲラ・メルケル首相
・イタリア共和国 マッテオ・レンツィ首相
オバマ大統領出迎え(2016.5.25)
・英国 デービッド・キャメロン首相
・アメリカ合衆国 バラック・オバマ大統領
・欧州連合 ドナルド・トゥスク欧州理事会議長
ジャン=クロード・ユンカー欧州委員会委員長
下記のアウトリーチ国・国際機関の首脳等の出迎え・見送り
も行った。
チャド インドネシア スリランカ バングラデシュ
パプアニューギニア ベトナム ラオス 国連 IMF OECD
ケネディ駐日大使と(2016.5.25)
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伊勢志摩サミット2016 愛知・名古屋歓迎レセプション
ご参加いただいた各国首脳等
・インドネシア共和国 ジョコ・ウィドド大統領
・スリランカ民主社会主義共和国 マイトリーパーラ・シリセーナ大統領
・パプアニューギニア独立国 ピーター・オニール首相
・ベトナム社会主義共和国 グエン・スアン・フック首相
・ラオス人民民主共和国 トンルン・シースリット首相
・チャド共和国 ブドゥムラ・コージェ大統領府官房長官
・国際連合 潘基文(パン・ギムン)事務総長
・IMF クリスティーヌ・ラガルド専務理事
・世界銀行 ジムヨン・キム総裁
・OECD アンヘル・グリア事務総長
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伊勢志摩サミット2016 アジア首脳への表敬訪問
インドネシア:ジョコ大統領
(2016.5.26)
スリランカ:シリセーナ大統領
(2016.5.27)
ベトナム:フック首相
(2016.5.26)
フック首相との
県内の農園視察
(2016.5.28)
ラオス:シースリット首相
(2016.5.28)
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横断的戦略:アジアパートナーシップ戦略(平成28年度関連事業)
主な施策
概要
(1)アジアパートナーシップ 〇中国・広東省をターゲットに関係部局が連携して戦略
的に事業を実施
戦略推進事業
・広東省政府幹部との会談 ・観光プロモーション
・エアポートセールス
・経済交流会の開催
〇広東省高校生訪問団の受入
(2)友好提携交流
○相互理解の促進や双方の政策課題解決に資する
交流事業の実施(ビクトリア州、江蘇省)
○愛知県・バンコク都高校生の相互交流
・愛知県からバンコク都へ高校生訪問団を派遣
・バンコク都から高校生訪問団受入れ
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(平成27年度実績)
横断的戦略:アジアパートナーシップ戦略 関連事業詳細
■アジアパートナーシップ戦略の推進
インドネシアをメインターゲットに関係部局が連携して戦略的に事業を
実施する。
◆インドネシア要人との会談
副大統領、経済調整大臣、商業大臣、工業大臣
運輸大臣、投資調整庁長官、ガルーダ航空CEO
◆経済交流会の開催
◆観光プロモーション
◆エアポートセールス
◆日本食商談会「Oishii JAPAN」出展(シンガポール)
◆大学間の連携強化(愛知県立大学)
副大統領との会談(2015.10.19)
※再掲
インドネシアのガジャマダ大学と、人材育成のための
産学連携事業を行っている。
ガジャマダ大学における講演
(2015.10.22)
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横断的戦略:アジアパートナーシップ戦略 関連事業詳細
■国際経済交流の推進
(平成27年度実績)
◆インド経済交流の推進
インド政府訪問、経済交流会の開催等
◆インドネシア経済交流の推進
インドネシアで経済交流会の開催等
◆韓国経済交流の推進
「日韓国交正常化50周年記念事業」の開催(於:愛知県)
インド・モディ首相と会談(2015.7.14)
日韓国交正常化50周年記念
愛知(日本)・韓国経済交流会議
の開催
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