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低炭素型都市構造への転換を目指して 環境モデル

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低炭素型都市構造への転換を目指して 環境モデル
平成24年3月12日
@第14回関東地域エネルギー・温暖化対策推進会議
環境未来都市・横浜の実現に向けて
~横浜スマートシティ構想~
横浜市 温暖化対策統括本部長
信時 正人
本日の内容
1 横浜市の紹介
2 横浜市の取組の紹介1 (戦略的プロジェクト等)
○横浜スマートシティプロジェクト (YSCP)
○横浜グリーンバレー構想 (YGV)
○ヨコハマ モビリティ “プロジェクト ゼロ” (YMPZ)
○再生可能エネルギー・未利用エネルギーの活用 など
3 横浜市の取組の紹介2 (普及啓発)
○ヨコハマ・エコ・スクール(YES)
○エコハマ環境家計簿、子ども省エネ大作戦
○カーボン・オフセット など
4 他地域との地域間連携
○山梨県道志村との連携
○北海道下川町、熊本県小国町との連携
など
本日の内容
1 横浜市の紹介
2 横浜市の取組の紹介1 (戦略的プロジェクト等)
○横浜スマートシティプロジェクト (YSCP)
○横浜グリーンバレー構想 (YGV)
○ヨコハマ モビリティ “プロジェクト ゼロ” (YMPZ)
○再生可能エネルギー・未利用エネルギーの活用 など
3 横浜市の取組の紹介2 (普及啓発)
○ヨコハマ・エコ・スクール(YES)
○エコハマ環境家計簿、子ども省エネ大作戦
○カーボン・オフセット など
4 他地域との地域間連携
○山梨県道志村との連携
○北海道下川町、熊本県小国町との連携
など
「エネルギーの安全保障」
大規模な原子力・火力発電所からの電力一括供給
転換
エネルギー供給の分散化、「自給自足」
・太陽光発電、風力発電など
・蓄電池との連結により、
昼夜を問わず利用可能に
・一般家庭、事業所での展開へ
・地球温暖化の原因であるCO2排出が非常に少ないエネルギー供給
震災対策、災害に強いまちづくりは、
地球温暖化対策にも直結
横浜市が直面する課題
横浜市地球温暖化対策実行計画
横浜市地球温暖化対策実行計画(平成23年3月)
(平成23年3月)
横浜市の将来人口推計
横浜市の将来人口推計
45.0%
4,500
(千人)
高齢化率
38.6%
4,000
3,500
40.0%
35.0%
100万人
3,000
30.0%
2,500
25.0%
超高齢化社会
に突入21%
2,000
20.0%
1,500
15.0%
1,000
10.0%
500
5.0%
0
0.0%
1980 85 90 95 2000 05 10 15 20 25 30 35 40 45 50年
0~14歳
高齢化率
(世帯)
1,500
1,000
1,662
1,523
1,138
438
456
478
498
514
521
2005
2010
2015
2020
2025
2030 (年)
500
単身世帯
↓
1,103
1,141
1,067
1,126
1,005
人口・世帯数の変化
人口・世帯数の変化

 2012年に超高齢化社会に突入(高齢化率21.%)
2012年に超高齢化社会に突入(高齢化率21.%)

2025年に、高齢者数が100万人を突破
 2025年に、高齢者数が100万人を突破

 2050年の高齢化率は38.6%に総人口は2020年から減少する一
2050年の高齢化率は38.6%に総人口は2020年から減少する一
方で、単身世帯数は2010年から2030年までで70万世帯増加
方で、単身世帯数は2010年から2030年までで70万世帯増加
⇒
に
人と人とのつながりが希薄化、世代間の支え合いが困難
⇒ 人と人とのつながりが希薄化、世代間の支え合いが困難に
人と人とのつながりが希薄化、世代間の支え合いが困難に
単身以外の世帯
↓
※市域で排出される温室効果ガスの約95%は、エネルギーの使用に伴うCO2
※市域で排出される温室効果ガスの約95%は、エネルギーの使用に伴うCO2
65歳以上
横浜市の将来世帯数の変化
横浜市の将来世帯数の変化
地球温暖化対策
地球温暖化対策

 2020年度に1990年度比で温室効果ガス25%削減、2050年度に
2020年度に1990年度比で温室効果ガス25%削減、2050年度に
80%削減を目標
80%削減を目標
⇒
⇒ 大胆な温室効果ガス排出の削減が必須
大胆な温室効果ガス排出の削減が必須
15~64歳
-
横浜とは? (1)
①Diversity
②Challenge
③Emergence
1. Diversity – 多様性のあるまち
海
都市
農地・緑
港湾
新
旧
漁業
平坦
谷戸
369万人が住まい、行き来するまち。
また多くの人々が多様性に魅力を感じ住んでいる
多文化共生
都市の課題 : 急速に進む都市化
森林の消失・・・
1960
1980
2000
横浜とは? (2)
2. Challenge – チャレンジで創られてきたまち
・開港152年目(ペリー来航以来)
・西洋の技術や文化が入る入口となり、それを事業化する企業家が集結して新しい日本を
形作る事業や文化を発信する、エキゾチックなチャレンジのまち
・城下町、門前町、宿場町でなく、ベンチャー気質により成長した町
→生糸、電信・電話、鉄道、上下水道、
ガス、ビール、石鹸、競馬、クリーニング、
アイスクリーム…
3. Emergence-
市民の創発力
・市民発のアイデアや市民それぞれが持つ力を発揮させ活かす風土があるまち
G30
2010年までにごみ30%削減という目標を、市民、事業者からの協力を得ながら、
前倒しで達成し、2009年には40%以上削減した。
NPO
市民が横浜というまちをよりよくしようという気持ちが強く、NPO組織数は全国9
位で、行政や企業とのタイアップも多数ある。
横浜の開港
西洋社会への玄関口
英国人技師
リチャード・ヘンリー・ブラントン氏
英国人技師 ヘンリー・スペンサー・パーマー氏
西洋社会への玄関口
11
横浜市の概況
人口
約369万人
(基礎自治体で最大)
世帯数 約159万世帯
自治会
約8割
加入率
NPO
約1,300
法人数
公共意識の高い市民
市民力の発揮による施策展開
横浜市環境施策の推進エンジン
→
369万人の市民力
横浜市と全国の部門別CO2排出量
多数のNPO
廃棄物部門
自治会加入率
80%
エネルギー
転換部門
2%
運輸部門
21%
ハマウィング
業務部門
2%
4%
運輸部門
横浜市
1,863万トン
7%
工業プロセス
20%
2009年度
G30
エネルギー
転換部門
廃棄物部門
産業部門
20%
15%
全国
2009年度
11億4,500万トン
業務部門
19%
家庭部門
22%
19%
家庭部門
14%
都市農山村連携
BDF
LED照明
学校太陽光
YGV
環境家計簿
YGP
子ども省エネ大作戦
YMPZ
産業部門
34%
「ヨコハマはG30」の取組・成果
課題:市内のごみ排出量が人口の伸び以上に増えている
目標:平成22年度におけるごみ排出量を30%削減(平成13年度比)
徹底した分別排出
平成15年度開始
使用済製品の回収・リサイクル
◆目標達成
・5年前倒しで達成
・平成21年度実績で約40%削減
◆削減効果
・2清掃工場が不要になり、
建替費用 1,100億円削減
運営経費
30億円削減
あらゆる場面での徹底した普及啓発
・住民説明会(11,000回以上)
・市内全駅、イベント等でのキャンペーン
横浜市の対外評価
※環境モデル都市(計13都市)
大規模都市 横浜市、北九州市、京都市、堺市
地方中核都市 飯田市、帯広市、富山市、豊田市
小規模市町村 下川町、水俣市、宮古島市、檮原町
東京特別区 千代田区
平成20年7月、横浜市は、政府から温室効果ガス排出量の大幅削減等より「低炭素社会」
への転換を進め、国際社会を先導していく「環境モデル都市」として、選定されています。
※要請を受けた初代参加都市(6都市)
横浜市、ブリスベン(オーストラリア)、クリチバ(ブラジル)、
ストックホルム(スウェーデン)、シンガポール、
オークランド(ニュージーランド)
平成21年、横浜市は、世界銀行からG30や環境モデル都市など環境への取組や都市づく
りが成功事例の一つとして高く評価され、「Eco2 Cities」として日本で唯一選ばれています。
【加盟している国際環境グループ】
C40は、世界五大陸の40大都市で構成する世界大都市気候先導グループ。
温室効果ガスの排出削減に取り組むネットワークとして2005年からスタート。
横浜市は、2009年から参加。
横浜市の国際的な連携協定
JICAとの包括的連携協定
10月25日、横浜市は、アフリカやアジアなど開発途上
の地域を支援していくため国際協力機構(JICA)と包括
的な連携協定を締結。JICAの国際的なネットワークを生
かして、市内企業の海外進出を促し、上下水道や交通な
ど社会インフラ整備に貢献。
JICAは、自治体との包括的連携協定は、初の取組。
調印式の様子(右:緒方貞子JICA理事長)
ドイツ・フランクフルト市との
パートナー都市協定
横浜市は日独交流150周年を記念し、独フランクフル
ト市と経済・環境・文化芸術分野でパートナー都市として
提携した。欧州都市との提携は初。
環境面では、「地球温暖化対策」や「高エネルギー効率
の建築技術」のノウハウなど情報を交換し、互いの技術
を生かした環境都市を目指す。
調印式の様子(左:フランクフルト市長)
「環境未来都市」 構想
平成22年6月に閣議決定された「新成長戦略」において
21の国家戦略プロジェクトの一つに位置付けられた施策。
限られた数の特定の都市・地域を環境未来都市として選定し、
そこで環境や超高齢化等の点で優れた成功事例を創出。
国内外に普及展開することで需要拡大・雇用創出等を目指す。
「日本再生の基本戦略」(平成23年12月24日閣議決定)においても
重点施策に位置付け。
平成23年12月、横浜市は政府から「環境未来都市」として選定
※環境未来都市(計11件)
被災地域以外 下川町、柏市、横浜市、富山市、北九州市
被災地域
大船渡市・陸前高田市・住田町、釜石市、
岩沼市、東松島市、南相馬市、新地町
環境未来都市・横浜の地域資源と課題先進性
 横浜の地域資源
• 盛んな市民活動
• 歴史ある建物・国際的な港
• 豊かな水・緑
• 人々を魅了する文化芸術
• 28もの大学
など
横浜の課題先進性
《横浜の将来人口推計》
4,500
(千人)
4,000
• 戦後60年で人口は3.5倍、
2020年頃までさらに人口増加
→エネルギー消費量も増加の一途
3,500
• 将来の「100万人高齢者群」
• 住宅団地群の一斉老朽化
45.0%
高齢化率38.6%
(2050年) 40.0%
人口ピーク(2020年)
374万人
35.0%
100万人
(2025年)
3,000
30.0%
2,500
25.0%
2,000
20.0%
1,500
15.0%
1,000
10.0%
500
5.0%
0
0.0%
1980 85 90 95 2000 05 10 15 20 25 30 35 40 45 50年
0~14歳
15~64歳
65歳以上
高齢化率
環境未来都市・横浜の将来ビジョン
文化芸術や成長産業の創出、
人・企業の交流が
新たな文化・産業を
沸き起こす好循環化
低炭素で途切れない
エネルギーネットワーク、
医療・介護・福祉・子育ての
切れ目ない連携による安心感
ひとつの都市の中に、
自然に恵まれた生活空間と
機能的なビジネス空間が共存、
趣ある魅力的なまちなみ
環境未来都市・横浜の将来像の全体構成
【市民力】が、ひとやものの【インキュベーション】を起こし、
【都市をリノベーション】する
環境未来都市の実現に向けて
目指すべき将来ビジョンの実現に向けた課題・目標
低炭素・
省エネルギー
【課題・目標】「地域エネルギーマネジメントシステム」の構築、「ス
マートシティ」の市域全体での実現
水・自然環境
【課題・目標】良質な水の供給・水環境保全の基盤強化、「美しい横
浜港」の復活
超高齢化対応
【課題・目標】全世代での「つながり」の実感、市民の安心生活の実
現、コンパクトなまちの実現
クリエイティビティ
【課題・目標】横浜ブランドの確立、海や港・文化資源を生かした地
域・経済の活性化、MICE拠点都市
チャレンジ
【課題・目標】市内企業の競争力の強化、地域経済の基盤強化、成
長産業の強化
アメリカ・シアトル港での取組事例
取組事例
●ターミナルでの陸電施設
電力を沿岸から供給
船舶の停泊時のエンジン停止
シアトル港
年間29%のCO2削減
26%のコスト削減
陸電施設
アメリカ・ロサンゼルス港での取組事例
ロサンゼルス港では、隣接するロングビーチ港と共に大気浄化プログラム(Clean Air
Action Program、 「CAAP」)を施行。
取組事例
●荷役機械の電化、ハイブリッド化
新たに購入する機械への規制
●ターミナルでの陸電施設
電力を沿岸から供給
船舶の停泊時の燃料消費減
●船舶減速プログラム
12ノットに減速を推奨
規定を守ると使用料減免
ソーラーパネルを配したロサンゼルス港
●クリーン燃料導入インセンティブ
制限区域でクリーン燃料を使うとその
差額を補償し、ロングビーチ港ではさら
に50%のインセンティブ
ターミナルでの陸電施設
オランダ・アムステルダム市での取組事例
アムステルダム市の象徴的な存在である運河に着目し、レジャーボートの電化を推
進中。将来的には、船から系統に電力を戻す“Ship to Grid”も見据える。
取組事例
・船の電化に向け、現在給電設備を建設中
・商用船の停泊中のディーゼルエンジンによる
発電が禁止することを議会で検討中。
・160隻分の給電容量を予定しており、実際に
系統に接続した場合の影響が検証可能
・業者からの要望により、ロッテルダムなど他都
市でも給電できるように現在取り組み中。今後
オランダで5都市で実施予定
CO2
45-50%削減
充電施設
「横浜市中期4か年計画」の全体像
①本市の未来図 ②横浜版成長戦略 ③基本政策
④行財政運営の4つから構成
「横浜版成長戦略」
戦略1:環境最先端都市戦略
成長産業の
強化
地域で暮らす
人々の活力
づくり
成長を支える
基盤づくり
横浜スマートシティプロジェクトの展開 等
戦略2:観光・創造都市戦略
経済の
活性化
戦略3:「未来の人材」子ども戦略
戦略4:100万人の健康づくり戦略
戦略5:女性による市民力アップ戦略
戦略6:海と空のハブ戦略
戦略7:中小企業の技術・経営革新戦略
戦略8:海外ビジネス展開戦略
人々の
活力
本日の内容
1 横浜市の紹介
2 横浜市の取組の紹介1 (戦略的プロジェクト等)
○横浜スマートシティプロジェクト (YSCP)
○横浜グリーンバレー構想 (YGV)
○ヨコハマ モビリティ “プロジェクト ゼロ” (YMPZ)
○再生可能エネルギー・未利用エネルギーの活用 など
3 横浜市の取組の紹介2 (普及啓発)
○ヨコハマ・エコ・スクール(YES)
○エコハマ環境家計簿、子ども省エネ大作戦
○カーボン・オフセット など
4 他地域との地域間連携
○山梨県道志村との連携
○北海道下川町、熊本県小国町との連携
など
横浜スマートシティプロジェクト (YSCP)
マスタープラン (将来像)
横浜グリーンバレーエリア
工場エリア
みなとみらい21エリア
スマート工場設備
タワー型マンション
アミューズメント・エリア
住宅エリア
観光用EVカーシェア
低炭素団地再生モデル
スマートビル
ライフスタイル革新
業務用
EVカーシェア
超高層業務ビル
低炭素リフォーム
EV巡回バス
スマート決済カード
太陽光
蒸気NW
CGS
熱源水NW
集合住宅
パーク・アンド・ライド
地域冷暖房
未利用地
スマート
ショッピングセンター
熱供給プラント
太陽熱
太陽光
商業集積エリア
配送用EVカーシェア
低層住宅
スマート分譲住宅
情報網
港北ニュータウンエリア
スマートシティ
マネジメントセンター
事業主体
横浜市、アクセンチュア、東京ガス、東芝、日産、パナソニック、
明電舎、東京電力 等
対象地域
みなとみらい21地区、港北ニュータウン地区、横浜グリーンバレー地区
(金沢区)等
対象地域の規模
人口:約42万人(約17万世帯)/面積:約60km2
YSCP実証事業の全体目標
全体目標(横浜市地球温暖化対策実行計画)
≪計画の基本方針≫
○市域の温室効果ガス削減をするため、市民、事
業者、市役所の各主体がそれぞれ役割を果たすと
ともに、かつ相互に連携・協働し取り組む。
≪中期目標(平成32(2020)年度)≫
GHG総排出量を基準年比で25%(786万トン-CO2)削減
○2020年度 将来推計(BAU):2,053万トン-CO2
○2020年度 目標排出量
:1,267万トン-CO2
家庭部門
業務・産業・エネ転部門
○住宅の省エネ化
○家電の省エネ化
○省エネ行動の推進
○太陽光発電・太陽熱
利用設備の普及
○事業所における省エネ(建物の省エ
ネ化、効率的なエネルギー管理)
○太陽光発電・太陽熱利用設備の普及
HEMS
BEMS
運輸部門
○クリーンエネルギー・
低燃費・低排出ガス車の
普及
○モビリティマネジメン
トの推進
EV
CEMS
廃棄物部門
○廃棄物の削減・適
正処理
YSCP実証事業の全体像
•快適かつ低炭素な都市の実現に向けて、CEMSを中心とした地域エネルギーマネジメントシステ
ムの開発・運用とPV等の普及・活用促進によって、市民とエネルギーの関わり方の変革を目指す。
YSCPにおける実証事項・目標
産業育成
産業育成
(グリーン・イノベーション)
(グリーン・イノベーション)
×
‒ デマンドレスポンス対応
の自動化HEMS
‒ 充放電EV
‒ 定置型蓄電池を含む蓄
電システム
 安定した技術を実装した
製品の普及
家庭
家庭
(HEMS)
(HEMS)
業務
業務
(BEMS)
(BEMS)
‒ PV
27MW
‒ HEMS 4,000件
‒ EV
2,000台
都市のCO2削減
都市のCO2削減
普及
普及
//
活用促進
活用促進  普及にあたってのハード
((定量目標値)
定量目標値)
ルの把握、効果的な普及
施策の検討・実施
運輸
運輸
(EV)
(EV)
“市民レベルでの
エネルギーの地産地消
を促進”
DRによる
DRによる
PV余剰の蓄エネ
DRによる
PV余剰の蓄エネ
DRによる
省エネ支援
省エネ支援
見える化
見える化
“業務ユーザーの
積極的な省エネを促
進”
DRによる
DRによる
省エネ高度化
地域の
省エネ高度化
地域の
ビルの最適化
ビル単体
ビルの最適化
ビル単体
での最適化
での最適化
“ドライバーの
EV活用の高度化を促
進” EVのエネ
EVのエネ
EVによる
EVによるマネ活用
マネ活用
低炭素化
ガソリン車
ガソリン車低炭素化
でのエコ運転
でのエコ運転
快適
適か
かつ
つ低
低炭
炭素
素な
な都
都市
市の
の実
実現
現
快
エネルギー安全保障
エネルギー安全保障
強化の必要性
強化の必要性
 CEMSを中心とした地域
エネルギーマネジメントシ
ステムの開発および運用
検証
技術開発
技術開発
(デマンドレスポンスの開発
//
および運用検証含む)
運用検証
運用検証
‒ 統合BEMS
(CEMS)
(CEMS)
‒ スマートBEMS
YSCPがもたらす
市民とエネルギーの関わり方の変革イメージ
YSCP事業計画 ~全体イメージ
◆地域エネルギーマネージメントシステム(CEMS)の導入
○再生可能エネルギーやEMSの導入によりCO2削減やエネルギー使用の最適化を実現
○CEMSが需要家側EMS(BEMS,HEMS等)と連携し、地域エネルギーの過不足を調整
事業主体
横浜市、アクセンチュア、
東京ガス、東京電力、東芝、
日産、パナソニック、明電舎等
プロジェクト規模(導入目標)
HEMS導入家屋:4,000軒
BEMS導入ビル:160万㎡(延べ床)
太陽光発電:27MW
電気自動車:2,000台
対象地域
みなとみらい21地区
港北ニュータウン地区
横浜グリーンバレー地区(金沢区)等
横浜グリーンパワー(YGP)モデル事業
目 的
■太陽光発電システム(PV) やホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)を民間事業者のノウハウを活かし
YSCP対象エリアに集中一括導入。市内の低炭素化を加速。
■地域エネルギーマネジメントシステム(CEMS)を通じ、Demand Response実証実験や地域全体でのエネルギー
の最適利用を実施。HEMSの”見える化”による意識啓発で、節電対策にも効果。
スキーム
導入状況
導入イメージ
横浜グリーンバレー (YGV)構想 (環境モデル都市提案)
再生可能エネルギー技術のパイオニアエリアの形成
環境・エネルギー産業の育成
鳥浜工業団地
・専門家による、中小事業者の再生可能エネル
ギー導入・省エネ技術導入への支援・情報提供
・産学官の連携によるベンチャー企業の育成
清掃工場ほか
市南部3施設
具体的なエネルギー施策の展開
・エネルギーモニタリング事業
・EV(電気自動車)シェアリング事業
金沢工業団地
金沢自然公園
環境啓発拠点の形成
・市内大学と連携した環境教育事業
横浜市立大学
・自然環境関連施設(公園等)、社会インフラ環境
施設(清掃工場等)の社会科見学・視察への活用
YGVの取組:エネルギーモニタリング
○平成22年9月~平成23年3月
○金沢区内の並木団地を中心に一般家庭(80世帯)、金沢産業団地企業(60社)の
エネルギー使用状況の「収集」「分析」「見える化」を実施。
○省エネルギーと温室効果ガス削減を推進。
○ エネルギーモニタリング事業中間成果報告会及び省エネルギー診断
・11月17日(水)13:30~16:30
・横浜市工業技術支援センター 6F 研修室=ハイテクセンター・テクノコア
・エネルギーモニタリング導入による省エネ省コスト事例紹介
・省エネルギー診断と省エネの進め方について
○HEMS,BEMSの導入により、地域におけるエネルギーマネジメントを目指す
省エネナビ設置
電力使用量の表示
YGVの取組:電気自動車を使ったカーシェアリング
○平成22年2月22日~平成23年3月31日
○金沢産業振興株式会社(横浜金沢産業連絡協議会)
○共同受電をしている事業者でグループを形成して、EV(電気自動車)を共用の業務用車両と
して使用しています。
事業運営や充電設備の設置も地元企業が中心になって行い、地域の特性に根付いたスキー
ムの構築と、地域の活性化につなげます。
○場所:横浜化学工業団地共同組合駐車場(横浜市金沢区福浦1-11-5
車両:1台(三菱自動車工業株式会社「i-MiEV」
充電器:1基 急速充電機(日本リアイアンス株式会社)
車載器:カーシェアリング装置等(株式会社サージュ)
参加事業者:横浜化学工業団地共同組合
癸巳化成(株) (株)たけとんぼ
(株)パラエルモサ(株)シラド化学
2010年5月27日 横浜グリーンバレーフォーラ
ム 電気自動車の展示
地元企業が関係する電気
自動車用充電設備
YGVの取組:ブルーカーボン実証実験
実験海域において貝類や藻類による、ブルーカーボンを
LCCO2の観点で検証して、カーボンオフセットについても検討を
行います。
排出された二酸化炭素の行方
大気へ
(2000-2005年における年間量)
森林吸収
CO2
海洋吸収
CO2吸収 森林:海洋≒2:5
IPCC第4次評価報告書を元に吸収比率を記載
ブルーカーボン・・・森林で吸収されるCO2を「グリーンカーボン」というのに対し
て、海域で吸収されるCO2を「ブルーカーボン」という。
YGVの取組:ブルーカーボン実証実験
横浜・八景島シーパラダイスのセントラルベイに実験海域を確保し、海域にお
ける温室効果ガス吸収・固定化の効果と海域環境への影響(海の浄化)等を検
証します。
さらに、将来的には、ブルーカーボンによる経済的価値の仕組みづくり(カー
ボンオフセット)を目指します。
横浜・八景島シーパラダイス
(仮称)自然の海の水族館予定地
平成24年3月完成予定
実証イメージ(例)
Yokohama Mobility “Project ZERO”
ヨコハマ モビリティ “プロジェクト ゼロ”
• 横浜市と日産自動車による「持続可能なモ
ビリティー社会の実現」をめざした20092013年度の5年間の共創プロジェクト
• ロー・カーボンエリアを目指す「エコ運転によ
るCO2削減」と、ゼロ・カーボンエリアを目指
す「EV普及およびモビリティのあり方検討」が
2つの柱
Low Carbon
エコ運転の普及
Zero Carbon
電気自動車の普及
ビジョン
持続可能なモビリティ社会の実現
コンセプト
横浜市の政策立案・実行力と日産自動車㈱の技術・提案力を駆使して、市民と共に
 日々の生活に欠かせないモビリティの質を高める
 温室効果ガスの排出を究極まで抑制する
さらに・・・
 世界で一番電気自動車(EV)の走りやすい街にする
2013年ITS世界会議東京に向け、EVショーケースとして横浜から世界に発信していく。
YMPZの取組
横浜市と日産自動車は「持続可能なモビリティ社会の実現」を目指し、電気自動車やエ
コ運転の普及などの取組を協働で進めています。
電気自動車の普及(ソフト)
 EVパートナー制度加盟店舗での各種優遇
 公用、企業フリート車へのEVカーシェアリング
電気自動車の普及(インフラ)
横浜市
 EV等購入補助、充電インフラ設置補助
 集合住宅・賃貸駐車場への充電器設置方策
 営業車、共同利用向け充電ネットーワークの構築
新たなモビリティの確立
 二人乗り超小型電動車両実証実験
エコ運転の普及
 エコ運転診断イベント、エコ運転Web
サービス
 エコ運転によるCO2排出削減のクレ
ジット創出プロジェクト
エコ運転の普及
市民、自動車ユーザーへのエコ運転の普及のため、日産自動車のEMS(エコドライブマネ
ジメントシステム)やエコ運転講習会などを活用した取組を展開
 エコ診断内蔵NAVI
 エコ診断イベント開催
 E1パックマン
 地域との連携(区役所、町内会、NPO、企業、販社等)
イベントの雛形作り
新たなモビリティの確立
国交省・環境対応車を活用したまちづくりに関する実証実験
【概要】
国土交通省の実証実験協力自治体の募集に対し
→山手・元町地区での二人乗り超小型電動車両実
証実験として、横浜市・日産自動車㈱が応募
→平成23年9月に選定
※環境対応車:電動バス、電気自動車、超小型電動車両等
【車両の概要】
全長 2337㎜
全幅 1191㎜
全高 1461㎜
重量 470㎏
乗車定員 2名
NISSAN New Mobility Concept
【効果&狙い】
<山手・元町地区の地理的特徴>
1)住宅、観光名所、学校、商店の集積地
→市街地と観光地を同時に形成
2)丘陵地(海抜9m~40m)
→二輪車・自転車では利用しにくい
→高低差30m超の上り・下り勾配
【実験車両】
<実証の狙い>
市街地内の移動、
観光名所の回遊性の確保
二輪車・自転車を超える、
利用のし易さと、車両安全の提供
3)制限速度30km/hの混在交通
→路線バスも通行
制限速度30km/h(=原付2輪自転車の
法定速度)、混在交通下での円滑な交通
流の担保
4)道幅が狭く、込み入っている
→幅員2~3mも数多く存在
CO2排出ゼロ、効率的なモビリティの提供
利便性向上
地域活性化
CO2削減
ITS世界会議東京2013に向けて
2011年
2012年
2013年
ITS世界会議
エコ運転の普及
普及拡大
エコ運転診断イベント
E1グランプリ(Web)
充電インフラ整備
エクスカーション
インフラ拡大
補助継続
充電設備設置への補助
高層マンションへの充電器設備設置
賃貸住宅への充電設備設置
EV普及
補助継続
普及拡大
EV見える化
成果発表イベント
EV購入の補助
EVパートナー
企業間EVカーシェア
EV充放電検討(YSCP)
検討継続
パーソナルモビリティ実証実験
第2期
実証実験
次世代交通施策の検討(ITS含む)
検討継続
EV充放電見える化
パーソナルモビリティ走行
脱温暖化モデル住宅推進事業について(みんなのエコプロ)
【【事業のねらい】
事業のねらい】
◆
環境に配慮した街並みと省エネ性能の高い住宅の整備を誘導
◆環境に配慮した街並みと省エネ性能の高い住宅の整備を誘導
◆市民への環境に配慮した住宅とライフスタイルの普及啓発
◆市民への環境に配慮した住宅とライフスタイルの普及啓発
◆市内企業の環境事業の参加機会を確保し市内経済の活性化を支援
◆市内企業の環境事業の参加機会を確保し市内経済の活性化を支援
モデルハウス
1.家族がつながる吹き抜け
2.開かれた窓
3.シンプルな構造・バリアフリー
1.家族がつながる吹き抜け
2.開かれた窓
3.シンプルな構造・バリアフリー
1.内と外をつなぐ土間テラス
2.自由な間取り
3.機械設備に頼らないパッ
シブな仕組み
1.家族と地域をつなぐ「通り土間」
2.中からも外からも良い眺めをつくる
3.水まわりと外壁がつくるシンプルな構
造
【【スケジュール】
スケジュール】
H22
年9月 第
1段階(マスタープラン等)公募開始
H22年9月
第1段階(マスタープラン等)公募開始
12
月 事業者決定
12月
事業者決定
H23
年2月 第
2段階(脱温暖化モデル住宅)公募開始
H23年2月
第2段階(脱温暖化モデル住宅)公募開始
55月
月 事業者決定
事業者決定
10
月 モデルハウス一般公開
10月
モデルハウス一般公開
11
月 住宅販売開始
11月
住宅販売開始
(横浜市住宅供給公社により全
11棟)
(横浜市住宅供給公社により全11棟)
H24
年春頃 住宅竣工
H24年春頃
住宅竣工
脱温暖化モデル住宅推進事業について(みんなのエコプロ)
◆
市有地を一括して横浜市住宅供給公社
◆市有地を一括して横浜市住宅供給公社
に貸付け
に貸付け
◆
公社が住宅を建設し、一般市民に分譲
◆公社が住宅を建設し、一般市民に分譲
◆各敷地は
50年の定期借地権により公社
◆各敷地は50年の定期借地権により公社
から購入者に貸付け
から購入者に貸付け
横浜市内の新エネルギー利用可能量・導入率
再生可能エネルギーの導入例
公共施設等への太陽光発電システム設置
小中学校中心に、約2MW導入
その他の導入場所
・区役所庁舎
・土木事務所
・浄水場
など
ろ過池の覆蓋を兼ねたPV導入事例
住宅用太陽光発電システム設置
H15年度から補助を開始し、約23MW以上導入
動く歩道へのPV導入事例
使用済食用油のBDF活用
小学校給食の使用済食用油を、民間福祉施設と連携して
バイオディーゼル燃料(BDF)に精製
水再生センターでのディーゼルエンジン重油代替燃料市営
バスでのガソリン代替燃料(試運転)
年間150KL精製 ……CO2約400t/年削減
46
BDF精製所・BDF精製装置
焼却工場での発電(有機廃棄物発電)
売電量 約2億2千万kWh/年
(一般家庭6万7千軒分に相当)
※H22年度実
績
売電収入
約23億円/年
※H22年度実績
下水処理水と下水汚泥の有効活用(バイオマス)
発電
水再生センター(11)
[せせらぎ]
再生水
汚泥焼却
消化ガス
排熱
消化ガス
再生水/下水熱
送
泥
再生水
管
汚泥資源化センター(2)
固形燃料
[石炭代替燃料]
[冷暖房]
[雑用水]
横浜スタジアム
ごみ焼却工場など
焼却灰
[山砂に代わる
埋戻し材]
公共水域の水質改善
[材料]
セメント工場
改良土プラント
効率的なエネルギー利用
Sewerage Treatment Center
水再生センタ-
Garbage Incineration Plant
Power generated at the center
ごみ焼却工場
発電電力をセンター内で活用
Wastewater Treatment Plant
水再生センタ-
Digested gas
Power generation
消化ガス発電
Power generation using
Digested gas as fuel.
消化ガスを燃料にして発電
Water treatment facilities
水処理施設
Using generated power
at the plant
発電電力を場内で活用
Sludge Treatment and
Recycling Center
汚泥資源化センター
※
Incinerator
焼却炉
Using digested gas as fuel.
消化ガスを燃料として活用
Steam turbine
power generation
蒸気タービン発電
Digestion tank
消化タンク
Power generation using
garbage incineration heat.
ごみ焼却熱を利用して発電
Digestion process
Generates gas with methane
as the main component.
※Only at NAMBU Sewerage Treatment Center
消化工程でメタンを
主成分とするガス発生
Providing digested gas 消化ガスを供給
Providing surplus electric power
南部下水道センターのみ実施
Providing recycled water 再生水を供給
余剰発電電力を供給
小水力発電
(導入施設:川井浄水場)
(発電機)
設置箇所
相模湖系導水管(口径1.5m×2本)
設置台数
水車2台、発電機2台
最大使用水量 4.8㎥/s(2.4 ㎥/s×2本)
発電容量
270kW(135×2基)
予想発電量
125万kWh/年
本日の内容
1 横浜市の紹介
2 横浜市の取組の紹介1 (戦略的プロジェクト等)
○横浜スマートシティプロジェクト (YSCP)
○横浜グリーンバレー構想 (YGV)
○ヨコハマ モビリティ “プロジェクト ゼロ” (YMPZ)
○再生可能エネルギー・未利用エネルギーの活用 など
3 横浜市の取組の紹介2 (普及啓発)
○ヨコハマ・エコ・スクール(YES)
○エコハマ環境家計簿、子ども省エネ大作戦
○カーボン・オフセット など
4 他地域との地域間連携
○山梨県道志村との連携
○北海道下川町、熊本県小国町との連携
など
イ エ ス
/
「横浜で地球温暖化対策を学ぼう」をキャッチフ
レーズに、市民、団体、事業者、大学などが行う
「環境・地球温暖化問題」に関連する学びと行動
の場を、全市的なムーブメントに
市民
協働パートナー:
学習の場
交流の場
知恵の場
行動の場
大学・市民団体
企業・事業者
93
団体(2011年10月末)
講 座: 298 講座 (2010年度)
受講者:32,573 人 (2010年度)
名誉校長 名誉顧問
林 文子
YESアンバサダー
小宮山宏
(敬称略)
エコハマ環境家計簿
省エネ行動によるCO2削減効果を「見える化」
平均で10%以上削減した地域も!
子ども省エネ大作戦
小学生を家庭の“省エネリーダー”に
夏休み期間中に、家庭での
エネ行動に取り組む
平成16年度から始まり、
22年度は160校超、
32,000人超の児童が参加
・約615t-CO2の削減
・取組協賛企業46社からの
90万円の寄付が、WFPの
植林事業に活用される など
(平成21年度)
横浜市の「イベントのカーボン・オフセット」への取組
平成20年からイベントのカーボン・オフセットを段階的に実施
平成20年
小規模
イベント
平成21年
大規模
イベント
(例) ヨコハマ・エコ・スクール
プレ開校イベント
㈱ローソン様のご協賛により
来場者の移動、電力・水使用について
3トン-CO2のカーボン・オフセット
㈱ローソン様から
横浜市への証明書授与
イベント風景
「開国博Y150」 ヒルサイドエリア
(横浜開港150周年記念テーマイベント)
シャトルバスでの移動について
約30トン-CO2のカーボン・オフセット
出所:横浜開港150周年協会ホームページ
平成22年
国際的な
会議・会合
2010年日本APEC横浜開催
市民と子どもの力で、会議場と周辺ホテルの
電力・ガス・水などの使用について
616トン-CO2のカーボン・オフセット
出所:2010年日本APEC公式ホームページ
APEC横浜開催におけるカーボン・オフセットの実施
横浜市オフィシャル・ウォーター
「はまっ子どうし」
市民の力
7~11月の販売本数1本につき、
1kg-CO2のクレジットを購入
約76万2千本で762 トン-CO2
市内小学生の取組
「環境絵日記」
応募作品1枚につき、
1kg-CO2のクレジットを購入
約1万5千作品で15 トン-CO2
カーボン・オフセット
(777 トン-CO2
のクレジット調達)
APEC開催の際の
横浜における
CO2排出量
電力・ガス・水道・地域熱供給
の使用(616トン-CO2)
子どもの力
東京都市大学・
伊坪研究室による
温室効果ガス排出量の
算定調査
APEC横浜開催におけるカーボン・オフセットの実施
「はまっ子どうし The Water」販売による取組では、JICAからクレジットを調達
クレジット
(排出権)
クレジット
(排出権)
フィリピン
風力発電事業
(CO2削減)
世界銀行
炭素基金
資金
JICA
出資
開発途上国での
温室効果ガス排出削減を
間接的に支援
資金
762トン-CO2
のクレジットを
日本政府の
償却口座に移転
日本の温室効果ガス
削減目標(1990年比
マイナス6%)の
達成に貢献
資金
市民
横浜市
「はまっ子どうし
The Water」 販売
日本政府
APEC横浜開催で
発生した温室効果
ガス排出量の一部
(762トン-CO2)を
カーボン・オフセット
市内の区民まつりでのカーボン・オフセットの実施
○横浜市 神奈川区
神奈川区民まつりでは、2009年から継続的に、
横浜消火器㈱様のご協力によりカーボン・オフセットを実施。
2011年は、来場者数(6万9千人)×100g-CO2の
オフセット(7トンーCO2)に加えて、区民まつり実行委員会が
J-VER(岩手県県有林の間伐促進型プロジェクト)による
1トンーCO2のオフセットを実施。
○横浜市 中区
中区民まつり 「ハローよこはま2010」の開催に使用した
エネルギー等の消費に伴うCO2排出量(352kg-CO2)を、
カーボンフリーコンサルティング㈱様のご協力によりカーボン・オフセット
本日の内容
1 横浜市の紹介
2 横浜市の取組の紹介1 (戦略的プロジェクト等)
○横浜スマートシティプロジェクト (YSCP)
○横浜グリーンバレー構想 (YGV)
○ヨコハマ モビリティ “プロジェクト ゼロ” (YMPZ)
○再生可能エネルギー・未利用エネルギーの活用 など
3 横浜市の取組の紹介2 (普及啓発)
○ヨコハマ・エコ・スクール(YES)
○エコハマ環境家計簿、子ども省エネ大作戦
○カーボン・オフセット など
4 他地域との地域間連携
○山梨県道志村との連携
○北海道下川町、熊本県小国町との連携
など
山梨県道志村の位置
山梨県道志村の位置
道志村は横浜市から約30km北西に位置
日 本
横浜
道志村
横浜市
山梨
神奈川
横浜
横浜市周辺の都県の位置図
地球温暖化対策に関する三者合同研究会
地球温暖化対策に関する三者合同研究会
県境を越えた連携は全国初!
研究期間・開催回数
平成20年6月18日~平成22年8月・8回開催
研究テーマ
テーマ①木質バイオマス等を活用した事業開発
テーマ②森林保全によるカーボンオフセット手法の活用
テーマ③その他、地球温暖化対策に関すること
「都市と農山村連携モデル」 ~低炭素社会の構築~
山梨県
道志村
横浜市
■林業再生、新産業創出
■間伐材、剪定枝の安定供給
水源エコプロジェクト
水源エコプロジェクト (W-eco・p
(W-eco・p ウィコップ)
ウィコップ)
山梨県 「森づくり・CO2吸収認証制度」を活用
山梨県
連 携
協 力
森 林
所有者
◆道志村民有林
◆横浜市水道局林 林業再生
◆山梨県公有林
地域活性
CO2
吸収認証
企業・団体
寄 附
横浜市
協 定
道志村
林業体験
交流・観光
【目的】
◆CSR
◆福利厚生・研修
◆CO2吸収認証
■ウィコップ締結企業
①株式会社京急百貨店(平成21年5月26日)
②株式会社ブリヂストン(平成22年1月13日)
③社団法人神奈川宅地建物取引業協会(平成22年2月8日)
④株式会社ファンケル(平成22年6月23日)
など
■民有林での締結団体
横浜市地球温暖化対策推進
協議会(平成22年3月18日)
『CO-DO30 つながりの森』
横浜市地球温暖化対策推進協議会
3年間で約3haの森林を整備
東北大震災被災地復旧支援事例
横浜FCと熊本県小国町の役割
「ニッパツ三ツ沢競技場」で開催
される九州との試合4試合
横浜FC
「試合来場者1名」=「1キロ」
「CO2排出量」をオフセット
熊本県小国町の森林整備
横浜FCの選手の九州移動4試合
熊本県で開催される1試合
小国町
※
「試合来場者1名」「1キロ」
「CO2排出量」をオフセット
※
「飛行機及びバスの移動」=「20トン」
「CO2排出量」をオフセット
横浜市と北海道下川町による環境連携活動
北海道下川町と横浜市内で環境活動に熱心に取り組む戸塚区川上地区連合町内会は、横浜市
のコーディネートにより、川上地区連合町内会の秋季レクリエーション大会に係るCO2排出量を下
川町の森林整備によりカーボン・オフセットを実施し、地域を越えた環境活動に取り組んでいます。
横浜市戸塚区 川上地区連合町内会 と 北海道下川町 との友好交流に関する協定
横浜市戸塚区川上地区連合町内会と北海道下川町
は、平成22年度の環境活動をスタートに平成23年8月
に環境・コミュニティ・経済・教育・文化・スポーツ・防災
等の各分野にわたる友好的な交流と協力関係を構築
する友好協定を締結しました。
この協定において、横浜市は、相互の連携を積極的
に推進し、交流に必要な支援を行っていきます。
横浜市
グリーン・エコノミー
WGによる連携
地域連携の要望
農山村地域の紹介
川上地区
連合町内会
下川町
人的・森林
資源の融合
<友好協定書>
下川町の間伐材を用いた協定書
<友好協定締結式>
左から、戸塚区長、下川町長、町内会長
ご清聴ありがとうございました
Fly UP