...

平成27年度千歳市清掃事業概要一括ファイル

by user

on
Category: Documents
472

views

Report

Comments

Transcript

平成27年度千歳市清掃事業概要一括ファイル
平成27年度
千歳市清掃事業概要
千歳市環境センター
千歳のあらまし
1
地名の由来
千歳の旧地名は、アイヌの人たちの言葉で、「シコツ」と呼ばれていました。シコツ
とは「大きなくぼ地」という意味で、川にはサケが溯り、大空に鶴が舞い、野山を鹿が
駆ける、自然にあふれた地でした。
文化2年(1805 年)、シコツ場所担当の箱館奉行調役並山田鯉兵衛嘉充(やまだ
りへゑよしみつ)が、箱館奉行羽太正養(はぶとまさやす)に新しい地名を、名付けて
ほしいと願い出ました。そこで、シコツの地には多くの鶴がいることから、「鶴は千年、
亀は万年」の故事にちなみ、『千歳(ちとせ)』と命名しました。
2 地勢
千歳市は、北海道の中南部・石狩平野の南端に位置し、札幌市・恵庭市・苫小牧市・
伊達市・長沼町・由仁町・安平町・白老町の4市4町に隣接しています。
市域は、東西 57.20 ㎞、南北 30.40 ㎞、総面積 594.95 ㎢です。西部は、国立公
園支笏湖地区となっており、透明度が高く日本最北の不凍湖である支笏湖や、樽前山や
恵庭岳など 1,000m級の活火山が連なる山岳地帯です。中央部は、ほぼ平坦で市街地
をはじめ工業団地、飛行場、自衛隊駐屯地、農用地などに利用されています。東部は、
丘陵地帯で農林業に活用されています。
気象は、太平洋と日本海の影響を受ける分岐点にあり、風向きは年間を通して南北に
一定しています。気温は、夏季の最高気温は 30 度程度、年間の平均気温は6度から8
度で、内陸型のしのぎやすい気候です。また、年間降水量は 1,000 ㎜程度で、梅雨や
台風の影響も少なく、降雪量も道内では少ない方です。
3 市勢
千歳は、明治 13 年に6か村戸長役場が開庁され、市制施行は昭和 33 年7月1日で、
道央の中核都市として発展を続けています。千歳市は、空港を核とした空路・鉄道路・
道路等の交通拠点機能を生かし、工業誘致等により着実なまちづくりを行っています。
平成 27 年 10 月1日現在、住民基本台帳人口 95,765 人、47,176 世帯です。
目
前章
グラフで見る千歳市清掃事業概要
次
……………………………………
1∼5
第1章 千歳市清掃事業
1 平成27年度清掃事業の組織
………………………………………………… 1
2 平成27年度清掃事業の施設
………………………………………………… 4
3 平成27年度清掃事業用車両
…………………………………………………16
4 清掃事業予算・決算
……………………………………………………………18
5 平成27年度委託業者一覧表
…………………………………………………20
第2章 千歳市ごみ処理事業
1 ごみ処理の沿革
…………………………………………………………………21
2 ごみ処理手数料の沿革
…………………………………………………………26
3 ごみ処理実績
……………………………………………………………………28
4 ごみ組成分析調査
………………………………………………………………33
5 ダイオキシン類測定結果一覧表
………………………………………………34
6 ごみ処理原価計算
………………………………………………………………35
7 ごみ処理フロー図
………………………………………………………………36
第3章 千歳市廃棄物再資源化事業
1 廃棄物再資源化事業の沿革
……………………………………………………37
2 容器包装廃棄物の再資源化事業
………………………………………………38
3 使用済小型家電製品の再資源化事業
…………………………………………39
4 集団資源回収事業
………………………………………………………………40
5 市民団体等による資源物回収活動への支援事業 ………………………………42
第4章 千歳市し尿処理事業
1 し尿処理の沿革
…………………………………………………………………45
2 し尿処理手数料の沿革
…………………………………………………………46
3 し尿処理実績
……………………………………………………………………47
4 し尿処理原価計算
………………………………………………………………48
第5章 参考資料
1 平成27年度千歳市一般廃棄物処理実施計画
………………………………49
2 千歳市廃棄物の処理等に関する条例
…………………………………………65
3 千歳市廃棄物の処理等に関する規則
…………………………………………70
4 千歳市一般廃棄物処理業許可業者及び登録業者取扱要領
…………………72
5
6
7
8
9
10
11
12
一般廃棄物の再生利用の取扱いに関する要綱
………………………………74
千歳市ごみステーション設置等に関する要領
………………………………74
千歳市ボランティア清掃取扱い要領
…………………………………………75
千歳市ごみ処理手数料等の収納及び指定ごみ袋等の交付に関する取扱要綱…76
千歳市ごみ処理手数料等の収納事務処理要領
………………………………76
千歳市適正ごみ処理推進員制度運営要綱
……………………………………78
千歳市エコ商店認証制度実施要綱
……………………………………………78
千歳市生ごみ処理機等購入費助成要綱
………………………………………79
前章
グラフで見る千歳市清掃事業概要
平成26年度環境センターの歳入と歳出の内訳
## 清掃総務費
5,753万円
ちとせ環境と緑の財団へ
の補助金や、道央廃棄
物処理組合負担金など
## 塵芥処理費
3億0,729万円
ごみの収集運搬業務に
係わる委託料など
## し尿処理場費
18.55
26.00
1.40
1,258万円
1万円
#
1億2,578万円
#
市債
9,290万円
#
一般財源
9億8,393万円
#
道支出金
3,411万円
## 廃棄物処理施設管理費 5億9,185万円
ごみ処理施設の管理業
務に係わる委託料や維
持補修費、施設の改良
事業費など
5.61
35.73
第2埋立処分地の嵩上
げ(最終処分地の延命)
事業
北海道からの補助金
諸収入
他市町村から受入れ
たごみ処理の収入、鉄
屑や空缶の売払収入
やペットボトル再商品
化還元金など
3.50
59.40
## 廃棄物処理施設整備事業費 5,793万円
26.61
4億4,079万円
施設の建設や機械の導
入のために過去に借り入
れたお金の返済
## 職員費
#
国からの補助金(防衛
施設のあるまちへの補
助金)
7.59
し尿収集運搬業務に係
わる委託料など
## 公債費
0.0008
#
2,320万円
国庫支出金
0.76
2.06
し尿処理施設の管理業
務に係わる委託料など
## し尿処理費
使用料及び手数料
4億3,070万円
し尿処理手数料(汲み取
り手数料)、塵芥処理手
数料(ごみ処理手数料)、
浄化槽汚泥処理手数料
など
3.47
9.32
1億5,444万円
歳出割合(単位):%
歳入割合(単位):%
歳出合計 16億5,652万円
歳入合計 16億5,652万円
##
#
-1-
予算額の推移
¥3,000,000,000
¥2,500,000,000
¥2,000,000,000
¥1,500,000,000
¥1,000,000,000
¥500,000,000
¥0
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
予算額(単位:円) ¥2,662,170,000 ¥1,639,529,000 ¥1,374,534,000 ¥1,325,813,000 ¥1,656,520,000
搬入量全体の推移
40,500t
40,000t
39,500t
39,000t
38,500t
38,000t
37,500t
37,000t
平成22年度
平成23年度
平成24年度
-2-
平成25年度
平成26年度
平成26年度ごみの搬入実績と内訳
家庭ごみ
22,890.5t
61%
産業廃棄物
675.2t
2%
一般廃棄物
37,505.7t
98%
事業ごみ
14,615.2t
39%
平成26年度家庭ごみ22,890.5tの内訳
民間資源回収物,
26.3t
0.1%
使用済み小型家電,
56.7t
0.2%
4種資源物,
1,143.6t
5.0%
集団資源回収物,
3,749.6t
16.4%
プラスチック製容
器包装, 720.9t
3.1%
有害ごみ, 64.1t
0.3%
大型ごみ,
197.5t
0.9%
燃やせるごみ,
13,140.2t
57.4%
燃やせないごみ,
3,791.6t
16.6%
-3-
1日1人当たりの排出量の推移
700 グラム
690 グラム
677.6
674.4
680 グラム
667.9
664.6
670 グラム
659.0
660 グラム
650 グラム
640 グラム
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
リサイクル量の推移
6,100t
6,000t
5,900t
5,800t
5,700t
5,600t
5,500t
5,400t
リサイクル量
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
5,723.1t
5,660.1t
5,807.6t
6,036.4t
5,616.3t
-4-
平成26年度集団資源回収
品目別回収実績
びん類,
7,965
kg
金属類,
213,926
kg
古紙類の内訳
紙パック 1%
古
紙
雑誌
16%
新聞紙
55%
類
3,527,724kg
段ボール
28%
最終処分場処理量の推移
17,000t
16,000t
15,000t
14,000t
13,000t
12,000t
11,000t
10,000t
9,000t
最終処分場処理量
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
13,929.6t
12,238.5t
11,087.2t
12,540.9t
11,133.0t
-5-
第1章
千歳市清掃事業
1 平成27年度清掃事業の組織
(1) 千歳市組織図
(平成 27年4月1日現在)
廃棄物管理課長
市民環境部長
総務係長
建設計画係長
施設係長
係員 2 名
係員(1 名)
係員 2 名
環境センター長
廃棄物対策係長
係員 5 名
資源循環推進係長
係員 2 名
廃棄物対策課長
(2) 千歳市事務分掌
① 廃棄物管理課
1) 廃棄物処理の総合計画に関すること。
2) 廃棄物減量等推進審議会に関すること。
3) 一般廃棄物処理業の許可に関すること。
4) 産業廃棄物処理事業者への指導に関すること。
5) 廃棄物に係る調査等の部内調整に関すること。
6) 環境センターの庶務に関すること。
7) 廃棄物処理施設の計画及び工事に関すること。
8) 廃棄物処理施設の管理運営に関すること。
② 廃棄物対策課
1) 循環型社会の推進並びに普及及び啓発に関すること。
2) 廃棄物の資源回収及び再利用に関すること。
3) リサイクル意識の普及に関すること。
4) 公益財団法人ちとせ環境と緑の財団との課業務に関すること。
5) 市民清掃に関すること。
6) 一般廃棄物の収集に関すること。
7) 不法投棄に関すること。
8) 廃棄物の排出及び分別並びに搬入に関すること。
9) 廃棄物の処理手数料等に関すること。
- 1 -
(3) 千歳市廃棄物減量等推進審議会
廃棄物の減量と適正な処理に関する事項を調査審議するため、市長の附属機関として、
千歳市廃棄物減量等推進審議会を設置しています。
千歳市廃棄物減量等推進審議会委員名簿
(平成 27 年4月1日現在)
区分
小区分
推薦団体等
氏 名
在任数
役職
会長
学識経験を有する者
千歳科学技術大 吉田 淳一
学
1期
生活知識経験を有する者
千歳市生活学校 阿部 貞枝
1期
消費知識経験を有する者
千歳消費者協会 中本 美紀子
1期
知識経験を 資源回収事業の知識経験 (公財)ちとせ環
有する者
を有する者
境と緑の財団
リサイクル事業の知識経験 再生事業者
を有する者
中原 美由紀
諏訪 直哉
1期
2期
廃棄物収集運搬業の知識 一般廃棄物収集 橋本 潔
経験を有する者
運搬業許可業者
4期
廃棄物処分業の知識経験 一般廃棄物処分 丹治 秀寛
を有する者
業許可業者
3期
地域団体
千歳市町内会連 吉田 喜惠子
合会
1期
福祉団体
(社)千歳市社会
福祉協議会
片野 時夫
2期
商業団体
千歳商工会議所 鈴木 善一
1期
道央農業協同組 長島 千栄子
合千歳支所
1期
工業団体
千歳工業クラブ
大野 勝己
3期
建設団体
千歳建設業協会 三井 真弓
1期
民間団体の
農業団体
代表者
公募
−
柿崎 壽延
2期
公募
−
廣瀬 令子
2期
市長が必要
と認める者 公募
−
能登
1期
公募
−
宮崎 真由美
勝
副会長
1期
※ 任期:平成 25 年 12 月1日∼平成 27 年 11 月 30 日
- 2 -
平成 26 年度千歳市廃棄物減量等推進審議会の開会状況
回 数
開催日
会 議 内 容
① 道央廃棄物処理組合の設立について
② 使用済小型家電製品リサイクルについて
第1回
5 月 13 日
報告事項 ③ 平成25年度千歳市環境センター廃棄物処理実績(速報
値)について
④ その他
報告事項
第2回
① 使用済小型家電製品の回収状況について
② 一般廃棄物処理基本計画の概要について
10 月 22 日
調査事項
① エコパーク三笠研修視察
② 中・北空知エネクリーン研修視察
- 3 -
2
平成27年度清掃事業の施設
千歳市環境センター全体配置図
国道36号
JR 千歳線
リサイクルセンター
破砕処理場
破砕処理場(旧)
焼却処理場
管理棟
車庫棟
スラッジセンター
排水処理場
計量所
第3埋立処分地
JR 美々駅
第1埋立処分地
第2埋立処分地
苫小牧 行政界
至苫小牧
全体敷地面積:650,563 ㎡
-4-
(1) ごみ
① 管理施設
施設の名称
千歳市環境センター管理棟
所在地
千歳市美々758番54
施設の概要
◎建築面積:1,523.45㎡(うち渡り廊下60.50㎡)
◎構造:(管理棟)鉄筋コンクリート造2階建(渡り廊下)鉄骨造
◎昭和61・62・63・平成元年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成2年3月24日
事業費:260,317千円
施設の名称
千歳市環境センター車庫棟
所在地
千歳市美々758番54
施設の概要
◎建築面積:728.82㎡
◎構造:鉄骨造平家建
◎昭和61・62・63・平成元年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成元年12月20日
事業費:100,130千円
施設の名称
千歳市環境センター資材保管庫
所在地
千歳市美々758番54
施設の概要
◎建築面積:162.54㎡
◎構造:軽量鉄骨造平家建
◎完成年月日:平成2年8月21日
事業費:10,660千円
環境センター管理棟
環境センター車庫棟
-5-
② 搬入管理施設
施設の名称
千歳市環境センター計量所
所在地
千歳市美々758番193
施設の概要
◎建築面積:180.14㎡
◎構造:軽量鉄骨造平家建
◎型式:(クボタMLC1−08)30,000㎏1基、20,000㎏1基
◎昭和58・59年度 防衛庁補助事業
完成年月日:昭和60年3月29日
事業費:33,068千円
施設の名称
千歳市環境センター有害物保管庫
所在地
千歳市美々758番193
施設の概要
◎建築面積:79.00㎡
◎構造:鉄骨造平家建
◎完成年月日:平成2年10月15日
事業費:5,593千円
環境センター計量所
環境センター有害物保管庫
-6-
③ 再資源化処理施設
施設の名称
千歳市リサイクルセンター
所在地
千歳市美々758番141
施設の概要
◎建築面積:(工場棟)1,341.00㎡
:(保管棟)157.50㎡
◎構造:(工場棟)鉄骨造2階建(保管棟)鉄骨造平家建
◎処理能力:17t/5h
◎機械設備:受入供給設備、搬送設備、選別設備、再生貯留設備、
除塵設備
◎平成10・11・12年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成13年3月15日
事業費:1,010,741千円
◎車両整備事業:平成12年度 防衛庁調整交付金事業
完成年月日:平成13年3月12日
事業費:16,760千円
リサイクルセンター(工場棟)
リサイクルセンター(保管棟)
-7-
施設の名称
千歳市リサイクルセンター収集袋等保管庫
所在地
千歳市美々758番141
施設の概要
◎建築面積:80.60㎡
◎構造:鉄骨造平家建
◎平成15年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成15年9月30日
事業費:15,886千円
施設の名称
千歳市リサイクルセンター廃家電等保管庫
所在地
千歳市美々758番141
施設の概要
◎建築面積:98.00㎡
◎構造:鉄骨造平家建
◎平成15年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成15年9月30日
事業費:14,564千円
リサイクルセンター
収集袋等保管庫
リサイクルセンター
廃家電等保管庫
-8-
④ 焼却処理施設
施設の名称
千歳市焼却処理場
所在地
千歳市美々758番54
施設の概要
◎建築面積:2,661.00㎡
◎構造:鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建
◎処理能力:195t/24h(97.5t/24h×2炉)
◎型式:連続燃焼式焼却炉 タクマ製PSSD型ストーカ式
◎昭和61・62・63・平成元年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成2年1月31日
事業費:1,960,000千円
◎CO濃度計設置事業:平成10年度 防衛庁調整交付金事業
完成年月日:平成10年11月20日
事業費:6,678千円
◎ダイオキシン対策事業:平成11∼16年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成17年3月14日
事業費:3,042,531千円
焼却処理場
-9-
⑤ 破砕処理施設
施設の名称
千歳市破砕処理場(新)
所在地
千歳市美々758番53、141
施設の概要
◎建築面積:2,709.19㎡
◎構造:鉄骨造一部鉄筋コンクリート造(地下1階地上3階建)
◎処理能力:40t/5h×1基
◎型式:堅型高速回転式破砕機(クボタKE-400S)
◎平成20・21・22年度 防衛省補助事業
◎完成年月日:平成23年7月29日
◎事業費:1,913,425千円
破砕処理場
【北海道グリーンニューディール基金事業 完成年月日:H23.7.14】
太陽光風力発電 LED 外灯(9W×2 基)
太陽光発電設備(10Kw×1 基)
- 10 -
⑥ 最終処分施設
1) 千歳市第1最終処分場
施設の名称
千歳市第1埋立処分地
所在地
千歳市美々758番1
施設の概要
◎埋立面積:86,000㎡
◎埋立容積:518,230㎥
◎型式:管理型最終処分場
◎昭和58・59年度 厚生省補助事業
完成年月日:昭和59年10月4日
事業費:541,760千円
施設の名称
千歳市第1排水処理場
所在地
千歳市美々758番52
施設の概要
◎建築面積:461.07㎡
◎構造:鉄筋コンクリート造平家建
◎処理能力:100㎥/24h
◎処理方式:標準活性汚泥+凝集沈殿方式
◎昭和58・59年度 厚生省補助事業
完成年月日:昭和59年11月26日
事業費:349,000千円
第1埋立処分地
第1排水処理場
- 11 -
2) 千歳市第2最終処分場
施設の名称
千歳市第2埋立処分地
所在地
千歳市美々758番1
施設の概要
◎埋立面積:46,800㎡
◎埋立容積:362,764㎥
◎型式:管理型最終処分場
◎平成4・5・6年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成7年3月15日
事業費:573,762千円
施設の名称
千歳市第2排水処理場
所在地
千歳市美々758番52
施設の概要
◎建築面積:426.02㎡
◎構造:鉄筋コンクリート造2階建
◎処理能力:120㎥/24h
◎処理方式:回転円盤+凝集沈殿方式
◎平成4・5・6年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成7年3月21日
事業費:525,300千円
第2埋立処分地
第2排水処理場
- 12 -
3) 千歳市第3最終処分場
施設の名称
千歳市第3埋立処分地
所在地
千歳市美々758番1
施設の概要
◎埋立面積:45,000㎡
◎埋立容積:310,000㎥
◎型式:管理型最終処分場
◎平成14∼18年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成18年11月20日
事業費:1,426,298千円
施設の名称
千歳市第3排水処理場
所在地
千歳市美々758番52
施設の概要
◎建築面積:690.10㎡
◎構造:鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建
◎処理能力:120㎥/24h(高度処理340㎥/24h)
◎処理方式:接触ばっ気+凝集沈殿方式(+砂ろ過方式)
◎平成14∼17年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成17年7月21日
事業費:667,141千円
第3埋立処分地
第3排水処理場
- 13 -
(2) 小動物の死体
① 焼却処理施設
施設の名称
千歳市小動物焼却処理場
所在地
千歳市美々758番1
施設の概要
◎建築面積:29.30㎡
◎構造:コンクリートブロック造平家建
◎処理能力:170㎏/h
◎焼却方式:ロストル方式
◎平成4・5年度 防衛庁補助事業
完成年月日:平成6年3月11日
事業費:13,390千円
小動物焼却処理場
- 14 -
(3) し尿
① 汚水投入施設
施設の名称
千歳市汚水投入施設
所在地
千歳市清流1丁目1−7
施設の概要
◎建築面積:370.17㎡
◎構造:鉄筋コンクリート造平家建
◎処理能力:28,000ℓ /24h
◎処理方法:除渣、希釈後下水道へ投入
◎完成年月日:平成6年3月22日
事業費:318,545千円
汚水投入施設
- 15 -
3
平成27年度清掃事業用車両
(1) 管理部門:4台
用途
連絡用
連絡用
連絡用
連絡用
種別・用途
小型・特種
(工作車)
普通・乗用
(ワゴン)
普通・乗用
(ワゴン)
軽自動車・
乗用(箱型)
積載量
車名
5人乗り 日産
ADバン
5人乗り ホンダ
ストリーム
5人乗り トヨタ
ビッツ
4人乗り スズキ
アルト
車両番号
札幌88
ち3199
札幌503
す624
札幌501
ら6321
札幌580
き3003
取得年月等
備考
H 8. 9
市所有
(寄贈車)
リース
市リース
H23.7
リース
市リース
H26.5
リース
市リース
H18.5
車両番号
札幌11
ひ8611
札幌400
た5269
札幌400
は7982
札幌50
め9703
札幌50
め9704
取得年月等
リース
H9.4
リース
H14.5
リース
H26.6
リース
H16.5
リース
H16.5
車両番号
札幌100
さ9140
札幌400
の813
札幌800
は1366
札幌000
る2133
取得年月等
備考
環境と緑の
H13. 3
財団所有
(2) 収集部門:5台
用途
種別・用途 積載量
不法投棄用 普通・貨物 2人乗り
(ボンネット)
不法投棄用 小型・貨物 2人乗り
(ボンネット)
不法投棄用 小型・貨物 2人乗り
(キャブオーバ)
パトロール 軽自動車・ 4人乗り
用
乗用(箱型)
パトロール 軽自動車・ 4人乗り
用
乗用(箱型)
車名
日産
ダットサン
トヨタ
ハイラックス
日産
バネット
三菱
パジェロミニ
三菱
パジェロミニ
備考
市リース
市リース
市リース
市リース
市リース
(3) リサイクル部門:7台
用途
資源物
運搬用
資源物
運搬用
資源処理用
種別・用途
普通・貨物
(キャブオーバ)
小型・乗用
(バン)
普通・特種
(塵芥車)
資源処理用 大型特殊
(ショベルローダ)
資源処理用 フォークリフ
ト
資源処理用 フォークリフ
ト
資源処理用 搭乗式清掃
機
積載量
車名
3.95t
日野
レンジャー
6人乗り トヨタ
ハイエース
3.05t
三菱
ファイター
1.6㎥
川崎
ホイールローダ
2.5t
三菱
F18B21656
2.5t
三菱
F18B22571
1人乗り 蔵王産業
マグナム
- 16 -
−
−
−
H24. 4
H15. 3
H13. 3
H13. 3
H13.12
H13. 3
環境と緑の
財団リース
市所有
市所有(調
整交付金)
市所有(調
整交付金)
市所有
市所有(調
整交付金)
(4) 焼却部門:1台
用途
種別・用途 積載量
車名
焼却灰運搬 普通・貨物 7.5t
三菱
用
(ダンプ)
グレート
車両番号 取得年月等
備考
札幌11
H元.11
市所有
な1563
(5) 破砕部門:3台
用途
破砕物運搬
用
破砕物運搬
用
廃棄物処理
用
種別・用途 積載量
普通・貨物 6.4t
(ダンプ)
普通・貨物 6.3t
(ダンプ)
大型特殊
1.6㎥
(ショベルローダ)
車名
車両番号 取得年月等
日野
札幌100
H10. 7
レンジャー
は87
H13. 6
日産ディーゼル 札幌100
は1531
コンドル
TCM
札幌000
H16.11
ホイールローダ る4553
備考
市所有
市所有
市所有(調
整交付金)
(6) 埋立部門:4台
用途
埋立覆土運
搬用
埋立覆土用
種別・用途 積載量
車名
普通・貨物 7.0t
いすゞ
(ダンプ)
810
大型特殊
30t
コマツ
ブルドーザ
(ショベルドーザ)
埋立覆土用 大型特殊
20t
コマツ
ブルドーザ
(ショベルドーザ)
排水脱水ケ 小型・貨物 3人乗り 三菱
ーキ運搬用 (ダンプ)
デリカトラック
- 17 -
車両番号 取得年月等
備考
札幌11
H 5. 7
市所有
な4090
札幌00
S63. 8
市所有
は611
H13.10
市所有
−
札幌400
ち4687
H15. 5
市所有
4 清掃事業予算・決算
(1) 歳入
款・項・目・節
使用料及び手数料
(単位:千円)
H27予算
H26決算
H25決算
H24決算
H23決算
H22決算
444,527
430,697
420,763
403,473
421,209
445,946
444,527
430,697
420,763
403,473
421,209
445,946
444,527
430,697
420,763
403,473
421,209
445,946
し尿処理手数料
17,656
16,826
16,340
14,594
14,089
15,308
塵芥処理手数料
422,008
409,543
400,995
385,963
403,914
427,342
6
5
6
6
6
8
廃棄物許可申請手数料
147
45
147
53
209
58
浄化槽汚泥処理手数料
4,050
3,671
2,718
2,563
2,645
2,715
生活雑排水処理手数料
660
607
557
294
346
515
89,584
23,200
4,489
4,800
108,340
640,241
89,584
23,200
4,489
4,800
108,340
640,241
−
−
−
4,800
−
42,500
特定防衛施設周辺整備調整交付金
−
−
−
4,800
−
−
再編交付金
−
−
−
−
−
42,500
89,584
23,200
4,489
−
108,340
597,741
89,584
23,200
4,489
−
108,340
597,741
10
13
11
16
22,550
5,955
−
−
−
−
22,522
5,900
−
−
−
−
22,522
5,900
−
−
−
−
22,522
5,900
10
13
11
16
28
55
10
13
11
16
28
55
10
13
11
16
28
55
123,458
125,776
126,050
123,095
122,678
108,973
48,330
49,448
49,813
49,610
47,954
44,783
48,330
49,448
49,813
49,610
47,954
44,783
48,330
49,448
49,813
49,610
47,954
44,783
75,128
76,328
76,237
73,485
74,724
65,189
75,128
76,328
76,237
73,485
74,724
65,189
光熱水費収入
120
126
82
117
2,544
999
広告料収入
500
320
320
500
450
500
鉄屑売払収入
14,187
9,979
17,222
12,148
13,948
16,382
空缶売払収入
10,482
13,909
11,245
8,997
9,968
9,356
他会計負担金収入
39,382
39,464
39,308
38,852
35,325
30,138
ペットボトル再商品化還元金
9,930
12,003
6,124
11,996
11,672
5,915
再商品化合理化拠出金収入
332
332
287
875
817
1,899
資源物売払収入
195
195
−
−
−
−
−
−
1,649
−
−
−
167,200
92,900
66,500
61,700
157,800
579,100
167,200
92,900
66,500
61,700
157,800
579,100
167,200
92,900
66,500
61,700
157,800
579,100
167,200
92,900
66,500
61,700
157,800
579,100
一般財源
873,536
983,934
708,000
781,450
806,952
880,956
歳入計
1,698,315
1,656,520
1,325,813
1,374,534
1,639,529
2,662,170
手数料
衛生手数料
証明手数料
国庫支出金
国庫補助金
総務費国庫補助金
衛生費国庫補助金
施設周辺整備助成衛生費補助金
道支出金
道補助金
衛生費補助金
北海道グリーンニューディール基金事業衛生費補助金
道交付金
衛生費交付金
特別徴収義務者交付金
諸収入
受託事業収入
衛生費受託収入
ごみ処理受託収入
雑入
雑入
その他の収入
市債
市債
衛生債
廃棄物処理施設整備事業債
- 18 -
(2) 歳出
(単位:千円)
款・項・目・事業
衛生費
H27予算
H26決算
H25決算
H24決算
H23決算
H22決算
1,273,570
1,061,282
950,543
941,151
1,206,051
2,082,756
1,273,570
1,061,282
950,543
941,151
1,206,051
2,072,756
75,786
57,528
58,058
63,904
72,994
55,845
ちとせ環境と緑の財団補助金
50,605
48,281
50,013
59,825
69,708
49,000
道央廃棄物処理組合負担金
15,828
6,811
−
−
−
−
ごみ処理広域化推進協議会負担金
−
−
3,274
清掃費
清掃総務費
一般廃棄物処理基本計画等改訂業務経費
5,314
その他経費
4,039
2,436
4,771
4,079
3,286
6,845
321,606
307,291
277,106
271,567
288,199
267,694
253,390
251,804
227,231
225,043
214,902
202,016
6,556
6,395
6,607
6,613
7,423
7,048
その他経費
61,660
49,092
43,268
39,911
65,874
58,630
し尿処理場費
13,435
12,574
11,986
12,032
12,133
12,118
施設管理業務等委託料
2,135
2,550
2,054
2,054
2,054
2,117
し尿処理場維持管理費負担金
3,612
3,417
3,302
3,350
3,150
2,759
その他経費
7,688
6,607
6,630
6,628
6,929
7,242
34,801
34,113
32,982
33,089
33,032
32,722
33,446
34,016
31,878
31,878
31,878
31,469
1,355
97
1,104
1,211
1,154
1,253
617,134
591,852
560,231
555,424
536,828
466,698
251,532
251,532
244,545
244,545
180,705
154,665
施設維持補修費
62,707
59,886
52,332
56,797
44,997
45,877
廃棄物処理施設改良事業費
83,938
84,888
82,478
82,395
79,485
55,020
218,912
195,546
180,876
171,687
231,641
211,136
210,808
57,924
10,180
5,135
262,865
1,247,679
破砕処理施設整備事業費
−
−
−
−
219,951
1,196,018
第3埋立処分地監視設備設置事業費
−
−
−
−
−
−
廃棄物処理施設・搬入路整備事業費
−
−
−
−
−
−
焼却施設煙突整備事業費
−
−
−
−
−
42,735
第3埋立処分地植樹・飛散防止ネット設置事業費
−
−
−
−
−
2,783
環境センター省エネルギー化推進事業費
−
−
−
−
22,744
6,143
計量システム改修事業費
−
−
−
−
14,080
−
210,808
57,924
10,180
−
6,090
−
−
−
−
5,135
−
−
275,631
440,792
217,522
261,719
268,816
408,308
公債費
275,631
440,792
217,522
261,719
268,816
408,308
元金
263,266
425,969
200,100
241,809
247,443
387,462
利子
12,365
14,823
17,422
19,910
21,373
20,846
職員費
149,114
154,446
157,748
171,664
164,662
171,106
149,114
154,446
157,748
171,664
164,662
171,106
職員費
149,114
154,446
157,748
171,664
164,662
171,106
歳出計
1,698,315
1,656,520
1,325,813
1,374,534
1,639,529
2,662,170
塵芥処理費
塵芥収集業務委託料
収集業務経費
し尿処理費
し尿収集運搬業務等委託料
その他経費
廃棄物処理施設管理費
施設管理業務等委託料
その他経費
廃棄物処理施設整備事業費
第2埋立処分地嵩上げ事業費
焼却処理施設外壁改修事業費
公債費
職員費
- 19 -
5 平成27年度委託業者一覧表
(1) 塵芥収集運搬業務委託業者
委託名
塵芥収集運搬業務その1
委託期間
26.4.1∼
32.3.31
塵芥収集運搬業務その2 26.4.1∼
32.3.31
塵芥収集運搬業務その3 26.4.1∼
32.3.31
塵芥収集運搬業務その4 26.4.1∼
32.3.31
塵芥収集運搬業務その5 26.4.1∼
32.3.31
塵芥収集運搬業務その6 26.4.1∼
32.3.31
塵芥収集運搬業務その7 26.4.1∼
32.3.31
塵芥収集運搬業務その8 26.4.1∼
32.3.31
塵芥収集運搬業務その9 26.4.1∼
32.3.31
鉄東方面塵芥収集運搬業 26.4.1∼
務
32.3.31
鉄西方面塵芥収集運搬等 26.4.1∼
業務
32.3.31
業者名
住所
電話番号
北海道建設サービ 千歳市上長都 0123ス㈱
1160-36
27-8088
㈱クリーン開発
千歳市流通
01231丁目4−7
24-7787
協業組合カンセイ 千歳市流通
01231丁目3−6
23-1712
㈱クリーン開発
千歳市流通
01231丁目4−7
24-7787
協業組合カンセイ 千歳市流通
01231丁目3−6
23-1712
㈱エヌ・ケーエンジ 千歳市北信濃 0123ニアリング
770−9
42-1585
㈲沢田産業
千歳市梅ヶ丘 01231丁目10−5 26-0154
㈲協成ワーク
千歳市桂木
01233丁目9−8
27-7244
北海道建設サービ 千歳市上長都 0123ス㈱
1160-36
27-8088
北海道建設サービ 千歳市上長都 0123ス㈱
1160-36
27-8088
㈱クリーン開発
千歳市流通
01231丁目4−7
24-7787
備考
4種
資源物
4種
資源物
4種
資源物
大型
ごみ等
大型
ごみ等
(2) 環境センター運転管理業務委託業者
委託名
委託期間
業者名
住所
電話番号
一般廃棄物処理施設運転 24.4.1∼ クボタ環境サービス 札幌市中央区 011管理等業務
29.3.31 ㈱
北3西3
214-3155
備考
(3) し尿収集運搬等業務委託業者
委託名
し尿収集運搬等業務
委託期間
業者名
27.4.1∼ 協業組合カンセイ
28.3.31
住所
千歳市流通
1丁目3−6
電話番号
012323-1712
備考
住所
電話番号
札幌市中央区 011北5西6-2-2 222-2501
備考
(4) 汚水投入施設運転管理業務委託業者
委託名
委託期間
業者名
汚水投入施設運転管理業 27.4.1∼ 重環オペレーショ
務
28.3.31 ン㈱北海道支店
- 20 -
第2章
千歳市ごみ処理事業
1ごみ処理の沿革
昭和31年
昭和29年の「清掃法」の制定に伴い、「千歳町清掃条例」を制定する。
特別清掃区域を設け、空き地等に投棄されているごみを失業対策事業とし
て、失対労働者を作業員として収集処理を実施する。
4月
10月
特別清掃地域内に在住する清掃義務者から、ごみ処理手数料を賦課制で
徴収する。
ごみ処理手数料を従量制で徴収する。
昭和33年
市制施行により、計画収集地域を定め市直営の塵芥計画収集を実施する。
昭和34年
塵芥捨て場を美々市有地に指定する。
昭和37年 5月
清掃条例を全面改正し「千歳市清掃条例」として制定する。
昭和38年
市営蘭越焼却場を設置する。
(処理能力:7t/日、型式:バッチ燃焼式)
昭和39年 4月
塵芥処理手数料をごみ処理券を使用して徴収する。
(20ℓ 又は10㎏につき8円、納入方法はごみ処理券使用)
昭和43年
千歳市衛生団体連合会が発足する。
昭和44年 4月
街のごみ箱の全廃を行い、パック(紙袋)方式の収集にする。
塵芥処理手数料を従量制から無料制に改める。
千歳市清掃センターが完成する。
昭和46年 7月
一般家庭のごみを「普通塵芥収集」と「大型塵芥(粗大ごみ)収集」の分別収
集とする。
昭和47年 7月
昭和45年の「清掃法」の全面改正により「廃棄物の処理及び清掃に関する法
律」が制定されたのに伴い「千歳市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」を
制定する。
塵芥処理手数料を制定して有料化し、事業系廃棄物の排出事業者責任を
明確にし、埋立手数料及び産業廃棄物処分費用を制定する。
農村地域のごみ収集を拡大する。
昭和48年
市街化区域内の塵芥し尿計画収集を完全実施する。
大型塵芥収集(1回/月)を実施する。
農村地域塵芥収集(3回/年)を実施する。
美々廃棄物処理場(約12ha)を整備する。
昭和55年 3月
昭和56年度を初年度とした10年計画の「千歳市廃棄物処理計画の基本構
想」を策定する。
昭和56年 3月
廃棄物計量施設を整備する。
(型式:ピットレス型マルチロードセル式30,000㎏、車記憶数40台)
4月
廃棄物の再資源化事業推進を目的として千歳市環境保全公社を設立(7月
19日財団法人化)し、資源回収事業、大型ごみ・農村ごみの収集と廃棄物処
理場管理業務を委託する。
事業系廃棄物の塵芥処理手数料を改定する。
昭和57年 5月
財団法人クリーン・ジャパン・センターの「再資源化システム実験モデル都市
」の指定を受ける。
- 21 -
11月
昭和59年 4月
10月
リサイクルセンターを整備する。
(処理能力:3t/5h)
全国的な水銀問題から、乾電池・蛍光灯を「有害ごみ」として分別収集する。
最終処分場(埋立処分地)を厚生省補助事業で整備する。
(埋立面積:86,000㎡、埋立容積:518,230㎥、型式:管理型)
最終処分場(埋立処分地)を供用開始する。
11月
排水処理場を厚生省補助事業で整備する。
(処理能力:100㎥/24h、処理方式:標準活性汚泥+凝集沈殿方式)
排水処理場を供用開始する。
昭和60年 3月
環境センター計量所を防衛庁補助事業で整備する。
(型式:クボタ30,000㎏1基、20,000㎏1基)
5月
普通塵芥収集を「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」に分別し、「燃やせるご
み」「燃やせないごみ」「大型ごみ」「有害ごみ」「資源ごみ」の5分別収集とする
。
9月
破砕処理場を防衛庁補助事業で整備する。
(処理能力:60t/5h、型式:堅型衝撃せん断式)
破砕処理場金属保管庫を整備する。
10月
昭和63年 2月
4月
破砕処理場を供用開始する。
昭和63年度を初年度とした12年計画の「千歳市一般廃棄物処理基本計画」
を策定する。
事業系廃棄物の塵芥処理手数料と埋立処分手数料を改定する。
平成元年12月
環境センター車庫棟を防衛庁補助事業で整備する。
(建築面積:728.82㎡、構造:鉄骨造平家建)
平成 2年 1月
焼却処理場を防衛庁補助事業で整備する。
(処理能力:195(97.5×2炉)t/24h、型式:ストーカ式焼却炉)
2月
3月
4月
8月
10月
焼却処理場を供用開始する。
環境センター管理棟を防衛庁補助事業で整備する。
(構造:(管理棟)鉄筋コンクリート造2階建、(渡り廊下)鉄骨造)
千歳市環境センターとして業務を開始する。
環境センター資材保管庫を整備する。
(建築面積:162.54㎡、構造:軽量鉄骨造平家建)
環境センター有害物保管庫を整備する。
(建築面積:79.00㎡、構造:鉄骨造平家建)
平成 3年 4月
コンポスト容器購入助成を開始する。
平成 4年 4月
大型ごみ・農村ごみの収集を民間委託する。
平成 5年 4月
9月
平成4年7月の「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の全面改正に伴い、
「千歳市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」を全部改正し、
「千歳市廃棄物の処理等に関する条例」を制定する。
千歳市廃棄物減量等推進審議会を設置する。
- 22 -
平成 6年 3月
小動物焼却処理場を防衛庁補助事業で整備する。
(処理能力:170㎏/h、焼却方式:ロストル方式)
4月
平成 7年 3月
事業系廃棄物の塵芥処理手数料と埋立処分手数料を改定する。
第2最終処分場(第2埋立処分地及び第2排水処理場)を防衛庁補助事業
で整備する。
(埋立面積:46,800㎡、埋立容積:362,764㎥、型式:管理型)
(処理能力:120㎥/24h、処理方式:回転円盤+凝集沈殿方式)
4月
平成 8年 3月
第2最終処分場(第2埋立処分地及び第2排水処理場)を供用開始する。
破砕処理場のストックヤード増築を防衛庁補助事業で整備する。
(増築面積:222㎡)
4月
10月
平成 9年 4月
10月
平成10年 4月
収集曜日を変更する。
廃家電のフロン回収を実施する。
農村地域塵芥収集(3回/月)を(4回/月)へ変更する。
千歳市指定半透明ごみ袋を家庭ごみ排出容器に指定する。
平成10年度を初年度とした15年計画の「千歳市一般廃棄物処理基本計画」
を策定する。
中心市街地の毎日収集を通常収集に変更する。
市街地の燃やせるごみ・燃やせないごみの収集を一部民間委託する。
千歳市プリペイド袋推進協議会による、事業系一般廃棄物のプリペイド袋に
よる収集事業が開始される。
11月
平成11年 1月
CO濃度計を防衛庁調整交付金事業で整備する。
千歳市プリペイド袋推進協議会が、環境美化推進協議会と名称変更する。
3月
ダイオキシン類対策として、焼却処理場が24時間運転となる。
5月
容器包装リサイクル法に基づき、第2期千歳市分別収集計画を策定する。
平成12年 4月
事業系廃棄物の塵芥処理手数料と埋立処分手数料を改定する。
平成13年 3月
リサイクルセンターを防衛庁補助事業で整備する。(処理能力:17t/5h)
リサイクルセンターのショベルローダ・フォークリフト・搭乗式清掃機を防衛庁
調整交付金事業で整備する。
廃家電のフロン回収を廃止する。
4月
普通塵芥収集を「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」「大型ごみ」「有害ごみ」「
4種資源ごみ」「資源ごみ(集団資源回収)」の6分別収集とする。
収集を全部民間委託し、祝日収集を開始する。
事業系廃棄物の塵芥処理手数料を廃止する。
大型ごみの戸別収集を実施する。
特定家庭用機器再商品化法対象品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)
の戸別収集を実施する。
リサイクルセンターを供用開始する。
7月
電動生ごみ処理機購入助成を開始する。
大型ごみの有料化を実施する。
- 23 -
平成14年 5月
容器包装リサイクル法に基づき、第3期千歳市分別収集計画を策定する。
11月
「ダイオキシン類対策特別措置法」の施行に伴い、1号炉のダイオキシン対
策を防衛庁補助事業で整備する。
平成15年 3月
平成15年度を初年度とした15年計画の「千歳市一般廃棄物処理基本計画」
を策定する。
4月
「4種資源ごみ」「資源ごみ(集団資源回収)」を「4種資源物」「資源物(集団
資源回収)」に改称する。
9月
リサイクルセンター収集袋等保管庫・廃家電等保管庫を防衛庁補助事業で
整備する。
(建築面積:80.60㎡、構造:鉄骨造平家建)
(建築面積:98.00㎡、構造:鉄骨造平家建)
10月
「資源有効利用促進法」により、家庭用パソコンを搬入禁止物に指定する。
旧リサイクルセンターを解体する。
平成16年 3月
4月
11月
平成17年 3月
電動生ごみ処理機購入助成を廃止する。
特定家庭用機器再商品化法対象品目に、電気冷凍庫を追加する。
破砕処理施設のショベルローダを防衛庁調整交付金事業で整備する。
2号炉のダイオキシン対策を防衛庁補助事業で整備する。
コンポスト容器購入助成を廃止する。
環境美化推進協議会が行っていた、事業系一般廃棄物のプリペイド袋によ
る収集事業が廃止される。
4月
事業系廃棄物の埋立処分手数料を改定する。
排水処理場処理水の下水道放流を開始する。
7月
千歳市循環型社会形成推進施策20∼ごみ減量・リサイクルに向けた取り組
み∼を策定する。
第3排水処理場を防衛庁補助事業で整備する。
(処理能力:120㎥/24h(高度処理340㎥/24h)、処理方式:接触ばっ気+凝
集沈殿方式(+砂ろ過方式))
第3排水処理場を供用開始する。
12月
平成18年 3月
5月
第3埋立処分地を一部供用開始する。
千歳市一般廃棄物処理基本計画(H18∼32年度)を策定する。
家庭ごみの有料化を実施する。
大型ごみ処理手数料を改定する。
千歳市適正ごみ処理推進員制度を開始する。
大型ごみ受付を委託する。
生活保護受給者に対する大型ごみ処理手数料の減免措置を廃止する。
特定家庭用機器再商品化法対象品目の回収を廃止する。
10月
11月
北海道循環資源利用促進税を導入する。
第3埋立処分地を防衛庁補助事業で整備する。
(埋立面積:45,000㎡、埋立容積:310,000㎥、型式:管理型)
第2埋立処分地の埋立が完了する。
- 24 -
平成19年 4月
環境センター運転管理業務を民間委託する。
(焼却処理場・破砕処理場・最終処分場・小動物焼却処理場)
環境センター計量業務を(財)千歳市環境保全公社に委託する。
平成20年 4月
生ごみ処理機等購入助成を開始する。
平成21年 4月
事業系一般廃棄物処理手数料と産業廃棄物処分費用を改定する。
特定家庭用機器再商品化法対象品目に、液晶テレビ、プラズマテレビ、衣
類乾燥機を追加する。
平成22年 4月
環境センター運転管理業務(リサイクルセンター)・計量業務を民間委託す
る。
9月
千歳市循環型社会形成推進施策20∼ごみ減量・リサイクルに向けた取り組
み∼の検証を完了する。
平成23年 3月
7月
8月
10月
千歳市一般廃棄物処理基本計画(H23∼H37年度)を改定する。
破砕処理場を防衛省補助で整備する。
(処理能力:40t/5h、型式:竪型高速回転式)
破砕処理場を供用開始する。
家庭廃棄物処理手数料を改定する。
プラスチック製容器包装の分別収集を開始する。
平成24年 5月
第24回道央地域ごみ処理広域化推進協議会開催、千歳市の参画が決定、
千歳市長が会長に就任する。
平成24年10月
民間業者が回収する新たな集団資源回収システム(奨励金方式)を開始
する。
平成25年 6月
容器包装リサイクル法に基づく第7期「千歳市分別収集計画」を策定する。
平成26年 2月
道央廃棄物処理組合設立、千歳市長が管理者に選出就任。
平成26年 4月
事業系一般廃棄物処理手数料と産業廃棄物処分費用を改定する。
使用済小型家電製品のリサイクル(分別収集)を開始する。
平成27年 3月
道央廃棄物処理組合「ごみ処理広域化基本計画」を策定する。
平成 27 年 10 月 31 日現在
- 25 -
2
ごみ処理手数料の沿革
改定年月
昭和31年 4月
内
容
・特別清掃地域内に在住する清掃義務者から、ごみ処理手数料を賦課制
で徴収する。
昭和31年10月
・ごみ処理手数料を従量制で徴収する。
5立方尺まで毎に20円
昭和39年 4月
※参考 国家公務員六級職(上級)初任給 8,700円
・塵芥処理手数料をごみ処理券を使用して徴収する。
塵芥:20ℓ 又は10㎏につき8円
燃えがら:10㎏につき4円
昭和44年 4月
・塵芥処理手数料を無料制にする。
昭和47年 7月
・塵芥処理手数料:20ℓ 又は10㎏につき8円
※参考 国家公務員上級甲初任給 27,906円
・事業系廃棄物の埋立手数料及び産業廃棄物処分費用を制定する。
埋立手数料:100㎏につき100円
産業廃棄物処分費用:100㎏につき300円
昭和56年 4月
・塵芥処理手数料:20ℓ 又は10㎏につき30円
昭和63年 4月
・塵芥処理手数料:20ℓ 又は10㎏につき50円
・事業系廃棄物の埋立処分手数料
一般廃棄物:10㎏につき20円
※参考 国家公務員I種(旧上級)初任給
産業廃棄物:10㎏につき25円
平成 6年 4月
141,000円
・塵芥処理手数料:20ℓ 又は10㎏につき80円
・事業系廃棄物の埋立処分手数料
一般廃棄物:10㎏につき35円
産業廃棄物:10㎏につき45円
平成12年 4月
・塵芥処理手数料:20ℓ 又は10㎏につき110円
・事業系廃棄物の埋立処分手数料
一般廃棄物:10㎏につき45円
産業廃棄物:10㎏につき60円
平成13年 4月
・事業系廃棄物の塵芥処理手数料を廃止する。
・大型ごみ処理手数料
大:600円、中:300円、小:100円
・特定家庭用機器処理手数料
ユニット型エアコンディショナー:2,300円
テレビジョン受信機:2,500円
電気冷蔵庫:2,700円
電気洗濯機:2,600円
平成16年 4月
・特定家庭用機器処理手数料
ユニット型エアコンディショナー:2,300円
テレビジョン受信機:2,500円
電気冷蔵庫及び電気冷凍庫:2,700円
電気洗濯機:2,600円
- 26 -
※参考 国家公務員I種初任給 179,800円
平成17年 4月
・事業系廃棄物の埋立処分手数料
一般廃棄物:10㎏につき80円
産業廃棄物:10㎏につき100円
平成18年 5月
・特定家庭用機器処理手数料を廃止する。
・家庭廃棄物処理手数料:
①1ℓ につき2円
②大型ごみ:1個につき300円
③直接搬入:10㎏につき60円
平成18年10月
・北海道循環資源利用促進税(H18.10.1∼H19.3.31)
①産業廃棄物(焼却処理施設):10㎏につき100円50銭
②産業廃棄物(破砕処理施設):10㎏につき103円30銭
③産業廃棄物(最終処分施設):10㎏につき100円+
10㎏につき3円30銭(循環税)
平成19年 4月
・北海道循環資源利用促進税(H19.4.1∼H20.3.31)
①産業廃棄物(焼却処理施設):10㎏につき101円
②産業廃棄物(破砕処理施設):10㎏につき106円60銭
③産業廃棄物(最終処分施設):10㎏につき100円+
10㎏につき6円60銭(循環税)
平成20年 4月
・北海道循環資源利用促進税(H20.4.1∼)
①産業廃棄物(焼却処理施設):10㎏につき101円40銭
②産業廃棄物(破砕処理施設):10㎏につき110円
③産業廃棄物(最終処分施設):10㎏につき100円+
10㎏につき10円(循環税)
平成21年 4月
・事業系廃棄物の埋立処分手数料
一般廃棄物:10㎏につき100円
・産業廃棄物処分費用
焼却処理施設:10㎏につき151円40銭
破砕処理施設:10㎏につき160円
最終処分施設:10㎏につき150円+
10㎏につき10円(循環税)
平成23年10月
平成26年 4月
・家庭廃棄物処理手数料
プラスチック製容器包装:1ℓ につき1円
事業系廃棄物の処分手数料
一般廃棄物:10㎏につき120円
・産業廃棄物処分費用
焼却処理施設:10㎏につき171円40銭
破砕処理施設:10㎏につき180円
最終処分施設:10㎏につき170円+
10㎏につき10円(循環税)
※参考 国家公務員総合職(旧I種)大卒初任給 181,200円、大学院卒 203,600円
平成27年10月31日現在
- 27 -
3 ごみ処理実績
(1) ごみ搬入実績等
① 千歳市環境センターごみ搬入実績
年
度
26
25
24
23
22
家庭ごみ
22,890.5
23,420.0
22,943.5
22,905.3
23,075.9
(単位:t)
一般廃棄物
事業ごみ
14,615.2
15,137.2
14,893.7
14,681.0
15,391.0
計
37,505.7
38,557.2
37,837.2
37,586.3
38,466.9
産業廃棄物
675.2
893.2
798.1
1,561.0
1,653.2
総搬入量
38,180.9
39,450.4
38,635.3
39,147.3
40,120.1
② 家庭ごみ原単位(1人1日当たり排出量)
人口
年
度
26
25
24
23
22
※
※
世帯
家庭ごみ
収集
収集
実施
1世帯 1人
1人1日
全市
全市
搬入量
人口
世帯
率
当たり 当たり 当たり
(人)
(人) (世帯) (世帯) (%)
(t)
(㎏)
(㎏) (g/人日)
95,426 95,171 46,640 46,382 99.4 22,890.5 493.5 240.5
659.0
95,387 95,136 46,254 46,004 99.5 23,420.0 509.1 246.2
674.4
94,831 94,588 45,581 45,338 99.5 22,943.5 506.1 242.6
664.6
94,250 93,958 44,977 44,685 99.4 22,905.5 512.6 243.8
667.9
93,635 93,307 44,347 44,020 99.3 23,076.0 524.2 247.3
677.6
人口・世帯は、住民基本台帳平成 26 年 10 月1日現在の値。
1人1日当たり排出量(H26)=22,890.5t(搬入量)×1,000,000 =659.0g/人日
95,171 人(収集人口)×365(日数)
③ リサイクル率の推移
日数
(日)
365
365
365
365
365
(単位:t)
プラス プラス
使用
集 団
チック チック製
年
4種 リサイク
済み
資 源
製
容器
度
資源物 ル残渣
小型
回収物
容器
包装
家電
包装
残渣
破砕
不適
物
破砕
民間
リサイ
破砕
資源
アル 有害 資源
リサイクル クル
鉄分
物
ミ回 ごみ 回収
量
率
回収
(事一)
収
物
(%)
26 3,749.6 1,143.6 △285.8 720.9 △599.2
56.7
0 697.4 42.7 64.1 26.3
0 5,616.3 15.0
25 3,947.3 1,127.9 △215.7 708.3 △620.4
−
73.5 891.6 42.9 59.3 21.7
0 6,036.4 15.7
24 3,750.3 1,127.3 △195.0 741.1 △703.2
−
41.2 929.8 44.1 53.8 17.3
0.9 5,807.6 15.3
23 3,634.8 1,098.7 △207.1 337.3 △311.4
−
17.7 985.4 26.0 53.7 17.7
7.3 5,660.1 15.1
22 3,822.8 1,083.3 △202.1
−
22.6 923.3
− △202.1
− 47.7 14.4 11.1 5,723.1 14.9
※ 民間資源回収物は、家庭から排出される古衣料、割り箸及びペットボトルのキャップ。
※ リサイクル率(H26)=5616.3t(リサイクル量)×100=15.0%
37505.7t(一般廃棄物搬入量)
- 28 -
④ 家庭ごみ取扱実績
年
度
26
25
24
23
22
区分
計画収集
直接搬入
計
計画収集
直接搬入
計
計画収集
直接搬入
計
計画収集
直接搬入
計
計画収集
直接搬入
計
(単位:t)
燃やせる 燃やせな
ごみ
いごみ
12,368.8
771.4
13,140.2
12,469.2
514.3
12,983.5
12,421.9
951.8
13,373.7
12,342.4
526.3
12,868.7
12,387.4
438.1
12,825.5
2,519.9
1,271.7
3,791.6
2,585.8
1,770.2
4,356.0
2,542.3
1,135.1
3,677.4
3,533.0
1,156.3
4,689.3
3,425.0
1,625.9
5,050.9
大型
有害
ごみ
ごみ
197.5
0
197.5
216.0
0
216.0
196.8
5.8
202.6
194.3
10.8
205.1
178.2
53.1
231.3
プラスチ
ック製容
器包装
64.1
0
64.1
59.3
0
59.3
53.8
0.0
53.8
53.7
0
53.7
47.7
0
47.7
使用
4 種
資源物
民間
済み 集団資源 資源
小型
回収物
家電
物
720.9 1,143.6 15.1
−
−
0 41.6 3,749.6
720.9 1,143.6 56.7 3,749.6
−
708.3 1,092.0
−
− 3,947.3
35.9
−
− 3,947.3
708.3 1,127.9
−
741.1 1,082.1
−
− 3,750.3
45.2
−
− 3,750.3
741.1 1,127.3
−
337.3 1,052.8
−
− 3,634.8
45.9
−
− 3,634.8
337.3 1,098.7
−
− 1,036.0
−
− 3,822.8
47.3
−
− 3,822.8
− 1,083.3
⑤ 事業ごみ搬入実績
年
度
26
25
24
23
22
焼却対象ごみ
破砕対象ごみ
埋立対象ごみ
11,447.4
11,034.8
11,389.6
10,549.4
10,701.6
2,975.2
3,872.6
3,268.4
3,319.0
3,386.6
192.6
229.8
234.8
805.3
1,291.7
焼却対象ごみ
183.0
158.5
153.6
660.3
299.6
−
26.3
26.3
−
21.7
21.7
−
17.3
17.3
−
17.7
17.7
−
14.4
14.4
17,029.9
5,860.6
22,890.5
17,130.6
6,289.4
23,420.0
17,038.0
5,905.5
22,943.5
17,513.5
5,391.8
22,905.3
17,074.3
6,001.6
23,075.9
(単位:t)
資源物
計
0
0
0.9
7.3
11.1
14,615.2
15,137.2
14,893.7
14,681.0
15,391.0
⑥ 産業廃棄物搬入実績
年
度
26
25
24
23
22
計
回収
(単位:t)
破砕対象ごみ
埋立対象ごみ
153.5
215.7
237.4
283.7
362.1
- 29 -
338.7
519.0
407.1
617.0
991.5
計
675.2
893.2
798.1
1,561.0
1,653.2
⑦ 計量所計量実績
年
度
家庭ごみ
搬入台数(台)
(単位:t)
計量所搬入量
事業ごみ
産業廃棄物
搬入台数(台)
搬入台数(台)
計
搬入台数(台)
26 65,958 19,057.9
17,006 17,213.5
1,571
675.2
84,535 36,946.6
25 65,808 19,454.3
18,278 17,769.8
1,811
893.2
85,897 38,117.3
24 60,997 19,179.7
18,955 17,514.5
1,578
798.1
81,530 37,492.3
23 48,178 19,256.7
18,074 17,208.3
2,161
1,561.1
68,413 38,026.1
22 37,876 19,242.8
18,004 17,743.9
2,749
1,653.2
58,629 38,639.9
※ 使用済み小型家電、民間資源回収物、集団資源回収物は、計量実績に含まれない。
※ 事業ごみには、南空知公衆衛生組合分の可燃ごみを含む。
※ 平成 23 年度途中より計量システムを一部変更したため、混載車両を 2 台分としてカウント。
⑧ ごみステーション実績
(単位:件)
ごみステーション数 (箇所)
新設
移設
廃止
ごみステーション
ごみボックス
町内会 共同住宅 町内会 共同住宅
26
54
24
4
2
6
125
18
1,753
976
25
63
3
16
136
24
165
18
1,703
936
24
61
16
7
88
2
226
18
1,638
893
23
34
12
4
23
8
237
18
1,620
844
22
65
20
3
131
9
455
19
1,409
850
※ 廃止には、ごみステーションからごみボックスに変更した数を含む。
⑨ 不法投棄の状況
年
度
看板
交換
ネット
交換・
補修
計
2,872
2,822
2,775
2,719
2,733
家電リサイクル法対象品目の不法投棄台数
自主回収
(件)
(台) 件数
率
St投棄 その他
計
エアコン
テレビ 冷蔵庫・冷凍庫 洗濯機
計
(件) (%)
26
72
96
168
0
78
17
6
101
2
1.2
25
73
106
179
0
144
23
16
183
3
1.7
24
31
55
86
0
209
30
32
271
3
3.5
23
51
69
120
0
96
14
1
111
2 1.67
22
32
50
82
0
33
6
6
45
2
2.4
※ 自主回収は、排出者・土地所有者・管理者等による回収。
※ St は、ごみステーションの略。
⑩ ボランティア清掃実績
年
度
不法投棄件数
年
町内会大掃除
ボランティア清掃
計
度 件数 (件) 収集量(t) 収集車両数(台) 件数 (件) 収集量(t) 件数 (件) 収集量(t)
26
130
2.0
6
155
3.7
285
5.7
25
132
3.5
4
133
9.4
265
12.9
24
117
1.3
6
138
3.6
255
4.9
23
124
6.4
6
143
13.7
267
20.1
22
78
1.5
6
146
20.0
224
21.5
※ ボランティア清掃の収集量は、ごみステーションに排出された収集量を除く。
- 30 -
(2) ごみ処理場等処理実績
① リサイクルセンター処理実績
年
度
26
25
24
23
22
14.6
11.5
古紙類
段ボール
11.8
12.8
966.7
8.4
1,908.2
1,983.0
11.8
240.1
8.1
482.7
506.4
12.5
502.1
6.9
976.2
1,063.3
新聞
年
度 生きびん
26
0.0
25
0.0
13.7
24
0.0
23
29.8
22
31.4
年
度
26
25
24
23
22
年
度
26
25
(単位:t)
雑誌
びん類
雑びん
331.5
378.7
191.4
198.9
358.7
341.0
ペットボトル
274.7
277.2
163.1
130.9
287.9
296.4
リサイクル残渣
計
331.5
378.7
205.1
198.9
388.5
372.4
鉄くず
0.0
0.0
2.8
0.0
9.5
6.9
紙パック
計
0.2
38.1
0.2
13.0
0.0
25.9
26.7
37.3
1,721.9
23.4
3,393.0
3,579.4
金属類
スチール缶 アルミ缶
66.3
98.5
74.1
100.0
94.1
101.5
33.0
43.5
183.3
188.7
188.1
187.9
プラスチック類
トレイ等発泡スチロール
収集袋
28.5
27.1
13.1
13.7
27.4
27.4
合
計
計
164.8
174.1
198.4
76.5
381.5
382.9
計
58.3
55.1
28.6
26.1
47.5
44.8
361.5
359.4
204.8
170.7
362.8
368.6
稼働時間(h)
285.8
1,181.7
1,261.1
215.7
1,165.2
1,326.9
103.1
2,433.3
24
1,436.2
91.9
561.4
23
207.1
4,732.9
1.498.0
22
202.1
4,905.4
1,497.4
※ 平成 22 年度より処理実績にPケース重量分は含めていない。
(施設運転管理業務の民間委託化に伴うPケースの取扱い変更)
※ 平成 24 年 10 月から新たな集団資源回収に移行。(24 年度 上段:上半期、下段:下半期)
- 31 -
② 焼却処理場処理実績
(単位:t)
焼却処理量
年
焼却搬入量
度
一般廃棄物 産業廃棄物
26 25,079.4
24,587.6
183.0
25 24,515.2
24,018.3
158.5
24 25,204.0
24,763.3
153.6
23 24,230.3
23,418.1
660.3
22 23,854.7
23,527.1
299.6
稼働時間
(h)
1号炉
2号炉
計
7,611.4
877.6 8,489.0
7,616.5
753.8 8,370.3
7,600.6
706.8 8,307.4
7,503.7
752.7 8,256.4
7,826.1
416.1 8,242.2
焼却残渣
破砕可燃物
308.8
338.4
287.1
151.9
28.0
3,647.8
3,561.8
3,544.3
3,120.9
3,338.1
③ 破砕処理場処理実績
年 破砕
度 搬入量
26
25
24
23
22
(単位:t)
可燃物
不燃物
計
稼働
時間
(h)
308.8
338.4
287.1
151.9
28.0
6,928.6
8,126.0
6,847.5
7,209.3
7,530.9
8,099.2
9,525.0
8,073.4
8,416.2
8,504.8
1,860.0
1,956.1
2,052.9
1,824.6
1,626.9
破砕処理量
不適物
8,099.2
9,525.0
8,073.4
8,416.2
8,504.8
0.0
38.4
41.2
17.7
22.6
鉄分
回収
697.4
891.6
815.6
985.4
923.3
アルミ
回収
プラスチック
製容器包装
42.7
42.6
44.1
26.0
-
121.7
87.9
37.9
25.9
-
④ 最終処分場処理実績
年
度
26
25
24
23
22
第1埋立処理場
(単位:t)
第2埋立処理場
415.5
699.7
584.5
1,516.5
2,084.3
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
第3埋立処理場
10,717.5
11,841.2
10,502.7
10,722.0
11,845.3
⑤ 小動物焼却処理場処理実績
年
度
26
25
24
23
22
犬
195
217
250
255
397
計
11,133.0
12,540.9
11,087.2
12,238.5
13,929.6
(単位:匹)
小動物焼却処理場処理量
猫
その他
328
354
348
386
447
- 32 -
計
586
567
751
680
713
1,109
1,138
1,349
1,321
1,557
4
ごみ組成分析調査
(1) 家庭ごみの組成分析
① 燃やせるごみ
年
度
燃やせる
26
ごみ
93.7
25
(単位:%)
燃やせない
プラスチック
ごみ
製容器包装
有害ごみ
4種資源物
集団資源
回収物
1.1
2.2
0.0
0.9
2.1
98.0
0.1
0.8
0.0
0.1
1.0
24
95.4
0.1
3.5
0.0
0.1
0.9
23
92.0
1.3
1.6
0.0
0.1
5.0
22
93.5
1.4
-
0.0
0.0
5.1
② 燃やせないごみ
(単位:%)
年
燃やせる
燃やせない
プラスチック
度
ごみ
ごみ
製容器包装
有害ごみ
4種資源物
集団資源
回収物
26
3.2
58.5
10.8
3.3
24.2
0.0
25
23.2
15.6
45.4
0.2
15.6
0.0
24
4.4
47.3
25.7
0.7
21.8
0.1
23
2.4
50.8
33.5
0.1
13.2
0.0
22
15.9
64.9
-
1.9
17.3
0.0
③ プラスチック製容器包装
(単位:%)
年
燃やせる
燃やせない
プラスチック
度
ごみ
ごみ
製容器包装
有害ごみ
4種資源物
集団資源
回収物
26
1.1
33.3
61.4
0.0
4.2
0.0
25
1.6
8.3
88.1
0.0
2.0
0.0
24
3.5
8.0
83.7
0.0
4.8
0.0
23
1.4
2.5
91.4
0.0
4.7
0.0
④ 4種資源物
(単位:%)
年
燃やせる
燃やせない
プラスチック
度
ごみ
ごみ
製容器包装
有害ごみ
4種資源物
集団資源
回収物
26
0.0
0.0
3.1
0.0
96.9
0.0
25
0.2
0.2
2.4
0.2
97.0
0.0
24
0.0
0.5
1.6
0.0
97.8
0.1
23
0.0
1.3
1.4
0.1
97.2
0.0
22
0.0
1.7
-
0.2
98.1
0.0
- 33 -
(2) 事業ごみの組成分析
① 破砕対象ごみ
(単位:%)
年
焼却対象
破砕対象
度
ごみ
ごみ
有害ごみ
4種資源物
集団資源回収
相 当 物
相当物
26
15.4
56.4
0.2
28.0
0.0
25
3.5
88.1
0.0
8.4
0.0
24
22.3
50.8
0.2
26.7
0.0
23
7.2
83.7
0.7
8.4
0.0
22
22.4
54.7
0.3
22.7
0.0
5
ダイオキシン類測定結果一覧表
(単位:ng-TEQ/m3N)
WHO-TEF(WHO-IPCS,2006)
測定箇所
焼却処理場
焼却処理場
小動物焼却炉
年度
1号炉BF出口
基準値
26
0.00012
1
0.020
1
0.0000036
10
25
0.000044
1
0.011
1
0.00000022
10
24
0.00025
1
0.017
1
0.0000011
10
23
0.0073
1
0.11
1
0.021
10
22
0.00012
1
0.0010
1
0.0022
10
2号炉BF出口
基準値
煙突出口
基準値
※ 1ng :10 億分の1g
※ TEQ:毒性等量。ダイオキシン類の量をダイオキシン類の中で最強の毒性を有する
2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンの量に換算した量として表していること
を示す符号。
※ m3N :0℃、1気圧の状態に換算した気体の体積。
- 34 -
6 ごみ処理原価計算
(単位:千円)
ごみ
収集
区 分
直
接
経
費
中間処理部門
運搬
焼却処理
破砕処理
処分
部門
部門
部門
部門
59,401
36,207
29,590
物件費
306,284
223,064
86,133
157,593
466,790
773,074
109,250
47,383
減価償却費
0
270,381
97,562
146,148
514,091
514,091
75,000
11,816
起債償還利子
0
1,455
6,584
5,374
13,413
13,413
1,410
0
338,953
510,663
195,212
315,151
1,021,026
1,359,979
221,867
88,790
19,026
28,664
10,958
17,690
57,312
76,338
12,453
−
357,979
539,327
206,170
332,841
1,078,338
1,436,317
234,320
−
管理部門配賦額
(27,677)
17,030
19,903
20,362
36,999
−
1,182
(25,785)
24,103
28,308
27,596
38,181
(2,177)
47,499
187,705
2,326
(27,233)
21,505
25,456
29,897
29,145
50,165
198,240
−
直接経費
311,036
497,085
190,904
259,462
947,451
1,258,487
223,771
86,326
総経費
329,151
526,035
202,023
274,573
1,002,631
1,331,782
236,803
−
処理量
(27,133)
(t)
17,131
直接原価
(円/t)
24,515
(40,903)
9,525
12,541
(18,320)
18,156
20,277
38,285
(42,068)
−
1,165
(23,163)
20,042
20,689
(19,387)
24,747
39,450
(2,052)
42,903
192,078
2,188
(24,512)
19,214
21,458
21,210
21,894
26,189
45,403
203,264
−
直接経費
305,553
501,365
178,505
231,539
911,409
1,216,962
250,350
96,451
総経費
325,638
534,322
190,239
246,759
971,320
1,296,958
266805
−
処理量
(27,811)
(t)
17,038
直接原価
(円/t)
25,204
(37,252)
8,073
11,087
(18,028)
17,934
総原価
19,892
34,899
(40,988)
−
3,736
(24,466)
22,111
20,884
(19,213)
(円/t)
度
11,133
(40,779)
21,020
(円/t)
年
8,099
(18,451)
総原価
23
25,079
(39,597)
(19,486)
(円/t)
度
部門
26,732
総原価
年
部門
6,036
(円/t)
24
管理
4,933
直接原価
度
資源化
15,763
(t)
年
計
ごみ計
32,669
年 総経費
度 処理量
25
最終
人件費
計
26
ごみ処理部門
26,116
38,635
(2,353)
44,050
67,010
2,496
(26,074)
19,112
21,200
23,565
22,257
27,832
46,944
71,415
−
直接経費
321,037
485,606
84,496
241,002
811,104
1,132,141
261,340
78,110
総経費
339,033
512,827
89,232
254,511
856,570
1,195,603
275,988
−
処理量
(26,750)
(t)
17,514
直接原価
(円/t)
※ (
8,416
12,171
(18,154)
18,331
総原価
(円/t)
24,230
(36,430)
20,042
21,165
−
5,070
(22,265)
10,040
19,801
(19,171)
19,358
34,077
(41,500)
23,802
39,147
(1,882)
42,133
51,546
1,995
44,494
54,435
−
(23,513)
10,603
20,911
25,136
)は、南空知公衆衛生組合受入分を加算した数値。(H23:2,520t、H24:2,607t、H25:2,618t、 H26:2,598t)
- 35 -
7 ごみ処理フロー図
平成26年度 千歳市環境センターごみ総搬入量実績
(単位:t) 廃棄物
38,180.9 (100.0%)
一般廃棄物
37,505.7 (98.2%)
産業廃棄物
事業ごみ
14,615.2 (38.3%)
家庭ごみ
22,890.5 (60.0%)
燃
や
せ
る
ご
み
燃
や
せ
な
い
ご
み
13,140.2
3,791.6
197.5
64.1
720.9
1,143.6
56.7
(34.4%)
(9.9%)
(0.5%)
(0.2%)
(1.9%)
(3.0%)
(0.1%)
大
有
害
ご
ご
み
み
ッ
型
プ
ラ
ス
容 チ
器
包 ク
装 製
使
用
済
小 み
型
家
電
4
種
資
源
物
675.2
焼
却
対
象
ご
み
(1.8%)
民
間
資
源
焼
却
対
象
ご
み
破
砕
対
象
ご
み
3,749.6
26.3
11,447.4
2,975.2
192.6
0.0
183.0
153.5
338.7
(9.8%)
(0.1%)
(30.0%)
(7.8%)
(0.5%)
(0.0%)
(0.5%)
(0.4%)
(0.9%)
回
収
物
集
団
資
源
回
収
物
埋
立
対
象
ご
み
資
源
物
破
砕
対
象
ご
み
埋
立
対
象
ご
み
古紙・紙パック
38.1
直接埋立
25.3
外部委託
リサイクルセンター
破砕処理
1,181.7
3,963.8
リサイクル残渣
285.8
28.7
7.1
スプレー缶
28.3
使用済み
小型家電
民間資源
回収物
56.7
資源物
0.0
8,099.2
308.8
147.1
乾電池
蛍光管
破砕処理場
破砕可燃物
資源化
資源化
861.8
資源化
895.9
資源化
3,711.5
鉄分回収
697.4
びん類
331.5
古紙類
3,465.4
不適物
0.0
アルミ缶
98.5
生きびん
焼却処理場
アルミ回収
42.7
スチール缶
66.3
空き缶
25,079.4
プラ容器包装
121.7
ペットボトル
274.7
鉄くず
9.7
トレイ等発泡
スチロール
28.5
紙パック
24.2
焼却残渣
破砕残渣
3,647.8
6,928.6
収集袋
58.3
Pケース
古紙・紙パック
38.1
ペットボトル
26.3
8.0
171.1
0.1
33.0
直接埋立
192.6
直接埋立
338.7
最終処分場
11,133.0 (第1: 415.5 、 第3: 10,717.5)
※南空知公衆衛生組合受入分は含まれていない。(受入分の焼却灰は南空知公衆衛生組合に搬出している。)
- 36 -
第3章
千歳市廃棄物再資源化
事業
1 廃棄物再資源化事業の沿革
昭和55年 3月
昭和56年度を初年度とした10年計画の「千歳市廃棄物処理計画の基本構
想」を策定し、ごみの減量と再資源化へ意識転換を求める。
昭和56年 4月
廃棄物の再資源化事業推進を目的として千歳市環境保全公社を設立(7
月19日財団法人化)し、資源回収事業、大型ごみ・農村ごみの収集と廃棄物
処理場管理業務を委託する。
昭和57年 5月
財団法人クリーン・ジャパン・センターの「再資源化システム実験モデル都市
」の指定を受ける。
11月
リサイクルセンターを整備する。
(処理能力:3t/5h)
平成 3年 4月
コンポスト容器購入助成を開始する。
平成 8年10月
厚生省から「クリーン・リサイクルタウン」の全国表彰を受賞する。
(財)千歳市環境保全公社はリサイクル推進協議会から、平成8年度リサイク
ル推進功労者等表彰事業において「リサイクル推進協議会会長賞」の全国表
彰を受賞する。
平成13年 3月
4月
7月
リサイクルセンターを防衛庁補助事業で整備する。
(処理能力:17t/5h)
普通塵芥収集を「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」「大型ごみ」「有害ごみ」
「4種資源ごみ」「資源ごみ(集団資源回収)」の6分別収集とする。
リサイクルセンターを供用開始する。
電動生ごみ処理機購入助成を開始する。
平成15年 4月
「4種資源ごみ」「資源ごみ(集団資源回収)」を「4種資源物」「資源物(集団
資源回収)」に改称する。
9月
リサイクルセンター収集袋等保管庫・廃家電等保管庫を防衛庁補助事業で
整備する。
収集袋等保管庫:建築面積:80.60㎡、構造:鉄骨造平家建
廃家電等保管庫:建築面積:98.00㎡、構造:鉄骨造平家建
10月
旧リサイクルセンターを解体する。
平成16年 3月
電動生ごみ処理機購入助成を廃止する。
平成17年 3月
コンポスト容器購入助成を廃止する。
平成20年 4月
生ごみ処理機等購入助成を開始する。
平成23年 4月
平成23年10月
(財)千歳市環境保全公社と(財)千歳市公園緑化協会が合併し、(財)ちと
せ環境と緑の財団となる。
プラスチック製容器包装の分別収集を開始する。
平成24年10月
民間業者が回収する新たな集団資源回収システム(奨励金方式)を開始す
る。
平成25年 4月
財団法人ちとせ環境と緑の財団が4月1日に公益財団法人ちとせ環境と緑
の財団に移行する。
平成26年 4月
使用済小型家電製品のリサイクル(分別収集)を開始する。
平成27年10月31日現在
- 37 -
2
容器包装廃棄物の再資源化事業
(1) 4種資源物の収集・出荷実績
トレイ等
年
ペットボトル
発泡スチ
収集袋
ロール
度
(単位:t)
収集袋
スチー アルミ
ル缶
缶
収集・出荷
収集
出荷
収集
出荷
トレイ等
雑びん
合計
残渣
収集
出荷
収集
収集
出荷
−
26 274.7
261.6
28.5
58.3
89.3
66.3
98.5
369.1 339.1
895.4
854.8 248.3
25 277.2
279.9
27.1
55.1
81.7
74.1
100.0
378.7 339.3
912.2
875.0 215.7
24 294.0
295.5
26.8
54.7
85.8
72.7
94.0
390.3 312.2
932.5
860.2 195.0
23 287.9
277.9
27.4
47.5
73.1
76.1
93.9
358.7 306.5
891.5
827.5 207.1
22 296.4
298.1
27.4
44.8
70.2
78.4
93.5
341.0 282.5
881.5
822.7 202.1
※ 4種資源物の出荷について。
・ ペットボトル、トレイ等発泡スチロール、収集袋、雑びんは、公益財団法人日本容器包装リサイク
ル協会ルートで負担金を支払い(ペットボトルのみ無償)再商品化。
・ スチール缶、アルミ缶は、再資源化業者に売却。
(2) プラスチック製容器包装の収集・出荷実績
年
度
(単位:t)
プラスチック製容器包装
収
集
出
荷
残
渣
26
720.9
121.7
599.2
25
708.3
87.9
620.4
24
741.1
37.9
703.2
23
337.3
25.9
311.4
※ プラスチック製容器包装の分別収集は、平成 23 年 10 月から開始。
※ プラスチック製容器包装の出荷について。
・ プラスチック製容器包装は、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会ルートで負担金
を支払い再商品化。
(3)
年
度
4種資源物・プラスチック製容器包装の出荷に係る負担金額・売却金額
トレイ等発泡スチロール、収集袋、雑びん、
プラスチック製容器包装
日本容器包装リサイクル協会に支払った
再商品化料金負担金額
(単位:円)
スチール缶、アルミ缶
売却金額
26
329,618
13,908,744
25
275,697
11,244,714
24
259,618
8,996,508
23
290,994
9,967,668
22
370,405
9,355,729
- 38 -
3
使用済小型家電製品の再資源化事業
使用済小型家電製品(使用済み小型家電)には、金・銀などの貴金属やレアメタルなどの有用
金属が含まれていますが、これまでは埋立処分されていました。
千歳市では、「小型家電リサイクル法」に基づき、平成 26 年4月から、市の施設に設置した回収
ボックスで、ご家庭から出た使用済み小型家電を無料回収し、リサイクル事業者(国の認定事業
者)に引き渡しています。
これは、貴重な資源リサイクルの推進や、ご家庭から出されるごみの減量などを目的とした取
組です。
(1) 収集方法
① 「回収ボックスを利用した拠点回収」と「環境センターへの自己搬入」
② 回収拠点(回収ボックス設置施設) 合計 14 か所
・各コミュニティセンター ・総合福祉センター ・東部支所 ・支笏湖支所
③ 回収ボックス 投入口の大きさは、横 40cm×縦 45cm
(2) 収集品目
ご家庭から出された使用済み小型家電で、小型家電リサイクル法に定める全ての対象品目
のうち、回収ボックスの投入口に入る大きさのもの。
ただし、環境センターへの自己搬入については、大きさを問いません。
【 回収しないもの 】
・家電リサイクル法の対象品目
テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機
・蛍光管 ・電 球 ・電池・電池パック ・バッテリー
・デスクトップ型パソコンのブラウン管モニター ・CD・DVDなどの記憶媒体
・事業系・業務用のもの ・電気製品でないもの
(3) 出すときの注意
① 個人情報が含まれているものは、必ず消去又は破壊してから出してください。
② 【 回収しないもの 】は、絶対に回収ボックスに入れないでください。
③ 入れものとして持参された袋や箱、ごみなども、絶対に回収ボックスに入れないでください。
④ 小型家電の中の電池は必ず抜いてください。抜いた電池は「有害ごみ」になります。
⑤ 回収ボックスの中に異物が入ると、リサイクルに支障が出てしまいます。
⑥ 一度回収ボックスに投入した小型家電は、再び取り出すことはできません。
⑦ 投入口に入らない大きさの小型家電は、環境センターに直接持ち込まれるか、「大型ごみ」
又は「燃やせないごみ」として、従来どおりの排出を行ってください。
※ 環境センターに持ち込まれた使用済み小型家電は、大きさに関係なく無料で受け入れま
す。
(4) 使用済み小型家電の引渡し(回収)実績
年度
26
(単位:kg)
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
合計
8,935
5,564
3,992
4,666
5,021
4,738
4,353
3,797
5,026
2,198
2,896
5,549
56,735
- 39 -
4
集団資源回収事業
千歳市では、平成 23 年3月に千歳市一般廃棄物処理基本計画を改定しました。
これに基づき、従来からの還元金方式による集団資源回収事業は平成 24 年9月で終了し、平成
24 年 10 月から、町内会等市民協力団体が資源回収登録業者との契約に基づき実施する奨励金
方式による新たな集団資源回収システムへ移行しています。
公益財団法人ちとせ環境と緑の財団は、回収資源物の重量に応じて、奨励金を市民協力団体へ
交付します。
(1) 新たな集団資源回収システムの概要
● 奨励金制度を導入し、町内会等登録団体は、旧システムの還元金に相当する売却代金と、財
団から交付される奨励金を合わせて受け取ることになりました。
● 地域の事情に応じた回収方法等の選択が可能となり、資源物をより出しやすくしました。
① 集団資源回収登録業者との契約
奨励金の交付を受けて集団資源回収に参加しようとする町内会等市民協力団体は、地域の
事情に応じた回収方法等を検討します。
検討結果を基に、資源回収登録業者と回収方法、回収品目、回収頻度、資源物売却代金
の取り決めなど、具体的な内容について協議します。
協議結果を基に回収内容等を決定し、資源回収登録業者と契約を締結します。
② 集団資源回収実施団体の登録
町内会等市民協力団体は、公益財団法人ちとせ環境と緑の財団に登録申請書を提出し、
参加登録をします。
③ 地域住民への周知
町内会等登録団体は、契約により決定した回収方法や日程等について、町内会会員などに
対し、回覧板、説明会などで周知をします。
④ 奨励金の交付対象となる資源回収品目
・古紙類(新聞、雑誌及びん段ボール)
・生きびん(ビールびん、一升びん、(茶色及び緑色)及びジュースびん)
・Pケース(ビールびん及びジュースびん収納用プラスチック製ケース)
・空き缶(アルミ及びスチール)
・鉄くず
・紙パック
⑤ 奨励金の交付額
奨励金の単価は、1キログラム当たり4円です。
奨励金の交付額は、④の資源回収品目の回収総重量(㎏)×4円/㎏となります。
⑥ 資源回収実績報告
町内会等登録団体が、奨励金の交付を受けようとするときは、四半期ごとに集団資源回収実
績報告書に計量伝票の写しを添付して、公益財団法人ちとせ環境と緑の財団に提出します。
⑦ 奨励金の交付
公益財団法人ちとせ環境と緑の財団は、実績報告に基づき、四半期ごとに町内会等登録団
体に奨励金を交付します。
- 40 -
(2) 集団資源回収事業実績
① 集団資源回収事業への参加状況
年度
26
集団回収
町内会
−
25
−
上半期
24
下半期
23
22
※
※
※
※
※
104/618
(参加団体数/年間回収回数)
町内団体等 その他団体
自衛隊
市関係施設
計
141/1,571
3/59
6/250
150/1,880
140/1,579
8/24
135/756
3/60
3/18
3/30
6/248
6/100
6/128
149/1,887
124/774
144/914
3/14
−
105/1,221
7/30
3/33
3/44
8/265
126/1,593
−
109/1,231
7/49
2/14
3/54
9/269
130/1,617
集団回収町内会は、ちとせ環境と緑の財団資源回収計画により回収を実施した町内会等。
町内団体等は、町内会老人クラブ等。
その他団体は、北海少年院、紫明女子学院、カトリック千歳教会。
自衛隊は、東千歳駐屯地、北千歳駐屯地、千歳基地。
市関係施設は、本庁舎、教育委員会庁舎等。
② 品目別回収実績
(単位:㎏)
古 紙 類
びん類
新聞
雑誌
段ボール
紙パック
1,951,485
568,677
983,170
24,392
7,965
2,067,183
587,415 1,027,042
26,671
14,979
1,988,230
515,205
986,617
26,848
21,622
1,908,246
482,700
976,214
25,890
29,763
1,983,040
506,400 1,063,260
26,740
31,410
金属類は、空き缶、鉄くず。
その他は、Pケース(平成 24∼26 年度はペットボトルも含む)。
年
度
26
25
24
23
22
※
※
金属類
その他
③ 実施団体に対する奨励金額等
年 度
26
25
24
23
22
※
※
売却代金
213,926
223,963
211,822
211,985
211,989
計
3,749,615
3,947,253
3,750,344
3,634,798
3,822,839
(単位:円)
還元金額
還元率(%)
奨励金額
−
−
−
−
13,266,591
−
−
−
−
13,933,103
上半期
22,551,698
18,041,358
80.0
−
下半期
−
−
−
7,373,192
−
44,901,394
35,921,115
80.0
−
−
45,741,613
36,593,290
80.0
−
売却代金=資源売却代金−有価物運搬費−(ちとせ環境と緑の財団回収分+紙パック分)
還元金額は、ちとせ環境と緑の財団から資源回収町内会等に還元した金額(紙パック分を除く)
- 41 -
(3) 平成 27 年度 公益財団法人ちとせ環境と緑の財団
財団法人ちとせ環境と緑の財団は、平成 25 年4月1日をもって公益財団法人ちとせ環境
と緑の財団へ移行し、より公益性の高い廃棄物の再資源化事業等や都市緑化振興事業を
推進しています。
① 組織図
総務課長
理事長
常務理事
事務局長
総務係長
(総務課長兼務)
資源振興係長
事業課長
係員 1 名
(臨時職員 1 名)
係員 3 名
(事業課長兼務)
緑化振興係長
係員 2 名
② 廃棄物の再資源化に係る調査・普及啓発
ア クリーンアップ推進員の配置
集団資源回収及び再利用等の推進を図るため、地域におけるリーダーとして資源物の
分別方法や再資源化に向けた啓発・実践活動を行うクリーンアップ推進員を財団が委嘱す
る。また、推進員のスキル向上を図るための研修を行う。
イ 再資源化啓発推進用広報資料の発行
市内の全世帯に「資源回収啓発パンフレット」を配布し、また、「クリーンアップ推進員だより」
を年2回発行する。
ウ リサイクルフェスティバルの開催
資源の有効利用とごみの減量化の啓発をテーマに財団の主催で開催をし、資源物の回
収や再活用品を市民に安価・無料で提供し、物を大切に使用する市民の意識を高め、ごみ
の減量化と再使用に向けた啓発を行う。
③ 資源回収推進事業
ア 集団資源回収の推進
資源回収計画数量:4,323.2トン
登録団体目標数:145団体
イ 資源物の拠点回収の実施
古衣料回収:目標数量 20,500kg/年
割り箸回収:目標数量 2,700kg/年
5
市民団体等による資源回収活動への支援事業
千歳市では、市民団体等による資源物の拠点回収などの活動に対し、コミュニティセンター
等の拠点回収場所の提供や、市民団体と連携した啓発の実施など、支援事業に取り組んでい
ます。
(1)
古衣料の回収
① 実施主体:公益財団法人ちとせ環境と緑の財団
② 回収場所:各コミュニティセンター(一部を除く)、総合福祉センター、千歳消費者協会、
千歳市社会福祉協議会
※ 洗濯していないもの、汚れのひどいものなどは回収できません。
- 42 -
(2)
割り箸の回収
① 実施主体:千歳消費者協会
② 協力主体:公益財団法人ちとせ環境と緑の財団
③ 回収場所:千歳消費者協会、各コミュニティセンター(一部を除く)、総合福祉センター
※ 水洗いして出してください。
(3) ペットボトルのキャップの回収
① 実施主体:愛キャップ市民回収運動実行委員会
② 回収場所:千歳市社会福祉協議会、各コミュニティセンター(一部を除く)、市役所1階、
教育委員会、総合福祉センター1階、支笏湖市民センター、市内小中学校
(4)
家庭用廃食用油(植物油)の回収
① 実施主体:千歳消費者協会
② 回収場所:東雲会館、末広会館、東部支所、各コミュニティセンター、
小学校(泉沢・高台・支笏湖)
※ 回収場所は、各施設によって開館時間等が異なるため、事前に各施設にお問い合わせく
ださい。
※ 動物性油(バター、ラードなど)や鉱物性油(エンジンオイル、灯油など)は回収できません。
(5)
紙パックの回収
① 実施主体:千歳市紙パック回収事業推進連絡会
② 回収場所:町内会等で実施している集団資源回収場所
(6)
年
度
26
25
24
23
22
品目別回収実績
古衣料
(単位:t)
14.59
11.00
4.61
6.08
5.89
割り箸
(単位:t)
2.75
2.82
3.16
3.59
4.14
ペットボトルのキャップ 家庭用廃食用油
(単位:t)
8.95
7.88
9.48
8.01
6.47
- 43 -
(単位:リットル)
3,445
3,450
3,250
3,083
3,250
紙パック
(単位:t)
24.39
26.67
26.85
25.89
26.74
- 44 -
第4章
千歳市し尿処理事業
1 し尿処理の沿革
昭和初期
し尿は自家処理で、近郊農家の収集と一部業者による自由汲み取りが行わ
れていた。
昭和31年 4月 昭和29年の「清掃法」の制定に伴い「千歳町清掃条例」を制定する。
特別清掃区域を設け、区域内は町が収集処理することとし、民間業者に代
行させて実施する。
し尿処理手数料を従量制で徴収する(し尿及び汚水:18ℓ につき5円)。
昭和31年10月
し尿及び汚水処理手数料を改定する。
昭和37年 4月
収集運搬業務を全部民間委託する。
し尿処理手数料を後納制で徴収する。
昭和42年 2月 汚水投入施設(末広処理場)を整備する。
(処理能力:54kℓ/24h、処理方法:1次∼嫌気性加温消化処理、2次∼活性
汚泥法)
昭和42年 4月 し尿処理手数料を改定する。
昭和47年 7月
昭和45年の「清掃法」の全面改正により「廃棄物の処理及び清掃に関する法
律」が制定されたのに伴い「千歳市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」を
制定する。
昭和48年 4月
収集地域を拡大し、計画収集を実施する。
昭和49年 4月
し尿処理手数料を改定する。
昭和50年 4月
し尿処理手数料を改定する。
昭和52年 4月
し尿処理手数料を改定する。
昭和54年 4月
し尿処理手数料を改定する。
昭和55年 3月
昭和56年度を初年度とした10年計画の「千歳市廃棄物処理計画の基本構
想」を策定する。
昭和55年 4月
し尿処理手数料を改定する。
昭和56年 4月
し尿処理手数料を改定する。
昭和57年 4月
し尿処理手数料を改定する。
昭和60年 4月
し尿処理手数料を改定する。
平成 4年 4月
計画収集をやめ、市内全域を申し込み制で収集を実施する。
平成 6年 3月
汚水投入施設を整備する。(処理能力:28kℓ/24h)
平成12年 4月
し尿処理手数料を改定する。
平成17年 4月
し尿処理手数料を改定する。
平成18年 4月
し尿受付を民間委託する。
生活保護受給者に対するし尿処理手数料の減免措置を廃止する。
5月
平成21年 4月
し尿処理手数料徴収方法を証紙からシールへ変更する。
し尿処理手数料(仮設トイレ除く)を改定する。
浄化槽汚泥及び生活雑排水の処理手数料を有料とする。
平成26年 4月
し尿、浄化槽汚泥、生活雑排水の処理手数料を改定する。
平成27年10月31日現在
- 45 -
2
し尿処理手数料の沿革
改定年月
内
容
昭和31年 4月 ・し尿処理手数料を従量制で徴収する。
し尿及び汚水:18ℓ につき5円
※参考 はがき1枚 5円
昭和31年10月 ・し尿及び汚水処理手数料:18ℓ まで毎に8円
昭和37年 4月 ・し尿処理手数料を後納制で徴収する。
昭和42年 4月 ・し尿処理手数料:25ℓ につき30円
※参考 はがき1枚 7円
昭和49年 4月 ・し尿処理手数料:25ℓ につき45円
※参考 はがき1枚10円
昭和50年 4月 ・し尿処理手数料:25ℓ につき60円
昭和52年 4月 ・し尿処理手数料:25ℓ につき65円
※参考 はがき1枚20円
昭和54年 4月 ・し尿処理手数料:25ℓ につき75円
昭和55年 4月 ・し尿処理手数料:25ℓ につき80円
昭和56年 4月 ・し尿処理手数料:25ℓ につき85円
※参考 はがき1枚40円
昭和57年 4月 ・し尿処理手数料:25ℓ につき95円
昭和60年 4月 ・し尿処理手数料:25ℓ につき100円
平成12年 4月 ・し尿処理手数料
仮設トイレのし尿:25ℓ につき125円
その他のし尿
:25ℓ につき100円
※参考 はがき1枚50円
平成17年 4月 ・し尿処理手数料
仮設トイレのし尿:25ℓ につき250円
その他のし尿
:25ℓ につき100円
平成21年 4月 ・し尿処理手数料
その他のし尿
:25ℓ につき150円
・浄化槽汚泥処理手数料:25ℓ につき50円
・生活雑排水処理手数料:25ℓ につき50円
平成26年 4月 ・し尿処理手数料
仮設トイレのし尿:25ℓ につき275円
その他のし尿
:25ℓ につき175円
・浄化槽汚泥処理手数料:25ℓ につき75円
・生活雑排水処理手数料:25ℓ につき75円
※参考 はがき1枚52円
平成 27 年 10 月 31 日現在
- 46 -
3
し尿処理実績
(1) し尿収集実績
年
度
世帯
全市
し尿収集
収集世帯
対全市率
件数
収集量
(世帯)
(世帯)
(%)
(件)
(kℓ )
26
46,640
871
1.87
2,926
2,129.7
25
46,254
871
1.88
3,114
2,287.0
24
45,581
878
1.93
3,014
2,089.1
23
44,977
881
1.96
2,958
2,047.7
22
44,210
889
2.01
※ 全市世帯は、住民基本台帳 10 月1日現在の値
3,077
2,177.1
※ 収集世帯は、3月 31 日現在の値
(2) 汲取便槽別収集実績
年
度
普通汲取便槽
件数
簡易水洗汲取便槽
収集量
件数
仮設トイレ汲取便槽
収集量
件数
収集量
計
件数
収集量
(件)
(kℓ )
(件)
(kℓ )
(件)
(kℓ )
(件)
(kℓ )
26
540
225.7
1,061
1,424.5
1,325
479.5
2,926
2,129.7
25
588
243.8
1,012
1,222.4
1,323
450.7
2,923
1,916.9
24
601
238.7
1,065
1,197.3
1,304
515.8
2,970
1,951.8
23
651
272.9
1,008
1,175.6
1,172
360.7
2,831
1,809.2
22
736
443.4
992
1,196.3
1,349
537.4
3,077
2,177.1
(3) 汚水投入施設処理実績
年
度
し尿
件数
処理量
浄化槽汚泥
生活雑排水
処理量
処理量
計
日数
日平均
(件)
(kℓ )
(kℓ )
(kℓ )
(kℓ )
(日)
(ℓ/日)
26
2,926
2,129.7
1,223.5
202.3
3,555.5
245
14,512.2
25
3,114
2,287.0
1,362.4
282.3
3,931.7
245
16,047.8
24
3,014
2,089.1
1,286.7
159.1
3,534.9
245
14,428.2
23
2,958
2,047.7
1,323.0
183.6
3,554.3
244
14,566.8
22
3,077
2,177.1
1,345.6
249.8
3,772.5
243
15,524.7
- 47 -
4
し尿処理原価計算
(単位:千円)
区
し尿計
し尿管理部門
1,828
1,828
3,656
964
物件費
34,016
12,574
46,590
97
減価償却費
0
10,618
10,618
0
起債償還利子
0
0
0
0
35,844
25,020
60,864
1,061
625
436
1,061
−
36,469
25,456
61,925
−
(kℓ )
2,130
3,556
−
3,556
直接原価
(円/kℓ )
16,828
7,036
23,864
298
総原価
(円/kℓ )
17,122
7,159
24,281
−
34,728
24,350
59,078
1,048
35,344
24,782
60,126
−
接
経
26 費
度
し尿収集部門 し尿処理部門
人件費
直
年
分
計
管理部門配賦額
総経費
処理量
直接経費
25 総経費
年 処理量
度 直接原価
(kℓ )
2,287
3,932
−
3,932
(円/kℓ )
15,185
6,193
21,378
267
総原価
(円/kℓ )
15,454
6,303
21,757
−
34,584
24,427
59,011
1,249
35,316
24,944
60,260
−
直接経費
24 総経費
年 処理量
度 直接原価
(kℓ )
2,089
3,535
−
3,535
(円/kℓ )
16,555
6,910
23,465
353
総原価
(円/kℓ )
16,906
7,056
23,962
−
34,657
24,626
59,283
1,236
35,380
25,139
60,519
−
直接経費
23 総経費
年 処理量
度 直接原価
(kℓ )
2,048
3,544
−
3,544
(円/kℓ )
16,922
6,949
23,871
349
総原価
(円/kℓ )
17,275
7,093
24,368
−
34,337
24,603
58,940
1,246
35,063
25,123
60,186
−
直接経費
22 総経費
年 処理量
度 直接原価
(kℓ )
2,177
3,778
−
3,778
(円/kℓ )
15,773
6,512
22,285
330
総原価
(円/kℓ )
16,106
6,650
22,756
−
- 48 -
第5章
参考資料
1
平成27年度
千歳市一般廃棄物処理実施計画
第1章 一般廃棄物処理の基本的事項
1 計画期間 平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
2 処理区域
千歳市全域
3 処理計画量
(1)ごみ
家庭廃棄物
事業系一般廃棄物
産業廃棄物
計
22,720t
13,530t
2,119t
※市外(南空知公衆衛生組合)からの可燃性一般廃棄物
38,369t
2,500t
(2)小動物の死体
骨等が必要でない小動物の死体
1,000匹
(3)し尿
し尿
浄化槽汚泥
1,274kℓ
生活雑排水
1,838kℓ
計
168kℓ
3,280kℓ
4 処理体制
(1)ごみ
分別区分
収集運搬体制
中間処理
最終処分
処理体制
処理方法
処理体制
処理方法
家庭廃棄物
事業系
廃棄物
燃やせるごみ
市(委託)
市(委託)
焼却
市(委託)
埋立
燃やせないごみ
市(委託)
市(委託)
破砕
市(委託)
埋立
大型ごみ
市(委託)
市(委託)
焼却・破砕
市(委託)
埋立
有害ごみ
市(委託)
委託
無害化・資源化
−
−
4種資源物
市(委託)
市(委託)
資源化(選別)
−
−
プラスチック製 容 器 包 装
市(委託)
市(委託)
資源化(選別)
−
−
使用済み小型家電
市(引渡し)
民間施設
資源化(選別等)
−
−
集団資源回収物
民間登録業者
民間施設
−
−
−
焼却対象ごみ
直接搬入
市(委託)
焼却
市(委託)
埋立
破砕対象ごみ
直接搬入
市(委託)
破砕
市(委託)
埋立
埋立対象ごみ
直接搬入
−
−
市(委託)
埋立
※ 家庭廃棄物は、直接搬入も可
※ 集団資源回収物は、平成24年10月から民間業者による収集及び中間処理を実施
- 49 -
(2)小動物の死体
分別区分
収集運搬体制
小動物の死体
直接搬入
中間処理
最終処分
処理体制
処理方法
処理体制
処理方法
市(委託)
焼却
市(委託)
埋立
(3)し尿
分別区分
収集運搬体制
し尿
浄化槽汚泥
生活雑排水
市(委託)
許可業者
許可業者
5 分別区分及び処理方法
(1)ごみ
① 家庭廃棄物
分別区分
排出方法
市指定ごみ袋
燃やせるごみ
(青色)使用
市指定ごみ袋
燃やせないごみ
(黄色)使用
大型ごみ処理
大型ごみ
手数料シール
貼り付け
透明・半透明
有害ごみ
の袋に「有害
ごみ」と表示
透明・半透明
4種資源物
の袋に洗って
混入して出す
市指定ごみ袋
プラスチック
(半透明)使用
製容器包装
※汚れを落とす
市内の公共施設に
使用済み小型家電
設置した回収
ボックスへ投入
集団資源回収物
回収品目別に
分別して出す
中間処理
処理体制
市(委託)
市(委託)
市(委託)
処理方法
除渣・希釈
除渣・希釈
除渣・希釈
収 集 方 法
週2回 ステーション収集
(農村地区・支笏湖地区は週1回)
週1回 ステーション収集
(農村地区は月2回)
最終処分
処理体制
市(委託)
市(委託)
市(委託)
処理方法
下水道投入
下水道投入
下水道投入
処理方法
処理手数料
1ℓ につき
2円
1ℓ につき
2円
焼却後埋立
破砕後埋立
月1回 戸別収集
※事前に電話申し込みが必要
破砕後埋立
週1回 ステーション収集
※燃やせないごみの収集日と同じ日
(農村地区は月2回)
委託し、無害
化・資源化
週1回 ステーション収集
(農村地区は月2回)
週1回 ステーション収集
※燃やせないごみの収集日と同じ日
(農村地区は月2回)
回収ボックスからの収集
(投入状況に応じて随時)
1個につき
300円
無料
リサイ クル セ ン タ
ーで資源化
無料
(選別)
破砕処理場で
1ℓ につき
資源化
1円
(選別)
民間業者(国の
認定事業者)が
無料
処理
町内会等市民協力団体と資源回収登
録業者との契約に基づき、集積所や 民間業者が処理
各家庭などから回収
無料
※ 自己搬入又は許可業者へ依頼する場合も分別が必要
※ 自己搬入又は許可業者へ依頼する場合は、市指定ごみ袋・大型ごみ処理手数料シールは不要
(有害ごみ・4種資源物・使用済み小型家電・集団資源回収物は無料。それ以外の自己搬入は、10kgにつき60円)
- 50 -
② 事業系一般廃棄物
分別区分
収
集
方
法
処理方法
焼却対象ごみ
事業者が自己搬入又は許可業者へ依頼
焼却後埋立
破砕対象ごみ
事業者が自己搬入又は許可業者へ依頼
破砕後埋立
埋立対象ごみ
事業者が自己搬入又は許可業者へ依頼
直接埋立
③ 産業廃棄物
分別区分
収
集
方
法
処理方法
焼却対象ごみ
事業者が自己搬入又は許可業者へ依頼
焼却後埋立
破砕対象ごみ
事業者が自己搬入又は許可業者へ依頼
破砕後埋立
埋立対象ごみ
事業者が自己搬入又は許可業者へ依頼
直接埋立
処理手数料
10kgにつき
120円
10kgにつき
120円
10kgにつき
120円
処理手数料
10kgにつき
171円40銭
10kgにつき
180円
10kgにつき
170円
※ 自己搬入又は許可業者へ依頼する場合も分別が必要
※ 埋立対象ごみは、循環税(10kgにつき10円)が別途加算
(2)小動物の死体
分別区分
小動物の死体
(3)し尿
分別区分
し尿
収
集
方
法
処理方法
骨等が必要でない場合、飼い主や事業者等が自己搬入
焼却後埋立
又は許可業者へ依頼
収
集
方
法
随時 戸別収集
(事前に電話申し込みが必要)
浄化槽汚泥
許可業者へ依頼
生活雑排水
許可業者へ依頼
処理方法
汚水投入施設に投入後
下水道終末処理場で処理
汚水投入施設に投入後
下水道終末処理場で処理
汚水投入施設に投入後
下水道終末処理場で処理
- 51 -
処理手数料
10kgにつき
60円
処理手数料
仮設
25ℓ につき
トイレ
275円
その他 25ℓ につき
トイレ
175円
25ℓ につき75円
25ℓ につき75円
6 千歳市廃棄物処理施設
(1)ごみ
施設区分
管理施設
搬入管理施設
再資源化処理施設
焼却処理施設
破砕処理施設
施 設 名 称
所 在 地
千歳市環境センター管理棟
千歳市美々758番54
千歳市環境センター計量所
千歳市美々758番193
千歳市リサイクルセンター
千歳市美々758番141
千歳市焼却処理場
千歳市美々758番54
千歳市破砕処理場
千歳市美々758番53、141
千歳市第1最終処分場
千歳市第1埋立処分地
千歳市美々758番1
千歳市第1排水処理場
千歳市美々758番52
千歳市第2最終処分場
最終処分施設
千歳市第2埋立処分地
千歳市美々758番1
千歳市第2排水処理場
千歳市美々758番52
千歳市第3最終処分場
千歳市第3埋立処分地
千歳市美々758番1
千歳市第3排水処理場
千歳市美々758番52
※ 受入日:祝日を含む月∼土曜日(12月31日∼1月3日は除く)
※ 受入時間:午前8時30分∼午後4時30分
※ 千歳市第2埋立処分地:平成18年11月埋立終了/平成26∼27年度嵩上げ工事実施
(2)小動物の死体
施設区分
施 設 名 称
焼却処理施設
千歳市小動物焼却処理場
※ 受入日:祝日を含む月∼土曜日(12月31日∼1月3日は除く)
※ 受入時間:午前8時30分∼午後4時30分
所 在
千歳市美々758番1
地
(3)し尿
施設区分
施 設 名 称
汚水投入施設
千歳市汚水投入施設
※ 受入日:月∼金曜日(祝日及び12月31日∼1月5日は除く)
※ 受入時間:午前8時30分∼午後4時30分
- 52 -
所 在 地
千歳市清流1丁目1−7
7 一般廃棄物処理業許可事業者
(1)一般廃棄物収集運搬業許可業者
許可
№
許可期限
業者名
番号
所
在
地
電話番号
1
3
26.4.1∼
(株)クリーン開発
28.3.31
千歳市流通1丁目4−7
012324-7787
2
5
26.4.1∼
早来工営(株)
28.3.31
(千歳営業所)
千歳市文京1丁目2-3
014522-3731
3
6
26.4.1∼
(協)カンセイ
28.3.31
千歳市流通1丁目3-6
012323-1712
4
26.4.1∼ (株)千歳衛生
7
28.3.31 排水公社
千歳市大和1丁目9-3
012323-2646
5
9
26.4.1∼
(有)協成ワーク
28.3.31
千歳市桂木3丁目9-8
012327-7244
6
12
26.4.1∼
(有)沢田産業
28.3.31
千歳市梅ヶ丘1丁目10-5
012326-0154
7
13
26.4.1∼ 北海道建設
28.3.31 サービス(株)
千歳市上長都1160-36
012327-8088
8
14
26.4.1∼ (株)エヌ・ケー
28.3.31 エンジニアリング
千歳市北信濃770-9
012342-1585
9
17
26.4.1∼ (株)北海道シーアイシ
千歳市泉沢1007-69
28.3.31 ー研究所
012328-2118
10
24
26.4.1∼
(有)イワオ
28.3.31
千歳市清水町2丁目1
012323-3868
11
38
27.3.1∼ リサイクル
29.2.28 ファクトリー(株)
(千歳事業所)
千歳市中央690-42
012329-2030
12
26.7.1∼
45
(株)北海道興農社※
28.6.30
(千歳事業所)
千歳市美々987-22
014526-2800
備
考
限定許可
し尿、 浄化槽、
汚泥、生活雑排
水に限る
限定許可
事業系
一般廃棄物
限定許可
※H26年10月に(株)
エフアンドジー・クリエ
イションから社名変更
現在、上記許可業者の収集運搬能力が、市内で発生する一般廃棄物の排出量を超えているこ
とから、これ以上の新規許可は認めておりません。ただし、排出事業者を特定し、その事業所
からの廃棄物のみを収集運搬する場合に限り、許可する場合があります(限定許可)
。
- 53 -
(2)一般廃棄物処分業許可業者
許可
№
許可期限
業者名
番号
1
2
34
39
所 在 地
27.5.23∼
千歳市
(株)クリーン開発
29.5.22
流通1丁目4−7
27.3.1∼
リサイクル
29.2.28 ファクトリー(株)
3
27.12.1∼
40
(株)丹治秀工業
29.11.30
4
26.11.1∼ (株)
46
28.10.31 HMエスパス
(3)浄化槽清掃業許可業者
許可
№
許可期限
番号
業者名
(千歳事業所)
千歳市
中央690-1
(千歳工場)
千歳市
駒里2211-4
(千歳事業所)
千歳市
美々1292-659
所
在
取扱廃棄物の
種類
電話番号
0123- 一廃:廃発泡スチロ
24-7787 ール
処理
能力
0.32t
/日
事業系一廃:木く
ず、すき取り物、刈
0123草
29-2030
事業系一廃:動植物
性残渣
2.0t
/日
0123事業系一廃:木くず
22-6220
180t
/日
事業系一廃:動植物
0123−
性残渣、動物の死
42-0530
体、刈草、剪定枝
4.5t
/日
地
電話番号
備
160t
/日
考
1
29
26.4.1∼
(協)カンセイ
28.3.31
千歳市流通1丁目3-6
012323-1712
し尿、浄化槽汚
泥、生活雑排水
2
30
26.4.1∼ (株)エヌ・ケー
28.3.31 エンジニアリング
千歳市北信濃770-9
012342-1585
浄 化 槽汚 泥、 生
活雑排水
3
31
26.4.1∼ (株)千歳衛生
28.3.31 排水公社
千歳市大和1丁目9-3
012323-2646
浄 化 槽汚 泥、 生
活雑排水
8 市が処分できる産業廃棄物
(1)燃え殻(ダイオキシン濃度3ng以下)*ng=ナノグラム=10億分の1g
(2)ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
(3)がれき類(建設リサイクル法の特定建設廃材、廃石膏ボードを除く)
(4)紙くず(特定業種)
(5)木くず(特定業種)
(6)繊維くず(特定業種)
(7)動植物性残渣(特定業種)
※ 有害物質を含むものは、受け入れできません。
※ 市内から発生したものに限る。
- 54 -
第2章 ごみ処理計画
1 一般廃棄物処理基本計画
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第6条第1項の規定に基づき策定している現計画
は、平成23年度から37年度までの15年間を計画期間としており、平成27年度と平成32年度
が、5年毎に検証を行う中間目標年次です。(生活排水は、平成23年度から平成32年度まで
の10年間を計画期間としており、平成27年度が中間目標年次です。)
改定に当たっては、関係法令及び諸計画を踏まえ、低炭素社会・自然共生社会に配慮し、
現計画の基本目標である“自然環境と共生する持続的発展が可能な循環型社会の構築”を推
進します。
2 ごみの減量目標
家庭及び事業系廃棄物の発生を抑制するための施策を展開し、ごみの減量を図ります。
平成25年度の千歳市環境センターごみ総搬入量は、39,450.4tでした。平成27年度におい
ては、ごみ総搬入量の目標値を38,369t以下とし、平成25年度比2.7%の減を目指します。
【参考】 ごみの減量目標は、上記の一般廃棄物処理基本計画において平成14年度を基準
年次として設定しています。
基準年次(平成14年度)の搬入量は49,150t/年であり、基準年次に比べ、平成27年
度は、21.9%の減量見込みです。
3 家庭廃棄物の減量目標
家庭廃棄物の有料収集、生ごみの堆肥化の普及、ノーレジ袋運動支援及び減量マニュア
ルの配布等により、ごみの発生抑制に取り組み、家庭廃棄物の減量を図ります。
平成25年度における家庭廃棄物の1人1日当たり排出量は674.4gでした。平成27年度に
おいては、1人1日当たり排出量の目標値を654g以下とし、平成25年度比20.4g以上の減量を
目指します。
4 リサイクルの目標
循環型社会を形成するため、リサイクル品目の拡大に向けた調査や集団資源回収システム
への参加拡大等、リサイクル事業を推進していきます。
平成25年度におけるリサイクル量の合計は、6,034.4t(集団資源物回収量3,947.3t、4種資
源物回収量912.2t、その他資源化量1,176.9t)、一般廃棄物のリサイクル率は15.7%(家庭廃
棄物26.1%、事業系一般廃棄物3.2%)でした。
平成27年度においては、リサイクル量合計の目標値を7,547t以上(集団資源物回収量
4,660t以上、4種資源物回収量1,083t以上、その他資源化量1,804t以上)とし、一般廃棄物の
リサイクル率20.8%以上(家庭廃棄物32.0%以上、事業系一般廃棄物2.1%以上)を目指しま
す。
【参考】 リサイクルの目標は、上記の一般廃棄物処理基本計画において平成14年度を基準年
次として設定しています。
基準年次(平成14年度)のリサイクル量は6,384.3t/年であり、基準年次に比べ、平成27
年度のリサイクル率は、5.9%の増加見込みです。
- 55 -
5 ごみ収集運搬計画
(1) 燃やせるごみ、燃やせないごみ、有害ごみ及びプラスチック製容器包装については、市を
6ブロックに分割し、4種資源物については、市内を3ブロックに分割して、安全で効率的なス
テーション収集方式を継続します。(大型ごみは戸別収集方式、使用済み小型家電は市内
4か所の拠点回収方式、集団資源回収物は各町内会が指定する回収方法)
6 ごみ中間処理計画
焼却処理施設では 26,620tを、破砕処理施設では 9,053tを、再資源化処理施設では 1,083
tを受け入れて中間処理します。
※ 焼却処理施設の処理量には、市外(南空知公衆衛生組合)からの可燃性一般廃棄物
(2,500t)を除く。
7 ごみ最終処分計画
最終処分施設では焼却残渣の 3,628t、破砕残渣の 2,516t、リサイクル残渣の 198t及び直
接埋立の 1,488tの計 7,830tを受け入れて最終処分します。
第3章 し尿処理計画
1 し尿収集運搬計画
(1) し尿
収集を希望する際は、事前にし尿くみ取り専用受付に電話申し込みをしてもらい、委託
業者が、随時、収集運搬します。
(2) 浄化槽汚泥・生活雑排水
収集を希望する際は、許可業者に申し込みをしてもらい、許可業者が、随時、収集運搬
します。
2 し尿処理計画
し尿・浄化槽汚泥・生活雑排水は、汚水投入施設で、し渣等を除去し希釈調整した後、下
水終末処理場で処理をします。
第4章 施設整備計画
1 最終処分場整備計画
(1) 第2埋立処分地
既存埋立処分場の有効活用として、平成18年に埋立てを終了している第2埋立処分
地の嵩上げ事業を進めており、平成28年度の供用開始を計画しています。この取組によ
り、適正な廃棄物処理の確保と処分場の延命化を図ります。
第5章 発生抑制の施策
1 循環型社会に向けた教育の推進
(1) 学校・家庭における環境学習等
学校と連携して、「ごみ減量・リサイクル標語」コンクールを継続し、環境教育の動機付けを
- 56 -
図り、年少期からごみ問題への理解や参加意欲の高揚に努め、環境に配慮した生活習慣
の定着を図ります。また、日常的な情報の発信と共有を図るため、広報紙・インターネット等
による啓発を行い、学校・家庭等での環境学習を積極的に推進します。
(2) 施設見学
市政ガイドバスのほか、学校・町内会・各種団体等による環境センター施設見学を積極的
に受け入れて、ごみ問題に関する意識の啓発を図るとともに、ごみ処理への関心を深めても
らいます。
2 家庭廃棄物の有料収集
平成18年5月から実施している家庭ごみ有料化以降、環境センターへのごみの総搬入量
は減少しており、一定の効果を上げています。
基本的に5年ごとに検証を行っており、今年度実施する検証結果を踏まえて、ごみ減量・リ
サイクル、費用負担の公平化、適正処理費用の確保を継続します。
3 生ごみの堆肥化
生ごみの堆肥化及び減量を促進するため、学校等への生ごみ堆肥化セットの提供のほか、
生ごみ処理機等の購入費助成を継続するとともに、生ごみを減らす取組の普及・啓発を推進
します。
平成27年度の助成台数については、電動生ごみ処理機で25台、コンポスト・密閉式容器
で80台を予定しています。
また、段ボール箱を利用した簡易生ごみ堆肥化の普及のため、出前講座や各種イベント時
等で実演展示し、試供品を配布するなどして生ごみの堆肥化を推進し、ごみの減量を図りま
す。
4 ノーレジ袋運動の支援
買い物袋を持参し、不要のレジ袋を受け取らないノーレジ袋運動を進めるため、取組団体
の活動を積極的に支援するとともに、協力店の拡大に努めます。
また、協力店については、エコ商店認証とあわせ、広報紙、ホームページ等に掲載し、市民
に周知するほか、ノーレジ袋運動への参加を市民に啓発するため、イベントでのマイバッグ配
布を継続します。
5 エコ商店認証制度の取組
家庭から出るごみの減量化を図るためには、販売店・小売店の理解、協力が不可欠です。
このことから、千歳市ではエコ商店認証要綱を策定し、地球環境に配慮した再生品やエコマ
ーク商品の積極的な販売や、包装の簡素化など、ごみ減量化・資源化の推進に取り組んでい
る小売店等を「エコ商店」として認証しており、今後もエコ商店の拡大を推進します。
また、環境配慮行動に取り組む事業所向けの情報紙の「ちとせエコ通信」の中で、エコ商店
の特色ある取組を他のエコ商店やECOちとせの認定店に紹介することにより、事業所間の連
携を図っていきます。
- 57 -
6 家庭廃棄物の減量アイデアの公募
身近な家庭廃棄物の減量方法等を公募し、その方法を広報・ホームページに公表して、家
庭廃棄物の減量意識の向上を図ります。
7 家庭廃棄物の減量マニュアルの配布
わかりやすく、無理なく継続的に実施できる家庭廃棄物の減量マニュアルを配布し、ごみの
分別方法と発生抑制の推進に取り組みます。
第6章 再使用・再生利用の施策
1 再使用・再生利用品の使用推進
長期間使用できる商品やリサイクルが容易な商品の選択等を働きかけるとともに、洗い箸
の使用推進については、対象事業所の拡大に努めます。
また、再生利用品の使用推進とグリーン購入の普及をエコ商店紹介とあわせ、広報紙、ホ
ームページ等で情報提供し、市民の理解と協力を求めます。
2 リサイクル品目の拡大
微量な貴金属やレアメタルが含まれている使用済小型家電製品に関するリサイクルの取扱
いについて、国の方針に基づき、平成26年4月から回収ボックスによる拠点回収等を開始し、
再資源化を図っています。使用済小型家電製品の回収品目は種類が多いことから、具体的
な品目を例示するなどして周知を行い、回収品目の認知拡大と回収量の増加を図ります。
3 資源回収拠点の拡大
古衣料、割り箸、廃食用油を回収するため、コミュニティセンター、千歳市社会福祉協議会、
千歳消費者協会等を資源回収拠点とし、回収容器を設置しています。また、ペットボトルのキ
ャップについては、コミュニティセンターのほか市内小中学校等で回収を行っています。今後
もこれらの運用を継続するとともに、小売店などの民間店舗の活用も含めて、市民が利用しや
すい回収拠点づくりと市民団体による資源物の回収活動の支援に努めます。
4 集団資源回収の実施
町内会等の作業負担の軽減や、町内会未加入の市民が参加できる回収体制、資源回収
量の増加など、現在までの利点を生かしつつ、さらに効果的・効率的なシステムとして構築し
た奨励金方式の集団資源回収システムの安定した運用を図り、参加団体の拡大に努めま
す。
5 大型ごみのリサイクル推進
大型ごみの中から、軽微な修理で再生したものを安価で提供するとともに、リサイクルショッ
プと連携し、大型ごみのリサイクルを推進します。
6 リサイクル取組団体等への支援
リサイクル取組団体が実施している3R(発生抑制、再使用、再生利用)の推進活動やイベ
ント等について、広報紙、ホームページ等を通じて、広く市民に周知し、市民団体の取組を支
援するとともに、市民のリサイクル意識の高揚を図ります。
- 58 -
7 再生事業者に関する情報提供
市民及び事業者からの求めに応じて、廃棄物を受け入れて再生処理を行う事業者の情報
を提供します。
(1)一般廃棄物取扱事業者
事業者名
(株)アレフ
所
在
地
電話番号
(ガーデンセンター花の牧場) 0123-35-2321
恵庭市牧場281−1
取扱廃棄物の種類
植物性廃油
(びっくりドンキー千歳店)
千歳市北栄2丁目
0123-49-2281
(株)クリーン開発
千歳市流通1丁目4−7
0123-24-7787
廃発泡スチロール
(株)C&R
苫小牧市字静川5−4
0144-56-4040
木くず(長さ2.5m以下の根伐採木・
枝)<移動式破砕機>
(株)丹治秀工業
(千歳工場)
千歳市駒里2211-4
0123-22-6220
木くず(枝・幹等の生木で抜根を除
く)
千歳リサイクル
協同組合
((有)イトネン内)
千歳市北栄2丁目5-14
0123-24-4155
金属くず、古紙、空きびん、廃タ
イヤ、廃バッテリー
野村興産(株)
(札幌営業所)
札幌市中央区北2東1-2
011-210-5922
廃乾電池、廃蛍光灯、水銀含
有廃棄物(体温計等)
(社福)美々川福祉園
苫小牧市字美沢193-1
0144-58-2435
植物性廃油
北海道
リサイクリング(有)
(カレット事務所)
苫小牧市勇払145-210
0144-52-2660
ガラスくず
(株)マテック
(千歳支店)
千歳市上長都1130-16
0123-27-0808
廃プラスチック類、金属くず、紙く
ず、木くず、廃タイヤ
リサイクル
ファクトリー(株)
(千歳事業所)
千歳市中央690-1
0123-29-2030
木くず、刈草、すき取りもの、動
植物性残渣
- 59 -
(2)産業廃棄物取扱事業者
事業者名
所
在
地
電話番号
取扱廃棄物の種類
(株)イワクラ
苫小牧市晴海町23-1
0144-55-5045
木くず
(株)クリーン開発
千歳市流通1丁目4−7
0123-24-7787
廃プラスチック類(発泡スチロ
ールに限る)
(株)C&R
苫小牧市字静川5−4
0144-56-4040
木くず(長さ2.5m以下の根・
伐採木・枝)<移動式破 砕機
>、廃油
(株)丹治秀工業
(千歳工場)
千歳市駒里2211-4
0123-22-6220
木くず
新千歳アスコン
千歳市美々1292-1283
0123-40-0255
コ ンクリ ートくず、 アスフ ァ ル トく
ず、ガラス・陶磁器くず
千歳リサイクル
協同組合
((有)イトネン内)
千歳市北栄2丁目5-14
0123-24-4155
金属くず、古紙、空きびん、廃
タイヤ、廃バッテリー
野村興産(株)
(札幌営業所)
札幌市中央区北2東1-2
011-210-5922
廃乾電池、廃蛍光灯、水銀含
有廃棄物(体温計等)
(社福)美々川福祉園 苫小牧市字美沢193-1
0144-58-2435
植物性廃油
北海道
リサイクリング(有)
(カレット事務所)
苫小牧市勇払145-210
0144-52-2660
ガラスくず
(株)マテック
(千歳支店)
千歳市上長都1130-16
0123-27-0808
廃プラスチック類、金属くず、紙く
ず、木くず、廃タイヤ
リサイクル
ファクトリー(株)
(千歳事業所)
千歳市中央690-1
0123-29-2030
廃酸、廃アルカリ、廃プラスチ
ック類、紙くず、木くず、繊維く
ず、ゴムくず、金属くず、ガラス
くず、コンクリートくず、陶磁器
くず、動植物性残渣、有機性
汚泥、廃石膏ボード
- 60 -
第7章 熱回収の施策
1 廃熱利用の継続
地球環境に与える負荷を低減するため、焼却処理場で発生する焼却熱を廃熱ボイラーで
回収し、構内の給湯、暖房及び下水道の汚泥処理施設へ熱供給を行っており、今後も、廃
熱の有効利用を継続します。
第8章 適正処理の施策
1 ごみの適正処理の推進
(1) 搬入時の指導強化
計量所における廃棄物の品目・内容物等の確認作業を強化するとともに、破砕処理
場内のダンピングボックスによる搬入物の展開検査を実施し、分別の徹底を図ります。
また、市民、事業者に対し、分別排出の徹底について啓発活動を行うとともに、不適
正排出者に対する分別指導を徹底します。
(2) 廃プラスチック類の処理
容器包装リサイクル法に規定するプラスチック製容器包装は、平成23年10月から、
破砕処理場において、資源化を行っています。これ以外の廃プラスチック類についても、
適正処理に努めます。
(3) マニフェストの適正運用の推進
排出事業者及び処理業者に対し、マニフェストの適正運用の励行を指導します。
2 適切なごみ処理システムの推進
(1) リサイクルシステム
プラスチック製容器包装については、適正な分別排出方法の周知を徹底するとともに、
これ以外の容器包装廃棄物についても、千歳市分別収集計画に基づき、適正処理及
び資源化を推進します。
(2) 収集運搬システム
現在のステーション収集方式を継続しつつ、収集地域の拡大及び収集量の動向に
基づいた見直しを行うなど、今後も効率化を推進します。
また、大型ごみのふれあい収集を継続し、市民サービスの提供に努めます。
3 安全で効率的な施設運営の推進
(1) 民間委託の推進
効率的な施設運営及びごみ処理経費の抑制を目的とし、平成24年度から全施設
(焼却処理場、破砕処理場、最終処分場、リサイクルセンター、計量所)を一本化した運
転管理を民間に委託しており、安全で効率的な施設運営の推進を継続します。
- 61 -
(2) 情報公開
廃棄物処理施設に係る維持管理情報及び定期的に実施している大気汚染物質等の
測定結果について、引き続きホームページ上で公表します。
4 ごみ処理の広域化
国においては、ダイオキシン類の削減や施設整備費の縮減などの観点から、市町村に対し、
ごみ処理施設の集約化などにより、ごみを広域的に処理することを求めています。
北海道が策定した「ごみ処理の広域化計画」では、千歳市は単独市ブロックに位置付けら
れていますが、ごみを広域的に処理した場合の環境負荷の低減やコスト縮減など、メリット、デ
メリットを十分に検討した結果、平成24年5月から「道央地域ごみ処理広域化推進協議会」に
参画し、平成26年2月に「道央廃棄物処理組合」(一部事務組合)を設立しました。
今後は、千歳市、北広島市、長沼町、南幌町、由仁町の2市3町で平成36年の焼却施設の
稼働を目指し、広域的なごみ処理を推進していきます。
5 災害廃棄物処理計画の策定
大規模な地震や水害等の災害に伴い発生する災害廃棄物を迅速かつ適正に処理するた
め、国が策定した災害廃棄物対策指針や千歳市地域防災計画に基づき、「千歳市災害廃棄
物処理計画」を策定します。
6 在宅医療廃棄物の適正処理
高齢化社会の進行に伴い在宅医療廃棄物の増加が懸念されることから、取扱等について
医療機関等と協議を行い、適正処理を実施します。
7 ごみステーションの適正管理
(1) ごみステーションの管理
「ごみステーション設置等に関する要領」に基づき、町内会等との協力による清潔で安
全かつ適正な管理に努めるとともに、清掃指導員及び適正ごみ処理推進員による排出方
法の周知・指導を徹底します。
(2) 集合住宅の廃棄物保管場所の設置要請
平成5年以前に建設された家庭廃棄物保管場所の設置義務の無い共同住宅について、
排出状況や周辺環境の状況に基づき、管理会社・所有者に対して継続して設置要請を
行います。
8 不法投棄への対応強化
(1) 清掃指導員、適正ごみ処理推進員、町内会との連携を強化して、不適正排出世帯に対す
る個別訪問・指導を行うとともに、転入者に対するパンフレットの配布等により、適正排出
方法の周知を図ります。
(2) 不法投棄及び不適正排出の多い地区を重点的に巡視及び啓発するとともに、啓発看板、
旗、監視カメラ等を設置し、防止・抑制に努めます。
(3) 不法投棄者に対して原状回復を求め、従わない場合は、氏名及び行為内容などを公表す
るほか、警察と連携した対応により、不法投棄は犯罪であることを周知します。また、投棄
者が不明の場合は、土地の所有者又は管理者に対し、処理の要請をします。
- 62 -
第9章 事業系一般廃棄物の対策
1 事業系廃棄物の発生抑制
広報紙、ホームページ等により、3Rに関する情報を提供し事業者に対し事業系廃棄物につ
いての発生抑制・適正処理について理解を深めてもらい、施策への協力と循環型社会の構築
に関する意識の向上を図ります。
2 事業系一般廃棄物の分別資源化
再生事業者の紹介や、事業所を訪問してごみ減量と資源化の啓発を行うほか、収集運搬許
可業者に資源の分別収集について理解と協力を求めます。
また、破砕処理場に設置しているダンピングボックスにより、廃棄物の分別状況等を確認し、
事業者等に対して適切な指導を実施するとともに、民間処理施設による資源化ルートを活用し
た資源化を推進します。
3 産業廃棄物の分別資源化
(1) 建設リサイクル法の対象とならない、小規模工事の木材、コンクリートくず等の建設廃材のリ
サイクルについて、排出事業者・千歳建設業協会等に対し、分別資源化についての意識啓発
を図ります。
(2) 民間処理施設による資源化ルートを活用した資源化を促進します。
4 事業系廃棄物の減量マニュアルの配布
事業者や一般廃棄物及び産業廃棄物収集運搬業許可業者に、事業系廃棄物の減量マニ
ュアルを配布し、事業者責務の周知を図るとともに、事業系廃棄物の発生抑制と資源化の意
識啓発と実践を促進します。
5 事業系一般廃棄物の処理区域移動
(1) 処理区域外からの搬入
再生利用のため処理区域外から搬入される一般廃棄物は、市内の民間施設へ搬入し、
処理します。この場合において、排出市町村等との事前協議を行い、本計画との整合性が
確認された場合に限り、搬入を認めるものとします。
(2) 処理区域外への搬出
市内の施設では再生利用ができない一般廃棄物について、市外の施設で再生利用が可
能な場合に限り、処理区域外へ搬出します。この場合において、受入先の処理区域を管轄
する市町村等と事前協議を行い、本計画及び受入先の市町村等の計画との整合性が確認
された場合に限り、搬出を認めるものとします。
- 63 -
第10章
その他
1 千歳市廃棄物減量等推進審議会
廃棄物の減量と適正な処理に関する事項を調査審議するため、市長の附属機関として、千
歳市廃棄物減量等推進審議会を設置しています。
現在の千歳市廃棄物減量等推進審議会は、知識経験を有する者7名、民間団体の代表者
6名、市長が必要と認める者(公募委員)4名の計17名で構成され、任期は平成27年11月30
日までとなっています。
2 南空知公衆衛生組合可燃ごみ暫定処理
南空知公衆衛生組合の可燃ごみについては、平成20年度から平成26年度まで暫定的に
受け入れし、焼却処理を行ってきました。平成27年度以降も、道央廃棄物処理組合による焼
却処理施設の稼動予定年次である平成35年度まで暫定処理を継続します。
- 64 -
2
千歳市廃棄物の処理等に関する条例
3 事業者は、物の製造、加工、販売等に際して、その製品、
平成5年3月5日条例第6号
容器等が廃棄物となった場合においてその適正な処理
(目的)
が困難になることのないようにしなければならない。
第1条 この条例は、発生する廃棄物の抑制及び再利用を
4 事業者は、廃棄物の減量及び適正な処理の確保に関
図り、廃棄物の減量を推進するとともに、廃棄物を適正
し市の施策に協力しなければならない。
に処理し、あわせて地域の清潔を保持することにより、資
(市民の責務)
源が循環して利用される社会の形成並びに清潔な生活
第5条 市民は、廃棄物の発生を抑制し、再生品の使用、
環境の保全及び公衆衛生の向上に資し、もって市民の
不用品の活用等により再利用の促進を図るとともに、発
健康で快適な生活を確保することを目的とする。
生した家庭廃棄物を生活環境の保全上支障のない方
(定義)
法でなるべく自ら処分すること等により、廃棄物の減量に
第2条 この条例における用語の意義は、廃棄物の処理及
努めなければならない。
び清掃に関する法律(昭和 45 年法律第 137 号。以下
2 市民は、廃棄物の減量及び適正な処理に関し分別収
「法」という。)の例による。
集その他の市の施策に協力しなければならない。
2 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、
(審議会)
当該各号に定めるところによる。
第6条 法第5条の7第1項の規定に基づき、市における廃
(1) 事業系廃棄物 事業活動に伴って生じた廃棄物を
棄物の減量及び適正な処理に関する事項を調査審議
いう。
するため、市長の附属機関として、千歳市廃棄物減量
(2) 事業系一般廃棄物 事業系廃棄物のうち、産業廃
等推進審議会(以下「審議会」という。)を置く。
棄物以外の廃棄物をいう。
2 審議会は、委員 20 人以内をもって組織する。
(3) 家庭廃棄物 一般家庭の日常生活に伴って生じた
3 委員は、次に掲げる者のうちから市長が委嘱する。
廃棄物をいう。
(1) 知識経験を有する者
(4) 再利用 活用しなければ不要となる物又は廃棄物を
(2) 民間諸団体の代表者
再び使用すること又は資源として利用することをいう。
(3) 前2号に掲げる者のほか、市長が必要と認める者
(5) 再生資源 資源の有効な利用の促進に関する法律
(任期)
(平成3年法律第 48 号)第2条第4項の再生資源を
第6条の2 委員の任期は、2年とする。ただし、補欠の委
いう。
員の任期は、前任者の残任期間とする。
(6) 再生部品 資源の有効な利用の促進に関する法律
2 委員は、再任されることができる。
第2条第5項の再生部品をいう。
3 委員の任期が満了したときは、当該委員は、後任者が
(7) 再生品 主に再生資源又は再生部品を用いて製造
委嘱されるまで引き続きその職務を行うものとする。
され、又は加工された製品をいう。
(会長及び副会長)
(市の責務)
第6条の3 審議会に会長及び副会長を置く。
第3条 市は、あらゆる施策を通じて、廃棄物の発生を抑制
2 会長及び副会長は、委員が互選する。
し、再利用を促進すること等により廃棄物の減量を推進
3 会長は、審議会を代表し、会務を総理する。
するとともに、廃棄物の適正な処理を図らなければなら
4 副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるとき、又は会
ない。
長が欠けたときは、その職務を代理する。
2 市は、廃棄物の処理に関する事業の実施に当たっては、
処理施設の整備及び作業方法の改善を図る等その能
(減量化推進のための市の役割)
第7条 市長は、再利用等による廃棄物の減量に関する市
率的な運営に努めなければならない。
民及び事業者の自主的な活動を支援するよう努めなけ
3 市は、廃棄物の減量及び適正な処理に関する技術開
ればならない。
発に努めなければならない。
2 市長は、廃棄物の減量及び適正な処理を確保するため
4 市は、廃棄物の減量及び適正な処理に関する市民及
必要と認めるときは、市民及び事業者に対して指導又は
び事業者の意識の啓発を図るよう努めなければならない。
(事業者の責務)
助言を行うことができる。
3 市長は、再利用の可能な廃棄物の収集、廃棄物の処理
第4条 事業者は、廃棄物の発生を抑制し、再利用を促進
施設での資源の回収等を行うとともに、物品の調達に当
することにより、廃棄物の減量に努めなければならない。
たっては、再生品を使用すること等により、自ら再利用等
2 事業者は、その事業系廃棄物を自らの責任において適
による廃棄物の減量に努めなければならない。
正に処理しなければならない。
(減量化推進のための事業者の役割)
- 65 -
第8条 事業者は、その事業系廃棄物を減量するため、再
理を容易に行うことができるよう、一般廃棄物処理計画
利用の可能な物の分別の徹底を図る等再利用の促進
のうちの排出方法、処理施設、受入時間等基本的事項
に必要な措置を講ずるよう努めなければならない。
を告示するものとする。
2 事業者は、物の製造、加工、販売等に際して、長期間
2 市長は、前項の基本的事項に変更があったときは、その
使用可能な製品の開発、製品の修理体制の確立等廃
都度変更の内容を告示するものとする。
棄物の発生の抑制に必要な措置を講ずるとともに、再生
(市が処理する一般廃棄物)
資源、再生部品及び再生品を利用するよう努めなけれ
第14条 市は、一般廃棄物処理計画に従い、家庭廃棄物
ばならない。
を処理するものとする。ただし、規則で定めるものについ
3 事業者は、物の製造、加工、販売等に際して、再利用
ては、この限りでない。
が可能な包装、容器等の普及を図り、使用後の包装、
2 市は、家庭廃棄物の処理に支障がないと認めるときは、
容器等の回収策を講ずる等廃棄物の発生の抑制に努
事業系一般廃棄物の処分をすることができる。
めなければならない。
(排出方法等の遵守義務)
(減量化推進のための事業用建築物の所有者等の役割)
第15条 占有者等は、自ら処分できない一般廃棄物につ
第9条 事業用建築物の所有者(所有者以外にその建築
いては、市長の定める排出日時及び排出方法を遵守し
物の管理について権限を有する者があるときは、当該権
てごみステーションその他所定の場所へ持ち出す等第
限を有する者。以下この条及び次条において同じ。)は、
13 条第1項の基本的事項に従わなければならない。
当該事業用建築物に係る事業系廃棄物の発生を抑制
2 ごみステーションを利用する者は、市が収集した後は常
し、再利用を促進することにより、廃棄物の減量に努め
に清潔にしておかなければならない。
なければならない。
(家庭廃棄物の保管場所の設置)
2 事業用建築物の占有者は、当該事業用建築物に係る
第16条 共同住宅の用に供する建築物で規則で定めるも
事業系廃棄物の減量に関し当該事業用建築物の所有
の(以下「共同住宅」という。)の所有者(所有者以外に
者に協力しなければならない。
その建築物の管理について権限を有する者があるとき
(事業系廃棄物の保管場所等の設置)
は、当該権限を有する者)又は共同住宅を建設しようと
第10条 事業用建築物の所有者又は事業用建築物を建
する者は、当該共同住宅に係る家庭廃棄物の保管場所
設しようとする者は、当該事業用建築物に係る事業系廃
を設置しなければならない。この場合において、共同住
棄物の保管場所及び再利用の対象となる物の保管場
宅を建設しようとする者は、当該保管場所について、規
所を設置しなければならない。この場合において、事業
則で定めるところにより、あらかじめ市長と協議しなけれ
用建築物を建設しようとする者は、当該保管場所につい
ばならない。
て、規則で定めるところにより、あらかじめ市長と協議し
(適正処理困難物の指定)
なければならない。
第17条 市長は、市が行う一般廃棄物の収集、運搬又は
(減量化推進のための市民の役割)
処分に際し、適正な処理が困難となる物(以下「適正処
第11条 市民は、再利用の可能な物の分別を行うとともに、
集団回収等の再利用を促進するための市民の自主的
理困難物」という。)を指定することができる。
2 市長は、適正処理困難物の製造、加工、販売等を行う
な活動に参加すること等により、廃棄物の減量及び資源
事業者に対して、その回収等の措置を講ずるよう必要な
の有効利用に努めなければならない。
協力を求めることができる。
2 市民は、商品を購入するに当たっては、当該商品の内
容及び包装、容器等が廃棄物となった場合を勘案し、
(排出禁止物)
第18条 占有者等は、法第6条の2第1項の規定に基づき
廃棄物の減量及び環境の保全に配慮した商品を選択
市が行う一般廃棄物の収集に際して、次に掲げる一般
するよう努めなければならない。
廃棄物を排出してはならない。
(一般廃棄物処理計画)
(1) 有害性のある物
第12条 市は、法第6条第1項の規定により定める一般廃
(2) 感染性のある物
棄物処理計画に基づき、総合的かつ適正な一般廃棄
(3) 危険性のある物
物の処理を行うものとする。
(4) 引火性のある物
(一般廃棄物の処理に関する基本的事項の告示)
(5) 著しく悪臭を発する物
第13条 市長は、土地又は建物の占有者(占有者がいな
(6) 特別管理一般廃棄物に指定されている物
い場合は、当該土地又は建物の管理者とする。以下「占
(7) 収集、運搬又は処分に際し特別の取扱いを要する
有者等」という。)及び事業者が一般廃棄物の適正な処
物で規則で定めるもの
- 66 -
2 前項の規定にかかわらず、規則で定める処理を施した
(7) 学校教育法に基づく短期大学若しくは高等専門学
物及び市長が指定する物は、この限りでない。
校又は旧専門学校令に基づく専門学校の理学、薬学、
(一般廃棄物の自己処理の基準)
工学、農学若しくはこれらに相当する課程において衛
第19条 占有者等及び事業者は、自らその一般廃棄物の
生工学若しくは化学工学に関する科目以外の科目を
収集、運搬又は処分を行う場合には、廃棄物の処理及
修めて卒業した後、5年以上廃棄物の処理に関する技
び清掃に関する法律施行令(昭和 46 年政令第 300 号。
術上の実務に従事した経験を有する者
(8) 学校教育法に基づく高等学校若しくは中等教育学
以下「政令」という。)第3条又は第4条の2に定める基準
校又は旧中等学校令(昭和 18 年勅令第 36 号)に基
に従わなければならない。
づく中等学校において土木科、化学科若しくはこれ
(処理状況の把握)
第20条 一般廃棄物の収集、運搬又は処分を他人に委託
らに相当する学科を修めて卒業した後、6年以上
しようとする占有者等及び事業者は、当該一般廃棄物
廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経
が不適正に処理されることのないよう、その処理の状況
験を有する者
(9) 学校教育法に基づく高等学校若しくは中等教育
等の把握に努めなければならない。
学校又は旧中等学校令に基づく中等学校において
(一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格)
第20条の2 一般廃棄物処理施設の技術管理者は、次の各
理学、工学、農学に関する科目若しくはこれらに
号のいずれかに該当する資格を有する者でなければなら
相当する科目を修めて卒業した後、7年以上廃棄
ない。
物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を
(1) 技術士法(昭和 58 年法律第 25 号)第2条第1項の
有する者
技術士(化学部門、上下水道部門又は衛生工学部門
(10) 10 年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に
に係る第2次試験に合格した者に限る。)
従事した経験を有する者
(2) 技術士法第2条第1項の技術士(前号に該当する者
(11) 前各号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有
を除く。)であって、1年以上廃棄物の処理に関する技
すると市長が認める者
術上の実務に従事した経験を有するもの
(市が処分する産業廃棄物)
(3) 2年以上法第 20 条の環境衛生指導員の職にあった
第21条 法第 11 条第2項の規定により市が処分する産業
廃棄物は、一般廃棄物と併せて処理することができ、か
者
つ、一般廃棄物の処分に支障がないと認めるものとする。
(4) 学校教育法(昭和 22 年法律第 26 号)に基づく大学
(短期大学を除く。次号において同じ。)又は旧大学令
2 前項の産業廃棄物は、市長が定めて告示するものとす
る。
(大正7年勅令第 388 号)に基づく大学の理学、薬学、
(産業廃棄物の処理に関する市長の指導)
工学若しくは農学の課程において衛生工学(旧大学令
に基づく大学にあっては、土木工学。次号において同
第22条 市長は、市域内において生ずる産業廃棄物の適
じ。)若しくは化学工学に関する科目を修めて卒業した
正な処理を確保するため、事業者に対して必要な措置
後、2年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従
を講ずるよう求めることができる。
(産業廃棄物の受入基準等)
事した経験を有する者
第23条 第 21 条第1項の産業廃棄物を市長の指定する
(5) 学校教育法に基づく大学又は旧大学令に基づく大
学の理学、薬学、工学、農学若しくはこれらに相当する
処理施設に搬入する者は、規則で定める受入基準に従
課程において衛生工学若しくは化学工学に関する科
わなければならない。
目以外の科目を修めて卒業した後、3年以上廃棄物の
2 前項の処理施設の管理者は、当該施設に第21条第1
処理に関する技術上の実務に従事した経験を有する
項の産業廃棄物を搬入する者が前項の受入基準に従
者
わない場合には、当該産業廃棄物の受入れを拒否する
ことができる。
(6) 学校教育法に基づく短期大学若しくは高等専門学
(処理計画作成の指示)
校又は旧専門学校令(明治 36 年勅令第 61 号)に基
づく専門学校の理学、薬学、工学、農学若しくはこれら
第24条 市長は、必要と認めるときは、事業系一般廃棄物
に相当する課程において衛生工学(旧専門学校令に
又は第 21 条第1項の産業廃棄物を多量に排出する事
基づく専門学校にあっては、土木工学。次号において
業者に対し、その廃棄物の減量等に関する計画書を作
同じ。)若しくは化学工学に関する科目を修めて卒業し
成し、提出するよう指示することができる。
(改善命令等)
た後、4年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に
従事した経験を有する者
第25条 市長は、次の各号の一に該当する者に対し、期
- 67 -
限を定めて、必要な措置を講ずべきことを命ずることが
結果を記載した書類の公衆への縦覧及び意見書を提
できる。
出する機会の付与の対象となる一般廃棄物処理施設は、
(1) 第 10 条の規定に違反して、事業系廃棄物の保管
政令第5条第1項に規定するごみ処理施設のうち焼却
場所若しくは再利用の対象となる物の保管場所の設
施設及び同条第2項に規定する一般廃棄物の最終処
置をせず、又は市長と協議を行わずにこれらの保管
分場(以下「対象施設」という。)とする。
場所の設置をした者
(2) 第 15 条第1項の規定に違反して、排出日時若しく
(縦覧)
第28条の3 市長は、法第9条の3第2項の規定により生活
は排出方法を遵守せずに一般廃棄物を排出し、又
環境影響調査の結果を記載した書類を公衆の縦覧に
はごみステーションその他所定の場所以外の場所に
供しようとするときは、次に掲げる事項を告示するものと
一般廃棄物を投棄した者
する。
(3) 第 16 条の規定に違反して、家庭廃棄物の保管場
(1) 縦覧の場所
所の設置をせず、又は市長と協議を行わずに当該保
(2) 縦覧の期間
管場所の設置をした者
(3) 法第8条第2項第2号から第5号までに掲げる事項
(4) 第 19 条の規定に違反して、政令第3条又は第4条
(4) 実施した生活環境影響調査の項目
の2に定める基準に従わずに一般廃棄物の収集、運
(5) 前各号に掲げるもののほか、市長が必要と認める事
搬又は処分を行った者
2 市長は、前項の規定による命令を受けた者がその命令
項
2 市長は、前項の規定による縦覧をするときは、生活環境
に従わなかったときは、その者の住所及び氏名並びに
影響調査の結果を記載した書類と併せて、法第8条第2
違反の事実を公表し、又は一般廃棄物の収集、運搬若
項第2号から第9号までに掲げる事項を記載した書類を
しくは処分を拒否することができる。
公衆の縦覧に供するものとする。
3 市長は、前項の規定による公表をしようとするときは、あ
3 第1項第2号に掲げる縦覧の期間は、告示の日から1月
らかじめ当該公表に係る者に対し、その旨を通知し、弁
間とする。
明の機会を与えるものとする。
(地域の清潔保持)
(意見書の提出)
第28条の4 対象施設の設置又は変更に関し利害関係を
第26条 占有者等は、その土地又は建物及びそれらの周
有する者は、前条第3項の縦覧期間満了の日の翌日か
囲の清潔を保ち、相互に協力して地域の生活環境を保
ら起算して2週間を経過する日までに、市長に生活環境
全するよう努めなければならない。
の保全上の見地からの意見書を提出することができる。
(公共の場所の清潔保持)
2 前項の意見書の提出先は、前条第1項の規定による告
第27条 何人も、道路、公園、河川その他の公共の場所に
示の際、併せて告示するものとする。
紙くず、空き缶、吸殻その他の廃棄物を捨てること等に
より、当該公共の場所を汚してはならない。
(一般廃棄物処理手数料)
第29条 第 14 条の規定により市が一般廃棄物を収集し、
2 前項の公共の場所の管理者は、これらの場所の清潔の
運搬し、及び処分する場合は、別表第1に定める額の手
保持と適正な管理に努めなければならない。
数料を徴収する。ただし、規則で定める一般廃棄物に
3 土木、建築等の工事を行う者は、都市の美観を損なわ
ないように、工事に伴う土砂、がれき、廃材等の整理に
ついては、この限りでない。
2 前項の手数料の徴収方法については、規則で定める。
努めなければならない。
(空き地の管理)
(一般廃棄物処理手数料の減免)
第30条 市長は、災害その他特別な理由があると認めると
第28条 空き地を所有し、又は管理する者は、その空き地
きは、前条第1項の手数料を減免することができる。
にみだりに廃棄物が捨てられないように、その周囲に囲
いを設ける等適正な管理をしなければならない。
(産業廃棄物処分費用)
第31条 第 21 条第1項の産業廃棄物を市が処分する場
2 前項に規定する者は、その空き地に廃棄物が捨てられ
合は、別表第2に定める額の費用を徴収する。ただし、
たときは、その廃棄物を自らの責任で処理しなければな
らない。
市長が公益上必要と認めたときは、この限りでない。
2 前項の費用の徴収方法については、規則で定める。
(生活環境影響調査結果の縦覧等の対象施設)
第28条の2 法第9条の3第2項(同条第8項において準用
(一般廃棄物収集運搬業の許可申請手数料等)
第32条 法第7条第1項若しくは第6項若しくは浄化槽法
する場合を含む。以下同じ。)の規定による同条第1項
(昭和 58 年法律第 43 号)第 35 条第1項の規定により
に規定する調査(以下「生活環境影響調査」という。)の
一般廃棄物収集運搬業若しくは一般廃棄物処分業若
- 68 -
しくは浄化槽清掃業の許可を受けようとする者、法第7
2 前項の規定により立入検査をする職員は、その身分を
条第2項若しくは第7項の規定により一般廃棄物収集運
示す証明証を携帯し、関係人の請求があったときは、こ
搬業若しくは一般廃棄物処分業の許可の更新を受けよ
れを提示しなければならない。
うとする者、法第7条の2第1項の規定により一般廃棄物
3 第1項の規定による立入検査の権限は、犯罪調査のた
収集運搬業若しくは一般廃棄物処分業の変更の許可を
めに認められたものと解釈してはならない。
受けようとする者又は当該許可を受けた者で許可証の
(清掃指導員)
再交付を受けようとするものは、申請の際、次の各号に
第36条 市長は、清掃指導員を置き、この条例に定める事
掲げる区分に応じ、当該各号に定める額の手数料を納
項について指導及び調査させることができる。
付しなければならない。
(委任)
(1) 一般廃棄物収集運搬業許可申請手数料 1件につ
第37条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定
き 13,000 円
める。
(2) 一般廃棄物処分業許可申請手数料 1件につき
附 則(省略)
13,000 円
別表第1(第 29 条関係)
手数料の
種類
家庭廃棄物
処理手数料
(3) 浄化槽清掃業許可申請手数料 1件につき 13,000
円
(4) 一般廃棄物収集運搬業許可更新申請手数料 1件
事業系一般
廃棄物処理
手数料
し尿処理手
数料
浄化槽汚泥
処理手数料
汚水投入施設に搬入された
浄化槽汚泥を処分するとき。
仮設トイレの
し尿25リット
ルに
つき275円
その他のし
尿25リットル
につき175円
25リットルに
つき75円
生活雑排水
処理手数料
汚水投入施設に搬入された
生活雑排水を処分するとき。
25リットルに
つき75円
(5) 一般廃棄物処分業許可更新申請手数料 1件につ
き 9,000 円
(6) 一般廃棄物収集運搬業変更許可申請手数料 1件
につき 9,000 円
(7) 一般廃棄物処分業変更許可申請手数料 1件につ
き 9,000 円
(8) 一般廃棄物収集運搬業許可証再交付申請手数料
1件につき 2,500 円
(9) 一般廃棄物処分業許可証再交付申請手数料 1件
につき 2,500 円
(10) 浄化槽清掃業許可証再交付申請手数料 1件に
2 既納の手数料は、還付しない。
(過料)
第33条 詐欺その他不正の行為により、この条例に定める
手数料又は費用の徴収を免れた者については、その徴
収を免れた金額の5倍に相当する金額(当該5倍に相当
する金額が5万円を超えないときは、5万円とする。)以
下の過料を科する。
(報告の徴収等)
第34条 市長は、この条例の施行に必要な限度において、
占有者等その他必要と認める者に対し、一般廃棄物の
処理に関し必要な報告を求め、又は指示することができ
金額
(1) 家庭廃棄物(し尿、浄化
槽汚泥、生活雑排水、プラス
チック製容器包装及び規則
で定める大型ごみを除く。)
を収集し、運搬し、及び処分
するとき。
(2) 家庭廃棄物(プラスチッ
ク製容器包装に限る。)を収
集し、運搬し、及び処分する
とき。
(3) 家庭廃棄物(規則で定
める大型ごみに限る。)を収
集し、運搬し、及び処分する
とき。
(4) 処理施設に搬入された
家庭廃棄物 (し尿、浄化槽
汚泥及び生活雑排水を除く
。)を処分するとき。
処理施設に搬入された事業
系一般廃棄物を処分すると
き。
し尿を収集し、運搬し、及び
処分するとき。
につき 9,000 円
つき 2,500 円
取扱区分
1リットルに
つき2円
1リットルに
つき1円
1個につき
300円
10キログラム
につき60円
10キログラム
につき120円
る。
(立入検査)
備考 手数料の算出に当たって処理した量に基礎単位未
満の端数があるときは、これを基礎単位の量とみなし
第35条 市長は、法第 19 条第1項に定める場合を除くほ
て計算する。
か、この条例の施行に必要な限度において、その職員
に、占有者等その他必要と認める者の土地又は建物に
立ち入り、一般廃棄物の処理に関し必要な調査を行わ
せることができる。
- 69 -
別表第2(第31条関係)
によることが困難な場合は、60 キログラム)以上の一般
取扱区分
中間処理施設(焼却処理施
設に限る。)に搬入された産
業廃棄物を処分するとき。
中間処理施設(破砕処理施
設に限る。)に搬入された産
業廃棄物を処分するとき。
最終処分施設に搬入された
産業廃棄物を処分するとき。
費用
(10キログラムにつき)
171円40銭
廃棄物を生ずる土地又は建物の占有者に対し、当該一
般廃棄物を運搬すべき場所及びその運搬方法を指示
することができる。
(市が処理しない一般廃棄物)
180円
第5条 条例第 14 条第1項ただし書の規定により市が収集、
運搬及び処分をしない一般廃棄物は、次に掲げるもの
とする。
170円
(1) 最大の辺が2メートルを超えるもの、最小の辺が1メ
ートルを超えるもの又は径が1メートルを超えるもの
備考
(2) 容積が1立方メートルを超えるもの
1 費用の算出に当たって処分した量に基礎単位未満の
(3) 重量が 100 キログラムを超えるもの
端数があるときは、これを基礎単位の量とみなして計
(4) 法第6条第1項の規定により市が定めた処理計画に
算する。
基づく排出の方法によらないもの
2 費用に1円未満の端数が生じたときは、これを切り上げ
(5) 凍結等のため、くみ取り作業に著しい支障を及ぼす
る。
し尿
(6) その他市長が定めるもの
(家庭廃棄物の保管場所の設置)
第6条 条例第 16 条の規則で定める建築物は、6戸以上
3
千歳市廃棄物の処理等に関する規則
平成5年3月 29 日規則第6号
の共同住宅とする。
2 前項の共同住宅を建設しようとする者が当該共同住宅
(趣旨)
に係る家庭廃棄物の保管場所の設置について市長と協
第1条 この規則は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律
議すべき事項は、次に掲げるとおりとする。
(昭和 45 年法律第 137 号。以下「法」という。)及び千歳
(1) 保管場所の設置する位置
市廃棄物の処理等に関する条例(平成5年千歳市条例
(2) 保管場所の構造及び規模
第6号。以下「条例」という。)の施行に関し必要な事項を
(3) その他保管場所の設置に関し必要な事項
定めるものとする。
(審議会)
(排出禁止物)
第7条 条例第 18 条第1項第7号の規則で定める一般廃
第2条 条例第6条第1項の千歳市廃棄物減量等推進審
棄物は、次に掲げる物とする。
議会(以下「審議会」という。)は、会長が招集し、その議
(1) 分別がされていない物
長となる。
(2) 引っ越し等により一時に多量に排出した物
2 審議会は、委員の半数以上の出席がなければ、会議を
(3) 火災ごみ及び工作物の解体に伴って生じた廃木材
開くことができない。
等
3 前2項に定めるもののほか、審議会の議事その他運営
(4) その他市長が定める物
に関し必要な事項は、会長が定める。
(事業系廃棄物の保管場所等の設置)
(排出禁止物の前処理)
第8条 条例第 18 条第2項の規則で定める処理とは、次に
第3条 条例第 10 条の規定により事業用建築物を建設し
掲げるとおりとする。
ようとする者が当該事業用建築物に係る事業系廃棄物
(1) 感染性のある物については、完全に消毒すること。
の保管場所及び再利用の対象となる物の保管場所の設
(2) 爆発物その他の危険性のある物については、分解
置について市長と協議すべき事項は、次に掲げるとおり
する等全くその危険性をなくするとともに、ガラスの破
とする。
片等処理に危険を伴うものにあっては「危険物」と表
(1) 事業系廃棄物及び再利用の対象となる物の排出計
示し、内容を明記すること。
画
(3) 著しく悪臭を発する物については、その悪臭の原因
(2) 保管場所を設置する位置
を除去する等脱臭をすること。
(3) 保管場所の構造及び規模
(4) 器材を著しく汚損し、又は損壊するおそれのある塗
(4) その他保管場所の設置に関し必要な事項
料、接着剤、科学薬品等については、乾燥、中和等
(多量の一般廃棄物の運搬の指示)
の措置を講ずること。
第4条 市長は、法第6条の2第5項の規定により、常時1日
平均の排出量が 60 リットル(容積によることが困難な場
(小動物の死体処理)
第9条 占有者は、その土地又は建物内の犬、猫等の小動
合は、30 キログラム)以上又は一時に 120 リットル(容積
物の死体を自らの責任において適正な方法により処理
- 70 -
数料は、市長が定めるところにより、あらかじめ徴収する。
しなければならない。ただし、自らの責任において処理
3 市長は、前項の手数料を納付した者に大型ごみ処理手
できないときは、遅滞なく、市長に届け出てその指示に
数料シール(第2号様式)を交付する。
従わなければならない。
(し尿処理手数料の徴収方法等)
(産業廃棄物の受入基準)
第15条 条例別表第1のし尿処理手数料は、市長が定め
第10条 条例第 23 条第1項の規則で定める受入基準は、
次に掲げるとおりとする。
るところにより、あらかじめ徴収する。ただし、国又は地方
(1) 最大の辺が2メートル、かつ、最小の辺が1メートル
公共団体その他市長が必要と認める者については、1
月ごと又はその都度納入通知書により徴収することがで
以下又は径が1メートル以下であること。
きる。
(2) 容積が1立方メートル以下であること。
2 市長は、前項の手数料を納付した者(前項ただし書に
(3) 重量が 100 キログラム以下であること。
規定する者を除く。)にし尿処理手数料シール(第3号様
(4) 中空の状態でないこと。
式)を交付する。
(5) 分別されていること。
(6) その他市長が必要に応じ別に定める基準によること。
(処理施設に搬入する廃棄物の前処理)
(浄化槽汚泥処理手数料等の徴収方法)
第15条の2 条例別表第1の浄化槽汚泥処理手数料及び
第11条 一般廃棄物(し尿、浄化槽汚泥及び生活雑排水
生活雑排水処理手数料は、搬入量を確認し、その都度
を除く。)及び条例第21条の規定による産業廃棄物(以
納入通知書により徴収する。ただし、市長が必要と認め
下この条において「廃棄物」という。)を自ら市の処理施
る場合については、1月ごとに徴収することができる。
設に搬入する者は、市長の指示に従うとともに次に掲げ
(事業系一般廃棄物処理手数料等の徴収方法)
る前処理を施さなければならない。
第16条 事業系一般廃棄物処理手数料及び産業廃棄物
(1) 廃棄物の中間処理に支障がないように分別すること。
の処分に係る費用は、搬入量を確認し、その都度納入
(2) 中空の状態でないようにし、最大の辺を2メートル、
通知書により徴収する。ただし、市長が必要と認めた場
かつ、最小の辺を1メートル以下又は径を1メートル
合は、1月ごとに徴収することができる。
以下に、重量を 100 キログラム以下に破砕又は切
2 条例第 32 条第1項に規定する申請手数料は、その都
断すること。
度納入通知書により徴収する。
(3) その他市長が必要に応じ別に定める処理を施すこと。
3 前2項の規定に基づき納入通知書により徴収する場合
(資料の提出)
の納期限は、次のとおりとする。
第12条 市長は、市が行う一般廃棄物の収集、運搬及び
(1) 1月ごとに徴収する場合は、発付月の末日
処分を受けようとする者に対し、手数料の算定に必要な
(2) その都度徴収する場合は、納入通知書を発付した
資料の提出を求めることができる。
2 前項の規定により資料の提出を求められた者は、これを
日から起算して 15 日を経過した日
4 前項第1号の規定により徴収する場合の納入通知書は、
拒み、又は虚偽の資料を提出してはならない。
納期限の 10 日前までに発付しなければならない。
(家庭廃棄物処理手数料の徴収方法等)
(手数料の減免申請)
第13条 条例別表第1家庭廃棄物処理手数料の項第1号
第17条 条例第 30 条の規定により手数料の減免を受けよ
の手数料は、次に掲げる区分(第1号及び第2号の区分
うとする者は、一般廃棄物処理手数料減免申請書(第5
は、同項第1号の手数料に限る。)に応じ、市長が定める
号様式)を市長に提出しなければならない。
ところにより、あらかじめ徴収する。
2 条例第 30 条の規定により減免することのできる場合は、
(1) 5 リットル
次のとおりとする。
(2) 10 リットル
(1) 手数料の納付を著しく困難とする天災、地変その他
(3) 20 リットル
事故のあったとき。
(4) 40 リットル
(2) 公益上の理由により手数料の減免の必要があるとき。
2 市長は、前項の手数料を納付した者に同項各号に掲げ
る区分により指定ごみ袋(第1号様式)を交付する。
(許可の基準)
第18条 一般廃棄物収集運搬業及び一般廃棄物処分業
(大型ごみに係る家庭廃棄物処理手数料の徴収方法等)
並びに浄化槽清掃業の許可の基準は、法第7条及び浄
第14条 条例別表第1家庭廃棄物処理手数料の項第3号
化槽法(昭和 58 年法律第 43 号)第 36 条に定めるもの
の規則で定める大型ごみは、条例第 18 条第1項の規定
のほか、次に定めるところによる。
により排出することができない一般廃棄物以外の耐久消
(1) 市内に住所を有する者(法人にあっては、市内に主
費財その他の固形廃棄物で、その大きさが前条第1項
たる事務所又は営業所を有する者)であること。
第4号の区分による指定ごみ袋に収納できないものとす
(2) 自ら当該業務を実施する者であること。
る。
(3) 当該業務を遂行するに足る人員、車両、設備、器材
2 条例別表第1家庭廃棄物処理手数料の項第3号の手
及び財政的基礎を有する者であること。
- 71 -
の許可を取り消し、又は期間を定めて業務の全部若しく
(許可の申請)
は一部の停止を命ずることができる。
第19条 法第7条第1項又は第6項の規定により一般廃棄
(1) 法、浄化槽法、条例若しくはこの規則又はこれらの
物収集運搬業又は一般廃棄物処分業の許可を受けよう
規定に基づく処分に違反したとき。
とする者は、一般廃棄物処理業許可申請書(第6号様
(2) 偽りその他不正の手段により許可を受けたとき。
式)を市長に提出しなければならない。
(3) 第18条に規定する基準に該当しなくなったとき。
2 浄化槽法第 35 条第1項の規定により浄化槽清掃業の
(4) 正当な理由がないのに1月以上業務の全部又は一
許可を受けようとする者は、浄化槽清掃業許可申請書
部を休止したとき。
(第7号様式)を市長に提出しなければならない。
(許可証の返還)
3 法第7条第2項又は第7項の規定により一般廃棄物収
第25条 廃棄物処理業者は、次の各号の一に該当すると
集運搬業又は一般廃棄物処分業の許可の更新を受け
ようとする者は、一般廃棄物処理業許可更新申請書(第
きは、直ちに許可証を市長に返還しなければならない。
8号様式)を市長に提出しなければならない。
(1) 許可の有効期間が満了したとき。
(2) 許可を取り消されたとき。
(許可証の交付等)
(3) 一般廃棄物収集運搬業若しくは一般廃棄物処分業
第20条 市長は、前条の申請書を受理したときは、当該申
又は浄化槽清掃業を廃止したとき。
請書の内容を審査し、許可すべきものと決定したときに
(実績報告書の提出)
は、許可証(第9号様式又は第 10 号様式)を交付する。
第26条 廃棄物処理業者は、廃棄物の収集、運搬若しく
2 許可証は、他人に譲渡し、又は貸与してはならない。
は処分又は浄化槽の清掃に関する前月分の実績を毎
(変更許可の申請)
月 10 日までに廃棄物処理業務実績報告書(第 16 号
第21条 一般廃棄物収集運搬業者又は一般廃棄物処分
様式)又は浄化槽清掃業務実績報告書(第 17 号様式)
業者は、その一般廃棄物の収集若しくは運搬又は処分
により市長に報告しなければならない。
の事業の範囲を変更しようとするときは、一般廃棄物処
(清掃指導員)
理業変更許可申請書(第11号様式)を市長に提出しな
第27条 条例第 36 条の規定に基づき、廃棄物の処理及
ければならない。
び清掃に関する指導並びに調査の職務を行わせるため、
2 市長は、前項の申請書を受理したときは、当該申請書
市民環境部に清掃指導員を置く。
の内容を審査し、許可すべきものと決定したときは、変
2 清掃指導員は、市の職員のうちから市長が任命する。
更許可証(第 12 号様式)を交付する。
3 清掃指導員は、その身分を示す証明書(第 18 号様式)
(許可証の再交付の申請)
を携帯し、関係人から請求があったときは、これを提示し
第22条 第 20 条第1項又は前条第2項の規定により許可
なければならない。
証の交付を受けた者は、当該許可証を亡失し、破損し、
(適正ごみ処理推進員)
又は汚損したときは、遅滞なくその旨を市長に届け出て
第28条 市長は、一般廃棄物の適正処理及び地域の再
許可証の再交付を受けなければならない。
資源化活動の推進を図るため、適正ごみ処理推進員を
2 前項の許可証の再交付を受けようとする者は、許可証
置く。
再交付申請書(第 13 号様式)を市長に提出しなければ
2 適正ごみ処理推進員は、市民のうちから市長が委嘱す
ならない。
る。
(事業の廃止、変更等の届出)
3 適正ごみ処理推進員の活動に関し必要な事項は、市長
第23条 一般廃棄物収集運搬業者又は一般廃棄物処分
が定める。
業者は、その一般廃棄物の収集若しくは運搬若しくは
(委任)
処分の事業の全部若しくは一部を廃止したとき、又は住
所その他厚生労働省令で定める事項を変更したときは、
第29条 この規則の施行に関し必要な事項は、市長が定
める。
廃止又は変更の日から 10 日以内に業務廃止届(第 14
附 則(省略)
号様式)又は許可申請事項変更届(第 15 号様式)を市
長に提出しなければならない。
様式(省略)
2 浄化槽清掃業者は、事業を廃止したとき、又は許可申
請の記載事項を変更したときは、廃止又は変更の日か
ら 30 日以内に業務廃止届、又は許可申請事項変更届
を市長に提出しなければならない。
(許可の取消し)
4
平成 13 年 12 月 28 日市長決裁
第24条 市長は、一般廃棄物収集運搬業者及び一般廃
棄物処分業者並びに浄化槽清掃業者(以下「廃棄物処
千歳市一般廃棄物処理業許可業者及び登録業者取
扱要領
第1 千歳市廃棄物の処理等に関する条例(平成5年千歳
市条例第6号。)及び千歳市廃棄物の処理等に関する
理業者」という。)が次の各号の一に該当するときは、そ
- 72 -
イからヌまでのいずれにも該当しない旨の誓約書
規則(平成5年千歳市規則第6号。以下「規則」という。)
⑫ 産業廃棄物収集運搬業等の許可を得ている場
に定める一般廃棄物処理業許可業者及び登録業者に
合は、その許可証の写し
関する取り扱いは、別に定めがあるものを除き、この要
⑬ 更新の場合、前回の許可証の写し
領に定めるところによるものとする。
⑭ その他市長が必要と認める書類
(2) 一般廃棄物処分業
第2 規則第 16 条中の「ただし、市長が必要と認めた場合
① 事業計画書(事業の目的、取り扱う廃棄物の種
は、1月ごとに徴収することができる。」とは、次のいずれ
類、処理方法、処理能力、処理量、処理料金等)
か1つに該当するものを示す。
② 戸籍抄本及び住民票(法人にあっては、定款及
(1) 官公庁等で、その都度納入通知書による納付が困
び登記簿謄本)
難と認めたもの。
③ 履歴書(法人にあっては、役員名簿及び履歴書)
(2) 過去3月の手数料納付請求において納付期限内の
※履歴書には写真を貼付するものとする。
納付実績があるもの。
④ 従業員名簿(氏名、住所、生年月日、勤務年数
なお、1月ごとに徴収する旨認められた者が、手数料
等)
納付請求において納付期限内の納付が履行されず、文
⑤ 施設周辺の見取り図及び施設設計図(施設の位
書又は電話等による督促を受けても、督促を受けた日か
置図と平面図)
ら起算して 15 日以内の納付がなされない場合は、これ
⑥ 施設(事務所、事業場、駐車場等)の所有権を証
を取り消し、その都度納入通知書により徴収するものと
する書類
する。
・所有権を有する場合:登記簿謄本等の写し
・借家又は借地の場合:建物又は土地の賃貸借
第3 規則第 19 条で定める許可の申請で許可を受けようと
契約書、使用承諾書等の写し
する者は、一般廃棄物処理業許可申請書又は一般廃
棄物処理業許可更新申請書に次の書類を添付するも
⑦ 安全管理体制基準
のとする。
⑧ 廃棄物処理施設維持管理基準
(1) 一般廃棄物収集運搬業
⑨ 業務使用車両一覧表、車両写真(前面、側面、
後面)、車検証・保険証の写し
① 事業計画書(収集先事業所一覧、収集運搬方法、
・リース車等の場合、リース契約書等の写し
収集運搬手数料等)
⑩ 本市の納税証明書(市税に滞納がないことの証
② 戸籍抄本及び住民票(法人にあっては、定款及
明)
び登記簿謄本)
⑪ 「所得税(法人税)」及び「消費税及び地方消費
③ 履歴書(法人にあっては、役員名簿及び履歴書)
税」について未納税額のない証明用の納税証明
※履歴書には写真を貼付するものとする。
書
④ 従業員名簿(氏名、住所、生年月日、勤務年数
⑫ 申請者及び事業所に従事するものが、廃棄物の
等)
処理及び清掃に関する法律第7条第5項第4号
⑤ 施設周辺の見取り図及び施設設計図(施設の位
イからヌまでのいずれにも該当しない旨の誓約書
置図と平面図)
⑬ 廃棄物処理施設技術管理者等の修了証書の写
⑥ 施設(事務所、事業場、駐車場等)の所有権を証
し
する書類
⑭ 産業廃棄物処分業等の許可を得ている場合は、
・所有権を有する場合:登記簿謄本等の写し
その許可証の写し
・借家又は借地の場合:建物又は土地の賃貸借
⑮ 更新の場合、前回の許可証の写し
契約書、使用承諾書等の写し
⑯ その他市長が必要と認める書類
⑦ 安全管理体制基準
⑧ 収集運搬車両一覧表、車両写真(前面、側面、
後面)、車検証・保険証の写し
第4 規則第 23 条第1項中のその他厚生労働省令で定め
る事項とは、次のことをいう。
・リース車等の場合、リース契約書等の写し
(1) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第7条第5項
⑨ 本市の納税証明書(市税に滞納がないことの証
第4号チに規定する法定代理人
明)
(2) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第7条第5項
⑩ 「所得税(法人税)」及び「消費税及び地方消費
第4号リに規定する役員及び政令で定める使用人
税」について未納税額のない証明用の納税証明
(3) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第7条第5項
書
第4号ヌに規定する政令で定める使用人
⑪ 申請者及び事業所に従事するものが、廃棄物の
附 則(省略)
処理及び清掃に関する法律第7条第5項第4号
- 73 -
5
申請することができる。
一般廃棄物の再生利用の取扱いに関する要綱
2
平成16年3月24日市長決裁
交付申請書(第6号様式)を市長に提出することと
(趣旨)
第1条
する。この場合において、申請者は当該指定証を添
この要綱は、廃棄物の処理及び清掃に関する
付しなければならない。
法律施行規則(昭和46年厚生省令第35号)第2
(再生利用業指定証の再交付)
条第2号及び第2条の3第2号に規定する市長の指
第4条
定(以下「再生利用業指定」という。)に関し、必
付を申請することができる。
(一般廃棄物の再生利用業指定の申請)
2
2
再生利用業指定を受けようとする者は、再生
付申請書(第7号様式)を市長に提出することとす
請しなければならない。
る。この場合において、申請者は破損し、又は汚損
した当該指定証を添付しなければならない。
市長は、再生利用業指定に、5年を超えない範囲
3
再生利用業指定業者で、指定証の再交付を受けた
後において、亡失した指定証を発見したときは、直
市長は、再生利用業指定に、生活環境の保全上必
ちにこれを市長に返納しなければならない。
要な条件を付すことができる。
4
前項の規定による申請は、再生利用業指定証再交
利用業指定申請書(第1号様式)により、市長に申
内において期限を付すものとする。
3
再生利用業指定業者は、交付を受けた指定証
を破損し、汚損し、又は亡失したときは、その再交
要な事項を定めるものとする。
第2条
前項の規定による申請は、再生利用業指定証書換
附
市長は、再生利用業指定をしたときは、当該再生
利用業指定を受けた者(以下「再生利用業指定業者」
則(省略)
様式(省略)
という。)に対し、再生利用業指定証(第2号様式)
を交付するものとする。
5
再生利用業指定業者は、再生利用業指定に係る事
6
業の範囲を変更しようとするときは、再生利用業指
千歳市ごみステーション設置等に関する要領
平成 17 年8月 19 日部長決裁
定変更申請書(第3号様式)により、市長に申請し
(趣旨)
なければならない。ただし、当該事業の範囲の一部
第1条 この要領は、千歳市廃棄物の処理等に関する条例
を廃止するときは、この限りでない。
6
(以下「条例」という。)第 15 条第2項に規定するごみス
第3項及び第4項の規定は、前項本文の事業の範
テーション及び条例第 16 条に規定する保管場所(以下
囲の変更指定について準用する。
7
再生利用業指定業者は、再生利用業指定に係る次
「ごみステーション等」という。)の設置、移設、及び廃止
に掲げる事項を変更したときは、再生利用業指定変
(以下「設置等」という。)並びに維持管理について、必
更届(第4号様式)により、遅滞なく、市長に届け
要な事項を定める。
(ごみステーションの設置基準等)
出なければならない。
第2条 ごみステーションの利用世帯数は、地形その他の
(1) 住所
(2) 氏名(法人にあっては、名称及び代表者の氏名)
土地利用状況等によりやむを得ないときを除き、1箇所
(3) 事務所及び事業所の所在地
当たり概ね 20 世帯とする。
(4) 再生利用の目的
8
2 ごみステーション等の設置場所は、次の条件を満たす
(5) 再生利用の方法
場所でなければならない。
(6) 取引関係
(1) 道路に面し、ごみの収集作業を安全かつ効率的に
行うことができる場所であること。
再生利用業指定業者は、再生利用業指定に係る事
業の範囲の全部若しくは一部を廃止し、若しくは休
(2) ごみステーション等の利用者(以下「利用者」という。)
止し、又は休止した事業を再開したときは、再生利
及び近隣者の合意があり、土地所有者又は管理者
の了解があること。
用業廃止(休止、再開)届(第5号様式)により、
(ごみステーション等の設置等の届出)
遅滞なく、市長に届け出なければならない。この場
合において、再生利用業指定に係る事業の範囲の全
第3条 町内会、町内会に準じる団体及び共同住宅の所
部を廃止したときは、当該指定証を添付しなければ
有者又は管理者(以下「町内会等」という。)は、ごみステ
ならない。
ーション等の設置等を行うときは、市長に届け出なけれ
ばならない。(第1号様式)
(再生利用業指定証の書換交付)
第3条
(現地調査)
再生利用業指定業者は、前条第7項に規定す
る変更の届け出又は同条第8項に規定する事業の範
第4条 市長は、前条の届出があったときは、必要に応じて
囲の一部廃止の届け出により、交付を受けた指定証
町内会等の責任者に立ち会いを求め、現地を調査する
の記載事項に変更が生じたときは、その書換交付を
こととする。
- 74 -
第4条 町内会等は、ボランティア清掃を行うに当たっては、
(利用開始日)
参加者の安全確保に努めるとともに、届出内容を遵守し、
第5条 市長は、第3条の届出がこの要領に適合すると認
自己の責任において清掃を行わなければならない。
めた場合は、届出のあった日から2週間以内に町内会
2 町内会等は、収集したごみを市の分別方法に従って、
等に対して、利用開始日を通知するものとする。
市の処理施設に自己搬入し、又は市に回収を依頼する
(利用者への連絡)
ものとする。
第6条 町内会等は、市長から利用開始の通知を受けたと
3 町内会等は、別表第2に定める不法投棄物を発見した
きは、利用者にその旨連絡するものとする。
ときは収集せずに、投棄場所及び内容を速やかに市長
(市の責務)
に連絡するものとする。
第7条 市長は、ごみステーション等を設置した町内会等に
(ボランティア清掃への支援)
対し、表示看板及び飛散防止ネットの貸与に努めなけ
第5条 市は、町内会等からごみ袋の支給要望があるとき
ればならない。
は、当面の間、ボランティア清掃に必要と認められる枚
2 市長は、ごみステーション等への不適正な排出に対し、
数のごみ袋を支給するものとする。
適正な排出方法の周知及び指導を行わなければならな
2 市は、町内会等から収集ごみの回収依頼があった場合
い。
は、ごみステーションにより収集し、又は市所有の車両
(町内会等の責務)
等により回収するものとする。
第8条 ごみステーション等を設置した町内会等は、ごみス
(その他)
テーション等の維持管理を行わなければならない。
第6条 この要領に定めるもののほか、必要な事項は、市長
(利用者の責務)
が別に定める。
第9条 利用者は、町内会等がごみステーション等を設置し
附 則(省略)
ようとするときは、これに協力しなければならない。
2 利用者は、ごみステーション等の維持管理に協力しなけ
ればならない。
3 利用者は、市長が定めるごみの排出方法を遵守し、ご
別表第1(第1条関係)
みステーション等の清潔保持に努めなければならない。
(基準の確保)
1 町内会等の周辺
第10条 市長と町内会等は、ごみステーション等に関し、
2 道路
協力してこの要領に適合するよう努めるとともに、適合し
3 公園
なくなった場合は、速やかに措置を講じなければならな
4 河川及び河川敷
い。
5 公共の広場又は空き地
附 則(省略)
6 不在地主の空き地
様式(省略)
別表第2(第4条関係)
区分
大型ごみ
7
千歳市ボランティア清掃取扱い要領
品名
市指定ごみ袋に入らないもの
エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷
平成 17 年 10 月 31 日部長決裁
リサイクル法対象品目
(趣旨)
凍庫、洗濯機等
パソコン本体・ディスプレイ
第1条 この要領は、道路、公園等の公共の場所(別表第1)
バッテリー
の美化を促進するため、町内会、個人、各種団体(以下
廃タイヤ
「町内会等」という。)のボランティア清掃について、必要
プロパンガスボンベ
な事項を定める。
搬入禁止物
(ボランティア清掃の要件)
消火器
オートバイ
第2条 ボランティア清掃とは、町内会等が道路、公園等の
灯油・廃油・薬品・塗料
公共の場所において自主的に行う清掃活動であり、占
注射器・注射針
有物件の維持及び管理のために行う清掃並びに営利を
様式(省略)
目的とした活動の一環として行う清掃は除くものとする。
(ボランティア清掃の届出)
第3条 町内会等は、ボランティア清掃を実施するときは、
市長に第1号様式の書面により届け出なければならない。
(ボランティア清掃の実施方法)
- 75 -
8
きは、この指定期間が1年間更新されたものとし、その後
千歳市ごみ処理手数料等の収納及び指定ごみ袋等
も同様の取り扱いとする。
の交付に関する取扱要綱
(登録に係る変更の届出等)
平成 17 年 12 月 19 日市長決裁
(趣旨)
第6条 収納事務取扱者は、次の各号の一に該当するとき
は、収納事務取扱者に係る変更等の届出書(第2号様
第1条 この要綱は、千歳市廃棄物の処理等に関する規則
(平成5年規則第6号)第 15 条、第 16 条及び第 17 条
式)を速やかに市長に提出しなければならない。
に定める家庭廃棄物処理手数料及びし尿処理手数料
(1) 名称又は代表者等の変更があったとき。
(以下「ごみ処理手数料等」という。)の収納並びに指定
(2) 収納事務を一時的に休止し、又は廃止しようとすると
き。
ごみ袋、大型ごみ及びし尿処理手数料シール(以下「指
(3) その他市長が必要と認めて別に定める事項に該当
定ごみ袋等」という。)の交付(以下「収納事務」という。)
するとき。
に関し、必要な事項を定めるものとする。
(収納事務取扱者の取消)
(収納事務取扱者)
第2条 市長は、収納事務を行うため、収納事務取扱者を
第7条 市長は、収納事務取扱者が次の各号のいずれか
に該当することとなったときは、登録の取り消し又は業務
定め、収納事務を委託するものとする。
を停止させることができる。なお、登録の取消しを行った
2 前項の規定による登録を受けようとする者は、市長に収
納事務取扱者登録申請書(第1号様式)を提出し、登録
ときは、委託契約を解除する。
を受けなければならない。
(1) この要綱に違反する行為があったとき。
(2) 第2条第2項に規定する申請書の記載事項に虚偽
3 市長は、前項の規定による申請に基づき審査し適当と
があったとき。
認めたときは、千歳市会計規則第 42 条の3第4項及び
第5項の規定により、公金収納受託者証明書を交付す
(3) 第3条に規定する要件を欠いたとき。
るとともに、第1項で規定している委託契約を締結する。
(4) 収納事務又は交付事務に関して著しく信用を失う行
為があったとき。
(収納事務取扱者の要件)
(5) その他市長が必要と認めたとき。
第3条 前条第2項の規定により、登録を受けようとする者
(指定ごみ袋等の返還)
は、次の各号に掲げる要件を満たす者とする。
(1) 千歳市内に店員等が常駐する店舗等を有すること。
第8条 収納事務取扱者は、第6条第2号の規定により登
(2) 指定ごみ袋等の相当の交付数量が見込めること。
録を廃止するとき、又は前条の規定により登録を取り消
(3) 成年被後見人若しくは被保佐人でないこと。
されたときは、速やかに市長に対し既に配送している指
(4) 破産法に基づく破産の申立てをしていないこと若し
定ごみ袋等を返還し、保管している手数料を払い込まな
ければならない。
くは破産の宣告を受けていないこと又は会社更生法
(収納事務取扱者の登録の制限)
若しくは民事再生法に基づく手続き開始の申立てを
していないこと若しくは手続き開始の決定がされて
第9条 市長は、第2条第2項に規定する収納事務取扱者
の登録申請が新たにあった場合においても、申請者の
いないこと。
店舗等を有する地域に既に一定数の収納事務取扱者
(5) 市税の納付その他の市に対する債務の履行を怠っ
の登録があるときは、第3条の規定に係らず登録をしな
ていないこと。
いことができる。ただし、当該地域に既に登録している収
(6) その他特に市長が必要と認める事項
納事務取扱者に前条の規定に基づく登録の取消しがあ
2 前項の規定にかかわらず、市長が特に必要と認めたとき
は、前項各号の要件を満たしていないときであっても前
り、第2条の規定により新たな登録をするときは、当該申
条第2項の規定による登録の申請を行うことができる者と
請者を優先することとし、以下同様とする。
する。
附 則(省略)
(登録の期間)
様式(省略)
第4条 登録の期間は1年以内とする。ただし、次の各号の
いずれにも該当する者については、市長は、登録期間
の更新をすることができる。
(1) 前条に規定する要件を欠くことがないこと。
9
千歳市ごみ処理手数料等の収納事務処理要領
平成 17 年 12 月 19 日部長決裁
(2) 第2条第3項の規定に基づく委託契約の内容に変
更がないこと。
1 この処理要領は、収納事務取扱者が受託した収納事務
に関して、適正な処理を確保するために必要な事項を
(3) 指定ごみ袋等の相当の交付実績を有していること。
定める。
(登録期間の更新)
第5条 指定期間の有効期間満了の 30 日前までに、市、
2 収納事務取扱者は、収納事務の処理にあたっては、千
歳市廃棄物の処理等に関する条例、千歳市廃棄物の
収納事務取扱者いずれからも解約の意思表示がないと
- 76 -
提出しなければならない。
処理等に関する規則、千歳市会計規則、収納事務委託
(2) 指定ごみ袋等の交付業務
契約書、千歳市ごみ処理手数料等の収納及び指定ご
① 指定ごみ袋等の交付は、絶対に値引き等を行っ
み袋等の交付に関する取扱要綱及びこの要領その他
てはならない。
関係法令を遵守するものとする。
(3) ごみ処理手数料等の収納業務
3 収納する処理手数料等の額及び交付する指定ごみ袋
① ごみ処理手数料等の収納に際して領収書を発行
等の種類
指定ごみ袋等の区分
指定ごみ
燃やせる
袋
ごみ
5リットル
収納単位
交付単位
1枚10円
10枚100
すること。
(4) 指定ごみ袋等の保管業務
① 指定ごみ袋等の保管は、破損等のないように十
円
10リットル
20リットル
1枚20円
1枚40円
分な管理の元で行うこと。
10枚200
円
② 指定ごみ袋等の保管は、安全確実に行うこと。
10枚400
(5) 指定ごみ袋等の交付枚数及び収納したごみ処理手
数料等の報告等
円
40リットル
燃やせな
5リットル
1枚80円
1枚10円
円
号様式)により前月分の指定ごみ袋等の受取枚数
10枚100
を確認するとともに、指定ごみ袋等の交付枚数及
円
びごみ処理手数料等の収納に関し、市が指定す
いごみ
10リットル
1枚20円
① 収納事務取扱者は、市が送付する報告書(第3
10枚800
る日までに報告しなければならない。
10枚200
(6) ごみ処理手数料等の納入業務及び委託料の受領
円
20リットル
40リットル
1枚40円
1枚80円
① 収納事務取扱者は、市から送付された納入通知
10枚400
円
書等(第4号様式、第5号様式)により納入すべき
10枚800
ごみ処理手数料等の額を確認のうえ、指定の期
日までに千歳市指定金融機関及び収納代理金
円
プラスチ
20リットル
1枚20円
② 収納事務取扱者は、委託料の受領に当たっては、
円
ック製容
器包装
融機関等に納入しなければならない。
10枚200
40リットル
1枚40円
収納したごみ処理手数料等から繰替えて受領す
10枚400
る。
円
大型ごみ処理手数料シール
し尿処理
1枚
300 円
1枚
275 円
③ 委託料の算出で円未満の端数を生じたときは、こ
れを切り捨てる。
(7) その他市長が必要と認める業務
仮設トイレ
1枚 1,100 円
6 収納事務取扱者は、市が交付する「取扱店表示」(第6
手数料シ
1枚
ール
号様式、第7号様式)を店舗等の見やすい場所に掲示
175 円
その他
1枚 1,400 円
しなければならない。
7 収納事務取扱者は、配送された指定ごみ袋等の受領の
4 指定ごみ袋等の交付単位は、原則として指定ごみ袋に
際に十分確認することとし、原則として受領後の破損等
あっては10枚単位、大型ごみ及びし尿処理手数料シー
による交換はできないこととする。ただし、当該破損が明
ルにあっては1枚単位とする。ただし、指定ごみ袋の1枚
らかに納入以前のもの(製造工程での責任)は、この限り
単位での交付希望があった場合は、希望に応じるものと
する。
でない。
8 指定ごみ袋等の交付を受けた市民が交換を要求した場
5 業務の内容及び遵守事項
(1) 指定ごみ袋等の受取業務等
合も、前項の規定を準用する。
9 市は、指定ごみ袋等の在庫数確認その他この要領の実
① 収納事務取扱者は、必要に応じ配送保管業者に
施に必要な限度において、収納事務取扱者の店舗等
対して、指定ごみ袋等の配送を発注票(第1号様
に立ち入り、必要な検査を行うことができる。
式、第1号様式の2、第1号様式の3)により申し
出なければならない。
附 則(省略)
様式(省略)
② 指定ごみ袋等は、交付状況を勘案し、常に一定
量を保管しなければならない。
③ 指定ごみ袋等の配送を依頼する月の単位は、概
ね1か月に1回とすること。
④ 収納事務取扱者は、前記①により指定ごみ袋等
を受領した場合は、市に管理票(第2号様式)を
- 77 -
10
(被服の貸与)
千歳市適正ごみ処理推進員制度運営要綱
第10条 市長は、推進員に対し、活動に必要な被服を貸
平成 17 年 12 月 30 日市長決裁
与する。
(趣旨)
2 推進員がその職を失ったときは、速やかに前項の貸与
第1条 この要綱は、千歳市廃棄物の処理等に関する規則
品を返納しなければならない。
(平成5年規則第6号。以下「規則」という。)第 28 条に
(災害補償)
定める千歳市適正ごみ処理推進員(以下「推進員」とい
第11条 推進員の公務上の災害に対する補償については、
う。)の運営に関し必要な事項を定めるものとする。
千歳市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補
(定数)
第2条 推進員の定数は、15 名以内とする。
償等に関する条例(昭和 42 年千歳市条例第 36 号)の
(委嘱)
第3条 推進員は、市内に居住する者であって、次に掲
げる者のうちから、市長が委嘱する。
(1) 委嘱日において 20 歳以上 70 歳未満の者。ただ
し、任期中に 70 歳に達した場合は、当該任期が満
了する日までとする。
(2) 心身ともに健康な者
(3) 職務の遂行に支障がない者
(4) 生活環境の保全及び公衆衛生の向上に取り組む
者
定めるところによる。
(その他)
第12条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市
長が別に定める。
附 則(省略)
様式(省略)
(任期)
第4条 推進員の任期は、2年とする。ただし、補充の推進員
11 千歳市エコ商店認証制度実施要綱
平成 19 年2月 19 日市長決裁
の任期は、前任者の残任期間とする。
(目的)
2 推進員は、再任されることができる。
第1条 この要綱は、ごみの発生の抑制や、再生品の販売等に
(活動内容)
積極的に取り組む市内の小売店を千歳市エコ商店と認証す
第5条 推進員は、規則第 28 条第3項の規定により、次の
役割を担うものとする。
ることにより、小売店と市民のごみ減量意織を高め、もって循
(1) 不法投棄に関する調査及び指導
環型社会の形成に貢献することを目的とする。
(2) 不適正排出に関する調査及び指導
(千歳市エコ商店の認証基準)
(報告)
第2条 千歳市エコ商店の認証は、次の各号に掲げる基準のう
第6条 推進員は、毎月、担当地区内の活動状況を、活動
ち3項目以上に該当するものを対象とする。
報告書(第1号様式)により、市長に報告するものとする。
ただし、緊急を要する場合は、この限りではない。
(解嘱)
第7条 市長は、推進員が次の各号のいずれかに該当する
(1) 包装の簡素化に努めていること。
(2) 買い物袋の持参を奨励していること。
(3) エコマーク商品等の再生品及び詰替え製品の販売を促
進していること。
ときは、推進員の任期中であってもこれを解嘱することが
できる。
(4) トレー、紙パック等の資源物の店頭回収に努めているこ
と。
(1) 辞退の申し出があったとき。
(2) 市内に居住する者でなくなったとき。
(5) 広告用紙、事務用紙等に積極的に再生紙を使用してい
ること。
(3) 心身の故障等により、職務の遂行に支障があると市
長が認めるとき。
(4) 生活環境の保全若又は公衆衛生の向上に反する
(6) 消費者に対してリサイクルの奨励を行っていること。
(7) 従業員に対してごみの減量及びリサイクルの教育を行っ
行為があったとき。
(5) 前各号に掲げるもののほか、推進員としてふさわしく
ていること。
(8) その他店の創意工夫でごみの減量及びリサイクルの推
ない行為があったと市長が認めるとき。
(身分証明書及び腕章の交付)
第8条 市長は、推進員に対し、身分証明書(第2号様式)
及び腕章を交付する。
2 推進員は、第5条に規定する活動を行うときは、その身
分を明確にするため腕章を着用し、身分証明書を携帯
しなければならない。
(報酬)
第9条 推進員の報酬額は、月額1万円とする。
進に努めていること。
(申請)
第3条 千歳市エコ商店の認証を受けようとする小売店の代表
者(以下「申請者」という。)は、千歳市エコ商店認証申請書
(第1号様式)により市長に申請しなければならない。
(認証)
第4条 市長は、前条の申請があった場合は、その内容を審査
し、千歳市エコ商店に認証すると決定したときは千歳市エコ
- 78 -
商店認証書(第2号様式)及び認証シール(第3号様式)を申
(1) 住民基本台帳法(昭和 42 年法律第 81 号)第6条
の住民基本台帳に記録されている者であること。
請者に交付し、認証しないと決定したときはその旨を申請者
に通知するものとする。
(2) 市内の販売店から処理機等を購入する者であること。
(千歳市エコ商店の責務)
(3) 購入した処理機等を常に良好な状態で維持管理で
きる者であること。
第5条 千歳市エコ商店の認証を受けた小売店は、前条の認
証シールを店頭等に掲示し、ごみの減量およびリサイクルの
2 助成の対象となる処理機等の台数は、電動生ごみ処理
機にあっては1世帯(複数の世帯が同居している場合は、
推進に努めなければならない。
1世帯とみなす。以下同じ。)当たり1台、生ごみたい肥
2 千歳市エコ商店の認証を受けた商店は、市長の求めに応じ
て実施状況等の調査に協力するものとする。
化容器にあっては1世帯当たり2台を限度とする。
(助成金の額)
(認証の取り消し)
第4条 助成金の額は、処理機等1台につき、次に掲げると
第6条 市長は、千歳市エコ商店として認証した小売店が第2
おりとし、予算の範囲内において交付する。ただし、当
条各号に掲げる基準に該当しなくなったと認めるときは、認
該額に 100 円未満の端数が生じたときは、これを切り捨
証を取り消すことができる。
てるものとする。
(周知)
(1) 電動生ごみ処理機 購入価格(消費税及び地方消
費税を含む。以下同じ。)の2分の1とし、20,000 円
第7条 市長は、千歳市エコ商店の活動について広く市民に周
を限度とする。
知するものとする。
(2) 生ごみたい肥化容器 購入価格の2分の1とし、
(委任)
3,000 円を限度とする。
第8条 この要綱の施行に関し必要な事項は、市長が定める。
(交付申込み)
第5条 助成金の交付を受けようとする者(以下「申込者」と
附 則
いう。)は、生ごみ処理機等購入助成金交付申込書(第
この要綱は、平成 19 年2月 20 日から施行する。
1号様式)を市長に提出するものとする。
(交付決定)
第6条 市長は、前項の規定により提出された申込書の内
容を審査し、助成の可否を決定した場合は、電動生ご
12
千歳市生ごみ処理機等購入費助成要綱
み処理機にあっては電動生ごみ処理機購入助成金交
平成 20 年4月1日市長決裁
付決定(却下)通知書(第2号様式)を、生ごみたい肥化
(目的)
容器にあっては生ごみたい肥化容器購入助成金交付
第1条 この要綱は、電動生ごみ処理機及び生ごみたい肥
決定(却下)通知書(第3号様式)を当該申込者に交付
化容器(以下「処理機等」という。)を購入し、家庭から排
するものとする。
出される生ごみを自己において処理する者に対して、そ
(助成金の請求)
の購入に係る費用を助成することにより、生ごみの減量
第7条 前条の規定により交付決定を受けた者(以下「購入
化及びたい肥化による資源の再利用の促進を図ること
者」という。)は、助成対象となる処理機等を購入後、電
を目的とする。
動生ごみ処理機にあっては電動生ごみ処理機購入助
(定義)
成金交付請求書(第4号様式)に領収書の原本及び保
第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義
証書の写しを、生ごみたい肥化容器にあっては生ごみ
は、当該各号に定めるところによる。
たい肥化容器購入助成金交付請求書(第5号様式)に
(1) 電動生ごみ処理機は電力を利用して、生ごみをかく
領収書の原本を添えて市長に提出するものとする。
はん、加熱等することにより減量化又はたい肥化す
(助成金の交付)
る構造の機械をいう。
第8条 市長は、前条の規定により助成金の交付請求を受
(2) 生ごみたい肥化容器は次に掲げるものをいう。
けたときは、請求書の内容を審査し、適当と認めるときは、
ア 密閉型容器(密閉型の容器で、生ごみ発酵剤等
購入者に生ごみ処理機等購入助成金交付額確定通知
を使用して生ごみをたい肥化するものをいう。)
書(第6号様式)を交付するものとする。
イ コンポスト容器(庭等の土の上に設置し、微生物
(購入者の責務)
の活動を利用して生ごみを分解・減量し、たい肥
第9条 購入者は、処理機等を定期的に点検し生ごみの減
化するものをいう。)
量に努めるものとする。また、使用に伴う臭気及び害虫
(助成対象)
の発生並びに汚泥等の流出がないよう適正に管理しな
第3条 助成の対象となる者は、市内に住所を有する個人
ければならない。
で、次の各号に掲げる要件のすべてを満たすものとする。
(助成金交付決定の取消し)
- 79 -
第 10 条 市長は、購入者が次の各号のいずれかに該当
するときは、助成金交付決定の全部又は一部を取り消
すことができる。
(1) この要綱の規定に違反したとき。
(2) 助成金の交付決定の内容又はこれに付した条件に
違反したとき。
(3) 助成金を他の用途に使用したとき。
(4) 偽りその他不正の手段により助成金の交付を受けた
とき。
(助成金の返還)
第 11 条 市長は、前条の規定により助成金の交付決定を
取り消した場合において、既に助成金を交付していると
きは、期限を定めてその返還を命じなければならない。
(使用状況の調査)
第 12 条 市長が必要と認めるときは、購入者に対し、処理
機等の使用状況について調査することができる。
(委任)
第 13 条 この要綱に定めるもののほか、処理機等の購入
に係る費用の助成に関し必要な事項は、市長が定める。
附 則(省略)
様式(省略)
- 80 -
千
歳
市
民
憲
章
世界をつなぐ 北の大空。
千歳川の 清い流れ。
開拓 ここに一世紀。
私たちは、誇りある千歳市民です。
郷土の発展と、お互いのしあわせを願い、
この憲章をかかげて、力強く前進をつづけます。
一、心身をきたえ、仕事にはげみ、
明るく 若々しい まちにしましょう。
一、自然を愛し、季節に親しみ、
快よく 楽しい まちにしましょう。
一、きまりを守り、力を合わせて、
美しく 住みよい まちにしましょう。
一、年よりを敬い、子供の夢をはぐくみ、
温かく 平和な まちにしましょう。
一、文化を育て、希望にみちた、
豊かな おちついた まちにしましょう。
(昭和 54 年7月1日制定)
平成27年度
千歳市清掃事業概要
平成27年12月発行
編集・発行/千歳市環境センター
担当/廃棄物管理課総務係
〒066-0012 千歳市美々758番地の54
TEL.0123-23-2110/FAX.0123-23-2492
http://www.city.chitose.hokkaido.jp/kankyou_s/
e-mail:[email protected]
人に﹁やさしく﹂
地球に﹁やさしく﹂
びびちゃん
Fly UP