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脳いきいき教室業務 仕様書

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脳いきいき教室業務 仕様書
脳いきいき教室業務
仕様書
1.事業名
脳いきいき教室(以下「本事業」とする)
(介護予防・日常生活支援総合事業・一般介護予防事業)
2.目
的
認知機能や運動機能の低下により、生活機能への影響が予測され、要介護状態となる恐れ
の高い高齢者に対して、日常生活を維持・改善するために必要な認知機能の向上プログラム
と運動器の機能向上プログラム等を行い、要介護状態の発生をできる限り防ぐことを目的と
する。
3.実施場所
沖縄市内の公共施設
4.対象者
65歳以上で医師より運動制限を受けていない方かつ教室の運動等プログラムのレベル
に合った身体状態の方
5.委託事業内容
(1)事業の流れ
①市が参加者を募り、利用者を選定後、受託業者に利用者の基本情報を提供する。
②受託事業者は、認知機能向上及び運動プログラムを織り交ぜ実施し、実績及び事業評
価を市へ報告する。
(2)教室実施期間及び実施回数・時間
①1クール
平成28年7月5日~平成28年10月25日(火)午後2時~4時
②2クール
平成28年11月18日~平成29年3月17日(金)
午前10時~12時
*1クールあたり
週1回、全16回
(3)実施場所
①1クール
沖縄市福祉文化プラザ
②2クール
沖縄市社会福祉センター
(4)利用人数
1教室15名以内
(5)利用料(利用者自己負担金)
①教室参加料1回100円
②送迎料(往復)1回200円
*片道利用でも200円とする。
*市県民税非課税世帯及び生活保護受給者は無料
(6)実施内容
①毎回の教室時(運動実施前)に血圧測定及び体調確認を、看護師等専門スタッフが行
うこと。
②クールごとの開始前にアセスメントを行い、教室参加者と共に個別目標を設定する
③事業実施前と実施後に、認知機能に関する評価、体力測定(Timed Up & Go、最大歩
行速度(5m))を実施し、初期評価及びトレーニング効果の評価を行う。
④事業実施前と実施後に主観的健康観を把握し評価を行う。
⑤認知機能向上プログラムとして運動や脳トレーニング、交流レクレーション等の実施
を行うこと。
⑥自宅でもできる、認知機能向上トレーニング、運動機能向上トレーニングを取り入れ、
継続性、習慣化を促す。
⑧口腔機能(食す、話す、笑う等)の維持・向上と認知症予防との関係についての講話
や嚥下体操等のトレーニングを取り入れる。
⑨積極的参加、仲間づくり、役割づくり、意識向上等を目的にグループ形式の運動、ワ
ークを取り入る
⑩転倒骨折の予防、運動器の機能低下の予防及び向上のためのストレッチ、有酸素運動、
筋力トレーニングの実施
⑪教室のプログラムに、以下の講話を含めること(各1回程度、30~60分)
(ア)栄養士による高齢期の栄養に関する栄養講話
(イ)歯科医師又は歯科衛生士による口腔機能向上(口腔ケア、口腔体操等)に関する
講話
(ウ)言語聴覚士による⑧の内容に関する講話
⑫個別に応じた、運動等の指導、保健相談を行う
⑬教室開催前及び終了後は、市と利用者の情報交換を行う。また、教室実施中でも必要
時、市へ情報提供を行う。
⑭教室参加者のうち、送迎利用者の送迎を実施する。
⑮教室参加者より利用料を毎回徴収し、クール終了後、15日以内に市への納入手続を
行う。
(7)人員体制
①作業療法士または認知機能向上トレーニングができる指導員と、理学療法士または健
康運動指導士等の運動指導員が実施内容に応じて配置(1名以上)。
②看護師それに準ずる資格(1名以上)
③その他運動補助員(2名以上)
④体力測定時のみ補助員(2名以上配置)
⑤(6)⑨の栄養及び口腔機能向上に関する講話に係る専門職については、外部講師に
よる対応可とする。その際には、外部講師情報を市へ報告すること。
⑥(6)⑫の送迎業務については、外部委託による対応可とする。その際には、外部委
託事業者名等の情報を市へ報告すること。
6.委託料について
(1)委託料には、それぞれ人件費、事務費、保険料の負担分、事業の企画、運営、実施に
かかる費用等を含むとする。
(2)具体的な支払いは実績払いとし、クール終了後の事業報告とともに市に請求をするも
のとし、市は正当な請求のあった日から起算して30日以内に事業者に直接委託料を
支払うものとする。
7.賠償保険
受託事業者は、利用者の本事業実施中の事故に備え、賠償保険等に加入し、対応すること。
8.秘密の保持・個人情報の取扱い
受託事業者は、本事業を行うにあたって、利用者の人格を尊重するとともに、事業実
施中に知り得た秘密を他人に漏らしてはならない。
(1)本委託業務就業者は、機密保持契約書を各自、市長へ提出すること。
(2)クール終了時には、これまでの本教室で得た全ての情報を市へ返却すること。
9.実施報告
受託事業者はクール終了後に実施報告書(事業評価含む)を作成し、1ヶ月以内に市に
提出すること。
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