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2013 年度採択 研究の国際化推進プログラム 研究成果
立命館大学研究部 2014 年 5月 3 日 2013 年度採択 研究の国際化推進プログラム 研究成果報告書 採択者 (研究代表者) 研究課題 所属機関・職名:言語教育情報研究科、教授 氏名:東 照二 国際的な学会での研究発表(Cross-cultural Pragmatics at a Crossroads 3, University of East Anglia, Norwich, U.K.) 、および海外学会誌への論文投稿 Ⅰ.国際的研究成果発信の目的・意義の概要 今次の国際的研究成果発信の目的・意義について、概要を記入してください。 本プロジェクトは、東日本大震災後の東北地方において収集、記録した公的言語、特に、T−シャツ、土産物品、広 告などにみられるスローガンを社会言語学的に分析した結果を、イギリスで開催される国際学会(Cross-cultural Pragmatics at a Crossroads 3, University of East Anglia, Norwich, U.K.)において口頭発表するものである。 特に、震災後 のパブリック/スローガンの言語的研究は、未だほとんどなされていない。さらに、それを国際的見地から検討す ることは、社会言語学にとって大いに興味深い研究だといえる。また、この国際的発信は、海外の言語研究者にと っても得難い情報、見地を提供するものであり、その価値はきわめて高いといえる。 Ⅱ.国際的研究成果発信の成果と今後の展開計画の概要 今次の国際的研究成果発信で得られた成果と今後の展開計画について、概要を記入してください。 本研究では、日本の公的言語、パブリックスローガンの仕組み、特徴を、国際的に通用する理論的フレームワーク (Collins 2004, Crane 2000)、特に、オープンテキストという概念のなかで分析し、その成果を国際会議 (Cross-cultural Pragmatics at a Crossroads 3, University of East Anglia, Norwich, U.K.)で口頭発表することができた。さ らに、会議参加者と意見交換をすることもできた。さらに、この成果をもとに、研究のための外部資金獲得、また 研究の継続への足がかりを得ることもできた。また、現在、本研究の成果をもとに、論文執筆(英文)を進めてい る。 1