Comments
Description
Transcript
道警本部
道警1 犯罪被害者支援活動の周知と参加の促進及び犯罪被害給付制度の 周知徹底 ~ 社会に広げよう被害者支援の輪 ~ 【犯罪の被害に遭われた方への理解を深めるために】 犯罪や交通事故、あるいは家庭内暴力の被害者は、犯罪などによる直接的被害だけで なく、被害後生じる ● 精神的ショックや、身体の具合が悪くなるなどの精神的被害 ● 医療費の支払いや休業等に伴う経済的負担 ● 捜査や裁判などの過程における精神的、時間的負担 ● 近隣の無責任なうわさ話やマスコミの取材、報道などによるストレス、不快感な どの様々な問題に苦しめられています。 中でも、最も深刻なものが精神的被害です。 被害者は、事件・事故の直後に一種のショック状態が続くことがあり、 ● 恐怖感、自責感、不安感、怒り、復讐心、無力感、絶望感、孤独感、疎外感 ● 緊張、動悸、下痢、吐き気、不眠、悪夢、食欲不振、イライラ ● 感覚・感情のマヒ、自分が自分でないと感じる、現実だという感覚がない、記憶 ・判断能力の低下 など、身体にも心にも変調をきたすことが多いのです。 しかし、これは異常なことではなく、突然受けたショックで誰にでも起こり得ること です。 見た目には正常のようでも、感情がマヒし、現実感を失っていることもあります。 周囲の皆さんは、このような被害者の心理状態を理解した上で接することが大切です。 【被害者等のための各種相談窓口の積極的利用】 警察では事件や事故の被害に遭われた方や家庭内暴力、ストーカー、お子さんのいじ め問題などで悩んでいる方などの相談を受け付けています。 また、事件や事故による心の傷が癒されず悩んでいる方のために、民間被害者相談窓 口のカウンセラーがあなたの話をお聞きします。 事件や事故でお悩みの方は、勇気を出してご相談ください。 <警察相談電話> ○ 被害者相談 ◇ 札幌方面 ・ 性犯罪被害110番(フリーダイヤル)0120-756-310 同 上 (携帯電話から) 011-242-0310 ・ 少年相談110番(フリーダイヤル) 0120-677-110 ◇ 函館・旭川・釧路・北見方面 ・ 性犯罪・少年相談110番(フリーダイヤル) 0120-677-110 ○ 一般相談 ◇ 専用電話 ♯9110 <民間被害者相談電話> ◇ 北海道被害者相談室(札幌) 011-232-8740 ◇ 苫小牧地区被害者相談室 0144-37-7830 ◇ ◇ ◇ ◇ 函館被害者相談室 北・ほっかいどう被害者相談室(旭川) 釧路被害者相談室 オホーツク被害者相談室(北見) 0138-43-8740 0166-24-1900 0154-24-6002 0157-25-1137 【犯罪被害給付制度の周知徹底】 犯罪被害給付制度は、故意の犯罪行為により不慮の死を遂げた被害者の遺族の方や障 害が残ったり、一定の要件に該当する重傷病を負った被害者の方に対して、国が給付金 を支給する制度です。 法律により給付金を受けることができる方や申請の期間・方法が規定されているほか、 加害者と被害者との間に一定の親族関係がある場合や、加害者側から損害賠償を受けた り、労働者災害補償保険法等の公的な給付を受けた場合等には給付金の全部又は一部が 支給されない場合もありますので、詳しい内容については警察本部又は最寄りの警察署 に問い合わせてください。 <警察本部警務課> 道警2 指名手配被疑者の捜査強化 ~ ピンときたら110番 ~ ○ 指名手配犯人検挙に御協力を 全国警察の総力を挙げて指名手配犯人検挙の追跡捜査を行っていますが、一人でも 多くの指名手配犯人を早期に検挙するためには、捜査に対する皆様の御理解と御協力 が欠かせません。 逃走中の指名手配犯人に関する情報は、どんな些細なことであっても110番又は最寄 りの警察署、交番、駐在所に連絡を頂ますよう、よろしくお願いいたします。 ○ 捜査活動に御協力を 本年に入り、犯罪発生件数が前年を上回る勢いであり、殺人、強盗、放火等の凶悪 犯や振り込め詐欺等の悪質な犯罪が後を絶たないほか、暴力団が密かに活動を活発に しているなど、予断を許さない状況にあります。 このような犯人を早期に検挙して事件を解決するためには、捜査に対する皆様の御 理解と御協力が欠かせません。 皆様から寄せられた不審者、不審車両などに関する情報によって、多くの事件を解決 しております。 犯人や事件に関する情報は、どんな些細なことであっても、ためらわず110番又は最 寄りの警察署、交番、駐在所に連絡を頂けますようよろしくお願いいたします。 <警察本部刑事企画課> 道警3 冬の交通安全運動の実施 ~ スリップ注意!スピードダウンと早めのブレーキで事故防止 ~ ◎ 「冬の交通安全運動」が実施されます! ○ 実施期間 11月11日(火)~11月20日(木)の10日間 ○ 交通事故防止ポイント ① 高齢者の交通事故防止 ・ 外出するときは、ドライバーに目立つように、明るい色の服装を心がけ、夜 光反射材を身に付けましょう。 ・ 道路を横断するときは、必ず信号機や横断歩道を利用しましょう。 横断前の安全確認はもちろん、横断中も常に左右の安全を確認しましょう。 ② 夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止 ・ ドライバーはこまめにライトをハイビームに切り替えて、歩行者の早期発見 に努めましょう。特に、右方からの横断歩行者や交差点とその付近での歩行者、 自転車の動きに注意して、安全な速度で運転しましょう。 ・ 自転車も車両です。ライト点灯を実践し、夜光反射材も活用しましょう。 ・ 歩行者は、明るい色の服装を心がけ、夜光反射材を身に付けましょう。 ③ 凍結路面等のスリップ事故の防止 ・ 早めに冬用タイヤに交換して、急な降雪や凍結路面に対応できるよう準備し ましょう。特に山間部や峠等を通行する際は、必ず冬タイヤを装着しましょう。 ・ 日陰や橋の上、トンネルなどでは、路面が凍結している場合があるので、路 面状況をよく確認して安全な速度で運転しましょう。 ④ 飲酒運転の根絶 ・ 飲酒運転は悪質な犯罪です!「飲んだら乗らない」「乗るなら飲まない」をみ んなで徹底しましょう。 ・ 二日酔いでの運転も「飲酒運転」です。少しでも身体にアルコールが残って いるようなら、運転は絶対にやめましょう。 <警察本部交通企画課> 道警4 冬山の遭難防止 ~ 冬山は 装備・計画 しっかりと ~ 冬山には、見渡す限りの銀世界、白雪を踏んで自然と闘いながら山頂を極める醍醐味な ど、夏山とは違う大きな魅力があります。 その反面、吹雪などの悪天候、寒気、雪崩などの危険な要素を多くはらんでおり、滑 落、雪崩、吹雪によるコースの見失いなどの遭難も多く発生しています。 ◆ 無理のない計画と登山計画書の提出を 登山技術、体力、経験に応じた山を選ぶとともに、無理のない計画を立てて、必 ず登山計画書を最寄りの警察署又は交番、駐在所に提出し、家族や職場などにも日 程を知らせましょう。 警察本部ホームページからメールで登山計画書を提出することもできます。 ◆ パーティーでの登山を 単独での登山を避け、経験豊富なリーダーのもとで、パーティーを組んでの登山 に努めましょう。 ◆ 万全の装備と余裕のある食料などの準備を 装備の不備や食料の不足が生死につながることもあります。悪天候の条件下にも 耐えられる装備と停滞時の予備食料や燃料などを準備しましょう。 ◆ 通信機の携行を 万が一の場合の連絡手段として携帯電話などを携行するとともに、予備のバッテ リーを携行しましょう。 ◆ 入山前に気象状況の確認を 入山前には、必ず気象状況を確認するとともに、絶えず気象情報に注意し、天候 の悪化が予想されるときには中止しましょう。 ◆ 冬山では慎重な行動を 冬山では、雪庇の踏み外しによる転落や雪崩などの危険が予測されます。稜線や 谷などでは地形、積雪、気象状況などを総合的に判断し、雪庇や雪崩の危険性があ る場所は回避するなど、慎重な行動に心がけましょう。 <警察本部地域企画課> 道警5 暴力団の違法な活動に関する情報の積極的な通報と暴力団犯罪被 害の早期届出の推進 ~ 強い意志と 勇気で 暴力追放 ~ 暴力団は、資金源となる覚醒剤の密売や恐喝、ヤミ金融、なまこ密猟、振り込め詐欺を 始めとする特殊詐欺等の犯罪を敢行し、その手段は悪質巧妙化し、道民の方々の日常生 活や活動に大きな脅威と不安を与えています。 本年に入り、道内では多額恐喝事件、なまこ密漁事件等を摘発し、警察は強力な取締 りを行っています。 道民の皆様も 「暴力団を恐れない」 「暴力団を利用しない」 「暴力団に金を出さない」 「暴力団と交際しない」 を合い言葉に、暴力団に負けない強い意志と、どんな小さな、些細なことでも見たり聞 いたら警察に相談・通報する勇気を持ち、暴力団を社会から追放しましょう。 <警察本部捜査第四課> 道警6 女性に対する暴力対策の推進 ~ ストーカー・配偶者暴力から あなたを守るために ~ ストーカーによる被害や配偶者からの暴力で悩んでいませんか? ひとりで悩まず、被害が深刻になる前に相談してください。 相談は、各警察署の相談窓口又は相談ダイヤル「#9110」へ 被害者保護のための住民基本台帳閲覧制限等の支援措置が実施されています。 この支援措置は、ストーカーや配偶者暴力を受けている被害者などの居所を加害者に 知られないようにするため、住民基本台帳の閲覧の制限等を行うものです。 詳しくは、お近くの警察署、交番・駐在所、各市区町村にお尋ねください。 <警察本部生活安全企画課> 道警7 児童虐待防止及び児童ポルノ根絶に向けた対策の推進 ~ 絶対に許さない 児童ポルノ ~ 児童虐待事案は、取扱い事案が年々増加しており、尊い子どもの命が奪われるなどの 痛ましい事件が後を絶ちません。「しつけのつもり」は、親の言い訳に過ぎません。子ど もの立場に立って考え、児童虐待の早期発見をお願いします。 近所にこのような子どもや保護者がいませんか。 ・ 子どもの泣き声や助けを求める声が、頻繁に聞こえる ・ 子どもの身体に不自然な傷が多い ・ 親を異常に怖がる、顔色を窺っている ・ 子どもの身体や衣服が汚れている ・ 子どもが居る前で、親がよく喧嘩をしている ・ 子どもを長時間放置して外出する ・ 子どもを可愛がっていない、関わりを持とうとしない ・ 家の中にゴミが散乱し異臭がする ・ 長期間理由不明の所在不明状態である 児童虐待の疑いを感じたら、迷わずに児童相談所、警察、市区町村に連絡してくださ い。 匿名でも構いません。あなたの連絡が、児童虐待から子どもたちを救うことになりま す。 児童ポルノは、子どもに対する重大な人権侵害です。 一度、裸の写真がインターネット上に流れると、全てを回収することが不可能となり、 子どもの心を大きく傷つけるばかりか、子どもの将来にも大きな影響を及ぼします。 最近では、携帯電話やインターネットのゲームサイトやコミュニティサイトなどで知 り合った見知らぬ人に無理矢理裸を撮影されてしまう場合や、言葉巧みに騙されたり脅 かされて自分の裸を撮影してメールで送信してしまうといった被害が増加しています。 子どもたちに児童ポルノの危険性をよく理解させて、児童ポルノの被害者にならない ように注意しましょう。 また、子どもたちの使用する携帯電話やスマートフォンには、確実にフィルタリング を設定して、危険なサイトに近づけさせないようにしましょう。 <警察本部少年課>