...

第6期 年次報告書

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

第6期 年次報告書
Linical Report
第6期 年次報告書
平成 22 年 4 月 1 日∼平成 23 年 3 月 31日
Top M e s s age
ごあいさつ
トップメッセージ
リニカルは、
一歩一歩着実に、
たゆまず前進し続けます。
高付加価値を創出する安定した成長戦略のもと、
さらなる収益性向上を実現していきます。
Q
株主の皆様におかれましては、平素より当社の事業にご理解
このような状況により当社グループの今期連結業績は売上高
とご支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。
また、
この度の東日
2,512百 万 円
( 前 期 比4.5 % 増 )
、営 業 利 益288百 万 円
(同
本大震災により被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げま
39.9%減)
、経常利益278百万円
(同41.2%減)
、当期純利益
すとともに、
被災された地域の皆様方の一日も早い復興を心よ
147百万円
(同46.0%減)
となりました。
りお祈り申し上げます。
いまだ震災の影響拡大が懸念される状況ではありますが、来
当社は2011年3月31日をもちまして、上場3期目となる第6期の
期におきましても着実に前進を続け、盤石な経営基盤の確
事業を終了いたしましたので、
ここにご報告を申し上げます。
立に向けて邁進いたしますので、
株主の皆様におかれまして
今期
(2010年4月1日~2011年3月31日)
の医薬品業界におきま
は、
一層のご支援、
ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
しては、厳しい経営環境下での経営統合や合併が続く一方
で、薬価基準の引き下げ、後発品の普及促進による薬剤費
A
今期の業績について、東日本大震災
の影響も含めてお聞かせください。
また、 次期以降に向けて成長基盤を確立しておくことは
震災の影響につきましては、 今のところ顕著な問
がる事業としてがん領域、 中枢神経系疾患(CNS )領
題は起きておりません。しかし被災地には、 治験
域の積極展開がプラス材料となりました。また、 CSO
重要です。 当社の強みを明確に差別化し、 次期につな
を受け入れられない医療機関もあり、 今後に影響が表
事業も徐々に足場を固めつつあります。
れてくる可能性はあります。
Q
業績につきましては、 創業以来の増収で今期も終了い
たしましたが、 期初に大規模案件が1件開発中止にな
り、 受託業務を実施する臨床開発モニター( CRA )の
A
稼働率が低下したため、 目標売上・利益未達成という
次期の経営戦略について
ご説明ください。
東日本大震災による次期への影響の程度が予測
しきれない現在、 確実に利益を出し続けられるよ
結果になりました。 既存の顧客からのリピート受注を中
う、 新規事業展開や、 未経験者の大量採用に対しては
心に新規案件を複数獲得し、 足下の CRA 稼働率は回復
コンサバティブ(保守的)な姿勢で臨む1年だと考えて
しております。
います。
業績ハイライト
削減、主力製品の特許切れ問題などにより、医薬品開発競
争が激化。効率化をめざして医薬品開発のアウトソーシング
Ac hi e ve me n t Hi gh li gh t
営業利益
売上高
化が進んだ結果、
CRO
(医薬品開発業務受託)業界ならび
営業利益率
(百万円)
にCSO
(医薬品販売支援)業界の市場規模は緩やかに拡大
2,889
3,000
しましたが、
既存企業の規模拡大や事業譲渡などにより、
業界
2,036
2,000
内の競争は激化いたしました。
1,000
2,404 2,512
(予想)
1,273
経常利益・当期純利益
営業利益
(%)
(百万円)
600
39.7
400
505
549
480
27.0
200
454
288
20.0
(予想)
30
15.7
20
(予想)
11.5
代表取締役社長
秦野 和浩
1
L i n i c a l R e p or t
0
0
08年 09年 10年 11年 12年
3月 3月 3月 3月 3月
40
10
0
08年 09年 10年 11年 12年
3月
3月
3月
3月
3月
経常利益
当期純利益
(百万円)
600
494
515
400
296
200
300
449
473
(予想)
273 278
260
(予想)
147
0
08年 09年 10年 11年 12年
3月
3月
3月
3月
3月
Linical Report
2
Top M e s s age
トップメッセージ
ニカルにはそれをサポートできるノウハウの蓄 積があ
の影響が不明確であるため、 積極的な施策を打つこと
り、ここに新たな事業の可能性を確信しております。ま
はありませんが、 翌々期に向けてどの国で会社を設立
た、 既存顧客である製薬メーカーとのネットワークを活
するか、またどのような社員を雇い、どう教育するかに
中長期的な経営ビジョンについてご説明申し上げ
用することで、 以降の段階でもCRO 、 CSO 事業として
ついて具体的な計画を練ってまいります。
ます。リニカルにとって次期は、 創業期の生き残
当社グループが関係を維持することが可能となります。
いりますが、 次期新たに注力を予定しているのはCSO
りを賭けた競争状態 「ステップ 0 (ゼロ)」 を脱し、
「ステップ 2」 以降の長期的ビジョンとしまして、 次の
事業です。 ベテラン社員の質の高い営業ノウハウを活
CROとして確かな成長を実現した「ステップ 1(ワン)」
5 年 「ステップ 3」 では、自社で開発した品目の製造販
かしたリエゾン業務と、 医師主導臨床研究業務をCSO
の総仕上げの年度と位置づけています。 その翌期すな
売承認申請を行える体制を構築し、さらに次の 5 年「ス
事業の2本柱として展開してまいります。
わち 創 業 8 年 目からは 新 たな成 長 段 階 「 ステップ 2
テップ 4」 では、 承認申請に関わった新薬の販売事業を
行うMCR事業部という4事業部制を採用する考えです。
特に受注残高が55 億円程度にまで達しており、 目下当
社グループのCRA 稼働率もほぼ 100%となっていること
Q 中長期的ビジョンをお示しください。
から、 現在の体制でも十分に手堅い業績をあげることが
できると考えます。
A
がん、 CNS領域などにつきましては現路線を堅持してま
事業活動を効果的に展開できるように、 組織変更も積極
(ツー)」に進むというイメージを思い描いております。
的に進めていこうと計画しています。 中枢神経系疾患治
A
株主様へのメッセージを
お願いします。
当社は次期を 「ステップ 1」 の総まとめの1 年と
位置づけ、 利益重視の方針で事業展開を進め、
一部自社で行える体制の構築までを考えております。
株主の皆様のご期待に確実に報いていく所存でありま
リニカルが次のステップに上がるための準備として、 創
このビジョンを実現するには、 優秀な人材の確保が重要
す。リニカルは、 着実な事業内容から顧客の皆様の信
療薬の開発に特化したCNS領域開発受託事業部、 がん
薬 支 援 事 業 への進 出を計 画しております。 研 究 者の
課題であります。 幸い、 社員の定着率が高いのはリニカ
頼を獲得し、 初年度より安定した業績を上げ、 確実な
領域開発受託事業部、 CNS 領域、 がん領域以外の疾
方々は創薬研究の専門家ではありますが、 臨床開発の
ルの特徴であり、 意欲の高い新人が入社することで先輩
成長を遂げてまいりました。 今後もこれまでに変わらず
患の治療薬の開発を受け入れる開発本部、 CSO事業を
各段階を進めていくノウハウを持っておられません。リ
社員も着実に成長するという好循環が続いています。
収益性の確保、 企業価値の向上に努めてまいりますの
Q
● リニカルの事業ビジネスモデル
治験実施契約
モニタリング
治験薬投薬
治験参加
製薬会社
品質管理
コンサルティング
で、 株主の皆様におかれましては、
末 永くリニカルの事 業をお見
守りくださり、 変わらぬご
グローバル展開は、「ステップ 2」 から「ステッ
支援、 ご助力のほどを心
プ 4」 へのビジョンを実現するための重要施策の
よりお願い申し上げます。
1つです。 今日の国際環境を見渡しますと、まずアメリ
外の国・地域を俯瞰的に捉え、ダイナミックに展開を図
るべきであると認識しています。また、 時差が少なくコ
ミュニケーションが密にとれるアジアへの進出にも力を
出資100.0%
業務委託契約
医薬品開発に係る
コンサルティング
A
来期以降のグローバル戦略を
お示しください。
カ、 次いで欧州と段階的発展を考えるよりも、 日本以
販売業務委託契約
医薬品販売に係る
コンサルティング
L i n i c a l R e p or t
被 験 者
治験結果報告および
医薬品開発に係る助言
医療機関
治験業務委託契約
3
Q
LINICAL USA, INC.
(連結子会社)
取引関係
出資関係
入れようと考えております。 アメリカや欧州にグループ
会社を作る際には、 現地採用社員にはまず日本で1、2
年一緒に活動してもらい、 意識の共有を図った上で各
国に戻って活躍してもらうつもりです。 次期はまだ震災
Linical Report
4
リニカルの成長戦略
O u r S tron g Poi n t an d S tr a te g y
CRO、CSO分野を事業の柱に、選択と集中に よる高付加価値ビジネスを展開します。
医薬品開発・販売支援と当社の事業領域
研究
開発 ( 治験・申請・承認・販売 )
CRO事業戦略
治験領域の拡大
医薬品開発スピードの加速、開発の効率化重視、海外展開の拡大に対応し、
既存事業の成長を図る
がん、中枢神経系疾患(CNS)領域の新薬開発ニーズに即応し、開発受託事業を強化
がん領域開発受託事業
3極拠点整備
STEP2 欧州およびアジアへの進出
2008.7.5 LINICAL USA, INC.を設立
1. 国内中堅製薬会社の海外進出支援事業
2. 米国で実施される治験のモニタリング・コンサル業務を受託
3. 国内での人材育成および現地法人への出向
4. 米国CROとの戦略的業務提携
1. 増加するAsian Studyの受託に向けて、 人材の確保
2. 欧州CROに関する情報収集
(Contract Development Organization)
L i n i c a l R e p or t
リニカルCSO事業
育薬事業
LMPを中心とする幅広いCSO関連領域をカバー
豊富な知識・ノウハウを持つMR経験者による
医師主導臨床研究サポート
中枢神経系疾患(CNS)領域開発受託事業
STEP1 医薬品産業の中心である米国に進出
CDO
CRO事業と連携し、 医薬品発売後のプロダクト・マーケティング、
育薬支援を担当
CSO事業戦略
営業戦略
新薬開発のグローバル化に対応するため、日亜・米・欧の3極で事業展開をめざす
戦略的パートナーとしてのCRO
5
販売後 (製造販売後調査および臨床試験)
[ 求められるCRO ]
迅速に治験を進め新薬開発のスピードアップのため、
製薬会社の開発部門と同等の能力を有し、
同等の立場で医薬品開発を実行・サポートできるCRO
リニカル
CSO
プロダクト・
マーケティングの領域
LMP
一般
研究者
患者
約
託契
(Linical Marketing Planner)
研究成果として
貢献
Leading MR
(若手MR育成システム)
Contract MR
(Linical MR)
従来型CSOの
領域
医師主導
臨床研究
スポンサー企業
委受
委受託契約
リニカル
育薬支援担当者
従 来 型 C SOの 領 域を越えたリニカル 独自のマーケティング領 域
LMP
(Linical Marketing Planner)
1.
2.
3.
4.
新製品上市にともなう、支店戦略(学術支援)担当
Area Opinion Leader / Speakers Doctorの育成
エリア講演会 / 研究会の設立・維持
医師主導臨床研究サポートによる、新薬のプロモーション企画・実施
Linical Report
6
G ener al Cond ition of Business
Con s ol i date d F i n an c i al S ta te me nts
営業の概況
平成23年3月期
連結財務諸表
連結貸借対照表のポイント
連結業績
当社グループが属する医薬品開発業務受託(CRO)
一方、 既に契約を締結済みの受託業務の受注金額の
業界および医薬品販売支援(CSO)業界は、 医薬品開
残高を示す受注残高は、 平成22 年 3月期末に比べ平成
発のアウトソーシング化を背景として、 市場規模は緩や
23年5月13日時点では141.0%増加しております。これ
かに拡大しております。しかし、 その一方で、 既存企業
は、 既存の委受託契約を順調に消化し受注残高の金額
当 期
平成23年3月31日現在
POINT〈 連結貸借対照表 〉
前 期
平成22年3月31日現在
流動資産
1,264
1,107
固定資産
296
299
有形固定資産
55
56
1
2
240
240
の規模拡大、 事業譲渡、 廃業などにより業界内の競争
が売上高として計上されたものの、 当連結会計年度にお
無形固定資産
は激化しております。
いて、これを上回る受託案件の新規契約があったことに
投資その他の資産
このような状況の下、 当社グループのCRO事業につき
よるものです。なお、 受注残高は、 今後 1 年から3 年程
流動負債
290
324
ましては、 引き続き営業活動を強力に推進し複数の新規
度の期間で発生する売上高を示しており、 当社グループ
固定負債
486
28
案件の受託および既存案件の増員の契約を締結したこと
の今後の業績予想の根拠となる指標であります。
純資産合計
784
1,053
1,561
1,406
により、 当連結会計年度の収益に貢献いたしました。し
当 期
かしながら、 第1四半期連結会計期間において大型受託
者(CRA)の稼働率の低下を補完することができません
売上高
でした。 一方、 連結会計年度より開始いたしました製薬
営業利益
会社に対する医療機関向けCSO事業については、 少額
ながら収益に貢献し始めるに至りました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は2,512
2,512 百万円
2,404 百万円
4.5%増
288 百万円
480 百万円
39.9%減
278 百万円
473 百万円
41.2%減
当期純利益
147 百万円
273 百万円
46.0%減
平成 23年
5月13日時点
41.2%減)、 当期純利益は147百万円(同46.0%減)と
L i n i c a l R e p or t
対前年同期
増減率
経常利益
百万円(前期比4.5%増)、 経常利益は278百万円(同
増収減益となりました。
負債純資産合計
ご参考
前 期
平成 22年4月 1 日から
平成 23年3月31日まで 平成 21年4月 1 日から
平成 22年3月31日まで
品目が開発中止になったことによるモニタリング業務担当
7
科 目
(単位:百万円)
受注残高
5,485 百万円
平成 22年
3月期末
増減率
2,276 百万円 141.0%増
連結損益計算書のポイント
科 目
流動資産
流動資産の12億6千4百万円のうち、 主なものは、 現金
及び預金4億4千8百万円、 売掛金6億1千6百万円並び
に有価証券1億円となっております。
固定資産
固定資産の2億9千6百万円のうち、 主なものは、 東京
及び大阪事務所にかかる差入保証金2億2千8百万円と
なっております。 当社の業態では機械装置等の設備投
資を行わないため、 有形固定資産の金額は比較的小額
になっております。
流動負債
流動負債の2億9千万円のうち、 主なものは、 未払金6
千7百万円及び賞与引当金6千1百万円となっております。
(単位:百万円)
当 期
平成22年4月 1 日から
平成23年3月31日まで
前 期
平成21年4月 1 日から
平成22年3月31日まで
売上高
2,512
2,404
売上原価
1,549
1,337
売上総利益
962
1,066
販売費及び一般管理費
673
585
営業利益
288
480
経常利益
278
473
少数株主損益調整前当期純利益
147
ー
当期純利益
147
273
POINT〈 連結損益計算書 〉
売上原価
売上原価の内訳は、 労務費11億8千7百万円及び経費3
億6千2百万円となっております。
当社の業態では原材料の仕入れがないため、 材料費は
発生いたしません。
Linical Report
8
Consolid ated F inanc ial S tatements
Cor p or ate Profi l e / S toc k Inf or ma ti on
連結財務諸表
会社概要/株式の状況
連結キャッシュ・フロー計算書
当 期
科 目
POINT〈 連結キャッシュ・フロー計算書 〉
(単位:百万円)
平成22年4月 1 日から
平成23年3月31日まで
前 期
平成21年4月 1 日から
平成22年3月31日まで
営業活動によるキャッシュ・フロー
△ 108
351
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 22
△ 124
会社概要
営業活動によるキャッシュ・フロー
社
当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金
は、1億8百万円(前連結会計年度は3億5千1百万円の獲
得)
となりました。これは、主に売上債権の増加額2億2千
2百万円及び法人税等の支払額2億7百万円があったこ
と等によるものであります。
資
△ 149
51
現金及び現金同等物に係る換算差額
△2
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金
は、2千2百万円(前連結会計年度は1億2千4百万円の使
用)となりました。これは、主に有形固定資産の取得によ
る支出2千1百万円があったこと等によるものであります。
△0
△ 81
財務活動によるキャッシュ・フロー
78
現金及び現金同等物の期首残高
630
552
現金及び現金同等物の期末残高
549
630
平成22年3月31日残高
連結会計年度中の変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
株主資本以外の項目の連結
会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
平成23年3月31日残高
9
L i n i c a l R e p or t
資本金
資本
剰余金
利益
剰余金
214
73
779
△ 135
147
214
73
その他の包括利益累計額
自己株式
△9
株主資本
合計
為替換算 その他の包括
調整勘定 利益累計額合計
純資産
合計
△2
△2
△ 279
1,056
△ 135
147
△ 279
1,053
△ 135
147
△ 279
△2
△2
△2
12
791
△ 279
△ 289
△ 267
△2
△5
△2
△5
△ 269
789
784
名
株式会社リニカル
発行可能株式総数
24,800,000株
金
214,043,500円
発行済株式の総数
12,370,000株
1,862名
立
日 平成17(2005)年6月7日
株主数
表
者
大株主(上位10名)
主な業務内容
秦野 和浩
モニタリング業務
品質管理(QC)業務
医療機関向け医薬品販売(CSO)事業
医薬品開発、臨床試験(治験)の企画
および実施に関するコンサルティング
事 業 拠 点 大阪本社
〒532-0003 大阪市淀川区宮原1丁目6番1号
新大阪ブリックビル10階
TEL. 06-6150-2478 FAX. 06-6150-2675
東京オフィス
〒104-0061 東京都中央区銀座八丁目21番1号
住友不動産汐留浜離宮ビル11階
TEL. 03-6226-8880 FAX. 03-6226-3447
LINICAL USA, INC.
One Embarcadero Center, Suite1020,
San Francisco, California, 94111
TEL. +1-415-986-2665
FAX. +1-415-986-2642
(単位:百万円)
株主資本
(平成23年3月31日現在)
設
当連結会計年度において財務活動の結果獲得した資金
は、5千1百万円(前連結会計年度は1億4千9百万円の使
用)
となりました。これは、主に社債の発行による収入3億
4千2百万円及び長期借入れによる収入1億5千万円が
あったものの、自己株式取得による支出2億7千9百万円
があったこと等によるものであります。
連結株主資本等変動計算書(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)
株式の状況
代
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
本
(平成23年6月23日現在)
役
員 代表取締役社長
取締役副社長
専 務 取 締 役
常 務 取 締 役
常 務 取 締 役
取
締
役
取
締
役
取
締
役
常 勤 監 査 役
監
査
役
監
査
役
秦
辻
髙
河
鍜
宮
坂
山
大
仙
石
野
本
橋
合
治
崎
本
口
保
田
井
和
桂
明
善
正
勲
志
哲
政
浩
吾
宏
順
夫
哉
勇
織
同
也
弥
株主名
持株数
持株比率
1,994千株
17.50%
株
式
会
社
秦
野
株
式
会
社
髙
橋
744
6.53
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
734
6.44
坂
本
勲
勇
610
5.35
秦
野
和
浩
606
5.32
髙
橋
明
宏
606
5.32
高
木
幸
一
600
5.27
辻
本
桂
吾
500
4.39
高
田
寛
治
500
4.39
河
合
順
300
2.63
(注) 1.当社は、自己株式を975,067株保有しておりますが、 上記大株
主からは除外しております。
2.持株比率は自己株式を控除して計算しております。
ホームページのご案内
http://www.linical.co.jp/
当社はホームページに
おきましても最 新 のト
ピックスをはじめとし
て、 IR情報や会社情報
などの様々な情報をご
案内しております。
(注)常勤監査役大保 同氏、 監査役仙田哲也氏および監査役石井政弥
氏は、 社外監査役であります。
Linical Report
10
株主メモ
上
場
上
市
場
S h arehold er s Memo
場
東京証券取引所マザーズ
日
平成20年10月27日
証 券 コ ー ド
2183
事
毎年4月1日から翌年3月31日まで
業
年
度
定 時 株 主 総 会
毎年6月
定時株主総会株主確定基準日
3月31日
剰余金の配当の基準日
3月31日(中間配当を行う場合は9月30日)
その他の基準日
その他必要のある時は、あらかじめ公告して基準日を定めます。
単 元 株 式 数
100株
公 告 掲 載 方 法
電子公告(http://www.linical.co.jp/)
ただし、 やむを得ない事由によって、 電子公告による公告をす
ることができない場合は日本経済新聞に掲載して行います。
株主名簿管理人および
特 別口座の管 理 機 関
東京都中央区八重洲1丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社
同事務取扱場所
東京都中央区八重洲1丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社 証券代行部
各種事務手続き
証券会社に口座をお持ちの場合
〒168-8507 東京都杉並区和泉2-8-4
郵便物送付先
電話お問い合わせ先
お取扱店
ご注意
特別口座の場合
お取引の証券会社になります。
未払配当金のみ、みずほ銀行
全国本支店でもお取扱いいた
します。
支払明細発行は特別口座の場
合の 「お問い合わせ先」まで
ご連絡ください。
0120-288-324 (フリーダイヤル)
みずほ信託銀行株式会社
全国本支店
みずほインベスターズ証券株式会社
本店および全国各支店
単元未満株式の買取・買増以外の
株式売買は出来ません。
Fly UP