禁煙外来の保険適用基準について（PDF形式 363 キロバイト）

禁煙外来の保険適応者となり得る基準
【健康保険による禁煙治療】
健康保険を使った禁煙治療は、12週間で５回の診察を受けます。
35歳以上の方は、禁煙治療の健康保険の適用に要件があります
ので、受診前にチェックしておきましょう。（H28.4現在）
要件①：ただちに禁煙しようと考えている
要件②：ニコチン依存症と診断される
要件③：禁煙治療の同意書に署名する
要件④：一日喫煙本数×喫煙年数が200以上である
【ニコチン依存症スクリーニングテスト】
はいを1点、いいえを0点とし、合計得点を計算します。質問に該当しない
場合は、0点と計算します。5点以上をニコチン依存症と診断します。
はい
１点
設問内容
１
いいえ
０点
自分が吸うつもりよりも、ずっと多くたばこを吸ってしまう
ことがありましたか。
２　禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありました
３ 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、たばこがほしくてほし
くてたまらなくなることがありましたか。
４ 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。
（イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭
痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増
５ 問4でうかがった症状を消すために、またたばこを吸い始めるこ
とがありましたか。
６ 重い病気にかかったときに、たばこはよくないとわかっているの
に吸うことがありましたか
７
たばこのために自分に健康問題が起きているとわかっていて
も、吸うことがありましたか。
８ たばこのために自分に精神的問題が起きているとわかってい
ても、吸うことがありましたか。
９　自分はたばこに依存していると感じることがありましたか。
１０ たばこが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何
度かありましたか。
合計
出展：厚生労働省健康局 がん対策・健康増進課作
「禁煙支援マニュアル（第二版）」H２５．４