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第47回細胞検査士テスト回答
回答 2.A,E 顆粒膜細胞腫 – 核溝、 Call-Exner体 悪性黒色腫 – アピッツ小体 マラコプラキア - Michaelis-Gutmann体 ライディク細胞 - ラインケの結晶 マロリー小体 - 肝細胞 回答 5.D, E 水口 14-15p CDKN1B (Cyclin-dependent kinase inhibitor 1B) は、サイクリン依存キナーゼ阻 害1Bであり、p27とも言い、ヒトのCDKN1B遺 伝子にコード化されている酵素である 回答 2.A, E 坂本 121p 回答 5.D, E 分化度の低い細胞ほど,細胞分裂が激しく,悪性度も高いといわれています。 照射による効果は細胞分裂期が大きいため,この分化度の低いがん細胞ほど効 果が高いといえます。 Web 回答 3.B, C ALK 融合遺伝子は、肺がん(非小細胞肺がん)の約3 ~ 5% 家族性大腸腺腫症は常染色体優性遺伝の遺伝疾患である。原因遺伝子はAPC 遺伝子 回答 3.B, C 水口 252p 伝染性単核症とは、主にEBウイルス(EBV)の初感染によって生じる急性感染症。 回答 5.D, E 乳癌:乳がん治療において、女性ホルモンの「エストロゲン」を抑える治療 である「(抗)ホルモン療法」は再発・進行や防ぐ目的として重要な治療 内膜癌:子宮体がんの発生には。子宮内膜を増殖させるエストロゲンと、 増殖を抑えるプロゲステロンのバランスが大きく影響しています。プロゲステロ ンが不足すると、癌が増殖、そこで、プロゲステロンの作用をもったメドロキシプ ロゲステロン酢酸エステルという薬を使う 回答 4.C,D 前立腺:水口155p-筋上皮とあるが正確には基 底細胞 回答 4.C,D 水口 17p 滑面小胞体 - グリコーゲン、脂質代謝、ステロイ ドホルモン合成、イオン調整 核小体 - RNAとタンパク質の複合体 回答 2.A, E ムコール - 真菌、 伝染性単核症 - EBV ムコール症 主として日和見感染、血管へ侵 襲しやすく肺塞栓を起しやすい 回答 2.A, E アミロイドーシスは,種々の不溶性蛋白の細胞外蓄 積を特徴とする多様な疾患群である。 回答 5.D, E 良性腫瘍 - 局所再発 細胞異型のみでは良性・悪性の判定困難 回答 2.A, E アポトーシスは、順番に 1.細胞膜構造変化(細胞が丸くなる) 2.核が凝縮する 3.DNA 断片化(DNAが短い単位(ヌクレオソームに相当)に切断される) 4.細胞が小型の「アポトーシス小胞」とよぶ構造に分解する 癌化した細胞(そのほか内部に異常を起こした細胞)のほとんどは、アポトーシスに よって取り除かれ続けている。あらかじめ決まった時期に決まった場所で細胞死が起こ り(プログラムされた細胞死)、これが生物の形態変化などの原動力として働いてい るが、この細胞死もアポトーシスの仕組みによって起こる。 壊死 - 坂本39p 回答 2.A, E 回答 4 CA19-9 膵臓癌、胆道癌、各種消化器がん CA125 卵巣がん、子宮がんに特異な反応を示す腫瘍マーカー。CA125 腫瘍マーカーは卵巣癌で約80%の陽性率を認めるが、子宮内膜症や性周期、 妊娠により血中濃度が上昇するためその判定には注意が必要です。 AFP 肝細胞癌 PSA 前立腺癌 回答 4 退行性病変-種々の原因により組織が障害を受け た状態で,萎縮,変性,壊死の3種類に大別。 萎縮atrophy, 変性degeneration, 壊死necrosis (アポトーシスapoptosis, 全身死death) Hyperplasia 過形成 (坂本 41p) Regeneration 再生 (坂本 41p) Hypertrophy 肥大 (坂本 38p) Metaplasia 化生 (坂本 41p) 回答 肝芽腫 骨肉腫 4 乳児・小児に発生 二峰性の分布を持ち、75%が20歳未満の 患者で起こる。2番目のピークは初老期 横紋筋肉腫 1歳から4歳くらいまでは特に多い 形質細胞腫 上衣腫 上衣腫は15歳未満の小児に好発する。 診断時の平均年齢は5~6歳 回答 水口294p 1 肺癌からの転移が半数、次いで乳癌 回答 5 ニシンの骨状配列 = 杉綾模様 = Herringbone pattern (herringはニシン,boneは骨の意) 水口281p 線維肉腫 回答 3 乳がんの危険因子 1.初潮が早い、2.月経周期が規則正しい、3.月経周 期が短い、4.閉経が遅い、 5.出産未経験(含む未婚)、5.高齢出産経 験がある、7.社会的な階層が高い(高学歴)、8.太っている、 9.家族に 乳がんの人がいる、 10.両性の乳腺疾患の既往、 11.子宮体がん、卵巣がん の既往、 12.長期間ホルモン補充治療を受けている、13.片側が乳がんになっ た、 14.多量の飲酒 。 リンチ症候群(遺伝性非ポリポーシス性大腸がん)は大腸がんや子宮内膜、 卵巣、胃、小腸、肝胆道系、腎盂・尿管がんなどの発症リスクが高まる疾患で す。全大腸がんの2-5%程度がリンチ症候群(HNPCC)と考えられ、最も頻 度が高い遺伝性腫瘍の一つとされています。 回答 5 回答 4 回答 水口22p A-陰圧解除 E-生理食塩水 3 回答 5 水口28p Gill ヨウ素酸ナトリウム (NaIO3) 過ヨウ素酸はHIO4 E- 水口29p 回答 3 坂本 71p A- 冷風 D- 水で脱色 E- メイギムザが細胞質内の微細顆粒の染色に優れて いる 回答 B- 2 特定化学物質は、労働者に健康障害を発生させる(可能性が高い)物質とし て、労働安全衛生法施行令(令)別表第3で定められた化学物質である。 キシレンは含まれず 回答 B- 0.1ppm C- 作業環境測定士 2 回答 3 B- 塩酸アルコール C- Gillはヨウ素酸Na、ハリスは酸化第二水銀 回答 2 A- ヨウ素酸ナトリウム → 過ヨウ素酸 E- 坂本74p ホルマリン蒸気で湿固定、脂肪染色は アルコール固定しない 回答 1 回答 A,B 主語が真逆 1 坂本87p 回答 3 回答 5 回答 2- 開口絞り 坂本 89p~ 2 回答 3 3 - 随時尿 (水口145p)起床直後ー細胞変性 回答 4 フォンタナ・マッソン染色 - 銀還元顆粒(銀親和性)を もつ、消化管銀親和細胞、メラニン保有細胞の証明 に用いられる染色方法で内分泌細胞から発生する腫 瘍であるカルチノイドなどの診断に有用 他、黒色真菌による中枢神経系の感染症(脳黒色菌 糸症) 、 クリプトコッカス感染症 回答 2- 2 回答 ER- 核 5 回答 3 回答 1 1:封入前乾燥によりおこる 回答 5 回答 2 A:バーキット - CD10陽性、Mib-1 99% 、Starry sky B:形質細胞腫 - CD138, Russell体、Dutcher小体 C:古典的ホジキンリンパ腫 - CD20は±、 CD30, CD15陽性 D:濾胞リンパ腫 - t(14:18)、 Bcl-2陽性、CD10陽性 E:水口249p 回答 2 (または 1) 回答 5 骨肉腫ー水口277p 軟骨肉腫 - 水口276p 40~50代 滑膜肉腫 - 坂本309p 回答 4 A:pilocytic astrocytoma 水口295p Oligodendroglioma 乏突起膠腫 成人の大脳に好発 Heneycomb structure, fried egg appearance(核周囲ハロー) 分岐・吻合の血管網をChicken wire pattern(鶏小屋の金網像)と呼ぶ 回答 坂本279p 3 回答 2 A: E-cadherin 乳管癌陽性、小葉癌陰性 E: 線維腺腫 20~30代、 坂本251p 回答 3 回答 2 B:アウエル小体が束をなして見える細胞がファゴット細胞 E: ETV6-NTRK3 は線維肉腫、乳癌など 回答 4:菌状息肉腫 4 皮膚リンパ腫のなかで最も 頻度の高い、低悪性度のT細胞性リンパ腫。 早期病変 (紅斑期と呼ばれる)は、湿疹や乾燥肌のような病変が 体幹や四肢に出現します。この時点での診断はベテラン皮 膚科医でも難しく、皮膚所見や病理組織所見を参考にし て経過をみないと最終診断に至らないことが多いです。少 し、進行して局面期になると、診断は比較的容易になりま す 回答 1 2.上皮成分と間質線維成分の増生 3.細胞質内腺腔 硬癌、小葉癌 4.癌成分はない 5.稀ー men with breast cancer are rarely diagnosed with lobular carcinomas. 回答 5 1.下垂体前葉ホルモン 成長ホルモン(growth hormone, GH) 副腎皮質刺激ホルモン(adrenocorticotropic hormone, ACTH) プロラクチン(prolactin) 甲状腺刺激ホルモン(thyroid-stimulating hormone,TSH) 卵胞刺激ホルモン(follicle-stimulating hormone,FSH) 黄体形成ホルモン(luteinizing hormone, LH) 3.頭蓋咽頭腫 坂本313p 回答 1.HTLV-1 2. 4.逆 5.T細胞 3 回答 3 1.Ca 上昇 2.上昇 3. 4.褐色細胞腫ー副腎髄質や傍神経節から発生するカテコールアミン産生腫 瘍 Cortisol(副腎皮質ホルモン)の代謝産物は17-OHCSである 5. 神経芽細胞腫は、カテコラミン(ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリ ン)を産生することが知られており、尿に含まれるカテコラミンの代謝産物である、 VM:(バニールマンデル酸)、HV:(ホモバニリン酸)を測定する 回答 3 1.良性髄膜腫 1)髄膜皮性髄膜腫Meningothelial meningioma、グレードI 2)線維性髄膜腫Fibrous meningioma、グレードI 3)移行性髄膜腫Transitional meningioma、グレードI 4)砂粒腫性髄膜腫Psammomatous meningioma、グレードI 5)血管腫性髄膜腫Angiomatous meningioma、グレードI 6)微小嚢胞性髄膜腫Microcystic meningioma、グレードI 7)分泌性髄膜腫Secretory meningioma、グレードI 8)リンパ球・形質細胞に富む髄膜腫Lymphoplasmacyte-rich meningioma グレードI 9)化生性髄膜腫Metaplastic meningioma、グレードI 2.中間悪性髄膜腫 1)異型性髄膜腫Atypical meningioma、グレードII 2)明細胞髄膜腫Clear cell meningioma、グレードII 3)脊索腫様髄膜腫Chordoid meningioma、グレードII 3.悪性髄膜腫 1)ラブドイド髄膜腫Rhabdoid meningioma、グレードIII 2)Papillary meningioma乳頭状髄膜腫、グレードIII 3)退形成性(悪性)髄膜腫Anaplastic (malignant) meningioma 回答 5.両方とも染まる 水口 229p 5 回答 2 2:腺癌 回答 2 2.髄様癌で陽性 3.? 回答 2 髄芽腫はテント下に位置する小脳に発生し、特に小脳の中央に存在する小脳 虫部に多く見られる。 回答 2 尿崩症 抗利尿ホルモンは下垂体後葉から放出されて、腎臓に はたらき、水の再吸収を行い、体内の水分調節をします。抗利尿 ホルモンの分泌や作用が障害されると、この水の再吸収が行われ ず、尿として出てしまうために多尿となります 回答 1 D:気管支腺は混合腺 E:水口104p 回答 3 回答 3 A:少なくとも10%以上(取扱)、(水口20%以上) B:肺芽腫は2相性腫瘍で、高分化胎児型腺癌に似る上皮成分と間葉性間 質からなり、時に骨肉腫、軟骨肉腫、横紋筋肉腫を認める D:角化や癌真珠の形成、上皮内癌の所見は認めない(取扱84p) E:細胞質は乏しく、細胞境界は不明瞭 回答 5 取扱81p A 異所性成分の肉腫成分があれば、癌肉腫 B 少なくとも10%以上 C 小細胞癌成分があれば、混合型小細胞癌 回答 5 取扱122p、坂本187p A 非角化型 粗顆粒状(細顆粒) B C 粗顆粒状ないし濃縮状 回答 4 肺腺癌 TTF-1、NapsinA, CK7陽性 CDX-2 大腸癌(12指腸~直腸) CK20陽性 大腸癌、膀胱癌、胆管がんなど 回答 2 B 血行性 C CK5/6 腺癌細胞は陰性であることから、低分化型扁平上皮癌と腺癌、 上皮型中皮腫と肺腺癌の鑑別に有用である。 D p40 p40はp63よりも優れた扁平上皮癌マーカーとして注目されている。 回答 3 肺サーファクタントは、肺胞の表面張力を減少させるためのもの。肺胞は球形であり、こ こに発生する表面張力は、肺胞をつぶす方向に働く。この力で肺胞が虚脱するのを防 ぐため、界面活性剤によって表面張力を緩和している。 肺サーファクタントはII型肺胞上皮細胞に由来。90%のリン脂質と10%のタンパク質 によって構成されている。 胎児肺の成熟度の指標として、胎児肺由来の肺サーファクタントにおけるレシチン/ス フィンゴミエリン比(L/S比)の測定が行なわれる。レシチン(L; DPLのこと)は肺 サーファクタントの主成分であり、肺の成熟に伴って濃度が上昇する。一方、スフィンゴミ エリン(S)は妊娠経過を通じてほぼ一定濃度であることから、これら比率によって胎 児肺の成熟度を判定し、新生児呼吸窮迫症候群の発生予測に用いられる 回答 4 肺胞上皮剥離 泡沫細胞の浸潤 慢性例では形質細胞、リ ンパ球浸潤 回答 4 1: 2: 3: 5: 結合性弱い 細胞質乏しい 核異型みられる 結合性は強くない 回答 2 坂本 187p 回答 4 取扱 79p 核クロマチン 淡明から微細顆粒状 回答 2 回答 2 CCP細胞 水口123p ・正式にはCiliocytophthoriaといい、変性円柱上 皮細胞とも呼ばれる。・線毛円柱上皮細胞にウイルスが感染し変性する ・核濃縮、好酸性細胞質封入体などが見られる 回答 5 5.坂本192p 全標本に関する総合判定 回答 2 回答 1 坂本192p~193p 回答 3 「EGFR」とは、がん細胞が増殖するためのスイッチのような役割を果たしているタ ンパク質のこと. EGFR遺伝子変異が認められる肺癌はEGFRチロシンキナーゼ 阻害薬(EGFR-TKI)の効果が期待できる ALK 融合遺伝子は、非小細胞肺がんの約2 ~ 5%に認められ、非小細胞肺 がんのなかでも腺癌に特異的にみられます 回答 4 胸腺腫 Type A: 腫瘍性上皮細胞およびその核が紡錐形ないし卵円型で、均一、異 型に乏しい。 Type B: 細胞が主に円形ないし多角形を示す。 Type B 胸腺腫はリンパ球浸潤の量と腫瘍性上皮細胞の異型により、さらに3 種類に分類される。 B1 (最もリンパ球が多い)、B2, B3 (最も上皮細胞が多い)。 Type AB: Type A と、B1 や B2 の像と混在する。 胸腺腫の中でもtype B3は生物学的に最も悪性度が高い 回答 3 核縁は不明瞭 回答 4 E: 坂本208p 分化の良いものが多い C: 扁平苔癬とは、皮膚や口腔粘膜に生じ る疾患。角化亢進(錯角化、正角化)が 見られ、棘細胞層の肥厚を伴う炎症性の 角化病変である 回答 4 C:エナメル上皮腫 水口202p 回答 3 水口 194p~ 回答 2 B:顆粒細胞腫 坂本324p、340p C: 食道早期癌 壁深達度が粘膜内にとどまる癌、リンパ節転移の有無は問 わない 食道表在癌 壁深達度が粘膜下層までにとどまる癌、リンパ節転移の有無 は問わない。 pT1a 癌腫が粘膜内にとどまる病変 pT1b 癌腫が粘膜下層にとどまる病変 回答 4 感染症法における感染症の分類 5 5 5 5 5 5 5 5 5 アメーバ赤痢 ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA 型肝炎を除く。) カルバペネム耐性腸内細菌科細 菌感染症 急性脳炎(ウエストナイル脳炎、 西部ウマ脳炎、ダニ媒介脳炎、東 部ウマ脳炎、日本脳炎、ベネズエ ラウマ脳炎及びリフトバレー熱を 除く。) クリプトスポリジウム症 クロイツフェルト・ヤコブ病 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 後天性免疫不全症候群 ジアルジア症 ○ × × (全数) 7日以内 ○ × × (全数) 7日以内 ○ × × (全数) 7日以内 ○ × × (全数) 7日以内 ○ ○ ○ ○ ○ × × × × × × × × ○ × (全数) (全数) (全数) (全数) (全数) 7日以内 7日以内 7日以内 7日以内 7日以内 回答 5 C: 取扱25p 陽性の場合Pcy1と記載するが、腹腔洗浄細胞診は予後に影 響しない報告があり、現状では「遠隔転移あり」とはしない 回答 3 D: 泡沫細胞(組織球) 回答 1 E:膵芽腫 膵臓にできる悪性腫瘍ですが、小児悪性腫瘍全体の0.15%と極 めて稀な腫瘍です。 膵芽腫細胞は外分泌組織、内分泌組織両方の性質を有することから、膵芽 腫は膵臓をつくる元となる細胞から発生すると考えられています。 特徴 1) 新生児から成人にみられるが、80%は10歳以下 (年齢の平均は5歳) 5歳以下では男児が多く10歳以降では女児が多い 回答 2 膵管内乳頭粘液性腫瘍 IPMN 水口212p、坂本211p 回答 2 水口196p A: 耳下腺に好発 回答 5(または4) C: 鑑別は難しいが困難ではない。 D: Cy0 E: よく施行されています 回答 5 C: Lymphepithelial lesion (LEL) D: 低悪性度 E: 除菌 LEL AE1/3染色 回答 5 D:大腸は主に上腸間膜動脈と下腸間膜動脈から血液を受けていますが、大 腸脾弯曲部から下行結腸は、上腸間膜動脈と下腸間膜動脈の支配領域の 境界部分であるため虚血に弱く、構造的に虚血性大腸炎が生じやすくなってい ます。 E: Duke C 回答 3 坂本 218p 回答 2 E: 胆汁産生あれば、HCC 血管筋脂肪腫 腎、肝臓 回答 4 C: 被包化された、膵臓体尾部の病変 D: 膵管と連続性が乏しい 回答 2 A: 非機能性腫瘍が多い E: 核分裂像またはMib-1 index 回答 4 4.唾液腺導管癌 導管系上皮細胞のみからなる腫瘍で,乳腺の乳管癌 に類似します.篩状構造や胞巣中心性の靤皰状壊死が特徴。予後不良 回答 5 5: 常染色体優性遺伝の遺伝疾患である。原因遺伝子はAPC遺伝子であ ることが判明している。 回答 2 :.細胞集塊の判定基準 1.不規則な重積性 2.核の配列不整 3.集塊辺縁の凹凸不整 ;.個々の細胞の判定基準 1.核の腫大 2,核形不整 3.クロマチンの異常 Aの3項目あるいはBの3項目を 満たした細胞は癌細胞と判定 2010 49 7-14p <.その他の重視される所見 1.壊死背景 2.多彩な細胞集塊(単個~集塊)の出現 =.注意すべき点 1.1ヵ所の異常のみを取り上げないこと 2.核内構造の判定:長時間放置などによる細胞形 態変化があっても核内構造がみえれば判定することは可能 3.良性細胞集塊の参考所見:①核間距離均等, ②集塊辺縁の周囲に細胞質がみられる 回答 1 A: 水口49p B: 坂本 131p SCJは年齢で移動 C: 水口50p ところどころに線毛円柱上皮細胞を含む D: 排卵期になると粘液の量が増えて粘りが出てきます。顕微鏡で観察すると シダ状の結晶がみえます。 回答 3 坂本 165p 回答 5 0期 がんが子宮頸部の上皮内にとどまっている状態 Ⅰa期 Ⅰb期 粘膜の下の膜(基底膜)を越えているが、深さは5mm以内、広がりが7mmを超えない 子宮頸部にとどまっているが、浸潤が深くなっている 転移の可能性も出てくる Ⅱa期 Ⅱb期 子宮頸部を越えて、腟の下3分の1を超えていない 子宮を支える子宮傍組織まで広がっているが、骨盤壁には届いていない Ⅲa期 Ⅲb期 腟の下3分の1まで広がるが、骨盤壁には達していない 骨盤壁にまで達しており、子宮傍組織まで広がっている Ⅳa期 Ⅳb期 子宮に隣接した膀胱や直腸にまで広がっている 骨盤を超えて、肺や肝臓などの遠くの臓器への転移が見られる 回答 2 B:腹水、洗浄細胞診は進行期決定に採用しない 回答 5 B:坂本140p 回答 2 A: 月経が始まってから次の月経の前日まで。 増殖期は卵巣の卵胞期にあたる時期で、エストロゲンの作用により子宮内膜が 増殖し厚くなる。 分泌期は卵巣の黄体期にあたる時期で、プロゲステロンやエストロゲンの作用に より子宮内膜がさらに厚みを増し、粘液を分泌して受精卵の着床に備える。基 礎体温は卵胞期に低温、黄体期に高温となる E: 子宮内膜症とは、本来、子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子 宮内膜様の組織が、子宮以外の場所(卵巣・ダクラス窩・S状結腸・直腸・ 仙骨子宮靱帯・腟・外陰部・膀胱・腹壁・へそなど)にできる病気です。 回答 4 B:女性のFSHの基準値、月経・妊娠・閉経などの働きによって卵胞刺激ホルモ ンの分泌量が異なる為、数値が大きく変化します。 ●卵胞期 ⇒ 3.2~14.4mlU/ml ●排卵期 ⇒ 3.4~17.1mlU/ml ●黄体期 ⇒ 1.4~8.4mlU/ml ●閉経後 ⇒ 147.6mlU/ml以下 E: 多嚢胞性卵巣症候群 Polycystic ovary syndrome、女性の排卵が 阻害されて卵巣内に多数の卵胞がたまり、月経異常や不妊を生じた病態。 回答 3 B: CIN2はHSIL 回答 5 5:水口75p 回答 3 坂本 139p 3: 増殖期より大きい、円形化強い 回答 3 回答 4 水口 71p、坂本141p 4.左方移動(妊娠中のエストロゲン、プロゲステロン効果が消失) 回答 1 アジア、アフリカ、南米に多い。 全胞状奇胎の多くは46XXで,すべての染色体が父 親に由来する雄核発生である.部分奇胎の大部分は三倍体triploidで,2組の染色 体は父親由来,1組は母親由来である. 奇胎後続発症の発生率は全奇胎で10~15%,部分奇胎で約1%である. 回答 4 水口 56p、 6,11型 回答 2 4.分葉状内頸腺過形成 lobular endocervical glandular hyperplasia (LEGH)は"悪性腺腫”と鑑別診断が必要な良性病変として報告された。異型 のない頸管腺が分葉状構造を示して子宮頸部に増生して多嚢胞性の腫瘤を形 成する。明らかな腺癌成分や浸潤像はないものと定義される。 回答 4 子宮内膜症とは、本来、子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜様 の組織が、子宮以外の場所(卵巣・ダクラス窩・S状結腸・直腸・仙骨子宮靱帯・ 腟・外陰部・膀胱・腹壁・へそなど)にできる病気.子宮以外の場所にできた子宮内 膜も、本来の子宮の周期と同じような変化が起こります。 つまり、月経期になると子宮以外の場所にできた子宮内膜も剥離・出血しますが、血 液や内膜を体外に出すことができず、体内に溜まります。結果、チョコレート嚢胞ができ たり、諸臓器との癒着が起こります。 回答 5 5.水口 61p 重要 回答 5 5. 類内膜腺癌、明細胞癌 回答 5 回答 3 3: 治療には有効でない