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脳と化学 3 (脳とこころ 1)
脳と化学 3 (脳とこころ 1) ○「生存する脳(Descarte’s Error)」(A.R.ダマジオ)講談社 ○「脳はこころである」(J.ドラクール) 文庫クセジュ ○「意識とはなんだろうか」(下條信輔) 講談社現代新書 ・{こころ、心、精神}の定義 ・歴史的に… 二元論(デカルト)、還元主義、行動主義 ・理性と感情――感情とは? ・人格 フィネアス・P・ゲージ の場合(1848 年の事故;25 歳) 脳貫通事故(前頭前皮質が障害) 人格の変化 エリオットの場合 無感情、「知ってはいるが感じない」 ・神経化学的「こころ」 愛、寛容、親切…な「こころ」―― オキシトシン(ホルモン)関与 脳視床下部 衝動的、攻撃的 … セロトニン(霊長類では攻撃的行動の抑制に働く) 前頭前皮質腹内側部、扁桃体にセロトニン-2-受容体が多い 分子、シナプス、局所回路、全脳的システムという全プロセスを包括的に捉えること が重要(社会的要素と神経化学的要素をともに考えること)