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こちら - 黒田精型

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こちら - 黒田精型
エコアクション21
環境活動レポート
第32期版
2010年9月~2011年8月
2011年 11月 1日 発行
―1―
目 次
Ⅰ 事業概要の紹介
Ⅱ 保有設備の紹介
Ⅲ 環境方針
Ⅳ 環境負荷の実績と目標
Ⅴ 32期の環境活動の取組結果と評価
Ⅵ 33期の環境活動計画
Ⅶ 環境関連法規への違反、起訴等の有無
Ⅷ 中期計画の目標
―2―
Ⅰ 事業概要の紹介
(1) 事業所名及び代表者名
株式会社 黒田精型
代表取締役社長 黒田 辰春
(2) 所在地
本社工場(金型部) 〒937-0031 富山県魚津市道坂400番地
TEL 0765-32-8006
FAX 0765-32-8827
三田工場(成形部) 〒937-0811
富山県魚津市三田283-3番地
TEL 0765-24-6590
FAX 0765-24-3874
三田工場
(3) 事業内容
本社工場
精密金型の設計・製作
三田工場
プラスチック製品の射出成形加工
(4) 事業規模
売上高 450百万円/2010年9月~2011年8月
従業員数 51名(パート、アルバイト含む)
工場延べ床面積 8910㎡
(5) 環境関係の責任者及び担当者 Eメールアドレス
責任者(正)
大井 秀範(三田工場;事務局)
[email protected]
責任者(副)
廣多 剛(本社工場;事務局)
[email protected]
―3―
Ⅱ 保有設備の紹介
(1) 金型部設備
大型平面研削盤
平面研削盤
プロファイル研削盤
立型マシニングセンタ
NC フライス盤
中グリフライス盤
立型フライス盤
直立ボール盤
旋盤
Xion-Ⅱ(3Dマシニングセンタ)
ワイヤーカット
放電加工機
トランスファーモールドプレス
など
(2) 成形部設備
射出成型機
日精樹脂工業(株)
住友重機械工業(株)
(株)川口鉄工
(株)日本省力センター
PS40E
PNX40
NEX50
FS80
NEX110
SG25
SG50
KM180
画像検査機
4台
4台
4台
4台
1台
1台
1台
1台
1台
など
―4―
Ⅲ 環境方針
―5―
Ⅳ 環境負荷の実績と目標
▲は、マイナスを意味する。
(1) 環境負荷の実績
活動開始から
二
排酸
出化
量炭
素
廃
棄
物
30期(3年目)
2008.9~2009.8
26.85
(23.39%、未達成)
0.274
(27.44%、未達成)
1,217.5
(26.36%、達成)
売上高当たりの電力使用量削減
(kwh/万円)
売上高当たりの化石燃料使用量
削減(L/万円)
一般ゴミ排出量の削減
不燃+可燃(kg)
廃プラスチック排出量の削減
(kg)
31期(4年目)
2009.9~2010.8
24.38
(12.04%、未達成)
0.271
(26.05%、未達成)
1,392.1
(▲15.8%、達成)
8,982
(4.76%、達成)
2,607
(437.53%、未達成)
119,916
(13.9%、未達成)
6,064
586
(29期比 1%減)
100,838
(▲4.9% 達成)
金属屑排出量の削減
(kg)
コピー用紙使用量の削減
(枚)
水使用量の削減
(t)
2010年2月より
集計を開始
グリーン調達
(材料・部材に適用)
当社ガイドライン要求事項 当社ガイドライン要求事項
100%達成
100%達成
顧客環境要求事項
100%達成
自ら生産・販売する製品及び
サービスに関する環境配慮
顧客環境要求事項
100%達成
※廃プラスチック排出量は、31期より期樹脂材料の使用量(購入量・支給品)に対して 4.9%とする。
※地下水の計量メーターを 2010年2月に設置して使用量の集計を開始
(2) 32期の 実績
当社は、下表の目標を掲げ環境活動に取り組んでいます。
目標値
二
排酸
出化
量炭
素
廃
棄
物
売上高当たりの電力使用量削減
(kwh/万円)
売上高当たりの化石燃料使用量
削減(L/万円)
一般ゴミ排出量の削減
不燃+可燃(kg)
廃プラスチック排出量の削減
32期の購入量 194,294(kg)
金属屑排出量の削減
(kg)
コピー用紙使用量の削減
(枚)
24.14
(31期比 1%減)
0.268
(31期比 1%減)
1378.18
(31期比 1%減)
9,520
(32期購入量比 4.9%)
2,581
(31期比 1%減)
118,895
(31期比 1%減)
水使用量の削減
(t)
32期 実績(増減率)
2010.9~2011.8
22.00
(▲8.86%)
0.257
(▲4.1%)
947.6
(▲31.24%)
12,125
(6.24%)
580
(▲77.53%)
143,728
(20.89%)
331,913
(32期は集計)
達成状況
達成
達成
達成
未達成
達成
未達成
グリーン調達
(材料・部材に適用)
当社ガイドライン要求事項
100%
―
当社ガイドライン要求事項
100%達成
自ら生産・販売する製品及び
サービスに関する環境配慮
顧客環境要求事項
100%
―
顧客環境要求事項
100%達成
―6―
Ⅴ 32期の環境活動の取組結果と評価
(2010年9月~2011年8月)
(a)二酸化炭素(Co2)排出量削減に関する取組
【取組内容】
・休止中の機器類は電源を落とし、休み時間や未使用場所の照明に於いては常に消灯する。
・空調温度管理を省エネ温度に設定する。【冷房の設定温度 29℃/暖房の設定温度 23℃】
・社有車を利用する際は、エコドライブ運転に努め、停車時にはアイドリングストップを実施する。
・フォークリフトの待機中はエンジンを止めてCo2削減に努める。
【結果】
①売上あたりの電気使用量が目標値24.14kwh/万円に対して8.86%減の22.00kwh/万円で目標達成
②売上あたりの化石燃料使用量が目標値0.268L/万円に対して4.1%減の0.257L/万円で目標達成
【評価】
・成形部では機械設備等にかかる消費電力が大きい為、消費電力量をリアルタイムに監視する電力デマ
ンドを導入して電力の有効利用に心がけ抑制に努めた。
32期は無駄に成形品の在庫を作らない事や照明や設備等は、小まめな電源OFFをして努力したがさらに
削減をしていくには、省エネタイプの設備投資を中期、長期的に計画を立てていく必要がある。
・化石燃料に関してはエコドライブ運転、停車中のアイドリングストップで全体使用量が減った。
(b)廃棄物排出量に関する取組
【取組内容】
・廃棄物削減の為に主な活動として、成形で排出するプラチックゴミ(以下、廃プラと称す)を細かく
分別することでリサイクルが可能となり、リサイクル業者に回収を依頼する。
特に成形プロセスで発生する廃棄物の削減については、品質向上に連携させながら源流工程からの発生
の削減を図っています。
・産業廃棄物委託業者については、マニフェスト等の管理記録で適正に実施されているかを
確認しています。
・コピー用紙削減では、両面コピーの徹底と提出物等は可能な限り電子データの変換でペーパーレス化を
推進します。
【結果】
①一般ゴミ排出量は目標値1,378.18kgに対して32.24%減の947.6kgで目標達成
②廃プラ排出量は32期樹脂材料の購入量(194,294kg)に対して4.9%の9,520kgに目標設定をしたが購入量比
6.24%で12,125kgと目標未達成
③金属屑排出量は目標値2,581kgに対して580kgで目標達成
④コピー用紙使用量が目標値118,895枚に対して20.89%増の143,728枚で目標未達成
【評価】
・一般ゴミ排出量に関しては4月より古紙回収を薦めた為、成形部では可燃ゴミが半減した。金型部でも
削減に繋がったが古紙よりもウエスゴミが大半を占めるので、排出量が半減とまではいかなかった。
・廃プラ排出量では、成形で出るプラスチックゴミの分別を徹底して行った。又、金型構造上で入子の
強度が無く頻繁に破損する入子に関して、鋼材の変更を行って強度を上げたが不良発生数の削減には
繋がらなかった。
・金属屑排出量に関しては32期目標値に対して約1/4程度だった為、33期は目標設定の見直しが必要だ。
・金型部ではコピー用紙使用量が増えた原因が不明なところがあるので、削減活動は継続しつつ目標達成
に向けて工程別に使用調査をする必要が有る。
・オフィス系ゴミの削減に努める。
(c)水排出量削減に関する取組
【取組内容】
・今期より水使用量は全社で地下水+水道使用量の実績を集計する。
・削減活動として水漏れ箇所の点検と修理、節水意識の向上に努めた。
【結果】
①今期は集計のみとして、水使用量は333,913.5tだった。
(d)その他の取組み
・当社のグリーン調達ガイドラインにより、樹脂材料や部材に関してのグリーン調達100%を達成した。
・法令等で禁止された環境負荷物質の含有調査を実施する。(弊社作成の環境負荷物質管理表で管理)
・金型部でも環境負荷物質の『環境負荷物質管理表』を作成し、鋼材から含有調査を開始した。
―7―
Ⅵ 33期の環境活動計画
(2011年9月~2012年8月)
1.環境活動
(a)自社が環境に与える影響を的確に把握する為、仕入れの樹脂材料やケミカル類のリストを作成し
「高精度分析データ」「MSDS」「使用禁止物質の不使用証明書」の有無と更新日等をまとめる。
(b)金型部でも環境負荷物質の含有調査を砥石、ケミカル類、切削工具に対象を広げ、リストを整備し
調査を実施する。
(c)顧客要求事項に対応し環境関連等の調査及び、その他の活動を推進する。
2.二酸化炭素(Co2)削減に関する主な取組
電気使用量の実態を把握する為に、消費電力量をリアルタイムに監視する電力デマンドを活用して
電力の有効利用に心がけ抑制に努める。
(a)電力使用量の削減 【32期実績値から-0.5%】
・休止中の機器類は電源を落とし、昼休み時間や未使用場所の照明に於いては常に消灯する。
・空調温度管理を省エネ温度に設定する。【冷房の設定温度 29℃/暖房の設定温度 23℃】
・省エネ温度に対応する為に夏場はクールビズ導入、冬場は防寒対策を検討する。
・現状の設備では、さらなる削減をしていく事は困難な為、何に投資したらどの程度の節電効果が
得られるか算出して中期、長期的な設備導入計画を立てる。
(b)化石燃料の削減 【32期実績値から-1%削減】
・社有車を利用する際は、アイドリングストップやエコドライブ運転を心がける。
・社有車トラックで荷物運搬時の過積載運行は禁止する。
・フォークリフトの待機中はエンジンを止めCo2削減に努める。
3.廃棄物削減に関する主な取組
各部署から排出される物は3R(リデュース;廃棄物を出さない、リュース;再使用する、
リサイクル;再資源化する)の考えを基本に、全体的な廃棄物削減に取り組んでいます。
特に成形プロセスで発生する廃棄物(廃プラ)の削減に関しては、品質向上と連携させながら
源流工程での発生率削減を図っています。
(a)一般ゴミ排出量の削減 【32期実績値から-2%】
・分別を徹底し、古紙回収の継続活動をしていく。
・金型部の可燃ゴミ排出量に関しては、古紙よりもウエスゴミが大半を占めている為、一般ゴミと
ウエスゴミを分別する。
(b)廃プラ排出量の削減 【33期樹脂材料購入量比-4.9%】
・成形中に排出するランナーPP材、主要10色は、色分別して必ずリターンする。
・その他の排プラに関しても、細かく分別して可能な限り再資源化に努める。
・成形中は小まめに巡回目視検査を行い、ピン折れ等で発生する不良品の早期発見に努める。
(c)金属屑排出量の削減 【31期実績値から-1%】
・32期は部品製作依頼が多く受注内容の影響を受け目標値に対して排出量が1/4程度だった為
今期の目標設定を31期実績値から-1%とする。
(d)コピー用紙使用量の削減 【32期実績値から-3%】
・PC入力した文書をプリントアウトする前に[プレビュー画面]で確認しミスプリントを減らす。
・コピー機使用後は、必ず[メニューボタン]を押してリセットする。
・コピー用紙削減の為、両面コピーや集約コピー化を推進する。
・金型部ではコピー用紙削減活動を継続しながら、工程別に使用量を把握する為に調査する。
4.水排出量の削減に関する取組
・節水活動の推進 【32期実績値から-1%削減】
・日常生活用水の使用量削減を目的として以下の事を実施する。
①水道蛇口に節水コマを取り付ける。
②トイレに擬音装置を設置する。
5.教育訓練の取組
・避難訓練を10月13日、本社工場にて実施した。
・火災訓練を実施する。(2012年6月~7月予定)
・各事業部毎に朝礼を行い、環境方針を朗読して全社員に周知する。
―8―
6.その他、エコ活動に関する取組み
・当社のグリーン調達ガイドラインにより樹脂材料や部材に関しては、グリーン調達100%を
推進する。
・オフィスで使う文具・事務機器を購入する際に、環境負荷ができるだけ少ないものを選択し
グリーン購入を積極的に推進します。
・環境推進委員は境管理統括責任者・事務局・各部門担当者で構成し、【3回/年】又は必要に
応じて会議を開催、環境マネジメントシステムの運用と維持に努める。
エコアクション21の活動推進体制
・環境推進委員会は、一般、産業廃棄物・二酸化炭素排出量・総排水量の環境目標に関して
達成状況を定期的に確認、評価し問題事項を協議して具体的な対策及び是正処置等を行い
削減活動に取り組む。
―9―
Ⅶ 環境関連法規への違反、起訴等の有無
当事業所に適用される関連法規等の遵守状況を確認した結果、違反は有りませんでした。
関係関連等からの指摘及び利害関係者からの訴訟、苦情も過去5年間有りません。
―10―
Ⅷ 中期計画の目標
項目
32期の実績
33期
34期
35期
(2010.9~2011.8) (2011.9~2012.8) (2012.9~2013.8) (2013.9~2014.8)
前年比0.5%減
前年比0.5%減
前年比0.5%減
売上あたりの電気使用量削減
22.00kwh/万円
売上あたりの化石燃料使用量
削減
21.89kwh/万円
21.78kwh/万円
21.67kwh/万円
前年比1%減
前年比1%減
前年比1%減
0.257L/万円
0.255L/万円
前年比2%減
0.252L/万円
前年比2%減
0.249L/万円
前年比2%減
一般ゴミ排出量削減
947.6kg
廃プラの排出量削減
928kg
購入量 194,294kg
33期購入量比4.9%減
排出量 9,520kg
31期の排出量
31期比1%減
909kg
890kg
34期購入量比4.9%減
35期購入量比4.9%減
前年度比1%減
前年度比1%減
金属屑の排出量削減
2,607kg
2,581kg
前年比3%減
コピー用紙使用量の削減
143,728枚
139,416枚
前年比1%減
地下水使用量削減
331,913t
328,595t
2,555kg
前年比3%減
135,233枚
前年比1%減
325,309t
2,529kg
前年比3%減
131,176枚
前年比1%減
322,056t
グリーン調達
(材料・部材に適用)
当社ガイドライン要求事
項
100%達成
当社ガイドライン要求事
項
100%達成
当社ガイドライン要求事
項
100%達成
当社ガイドライン要求事
項
100%達成
自ら生産・販売する製品及び
サービスに関する環境配慮
顧客環境要求事項
100%達成
客環境要求事項
100%達成
客環境要求事項
100%達成
客環境要求事項
100%達成
―11―
URL:http://www.kuroda-seikei.co.jp/
―12―
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