...

東白川村国際ボランティアプロジェクト (8/1~8/15)

by user

on
Category: Documents
3

views

Report

Comments

Transcript

東白川村国際ボランティアプロジェクト (8/1~8/15)
CIEE1412
東白川村国際ボランティアプロジェクト
(8/1~8/15)
國分
一磨 他
参加者一同
写真左からベトナムのリン、イタリアのアレッシア。
リンは現在パリに留学中で日本に来るのは初めてであったが、日本語は大学
で尐し勉強したため挨拶や単語で会話することはできた。メンバーとはすぐに
打ち解け合い自由時間はメンバーとゲームや神田殿付近の散歩に行くことが多
かった。中でもアメリカのジョセフと親密な関係になりプロジェクト後半には
二人で行動する場面が多かった。終了後はすぐに東京へ行き、ベトナムへ帰国
した。
アレッシアは、プロジェクト最高齢の参加者であったが周りに気後れするこ
となく自分からボランティアやメンバーとふれあう姿が多かった。また何事に
も落ち着いており、冷静な判断や周りへの気配り配慮もできていた。
日本には数回来ており、着物の着付け、特に折り紙は日本人教えられるレベ
ルで実際に私も教えてもらいアレッシアのすごさを間近で感じた。プロジェク
ト終了後は長野県の妻籠で他のプロジェクトに参加して帰国する予定である。
写真左から、オランダのロビン、デンマークのモハメド、フランスのシモー、
ウクライナのマリア。
ロビンは日本語能力がメンバーの中でもトップレベルで日常会話なら片言程
度ではあるが成り立つ。性格も非常に良く話しかけやすく日本人に頼りにされ
ていた存在であった。終了後は、京都、東京、横浜、名古屋を観光し帰路につ
く予定である。
モハメドは普段は冗談を言ったり勝手に動くなど尐し自己中心的な部分もあ
ったが、ボランティア中は言われた仕事を正確にこなす。現在は看護師を目指
しているらしく幼稚園に訪問した際は陽気に子供とふれあっていた。
シモーは日本のアニメが好きで日本人のアニメ好きとよく話をしていた。自
由時間中は自分のパソコンで動画や音楽を聴いており、あまり目立ちたがる性
格ではなかった。しかしボランティアではまじめに仕事をこなし、意見を言う
姿が見られた。
マリアはとてもシャイな性格で、自ら話しかけることはほとんどなかった。
しかし話しかけると、自分の話や日本の話を聞きたがり日本に興味がある様子
だった。ボランティアでは積極的に動く場面が見られ、食事の準備では、
「手伝
うことはないか」など周りに聞いたりして自ら手伝いに行く様子が見られた。
写真真ん中の男性はメキシコのブライアン、右手の女性はロシアのアーニャ。
ブライアンは現在大学四年生。父親が日本人で、前から日本に興味があった
と話していた。日本語は大学で勉強したらしく日常会話が成り立つほどのレベ
ルで意思疎通も簡単であった。ボランティア中は仕事にも真剣に取り組み、そ
のボランティアに関わった人々と話をすることも多く日本に関心があることが
ひしひしと伝わってきた。プロジェクト終了後はすぐに帰国した。
アーニャはメンバーの中でも特に日本語が上手で、意思疎通は容易で日本人
同士の会話も理解できるレベルであった。プロジェクト中は何事にも楽しそう
にしていたため、いつも笑顔が絶えずメンバーと話をしていた。特に川付近の
ボランティアでは終わった後に泳げることを伝えると笑顔になり、一生懸命に
仕事をしていたのが印象的である。プロジェクト終了後は日本にいる彼氏に会
いに行き数日で帰国する予定である。
写真左の男性はアメリカのダニエル。右側のジョセフと兄弟でプロジェクト
に参加した。カメラが趣味でメンバーの中でも特に大きいカメラを持参してお
り、三脚まで用意して撮影をしていた。普段はあまりメンバーとは話さず無口
な性格ではあったが、徐々に慣れてきてメンバーと話すことも多くなっていた。
とても落ち着きのある存在であった。
日本語のレベルは挨拶程度ではあったが、相手が英語を理解できなかった時
には持参した英和辞典を使って、様々な人とコミュニケーションを図っていた。
プロジェクト終了後は、関の刃物を見学してから帰路に着く予定である。
写真右側の男性はチェコのジェイコブ。左側の女性も同じくチェコのアレッ
クス。二人は交際中らしく期間も四年と長い。プロジェクト中も二人で居るこ
とが多く、またシャイな性格なため自分から話しかけなることが尐なく、周り
と打ち解けるか心配だった。しかし徐々に打ち解け合うようになりみんなと話
やゲームをするようになった。
ジェイコブは週に四日ほどジムでトレーニングしているため非常にタフな体
格をしており、プログラム中も欠かさず筋トレを毎日していた。
アレックスは写真が趣味でどこに行くにもカメラを離さなかった。高山研修
ではいろんな神社の写真や風景を撮っており、非常に日本に興味を持っていた。
二人はプログラム終了後、東京で日本の友人と会ってから帰国する予定であ
る。
写真左からデンマークのイボ、アメリカのジョセフ、イタリアのヴィトーリ
ア、ロシアのジェーニャ。
イボは、短気な性格で英語がわからないとすぐにそっぽを向いてしまうが、
とても陽気でメンバーには気軽に話しかける姿があった。ボランティアにもま
じめに取り組み、自由時間は自身の筋トレや神田殿付近の散歩をしていた。終
了後は、モハメドと東京、京都などを観光後帰る予定である。
ジョセフはがボランティア参加者の中でもリーダーのような存在で、ボラン
ティアや自由時間でも先に行動する様な性格であった。とても真面目で一日の
出来事を毎日まとめていたが、筆記体で書かれていたため内容はほとんどわか
らなかった。
ヴィトーリアは日本のアニメが大好きで服のイラストまで統一していること
もあった。日本語のレベルは挨拶程度であったが、この二週間で飛躍的に伸び
形容詞を使えるレベルまで到達した。非常に慎重な性格で買い物や、水墨画体
験のときには時間がかかる場面があった。終了後はその日にイタリアに帰国し
た。
ジェーニャは二年間日本語の勉強をしていたため、意思疎通は他の外国人よ
りしやすく日常会話にも問題はなかった。ボランティアには積極的に取り組み、
空いた時間には仲間と談笑するなど皆とふれあう姿が多く見られた。終了後は、
東京などを見て回り帰国する予定である。
写真左からフィンランドのイースモ、リーダーの K。
イースモは飛び入りの参加で多尐の心配はあったが陽気な性格ですぐにメン
バーになじんで行った。日本語は多尐話せてはいたが、日本のアニメで勉強し
たらしく尐しわかりづらい部分もあった。東白川村に来る前は東京の浅草に数
週間滞在したらしく、アニメの祭りやメイド喫茶に行ったことを話のネタにし
ていた。特にドラゴンボールとガンダムが好きで普段は背中に亀と書かれた服
で過ごしていた。プロジェクト終了後には高山、白川郷、東京など約一ヶ月ほ
ど日本観光して帰国する予定である。
最後にリーダーの紹介です。現在名古屋商科大学二年生で専攻は経営です。
去年も同じ東白川のプロジェクトに参加しましたが今回はリーダーとして違う
目線でこのワークキャンプを楽しむことができました。来年もこのプロジェク
トがあるとしたら、リーダーではなくサポーターとして、みんなによりよく楽
しんでいただけるように頑張りたいと思います。
8月1日 ワークキャンプ1日目
12:00〜14:00
神田殿到着
16:00〜17:00
歓迎会
17:00〜18:00
避難トレーニング
18:00〜19:00
夕食
19:00〜
ミーティングとフリータイム
23:00
消灯
ワークキャンプ1日目。11時に神田殿に到着し尐人数で外国人を迎えに行
った。外国人はおのおので来たため、最初来ていたのは7人だった。その外国
人を神田殿で下ろしまた駅に向かった。2 回目に神田殿へ帰ってきたときには日
本人が積極的に外国人へ話しかけていた。ここで外国人が、お腹が減ったと言
っていたのでそうめんを作った。外国人はみんなおいしいと言って食べていた。
4時頃になると坂を下った所にある東白川村役所で歓迎会を開いてもらった。
最初に外国人に自己紹介をしてもらい次に日本人大学生の自己紹介を行った。
その次に、東白川村の紹介を日本語と英語でしてもらうと外国人は興味深く聞
いていた。特に東白川村に伝わる伝説の動物であるツチノコの話になると食い
入るように話を聞いていた。捕まえたら100万円と言った瞬間には、外国人
がざわざわとしていた。
歓迎会が終わると避難トレーニングで、火事になったときのシュミレーショ
ンを行い、避難の練習をした。その後、夕食を村の方からいただいた。オード
ブルとお寿司、サンドイッチを食べ、外国人は初めて見る食べ物やお寿司のネ
タをおそるおそる食べてる人や、おいしいと言っている人など様々だった。
夕食の後はミーティングで明日のスケジュールの確認、夕食や掃除の役割を
決めるために 4 つのグループにわけた。
自由時間には、今日あったばかりとは思えないほど仲良くなり、外国人には
日本のことを知ってもらうために、剣玉やこまなど昔ながらのおもちゃを渡し
実際に遊んでもらった。はじめは苦戦していたが、だんだんと上達し、日本人
より上手になった人もいた。夜は、みんな疲れきってぐっすり寝ていた。
8月2日 ワークキャンプ2日目
9:00〜12:00
神田殿清掃
12:00〜13:00
昼食
13:00〜14:30
越原神社清掃
14:30〜16:00
自由時間
16:00〜17:00
正式参拝
17:00〜19:00
自由時間
19:00〜20:00
夕食
20:00〜
ミーティングと自由時間
23:00〜
就寝
ワークキャンプ2日目。9:00からお世話になる神田殿の清掃を開始した。
四つの班に分かれて清掃を行い早く清掃が終わった班が終わってない班の手伝
いを進んで行っていたので、とてもスムーズだった。
昼食はおにぎりを外国人と一緒に作り、楽しく団らんしながら日本の文化を
教えることができた。
その後、車で越原神社に移動し越原神社の清掃開始。地域の人、部員、外国
人がコミュニケーションをとりながらしっかり活動することができた。
自由時間は部員と外国人が一緒になりトランプや UNO など楽しく交流して
いた。
正式参拝では神社の正しいお参りの仕方を習い、外国人のみならず部員の皆
もとても良い勉強になった。
夕食はロシアの料理とポテトサラダ、サラダを A 班が作り、違う国の文化を
学ぶ良い機会となった。やはり国際交流は食文化から入るのが一番良いのでは
ないかと思う。
夜は、昼の清掃の疲れがとても溜まっていたためか、みんなとても早く寝て
しまった。
8月3日 ワークキャンプ 3 日目
9:00
神田殿出発
9:30〜12:00
カヌー会場準備作業
12:00〜13:00
昼食
13:00〜16:00
カヌー教室参加
16:00〜17:45
自由時間
17:45〜19:00
夕食
19:00〜21:30
歌舞伎練習見学
21:30〜23:00
自由時間
23:00〜
就寝
今日は9:00に神田殿を出発し、20分ほど歩きカヌー教室の会場まで行
った。
9:30頃からカヌー教室の会場準備を開始した。外国人と部員がコミュニ
ケーションをとりながら着々と作業をこなしていた。また休憩時間には国籍関
係なくみんなで川遊びを楽しんだ。
カヌー教室では、8月9日の E ボートのチームが発表され各チーム尐ないな
がらもチーム一丸となって大きな掛け声とともに E ボートを漕いでいた。また
地元の小学生のカヌーの体験サポートも行い、地元の小学生と外国人ボランテ
ィアの交流も見られた。
また今回、自由時間に近くにある「吉村旅館」でお風呂場を借りる許可がお
り、一人400円で5名の部員がお風呂をかりてきた。大きな浴槽もあり、と
てもリラックスできた様子だった。
今日の夕食は、イタリアから来た外国人ボランティアの方が作った「トマト
パスタ」、アメリカから来た外国人ボランティアの方が作った鶏肉入りの「シー
ザーサラダ」にタイから来た外国人ボランティアの方が作った「春巻き」どれ
もとてもおいしかった。
また夕食後、歌舞伎の練習見学を行った。日本の伝統芸能の一つの歌舞伎を
観ることができるということもあり、ほとんどの外国人ボランティアが参加し
た。しかし、しゃべり方が独特な歌舞伎は、尐し外国人ボランティアには理解
しにくく不評だった。
8月4日 ワークキャンプ 4 日目
9:00〜11:30
中学3年生との国際交流
11:30〜13:00
昼食
13:00〜18:30
自由時間
18:30〜19:30
夕食
19:30〜
ミーティング・自由時間
23:00〜
就寝
ワークキャンプ4日目。今日は、9:00に神田殿を出発し、歩いて約20
分の東白川中学校に行った。
9:30分頃から交流を開始し、10チームに分けてまず始めに自己紹介を
した。中学生は、緊張しているように見えたが、どこのチームも笑顔で楽しそ
うに見えた。
次に、折り紙をした。折り紙は、外国人ボランティアの方には難しく感じら
れたが鶴や手裏剣などを折り器用にこなしていた。しかし、自分の手のサイズ
と折り紙のサイズに苦戦している様子も見られた。外国人ボランティアの方が
中学生に教えている場面も見られ、交流がとれていたように感じた。
次に、クイズをやった。難易度と自分たちの得意な分野をチームごとに決め、
皆で協力し合い答えを出した。簡単な問題は、スピード勝負になっていて、白
熱していた。特に体を使ってやるクイズが盛り上がったように見られた。最後
の問題は、4択で自分たちのチームが獲得したポイントを、いくらか賭けて話
し合って問題を解いた。
最後に全員で英語 version の let it go を歌った。今年大流行したこの曲は誰も
が聞いたことがあるようだった。英語の歌詞なので日本人は難しいように見ら
れたが、皆で1つの曲を歌うことで和気あいあいとしていた。そして、最後に
中学生が大地讃頌を歌ってくれた。とても綺麗な声で、感動していた。
今日の夕食は、ロシアから来たボランティアの方が作った「ほうれん草とサ
ーモンのクレープロール巻き」アメリカから来たボランティアの方が作った「マ
ッシュルームスープ・スクランブルエッグ」イタリアからきたボランティアの
方が作った「ブルスケッタ」を食べた。皆美味しそうに食べていた。片付けの
時、外国人ボランティアの方が積極的に参加していた。
8月5日 ワークキャンプ5日目
8:40〜14:30
神田殿出発〜高山観光
・昼食は各自で食べました
・高山に行く際はマイクロバスと車 2 台で行きました
14:30〜19:30
自由時間
19:00〜20:15
夕食
20:15〜20:30
ミーティング
20:30〜23:00
自由時間
23:00〜就寝
本日、ワークキャンプ5日目。みんな徐々に打ち解け合って、毎回の自由時
間でサークルのみんなが外国人を招いてカードゲームしたり、折り紙を教え合
って織ったりという光景が見られてほんわかした気持ちになります。
さて今日は、8:40に神田殿から役場まで歩いて行き、そこからマイクロバ
スと車に乗り、約 2 時間かけ高山まで行きました。JR 高山駅の前に着き、そこ
から各自食事班で、高山を散策するために解散。
私のグループは、私、あおいちゃん、國分さん、しょうさん、ひでよし、さや
かちゃん Aana, Jenny, Brian, Jakob, Alexender で、ちょっと遠い照蓮寺をま
ず目指し、他にも資料館や色おんな寺があるところに行きました。
14:30にはみんなきちんと時間どおりに集合し、バスに乗り神田殿に戻り
ました。
神田殿に着いたら今晩は D 班が作る日なので、彼らはい出しに行き、晩飯にと
りかかった。
メニューは Mhamed が作ったツナスパゲッティー
Robin が作ったセルフデザートクレープ
Maria が作ったサラダ
かずきが作ったサラダスパゲッティ
Simon ワインの味付けをしたチキンステーキ。
その後、ミーティングをし、それぞれ散歩したり、みんな元気がまだ尐しあっ
たのか元気にケードゲームをしたりして、一日が終わりました。
8月6日 ワークキャンプ6日目
8:20〜17:00
神田殿出発
・青空見聞塾へ行く際はマイクロバスと車 2 台で行きました。
17:00〜17:00
自由時間
19:30〜21:00
夕食
21:00〜21:15
ミーティング
21:15〜23:00
自由時間
23:00〜就寝
本日、ワークキャンプ6日目。今日は青空見聞塾での初日のボランティア。
今日は久々の晴天でした。すごく暑い中、手分けして掃除を行いました。そし
て昼食はカレーとサラダを作りました。お肉が食べられない方がいたので鶏肉
入りと、肉を入れずにちくわを入れたカレーを作りました。晴天の下で机とイ
スをおいて食べたカレーはすごく美味しかったです。そして尐し休憩した後に
作業再開、皆、すごく一生懸命掃除をしていたのですごく綺麗になり、よかっ
たです。
神田殿に着くと、今晩は A 班が夕食を作る日なので、夕食の買い出しに行き、
夕食の準備に取りかかりしました。
メニューは Jacob と Alex が作った鶏肉のソテーとマッシュポテト
ありさが作ったキャロットケーキ
さやかが作ったみそ汁でした。
その後、ミーティングをし、それぞれ散歩をしたりおりがみをおったり、トラ
ンプゲームをしたりしました。
今日は、疲れていたせいか、明日に備えてぐっすり寝る人が多かったです。
8月7日 ワークキャンプ7日目
8:20〜15:30
青空見聞塾の清掃
15:30〜18:00
自由時間
18:00〜19:30
夕食とミーティング
19:30〜21:00
盆踊りの練習
21:00〜23:00
自由時間
23:00
就寝
ワークキャンプ7日目。今日も昨日行った青空見聞塾に行って清掃をした。
熱中症に注意しながらグループに分かれて、キャンプ場と近くの川の整備をし
た。外国人と日本人がお互いに協力し合って作業をすることができた。
お昼にはみんなで火を熾し、岐阜の特産品の「鶏ちゃん」を調理し食べた。
しかし、お米を炊くのを失敗してしまった。でも「鶏ちゃん」はすごくおいし
かったので、食べることができてとてもよかった。
午後からも午前の続きをしたが、気温が高かったこともあり、みんな疲れて
いてなかなか作業が進まなかった。しかし、なんとか作業を終えることができ
た。
自由時間には人間ピラミッドを作ったり、川に泳ぎに行ったりした。怪我人
もなく楽しく過ごすことができた。
今日の夕食は、ホットドッグとミネストローネと手作りプリンだった。ホッ
トドッグはウインナーの数の計算を間違えてしまった。プリンは思っていたよ
りも水っぽくなってしまったが、おいしく作ることができたのでよかった。
19:30からは盆踊りの練習をした。5曲と最後にマイケルジャクソンの
スリラーの練習をした。難しい曲もあったがみんな尐しずつ慣れて、最後には
きちんと踊れるようになっていた。楽しく踊ることができた。
夜はシャワーの順番がスムーズに回らなかったが、なんとか就寝時間には間
に合うことができた。
8月8日 ワークキャンプ8日目
〜 8:40
9:00〜11:00
12:00〜13:00
起床
水墨画
昼食
14:00〜19:00 FREE TIME
19:00〜20:00
夕食
20:00〜23:00 FREE TIME
〜23:00
消灯
今日は朝から雤が降っていたので、元々スケジュールにあったボランティア
は中止になった。代わりに観山先生による水墨画教室が、初日に歓迎会をした
市民会館で行われた。
最初に観山先生のお手本をみた。観山先生は清水寺に屏風を奉納したりして
いらっしゃる先生でとてもお上手だった。その後、うちわにそれぞれ水墨画を
描いた。日本人より外国人の方が上手く、
「弟子入りしてほしいくらいだ」とい
われるほどだった。
昼食は前日のボランティアの昼食に使った鶏ちゃんの残りを使って、焼きそ
ばとご飯だった。全員に配りきれずシェアして食べるなどのトラブルもあった
が、概ね順調に進んだ。
FREE TIME にはハンガーや干す場所の足りなさや、雤による洗濯物の乾き
にくさから、コインランドリーで洗濯をしている人がいた。100 円で、普通に
干すよりも綺麗に乾くようなので、今の乾き方に不満がある人は使ってみれば
良いと思う。
夕食はチーム C だった。メニューはカルボナーラパスタとけんちん汁とハワ
イアンフライドチキンライスだった。ハワイアンフライドチキンライスはなん
と、ご飯にチキンとパイナップル(おそらく缶詰)を乗せて食べるらしく、説
明があった時は、動揺からか笑いが起きていたが、皆チャレンジしていた。
8月 9 日
ワークキャンプ 9 日目
〜 9:00
起床
12:30〜13:30
昼食
14:00〜16:30
温泉
16:30〜19:00 FREE TIME
19:00〜20:00
夕食
20:00〜23:00 FREE TIME
23:00〜
消灯
今日は台風の影響で雤が降っていたため、元々あったボランティアが全て中
止となり、FREE TIME となった。そのため、朝はいつもよりゆっくりできた。
日本人の私たちは、1年生が昼食で炊き込み御飯とカボチャの煮付けを作っ
た。白米の水の量を間違えてしまい、硬くなってしまったが、日本らしい味を
出すことができ、評判もよかった。
14 時からは、神田殿から車で約 20 分掛かる場所にある「おんぽいの湯」と
いう温泉施設へ行った。ただ、人数が多いため、8人乗りのミニバン2台で1
台が2往復したため、滞在時間の差が出てしまった。また、外国人から「何で
毎回待たないといけないの?」と言われてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱ
いだった。参加人数も多く、かつ、10 人乗りのハイエースを運転できる人もい
るので、大学側で、それを用意して欲しいと思った。
温泉では、外国人、み
な喜んで入ってくれ、さらに交流が深まったと感じた。温泉の入り方やマナー
などもしっかり理解してくれ、とても助かった。
夕食はチーム D が担当だ。チキンスープカレーとポテトフライとポテトサラ
ダを作った。これが美味しいととても評判で、おかわりの分も一気になくなり、
チーム D の私たちはとても嬉しかった。
明日は台風が最も接近するらしく、天候が心配だが、今日の夜はとても静か
で、雤も降ってなかったので涼しかった。これが嵐の前の静けさというものだ
ろうか。
8月10日 ワークキャンプ10日目
〜 9:00
起床
12:30〜13:30
昼食
13:30〜19:00 FREE TIME
19:00〜20:00
夕食
20:00〜23:00 FREE TIME
23:00〜
消灯
今日も昨日と同様に台風の影響により、企画されてあった全てのボランティ
アが中止となった。朝は前日から中止であることを皆が知っていたため、ゆっ
くり起きることができ、たまっていた疲れをとることが出来た。
昼食は4年生の皆さんがオムライスをつくった。オムライスは、たまごがご
飯の上にとても綺麗にかぶさっていて、味の方もとても美味しかった。
昼のフリータイムは皆でいろいろなゲームをした。日本のゲームでは、
「にら
めっこ」と「たたいて被ってじゃんけんぽん」がとても盛り上がった。外国の
ゲームは皆で、Hangman というゲームをした。このゲームは 2 チームに分かれ
て単語を当てていくゲームである。また、絵を描いて当てるゲームやジェスチ
ャーゲームもして、とても良い時間を過ごした。
夕食はチームAによる、とり野菜そばと guacamole with nachos をたべた。
guacamole with nachos はスナック菓子をアボカドに付けて食べる食べ物であ
る。どちらも味がしっかりしていてとても美味しかった。
夕食が終わった後も皆でお話ししたりしてとても楽しかった。ただ、神社の
周りは台風によって散らかってしまって、掃除をするのがとても大変そうだっ
た。明日からはまたボランティアが再開するので、一生懸命にがんばるぞー!
8月11日 ワークチャンプ11日目
~9:00
起床
9;00~10:00
自由時間
10:00~12:00
みつば保育園交流
12:00~14:00
自由時間
14:00~16:00
はなのき会館清掃
16:00~19:00
自由時間(夕食準備)
19:00~20:00
夕食
20:00~23:00
自由時間
23:00~
就寝
今日は台風も過ぎ去り、2日ぶりのボランティアとなった。久々の早起きだ
ったのでなかなか起きないメンバーも多く、とても怠そうな様子だった。
みつば保育園交流では、幼児たちの様子を見ることができ外国人は、とても
楽しそうな様子で、良かったと思うが、自分は正直、子供が苦手でどのように
対処して良いかわからなく、四苦八苦することが多かった。
はなのき会館の清掃は、一昨年参加したときにはなかったボランティアだっ
たので、どのようなところを掃除したら良いのかなどわからない所が多く、後
輩など去年に参加したメンバーに教えてもらいながら廊下などを掃除したが、
とても汚く、掃除した様子などがなかったので、本当に大変だった。しかし終
わった後の爽快感を味わうことができて良かったと思う。
今日の夕食は B 班で、自分たちのグループだった。みんな、なかなか十分な
量が食べられないことが多かったので、ボリュームのある焼き鳥丼と野菜をと
るためにパプリカのサラダ、そして、えびもちという餅粉でつくったエビ餃子
のようなものとデザートとクッキーらしきものを作って、みんなに振る舞った
が、予想以上に好評で、美味しい美味しいと言って食べてもらって良かったと
思う。
明日は薪作りという、なかなか日本人でも出来ないような体験が出来そうな
ので、とても楽しみである。
8 月 12 日(火曜日) ワークキャンプ 12 日目
〜9:10 起床
9:30〜12:00 薪割り体験
12:00〜14:00 昼食
14:00〜19:00 自由時間
19:00〜19:30 夕食
20:00〜21:00 太鼓体験 and 見学
21:00〜23:00 自由時間
23:00〜
消灯
今日は午前中に薪割り体験をやりました。本当は外で開放的な所でおこなう
予定でしたが、あいにくの雤のため室内工場でおこなうことになりました。薪
割りは日本人と外国人がと協力しながら薪割りをおこなうことができたので、
素早く作業することができました。
昼飯はバーベキューで薪割りを教えていただいた方たちと行いました。雤が
その頃は雤が弱まったため、流しそうめんも行うことができました。バーベキ
ューのお肉もそうめんもお腹いっぱいに食べることができ満足できました。
14 時からの FREE TIME では外国人と一緒にフリスビーで遊びました。運動
場でフリスビーを行ったので楽しくやることができました。そして雤が止んで
蒸し暑く、すごく汗をいたので、旅館のよしむら屋さんでお風呂を借りて入り
ました。旅館のよしむら屋さんには大変感謝しています。
今日の夕食を作る班は C 班が作りました。メニューシラス丼とチョコチップ
クッキーとサラダでした。シラス丼はヘルシーで外国人の多くが美味しいとた
くさん食べてくれたのでご飯やシラスがすぐなくなってしまいました。チョコ
チップクッキーはアメリカ人の方が作ってくれ、とてもおいしいと評判で、み
んながたくさん食べました。
夕食後、太鼓の体験と練習風景見学をしました。練習風景見学では東白川村
の方が演奏しているのを聞きました。太鼓の迫力に、日本人も外国人も圧倒さ
れて聞き入ってしまいました。体験では多くの外国人が参加をして体験をしま
した。すごくいい音が出ていて、東白川村の太鼓を指導してくださった人も驚
いていました。太鼓の体験と練習風景見学後、花火をやりました。花火はみん
なで一緒に楽しむことが出来ました。
8月13日 ワークキャンプ13日目
~8:00
起床
9:10~12:00
田植え整備
12:00~13:00
昼食
13:00~14:00
自由時間
14:00~15:00
五加祭り準備
15:00~17:00
自由時間
17:00~21:00
五加祭り
21:00~23:00
自由時間
23:00~
就寝
今日はもともと予定していた時刻より遅い時刻に変更となったため、余裕を
持って朝の準備をすることができた。
午前中は水田に入ることになっており、車で 15 分ほどの距離にある田んぼへ
と赴き、稲の周りに生えている雑草を引き抜く作業を行った。日本人は慣れな
い作業に苦戦している者もいたが、外国人は慣れた様子で作業していたので頼
もしかった。
昼食は弁当で、一昨年は全て同じ中身だったので心配だったが、今年はちゃ
んといろいろな種類のものを食べることができたので正直安心した。
昼食後は自由時間となったが、人数の関係上十数人が五加祭り設営の手伝い
に向かった。やぐらはすでに組んであったため、テントの組み立てとイス・テ
ーブルの準備をした。
夕方は五加祭りに参加した。外国人もたくさん食べ物を買っていて楽しんで
いる様子だった。丸太切りに参加したり、綺麗な花火を観たり、ビンゴ大会に
参加したりと、東白川夏祭りよりは小規模なものの、かなり楽しむことができ
た。ビンゴ大会では国際ボランティアサークルから1人ビンゴ者が出たが、残
念ながら、お菓子が当たった。
神田殿に戻ってからも、皆、興奮が収まらないのかなかなか寝ようとしなか
ったが、やはり疲れていたのか消灯後は、すぐに寝る者が多かった。
明日は最後のボランティアなので、最後まで気を抜かずにいきたい。
8月14日 ワークキャンプ14日目
~8:00
起床
8:30~10:00
祭りの準備
10:00~13:00
昼食
13:30~14:30
浴衣の着付け
14:30~20:00
お祭り
20:00~23:00
自由時間
23:00~
就寝
本日、8月14日は最終日も近づき、交友をより深めるためみんなでお祭り
に行きました。
午前中はお祭りの支度の手伝いに行きました。しかし、今日は雤が朝から続
き悪天候の中、お祭りの支度をすることになりました。またこの天候の影響か
ら尐し支度の時間が延長してしまいました。今年のワークキャンプは人数が多
く、車で往復して移動しなくてはいけなかったので、移動だけで時間を取られ
ることが多く大変でした。
昼食は村の方々から頂いた食材で料理をしました。今までを振り返ってみる
と、村の方々はとても親切で、このように食材を提供していただいたり、ボラ
ンティアの準備の支度などをしていただいたりして、この14日間、本当に村
の方々は感謝しています。
浴衣の着付けでは、外国の方々に浴衣がプレゼントされました。外国の方々
は体格がいいので、着物姿がとても似合っていました。
お祭りの出発は雤天から始まりました。始めはこの調子で雤が降り続いたら
祭りは中止になるのではないのかと、不安でしたがみんなの日々の努力の成果
もあったのか雤は途中でおさまり、祭りは無事終了することができました。お
祭りのイベントとしては、表彰式、大声コンテスト、ビンゴーゲームがありま
した。このお祭りの表彰式では外国人の方々に対して、日々のボランティア活
動と15日の村の滞在の表彰を行いました。最後にはみんなで祭りを楽しみ、
とても綺麗な花火を観て、感動しました。このような機会を開いていただいた
東白川の人々に本当に感謝しています。
明日は外国の方々とのお別れになります。悔いが残らないようにしたいと思
います。
8月15日(金)
8:00 起床
9:00 神田神社清掃
11:00 神田神社お別れ会
13:00 駅でお見送り
ワークキャンプ最終日。今日は2週間お世話になった神田神社の清掃を行な
いました。2週間きれいに使ってきたつもりでしたが、思っていた以上に汚れ
ていてびっくりしました。外国の方も積極的に掃除をしてくれました。
掃除を終えた後は、最後の昼食をとりました。昼食をとる前にリーダーやお
世話になった人たちの挨拶がありましたが、そこで、涙ぐむ人や最後の食事を
惜しむ人たちの姿を見て、私も寂しい気持ちになりました。挨拶をし終えると、
アメリカから来た方が、
「私達からも感謝の言葉を伝えたい」と述べてくれまし
た。去年のワークキャンプではそのような事がなかったので、とても嬉しかっ
たです。
昼食は村の人に作っていただきました。久しぶりに食べるちらし寿司はとて
もおいしく、外国の方も初めて見るちらし寿司に最初は戸惑いながらも、おか
わりする人やおいしいと言ってくれる人もいました。
昼食が終わり後片付けも一段落してからは、荷物を車に積み、帰り支度をし
ました。荷物も何もなくなった、来た時と同じ神田神社を見ると、この二週間
いろいろな体験や経験してきたこと思い出しとても充実した2週間でした。
そして、駅で外国の方と最後の別れをして、見送りました。
この2週間を振り返ると、いろいろなことがありました。当初は、外国の方
と上手く会話する事が出来ず、緊張と焦りがありましたが、時間が経つに連れ
て、ジェスチャーや簡単な英語で話すと、皆、頑張って理解しようとしてくれ
ました。本当にいい人ばかりでした。
わからない事がたくさんあり、戸惑いと不安で始まりました。日にちがたつ
に連れて、何をしていけばいいのかわかるようになりました。ゴミを捨てる場
所,お茶を作る量、必要な物、そういった事、反省点を来年、参加する人たち
にちゃんと伝え、来年は今年以上のワークキャンプを経験できるようにしたい
と思います。
まとめ
去年もこのプログラムに参加しましたが、去年の外国人はほとんどの人々は
日本語がしゃべれたので、コミニュケーションをとるのには困らなかったので
すが、今年の外国人は日本語を話せる人が尐ないと聞いたので、不安になり、
また今年は外国人も日本人も人数が多いので、2週間やっていけるのかといっ
た心配などがありました。しかし実際に外国人に会ってみると、みんなフレン
ドリーでとても接しやすい人々でした。
去年は暑い日が多かったため、毎日のように川で遊ぶことができましたが、
今年は雤ばかりで、ほとんど川で遊ぶことができませんでした。一番楽しみに
していた、E ボートのレースは台風接近中のため中止になってしまいました。E
ボートはチームプレーが大切なので、カヌー教室のときにカヌーには乗らずに E
ボートの練習をたくさんしたのにも関わらず、中止になってしまい、とても残
念でした。外国人も「せっかくたくさん練習をしたのにできないなんて」とと
ても残念がっていました。
一番印象深かったのが水墨画です。多くの外国人は水墨画を体験するのは初
めてだと思います。とても真剣に、自分の好きな絵を書いていました。村の風
景とか金魚の絵、桜などびっくりするほど上手に書かれていました。
この2週間は雤ばかりで、あまり外に出ることができませんでしたが、外国
人たちと話せる機会が増えました。ボランティアも中止になってしまって、や
ることがなく1日が終わるのかと思っていましたが、海外のゲームをやったり、
チーム戦になって戦ったり、雤でも暇をせずにみんなと遊ぶことができました。
チーム戦で戦うゲームでは、団結してみんなが一つになったと感じました。
海外の人たちと2週間過ごして、いろいろな国の料理を食べることができ、
こんなおいしい料理があるのだと、毎日驚きばかりでした。また海外の人たち
はとても気を使ってくれて、
「私に手伝えることはある」と常に声をかけてくれ
たので、過ごしやすい2週間でした。
2週間を振り返ると、あっという間に2週間が過ぎたなと感じました。いい
人たちと出会えて本当によかったなと思います。最高の仲間、一生の宝物です。
またいつか機会があれば会いたいです。
Fly UP