Comments
Description
Transcript
2002年04月01日号
金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 2002年度入り。 3月短観 業況判断DIは、先行き改善を見込むが、株式、債券ともに、上値を買っていくスタンスに乏しい。 今週は、「短観」 分析のほかに、東京都区部3月消費者物価、2月鉱工業生産指数と指標の見方では、「消費 動向調査等消費マインド関係の経済指標」を取り上げた。 市場の動き (3/25∼3/29) 3月末で区切ることに果たして意味があるのかは別 改革実現の時間的射程は、3∼4年度を要する模様 として、2001年度が終わった。2001年度が変革を成 し遂げたスタートの年となるのか、変革を結局成し遂げ だが、改革への関心・支持が薄れている半面で、政策 への信頼感が後退していると言わざるをえない。3月 られなかった不幸なスタートの年になるのか、後世(と 半ばに実施された時事通信社の小泉内閣の支持率調 言っても、10年程度で評価は定まっているだろうが)の 判断を待つしかないが、区切りの年度としては記憶さ 査では、支持率が43.5%(前月比:▲3.0%)に低下 する一方、不支持率が37.7%(前月比:+2.3%)に れるだろう。 上昇。自民支持率も前月比: ▲2.4%低下し24.9% その3月末の29日(金)に、① 経済財政諮問会議 となった。 が税制改革の論点整理を公表するとともに、② 医療、 通常国政選挙が無い中で、小泉首相の政権基盤は 福祉、雇用などの社会的規制緩和を進める「 規制改革 後継候補無き安定の様相を示し、改革推進への市場 推進三ヵ年計画」を閣議決定した。 の圧力も弱まっている。それに照らせば、構造調整を いずれも構造改革において重要なポイントであるが、 抜け出せない、デフレ継続下の消去法的国債選好と競 法律改正など具体的実施について、実効性と時間の 争力向上に期待を持てない株式売却という図式になる かかり方が問題になる。 前者の税制改革では、6月に実行計画を「工程表」 のだろうか。 国債相場は、新発10年国債利回りが29日は3日続 にまとめる予定だが、総合デフレ対策として減税一部 伸の後、利食いで反落したが、1.4%で年度末を終え 先行論はコンセンサスを得つつあるものの、2003年 度改正が最高税率下げや課税最低限引下げなどに踏 た。 株価は、お化粧買い期待が不発で29日は日経平均 み込めるのかは、自民党税調および政府税調との未 が300円を越す大幅安となったが、11,000円台を保ち、 調整な状況を見ると不透明である。 また、社会規制改革も、具体的な法制整備には利害 11,024円94銭で終わった。 日銀は当座預金残高を27.6兆円まで膨らませて、 関係者の調整を経ることが必要となる。 金融機関の資金繰り不安を回避。コ−ル無担翌日物 (%) ▲ ▲ ▲ ▲ 小泉内閣の支持、不支持率推移 80 支持率 70 43.5 60 72.4 66.3 50 57.9 55.4 56.5 54.8 52.4 40 49.4 47.4 30 69.0 72.8 78.4 20 70.3 68.8 63.6 70.4 65.3 10 67.8 0 11.1 10 5.8 46.5 20 30 (中央調査社デ−タから農中総研作成 02/03月現在) 40 01/05 01/06 01/07 01/08 01/09 01/10 01/11 01/12 02/01 02/02 02/03 支持 不支持 は0.012%にとどまった。 パレスチナ情勢が緊迫化。27日の自爆 テロを受けてアラファト議長府をイスラエル 軍がテロ犯人引渡しを求めて包囲。国連 安保理はイスラエル軍の撤退要求決議を 出したが、動向が注目される。原油先物も 上昇。 (支持−不支持) 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 1/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 相場見通し ( 4/01∼05) 業種別株価指数の変動 (上位から下位へ) 業種別変化率 通信業 不動産業 精密機器 鉄鋼 卸売業 金属製品 銀行業 機械 石油・ 石炭製品 鉱業 化学 水産・ 農林業 小売業 医薬品 ゴム製品 保険業 パルプ・ 紙 建設業 輸送用機器 繊維製品 サービス業 証券、商品先物業 その他製品 食料品 非鉄金属 倉庫・ 運輸関連業 ガラス・ 土石製品 電気・ ガス業 電気機器 その他金融業 陸運業 海運業 空運業 東証株価指数(TOPI X) 日経平均株価 02/03/29 株価 2241.88 581.55 2166.99 310.82 534.52 719.07 201.67 682.95 990.64 335.88 800.56 284.78 668.33 1479.93 1209.93 558.55 654.49 501.06 1531.98 423.03 1223.67 614.97 1625.2 630.56 667.3 896.93 663.42 612.72 1881 744.18 1173.92 350.81 635.84 1060.19 11024.94 02/03/22 株価 前週比 2157.93 3.9% 567.13 2.5% 2134.08 1.5% 307.18 1.2% 534.31 0.0% 718.85 0.0% 201.96 -0.1% 685.08 -0.3% 995.25 -0.5% 337.98 -0.6% 806.47 -0.7% 287.17 -0.8% 676.54 -1.2% 1499.13 -1.3% 1226.41 -1.3% 566.19 -1.3% 663.76 -1.4% 508.89 -1.5% 1559.39 -1.8% 430.61 -1.8% 1249.44 -2.1% 630.28 -2.4% 1666.47 -2.5% 648.05 -2.7% 688.6 -3.1% 926.08 -3.1% 685.53 -3.2% 634.14 -3.4% 1952.74 -3.7% 773.64 -3.8% 1225.08 -4.2% 366.34 -4.2% 681.92 -6.8% 1076.63 -1.5% 11345.08 -2.8% 新年度入りで、4月1日からペイオフ解禁。 日銀 短期経済観測も発表された。製造業を中心に 先行き見通しは改善する見込みだが、景気好転の力 強さは今一歩。 新年度入りのポジション積み上げ期待で底固い展開 が予想されるが、上値買い意欲は現状、弱い。 (日経NEEDS FQから農中総研作成) 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 2/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 主な 出来事( 3 /25∼3 /31) 月日 3月25日(月) 3月26日(火) 3月27日(水) 3月28日(木) 3月29日(金) 3月30日(土) 3月31日(日) 政治・ 財政 経済・ 金融 海外・ その他 ・全国公示地価発表、全国平均前 ・日野自動車、スウェーデンの大手トラ 年比▲5.9% ックメーカースカニアと、提携合意書に 調印 ・金融庁長官、大手行3月末自己資本 比率が平均10%程度と表明 ・辻元衆院議員、辞職 ・シーガイア、一時休業 ・東京地裁、都の銀行税に違法判 ・旭化成と米デュポン、合弁会社を中 決 国・江蘇省に設立発表 ・小泉内閣支持率、48%に低下(日 ・興銀、系列不動産2社に3400億円 経) 支援発表 ・ミノルタ、情報機器の05年度末目標 の海外生産移管を発表 ・政府税調、税負担を広く薄くする方 向を確認 ・前年度当初予算費▲1.7%の緊縮 ・東京三菱BKが4月から普通預金金 型2002年度政府予算成立 利0.001%へ引き下げ発表、他銀行 追随 ・三菱商事と日商岩井は10月に予定 している鉄鋼部門の事業統合に関す る基本条件で合意したと発表 ・NTTドコモ、海外出資先の株式評価 損により1兆円の特別損質を計上(検 討段階と同社コメント) ・雪印、再建計画発表 ・日立電子エンジニアリングを完全子 会社化発表 ・米投資会社サ−ベラス、ダイア建の RCC債権買取の上、1000億円放棄 ・ミサワホームは、UFJ銀から手形借 入350億円の債務免除 ・経済財政諮問会議で、税制改革 ・UFJホールディングス、02年3月期 方針とりまとめ報告 連結決算見通しについて、1兆2000 億円の赤字に修正 ・長崎屋、更生計画案を東京地裁に提 出 ・小泉首相、国債発行枠30兆 円に こだわらない姿勢を表明 ・アルゼンチン債(円建て債)、不払い に ・米飲料大手ペプシコ、ユナイテッド 航空(UA) と独占納入する契約獲得 ・ム−ディ−ズ、韓国をBaa2からA3に 2段階格上げ ・欧州連合、鉄鋼のセーフガード発動 を発表 ・米フィラデルフィア連銀総裁( FOMC メンバ-)が利上げ判断には時間が必 要と発言(ロイタ-) ・アラブ首脳会議がサウジアラビア提 案の包括中東和平案を採択した。だ が、当事者のアラファト議長はじめ、 多数のアラブ首脳が欠席。 ・イスラエルのシャロン首相、「アラフ ァト議長は敵」 と発言。 ・イスラエル軍、パレスチナ自治区ヨ ルダン川西岸のラマラに再侵攻 ・国連安全保障理事会、イスラエル軍 のパレスチナ自治区からの撤退を求 める決議を採択 ・横浜市長選、無所属の中田氏当 ・日産建設、会社更生法適用を申請し ・台湾北東部で強い地震 選 受理された、と発表 (前週発表の経済指標の結果は後添資料を参照されたい) 入札日 名称 3月25日(月) 政府短期証券(13週) 発行予定額 応募額 割当額 約3.0兆円 1,150兆7,724.4億円 2兆9,859.7億円 今週の注目ポイ ン ト 国内経済指標は、日銀 短期経済観測(1日、3月)、新車販売台数(1日、3月)、毎月勤労統計(1日、2月)、景気動向 指数(5日、2月)、全世帯家計調査(5日、2月) ペイオフ凍結解除( 1日)、李鵬中国全国人民代表大会常務委員長来日(2日より9日まで)、経済財政諮問会議が経済 活性化に向け検討課題協議( 3日)、日銀支店長会議(4日) 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 3/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) このほか4月より企業合併として、第一勧業、富士、日本興行の3行が「みずほ銀行」「みずほコーポレート銀行」に分 割・合併、東京海上火災保険と日動火災海上保険が「ミレアホールディングス」に統合、大和生命保険とあざみ生命保 険が合併、親和銀行・九州銀行が「九州親和フィナンシャルグループ」に統合 米国・欧州では、米自動車販売( 1日、3月)、米製造業新規受注(2日、2月)、ユーロ圏消費者物価( 2日、3月)、ユーロ 圏失業率(3日、2月)、米雇用統計(5日、3月) 国債・ 短期証券の入札予定 入札日 (4 月第1 週ま で) 入札対象国債 4月2日(火) 2年利付国債 4月2日(火) 政府短期証券(2ヶ月程度) 4月4日(木) 5年利付国債 4月5日(金) 割引短期国債(6ヶ月) 1兆6,000億円 2.0兆円 1兆9,000億円 2兆1,000億円 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 4/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) < 今週の指標分析・注目点1> 日銀短期経済観測(2002年3月)について =業況判断DIは概ね2001年12月調査見通しどおり。 先行き:大企業製造業を中心に改善を見込む またコスト削減により経常利益の大幅改善を見込む 2002年3月の全産業の業況判断DI は2001年12月調査(実績DI ) から1ポイント悪化の▲41であるが、前 回調査時点での企業の先行き業況判断DI より+2ポイント上方。また2002年6月についての先行きは+1ポイントの 改善を予想。 2002年度設備投資計画(含むソフトウェア)は、全企業で▲7.2ポイント。 収益(経常利益)計画は、製造業をはじめとした全産業で下方修正が行われ、12月調査から一層厳しい 見方となった。2002年度に関しては、売上は微増に留まるが、経常利益は製造業で42.6%、非製造業で23.0%の 大幅改善を見込んでいる 業況判断は製造業・非製造業ともに横ばい 4月1日発表の2002年3月 日銀「短観」の業況判断DI(実績)は、2001年12月調査時点の業況判断DI(実績)か ら全体的に小幅な縮小から横ばいという状況になった。非製造業は小幅な悪化となったが、製造業は大企業製造 業の横ばいにより下げ止まった。 2002年6月見通しは、米国景気の回復に伴い製造業は改善を見込む。特に大企業製造業は+11ポイントの好転 を予想。一方、非製造業は小幅な悪化を見込む(図表 1)。 図 表 1 短 観 業 況 判 断 の 2 0 0 1 / 1 2 月 − 2 0 0 2 / 3 月 の 変 化 (規 模 別 ) 全 規 模 合 計 2001年12月調査 2002年3月調査 最 近 02/03月 実 績 先行き見通し 見通し 変化幅 変化幅 製造業 非製造業 全産業 -47 -34 -40 -49 -40 -43 -47 -36 -41 0 -2 -1 -42 -38 -40 5 -2 1 中 堅 企 業 2001年12月調査 2002年3月調査 最 近 02/03月 実 績 先行き見通し 見通し 変化幅 変化幅 製造業 -48 -47 -47 1 -38 9 非 製 造 業 -29 -35 -32 -3 -31 1 全産業 -37 -40 -37 0 -34 3 (「良い」-「悪い」・%ポイント) 大 企 業 2001年12月調査 2002年3月調査 最 近 02/03月 実 績 先行き見通し 見通し 変化幅 変化幅 -38 -36 -38 0 -27 11 -22 -25 -22 0 -21 1 -31 -31 -31 0 -24 7 中 小 企 業 2001年12月調査 2002年3月調査 最 近 02/03月 実 績 先行き見通し 見通し 変化幅 変化幅 -49 -55 -51 -2 -51 0 -39 -46 -42 -3 -46 -4 -44 -50 -46 -2 -49 -3 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 5/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 大企業製造業の中で3月調査( 実績DI ) が12月時点での先行き( 業況判断) DIに比べて上回っていたのは繊維、 化学、食料品、一般機械のみで、他の業種は業績が見通しを下回った。 製造業大企業の2002年6月見通しは造船・重機、自動車を除いた全産業で改善を見込んでいる一方、製造業 中小企業は厳しさが今後も続くと見ている。製造業大企業の中でも電気機械が+27ポイントの大幅改善を見込 んでいる。 非製造業の業況は、12月調査時点での先行き( 業況判断) DIに比べて大企業は+3ポイント、中小企業は+4ポイ ントと企業が予想していたほど業況は悪化しなかったことがわかる。非製造業の先行きは大企業で+1ポイント、中 小企業は▲4ポイントの悪化を見込む( 図表2) 。 図表2.業種別業況判断の動向 (「良い」-「悪い」・%ポイント) 大 企 業 中 堅 企 業 中 小 企 業 2001年12月調査 2002年3月調査 2001年12月調査 2002年3月調査 2001年12月調査 2002年3月調査 最近 先行き 最近 先行き 最近 先行き 最近 先行き 最近 先行き 最近 先行き 変化幅 変化幅 変化幅 変化幅 変化幅 変化幅 製造業 繊維 木材・木製品 紙・パルプ 化学 石油・石炭製品 窯業・土石製品 鉄鋼 非鉄金属 食料品 金属製品 一般機械 電気機械 造船・重機 自動車 精密機械 素材業種 加工業種 非製造業 建設 不動産 卸売 小売 運輸 通信 電気・ガス サービス リース 全産業 -38 -47 -50 -20 -31 -38 -61 -75 -40 -7 -36 -38 -63 -20 -14 -37 -43 -36 -22 -42 18 -30 -13 -29 9 0 -19 11 -31 -36 -47 -40 -13 -28 -25 -61 -64 -45 -5 -35 -54 -54 -20 -16 -37 -40 -35 -25 -50 0 -24 -10 -35 18 -6 -21 -11 -31 -38 -45 -50 -26 -23 -38 -74 -67 -50 -4 -39 -44 -59 -20 -16 -52 -42 -37 -22 -41 9 -25 -13 -41 18 0 -14 0 -31 0 2 0 -6 8 0 -13 8 -10 3 -3 -6 4 0 -2 -15 1 -1 0 1 -9 5 0 -12 9 0 5 -11 0 -27 -38 -40 0 -19 -25 -65 -56 -35 -3 -35 -28 -32 -40 -17 -44 -33 -25 -21 -46 9 -14 -6 -38 18 -6 -15 0 -24 11 7 10 26 4 13 9 11 15 1 4 16 27 -20 -1 8 9 12 1 -5 0 11 7 3 0 -6 -1 0 7 全規模合計 製造業 非製造業 全産業 -47 -34 -40 -49 -47 -40 -36 -43 -41 0 -2 -1 -48 -63 -58 -49 -35 -18 -48 -53 -53 -21 -45 -60 -62 -41 -37 -56 -48 -48 -29 -24 4 -41 -32 -42 20 0 -23 -4 -37 -47 -52 -46 -32 -28 -9 -52 -58 -52 -20 -42 -64 -65 -25 -35 -62 -43 -49 -35 -39 0 -44 -36 -48 0 -20 -31 -15 -40 -47 -64 -52 -62 -37 -10 -50 -58 -55 -23 -45 -62 -54 -16 -24 -59 -51 -45 -32 -24 4 -44 -35 -45 10 0 -25 -6 -37 1 -1 6 -13 -2 8 -2 -5 -2 -2 0 -2 8 25 13 -3 -3 3 -3 0 0 -3 -3 -3 -10 0 -2 -2 0 -38 -60 -44 -45 -24 -20 -58 -58 -45 -13 -43 -52 -38 0 -36 -56 -44 -36 -31 -27 -4 -37 -34 -42 10 0 -28 -15 -34 9 4 8 17 13 -10 -8 0 10 10 2 10 16 16 -12 3 7 9 1 -3 -8 7 1 3 0 0 -3 -9 3 -49 -63 -66 -35 -35 -33 -61 -69 -61 -30 -54 -50 -61 -34 -40 -42 -56 -46 -39 -41 -17 -45 -47 -43 7 -11 -26 -31 -44 -55 -64 -69 -45 -36 -23 -64 -69 -74 -32 -58 -58 -71 -48 -47 -54 -58 -52 -46 -54 -22 -51 -49 -50 0 -11 -37 -40 -50 -51 -63 -68 -43 -37 -38 -61 -65 -63 -33 -54 -53 -60 -35 -39 -49 -57 -48 -42 -44 -21 -48 -48 -45 7 -14 -30 -34 -46 -2 0 -2 -8 -2 -5 0 4 -2 -3 0 -3 1 -1 1 -7 -1 -2 -3 -3 -4 -3 -1 -2 0 -3 -4 -3 -2 -51 -66 -57 -45 -29 -24 -70 -61 -47 -26 -58 -58 -56 -56 -42 -40 -55 -48 -46 -55 -24 -49 -50 -48 0 -11 -35 -38 -49 0 -3 11 -2 8 14 -9 4 16 7 -4 -5 4 -21 -3 9 2 0 -4 -11 -3 -1 -2 -3 -7 3 -5 -4 -3 (注)1.回答率=業況判断の有効回答社数/調査対象企業数×100 (ただし、金融機関は設備投資の有効回答社数がベース) -42 -38 -40 5 -2 1 2.判断項目において、「最近」は回答時点を、「先行き」は3か月先までを示す。「最近」の変化幅は、前回調査の「最近」との対比。 「先行き」の変化幅は、今回調査の「最近」との対比(以下、同じ)。 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 6/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 製造業の設備投資(含むソフトウエア)は一層の下方修正 2001年12月調査に比べて、2002年3月調査では、ソフトウエアを含む2001年度設備投資額は全規模合計の製 造業で▲1.6%ポイント下方修正の前年比▲8.5%となったものの、非製造業では0.6%ポイント上方修正の▲3.9%となり、 全規模全産業では横ばいの前年比▲5.1%となった(図表5)。製造業の設備投資抑制が一段と進んだが、ソフトウエア 投資など非製造業の落ち込みは緩やかであることを確認する内容だったといえよう。 大企業製造業は一層の下方修正となったが、大企業非製造業は2.0%の上方修正。しかしそれぞれ前年比で▲6. 0%、▲4.7%とマイナスとなっており、水準はいずれも低い。特に中堅・中小企業の製造業が前年比二桁の落ち込みと なっており、悪化が目立っている。 今回はじめての調査となる2002年度の設備投資額は、大企業製造業で前年比▲8.0%、全規模全産業で▲7. 2%。中小企業製造業は前年比▲24.2%、中堅企業製造業は同▲13.7%と、大幅な悪化が見込まれ、安価な輸入品の 増加や、持続する物価の下落、大企業からのコスト削減圧力、業績の悪化などの要因により、特に中堅・中小企業の 製造業が設備投資を抑制している姿が浮き彫りにされている。しかし、外需の回復とともに国内企業の業績も2002年 度は回復が見込まれており、企業の設備投資は現在が底で、今後は緩やかながら上方修正されていく可能性が高い とみる。 図表3. ソフトウエアを含む設備投資額 2001年度(計画) 2001年12月調査 2002年3月調査 2002年度(計画) 修正率 製造業 ▲ 4.0 ▲ 6.0 ▲ 2.0 ▲ 8.0 大企業 非製造業 ▲ 6.7 ▲ 4.7 2.0 ▲ 7.8 全産業 ▲ 5.6 ▲ 5.2 0.4 ▲ 7.9 製造業 ▲ 10.5 ▲ 12.4 ▲ 1.9 ▲ 13.7 中堅企業 非製造業 ▲ 2.8 ▲ 3.4 ▲ 0.6 ▲ 1.4 全産業 ▲ 3.7 ▲ 4.5 ▲ 0.8 ▲ 2.8 製造業 ▲ 15.4 ▲ 14.5 0.9 ▲ 24.2 中小企業 非製造業 ▲ 4.1 ▲ 3.4 0.7 ▲ 12.4 全産業 ▲ 7.2 ▲ 6.4 0.8 ▲ 15.2 製造業 ▲ 6.9 ▲ 8.5 ▲ 1.6 ▲ 11.4 全規模合計 非製造業 ▲ 4.5 ▲ 3.9 0.6 ▲ 5.7 全産業 ▲ 5.1 ▲ 5.1 0.0 ▲ 7.2 (注)2001年12月調査の数値は、2002年3月調査の修正率を基に再計算した 経常利益は2002年度に急回復 2001年度の収益(経常利益)計画は、製造業、非製造業ともに全規模で下方修正され、大企業製造業で前年比▲ 45.1%と半減に近くなり、全規模全産業でも▲25.9%の減益予想となった。非製造業に比べると、製造業の収益悪 化が目立ち、特に大企業の製造業加工業種では▲50.1%となっている。 一方、2002年度は、急回復が予想されている。大企業製造業が+36.8%、中小企業製造業でも+58.4%であ り、全規模で製造業の回復ぶりが目立っている。上下期にわけてみると、全規模全産業合計で上期が+9%の予想に 対し、下期は+36.3%と増益幅を拡大させている。1ドル=130円台で推移している円安と、米国を中心とした外需 の立ち直りが、輸出産業を中心とした業績の回復に貢献しているとみられる。サービス業を中心とした非製造業は、大 企業でも+12.1%と緩やかな回復が見込まれている。 2002年度上期から企業の業績が回復し、年央には雇用情勢の悪化にも歯止めがかかり、外需中心の景気循環的 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 7/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) な回復期に入るとの見方を維持したい。 図表4. 経常利益計画 経常利益 2001年度 2001/上期2001/下期 (計画) 修正率 (計画) 製造業 ▲ 45 ▲ 16 ▲ 34 ▲ 55 大 企 業 うち素材業種 ▲ 35 ▲ 16 ▲ 25 ▲ 44 加工業種 ▲ 50 ▲ 17 ▲ 39 ▲ 60 非製造業 ▲ 10 ▲ 2 ▲ 9 ▲ 11 中堅企業 製造業 ▲ 45 ▲ 9 ▲ 41 ▲ 48 非製造業 ▲ 11 ▲ 10 ▲ 3 ▲ 17 中小企業 製造業 ▲ 49 ▲ 11 ▲ 52 ▲ 46 非製造業 ▲ 13 ▲ 9 ▲ 1 ▲ 21 全規模合計 全産業 ▲ 26 ▲ 9 ▲ 19 ▲ 32 (前年度<前年同期>比・%) 2002年度2002/上期2002/下期 修正率 (計画) (計画) (計画) ▲ 28 37 6 75 ▲ 21 10 ▲ 5 26 ▲ 32 55 13 2.1倍 ▲ 6 12 7 18 ▲ 13 31 22 38 ▲ 15 18 6 29 ▲ 19 58 59 58 ▲ 12 17 6 28 ▲ 15 23 9 36 2002年度の企業の想定為替レートは、2001年度に比べて1ドルあたり2円50銭の円安ドル高の1ドル=124円21銭 となっている。2002年上期に比べると下期の方がわずかに円高となっており、企業が国内景気の回復とともにわずか に円高に振れるとみていることがわかる。 (参考)事業計画の前提となっている想定為替レート(大企業・製造業) (円/ドル) 2001年度 2001年12月調査 2002年 3月調査 119.47 121.71 2002年度 上期 下期 120.34 120.31 118.59 123.12 ─ 124.21 上期 下期 ─ 124.34 ─ 124.08 価格判断DI見通しは小幅の持ち直し 大企業製造業の販売価格判断DI(「上昇」−「下落」)は、足元で1ポイントの下落となったものの、素材業種は最近 の円安などを背景とした原油等商品市況の値上がりを反映して3ポイントの上昇となった。先行きは、素材業種が5ポ イントの上昇を見込むなど、製造業全体で2ポイントの上昇を見込んでいる。デフレ環境は継続しているが、円安の影 響で輸入品のコストが上昇し、また景気の底入れとともに半導体等の価格は持ち直してきており、企業の物価下落予 想にも歯止めがかかりつつあるとみる。 図表5 (渡部、名倉、田口) 価格判断DI 販 売 価 格 判 断 (「上昇」-「下 落 」) 仕 入 価 格 判 断 (「上昇」-「下 落 」) 製 造 業 うち素材業種 加工業種 製 造 業 うち素材業種 加工業種 2001年12月 最近 先行き 大 企 業 2002年3月調査 最近 先行き 変化幅 変化幅 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 38 ▲ 32 ▲ 40 ▲ 11 ▲ 3 ▲ 15 37 35 38 16 17 15 ▲ 34 ▲ 26 ▲ 38 ▲ 13 ▲ 9 ▲ 15 ▲ 1 3 ▲ 2 5 14 0 ▲ 36 ▲ 27 ▲ 40 ▲ 11 ▲ 5 ▲ 14 2 5 0 0 ▲ 2 1 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 8/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) (その他) 雇用人員判断は、大企業(27)、中小企 40 雇用人員判断−全産業 業(20)、全体(20)だった。大企業は2001 28 27 22 20 20 年12月調査から1ポイント改善し、先行きに関し ても▲5ポイントを見込んでいる。中小企業は2 001年12月調査から20と横ばいで先行きも 変化しない見通しである。 0 -20 全体 大企業 中小企業 大企業先行き 中小企業先行き -40 1992 1995 1998 2001 製造業、非製造業別では、製造業(31)、 40 雇用人員判断−全規模 非製造業(12)。2001年12月結果から、製 34 31 28 20 化。製造業は5四半期ぶりに改善。 12 11 0 -20 製造業 非製造業 製造業先行き 非製造業先行き 造業は3ポイント改善、非製造業は1ポイント悪 11 -40 1992 1995 1998 2001 製造業では大企業(36)、中小企業(28)と 雇用人員判断−製造業 それぞれ▲2ポイント、▲3ポイント改善。米国経 38 36 29 30 3128 10 -10 27 済の回復とともに雇用過剰感がやや好転し ている。特に大企業は景気回復とリストラの 進捗とともに雇用過剰感が薄らぐと見込んで いる。 大企業 中小企業 大企業先行き 中小企業先行き -30 1992 1995 1998 2001 (注)「過剰」(回答社数構成比)−「不足」(回答社数構成比) 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 9/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) < 今週の指標分析・注目点2> 消費物価に下げどまり傾向 2001年度平均の消費者物価下落率(変動の激しい生鮮食品を除く総合:以下「コア消費者物価」という)は、東京 都区部で▲1.1%となった(図1)。 また、生鮮食品を含む総合指数の前 年比も、▲1.3%下落した。 図1 東京都区部生鮮食品除くCPI(財・サ-ビス別) 変化率(前年比) 全国ベ−スでも2001/4月∼20 0.4% 0.4% 0.2% 0.2% 0.0% 0.0% -0.2% -0.2% -0.4% -0.4% -0.6% -0.6% 農産物(米等) 一般サ-ビス 公共サ−ビス 電気ガス水道 工業製品 生鮮食品除く総合 -0.8% -1.0% -1.2% -1.4% -0.8% -1.6% 1998/11 1999/05 1999/11 2000/05 (総務省「消費者物価指数」から農中総研作成) 2001/05 価は▲0.9%の下落となっている。 これを伝える新聞報道の見出しで は、「デフレ傾向強まる」という表現が みられたが、直近発表の東京都区部 の2002年3月消費者物価では、物 -0.9% -1.0% 価下落の加速から下げ止まりの可能 -1.2% 性という、これまでとはやや違う傾向 -1.4% が見られた。 -1.6% 2000/11 02/2月累計で、同じコア消費者物 2001/11 前月比のコア消費者物価が2ヶ月 連続で小幅プラスとなるとともに、下 落を続けていた生鮮食品を除く財物 価が、2001年1月以来の前月比プラスとなった。下落が激しかった家電製品などの耐久消費財や繊維製品が下げ渋 ったことが要因としてあげられる(図2)。 また、サ−ビス物価についても、ハンバーガー 図2 生鮮食品を除く消費者物価の前月比 東京都区部の生鮮食品除くCPI 東京都区部 CPI 生鮮食品を除く財(季節調整済) 食物価の反発や固定電話料金の引き下げ効果一 巡から、小幅反転してきた。 円安に伴なう小売価格引き上げやパソコンのメ 0.4% 0.3% 0.2% 0.1% 0.0% -0.1% -0.2% -0.3% -0.4% -0.5% -0.6% 2001/01 の最大手チェ−ンの半額販売中止などによる外 ーカー出荷価格引き上げの動きも出て来つつあ る。 消費者物価の下げ止まりが続くと考えるのは、 需給ギャップの大きさから見て、時期尚早だろうが、 世界的景気反転での商品市況の上昇などもあり、 消費者物価の動きには注意したい。 (渡部 喜智) 2001/04 2001/07 2001/10 2002/01 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 10/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) < 今週の指標分析・注目点3> 鉱工業生産は、緩やかな立ち直り 2002年2月の鉱工業生産は、緩やかな反転を示すにとどまった。 前月比:+1.3%と2ヶ月ぶりの生産反転となったが、経産省調査の製造業2月生産予測(鉱工業生産指数のカバレ ッジと相違)の前月比:+4.6%、調査機関平均(ブル−ムバ−グ社調べ)前月比予想である+2.5%を下回った。 2月通関統計の輸出数量がアジア向けなどで弱かったことから、2月の生産予測を下回ることはある程度予想 されていたが、実績数字は国内需要の弱さを如実に示している。現状の鉱工業生産が一本調子の回復をたどる に国内を中心に回復基盤は弱く、外需頼みにならざるを得ない。 しかし、鉱工業在庫は減少傾向をたどっており、年央には在庫減らしのため減産は終了局面に入ると思われる。 (渡部 喜智) 10.0 (%) 予測 鉱工業生産の推移 (%) 6 4 5.0 2 0.0 0 -2 -5.0 -4 -10.0 資料 経済産業省「鉱工業生産」 (注) 予測は、製造工業生産予測調査の当月見込みと翌月見込 みの季節調整済増減率 -15.0 1999/01 -6 -8 1999/07 2000/01 2000/07 前月の02/2月生産予測 前年同月比増減率 2001/01 2001/07 2002/01 前月比増減率( 右軸) 鉱工業生産と在庫の変化 10 8 在 6 庫 4 指 2 数 前 0 年 -2 同 月 -4 比 -6 -8 -10 -15 1998年5月 2002年2月 在庫 前年比 ▲10.5% -10 -5 0 5 出荷指数前年同月比 10 15 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 11/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) < 経済指標の見方 > 民間個人消費 7 消 費動向 調査 作成・ 発表機関 内閣府経済社会総合研究所景気統計部 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話03-3581-0645(消費班) URL: http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/menu.html 概要 消費者の意識調査としては代表的なもの。 発表時期・ 周期 調査は6,9,12,3月の年4回で、発表は翌月下旬 カバー度・ 作成の方法 全国の一般世帯のうち、単身世帯と外国人世帯を除く約3000万世帯が対象 市町村、単位区、世帯の3段抽出法により選んだ231市町村、5040世帯のサンプル調査を行う 消費者の意識、主要耐久消費財などの保有状況と購入状況(保有状況は3月調査のみ)、旅行の実績・予定、サ ービス等の支出予定、世帯の状況の5項目について回答してもらう 消費者の意識に関しては、物価の上がり方、雇用環境、暮らし向き、収入の増え方、耐久消費財の買い時判断の 5項目について、今後半年間に「良くなる」の回答に+1、「やや良くなる」の回答に+0.75、「変わらない」の回答に+ 0.5、「やや悪くなる」の回答に+0.25、「悪くなる」の回答に0のポイントを配分するなどして、これを各回答区分の 構成比を乗じて合計し、5項目について消費者意識指標を作成する。そして5項目の指標を単純平均して、消費者態 度指数を作成する 主要耐久消費財などの購入状況に関しては、家具、家事用品、冷暖房器具、映像・音響機器、情報関連機器、乗 り物の28品目について、購入実績と購入予定を回答してもらい、主要11品目について使用年数、買い替え理由を回 答してもらう。3月調査のみ、42品目について保有状況を回答してもらう 旅行の実績・予定に関しては、調査期間中の旅行実績と、予定、人数、金額を国内・海外旅行に分けて回答 サービス等の支出予定に関しては、ファッション、教育、けいこ、スポーツ、文化鑑賞、外食など8項目について支 出を増やす、減らすなど6区分の回答をしてもらい、「今より増やす予定と回答した世帯割合」から「今より減らす予定と 回答した世帯割合」を控除した数値をサービス支出DI とする。 指標の内容 消費者態度指数と、5項目にわたる消費者意識指標、8項目にわたるサービス支出DI 、海外・国内旅行の実績割合と 平均人数、主要耐久消費財等の購入世帯割合、主要耐久消費財の買い替え状況とその理由、平均使用年数 使用方法 消費は、基本的に可処分所得と消費性向によって決まる。消費者態度指数は、消費性向を決める大きな要因である 消費マインドをみるために利用する。また耐久消費財の保有状況、物価・雇用・収入に対する態度を判断するのに利 用する。ファミリー層については、主要耐久消費財等の保有状況及び購入状況は今後の耐久消費財需要、サービス 等の支出予定はレジャー需要の予測に利用できる。 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 12/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 利用上の注意 あくまでも消費マインドの調査であり、消費者は回答した通りに行動するとは限らないことに注意する 月 次消費 動向 調査 作成・ 発表機関 内閣府経済社会総合研究所景気統計部 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話03-3581-0645(消費班) URL: http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/menu.html 概要 四半期ごとに行っている消費動向調査を補完するため、東京都に限定して月次で消費者の意識のみ調査する目的で 2000年11月より始まった新しい統計 発表時期・ 周期 調査は月次で、発表は翌月中旬 カバー度・ 作成の方法 東京都内の一般世帯のうち、単身世帯と外国人世帯を除く約300万世帯が対象 市町村、単位区、世帯の3段抽出法により選んだ435世帯のサンプル調査を行う 消費者の意識について回答してもらい、消費者態度指数を作成する 指標の内容 消費者態度指数と、5項目(暮らし向き、収入の増え方、物価の上がり方、雇用環境、耐久消費財の買い時判断)の消 費者意識指標 使用方法 消費動向調査の消費者の意識を月次でみるので、速報性がある 利用上の注意 東京都だけが対象であることに注意する 単 身世帯 消費 動向調 査 作成・ 発表機関 内閣府経済社会総合研究所景気統計部 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話03-3581-0645(消費班) URL: http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/menu.html 概要 1人住まいの世帯を対象にした消費者意識調査 発表時期・ 周期 調査は6,9,12,3月の年4回で、発表は翌々月中旬 カバー度・ 作成の方法 全国の単身世帯(学生を除く)約950万世帯が対象 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 13/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 市町村、単位区、世帯の3段抽出法により選んだ1300世帯のサンプル調査を行う 消費者の意識、主要耐久消費財などの保有状況と購入状況(保有状況は3月調査のみ)、旅行の実績・予定、サ ービス等の支出予定、世帯の状況の5項目について回答してもらう。その他指標のつくり方は消費動向調査とほぼ同 じ 指標の内容 消費者態度指数と、5項目にわたる消費者意識指標、8項目にわたるサービス支出DI 、海外・国内旅行の実績割合と 平均人数、主要耐久消費財等の購入世帯割合、主要耐久消費財の買い替え状況とその理由、平均使用年数。 消 費者心 理動 向調査 作成・ 発表機関 (社)日本リサーチ総合研究所調査研究部 〒100-0013 霞が関3-2-4 霞山ビル3階 電話 03-3581-9553 URL: http://www.research-soken.or.jp/csi/outline.html 概要 日本リサーチ総研は、政府系の研究所。内閣府の消費動向調査と並んで、消費者心理を対象とした代表的な統計指 標 発表時期・ 周期 偶数月に調査、翌月中旬に発表 カバー度・ 作成の方法 調査は、(株)日本リサーチセンターが定期的に行う日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ(NOS)により、全国 の男女合計2,200人(15歳以上79歳以下、200地点、層化多段無作為抽出)を対象に2か月ごとに実施される。調査項 目は、「今後1年間の暮らし向き (良くなる∼悪くなる) 」「今後1年間の国内景気 (良くなる∼悪くなる) 」などである。生 活不安度指数は、以下のように求める。まず「今後 1年間暮らし向き」に対する回答である「悪くなる」「やや悪くなる」 「やや良くなる」「良くなる」について構成比を求める。次に構成比について「悪くなる」2点、「やや悪くなる」1点、「やや良 くなる」-1点、「良くなる」-2点のウェイトをそれぞれ与え、合計点を求める。最後にこの値に1を加え100倍する (合計点 が0のとき100になるようにする)。 指標の内容 日本リサーチ総研は、生活不安度指数を消費者の景気、失業、収入、物価に対する見通しの変化を反映した、消費者 心理の総合指標と位置付けている 使用方法 内閣府の消費動向調査とともに消費者の心理を把握するために利用できる。質問項目に他の消費者を対象とした調 査にはない「今後1年間の不動産購入(良いとき∼悪いとき)」がある 日 経消費 予測 指数 作成・ 発表機関 日経産業消費研究所 消費グループ 〒101−8740 千代田区内神田2−1−2 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 14/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 電話03−5294−2410(担当は5294−2594) URL: http://www.nikkei.co.jp/rim/ 発表時期・ 周期 毎四半期(3,6,9,12月)の翌月発表の四半期調査。 カバー度・ 作成の方法 首都圏30km圏に住む20∼79歳の成人男女1,500人を無作為に選び、3カ月ごとに「職の見つけやすさ」「勤め先の利益 見通し」「最近の物価」「家計収入の増え方」「耐久財への支出意欲」「旅行、レジャーの支出意欲」「教養の支出意欲」 の7項目についてアンケートを行う。その際、各 質問項目ごとの回答に得点を与え、その平均得点を100倍した数値を 水準値とする。そして、各調査ごとの水準値合計を基準年月( 85年6月)の水準値合計で割り、100倍した値を日経消費 予測指数(CFI)とする。80年6月からデータが取れる。2001年12月の有効回答数は953人(回収率63.5%)。 水準値合計 =「職の見つけやすさ」の水準値 +「勤め先の利益見通し」の水準値 +「最近の物価」の水準値 +「家計 収入の増え方」の水準値 +「耐久財への支出意欲」の水準値 +「旅行、レジャーの支出意欲」の水準 値 +「教養の支出意欲」の水準値 日経消費予測指数(CFI)=(調査時点での水準値合計) /(85年6月時点での水準値合計)×100 使用方法 内閣府作成の消費動向調査とともに消費者の心理を把握するために利用できる。質問項目に他の消費者を対象とし た調査にはない「教養の支出意欲」がある。 利用上の注意 首都圏30km圏を調査対象としている。 電 通消費 実感 調査 作成・ 発表機関 電通および電通リサーチ 電通 〒104-8426 東京都中央区築地1-11-10 (代表電話番号:03-5551-5111) URL:http://www.dentsu.co.jp/index.html 発表時期・ 周期 2ヵ月に1回、偶数月に実施。 カバー度・ 作成の方法 消費動向を占うとともに、その背景要因を探るために消費者の景気・消費に対する「実感」を時系列の形で継続的に調 査する。対象は学生を除く18∼74歳で、質問紙による訪問面接( 2001年4月は692サンプル) 指標の内容 景気認識、雇用不安、物価認識、地価動向の見通し、家計支出の項目など景気動向意識に関する調査。世帯収入、 暮らし向き、などの生活・暮らし向き意識調査。日常の消費行動、購買・レジャー行動意識、今欲しい商品、最近二ヵ月 購入商品などの領域別消費意識調査。加えて、今月のトピックとして調査ごとに異なったテーマによる調査。 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 15/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 博 報堂消 費意 欲指数 作成・ 発表機関 博報堂生活総合研究所 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 電話03-3233-6450 URL: http://www.athill.com/GRAPHS/index.html 概要 毎月、翌月の消費意欲を点数で表すもの 発表時期・ 周期 毎月行われて、翌月発表 カバー度・ 作成の方法 首都圏に住む18∼76歳の男女44人に郵送でアンケート調査を行い、「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利 用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とするとあなたの○月の消費意欲は何点ぐらいでしょうか」と質問 して、回答してもらい、「消費意欲指数」を作成する このほか、政治、経済、治安、住まいの地域、その他世の中の出来事について、満足度を尋ね、「満足している+ やや満足している」と答えた人の割合で、「生活者の満足度」を作成する 家族との生活、人付き合い、仕事、趣味・遊びなど11項目に関して生活の力点を尋ね、「力を入れたい+やや力を 入れたい」と答えた人の割合で、「生活力点」を作成する。 指標の内容 消費意欲指数と、その男女別。5項目に関する生活者の満足度ポイント。11項目に関する生活力点ポイント JTB(日本 交通公 社)短観 作成・ 発表機関 財団法人日本交通公社 JAPAN TRAVEL BUREAU(Foundation) 本部 〒100-005 東京都千代田区丸の内1-8-2 第一鉄鋼ビル9階 総務部TEL:03-5208-4700 企画部TEL:03-5208-4703 発表時期・ 周期 3ヵ月に1回。 カバー度・ 作成の方法 JTBの支店長227人に対してのアンケート調査。旅行全体、国内旅行団体、同個人、海外旅行団体、同個人の5項目 について、現在および3ヵ月後、6ヵ月後、1年後の見通しを含めて良いと思うか、悪いと思うかを尋ねて、良いという回 答の割合から悪いという回答の割合を引いて、DI を作成する。 指標の内容 旅行全体、国内旅行団体、同個人、海外旅行団体、同個人の5項目について、現在および3ヵ月後、6ヵ月後、1年後 のそれぞれのDI 。 (名倉賢一) 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 16/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 金融市場動向(日次/一ヶ月) (%) 1.3 国債10年債利回り ( 左軸) 1.160 1.150 1.140 ダウ平均株価指数(左軸) CRB総合(右軸) 02/03/29 185 4.60 4.40 4.20 4.00 3.80 3.60 3.40 3.20 3.00 02/03/22 17.5 02/03/15 190 02/03/08 19.5 NASDAQ 株価 総合(右軸) 米国 金利動向 5.50 5.40 5.30 5.20 5.10 5.00 4.90 4.80 4.70 02/03/01 195 02/03/28 21.5 02/03/21 200 02/03/14 23.5 02/03/07 205 02/03/28 1700 02/03/21 9500 02/03/14 1.110 02/03/07 1750 02/02/28 9700 25.5 02/02/28 1800 1.120 02/03/28 02/03/21 02/03/14 02/03/07 02/02/28 02/02/21 1850 10100 9900 27.5 02/02/21 1900 10300 1.130 210 原油価格( WTI期近) (左軸) 1950 10500 ユ-ロ/㌦レ−ト(右軸) 商品 市況 CD3ヶ月新発気配( 右軸) 米国 株価動向 10700 1.100 円/㌦レ−ト(左軸) 02/03/28 920 02/03/21 1.35 02/02/21 970 TOPIX(右軸) 為替動向 135 134 133 132 131 130 129 128 127 126 125 1.4 02/02/21 日経平均株価(左軸) 日経店頭平均(右軸) 1.45 02/03/28 02/03/21 02/03/14 02/03/07 02/02/28 02/02/21 11,025 1070 1060.19 1020 02/03/14 1120 0.16 0.15 0.14 0.13 0.12 0.11 0.1 0.09 0.08 1.5 02/02/28 1170 02/02/22 12,100 11,700 11,300 10,900 10,500 10,100 9,700 9,300 (%) 金利動向 1.55 02/03/07 株価動向 (円) 10年 米国債利回り(左軸) MERRILL BAA格付け債利回−10年米国債利回(右軸) 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 17/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 日本国債のイールドカーブ (%) 2.3 2.0 2002/3/29 1.8 2002/2/1 1.5 2001/11/30 1.3 2001/6/29 1.0 0.8 0.5 0.3 20 Years 15 Years 10 Years 9 Years 8 Years 7 Years 6 Years 5 Years 4 Years 3 Years 2 Years 1 Years 6 Months 3 Months 0.0 内外経済指標の動向 <国内> 指標名 3/25 b l 予想 前月・前年比 実績 全国スーパー 売上高(2月) 店舗調整後前年同月比▲4.8%。 全国百貨店 売上高(2月) 求人広告掲 載件数(2月) 地 価 公 示 (2002年) 店舗調整後前年同月比▲4.9%、全店 ベースでは同▲5.4%。 コメント 暖冬により冷たいデザート、衣料などの 春物商材が早く動いたものの、全体的に は不調。 身の回り品は前年比+3.3%と16ヶ月連続 のプラス。クリアランスセールは低調。 前年同月比▲ 13.8%。3ヶ月平均で正 前月比では+6.8%で2ヶ月連続のプラスと 社員系▲19.1%、アルバイト系 +0.8%。 なっており、やや明るさも見られる。 全国平均で前年比▲5.9%、11年連続 都心部では都心回帰により地価が上昇 の下落。住宅地は同▲ 5.2%、商業地 ないし横ばいとなる地域も出てきた。 は同▲8.3%。 前年同月比▲1.1%、前月比+0.2%。 国内民間需要の動向を反映していると みられる品目を集計した国内需給要因 は前年比▲1.3%。 3/26 企業向けサー ビス価格(2 月) 3/27 企業動向調 査(本社)(10 −12 月実績) 1∼3月期の業況判断指数は▲43。 2001 年 10∼12 月期に比べ+8ポイン ト。 自動車生産 台数(2月) 前年同月比▲0.1%。2ヶ月ぶりに前年 割れ。 4∼6月期の見通しは 業況判断指数▲ 14。 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 18/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) 3/28 商業販売統 計(2月) 大型小売店販売額 (既存店):前年同月 比▲3.9%、小売業販 売額:同▲5.2% テレビ(液晶やプラズマ・ディスプレー =PDPなど平面テレビを除く)は前年 同月比▲24.7% テレビ・VTR 出荷(2月) 3/29 完全失業率 (2月) 有効求人倍 率(2月) 完全失業率(季節調 整済み)5.4% 有効求人倍率(季節 調整済み):0.50倍 家計調査(勤 労者世帯2 月、総務省発 表) 鉱工業生産 (2月) 住宅着工統 計(2月) 調査月において当月と前年同月に存在 した店舗の販売額を比較すると前年同 月 比 で 百 貨 店 は ▲ 4.0% 、スーパー▲ 5.3%、コンビニエンスストア▲1.7%。 昨年4月に施行された家電リサイクル法 駆け込み需要の反動減の影響が大き い。 完全失業率は 5.3%、男性は 5.4%、女 性は 5.2%。 新規求人倍率は0.88倍、前月から+0.03 ポイント増加。 有効求人倍率は 0.50 倍、前月から 0.01 ポイント低下。 季節調整済み前月比▲0.3%、前年同 月比▲1.6%。生鮮食品を除いた総合 では、前月比横ばい、前年同月比▲ 0.8%。 消費者物価 指数(全国2 月) 消費者物価 指数(東京都 区部3月中 旬) 大型小売店販売額(既存店)は前年 同月比▲4.7%、小売業販売額は同▲ 6.1%。 季節調整済み前月 比▲0.1%、前年同月 比▲1.5% 生鮮食品を除いたベ ース:前年同月比▲ 0.9% 実質消費支出指数: 季節調整済み前月 比▲1.1%。消費支出 額 :前 年 同 月 比 ▲ 1.9% 季節調整済み前月比+0.2%、前年同月 比▲1.2%。生鮮食品を除いた総合で 前月比+0.1%、前年同月比▲0.7%。 消費水準指数は季節調整済み前月 比▲1.9%。消費支出額は前年同月比 ▲2.9%。前年同月比で実収入は +2.1%、可処分所得は+1.6%。 食品、家賃などからなる基礎的支出は 前年同月比+1.0%。教育費、教養娯楽費 などからなる選択的支出は同▲7.7%。 鉱工業生産指数は、前月比+1.3%。出 鉄鋼業・輸送機械工業を除いた全業種 荷は同+1.4%、在庫は同▲0.6%、在庫 で2月は計画より下回った。製造工業全 率は▲0.1%。 体で生産計画より▲ 2.0%という結果とな った。3月の生産計画は▲0.2%下方修 正。 新設住宅着工戸数: 新 設 住 宅 着 工 戸 数 は 前 年 同 月 比 前年同月比で持家着工戸数は▲12.2%、 前年同月比横ばい +2.8%。年率換算値では118.4万戸。 貸家は同+7.1%、分譲は同+16.1%。 建設受注額は前年同月比▲6.3%。民 間工事は同▲12.4%。 建設工事受 注額(2月) <米国> 予想 指標名 3/25 3/26 中古住宅販売2月 耐久財受注2月 BTM- UBS ウォーバーグチェー ンストア販売指数3月23日週 実績 コメント 前月・ 前年比 WSJ WSJ 550万戸 前月比+1% 588万戸 前 月 比 +1.5% 3 ヶ月連続増加。コンピュータ・電子部品 が ▲ 2.4% 、輸送関連+8.6% 、国防関連 +78.6% 前 週 比 ▲ 0.6% 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 19/20 金融市場 Today’s Viewpoint Weekly (02/04/01) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全20ぺ-ジ) レッドブック小売販売3月23日 3/27 コンファレンスボード消費者信 頼感指数3月 新設住宅販売2月 3/28 GDP10∼12月期(確定値) 前 月 比 ▲ 0.8% 110.2 WSJ 新規失業保険申請者数 3 月23 WSJ 日週 ミシガン大学消費者期待度指数 個人所得2月 WSJ 個人消費2月 WSJ 前 期 +1.4% 37万人 比 前 月 +0.2% 前 月 +0.5% 比 前 月 比 +5.3% 前期比1.7% テロ事件後最高。足もとの景況感の改善 幅は過去25年間で最大。 0.3%ポイントの上方修正。 39万4千人 比 95.7 前 月 +0.6% 前 月 +0.6% 比 2000年10月以来最大の伸び率 比 過去5 ヶ月で最大の伸び率。耐久財消費 1.7 %、非耐久消費財 0.3 %、サービス 0.6% 増減率は基本的に季節調整済前月比(前期比) sp Standard&Poor’s MMS bl WSJ bloomberg Wall Street Journal なお、Kは1,000、Mは1,000,000、bnは1,000,000,000を示す。 <欧州> 予想 指標名 3/25 3/26 3/27 3/29 独2月生産者物価 独3月IFOビジネス景況感指数 英10∼12月期企業設備投資 独2月輸入物価 仏3月ビジネス景況感指数 英10∼12月期経常収支 英10∼12月GDP 仏2月失業率 仏2月生産者物価 実績 コメント 前月・ 前年比 前月比+0.1% WSJ 90.1 WSJ 前月比+0.7% 91.8 前期比▲0.3% 前月比+0.5% 95 ▲76億ポンド WSJ WSJ WSJ 前期比横ばい 9.1% 前月比▲1.2% 前期比+1.6% 9.0% 横ばい WSJ Wall Street Journal bnは10億、mは100万を表す。EURはユーロを表す。 無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。 農林中金総合研究所 20/20