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クリスタルアイ取扱説明書 -クイックオペレーションガイド- (新規導入

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クリスタルアイ取扱説明書 -クイックオペレーションガイド- (新規導入
クリスタルアイ取扱説明書
-クイックオペレーションガイド-
(新規導入ユーザー様用)
クリスタルアイ エコノミーセット
CE100-DC/JP
クリスタルアイ アプリケーションマスターVer1.4
Crystaleye Application Master Ver1.4
◆目次
はじめに。。。
クリスタルアイ取扱説明書クイックオペレーションガイドでは、最新版Ver1.4ソフトウェアを搭載
した当システムを下記目次に従ってご説明致します。
尚、詳細の標準説明書(User‘sOperationGuide)については、Ver1.4ソフトウェアのヘルプ
キー(画面左下/右上)
のヘルプをご参照ください。
0.Ver1.4ソフトウェアインストール事前準備
◆WindowsXPの操作手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
1.Ver1.4ソフトウェアインストール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
2.デバイスドライバー(クリスタルアイ本体)インストール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
3.デバイスドライバー(クリスタルアイ本体)接続認識の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
◆WindowsVistaの操作手順
1.Ver1.4ソフトウェアインストール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
2.デバイスドライバー(クリスタルアイ本体)インストール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
3.デバイスドライバー(クリスタルアイ本体)接続認識の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
4.患者ファイルの新規作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
5.撮影準備(キャリブレーション) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
6.撮影操作手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
7.撮影画像の転送 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
8.歯の撮影時の注意点と歯列・顔貌撮影方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
9.歯科医院/技工所での活用方法
(0)シェードテイキング(色差情報の見方) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
(1)補綴製作時の技工指示(患者ファイルのエクスポート/インポート) ・・・・・・・・・・・・30
(2)レジン修復時のシェードマッピング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
(3)任意シェードガイドでの色補正(歯/歯列/顔貌) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40
(4)術前術後の比色と記録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
(5)歯列自動配置と歯列連結イメージ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
(6)任意シェードガイド登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
(7)補綴物と対象歯との色差情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57
(8)シェードガイドの異種シェードガイドでの色差情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
10.その他
(1)言語変換(日本語→英語) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62
(2)患者ファイルバックアップ/差分バックアップ/リストア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63
(3)コメント入力機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75
(4)画像データのクリップボードコピー(→PowerPoint/Paintなど) ・・・・・・・・・・・・・・78
(5)⊿E/L*a*b*数値のエクスポート(→CSVファイル/Excelシートへの置換) ・・・・79
(6)JPEGファイル画像と印刷画面 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80
2
0.Ver1.4ソフトウェアインストール事前準備
(1)PC動作環境
①CPU
②メインメモリ
1GHz以上(Windows XP/Vista)
512MB以上(Windows XP)
※ 推奨1GB以上(Windows Vista)
③対応OS(日本語版) Windows Vista
※ 推奨Edition:Business/Home Basic/Home Premium
※ 未対応Edition:Ultimate/Server
Windows XP SP2
※ 各OSとも64bit Editionでは動作致しません。
④OS起動ドライブ
1.5GB以上(空き容量)
⑤インストール先ドライブ 推奨10GB以上(空き容量:患者データ長期保存の場合)
※ インストーラー約500MB、歯画像約2MB×枚数×患者数
として計算します。患者ファイルをバックアップし、外付HDD等
で管理される場合は、上記の限りではありません。
⑥モニタ
XGA/SXGA/SXGA+
(2)インストール準備
①Crystaleye Application Master Ver1.4(CD-ROM)をご用意下さい。
②Crystaleye本体をご用意下さい。
※PCとの接続は、新バージョンVer1.4ソフトウェアのインストール完了後に行います。
③PCをご用意し、起動して下さい。
※インストールにはAdministrator権限でログオンする必要があります。
④目次手順に従ってインストール作業を開始して下さい。
※新バージョンVer1.4ソフトウェア上の言語のデフォルト表示は日本語を採用していますが、
英語を希望される場合はデバイスドライバー接続認識確認の後、Configuration より言語
変換(10/(1)参照)を行って下さい。
3
◆WindowsXPの操作手順
1.Ver1.4ソフトウェアインストール
V(1)CD-ROM(Ver1.4)をPCの
CDドライブに挿入すると自動的に下の画面
の後、InstallShield Wizardが起動します
ので、
をクリックして下さい。
(2)使用許諾契約を一読後、「使用許諾
契約の全条項に同意します」にチェックし
をクリックして下さい。
①
②
(3)ローカルディスク C ドライブの空き容量
を確認し、
をクリックして
下さい。
※空き容量が10GB 未満の場合、警告
メッセージが出ますが、1.5GB 以上
あれば、インストール続行可能です。
※ローカルディスク D ドライブにインストール
する場合は、
をクリックし、
フォルダの選択から場所特定して下さい。
4
(4)
をクリックして下さい。
下の画面「インストール進行状況」が
表示された後、数分経過すると、
Adobe Reader のインストールを確認
されます。
既に、インストール済であれば
をクリックして下さい。
(5)
をクリックすれば、
インストール(新バージョン Ver1.4
ソフトウェア)の完了です。
完了後、PCのデスクトップ上に
クリスタルアイのソフトウェアであること
を示すアイコンが表示されます。
5
2.デバイスドライバー(クリスタルアイ本体)のインストール
(1)クリスタルアイ本体を、新バージョン Ver1.4
ソフトウェアをインストールした PC に、USB ケー
ブルで接続して下さい。
その後、クリスタル本体の AC ケーブルを電源
コンセントに接続して下さい。
(2)クリスタルアイ本体の電源スイッチを
「ON」にすると、右の画面が PC 本体の
ディスプレイ右下に数秒間表示されます。
(3)新しいハードウェアの検出ウィザードで
Windows Update の接続を確認され
ますが、「いいえ、今回は接続しません。」
にチェックし、
をクリック
して下さい。
(4)さらに、「ソフトウェアを自動的に
インストールする(推奨)」 にチェック
がされていることを確認後、
をクリックして下さい。
6
(5)しばらくすると、
警告マークが表示されますが、
PCには影響ございませんので
をクリックして
下さい。
(6)
をクリックすれば、
下の画面が、PC本体のディスプレイ
右下に表示され、
デバイスドライバー(クリスタルアイ本体)
のインストールが完了します。
※CD-ROM(Ver1.4)をPCより
抜き、保管しておいて下さい。
7
3.デバイスドライバー(クリスタルアイ本体)接続認識の確認
(1)正しく接続されたかを、確認するために
PC 本体のデスクトップ上にある
クリスタルアイのアイコン
をクリックし、新バージョン Ver1.4
ソフトウェアを起動させ、右の画面が表示
されれば、
をクリックして下さい。
(2)ユーザーの新規作成に記載事項がなけ
れば、
をクリックして下さい。
(3)ログオン画面が表示されれば、
をクリックして下さい。
(4)メニュー画面が表示され、PC 本体の
ディスプレイ左下にあるクリスタルアイ本体
のアイコンが下図のようになっていれば
正しく接続されておりデバイスドライバーを
認識できています。
8
◆WindowsVistaの操作手順
1.Ver1.4ソフトウェアインストール
(1)CD-ROM(Ver1.4)をPCのCDドライブ
に挿入すると、数秒後、右画面(自動再生)
が表示されすので「Setup.exeの実行」
を選択して下さい。
(2)右画面(ユーザーアカウント制御)
が表示されれば、「許可」を選択して
下さい。
(3)InstallShield Wizardが起動すれば、
を をクリックして下さい。
9
(4)使用許諾契約を一読後、「使用許諾
契約の全条項に同意します」にチェックし
をクリックして下さい。
①
②
(5)ローカルディスク C ドライブの空き容量
を確認し、
をクリックして
下さい。
※空き容量が10GB 未満の場合、警告
メッセージが出ますが、1.5GB 以上
あれば、インストール続行可能です。
※ローカルディスク D ドライブにインストール
する場合は、
をクリックし、
フォルダの選択から場所特定して下さい。
(6)
をクリックして下さい。
10
(7)下の画面「インストール進行状況」の表示の
後、数分経過すると、Windowsセキュリティ
(右画面)が表示される場合があります。
「このドライバソフトウェアをインストール」
します」を選択して下さい。
(8)インストールの完了直前で Adobe Reader
のインストールを確認されます。
既に、インストール済であれば
をクリックして下さい。
(9)
をクリックすれば、
インストール(新バージョン Ver1.4
ソフトウェア)の完了です。
完了後、PCのデスクトップ上に
クリスタルアイのソフトウェアであること
を示すアイコンが表示されます。
11
2.デバイスドライバー(クリスタルアイ本体)のインストール
(1)クリスタルアイ本体を、新バージョン Ver1.4
ソフトウェアをインストールした PC に、USB ケー
ブルで接続して下さい。
その後、クリスタル本体の AC ケーブルを電源
コンセントに接続して下さい。
(2)クリスタルアイ本体の電源スイッチを
「ON」にすると、右の画面が PC 本体の
ディスプレイ右下に数秒間表示され、
「Crystaleye Driver
デバイスドライバソフトウェアが正しく
インストールされました。」が表示され
れば、デバイスドライバー
(クリスタルアイ本体)のインストールが完了
します。
※CD-ROM(Ver1.4)をPCより
抜き、保管しておいて下さい。
12
3.デバイスドライバー(クリスタルアイ本体)接続認識の確認
(1)正しく接続されたかを、確認するために
PC 本体のデスクトップ上にある
をクリックし、新バージョン Ver1.4
ソフトウェアを起動させ、右の画面が表示
されれば、
をクリックして下さい。
(2)ユーザーの新規作成に記載事項がなけ
れば、
をクリックして下さい。
(3)ログオン画面が表示されれば、
をクリックして下さい。
(4)メニュー画面が表示され、PC 本体の
ディスプレイ左下にあるクリスタルアイ本体
のアイコンが下図のようになっていれば
正しく接続されておりデバイスドライバーを
認識できています。
13
4.患者ファイルの新規作成
(1)患者ファイルを作成します。
※撮影の前に、準備しておいて下さい。
患者ファイルの新規作成を選択します。
(2)患者ファイルに必要な項目を記入して入力後
をクリックして下さい。
※アスタリスク(*)4項目が入力できていれば、次の画面に進めます。
一度登録すると次回からはプルダウン
メニュー▼で選択できます。
必須入力
デフォルトは、PCの日付表示に連動し
必須入力
ており、撮影当日になっています。
必須入力
年月日の数字をクリックし半角数字で
上書きし生年月日として管理できます。
必須入力
コメントは 256 文字まで、記入できます。
(3)患者ファイルを作成し
をクリックすると患者ファイル一覧表が
表示され、入力した患者名が一番上段に表示され、ダブルクリックするとソフトウェア上の
撮影転送待機状態となります。
4ソフトウェアインストー0.Ver1.4ソフトウェアインストール事前準備
14
5.撮影準備(キャリブレーション)
(1)患者用にコンタクトキャップを準備して下さい。 ≪撮影転送待機状態≫
※コンタクトキャップは、患者別に使用する
ディスポーザブルです。
(2)クリスタルアイ本体のキャリブレーションを
行います。
①フォーカスリングを必ず T ポジションにして下さい。
②遮光カバーを閉じて下さい。
③本体のセンターボタンを押して下さい。
④約4秒後にUnit ready for useが表示されれば、キャリブレーション完了です。
≪撮影待機状態≫
≪キャリブレーション実行中≫
≪キャリブレーション完了≫
キャリブレーション終了後、本体を取り上げてからの撮影時間は3分間です。
3分が経過するとブザー音が鳴り、それ以降の撮影は行えません。その際には、
本体をクレードルに戻し、PCへ画像を転送してから、再度キャリブレーションを
行い(約4秒)、続けて同じ患者の撮影を開始して下さい。
15
6.撮影操作手順
(0)撮影可能範囲
①歯、歯列、顔貌の撮影が可能です。
②撮影可能範囲は上下顎1-4番(頬側面)です。 ※患者によって異なります。
(1)撮影歯を決めます。
※技工所にデータ送付する場合などは、できるだけ対象歯周囲の情報を撮影して下さい。
対象歯/(反対側)、隣在歯、対合歯、形成後支台歯、歯列、顔貌など。
(2)可能であれば患者は座位で、少し顎を引いて正面を見て頂くように、撮影者と同軸目線で
向かい合って下さい。
※デジタルカメラなど従来の撮影方法のように顔を上方向に向けないことが得策です。
(3)1番~3番の撮影では可能であれば上唇を歯肉が見える程度に指で上げて頂いて下さい。
困難であれば、チークリトラクターを使用されて下さい。
①上顎の場合:可能であれば顎を引いて少し口を開けて下さい。
※アーチの形状によっては、右側2番や3番の撮影の場合は、患者に顔を左に振るように
ご協力頂いて下さい。正面からカメラの発光部が歯面に対し垂直な位置であることを確認
して下さい。(6(7)③参照)
チークリトラクターを使用した
方が円滑な場合もあります。
≪右側1番≫
≪右側2番≫
≪右側3番≫
②下顎の場合:可能であれば、顎を前方に少しスライドして下さい。
※2番・3番撮影時は、上顎同様アーチの形状により適宜患者に
ご協力頂いて下さい。
(4)カメラを取り上げ、コンタクトキャップを正しく装着します。 ※上下の位置を確かめて下さい。
バイト部
バイト部
●上顎撮影時キャップ位置
●下顎撮影時キャップ位置
16
(5)撮影ポジション(フォーカスリング)の決定
歯撮影 /T(Toothポジション)固定
歯列撮影/A(Archポジション)可変
顔貌撮影/F(Faceポジション)可変
※歯列・顔貌の撮影時のみ好みのサイズで
フォーカスを変更下さい。
(6)歯式選択とライブ(発光)状態
左ボタン
(または右ボタン
)で
撮影対象歯の歯式を選択し、センターボタンで
決定すると、ライブ(発光)状態になります。
(7)以下の手順に準じて対象歯の位置を決めて
下さい。※撮影時の注意点(8.P20参照)
①患者の目線より下方から突起部を見ながら
セットします。
②コンタクトクトキャップの突起部(左右2箇所)
の内側に対象歯の隣在歯を載せ、突起部が
舌側面に位置するようにして下さい。
●上顎歯の撮影時
突起部
●下顎歯の撮影時
突起部
突起部
突起部を撮影歯より舌側にセットし、歯切縁部を支点
突起部を撮影歯より舌側にセットし、歯の上に軽く置
に軽く持ち上げるようにしてLCDモニタ上の正反射が
くようにしてLCDモニタ上の正反射が正しく得られる
正しく得られる位置に調整します。
位置に調整します。
17
③上顎歯の撮影の場合、歯切縁部を支点にカメラを上方に 30°程度起し、発光部が
歯面に対して垂直になるように、画面を見ながら調整して下さい。
※歯面に対して垂直であれば、正反射(光の筋)が歯の中央部の近心・遠心部分に
左右均等に表示されます。
①支点
①を支点に正反射を確認しながら弧を
描くようにゆっくりと持ち上げます
正反射が適切な状態
(正反射が歯の上下左右均等に
見える位置)
④センターボタンを押すと撮影完了です。失敗した場合は、
を選択し、再度撮影
して下さい。続けて撮影したい場合は、
を選択して下さい。
さらに
を押すと、歯式画面に戻り次に撮影する歯を選ぶことができます。
※歯式以外は、全てセンターボタンで操作します。
①
②
③
⑤
④
18
7.撮影画像の転送
(1)あらかじめ撮影転送待機状態であることを確認し、撮影したカメラをクレードルに戻します。
同時に自動的に転送先の患者名が表示されます。
≪撮影転送待機状態≫
(2)転送先の患者名が正しければ
をクリックして下さい。
自動的に画像転送されます。
(3)転送された画像を
すれば、
画像の転送完了です。
同時に、シェード判定含むVer1.4
ソフトウェア操作への準備が完了します。
19
8.撮影時の注意点と歯列・顔貌撮影方法
(1)撮影時の注意点
①間違った正反射
正反射が左に偏っている状態
(カメラを左右に調整し均等に
見える位置に修正します。)
正反射が切縁に偏っている状態
(カメラを上下に調整し、正反射を
修正します。)
フォーカスがずれている状態
(フォーカスリングを T ポジションに
修正します。)
②正しい撮影例とガイドフレーム
●歯の位置決めの例
-中切歯:切縁部をガイドフレームの下辺部に合わせ切縁部の正反射を避けます。
※少しガイドフレームから出てもシェード判定には影響ございません。
-側切歯:長方形のガイドフレームの中に納め、切縁部の正反射を避けます。
-犬歯:形態が特殊なため、正反射が中央部付近に寄りがちですが、切縁部の正反射を
避けるようにして下さい。
-下顎:切縁から歯頸部にかけて縦長の正反射を目安にして下さい。
20
③その他撮影方法に関するFAQ
ⅰ.対象歯が画面の中央部に位置しなかったり、フォーカス位置が正しいにも関わらず
フォーカスがずれている場合は、コンタクトキャップの位置決めが外れているもしくは
正しくない場合がありますので、一度外して再度位置決めを行って下さい。
ⅱ.歯撮影時はフォーカスリングは固定ですが、歯の位置によっては、フォーカスを固定
のまま、カメラを前後に微調整してフォーカスを確かめて下さい。
ⅲ.歯面に対して、垂直に撮影することを優先するために歯の位置によっては、コンタクト
キャップの突起部の片方が外れてしまう場合がありますが、外光が入らぬよう注意し
撮影して下さい。
ⅳ.同じ歯を繰り返し撮影する際の偏差に関しては、
切縁を長方形ガイドフレームの下辺に
隣接近心面を左辺にと、二箇所ほど位置を
決めて撮影すると繰り返し撮影時の偏差が少なく
なります。
撮影の位置決め及び正反射を調整する過程で、フォーカスリング下部に触れて
しまいフォーカスがずれる事があるため、撮影ボタンを押す前に必ずTポジション
の位置をご確認下さい。
フォーカスリング下部
裏面
撮影前にもう一度位置を確認して下さい
21
フォーカスが
ずれている状態
(2)歯列・顔貌撮影方法
※本来は、歯の撮影の後に続けて歯列・顔貌を撮影しますが、下記に歯列から撮影した場合
を説明します。色補正では歯の画像が1枚必要となりますので必ず撮影下さい。
①歯列から撮影する場合は、最初に表示
される歯式を選択せず
をクリック
しスキップして下さい。
②歯の撮影モードになった後に画面を
歯列・顔貌撮影モードに切換えて下さい。
③歯列撮影時は 6 前歯拡大を目標に
撮影されることを推奨します。
※フォーカスポジション
④
をクリックし
画像を保存して下さい。
歯列の撮影が完了です。
続けて撮影可能となります。
で
ガイドのON/OFF
⑤顔貌撮影時は眉毛から顎辺りまでを
拡大して撮影されると歯列が強調され
ます。
※フォーカスポジション
⑥
をクリックし
画像を保存して下さい。
顔貌の撮影が完了です。
で
22
(2)歯列画像を色補正して保存する場合 ※歯の画像が必要なため歯を撮影して下さい。
①通法に従い、歯のシェードテイキングを行った後、
に移動し、
シェードテイキングした歯をダブルクリックして
の画面上に表示し、
続いて
を開けます。
②歯の画像に表示されている□の矩形と同じ位置を歯列の画像上でクリックすると歯の画像
データを基準に色補正されます。
23
(3)顔貌を色補正して保存する場合 ※歯の画像が必要なため歯の撮影をして下さい。
①通法に従い、歯のシェードテイキングを行った後、
に移動し、
シェードテイキングした歯をダブルクリックして
の画面上に表示し、
続いて
を開けます。
k
②サムネイル画像から顔貌の画像をダブル
クリックして下さい。
③歯の画像に表示されている□の矩形と同じ位置を顔貌の画像上でクリックすると歯の画像
データを基準に色補正されます。
24
(4)撮影時間内(3分)に撮影できなかった場合
①撮影が3分経過すると、カメラ本体のLCD
画面上に
が表示
され、撮影を続行できなくなります。
※カメラ本体の光源の品質を保持するために
必要な作業ですのでご容赦下さい。
②カメラ本体をクレードルに戻し。
本体の電源をOFFにし再びONにします。
③前回撮影した画像がカメラ本体に
残っていた場合、LCD画面上に
が表示されます。
ⅰ.
を押すと転送準備ができます。
ⅱ.Ver1.4ソフトウェアをログオンし
転送先である患者ファイルを確認後
ダブルクリックすると、下の患者名確認が
表示され、
をクリックすると
自動的に転送されます。
※その後、撮影続行するには、再度キャリブレーション
を実行して下さい。
ⅲ.
を押し、
を押すと
カメラ本体に記録されていた画像全てが
消去されます。
※その後、撮影続行するには、再度キャリブレーション
を実行して下さい。
25
(5)電池残量と充電
①
はフル充電の状態です。
但し、撮影しだすとすぐに
になりますが、クレードルに常時置いて
いることで充電されています。
②
が1本になれば
ローバッテリーとみなされ、即座に
充電が必要になります。
※ローバッテリーからフル充電までは
2時間以上必要ですので、あらかじめ
撮影される前に電池残量を確認され
必要あれば、クレードルに置いたまま
充電されて下さい。
OLYMPUS
26
9.歯科医院/技工所での活用方法
(0)シェードテイキング(色差情報の見方)
①Ver1.4ソフトウェアを起動しログオンの後
「患者ファイルの新規作成」で、シェード
テイキングする患者ファイルを作成します。
②患者ファイルをダブルクリックして下さい。
③撮影転送待機状態となります。
この後、キャリブレーションした後に、
歯の撮影を行って下さい。
④カメラをクレードルに戻すと、自動的に
患者名の確認の後、「OK」をクリックすると
自動転送されます。
27
⑤自動転送された後、「保存」をクリックして
下さい。
⑥シェードテイキングする歯をダブルクリック
します。
⑦測定範囲と歯式を確認し「OK」をクリック
するとシェードテイキング完了です。
測定範囲
ⅰ.輪郭の修正(測定範囲)
隣在歯と少し重なっている場合や
マージンラインが画像として不鮮明な
場合は、測定範囲をご認識することが
ありますので、始点と終点を緑ライン上
に載せドラッグして必ず修正下さい。
ⅱ.歯式の選択
歯式を上下間違うと、シェード判定時の
参照している部位が異なります(歯頸部
⇔切縁部)ので必ず修正して下さい。
歯式
28
⑨シェードテイキング
歯頸部、中央部、切縁部の各測定部位を選択
すると、左の画像のシェード表示が青に変わり、
下段の色差情報で選択部位の色傾向を確認で
きます
プルダウンメニューにより、3DMaster、Notitak
e、VintageHaloNCC、IvoclarChromascopな
どに変換してシェード判定することができます。
※デフォルトはVITAPANclassicalです。
選択されたシェードガイド(下図VITAPANclas
sical)で最も色差が近いシェードが部位ごとに自
動判定されます。
◆表示されている数値は、生活歯と判定された
シェードとの色差を示しています。
⊿E3 未満=等色に近い。
⊿E3 以上=違った色に見えます。
登録されている異種シェードガイドの中で最も色差
が「0」に近いシェードを特定できます。※但し、ベ
ストシェードを絶対に使用するわけではありません。
材料の調整幅が少なくなる指標のひとつです。
測定範囲調整
(画像上に画像のみ表
示できます。
対象歯と推奨シェー
ドのスプリット対比
画像指示書
の作成
対象歯の各部位が、推奨シェードに対してどのような傾向があるかを示して
います。※
は対象歯、0 センターラインは推奨シェードです。
A3 に比べて
明度が高い
明度
歯のシェードマッピング
A3 に比べて
黄色みが強い
赤み
任意シェードガイド登
録(専用チェックボック
ス使用)
黄色み
A3 に比べて赤みは
ほぼ変わらない。
29
(1)補綴製作時の技工指示
≪患者ファイルのエクスポート≫
①シェードテイキングした後、
をクリック
すると画像をもとにした技工指示書(画像
分析レポート)が作成できます。
②「次へ」をクリックすると画像分析レポートが
完成し、さらに「次へ」をクリックすると
エクスポート画面になります。
①
②
③エクスポート画面では「エクスポートされる
画像の全て」の欄に、「追加」をクリックして
撮影した全ての画像を貼り付けます。
※この「追加」作業をしない場合は、画像
分析レポートで使用された画像のみしか
エクスポートできませんのでご注意下さい。
①
30
④追加添付する画像をクリックすると青く
反転し、「OK」をクリックすると全ての画像
が選択されエクスポートの準備完了です。
②
⑤
をクリックし、患者ファイルを
エクスポートする保存先を指定し、
「OK」をクリックし
をクリック
して下さい。
⑥患者ファイル送付先が旧バージョンの
ソフトウェア(Ver1.0/1.1)でなければ
「OK」をクリックして下さい。
31
⑦画像分析レポートと患者ファイルが正常に
保存されれば「OK」をクリックして下さい。
⑧
をクリック
するとVer1.4ソフトウェアは自動的に
ログオフされエクスポート完了です。
※患者ファイルは、「OCFファイル」という
専用拡張子で運用されます。
データ容量が大きいためUSBメモリー等で
運用されることを推奨します。
≪画像分析レポート:追加情報≫
(1)②画像分析レポート作成時に、歯列
や顔貌画像を組み込むことができます。
歯列の画像を画像分析レポートの指定
箇所にドラッグ&ドロップして下さい。
下の画像が表示されたら、歯に表示され
ている□と同様の位置を歯列画像でクリック
して「OK」を選択して下さい。
歯列が色補正され、元データが更新され
「次へ」をクリックすると画像分析レポート
が完成します。
32
≪患者ファイルのインポート≫
①Ver1.4ソフトウェアを起動しログオンの後
「新しい画像分析レポートを開く」をクリック
して下さい。
②患者ファイル「OCFファイル」が保存されて
いるメディア(例:USBメモリー)をPCへ
差し込んだ後に、
をクリックして
場所を特定し「OK」をクリックして下さい。
③患者ファイルが表示され、ダブルクリック
すると、画像分析レポートが表示され
インポート完了です。
さらに、
を
クリックしますと、「L*a*b*画像情報」
「⊿E色差情報」「歯列画像補正」で患者
データの詳細を入手することができます。
33
④画像分析レポート(患者ファイルのインポート時)
※登録シェードガイドの選択
(プルダウンメニュー)
他の登録シェードガイドを選択
する場合は「編集」にチェック
を入れて下さい。
添付画像を分析できます。
レポートを拡大表示できます。
印刷
※登録シェードガイド
VITAPAN classical , VITA 3D-MASTER
VINTAGE Halo NCC
NORITAKE
Ivoclar Vivadent Chromascop
※任意シェードガイド(要登録)
34
⑤画像分析レポート(色差情報の見方)
撮影画像
選択しているシェードガイド
シェードガイド
色差
B4 に比べて
明度が高い
明度
赤み
左)画像分析レポートでは各部位ごとに推奨された
最も近似しているシェードタブとスプリット表示でき
ます。
右)歯頸部における⊿E3 未満の等色範囲を示して
います。
黄色み
B4 に比べて
わずかに黄色
みが多い
B4 に比べて
赤みが強い
撮影した歯の部位(例:歯頸部)が推奨シェードとどのよう
に異なるかを示しています。
35
(2)レジン修復時のシェードマッピング
≪測定部位の移動による判定≫
①生活歯においてう蝕窩洞部位周辺の
シェードテイキングを行う場合は
をクリックして下さい。
②表示された画面右側の画像上の矩形をドラッグし、「OK」を選択すると窩洞形成した
周辺の部位のシェードや反対側の対象歯の対称部位のシェードテイキング完了です。
※ポインタを矩形に合わせると →
に変わります。「リセット」をクリックすると元の
矩形位置に戻ります。
Ⅴ級
Ⅲ級
Ⅳ級
36
≪グルーピングによるシェードマッピング判定≫
―基礎編-
①通法に従いシェード判定を行って下さい。
②
をクリックすると既に判定されて
いるシェードガイドに基づき、歯全域での
シェードマッピングが完了です。
③画面下段の「色差情報」は、歯の中央部に
ある仮想カーソル「□」の矩形内情報を
表示しています。
例)下図の判定結果は、生活歯の仮想
カーソル「□」部分は、推奨されている
A2 シェードに対し、赤みが少し強く黄色み
が少ないことを表しています。
※正反射部位は色判定として保証でき
ません。
37
④シェード判定された任意の部位の色差情報を取得したい場合は、任意の部位を指定
しクリックすると仮想カーソル「□」がその位置にジャンプし自動的に色差情報を取得
できます。その指定部位が⊿E>3になる場合がありますので充分に考察下さい。
※デフォルト3矩形の測定範囲とシェードマッピング時仮想カーソルとのサイズは異なります。
①
②
―応用編―
※歯のストラクチャーの指標である明度とシェードマッピングを並列にして表示できます。
①
を開き、
①
画面サイズをプルダウンで2画面にして
下さい。その後、シェードマッピングを行う
歯の画像をダブルクリックし、
で
画像を拡大して下さい。
②
②拡大した歯の画像を
(明度)表示
に切換え明度のスケールを左から右へ
ドラッグすると明度の濃淡が明確化されます。
②
①
38
③
を選択し、
をクリックすれば、歯全域での判定が終了
します。
①
②
④再び、を
を選択すると、
歯の明度イメージとシェードマッピングとを
並列に表示することができます。
39
(3)任意シェードガイドでの色補正(歯/歯列/顔貌)
≪歯列の色補正≫
①通法に従い、歯のシェードテイキングを行った後、
シェードテイキングした歯をダブルクリックして
続いて
を開けます。
に移動し、
の画面上に表示し、
②歯の画像に表示されている□の矩形と同じ位置を歯列の画像上でクリックすると歯の画像
データを基準に色補正されます。
色補正後、
がアクティブになり、クリックするとシェードタブの候補が表示されます。
③任意のシェードガイドを決定し、
を
クリックすると前画面で色補正した歯列が
任意シェードガイドを基準に色補正されます。
40
④歯列部分のみ範囲指定を行って下さい。
点線部分を上下にドラッグすると調整できます。
①
②
⑤さらにスライドバーを左に動かし、補正しきれ
ていない歯肉縁上の白い斑点を除去して
下さい。
⑥最後に、
をクリックすると範囲指定の
フレームが画面から消え任意シェードガイド
での色補正が完了です。
41
≪生活歯と任意シェードガイドで色補正した画像(歯・歯列)とのスプリット比較≫
・・・任意指定したシェードガイドの色に
歯の画像が補正されます。
・・・歯のスプリットイメージです。スライドバーで画像を変化させることができます。
・・・歯列のスプリットイメージです。スライドバーで画像を変化させることができます。
42
≪顔貌の中の歯列色補正≫
①画面左下の
をクリックし、サムネイル
画像から顔貌の画像をダブルクリックして下さい。
②歯の画像に表示されている□の矩形と同じ
位置を顔貌の歯列の画像上でクリックする
と歯の画像データを基準に色補正されます。
色補正後、
がアクティブになり、
クリックすると歯列色補正で指示した任意の
シェードタブで色補正準備が行われます。
③歯列を色補正する際に既に指定された任意シェードガイドに基づき顔貌の色補正作業
の準備ができれば(左下図)、マウスを有効範囲指定
の右斜め下に移動し、サイズ
変更可能な
の状態になったら「左斜め上」にドラッグしながら移動しおおよそ歯列の
大きさにしてください。
43
④有効範囲指定
を
除去して下さい。最後に
で口元へドラッグし、スライドバーを左に動かし白い斑点を
をクリックすれば、任意シェードガイドでの色補正が完了です。
⑤顔貌における任意シェードガイドで歯列を色補正した画面です。
※【歯列画像補正】画面での全画面は、 をクリックしてフォルダ指定すれば
J-peg ファイルとして保存でき、プリンタにつなげば、 で印刷できます。
≪保存/印刷例≫
44
(4)術前術後の比色と記録
≪PMTC≫
①ブラッシング前とブラッシング後の歯を各々撮影し同じ患者ファイルに転送します。
画像を「保存」し、
をクリックして下さい。
ブラッシング後
ブラッシング前
②表示画面フレームを2画面にし、まずブラッシング後の画像をクリックし、その後
ブラッシング前の画像をクリックして下さい。次に
で2枚の画像を一括拡大して、
ブラッシング後の画像をクリックし
を選択して下さい。
画像表示
エリアの変更
ブラッシング後
ブラッシング前
対比する画像を
クリックし画面上
に表示します。
45
③ブラッシング後の画像が対象歯の欄に表示されたのを確認後、
チェックするのと同時に歯の撮影画像の一覧が表示されますので、その中から
ブラッシング前の画像を選び「OK」をクリックして下さい。
①
ブラッシング後
ブラッシング前
④
②
で拡大して下さい。
46
に
⑤拡大画像表示後
確認できます。
をクリックしスプリット表示しすると、ブラッシング前後の色差変化が
ブラッシング後
ブラッシング前
ブラッシング後は明度が高く、黄色みが下がっています。
ブラッシング
後の明度
ブラッシング後
の黄色み
ブラッシング前
47
≪異なる日付同士での術前・術後の比色≫
① 術前と術後の歯を異なる日付で撮影する場合は、同じ患者ファイルに転送し「保存」
して下さい。その後、
をクリックして下さい。
サムネイル画像として撮影日ごとに
管理、表示されます
日付タブを選択することにより
日付ごとの画像表示が行えます
② 撮影画像の対比方法は、PMTCと同様の手順になります。「⊿E色差情報」では術後の画
像を左画面にするようにして下さい。比色完了です。
※この対比画像はイメージです
ⅰ.1週間後vs.初診対比
1 週間後
初診
中央部を見た場合、術後の方が術前よりも明度が高く、黄
色みが抜けていることが顕著にわかります。⊿E色差も 3 を
はるかに上回りすでに等色ではなくなっています。
48
ⅱ.3週間後vs.初診対比
※この対比画像はイメージです
3 週間後
初診
さらなるトリートメントにより歯頸部、中央部、切縁部ともに
明度が高く黄色みがとても抜け1週間後よりも変化があっ
たことがわかります。⊿E色差も大きく変化しています。
③術前術後の「L*a*b*画像情報」
表示画面フレームを2×4画面にして下さい。
※前回使用した画面が表示されている場合は
一括消去して下さい。
49
「全ての画像を閉じる」で画像を
④初診時に術前の歯をダブルクリックし画面上に表示し、 をクリックすると
画面上に表示した歯の絶対値L*(明度)a*(赤み)b*(黄色み)のグラデーションイメージ
が確認できます。
次に術後の歯を日付の異なるサムネイルフォルダから同様にダブルクリックし
をクリックして下さい。前後の対比ができます。
必要であればサムネイル画像を プルダウンし、
で画像を一括拡大し確認下さい。
①
③
②
⑤
⑥
50
④
(5)歯列自動配置と歯列連結イメージ
①上下顎左右1~4番迄の特定の歯を
1歯づつ撮影し、各々の画像をシェード
判定して下さい。
※シェード判定の無いものは歯列自動配置
歯列連結イメージの際に表示されません。
②
を開け
で、表示させる
画面のフレームを決定します。
← 1画面
← 2画面左右
← 2画面上下
← 2×2画面(自動配置)
← 6画面
← 2×4画面(自動配置)
← 10画面
← 2×6画面(自動配置)
← 2×8画面(自動配置)
③
の画面上に、
上下顎左右1~3番迄撮影された歯を
①
並べる場合は、2×6を選択した後に
をクリックすると自動配置します。
※自動配置の際、同じ歯式の歯や補綴
物がある場合は、直近の1枚のみ
デフォルト表示されます。
画像を同じ歯式で置換したい場合は、
画像斜め上の をクリックし、サムネイ
ル画像をクリックして下さい。
その後、
をクリックしてサムネイル
画像を隠します。
②
51
④
全てズームインをクリックすると自動配置が拡大し、画像を上下左右にドラッグ(左)
することで、歯列のように見せることができます。
⑤
をクリックすると連結イメージ完了です。④と同様の作業ができズームののスライドバー
で拡大縮小したりできます。
をクリックするとPowerPointやWordなどにダイレクトに貼り付けることができます。
⑥表示画面のフレーム数を変更する場合(例:2×6画面→2×4画面)は、以下の手順で
各々のアイコンをクリックして下さい。
※ⅰをクリックして全ての画像を閉じないと、画面が法則的に表示されません。
ⅳ ⅲ ⅰ ⅱ
52
(6)任意シェードガイド登録 ※「チェックボックス(顎模型付)」が必要です。
①患者ファイルをオリジナルシェードガイド用
に新規作成し
をクリックして
下さい。
②チェックボックスで撮影します。
◆ボックスの準備
◆顎模型の準備(例:メタルボンド)
ⅰ.ⅱ.裏面のネジを外しダミーの歯を
抜いてⅲ.保管しておいて下さい。
ユーティリティワックスで支台を製作し、
内冠に付け、顎模型にセットして下さい
※オールセラミックなど背景の支台歯
の色に左右される場合は予め支台歯
をシェード判定し、レジン等で支台を製作
して下さい。
53
◆チェックボックスへのセット
ⅰ.顎模型の基底面のネジ穴を
チェックボックスのローレットノブを
取り付け位置と合わせて下さい。
ⅱ.測定するオリジナルシェードが
正面にくるように調整して下さい。
ⅲ.外蓋を閉めサイドのつまみを固定
すればセット完了です。
◆オリジナルシェードの撮影
※コンタクトキャップを必ず装着下さい。
ⅰ.コンタクトキャップの突起をオリジナル
シェードの舌側面に位置するために
ⅱ.掬い上げるようにセットしⅲ.の状態に
して下さい。
突起が見えている。
下顎撮影時の注意
下顎の歯を撮影する際には下顎の顎模型にセットした後、チェックボックスを上顎とは逆にして
撮影してください。上顎と同様に撮影してしまうと、上顎の歯と認識されてしまい参照歯との対比
部位が異なってしまい正しいデータが得られません。
参照歯との対比時に
歯頸部と切縁部との対比とな
ってしまい、正しいデータが
得られません
チェックボックスと
コンタクトキャップ
の向きは上顎とは逆
にします。
54
③撮影画像をオリジナルシェード用に準備
した患者ファイルに取り込みます。
画像転送中のLCD
④同じファイルにオリジナルシェードを
1本づつ撮影し保存していきます。
※上記画像は任意シェードのイメージ画像です。
⑤各画像をダブルクリックし通法に従い、
シェードテイキングします。
※オリジナルシェードを判定する際には、
測定範囲を正確に補正する必要が
あります。
クラウンを顎模型に
セットした状態
⑥
をクリックすると、任意シェード
シェードガイドの登録メニューが表示され、
「シェードガイドタブ」欄に「シェードガイド名」
と「シェード名」を記載し
を
クリックすると任意シェードの登録完了です。
例)シェードガイド名
OLYCERAM
シェード名
A3
55
※任意シェードガイドの登録は、
を開け、
でも、
をクリックすると登録できます。
⑦登録されると、「シェードガイドの選択」欄に
表示されます。
⑧任意の歯画像をピックアップし、オリジナル
シェードと比較することで、既成のシェード
ガイド以外の任意シェードでの比較ができます。
⑨Configration の「任意シェードガイドの
操作」を選択すると登録されたオリジナル
シェードの情報が全て確認できます。
※登録されたオリジナルシェードガイドは、
バックアップファイルのみでしかデータを
エクスポート/インポートする事ができません。
「患者データのバックアップ」とは別管理
となっており、「任意シェードガイドの操作」
にある
でファイルを作成
し、
して下さい。
56
(7)補綴物と生活歯との色差情報
※「チェックボックス(顎模型付)」が必要です。
※ボディ焼成後・ビスケットベイクした後(表面は薄くグレーズリキッドなどで塗布してから撮影)、
レジン重合後など補綴物の製作工程で、対象歯との色差情報の指標にして下さい。
※製作した補綴物を生活歯と比較するは必ず同じ患者ファイルに転送して下さい。
①
を選択し、サムネイル画像から製作中の補綴物をダブル
クリックし、画面上に表示させ、その後
を選択し、
から、生活歯を選んで、「OK」をクリックして下さい。
②画像を
で拡大し、
比較画面作成完了です。
をクリックして下さい。
57
③ 色差情報で、歯頸部、中央部、切縁部の⊿E(色差)において差が大きいものについては、
必要であれば⊿L*(明度)、⊿a*(赤み)、⊿b*(黄色み)の情報を指標に調整して下さ
い。調整後、再度測定し⊿E(色差)を確認下さい。
補綴物
生活歯
任意の画像と対比す
ることができます。
生活歯
補綴物は生活歯に対して黄色
みが大きく不足していることを示
しています。
58
④部位ごとの等色範囲を示したグラデーションでも色差を確認できます。
をクリックすると4画面表示になります。
※元の色差情報画面に戻すときは、
をクリックして下さい。
部位ごとの等色範囲を
確認できます。
中央部では
ほぼ等色
⊿E(色差)=3 の
グラデーション表示
切縁部は等色範囲がな
いことを示しています。
歯頸部での等色
範囲です。
59
⑤
でグラデーション表示を元に戻し、参照歯を
シェード判定されます。
にすると、補綴物が
⑥
スプリット表示を解除すると3つの四角い矩形が表示されます。
その矩形は
で移動させることができ でサイズを変えることができ任意に作成した
矩形内の色差情報を得ることができます。
60
(8)シェードガイドの異種シェードガイドでの色差情報
①
の
において、
任意のシェードガイドをクリックし画面上に表示させ、
見やすくするために で対象歯の表示を拡大します。
シェードガイドの選択から、
をクリックし、
例:VITA A3
②参照歯のシェードガイドタブを登録されている異種のシェードガイドに切り替えると対象歯の
シェードガイドに最も⊿Eが近い参照歯すなわち異種のシェードガイドが表示され、シェード
ガイド同士の色差情報を確認することができます。
NORITAKE
VITA
例)対象歯VITA・A3の中央ぶは、参照歯NORITAKE・A3が最も近い。
VITA・A3は、NORITAKE・A3に対して明度(⊿L*)が暗く、少しレッドシフト
(⊿a*)している傾向を示している。
61
10.その他
(1)言語変換(日本語→英語)
※ソフトウェア Ver.1.4は言語のデフォルトが
日本語になっています。
言語を英語に変換したい場合は、
下記の手順で作業して下さい。
①
メニューを開け、
から、
OLYMPUS Crystaleye Application
Master を選択、さらに Configuration
を選択し、クリックして下さい。
②
①
② Configuration のログオン画面が表示され
れば、
をクリックして下さい。
③ 「一般設定」の言語をプルダウンメニュー
で「英語」にした後、
し、
Application Master Ver1.4を起動
させると、言語が英語に変換されています。
62
(2)患者ファイルのバックアップ/差分バックアップ/リストア
◆WindowsXPの操作手順
≪患者データのバックアップ≫
①
メニューを開けて下さい。
②
①
②
から、
OLYMPUS Crystaleye Application
Master を選択、さらに Configuration
を選択し、クリックして下さい。
③Configuration のログオン画面が表示され
れば、
をクリックして下さい。
④画面左上のタブから「患者ファイル」
を選択し、患者ファイルリスト表示画面に
切替えて下さい。
※バックアップする患者ファイルの総件数
は左下に表示されています。
63
⑤患者ファイルを以下の手順でバックアップ
致します。
Shift+最上部の患者ファイル
ⅰ.Shiftキー+最上部の患者ファイル
を選択します。
ⅱ.さらに、Shiftキー+最下部の患者
ファイルを選択すると全患者ファイルが
選択されます。(全ての選択部分が
Shift+最下部の患者ファイル
青色に変わります。)
ⅲ.全患者ファイルを選択後
をクリックします。
ⅳ.ファイルの保存場所を指定し
をクリックします。
件数が多いと作業終了迄に、数分
かかる場合があります。その後、
をクリックし、ソフトウェアを閉じて下さい。
※患者データをバックアップ保存する場合は、
PC内には保存せずMOや外付のHDD等に
保管されることを推奨します。
ⅴ.バックアップが完了するとPCのデスクトップ
上にバックアップフォルダ(完了日がタイトル)
が作成されます。
ⅵ.バックアップフォルダを開き、「患者ファイル」
でバックアップ指示した件数と同数であるか
例)32 件ある場合
確認して下さい。
※患者ファイルの件数が多い場合
「編集」→「すべて選択」で
全ファイルを選択すると詳細欄に
ファイル合計数が表示されます。
ⅶ.バックアップが、全件数分正しく行われている
ことが確認できれば
患者データのバックアップの完了です。
64
≪患者ファイルの差分バックアップ≫
※従来のバックアップは常に新規でバックアップファイルを作成していました。
差分バックアップは、既存のバックアップファイルと最終更新日付を比較し更新されている
場合のみバックアップファイルを作成します。
従って、変更の無い患者ファイルはバックアップファイルを作成しません。
①患者ファイルを全数選択して
をクリックして下さい。
②
でバックアップ保存先を指定し、(前回の保存先はデフォルトで表示されています。)
をクリックして下さい。更新されている患者ファイルのみ差分バックアップが実施
されます。
①
②
65
≪患者ファイルのリストア≫
①
メニューを開けて下さい。
②
①
②
から、
OLYMPUS Crystaleye Application
Master を選択、さらに Configuration
を選択し、クリックして下さい。
③Configuration のログオン画面が表示され
れば、
をクリックして下さい。
④画面左上のタブから「患者ファイル」
を選択し、患者ファイル一覧画面に
切替えて下さい。
66
⑤患者ファイルを以下の手順でリストア
致します。
ⅰ.
をクリックし、デスクトップ
からバックアップした日付がタイトルに
なっているフォルダを指定し
をクリックすると、患者ファイルが表示
されます。
①
②
③
Shift+最上部の患者ファイル
ⅱ.Shiftキー+最上部の患者ファイル
を選択します。
ⅲ.さらに、Shiftキー+最後部の患者
ファイルを選択すると全患者ファイルが
選択されます。(全ての選択部分が
青色に変わります。)その後、
をクリックして下さい。
ⅳ.患者情報が表示されると、
「以後、問合せを省略する」にチェックをし
をクリックして下さい。
その後、下の画面の
をクリック
すれば、自動的にリストアされます。
Shift+最後部の患者ファイル
①
②
67
ⅴ.下の画面が数分間表示され自動的に
リストアされた後、リストアが完了します。
その後、
をクリックし
をクリックすれば、
ソフトウェアが閉じます。
※画面左下にリストアされた件数が表示
されますので、バックアップファイルの
全件数と同数であるか確認下さい。
①
②
例)10 件の場合
68
◆WindowsVISTAの操作手順
≪患者ファイルのバックアップ≫
①
スタートメニューを開けて下さい。
②
①
②
から、
OLYMPUS Crystaleye Application
Master を選択、さらに Configuration
を選択し、クリックして下さい。
③Configuration のログオン画面が表示され
れば、
をクリックして下さい。
④画面左上のタブから「患者ファイル」
を選択し、患者ファイルリスト表示画面に
切替えて下さい。
※バックアップする患者ファイルの総件数
は左下に表示されています。
69
⑤患者ファイルを以下の手順でバックアップ
致します。
Shift+最上部の患者ファイル
ⅰ.Shiftキー+最上部の患者ファイル
を選択します。
ⅱ.さらに、Shiftキー+最下部の患者
ファイルを選択すると全患者ファイルが
選択されます。(全ての選択部分が
Shift+最下部の患者ファイル
青色に変わります。)
ⅲ.全患者ファイルを選択後
をクリックします。
ⅳ.ファイルの保存場所を指定し
をクリックします。
件数が多いと作業終了迄に、数分
かかる場合があります。その後、
をクリックし、ソフトウェアを閉じて下さい。
※患者データをバックアップ保存する場合は、
PC内には保存せずMOや外付のHDD等に
保管されることを推奨します。
ⅴ.バックアップが完了するとPCのデスクトップ
上にバックアップフォルダ(完了日がタイトル)
が作成されます。
ⅵ.バックアップフォルダを開き、「患者ファイル」 例)12件ある場合
でバックアップ指示した件数と同数であるか
確認して下さい。
※画面左下にファイル合計数が表示され
ます。
ⅶ.バックアップが、全件数分正しく行われている
ことが確認できれば、
患者ファイルのバックアップ完了です。
70
≪患者ファイルの差分バックアップ≫
※従来のバックアップは常に新規でバックアップファイルを作成していました。
差分バックアップは、既存のバックアップファイルと最終更新日付を比較し更新されている
場合のみ差分バックアップファイルを作成します。
従って、変更の無い患者ファイルはバックアップファイルを作成しません。
①患者ファイルを全数選択して
をクリックして下さい。
③
でバックアップ保存先を指定し、(前回の保存先はデフォルトで表示されています。)
をクリックして下さい。更新されている患者ファイルのみ差分バックアップが実施
されます。
①
②
71
≪患者ファイルのリストア≫
①
スタートメニューを開けて下さい。
②
①
②
から、
OLYMPUS Crystaleye Application
Master を選択、さらに Configuration
を選択し、クリックして下さい。
③Configuration のログオン画面が表示され
れば、
をクリックして下さい。
④画面左上のタブから「患者ファイル」
を選択し、患者ファイル一覧画面に
切替えて下さい。
72
⑤患者ファイルを以下の手順でリストア
致します。
ⅰ.
をクリックし、デスクトップ
からバックアップした日付がタイトルに
なっているフォルダを指定し
をクリックすると、患者ファイルが表示
されます。
①
②
③
Shift+最上部の患者ファイル
ⅱ.Shiftキー+最上部の患者ファイル
を選択します。
ⅲ.さらに、Shiftキー+最後部の患者
ファイルを選択すると全患者ファイルが
選択されます。(全ての選択部分が
青色に変わります。)その後、
をクリックして下さい。
ⅳ.患者情報が表示されると、
「以後、問合せを省略する」にチェックをし
をクリックして下さい。
その後、下の画面の
をクリック
すれば、自動的にリストアされます。
Shift+最後部の患者ファイル
①
②
73
ⅴ.下の画面が数分間表示され自動的に
リストアされた後、リストアが完了します。
その後、
をクリックし
をクリックすれば、
ソフトウェアが閉じます。
※画面左下にリストアされた件数が表示
されますので、バックアップファイルの
全件数と同数であるか確認下さい。
①
②
例)10 件の場合
74
(3)コメント入力機能
―基礎編-
①
の
にて、画面作成
を行います。
②
新しいコメントの追加をクリックする
とコメント記入可能なフレームが表示
されます。マウスを移動させフレーム
の先端すなわち指示部が
の表示
になれば、任意の位置までドラッグし
移動させてコメント入力して下さい。
さらに、
をクリックするとコメント
フレームが追加されます。
ブラッシング前
ブラッシング後
③コメントフレームを右クリックすると、
フォント/色/削除を選択し
コメント入力して下さい。
※ コメント入力した画面は、Configuration の「患者ファイル」で「バックアップ」を行い
バックアップファイルとして抽出し、別のVer1.4ソフトウェアにてリストアすれば、
で最後に作業した画面とともにコメントも再表示されます。
但し、OCFファイルとして抽出した場合や、旧バージョンでのリストアについては、
作業画面とコメントともに表示されません。
75
―応用編-
≪VITA Lumin明度順の一覧表作成≫
①患者ファイルにキーワードを入力し
一覧表専用のファイルを作成する。
例)VITA Classical、Lumin明度順
②歯列の撮影モードで、VITAのシェード
ガイドやパッケージなどの被写体を撮影
し画像転送し、保存しておきます。
③
を開け
の画面のフレーム
を、2×8画面にします。
76
④VITA Lumin明度順の通り、
各々16個クリックしていきます。
⑤
のシェードガイドの選択からシェードガイドを特定し、
B1 A1 B2 D2 A2 C1 C2 D4 A3 D3 B3 A3.5 B4 C3 A4 C4
プルダウンでサムネイル画像を隠し、
でコメントフレームを表示させ、フォント/色
を変更して、VITA Lumin明度順を記入します。
コメントフレームの先端を
ドラッグしてフレームアウトラインに収納すると完成です。
また、
全てズームインをクリックすると、全体を拡大して表示することができます。
77
(4)画像データのクリップボードコピー(→PowerPoint/Paintなど)
この画像をコピー
①選択している撮影画像を
クリップボードでコピーできます。
「L*a*b*画像情報」で撮影画像
を選択し
をクリックすると
選択した撮影画像がクリップボード
にコピーされ他のアプリケーションで
JPEG 形式や BMP 形式の画像として
取り込むことができます。
ⅰ.Paintに貼り付ける。
①
②
スタートメニューからペイントを
選択し、ペイント画面のメニューから
「編集」→「貼り付け」を選択します
①
画像をペイントに貼り付けた後、範囲選択
を選択し、カットする画像の範囲を選択します
②
次に画像上で右クリックし切り取り(又はコピー)
を選択すると画像をパワーポイント等任意の
場所に貼り付けることができます
右クリック
ⅱ.パワーポイントに貼り付ける
①で切り取り(又はコピー)を行った
画像はパワーポイント等の画面上で
右クリックし「貼り付け」を選択すると
切り取り画像を貼り付けることができます
※切り取り等、画像の編集を行わない
場合にはクリップボードから直接
パワーポイント等に貼り付けることも
可能です。
③
78
(5)⊿E/L*a*b*数値のエクスポート(→CSVファイル/Excelシートへの置換)
①
の「⊿E色差情報」での判定結果の中で、
を
クリックすると対象歯、参照歯の絶対値、相対値、⊿Eが数値となって表示されます。
この数値は、
をクリックすることで、CSVファイル化されエクスポートできます。
②
①
②
をクリックし、ファイル名を記入した後、保存先を指定し
して下さい。
③ 指定した保存先にCSVファイルのアイコンが作成されます。
④ ファイルを開けると、Excelシートにコピーされています。
クリック
第1候補
第2候補
第3候補
歯頸部
中央部
切縁部
79
(6)JPEG画像ファイルと印刷画面
≪JPEG画像ファイル≫
①画像分析レポート
JPEG
※ エクスポート画面でJPEGファイルにチェック
して下さい。
②任意シェードガイドでの色補正(歯/歯列/顔貌)
をクリックして、保存先を指定して下さい。
80
≪印刷画面≫
①L*a*b*画像情報
②⊿E色差情報
③歯列画像補正
④画像分析レポート
81
MEMO.
82
Adobe、ReaderはAdobeSystem.Incorporated(アドビ システムズ社)の米国
ならびに他の国における商標または登録商標です
WindowsおよびWindows Vista、Windows XP、Windows2000は
米国Microsoft Corporationの米国ならびに他の国における商標または登録商標です
Pentiumは、アメリカ合衆国および他の国におけるインテルコーポレーションおよび子会社
の登録商標または商標です
その他すべての商標は、それぞれの権利帰属者の所有物です
本製品は、米国特許番号
5,766,006;5,961,324;6,132,210;6,206,691;6,210,159;6,305,933;6,358,047;6,466,3
34;6,561,800;6,766,050;6,832,913;6,961,149;
その他出願中の特許で保護されています
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