Comments
Description
Transcript
うしく安全・安心ワールド2014パンフレット(講演レジュメ)
今日から役立つ 家庭と地域の実践的防災術 (フィリピン台風 30 号災害/2013 年 12 月・撮影:山村) 講師:山村武彦 http://www.bo-sai.co.jp (防災システム研究所:東京都港区六本木) 1 ★講師:山村武彦の主なプロフィール 学生時代に遭遇した新潟地震(1964)でのボランテ ィア活動を契機に防災アドバイザーを志す。地震、津 波、噴火、土砂災害、テロ、事故など 200 か所以上の 災害現地調査実施。阪神・淡路大震災時は、2時間後 に現地入りし救助・調査活動にあたる。企業・自治体 の危機管理アドバイス、講演執筆等を通じ、防災対策、 安全・安心まちづくり等の意識啓発に活躍中。 ★受賞歴:文部科学技術庁長官賞受賞 ★提唱・推進:「近助の精神」「防災隣組」 ★所属学会:日本災害情報学会、地域安全学会 ★現職:防災システム研究所所長 ★最近の主な現地調査実績 ★2013 フィリピン台風災害★2013 大島土砂災害★2013 オクラホマ竜巻災害★2013 浜松市 地すべり★2012 宇治市豪雨災害★2012 九州北部豪雨災害★2012 茨城・栃木竜巻災害★ 2011 東日本大震災★2011NZ地震★2011 新燃岳噴火★2010 奄美豪雨災害★2010 チリ地震 ★2009 スマトラ沖地震★2009 兵庫県佐用町水害★2009 防府市豪雨災害★2009 群馬県館林 竜巻災害★2009 豪州大規模森林火災★2008 大阪市個室ビデオ店火災★2008 岩手・宮城内 陸地震★2008 中国・四川大地震★2007 中越沖地震★2007 能登半島地震★2007 ペルー北部 地震★2005 パキスタン北部地震★2005JR 福知山線脱線事故★2004 スマトラ沖地震津波★ 2004 中越地震★2004 イラン地震★2001 米国同時テロ事件★2001 歌舞伎町ビル火災★2000 東海豪雨★2000 鳥取県西部地震★2000 三宅島噴火災害★1999 台湾集集地震★1995 阪神・ 淡路大震災★1995 地下鉄サリン事件★1994 北海道東方沖地震★1994 ロサンゼルス地震★ 1993 インド西部地震★1993 北海道・南西沖地震★1989 サンフランシスコ地震★1986 三原 山噴火災害★1982 長崎水害★1982 ホテルニュージャパン火災★1980 川治プリンスホテル 火災★1973 大洋デパート火災★1972 千日百貨店火災★1968 十勝沖地震★1964 新潟地震等 ★主な役職(歴任含む) ★消防庁防災訓練活性化研究会委員★研究開発型企業連絡会議議長★災害時要援護者避 難支援研究会委員★牛久市防災アドバイザー★東京都・防災隣組審査委員など ★主な著書 ★近助の精神・近くの人が近くの人を助ける防災隣組★防災・危機管理の再点検‐進化す るBCP(きんざい)、★目からウロコの防災新常識(ぎょうせい)★企業防災・危機管 理マニュアルのつくり方(きんざい)★人は皆自分だけは死なないと思っている(宝島社) ★主なメディア出演 ★NHK「ニュースウォッチ9」★TBS「朝ずばっ」「ひるおび」★日本テレビ「スッキリ」 ★フジTV「新報道2001」「スーパーニュース」「ニュース JAPAN」★テレビ朝日「報 道ステーション」★BBC テレビ★CNN テレビ★ル・モンド★ニューヨークタイムス等多数 2 講演の主な内容 1、次の大地震はすでにカウントダウンが始まっている? (1)関東大震災後 90 年間で千人以上犠牲者を出す大地震が 9 回発生 (2)未来思考(バックキャスティング)で災害を考える 2、地震から命を守る退避行動 (1)小さな揺れ、緊急地震速報は「防災訓練開始の合図」安全ゾーンへ退避 (2)目の前に火があれば火を消す。離れていたら揺れが収まってから消す (3)東日本大震災の津波火災(プロパンガスにはガス放出防止弁設置) (4)阪神・淡路大震災の通電火災(感震ブレーカー、避難時ブレーカー断) (5)古い木造家屋に居た時、どうする! (6)車に乗っている時、どうする! (7)スーパーなど店内にいたら、どうする! (8)街中を歩いていたら、どうする! 3、建物と心の耐震化 (1)わが家の防災会議を開く(いざという時の連絡方法など) (2)建物の耐震診断(茨城県木造住宅耐震診断士認定者) (3)室内の耐震化(家具・電化製品等を 2 カ所以上で固定) (4)ガラス飛散防止フィルム貼付 (5)避難導線の確保(避難口及び安全ゾーンへ至る通り道の安全) (6)防災大掃除(命捨てるなモノ捨てろ) (7)防災用品点検の日(9 月 1 日、12 月 1 日、3 月 1 日、6 月 1 日) (8)防災用品備蓄のポイント 4、フィリピン台風 30 号災害「ギワンの奇跡」 (1)ゴンザレス市長の決断 (2)猛烈台風前日に 80%の市民がシェルターに避難 (3)市職員と市長を支えた「バランガイ」と「シティオ」の活躍 (4)風速 105 メートルで建物の 90%損壊するも、最小限の犠牲者 5、向こう三軒両隣の「防災隣組」で「自助・近助・共助」 (1)自主防災組織内に「防災隣組」 (2)防災人材バンク (3)元気なうちは助ける人になる 6、ちょっといい話 3 参考資料 ★悲観的に準備し、楽観的に行動せよ ★我が家の防災用品点検の日と非常食デーを定める ★「近助の精神」と「防災隣組」でずっと住みたいまちづくり 4