...

第4学年 国語科学習指導案

by user

on
Category: Documents
3

views

Report

Comments

Transcript

第4学年 国語科学習指導案
第4学年
国語科学習指導案
指導者
2組
竹本
奈美
3組
若林
ひろみ(1校時)
1
日時
平成27年11月27日(金)
2
学年・組
第4学年2組(男子16名
女子18名
計34名)
第4学年3組(男子15名
女子19名
計34名)
3
(2校時)
1、2校時
指導事項
( 1)
読むこと
・
(イ)
目的に応じて、中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との
関係を考え、文章を読むこと。
( 2)
伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項
イ(ク)
・ 指示語や接続語が文と文との意味のつながりに果たす役割を理解し、使うこと。
4
単元名
事実と意見との関係を考え、友達に伝えよう~説明文マスターへの道~
「『ゆめのロボット』を作る」
5
小林
宏
文
単元を貫く言語活動
【事実と意見との関係を考え、友達に伝えよう】
6
単元の評価規準
国語への関心・意欲・態度
読む能力
○ 事実と意見に着目し、事 ○ 筆者がどのような事実を
実と意見との関係が分か 根拠として挙げ、どのよう
るように「なるほど!チャ な意見を述べようとしてい
ート」にまとめようとして るのか、理由付けして読ん
いる。
でいる。
○
言語についての
知識・理解・技能
接続語が段落同士の結
び付きに関係しているこ
とや、指示語が文と文と
のつながりを分かりやす
くすることに気付いてい
る。
7
単元について
1
○ 児童の状況
中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考えて読むこと
第4学年6月教材の「ヤドカリとイソギンチャク」において、段落相互の関係を明確に
するため、「 ヤドカリとイソギンチャク」の「説明文パズル」を作り紹介する学習を行った。
多くの児童が「始め」、「中」、「終わり」という説明文の構成をとらえ、段落相互の関係を
大まかにつかむことができるようになってきた。また、段落のまとまりや段落相互の関係
に着目して、文章の構成のよさを見付けることができるようになってきた。しかし、事実
・
と意見をとらえ、その関係を理由付けして考えながら読む学習はまだ行っていない。
指示語や接続語が文と文との意味のつながりに果たす役割を理解し、使うこと
・
児童は、これまでに指示語や接続語にも種類があり、文と文、段落と段落の間に使
われていることは理解している。「ヤドカリとイソギンチャク」では、接続語が段落
同士の結び付きに関係していることを学習した。しかし、指示語が指している言葉を
明確にとらえたり、指示語があることによって文と文のつながりが分かりやすくなる
ことに気付いたりする児童は少ない。
○ 教材の価値
教材文「『ゆめのロボット』を作る」
・
本教材は、ロボット研究者の小林宏さんへのインタビュー記事と説明文という異な
る2つの形式の教材文でできている。インタビュー記事には、小林さんの「ゆめのロ
ボット」に対する思いや願いが述べられている。説明文では、
「マッスルスーツ」と「ア
クティブ歩行器」といった具体的な事例を通して、自らの考えをどのように具現化し
ているのか述べられている。また、事実と意見が明確で、事実と意見がとらえやすく
なっている。ロボットに関する事実と意見とを関係付けて読むことで、読む力へとつ
なげたい。
○ 指導の工夫
・
と
中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考えて読むこ
本単元では、説明文マスターを目指し、事実と意見との関係を考えながら説明文を
読み、友達に伝えるという言語活動を設定した。
単元を通して、すごろくのように構成された単元全体の課題を一つずつクリアする
とシールを貼っていく。全ての課題をやり遂げると、説明文マスターになることがで
きるという活動を仕組むことで、児童の意欲を高めるようにする。
説明文マスターになるための方法として、「なるほど!チャート」を使って説明文
を読む活動を設定する。「なるほど!チャート」は、説明文を事実と意見の2つの観
点で分けた付箋とカードを使って図解しながら読み、それを使って内容を友達に分か
りやすく伝えるためのものである。
色 の 線 で 色 分けする。 次
に、内容を 整 理するために中心となる語や文をとらえて、全文シートと同じ 色 分けし
まず、全文の文章を段落分けし、事実はピンク、意見は水
2
書 き 出 す。そして、「なるほど!チャート」に分類し、
整 理して貼ることで、事実と意見を 視覚 的にとらえることができるようにする。
「なるほど!チャート」の構成としては、 上部 に 筆 者のインタビュー記事からとら
えた願いを 書 いたカードを 配置 し、いつでも確 認 することができるようにする。この
ような 配置 にすることで、インタビュー記事の 筆 者の願いと、説明文にある事実や意
見をつないで考えるための 手立 てとする。「なるほど!チャート」の中心 部 では、事
実の付箋を貼り付け、 線 でつな ぐ 。そして、事実と意見をつないだ理由を 吹 き 出 し 型
の付箋に 書 き、事実と意見との関係を 論 理的に関 連 付けた思考を 促 す。「なるほど!
チャート」の 下部 には、 筆 者の意見を 配置 する。そのような構成にすることで、全体
た付箋とカードに事実と意見を
を意識しながら事実と意見との関係を考えて読むことができるようにする。
三次 では、教材文で 培 った力を 生 かして、自作教材「 フ ントの 車 いす」 [参 考文
献:今西乃 子 (2 00 3) フ ントの 車 いす 屋 さん 佼 成 社 ] 自作教材「マイス
プ ーン」 [参 考文 献: (1) 瀬 名 英 明 (2 0 1 0 ) ロボットとの付き 合 い方、 お
しえます。 河出書房新社 (2) 毛利衛 (2 00 5) 人 を 助 けてはたらくロボ
ット 学研 ] に 書 かれた文章を、自分の力で事実と意見に分け図解して読み、それを
使って友達に内容を伝える活動を行わ せ る。これにより、単元全体の学習に目的意識
をもた せ 、児童が意欲的に 取 り組めるようにする。 最後 は、自分の力でやり遂げられ
たという実 感 をもた せ ることができると 期待 する。
な お 、 毎 時間「 ふ りかえりシート」に 今 日の 授業 で学んだこと(説明文マスターに
なるための ポ イント)を記述さ せ る。その 際 、事実と意見との関係に 着 目した考えを
書 か せ 、価値付けていくことで、単元を通して ね らいを意識した学習を行えるように
第
したい。
・
指示語や接続語が文と文との意味のつながりに果たす役割を理解し、使うこと
事実と意見との関係を考える中で、文章を構成する指示語や接続語の役割に気付か
せ る。そのために、全文シートで学習する 際 、指示語や接続語に 色 付けをして意識さ
せ 、指示語が 表 す言葉や段落と段落とのつながりを考えさ せ るようにする。
8
単元の学習と評価の計
次
学習内容(時
画 (全12時間)
数)
評価
関 読 言
評価規準
説明文マスターへの道に
ロボットに対する自分のイ
一
ロボットのイ
メージを交
流 し 、 教 材 文 を 読 ん で 、「 な
るほど!チャート」の サ ン プ
発 言内容
メージを進んで話したり、サ 「 な る ほ
ンプルの提示に興味をもった ど ! チ ャ ー
について知り、学習の見通し
をもつ。
評価方法
りして、説明文マスターにな
○
るというこれからの学習に、
意欲的に
ルを見る。
る。
「マッスルスーツ」と「ア
3
取り組もうとしてい
ト」
クティブ歩行器」の
る。(1)
映像 を見
筆 発 言内容
[ インタビュー記事 ] を読ん
筆 者の意見(ロボットへ
の 願 い ) を お さ え 、「 な る ほ
ど!チャート」に書く。
[ インタビュー記事 ] から、
「なるほ
(願い)をとらえて、
「なるほ ど ! チ ャ ー
ど!チャート」に 書 いている。 ト」
で、
者のロボットに対する意見
○
ふりかえ
(1)
りシート
書 発 言内容
かれているところをとらえ、 ふ り か え
色 分けをしている。
りシート
[説明文]の事実と意見を
「全文シート」で
(1)
[説明 文]の事 実と 意見 が
おさえる。
○ ○
指示語や接続語が文と文と
の意味のつながりに果たす役
割を理解している。
マッスルスーツについて、
事実と意見を付箋に
マッスルスーツの
書き出
し 、「 な る ほ ど ! チ ャ ー ト 」
に分類して貼る。(1)
内容を
叙 述 か ら 発 言内容
整理するために、中心 「 な る ほ
となる語や文をとらえて、事
○
実と意見を付箋に
書き出し、
分類して貼っている。
ど!チャー
ト」
ふりかえ
りシート
二
マッスルスーツについて、
マッスルスーツについて
事実が意見につながる理由
を 考 え 、「 な る ほ ど ! チ ャ ー
ト」に
書 く。(1)
かれている事実と
書 発 言内容
筆者の意見 「 な る ほ
矢印 で 結 び 付 け 、 ど ! チ ャ ー
そ の 理 由 を 付 箋 に 書 い て い ト」
る。
ふりかえ
との関係を
○
りシート
アクティブ歩行器につい
て、事実と意見を付箋に
アクティブ歩行器の
書き
出 し、「なるほど!チャート」
に分類して貼る。(1)
ら内容を
叙 述 か 発 言内容
整理するために、中 「 な る ほ
心となる語や文をとらえて、
○
事実と意見を付箋に
書き出
し、分類して貼っている。
ど!チャー
ト」
ふりかえ
りシート
アクティブ歩行器につい
アクティブ歩行器について
書かれている事実と筆者の意 「 な る ほ
見との関係を矢印で結び付 ど!チャー
け 、 そ の 理 由 を 付 箋 に 書 い て ト」
いる。
ふりかえ
て、事実が意見につながる理
由 を 考 え 、「 な る ほ ど ! チ ャ
ート」に
【3組
書 く。(1)
発 言内容
○
本時】
りシート
4
アクティブ歩行器につい
二
て
書かれている文章の内容
を 、「 な る ほ ど ! チ ャ ー ト 」
○
(1)
行動観
察
フ ン ト の 車 い す 」 ま た は 発 言内容
「マイスプーン」の事実と意 「 全 文 シ
見 が 書 か れ て い る と こ ろ を と ート」
らえ、 色 分けをしている。
ふりかえ
「
「
る。(1)
て、友達に伝えている。
事 実 と 意 見 と の 関 係 を 考 え りシート
を使って、友達に伝える。
フ ントの 車 いす」または
「マイス プ ーン」の事実と意
見を「全文シート」で お さえ
書かれている文章の内容を、
発 言内容
ふりかえ
アクティブ歩行器について
○ ○
指 示 語 や 接 続 語 が 文 と 文 と りシート
の意味のつながりに果たす役
フ ントの 車 いす」または
「マイス プ ーン」の事実と意
見 を 付 箋 に 書 き 出 し 、「 な る
割を理解している。
フ ン ト の 車 い す 」 ま た は 発 言内容
「マイスプーン」の叙述から 「 な る ほ
「
ほど!チャート」に分類して
三
「
中心となる語や文をとらえ
○
て、事実と意見を付箋に
書き
ど!チャー
ト」
出 し、分類して貼っている。 ふ り か え
貼る。(1)
りシート
フ ントの 車 いす」または
「マイス プ ーン」について、
フントの車いす」または
「マイスプーン」について書
かれている事実と筆者の意見
と の 関 係 を 矢印 で 結 び 付 け 、
その理由を付箋に書いてい
「
事実が意見につながる理由
を 考 え 、「 な る ほ ど ! チ ャ ー
ト」に
「
○
書 く。(1)
【2組
本時】
る。
「なるほ
ど!チャー
ト」
ふりかえ
りシート
フ ン ト の 車 い す 」 ま た は 発 言内容
「マイスプーン」について書 ふ り か え
説明文マスターになるた
フントの車いす」ま
たは「マイス プ ーン」につい
て書かれている文章の内容
発 言内容
「
め に 、「
か れ て い る 文 章 の 内 容 を 、 事 りシート
○
実 と 意 見 と の 関 係 を 考 え て 、 行動観
を 、「 な る ほ ど ! チ ャ ー ト 」
友達に伝えている。
察
を使って友達に伝える。
(1)
9
-1
(1)
本時
案
本時の目
【4年3組】(本時
標
7
/ 12)
事実と「自分の体を自分で動かしたいという
でも
人 の気 持ち にこたえたい、心の 面
人 を 助 けたい」という 筆 者の意見がつながる理由を考えることができる。
5
(2)
見
通
す
1
2
3
学習
展開
指導
上 の 留 意点
学習活動
○ 思考を深めるための手だて ・予想される児童の反応
◆ 支援を要する児童への手だて
今までの学習を想
○
起 する。
マッスルスーツの事実と意見とのつ
ながりを確
認 し、本時の学習の見通しを
せ る。
認 する。 筆者の意見を友達に分かりやすく伝えるために、事実と意見がつながる
理由を考えよう。
本時のめあてを確
もた
事実と意見がつな
がる理由を考える。
<個人 思考 >
・
関係付け
事実と意見がつながる理由を考えて、
付箋に
○
書 いて貼りまし ょ う。
事実と意見がつながる理由を付箋に
書 いて貼ら せ ることで、事実と意見との
つながりを意識さ せ る。
○ つながりを考えるための ヒ ント(たと
え ば 、~だから、気 持ち 、だからどうな
るのか)を 提 示する。
考
え
・ アクティブ歩行器を使って歩けるよう
る
持ち になるから。
や れ ば で き る と い う 気 持ち に な る か
になってうれしい気
・
◆
ら。
事実と意見との関係を見付けられな
前
ャート」を 参 考にしながら考えさ せ る。
◆ 理由が 書 けない児童には、ヒ ントとな
る言葉を付箋に 書 いて 矢印部 分に貼り、
事実が意見につながる理由を考えさせ
い児童には、 時までの「なるほど!チ
る。
広 4
げ
・
深
め
る
評価規準
(評価方法)
事実が意見につな
がる理由を、意見
流 する。
<グ ルー プ交流>
交
考えを伝え合い、自分の考えと比べ
ながら、友達の考えを聞きましょう。
○
自分の考えを グ ルー プ の友達に伝え
ることで、自分の考えを 整 理して明確
にし、自 信 をもた せ るようにする。
・ 「 二 日間の 訓練 で歩けるようになった
6
(事実)」は、アクティブ歩行器を使っ
持ち
広
て歩けるようになってうれしい気
げ
になるから、
「 心の
・
(意見)」につながっていると思う。
深
・
め
る
◆
面 でも 人 を 助 けたい。
三キ ロのマ ラ ソンを 完走 すること
ができた(事実)」は、やれ ば できると
いう気 持ち になるから、
「 心の 面 でも 人
を 助 けることができる(意見)」につな
「
がっていると思う。
自分の考えを友達に伝えることが
難
しい児童に、
「『~(事実)』は、
・・・
(理
筆 者の意見)』につな
がっていると思います。」という 話型 を
提 示する。
○ 友 達 の 多様 な 考 え を 自 分 の 考 え と 比
較 しながら 聞 くことで、自分の考えを 広
げ、 深 めるようにする。
○ 黒板 に 事 実 と 意 見 の カ ー ド を 図 解 し
て貼り、児童の考えの 共 通点、相 違 点が
分かるよう 板書 を 整 理する。
由)から、
『○○(
↓
< 全体 交流>
○
事実と意見とのつながりが同じ理由
交流 し、考える 視 点を 焦 点化する
ことで、考えがより 深 められるようにす
付けを
↓
<個人 思考 >
ふ 5
り
か
え
る
本時の学習を
る。
○
友達の考えと自分の考えを
比較 し な ◎
聞 き、「なるほど」と思ったことを
自分の考えに 書 き 加 えさ せ る。
◆ 考えを書き加えることが難しい児童
に、自分の考えをまとめさ せ る。
がら
振り
返って「ふりかえり
シート」に記述し、
次時の学習について
○
次 時からは、「 フ ントの 車 いす」また
は「マイス プ ーン」について、自分で「な
アクティブ
歩行器に
書か
れている事実
と
筆者の意見
(願い)との
関係を
矢印 で
結び付け、そ
の理由を付箋
書いてい
るほど!チャート」にまとめ、友達に伝
に
える活動を行うことを確
る 。(「 な る ほ
知る。
認 する。
ど ! チ ャ ー
ト」)
7
(3)
本時の
ゴ ール
児童の具体的な
B
姿
「なるほど!チャート」
・ 事実と意見との関係を矢印で結び付け
事実と意見との関係を矢印 で結び付けた上で
で結び付け た上で、
た上で 、 次のような理由付けをし
次のような 理由付けをしている。
理由付けをし ている。
(事実→意見+理由付け)
(事実→ 意見+理由付け)
・
アクティブ歩行器を使って歩けるようになってうれしい気
・
やれ
-2
本時
ば できるという気 持ち になるから。
持ち になるから。
※別紙参照
9
(1)
(2)
案
【4年2組】(本時
11
/ 12)
標
事実と 筆 者の意見がつながる理由を考えることができる。
学習 展開
指導 上 の 留 意点
学習活動
本時の目
○ 思考を深めるための手だて ・予想される児童の反応
◆ 支援を要する児童への手だて
8
評価規準
(評価方法)
1
見
通
す 2
3
今までの学習を想
起 する。
○
マッスルスーツとアクティブ歩行器
の事実と意見とのつながりを確
時の学習の見通しをもた
本時のめあてを確
せ る。
認 し、本
認 する。
筆者の意見を友達に分かりやすく伝えるために、事実と意見がつながる理
由を考えよう。
事実と意見がつな
がる理由を考える。
<個人 思考 >
・
関係付け
事実と意見がつながる理由を考えて、
付箋に
○
書 いて貼りまし ょ う。
前 時までの学習や、「 マッスルスーツ」
「アクティブ歩行器」の「なるほど!チ
拡大掲 示を 参 考にして、事実
と意見がつながる理由を考えさ せ る。
○ つながる理由を考えるためのヒント
となる言葉を 掲 示し、参 考にできるよう
ャート」の
にする。
犬 が歩いている 姿 を見ると、飼 い 主 さ
ん は と て も う れ し い 気 持ち に な る と 思
うから。( フ ントの 車 いす)
・ 自分の力で 食 べることができてうれし
いと思うから。(マイス プ ーン)
・
考 4
え
る
事実が意見につな
がる理由を、意見
流 する。
<グ ルー プ交流>
交
考えを伝え合い、自分の考えと比べ
ながら、友達の考えを聞きましょう。
・ 「 犬 は、歩いたり 走 ったりすることが
大好 きな動 物 (事実)」は、 犬 が歩いて
いる 姿 を見ると、飼 い 主 さんはとてもう
れしい気 持ち になると思うから、「かい
主 さ ん の 気 持ち を 車 い す 作 り を 通 し て
サポ ートする(意見)。」につながってい
ると思う。( フ ントの 車 いす)
9
考
・
え
る
ジョ イスティックは、 手 動 モ ード、
半 自動 モ ード、自動 モ ードから 選ぶ こと
ができる(事実)」は、自分の力で 食 べ
「
ることができてうれしいと思うから、
プ ーンを使って、自分の力で 食
事ができるということは、介助 される 人
「マイス
間にとって、とてもうれしいこと(意
見)。」につながっていると思う。(マイ
◆
ス
プ ーン)
自分の考えを友達に伝えることが
難
しい児童に、
「『~(事実)』は、
・・・
(理
筆 者の意見)』につな
がっていると思います。」という 話型 を
提 示する。
由)から、
『○○(
↓
広
<個人 思考 >
げ
○
深
5
グ ル ー プ交流 で 気
付いたことを「ふり
発表 する。
< 全体 交流>
述し、
次
か
○
次 時は、「なるほど!チャート」を使
って、友達に内容を分かりやすく伝える
ことを確
え
「『
便利 』と
いうこと」に
書 かれている
事実と 筆 者の
比較 して気 意見(願い)
付いたことや自分の考えに 生 かしたい
との関係を 矢
ことを「 ふ りかえりシート」に 書 か せ 、
印 で結び付
発表 さ せ るようにする。
け、その理由
を付箋に 書 い
○友達の考えと自分の考えを
かえりシート」に記
ふ 6
時の学習につい
り
て知る。
比較 し な ◎
聞 き、「なるほど」と思ったことを
自分の考えに 書 き 加 えさ せ る。
がら
・
め
友達の考えと自分の考えを
認 する。
ている。(「な
るほど!チャ
ート」)
る
(3)本時の
ゴ ール
児童の具体的な
B
姿
「なるほど!チャート」
・ 事実と意見との関係を矢印で結び付け
事実と意見との関係を矢印 で結び付けた上で
で結び付け た上で、
た上で 、 次のような理由付けをしている。
次のような 理由付けをしている。
(事実→意見+理由付け)
・
犬 が歩いている 姿 を見ると、飼 い 主 さんはとてもうれしい気 持ち になると思うか
ら。
・
自分の力で
※別紙参照
食 べることができてうれしいと思うから。
10
11
Fly UP