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第57号 - 水土里ネット雄物川筋
広 報 お も の 〈1〉 第57号 きれいな水からうまい米 【主な内容】 発行日/平成27年1月1日 発行所/水 土 里 ネ ッ 年頭の挨拶……………………………………………… 2~5 ト 雄 物 川 筋 秋 田 県 雄 物 川 筋 土 地 改 良 区 秋田県横手市平鹿町醍醐字浅舞山13−74 TEL(0182)32−2244 FAX32−2225 URL:http://www3.ocn.ne.jp/~omosuji/ 財務状況の公表………………………………………… 6~7 国営橫手西部農業水利事業について…………………… 8 県営平鹿平野農業水利事業について…………………… 9 平成26年度事業実施状況について………………… 10~13 土地改良区からのお知らせ………………………………14 受益面積 組合員数 10,617ha 7,255人 第50回全県花だんコンクール 秋田県知事賞受賞 (皆瀬1号幹線用水路:横手市十文字町佐賀会地内) 橋 孝 (工務係) 良 秋田県雄物川筋土地改良区 副理事長 高 (第一) 原 賢 田 康二郎 副理事長 菅 (第二) 藤 理 事 長柴 事佐 正 清 (庶務係) 一 事 長谷川 昇 (水利係) (庶務係) 理 田 一 理 事山 (工務係代表) (庶務係代表) 理 事佐 稔 (庶務係) 々 木 輝 雄 理 事髙 橋 理 事菅 四郎 原 久 (水利係) 理 一 美 田 (工務係) 事武 (水利係代表) 理 茂 (会計係) 助 夫 祐 橋 恒 郎 井 里 順 光 事佐 総括監事 長 田 利 理 事千 橋 事髙 監 事髙 理 監 ▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪ 広 報 お も の 第57号 〈2〉 新年のご挨拶 秋田県雄物川筋土地改良区 理事長 柴 田 康二郎 新年明けましておめでとうございます。 組合員の皆様、関係各位の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 また、平素より本土地改良区の業務運営並びに事業推進につきまして、特段のご理解とご協力を賜り 厚くお礼申し上げます。 昨年は、全国各地で記録的な集中豪雨による災害が発生しましたが、当管内では幸い大きな災害もなく、 かんがい期におきましては梅雨明け後、一時期渇水も心配されましたが、出穂期には必要水量が確保さ れ用水は比較的順調に推移しました。 しかし、実りの秋を迎えた最中、今年の県産米あきたこまちの概算金(一等米、60キロ)が過去最低の 8,500円という生産者にとって衝撃的な結果となりました。 何よりも心配されるのは、農家の生産意欲の低下であり、土地改良区運営にも深刻な事態であると受 け止めております。 このような農業情勢の中、土地改良区としましても国が進める「農林水産業・地域の活力創造プラン」 に基づき、本年度から実施されている農地中間管理機構を利用した農地集積、水田のフル活用などの政 策に応じた用水の適正な配分に努めて参りますとともに、日本型直接支払制度(多面的機能支払交付金)に つきましても本年度から新たに設立されました「田根森地区資源保全広域組織」と管理協定を結び地域 住民の皆様と農村環境の保全・向上に取り組んでおります。 また、土地改良区の合併も統合整備研究会を設置し、協議を重ねて参りましたが、本年1月から推進 協議会に移行することとなりました。 合併により重畳賦課の解消、運営経費の節減を図り、組合員皆様の負担軽減に努めて参ります。 さて、当管内の今年度国県営かんがい排水事業の実施状況ですが、国営横手西部農業水利事業による 4路線 (吉田幹線排水路・油川幹線排水路・五郎兵衛排水路・皆瀬1号幹線用水路)の改修、県営平鹿平 野農業水利事業では皆瀬3−3号排水路の改修を行っております。 工事実施にあたり関係組合員の皆様にはご不便をお掛けすることもあろうかと思いますが、ご理解ご 協力をお願い致します。 日本農業の一大転機を迎え、秋田県農業農村が抱える課題に対応出来るよう関係機関と連携し、役職 員一丸となって取り組んで参ります。 結びに、皆様のご健勝と本年が豊作を心から喜びあえる年となりますようご祈念申し上げ、新年のご 挨拶とさせていただきます。 広 報 お も の 〈3〉 第57号 新年のご挨拶 東北農政局西奥羽土地改良調査管理事務所 所 長 長 井 薫 謹んで新春のお慶びを申し上げます。 組合員の皆様には、旧年中は当事務所業務の実施並びに農業農村整備事業の推進に深いご理解とご協 力を賜り、厚く御礼申し上げます。おかげをもちまして、無事に新年を迎えることができました。 貴土地改良区に関係する当事務所業務で、26年度の実施状況と27年度の予定を申しますと、一つは皆 瀬頭首工1号ゴム堰の補修工事がありました。一昨年4月9日に発生したゴム堰破損に対する恒久的な補 強対策で、昨年12月までに現地作業を終えることができました。また、耐震性能照査を実施しました皆 瀬ダム取水塔は来年度から耐震補強などの対策の検討を始める予定です。 当事務所では、今後とも管内に存する土地改良施設の機能診断と機能回復のための適時適切な対策の 実施、或いは耐震性能照査の実施などを通して、施設機能の維持・保全、災害に強い施設の整備などの ストックマネジメントの推進に努めてまいります。 最近の農政の動向を一つご紹介すると、25年度に農地中間管理機構の創設や水田フル活用と米政策の 見直しなどの4つの改革がまとまり、26年度はこれら政策のスタートの年でした。既にご案内のように、 この改革の中で「多面的機能支払制度の創設」は土地改良区の施設の維持管理とも密接に関わる施策です。 これは、従来の農地・水保全管理支払を組み替えて名称を変えた「資源向上支払」と新たに創設した「農 地維持支払」を合わせた制度です。平成26年6月には、多面的機能支払や中山間地域等直接支払などに係 る「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」が成立し、本年4月に施行されることとなり ました。26年度から始まった多面的機能支払は、27年度から法律に基づく安定的な制度となって運用さ れることになります。土地改良組織の一層の取り組みが期待されています。 ところで、気になる冬季の天候をみると、秋田地方気象台が発表する秋田市における2014年秋~2015 年春における季節現象データでは、今季の「雪」(降雪)の初日は ’ 14年11月13日で、これは平年と同じで 昨年比で2日遅く、同様に「氷」の初日 ’ 14年11月21日は平年比で4日、昨年比で10日それぞれ遅いとのこ とです。 ’ 14年12月から ’ 15年2月の東北地方の3ヶ月予報では、日本海側の降雪量は平年並みと発表され ています。本年もまた気象条件に恵まれて安定した用水利用が進み、米の順調な生育につながるよう願っ て止みません。 27年の年頭にあたって、平鹿平野地域における水田農業の一層の振興に当事務所が貢献できるよう、 また、用水施設の維持管理上の課題に対する解決方策に密に支援できるよう、貴土地改良区と情報共有 を深めて参りたいと思います。今後ともよろしくご指導の程お願い申し上げます。 結びに、秋田県雄物川筋土地改良区の益々のご発展と柴田理事長様はじめ組合員皆様のご健勝とご多幸 をご祈念申し上げます。 平成27年元日 第57号 広 報 お も の 〈4〉 新年のご挨拶 東北農政局平鹿平野農業水利事業所 所 長 大 泉 勝 利 新年おめでとうございます。 組合員の皆様には、日頃から、国営かんがい排水事業横手西部地区の推進について、ご理解とご協力 を戴いておりますことを、この場をかりて御礼申し上げます。 横手西部地区は、事業を着手してから、3年目を迎えています。初年度には、実施設計に集中してま いりましたが、平成25年度、平成26年度と工事は順調に推移しております。 先の国営平鹿平野農業水利事業では、頭首工を中心にしたかんがい用水対策でしたが、この事業では かんがい排水対策を中心にした水路工事を実施しています。 前歴事業から相当年数が経過し、造成された施設が老朽化や機能不全を来たし、維持管理にも多大の 経費と労力を要していることから、施設の機能を回復させ、農業の生産性の拡大と農業経営の安定に資 することにしています。 横手市(9086ヘクタール)、大仙市(16ヘクタール)の9102ヘクタールを受益地として、8路線48.2kmの 水路の改修工事です。完成を平成32年度と予定しています。 事業計画では、これまでに洪水時に水に浸かったことがあるかの状況を把握し、水路施設への流入量 を再計算し、断面積と断面形状を見直しています。また、水路底の洗堀や法面の崩壊の事実、落差水路 の水漏れの原因を調査し、今後の施設利用に支障が無いように改修することにしています。その設計に あたっては、施設管理者である改良区と農業者の皆さんの意向を反映して、維持管理しやすい施設にす る設計にしております。 東日本大震災が発災後は、全国的な度重なる災害や東京オリンピックの開催が決定するなど、これま での公共事業の抑制基調から拡大基調に変化し、作業員不足、敷鉄板の入手やコンクリート二次製品の 材料不足が全国的な問題になっており、入札の不調や不落が相次いでいます。幸いにして、本地区では、 地元の建設業関係者のご理解とご協力を得て、ほぼ予定通りの発注が確保されております。 これまで3年連続の豪雪に見舞われましたが、工事の計画的な遂行のためにも、今年こそは穏やかな 冬であって欲しいと願っております。 農業農村を取り巻く状況は、ますます深刻になっています。農産物生産と自給率の向上はもとより、 農村の維持存続の対策が急務になっています。国では、農地集積や新規就農を始めとする「農政改革」 を進めています。さらに、「まち・ひと・しごと創生法」が成立し施行されました。今後、東京への一極 集中が是正され、地方振興のための各種施策が具体化されることになります。 平成26年産の農産物の作柄は、春先の雪解け遅れで、春作業の遅れが心配されました。しかし、その 後は大きな風水害も無く、順調に推移しました。米については、作況指数は「やや良」で一等米の比率 もこの5カ年では第2位という高水準でしたが、米の仮渡金(概算金)が大幅に低下しました。秋田県では、 ポストあきたこまちの研究も進み、5年後には普及が見込まれると発表なされました。全国的には温暖 化に対応する良食味米の産地間競争が激しくなっており、ブランド米の地位の保全が急がれています。 その一方で、農業経営を拡大し安定させるために、「第2期ふるさと秋田農林水産ビジョン」が秋田県 から示されました。強い担い手を育成し、複合型の生産構造への転換を進め、農産物の加工・流通・販 売と連携した6次産業化の推進を唱えています。このビジョンの実効性を確保するためにも、かんがい 排水事業と大区画圃場整備事業の着実な推進が期待されています。 平成27年の横手西部地区は、これまでの皆瀬1号幹線用水路、吉田、油川、五郎兵衛の幹線排水路工 事に加えて、大宮川幹線排水路などにも着手する予定です。 かんがい排水事業は、農業生産だけでなく、周辺地域の生活環境の向上にも大きな効果をもたらします。 農業者だけでなく、非農家の皆さんにも事業の役割を十分にご理解いただきたいと思います。 事業の計画的な進捗には、仮設進入路での借地協力や捨土対策を始めとする地域の皆さんのご理解と ご協力が必要です。 事業所では、職員が一丸となって、工事の安全な施工と計画的な進捗を進めます。そして、一日でも 早く、皆さんのご期待にお応えしたいと考えています。 新年にあたり、組合員の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。 〈5〉 広 報 お も の 第57号 新年のご挨拶 秋田県平鹿地域振興局農林部 部 長 長 沢 淳 良 新年明けましておめでとうございます。 理事長の柴田様をはじめ、組合員の皆様には、健やかに新しい年を迎えられましたことを、心よりお 慶び申し上げます。 また、日頃より県の農林水産行政、とりわけ農業農村整備事業の推進にご理解とご協力を賜り、厚く 御礼を申し上げます。 昨年は、一時的には水不足も心配されたものの、全体的に天候に恵まれたことから、作柄も比較的安 定した年となりました。その一方で、TPP交渉の先行きが見えない中で、米の一時仮渡金は60kg当た り8,500円と大幅に下落し、今後の農業経営について大きな不安を感じる年となりました。 県では、農林水産業を魅力的な地域産業として発展させていくため、昨年7月に「第2期ふるさと秋 田農林水産ビジョン」を策定したところです。 この中で、「農政改革対応プラン」をとりまとめ、強い担い手づくりや複合型生産構造への転換を推進 する「構造改革の加速化」と、条件不利な「中山間地域対策」を主要な柱としつつ、「構造改革を支える 水田対策」を併せて推進することにより、農業者や地域の意欲ある取組に対し、平成29年度までの4年 間で、緊急かつ集中的に支援していくものとしております。 また、昨年10月には、 「ふるさと秋田農業農村整備実施方針」を策定し、 「農業の生産基盤を強くする」 「農 業農村の環境を守る」「地域共同活動で地域を育む」の3本柱により、農業農村整備事業を推進すること としております。 県としましては、米の生産数量目標の配分が廃止されるこの4年間が本県農業の将来を左右する正念 場と捉えておりますので、組合員の皆様におかれましても、市や農業団体と連携しながら、「強い意志と 覚悟」を持って取り組んでいただくようお願いいたします。 また、昨年より「農地・水環境管理支払交付金」は名称が変更となり、「多面的機能支払交付金」にな りましたが、地域の皆様で行う地域環境の保全に対する支援をするという点では変わりはなく、加えて 地域の伝統文化を将来へと引き継いでいくための活動に対しても支援できるようになりましたので、継 続的かつ積極的な取組をお願いいたします。 さて、平鹿平野地域の農業水利事業についてでありますが、国営平鹿平野地区により皆瀬頭首工や幹 線用水路などの整備が完了したものの、未だその水源となる成瀬ダムの完成には至っておりません。農 業用水の安定確保に加え、近年頻発するゲリラ豪雨など治水対策としても早期完成が待たれていること から、皆様とともに関係機関に強く働きかけてまいりたいと考えております。 国営平鹿平野地区に付帯する県営かんがい排水事業については、関係者の皆様のご協力により順調に 推移し、平鹿平野(一期)地区は事業完了し、平鹿平野(二期)地区もM3-3排水路及び付帯施設を整備し、 平成27年度には完了する予定としております。また、国営横手西部地区関連の支線排水路につきましても、 関係機関と調整を図りながら、早期の事業実施に努めてまいります。 その他の路線についても、基幹水利施設ストックマネジメント事業により改修を進めており、本年度は、 皆瀬 (1)地区のM5-3水路を整備する予定としているほか、新たに皆瀬(2)地区を採択し、M5-1水路 など5路線の整備を順次着手していく予定としております。 ほ場整備事業関連では、田ノ植地区など3地区の新規採択を予定しており、その他にも事業実施の動 きがあることから、地元と連携を図りながら計画的に採択してまいります。また、地下かんがい施設を 活用した複合作物の高品質化を全県に先駆け実施しており、今後ともほ場整備地区を中心に整備を進め てまいります。 平成28年には、平鹿平野地域7土地改良区による合併が予定されております。経営基盤の強化による 農地・農業用施設の資源管理はもとより、地域農業の発展や地域活性化に大いに期待しておりますので、 よろしくお願いいたします。 結びになりますが、秋田県雄物川筋土地改良区の益々のご発展と組合員の皆様のご健勝を心からご祈 念申し上げ、新年の挨拶といたします。 広 報 お も の 第57号 〈6〉 財務状況の公表 平成 26 年8月 28 日に開催された第 95 回総代会において、平成 25 年度一般会計及び特別会計の決算並び に財産目録を上程審議の結果、承認された。 平成25年度 一般会計収支決算 収入の部 平成26年5月31日調製 (単位:円) 科 目 本年度決算額 本年度予算額 費 273,192,335 275,363,000 △ 2,170,665 徴収率 99.19% (1) 経 常 賦 課 金 233,177,594 235,027,000 △ 1,849,406 調定額 235,062,868 円に対し徴収率 99.20% (2) 特 別 賦 課 金 40,014,741 40,336,000 △ 321,259 調定額 40,356,583 円に対し徴収率 99.15% 料 3,063,226 2,551,000 512,226 入 0 1,000 △ 1,000 1.組 合 2.使 用 3.財 産 収 比較増減 4.繰 越 金 44,715,490 44,715,000 490 5.諸 収 入 2,660,327 2,176,000 484,327 6.借 入 金 504,394,000 513,273,000 △ 8,879,000 7.補 助 金 120,430,015 250,409,000 △ 129,978,985 500,000 501,000 △ 1,000 0 1,000 △ 1,000 0 1,000 △ 1,000 0 1,000 △ 1,000 948,955,393 1,088,992,000 △140,036,607 本年度決算額 本年度予算額 地 区 除 外 決 済 8. 積 立 繰 入 災 害 対 策 基 9. 積 立 繰 入 国 営 土 地 改 10. 積 立 繰 入 財 政 調 整 基 11. 積 立 繰 入 収 入 合 金 金 金 金 良 金 金 金 計 附 記 他目的使用、排水許可 ほか 前年度繰越金 過年度未収賦課金 ほか 国営かんがい排水事業(平鹿平野二期地区) 県営かんがい排水事業(平鹿平野地区) 国、県、市補助金 ほか 支出の部 科 目 比較増減 1.事 務 費 127,869,471 137,847,000 △ 9,977,529 2.選 挙 費 0 3,000 △ 3,000 附 記 役員、総代の報酬、職員の給与、会議費(理事会、 監事会、総代会 ほか)、事務所維持費 3.維 持 管 理 費 201,342,701 346,728,000 △ 145,385,299 4.事 業 促 進 費 5,161,534 6,905,000 △ 1,743,466 5.借 入 償 還 金 39,186,020 39,343,000 △ 156,980 6.事 業 負 担 金 525,799,700 532,380,000 △ 6,580,300 国県営かんがい排水事業、適正化事業負担金 ほか 金 10,145,634 12,447,000 △ 2,301,366 賦課金徴収費、車両管理費 ほか 費 514,290 529,000 △ 14,710 金 0 1,000 △ 1,000 7.諸 支 8.財 9.過 出 産 年 度 支 出 10.事 業 費 0 10,000 △ 10,000 11.慶 弔 費 40,000 300,000 △ 260,000 良 0 2,000 △ 2,000 12.国 営 土 地 改 13.繰 出 金 1,242,701 1,288,000 △ 45,299 14.予 備 費 0 11,209,000 △ 11,209,000 911,302,051 1,088,992,000 △ 177,689,949 支 出 合 計 頭首工、水路、揚水機場、ため池 ほか 事業推進協力費 ほか 国県営かんがい排水事業償還金 特別会計積立金 (収入支出差引残金 37,653,342 円次年度へ繰越) 広 報 お も の 〈7〉 第57号 平成25年度 特別会計収支決算 (単位:円) 会 計 名 地 500,000 6,312,146 金 28,155,541 0 28,155,541 立 金 67,899,282 0 67,899,282 立 金 96,233,177 0 96,233,177 金 2,411,578 0 2,411,578 理 32,010,981 30,597,443 1,413,538 岩 崎 弁 天 地 区 除 外 決 済 金 積 立 金 236,168 0 236,168 岩 崎 弁 天 地 区 財 政 調 整 準 備 金 積 立 金 3,023,245 0 3,023,245 岩崎弁天地区岩崎県圃償還金平準化積立金 14,877,429 6,000,000 8,877,429 田 理 76,756,138 74,088,325 2,667,813 田 根 森 地 区 除 外 決 済 金 積 立 金 1,097,290 0 1,097,290 田 根 森 地 区 財 政 調 整 準 備 金 積 立 金 5,146,432 0 5,146,432 田 害 外 対 政 策 調 職 員 役 員、 総 岩 崎 弁 村 準 職 給 代 退 天 森 金 備 与 引 地 積 金 維 区 維 区 維 立 積 当 労 区 立 積 金 慰 地 積 金 任 地 野 済 基 整 退 根 決 差引残金 6,812,146 財 除 支出決算額 金 災 区 収入決算額 積 持 持 持 立 管 管 理 2,078,492 1,710,455 368,037 田 村 野 地 区 除 外 決 済 金 積 立 金 0 0 0 田 村 野 地 区 財 政 調 整 準 備 金 積 立 金 120,032 0 120,032 財 管 産 目 録 (単位:円) 資 産 の 部 摘 要 1. 流 現 動 金 資 預 58,103,597 の 部 1. 長 期 金 額(円) 負 債 1,352,266,869 金 42,102,730 農 業 基 盤 整 備 資 金 借 入 金 409,702,097 16,000,867 水田・畑作経営所得安定対策等資金借入金 509,666,000 金 5,124,688 国営かんがい排水事業資金借入金 101,936,400 産 219,512,320 弁天地区担い手育成事業資金借入金 53,467,000 地 区 除 外 決 済 金 積 立 金 見 返 預 金 6,312,146 岩崎県ぽ償還金平準化資金借入金 30,280,000 災 害 対 策 基 金 積 立 金 見 返 預 金 28,155,541 田根森地区土地総合整備事業資金借入金 113,470,372 財 政 調 整 準 備 金 積 立 金 見 返 預 金 67,899,282 田根森地区担い手育成基盤整備事業資金借入金 120,733,000 職員退職給与引当積立金見返預金 96,233,177 田根森地区農業水利システム事業資金借入金 13,012,000 役 員、 総 代 退 任 慰 労 金 積 立 金 見 返 預 金 2,411,578 2. 短 岩崎弁天地区除外決済金積立金見返預金 236,168 地 区 岩崎弁天地区財政調整準備金積立金見返預金 3,023,245 災 害 岩崎県圃償還金平準化積立金見返預金 8,877,429 財 政 田根森地区除外決済金積立金見返預金 収 び 産 債 摘 要 金 未 及 負 金 額(円) 賦 2. 出 課 資 3. 特 定 資 期 除 外 負 立 金 6,312,146 金 28,155,541 立 金 67,899,282 1,097,290 職 員 退 職 給 与 引 当 積 立 金 96,233,177 田根森地区財政調整準備金積立金見返預金 5,146,432 役 員、 総 代 退 任 慰 労 金 積 立 金 2,411,578 田村野地区財政調整準備金積立金見返預金 120,032 岩 崎 弁 天 地 区 除 外 決 済 金 積 立 金 236,168 調 策 整 済 基 準 金 金 備 金 積 219,512,320 立 対 決 債 積 積 4. 固 定 資 産 265,192,125 岩崎弁天地区財政調整準備金積立金 3,023,245 機 械 器 具 20,245,539 岩 崎 県 ぽ 償 還 金 平 準 化 積 立 金 8,877,429 備 品 25,602,586 田 根 森 地 区 除 外 決 済 金 積 立 金 1,097,290 建 物 178,085,000 田根森地区財政調整準備金積立金 5,146,432 敷 地 41,259,000 田村野地区財政調整準備金積立金 120,032 資 産 合 計 547,932,730 負 債 合 計 1,571,779,189 広 報 お も の 第57号 〈8〉 国営橫手西部農業水利事業について 1.事業計画の概要 項 目 関 係 市 町 村 事 業 費 平 成 26 年 度 事業実施内容 内 横手市、大仙市 受 益 面 積 9,102ha 容 事業実施期間 平成24年度~平成32年度(予定) 全 体 額 平成25年度 平成26年度 262.8億円 19.2億円 29億円 備 考 平成25年度までの 進捗率11.6% 平成26年度の事業実施内容は以下のとおりです。 【改修延長】 皆瀬1号幹線用水路 L = 0.6 km 工事期間:平成26年9月~平成27年3月20日(予定) 施工場所:横手市平鹿町醍醐字街道下地内~醍醐字四ツ屋地内 吉田幹線排水路 L = 2.0 km 工事期間:平成26年7月~平成27年3月27日(予定) 施工場所:横手市塚堀地内~横手市清水町新田地内 油川幹線排水路 L = 1.6 km 工事期間:平成26年9月~平成27年3月27日(予定) 施工場所:大仙市角間川町字旭森地内〜横手市大雄字高津野地内 五郎兵衛排水路 L = 0.8 km 工事期間:平成26年9月~平成27年3月27日(予定) 施工場所:横手市雄物川町深井地内 2.橫手西部農業水利事業トピックス〔第4回〕 ◇平成26年度に油川幹線排水路、五郎兵衛排水路の工事着手 国営かんがい排水事業「横手西部地区」の工事は平成25年度に吉田幹線排水路、皆瀬1号幹線用水路に着手。 平成26年度は新たに油川幹線排水路、五郎兵衛排水路に着手しました。最適な施設となるよう、土地改良区と 議論しながら工事を実施しています。 吉田幹線排水路 改修前 油川幹線排水路施工状況 皆瀬1号幹線用水路 改修後 改修前 五郎兵衛排水路施工状況 改修後 関係者による 大宮川幹線排水路の現地調査 広 報 お も の 〈9〉 第57号 県営平鹿平野農業水利事業について 1.事業計画の概要 〈1〉 平鹿平野地区かんがい排水事業(国営附帯) 項 目 関 係 市 町 村 受 益 面 積 事業実施期間 内 業 費 事 業 量 容 横手市(旧十文字町、旧平鹿町、旧雄物川町、旧大雄村)、大仙市(旧大曲市) 2,011ha 負担区分 H19~H27(予定) 全 体 額 事 (一期)地区 31.91億円 13.37億円 国 県 市 土地改良区 50% 25% 10% 15% (二期)地区 進 捗 率 18.54億円 平成26年度までの 進捗率95% 一期地区(5路線L=10.0km M1-5、M3-2、M3-6、M4-1-2、M6-2) 二期地区(1路線L= 8.3km M3-3) 平成26年度の事業実施内容は次のとおりです。 (2) 工事内容 M3-3 L =1,248m 平 成 26 年 度 (1)予 算 額 2.80億円(二期地区2.80億円) 事 業 実 施 内 容 (3)工事期間 平成26年9月17日 ~ 平成27年3月16日(予定) (4)施工場所 横手市平鹿町浅舞字福嶋地内~横手市平鹿町浅舞字沼下竹原地内 〈2〉 皆瀬(1)地区 基幹水利施設ストックマネジメント事業 項 目 関 係 市 町 村 受 益 面 積 事業実施期間 事 業 費 事 業 量 内 容 横手市(旧十文字町、旧平鹿町) 228.7ha(M4-1-1) H25~H28(予定) 4.00億円 負担区分 進 捗 率 国 県 市 土地改良区 50% 25% 10% 15% 平成26年度までの進捗率38% M2-1、M4-1-1、M5-3、M6-4 水路補修N=1式 平成26年度の事業実施内容は次のとおりです。 平 成 26 年 度 (1)予 算 額 0.77億円 (2)工事内容 M4-1-1 水路補修N=1式 事 業 実 施 内 容 (3)工事期間 平成26年10月7日 ~ 平成27年1月30日(予定) (4)施工場所 横手市平鹿町樽見内字小豆田地内 2.事業の実施状況 〈1〉 平鹿平野(二期)地区 M3-3 国営事業計画に基づき、水路断面が不足する区間及 び老朽化の著しい区間の改修工事を行い、農業用水を 安定的に確保できるようにします。 本年度は二期地区(M3-3)約1.2kmの改修工事を実施 しています。 なお、一期地区(10km)は平成25年度で完了しました。 〈2〉 皆瀬(1)地区 M4-1-1 水路造成から40年以上が経過し、コンクリートの劣 化や鋼構造物の腐食が進行しています。 著しい機能低下に陥いる前に、保全計画を策定して、 計画に基づき対策工事を実施し、施設の長寿命化と維 持管理の軽減を図ります。 本年度は約1.1km(M4-1-1)の水路補修とゲート補修 を実施しています。 水路の改修工事にあたり、地域のみなさんにはたいへんご迷惑を お掛けしております。今後も、ご理解とご協力をお願いします。 広 報 お も の 第57号 平成26年度 〈10〉 事業実施状況 ■国営造成施設管理体制整備促進事業(管理体制整備型) 本年度事業費32,000千円 国50%・県25%・市25% ●頭首工、水路、ため池など農業水利施設は、農業生産面での役割だけでなく、地域の(洪水防止機能・防火用水・ 消雪用水等)多面的機能をあわせもっています。これらの施設は土地改良区が管理していますが、農業水利施設 の有する多面的機能の適切な発揮を促進するため、啓発活動を行いながら、非農家を含めた地域住民の管理作業 への参画と協定締結を目指し、管理体制の強化を図ります。 ●支援事業(管理体制の整備・強化に対する支援) 【春の浚渫作業】 【草刈り作業】 【機械浚渫作業】 【施設研修会(田ノ植部落会)】 【啓発看板設置(立入禁止・きけん・不法投棄) 】 ●推進事業(管理体制整備の推進活動) 【緑化活動(皆瀬1号幹線用水路)】 ■土地改良施設維持管理適正化事業 本年度事業費11,070千円 国30%・県30%・改良区40% ●本年度は、開三ケ村揚水機場(横手市雄物川町西野地内)の補機ポンプ及び附帯施設更新工事を実施しています。 【主ポンプ3台は、H28 〜 H30 にかけて、同事業にて整備補修予定。 】 【開三ケ村揚水機場(主ポンプ 1.2.3 号機)】 【補機設備更新(給水・封水・真空ポンプ】 【機側操作盤更新】 【小配管設備更新】 広 報 お も の 〈11〉 第57号 多面的機能支払交付金活動 田根森地区資源保全広域組織を発足 関係する 17 集落・組織と当土地改良区にて構成 田 畑 合計 協定対象面積 680.61ha 0 680.61ha 交付対象面積 672.31ha 0 672.31ha 当土地改良区が組織の設立・申請手続き・事務処理を受託すると共に、活動全般におけるサポート 農地・農業用施設の保全管理 農業・農村の持続的発展 土地改良区維持管理費節減 賦課金の軽減 農業者の収入確保 土地改良区経営基盤強化 大雄田根森地区は、今年度からスタートした「多面的機能支払交付金」活動にあわせて、当地区 における農地、水路・農道等農業用施設の適切な保全・管理、改良区の維持管理費節減による賦課 金の軽減、農業者の活動参加に伴う収入増加、地域農業・農村の持続的発展のための活動、事務受 託に伴う収入増加による土地改良区経営基盤強化などを目的に、17 の集落・組織と当土地改良区 にて構成する「田根森地区資源保全広域組織」を平成 26 年 6 月 24 日開催の設立委員会にて発足し、 その会長に当土地改良区髙橋 稔理事が選出されました。 各集落・組織では、これまで土地改良区等の管理となっていた水路・農道の保全管理、農用地・ 地域環境保全に目が向くようになり、農業者・地域住民が連携しながら活動を展開しています。 事務を受託した当改良区では、各集落・組織担当を配置して事務処理等を行っており、今後も地 域の方々と連携し、話し合い等をしながら活動の推進をサポートして参ります。 活 動 の 様 子 農村文化 の伝承 事務処理には 会長の○○し いチェックが ぼくたちもガンバッテます! 広 報 お も の 第57号 〈12〉 冬期間における水路維持用水の利用等について 当土地改良区において、冬期間利用(通水)しております用水(水路維持用水)につ きましては、皆瀬頭首工及び成瀬頭首工からの取水量が定められております。 又、水量(維持用水)の増減等について、日々の気象状況や補修工事等により変化し ますので維持用水利用におきまして水路内の水量をご確認頂きながら、利用くださるよ うお願いします。 水路への雪塊を捨てないようお願いします 水路への排雪により、毎年のように溢水する被害が出ております。 用水利用(使用)におきまして特段のご協力をお願いすると共に充分なご配慮をお願いいたします。 雄物川町造山地区 十文字町中ノ村地区 不 法 投 棄 は 犯 罪 で す !! 近年、農業用用排水路へのゴミの不法投棄があとを絶たず、用排水の機能が低下したり、水質の 悪化により環境衛生面にも悪影響を与えています。 また、ゴミの撤去・処分費用は全て土地改良区の負担となります。 私たちの地域を潤す綺麗な水環境づくりのためにも、ゴミを捨てないようお願いいたします。 広 報 お も の 〈13〉 第57号 第 50 回全県花だんコンクール秋田県知事賞受賞 横手市十文字町の市街地を横断する皆 瀬1号幹線用水路敷きを活用した植栽活 動が、第 50 回全県花だんコンクール(県 花いっぱい運動の会主催)において、最 高賞の秋田県知事賞を受賞しました。 この植栽活動は、国営事業により開水 路から暗渠水路に改修されたものの、少 し寂しげな商店街を花で明るくしようと、 「十文字歩道の環境美化を考える会」が主 催となり、地域住民や関係機関の協力の 皆瀬1号幹線用水路敷の花だん(横手市十文字町佐賀会地内) もと平成 21 年より行っております。 秋田県土地改良功労表彰 平成 26 年 11 月4日、男鹿市民文 化会館で行われた平成 26 年度秋田県 土地改良事業推進大会において、当土 地改良区 柿﨑美和子会計主任兼総務 課長補佐が土地改良功労者として表彰 されました。 昭和 51 年より土地改良区に勤務さ れ、永年にわたり土地改良事業の推進 に尽くし、地域農業の発展に尽力され た功績に対し、この度の受賞となりま した。 柿 﨑 美和子 会計主任兼総務課長補佐(前列右端) ■土地改良区の合併について■ これまで、平鹿平野土地改良区統合整備研究会を設置し、合併に向けて協議を重ねておりましたが、 平成 27 年1月より推進協議会に移行することとなりました。 今後は、合併による賦課金の重畳賦課の解消、土地改良区運営の合理化による経費の負担軽減及び組 織運営基盤の強化等の具体的な統合整備計画について協議を進 めてまいります。 統合整備推 進 協 議 会 参 加 土地 改 良 区 平 鹿 町 土 地 改 良 区 おものがわ土地改良区 横手市沼館土地改良区 十文字町土地改良区 阿 気 土 地 改 良 区 横手市宮田土地改良区 秋田県雄物川筋土地改良区 第57号 広 報 お も の 〈14〉 土地改良区からのお願い 土地改良区への届出を、忘れずに!! 公共機関(市、農業委員会、法務局等)で手続きを行っても、土地改良区に直接届出がなければ土地台 帳等の修正は行われず、賦課金は従来の組合員への賦課となってしまいますのでご注意ください。 下記の届出は自己申請です! ○ 組合員の資格喪失通知書の提出 ・組合員が売買、貸借、交換等により農地を移動する場合 ・組合員が死亡、農業者年金受給等により名義を変更する場合 ・組合員が引っ越し等で住所を変更する場合 ○ 地区除外申請書、農地転用等通知書及び意見交付願の提出 ・農地を宅地等に転用、または公共用地(道路等)買収により転用する場合 ○ 他目的申請書 ( 一時使用 ) 及び排水放流許可申請書の提出 ・水路敷地の使用、または、水路へ合併浄化槽処理水等を放流する場合 注意!滞納賦課金は新資格者が継承します 土地改良区地区内の農地を売買するとき(競売も含む)や組合員の資格を交替する場合にその土 地に滞納賦課金があると、その納入義務は、土地改良法の規定により、新しい資格者に継承されます。 資格取得の際は、その後のトラブルを避けるためにも、必ず土地改良区で滞納賦課金について確 認されるようお願いします。 滞納処分(財産差押え)の実施 賦課金の滞納は土地改良法に基づき、地方税の滞納処分の例により知事の認可を受けて理 事が処分執行することになります。納入が滞ってしまうと滞納額が大きくなり一度に支払うこ とが困難となり、改良区の業務運営等にも支障を来すことになります。 滞納者には電話連絡・戸別訪問を行いながら納入の督励をしておりますが、それでも難し い場合は、やむを得ず財産の差押えに踏み切っております。 納付の相談は土地改良区事務所にて随時対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。 賦課金に係る延滞金の減免について 米の概算金が決定され各銘柄とも昨年と比較し大幅な下落となり、農業経営に大きな影響があるこ とから、次のとおり賦課金に係る延滞金を一定期間減免することとしました。 ●対象賦課金 平成 26 年度第2期賦課金(納入期限:平成 26 年 11 月5日) ●減 免 内 容 延滞金(一定期間)を免除します。 ●免 除 期 間 平成 26 年 12 月5日〜平成 26 年 12 月 31 日 ●免除期間終了後の扱い 平成 27 年1月1日以降納入の場合は、延滞金を徴収します。 (平成 27 年1月1日から納付までの日数に年 14.6%の割合を乗じて得た金額を延滞金として徴収します。) 賦課金の納入は便利な口座振替で 1.納入のために土地改良区や取扱金融機関へ行く手間が省けます。 2.納入期限の心配と納入忘れが防げます。 3.納期の前に残高確認をお願いします。 手続き等のお問い合わせは、当土地改良区までご連絡ください。 担当:総務課賦課徴収係 ☎ 0182 - 32 - 2244