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ニュースリリース全文(PDF:374KB)
あ お ぞ ら 銀 行
平 成 20 年 1 月 31 日
NEWS RELEASE
<平成 20 年 3 月期 第 3 四半期決算報告ならびに
平成 20 年 3 月期通期(連結・個別)業績予想の修正について>
当行は、本日 1 月 31 日、平成 20 年 3 月期第 3 四半期(平成 19 年 4 月~平成 19 年 12 月の
9 ヶ月)の決算発表を行いました。
連結ベースの業務粗利益は 436 億円、当期純利益は 249 億円と見込みを下回る結果となりま
したが、世界的な信用市場の悪化に迅速に対応し、投資ポートフォリオの再評価や一部売却を
行ったことが主たる要因です。CDO ポートフォリオについて、当期においては 365 億円の減
損(うち 20 億円は臨時損失)を実施しております。また、日本国債や米国債等の売却を実施
し、70 億円の売却損を計上しました。
一方、あおぞら銀行の中核ビジネスの1つである貸出業務は、引き続き堅調に推移していま
す。貸出金は今期も増加を続け、前年度末比 11.8%増の 4 兆 1,194 億円となりました。あわ
せて、貸出金利鞘も拡大し、資金利益は 21.3%増の 406 億円となりました。
【代表取締役会長 能見公一のコメント】
「世界的な信用市場の更なる悪化を受け、通期業績予想の修正を行ないました。本件による当
行の自己資本に対する影響は軽微であり、また、中核ビジネスは収益力を保持しております。
現在グローバルマーケットは混乱しておりますが、当行は強固な自己資本と十分な流動性によ
り、中核ビジネスの持続的成長が可能であると確信しております。」
平成 20 年 3 月期第 3 四半期連結業績(平成 19 年 4 月 1 日~12 月 31 日)
(単位:億円)
業務粗利益
経常利益
当期純利益
平成 20 年 3 月期第 3 四半期
436
13
249
平成 19 年 3 月期第 3 四半期
883
503
748
-50.6%
-97.5%
-66.8%
前年同期比
平成 20 年 3 月期第 3 四半期個別業績(平成 19 年 4 月 1 日~12 月 31 日)
(単位:億円)
業務粗利益
経常利益
当期純利益
平成 20 年 3 月期第 3 四半期
359
-9
238
平成 19 年 3 月期第 3 四半期
828
493
746
-56.7%
-
-68.1%
前年同期比
1/10
業績予想について
平成 20 年 3 月期第 3 四半期決算、及び、今後の CDO ポートフォリオの損失見込み等を勘
案し、平成 19 年 11 月 14 日に発表した平成 20 年 3 月期業績予想(連結・個別)について、
以下の通り修正いたします。
修正業績予想は、業績や証券投資ポートフォリオの評価、与信関連費用等に関して、本日現
時点で判明している情報、見込みに基づいて作成されたものです。
なお、FIM LLC(GMAC LLC 持分の 51%を所有)への投資に関し、引当金の計上や減損処
理等は必要ないものと想定しておりますが、今後、GMAC LLC の財政状態がさらに悪化した
場合、あるいは、FIM LLC が GMAC LLC への投資について公正価値による帳簿価額の調整
を行うことを決定した場合には、当行の FIM LLC への投資に対し引当金の計上もしくは減損
処理等が必要となる可能性があります。
当期の業績予想数値の修正(平成 19 年 4 月 1 日~平成 20 年 3 月 31 日)
<連結>
経常収益
業務粗利益
連結実質
業務純益
経常利益
当期純利益
1 株当たり
当期純利益
前回発表予想(a)
2,290
1,070
510
476
626
36 円 62 銭
今回修正予想(b)
2,160
610
60
30
265
14 円 75 銭
増減額(b-a)
-130
-460
-450
-446
-361
-21 円 87 銭
増減率(%)
-5.7%
-43.0%
-88.2%
-93.7%
-57.7%
-59.7%
(ご参考)
平成 19 年 3 月期実績
1,975
1,144
616
624
815
52 円 59 銭
(単位:億円)
<個別>
(単位:億円)
経常収益
業務純益
(一般貸引繰入前)
経常利益
当期純利益
1 株当たり
当期純利益
前回発表予想(a)
2,130
420
381
561
32 円 68 銭
今回修正予想(b)
2,000
30
5
270
15 円 05 銭
増減額(b-a)
-130
-390
-376
-291
-17 円 63 銭
増減率(%)
-6.1%
-92.9%
-98.7%
-51.9%
-53.9%
(ご参考)
平成 19 年 3 月期実績
1,881
613
620
822
53 円 03 銭
2/10
Ⅰ.損益概況
当期の連結業務粗利益は、資金利益が前年同期(平成 18 年 12 月期)比 71 億円増加したも
のの、国債等債券損益が 473 億円減少したことが影響し、
447 億円減の 436 億円となりました。
営業経費は 1 億円増加し 390 億円となり、実質業務純益は、449 億円減の 46 億円となりまし
た。
与信関連費用は、前年に比べて貸倒引当金戻入益が減少したため、82 億円減の 91 億円(の
利益)、株式等関係損益は 14 億円減少の 23 億円、法人税等調整額は繰延税金資産の増加によ
り 130 億円増加し、149 億円となりました。この結果、当期純利益は、500 億円減の 249 億円
となりました。
1.業務粗利益
(単位:億円)
平成 19 年
平成 19 年
平成 18 年
平成 18 年
比較
4-12 月期①
10-12 月期
4-12 月期②
10-12 月期
①-②
436
-52
883
303
-447
資金利益
406
127
335
118
71
役務取引等利益
110
38
113
35
-3
52
14
51
20
1
国債等債券損益
-368
-291
105
34
-473
その他業務利益
235
61
279
96
-44
業務粗利益
特定取引利益
業務粗利益は、前年同期比 447 億円減少し(▲50.6%)、436 億円となりました。これは、
CDO の減損処理等が主な要因です。一方、資金利益は、貸出金の増加や資金運用利回りの上
昇、有価証券配当金の増加等に伴い、71 億円増加し(+21.3%)、406 億円となりました。
なお、国債等債券損益を除いた業務粗利益は、779 億円から 25 億円増加し(+3.2%)、804
億円となっています。
3/10
(1)①資金利益
(単位:億円)
平成 19 年
平成 19 年
平成 18 年
4-12 月期①
10-12 月期
4-12 月期②
10-12 月期
平成 18 年
比較
①-②
1,043
348
805
295
238
貸出金利息
764
271
556
209
208
有価証券利息配当金
216
57
181
64
35
62
22
42
16
20
1
-3
27
5
-26
637
221
470
177
166
預金・譲渡性預金利息
164
59
109
43
55
債券利息
121
47
57
23
64
その他支払利息
149
48
144
48
5
通貨スワップ支払利息
202
66
161
63
41
406
127
335
118
71
資金運用収益
①
その他受入利息
金利スワップ受入利息
資金調達費用
資金利益
②
①-②
資金利益は、前年同期比 71 億円増加し(+21.3%)、406 億円となりました。増加
要因は、貸出金残高の増加に伴うもの:約 5 億円、有価証券配当金の増加によるもの:
約 19 億円、その他資金利鞘拡大に伴うもの等:約 47 億円、となっています。
(1)②資金利鞘
平成 19 年
平成 19 年
平成 18 年
平成 18 年
4-12 月期①
10-12 月期
4-12 月期②
10-12 月期
比較
①-②
資金運用利回り
①
2.18%
2.12%
1.77%
1.91%
0.41%
資金調達利回り
②
1.52%
1.53%
1.20%
1.33%
0.32%
①-②
0.66%
0.59%
0.57%
0.58%
0.09%
資金粗利鞘
資金利鞘は、利回りの高い海外向け貸出の増加等により、運用利回りの上昇が調達
利回りの上昇を上回り、前年同期比 9bps の利鞘の改善となりました。
(2)役務取引等利益
(単位:億円)
平成 19 年
平成 19 年
平成 18 年
平成 18 年
比較
4-12 月期
10-12 月期
4-12 月期
10-12 月期
①-②
①
②
122
42
127
40
-5
貸出業務等
72
26
78
17
-6
証券業務・代理業務
28
8
21
6
7
役務取引等収益
①
22
8
28
17
-6
役務取引等費用
②
11
4
14
5
-2
役務取引等利益
①-②
110
38
113
35
-3
その他の受入手数料
役務取引等利益は、貸出関係手数料の減少等により、前年同期比 3 億円減少し、110
億円となりました。前期に大口の手数料案件があったため前年同期比では減少してい
ますが、第 3 四半期比較(10-12 月の 3 ヶ月比較)では、35 億円から 38 億円へと増
加しています。
4/10
(3)特定取引利益
(単位:億円)
平成 19 年
平成 19 年
平成 18 年
平成 18 年
比較
4-12 月期①
10-12 月期
4-12 月期②
10-12 月期
①-②
特定金融派生商品利益
①
55
16
50
19
5
その他
②
-3
-2
1
1
-4
①+②
52
14
51
20
1
特定取引利益
特定取引利益は、主に、グローバルマーケットにおけるボラティリティーの増加に
よってデリバティブ関連取引利益が増加し、前年同期比 1 億円増加(+2.0%)の 52
億円となりました。
(4)国債等債券損益
(単位:億円)
平成 19 年
平成 19 年
平成 18 年
平成 18 年
4-12 月期①
10-12 月期
4-12 月期②
10-12 月期
比較
①-②
日本国債
-26
3
5
2
-31
外国国債およびモーゲージ債
-16
1
5
2
-21
-325
-295
95
30
-421
うち CDO
-345
-298
-0
うち REIT
-1
-1
68
24
-69
-368
-291
105
34
-473
その他
国債等債券損益計
-
-345
国債等債券損益は、前年同期比 473 億円減少し、▲368 億円となりました。内訳は、
CDO の減損が▲345 億円、日本国債の売却損等が▲26 億円、米国債等の外国国債お
よびモーゲージ債の売却損等が▲16 億円となっています。また、残高の減少等に伴
い、REIT 売却益は 68 億円から▲1 億円に減少しています。
(5)国債等債券損益を除くその他業務利益
(単位:億円)
平成 19 年
平成 19 年
平成 18 年
平成 18 年
比較
4-12 月期①
10-12 月期
4-12 月期②
10-12 月期
①-②
12
-13
14
-2
-2
113
38
127
18
-14
ヘッジファンド損益
93
27
113
73
-20
不良債権関連損益
17
5
24
9
-6
金融派生商品損益
-7
11
3
-0
-10
6
-6
-2
-2
8
235
61
279
96
-44
外為売買益
組合出資損益
その他
計
国債等債券損益を除くその他業務利益は、前年同期比 44 億円減少し(▲15.8%)、
235 億円となりました。ヘッジファンド収益は 20 億円減少(▲17.6%)し 93 億円と
なり、組合出資損益も 14 億円減少(▲10.8%)し 113 億円となりました。金融派生
商品損益のマイナスは主に、債券先物取引に関連するものです。
5/10
2.営業経費
(単位:億円)
平成 19 年
平成 19 年
平成 18 年
平成 18 年
比較
4-12 月期①
10-12 月期
4-12 月期②
10-12 月期
①-②
390
営業経費
130
389
126
1
営業経費は、人材及びシステム面での前向きな投資を進める一方で、全体としては経営の目
標とする範囲内で適正に管理されておりますが、前年同期比 1 億円増加し(+0.3%)、390 億
円となりました。
3.与信関連費用
(単位:億円)
平成 19 年
平成 19 年
平成 18 年
平成 18 年
比較
4-12 月期①
10-12 月期
4-12 月期②
10-12 月期
①-②
91
与信関連費用計
44
173
30
-82
与信関連費用は、特別利益に計上した貸倒引当金戻入益の減少により、82 億円減少(▲
47.2%)して 91 億円の益となりました。
4.株式等関係損益
(単位:億円)
平成 19 年
平成 19 年
平成 18 年
平成 18 年
比較
4-12 月期①
10-12 月期
4-12 月期②
10-12 月期
①-②
ETF
42
2
12
5
30
株式
1
1
26
0
-25
-20
-13
-
-
-20
-20
-13
-
-
-20
23
-9
その他
うち CDO エクイティ
計
38
5
-14
株式等関係損益は、38 億円から 14 億円減少し 23 億円となりました。内訳は、ETF の売却
益等が 12 億円から 30 億円増加し 42 億円になる一方、CDO エクイティの減損等が▲20 億円
となっています。
5.税効果
(単位:億円)
法人税等調整額
平成 19 年
平成 19 年
平成 18 年
平成 18 年
比較
4-12 月期①
10-12 月期
4-12 月期②
10-12 月期
①-②
149
-1
20
15
130
法人税等調整額は、前年同期の 20 億円から 130 億円増加し、149 億円となりました。これ
は、今後も安定的な所得が見込まれることから、繰延税金資産の回収可能性の算定における将
来の課税所得の見積り期間を 1 年から 3 年に変更したためです。
6/10
Ⅱ.主要勘定残高
平成 19 年 12 月末時点の連結総資産は、貸出金が前年度末(平成 19 年 3 月末)比 4,348 億
円増加し、有価証券が 1,699 億円減少した結果、総資産全体では 3,534 億円増加し(+5.4%)、
6 兆 8,974 億円となりました。負債サイドは、債券残高が 5,030 億円増加した一方で、預金・
譲渡性預金が 1,359 億円減少しております。総負債は、3,398 億円増加し、6 兆 913 億円とな
りました。
1.貸出金
平成 18 年 12 月末
平成 19 年 3 月末
(単位:億円)
平成 19 年 12 月末
前年度末比較
②
②-①
①
35,520
貸出金
平成 19 年 9 月末
36,846
39,717
41,194
4,348
貸出金は、業界平均の増加率が前年度末比+0.4%(全銀協公表データより)でしたが、4,348
億円増(+11.8%)の 4 兆 1,194 億円となりました。内訳は、海外向け(+2,758 億円)及び金
融・保険業向け(+1,112 億円)が増加する一方、情報通信業向け(▲156 億円)、日本政府向
け(▲265 億円)が減少しています。
9 月末と比較すると、総貸出金残高で 1,477 億円増(+3.7%)となります。国内向け貸出
(+1,191 億円)、海外向け貸出(+286 億円)、ともに増加しています。
なお、1 年前の平成 18 年 12 月末時点からの総貸出残高の増加率は、16.0%となっており、
経営が目標とする年間二桁台前半の伸びを達成しております。
2.有価証券
簿価
(単位:億円)
評価損益
平成 19 年
平成 19 年
平成 19 年
前年度末との
平成 19 年
平成 19 年
平成 19 年
前年度末との
3 月末①
9 月末
12 月末②
比較②-①
3 月末①
9 月末
12 月末②
比較②-①
10,228
8,164
8,828
-1,400
-53
-49
-35
18
38
28
27
-12
-0
-0
0
0
社債
753
644
596
-157
0
0
0
0
株式
386
356
355
-32
6
3
2
-4
3,775
2,921
3,274
-501
-61
-116
-36
25
382
496
253
-130
-13
-78
-15
-2
4,009
4,404
4,411
403
41
-13
-90
-131
1,861
1,968
1,965
105
13
8
2
-11
ETF
560
769
699
139
11
-35
-108
-120
組合投資
854
940
1,026
172
6
14
16
10
その他
734
727
720
-13
11
0
0
-10
うち GMAC
575
577
571
-4
-
-
-
-
うち CDO
35
26
10
-24
-
-
-
-
19,189
16,516
17,490
-1,699
国債
地方債
外国債券
うち CDO
その他
ヘッジファンド
有価証券計
7/10
-68
-175
-160
-92
前年度末に比較して有価証券は減少していますが、主に、国債(▲1,400 億円)および外国
国債やモーゲージ債等の外国債券(▲501 億円)の減少に伴うものです。一方、ETF(+139
億円)やヘッジファンド(+105 億円)、投資組合(+172 億円)は増加しています。また、12
月末時点の評価損益については、CDO(▲15 億円)や ETF(▲108 億円)により、有価証券
合計で、160 億円の評価損となっています。
9 月末と比較すると、国債(+664 億円)、外国債券(+353 億円)が増加し、有価証券全体
の残高は 974 億円の増加となっています。評価損益は、▲175 億円から▲160 億円へと、評価
損が縮小しています。
(1)CDO 残高
銘柄数
(単位:億円)
平成 19 年 12 月末
平成 19 年 12 月末
取得原価 ①
BS 計上額 ②
評価損
②/①
P/L 計上
純資産直入
27
465
160
34.3%
-290
-15
AAA
8
183
69
37.9%
-101
-13
AA
5
133
50
37.5%
-83
A
9
88
27
30.4%
-58
-3
BBB
4
60
14
22.9%
-46
-
BB+or lower
1
1
0%
-1
-
3
27
8
30.0%
-19
-
Total ※1
30
492
168
34.1%
-309
-
SIV ※1
2
34
0%
-34
-
3
119
96
80.4%
-22
-
35
645
263
40.8%
-365
Debt
Equity
-
-
ABS CDO
-
Synthetic
CDO (※2) 他
Total
-15
12 月末時点の CDO の残高(簿価)は、263 億円(うち債券:160 億円、エクイテ
ィ:8 億円、シンセティック CDO 他:96 億円)となっています。損益に関しては、
当期の決算において、365 億円の減損を計上しました。12 月期末時点の評価損(純
資産直入)は、15 億円となっています。なお、米国サブプライムに関連する投資は
CDO と FIM LLC(GMAC LLC 持分の 51%を所有)への投資に限定されており、サブ
プライムに関連するとされるモノライン保証付き投資/ABCP/ファンドへの投資はあ
りません。
今回の通期業績予想の修正においては、ABS CDO ポートフォリオ(SIV を含む)
の評価に関しまして、取得原価に対する減損後の残存価格の割合が、平成 19 年 12
月末時点の 31.9%から、平成 20 年 3 月末時点では 25.5%になると想定しています。
シンセティック CDO を含んだすべての CDO ポートフォリオの評価においては、同
様の比率が、平成 19 年 12 月末時点の 40.8%から、平成 20 年 3 月末時点で 34.7%と
想定しています。
※1 平成 20 年 3 月期
中間期決算報告では SIV 残高を ABS CDO Total に含んでい
ます。
※2 シンセティック CDO は、高格付けの企業債務で担保された資産であり、プライ
ムまたはサブプライムに関連する住宅ローン担保証券等は含んでいません。
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3.組合出資、ヘッジファンド
平成 18 年 12 月末
平成 19 年 3 月末
(単位:億円)
平成 19 年 9 月末
平成 19 年 12 月末
前年度末比較
②
②-①
①
666
854
940
1,026
172
不動産関連
206
220
212
217
-3
不良債権関連
209
397
448
513
116
その他
251
237
280
296
59
ヘッジファンド
1,851
1,861
1,968
1,965
105
投資事業組合
12 月末時点の投資事業組合の残高は、1,026 億円(前年度末比+172 億円、+20.2%)とな
り、ヘッジファンド投資の残高は前年度末比 105 億円増加し(+5.6%)、1,965 億円となりま
した。
(1)ヘッジファンド
当期実績のインデックス比較
HFRX Index
当行ポートフォリオ
*
リターン(9 ヶ月)
7.21%
2.61%
ボラティリティ
4.13%
7.07%
シャープレシオ
1.10
-0.24
*HFRX Index:HFR グループが作成しているヘッジファンドの代表的な指数。
月次実績のインデックス比較
19/4
19/5
19/6
19/7
19/8
19/9
当行
1.40%
1.90%
1.10%
1.18%
-1.27%
0.98%
HFRX Index
2.21%
2.55%
-0.07%
-0.93%
-2.55%
1.28%
19/10
19/11
19/12
2.34%
-0.78%
0.19%
2.82%
-2.41%
-0.14%
ヘッジファンドに対しては、従来より、総資産の 3%程度をメドとした残高運営を
行っています。当行のヘッジファンドポートフォリオは、継続して安定したパフォー
マンスを示し、インデックスを上回る実績を上げています。なお、米国サブプライム
ローン関連資産を主たる投資資産とするファンドはありません。
4.預金・債券
平成 18 年 12 月末
(単位:億円)
平成 19 年 3 月末
平成 19 年 9 月末
①
平成 19 年 12 月末
前年度末比較
②
②-①
22,063
23,309
22,914
23,193
-117
6,879
9,030
7,495
7,787
-1,243
債券
13,646
14,505
17,835
19,535
5,030
社債
995
995
1,240
1,240
245
14,459
14,484
15,083
15,058
573
預金
譲渡性預金
うち個人調達
前年度末に比較し、預金・譲渡性預金が減少した(▲1,359 億円)一方で、債券残高が増加
(+5,030 億円)しております。なお、リテール部門の調達残高は堅調に推移しています。
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Ⅲ.金融再生法開示債権(単体)
平成 18 年 12 月末
(単位:億円,%)
破産更生債権等
危険債権
要管理債権
平成 19 年 3 月末
平成 19 年 9 月末
平成 19 年 12 月末
前年度末比較
②
②-①
①
30
4
2
1
-3
118
292
314
339
47
41
34
62
31
-4
開示債権合計
①
188
330
378
370
41
正常債権
②
32,764
33,734
35,321
37,642
3,907
総与信計
③(①+②)
32,952
34,064
35,699
38,012
3,948
①/③
0.57%
0.96%
1.05%
0.97%
0.01%
開示債権比率
金融再生法開示債権は、前年度末比 41 億円増加し、370 億円となり、開示債権比率は、0.97%
(+0.01%)となりましたが、経営がコントロール可能な目安としている 3%以下におさまっ
ています。
(報道関係のお問合せ先:コーポレートコミュニケーション室(原田、神保)
03-5212-9252)
当資料には、将来の財政状態および経営成績に関する記述があります。この前提および将
来予想の記述には、経営を取り巻く環境の変化等による一定のリスクと不確実性が含まれ
ていることをご留意ください。
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