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アールビバン(7523)
アールビバン(7523) 会社概要と基本戦略 June 2001 IR担当責任者:代表取締役社長 野澤克巳 IR担当 :社長室 栗田実 TEL:03-3407-9215 FAX:03-3407-5199 1 会社概要 設立 :1984年11月 96年11月店頭公開 資本金 :1,656百万円(2001年3月末) 役員 :代表取締役社長 野澤克巳(1953年生)、 ほか役員3名、監査役3名 従業員数 :543名(内訳:営業386名、管理157名)(2001年3月末) 発行済株式数:15,463,816株(2001年3月末) ※2000年5月19日株式分割(1→2)実施 主要株主 :野澤克巳27.8%、㈲カツコーポレーション12.5%、梶浦唯乗12.0% (2001年3月末) 事業内容 :絵画(版画・油彩画・水彩画)、美術工芸品、アート雑貨の販売 店舗 :「アートスクエア」19店舗、「手塚ワールドアートスクエア」1店舗 (2001年3月末) 連結対象 :㈱アートファイナンス【アールビバンの顧客への割賦販売斡旋】 ㈱イーピクチャーズ【デジタルアートコンテンツの販売】 ㈱ビバン【アールビバンの作品の卸売り】 2 アールビバンの強み 商品開発力 z作家世界での認知度・信頼 z作家との独占販売契約 z手塚プロとの業務提携 zデジタル分野への進出(イーピクチャーズ) 販売力 zアートアドバイザー約300人 z催事(通常・大型) z常設店舗(20店) プロデュース zメディア・催事・会誌を通じたキャンペーン活動 による無名作家 へのブランド性の付加 zターゲットマーケットにとってのオーソリティーとの タイアップ 『友の会』約3.5 『友の会』約3.5万人 3.5万人 zアフターサービスによる信用力 zリピート率向上(現在35%)、顧客紹介制度 zニーズ吸い上げ(新作家) z会費収入 ①作家発掘から販売までの一貫体制 ⇒ 高い粗利率 他社への参入障壁 ②無名作家へのブランド性付加 ⇒ 高い粗利率 ブーム性の排除 ③SPA型の生産システム ⇒ 在庫リスクの軽減 3 一貫体制による高粗利率の実現 一貫体制 参入障壁 作品の企画・開発、作家への提案 作家世界での高い認知度と信頼 契約に基づいて限定枚数での作成 世界有数の一流工房の囲い込み 作家によるチェックと直筆サイン 仕入 独占仕入れ 額装・保管(埼玉県ネットワークセンター) フレーマーなど有資格者を社内育成 販売(自社クレジットも対応:アートファイナンス) 独占販売・・・強力な販売力 発送・納品(埼玉県ネットワークセンター) 顧客に対する信用力 品質保証と「友の会」 リピート率向上とニーズの吸い上げ 高品質・希少価値 高粗利率80% 4 ブランド性の付加と在庫リスクの軽減 情報収集 ⇒新人作家の発掘 作家と作品毎に版画作成の独占契約 作家世界での高い認知度 と信頼 この時点でのアールビバンからの契約料の支払いはなし こ プロデュース 新作発表とマーケティング 版画作成と販売の同時進行 作家のサインをした枚数分だけ、アールビバンから作家に サイン代を支払う 無名作家にブランド性を 付加し、ブーム性を排除 SPA型生産によって 在庫リスクを軽減 (業界ルールにより契約枚数以上の追加作成は不可能) 5 アールビバンによる流通革命 中間マージン排除と『定価』販売を実現 安心感、信頼のブランド構築 【従来の流通経路】 【アールビバンによる流通革命】 作家 作家 版元 卸 中間 業者 中間 業者 中間 業者 小売 業者 独占契約 卸 卸 中間 業者 中間 業者 ・・・・ ・・・・ 中間 業者 小売 業者 小売 業者 アールビバン ※作家とアールビバン のいずれかが版元とな る 独占販売 小売 業者 小売 業者 消費者 z末端価格は高くてバラバラ z複雑で不透明な流通形態 ・・・ 消費者 z末端価格は統一された『定価』 z中間マージンがないため適正価格 z新作がすぐに入手可能 z品質・流通形態の全てが透明 6 店舗と催事による効率販売 店舗:「アートスクエア」「手塚ワールドアートスクエア」 店舗:「アートスクエア」「手塚ワールドアートスクエア」 z常設店であるため顧客にとって安心感がある。 z催事に比べ会場費がかからず、宣伝広告費及び物流コストが少ないため高収益。 「アートスクエア」 「手塚ワールドアートスクエア」 コンセプト:地域に密着した小型常設 店 コンセプト:手塚アートの普及 出店エリア:地方中堅都市の繁華街 出店エリア:大都市圏の繁華街 出店モデル 面積:40坪、投資金額:30百万円 年商:1億56百万円、営業利益率:35% 投資回収:半年 出店モデル 面積:20-30坪、投資金額:36百万円 年商:1億20百万円、営業利益率:10% ※自社製品の増加に伴い利益率も向上 投資回収:約1年(予定) 店舗数 19店舗(01/3末) 店舗数 1店舗(01/3末) 自社企画催事 自社企画催事 z会場費・広告費などの負担が大きいため損益分岐点は高いが、催事の収益は全てアールビバン の収益となるため分岐点を上回った場合はリターンが大きい。 異業種提携催事 異業種提携催事 z百貨店・スーパー・大手書店・ショッピングセンター・通販会社などとの提携催事。 z会場費・広告費は提携先が負担するため採算割れになるリスクは少ない反面、売上金額の一定料率 を提携先に支払う必要がある。 z提携先の顧客がアールビバンの新規客となるチャンスがあるが、一方で提携先の集客力によって 催事の成否が左右されるリスクがある。 7 連結対象:㈱アートファイナンス 事業内容:アールビバンの顧客への割賦販売斡旋 信販 ット ジ クレ 保 託 証 証 保 版画 発送 ゼロ 金 契 委 顧客 形 集 約 貸倒れリスク 手 AF AV 払 替 金立 代 ※収益構造 営業収益=アールビバンの顧客が支払うクレジット金利分 営業費用=銀行への金利支払い+信販への集金保証料 営業利益=営業収益-営業費用 百万円 2,500 2,000 営業利益 販売管理費 売上原価 1,500 1,213 1,017 1,000 661 500 ⇒連結業績に大きく貢献 18 19 36 491 603 684 00/3期 01/3期 02/3期(予) 0 8 新規事業子会社: ㈱イー ㈱イーピクチャーズ ピクチャーズ 設立 :2000年8月16日 代表者 :代表取締役 中井陽子 資本金 :110,000千円 大株主 :アールビバン㈱ 81.8%、中井陽子 7.3%、スパイラルスター㈱6.4%、 ㈱IMJ 2.7%、野澤克巳 1.8% (2001年 3月末) 設立目的:デジタルアート市場の進出 事業内容: ①デジタルアートコンテンツ及び市場の創出 ②携帯電話の待受画面チャンネルの運営 ③インテリアアートのオンライン販売 ⇒順調な滑り出し 1期目で営業利益段階で黒字化達成 期目で営業利益段階で黒字化達成 9 【デジタル分野への進出】 ㈱イーピクチャーズ事業内容 携帯電話チャネル運営 携帯電話チャネル運営(2000年 2000年9月11日スタート) 11日スタート) z『待受アートパラダイス』 :カラーi-modeの待受画面として絵を配信(月額300円) z加入者数約9万1千人・絵の画面数547画面(2001/3末) ⇒3年後に30万件の加入を見込む スーパースターコレクション スーパースターコレクション(2000年 2000年8月16日スタート) 16日スタート) zコレクターズアイテムの販売:20世紀を代表するスーパースターのサインコレクターグッズ z米国店頭公開企業アメリカビリアドットコム社グループとの日本総代理店契約 zアールビバンの催事、店舗、専用ホームページ、有力サイト(例:TSUTAYA online)で販売 URL・・・ URL・・・http://www. ・・・http://www.superstarcollection http://www.superstarcollection.com superstarcollection.com デジタルアート販売 デジタルアート販売(制作中) zDVD/CD-ROM系コンテンツの制作・販売 zブロードバンド放送系等新しいメディア向け配信コンテンツの制作・販売・配信 10 今後の経営戦略 ①営業体制の抜本改革 組織改革 人材育成 企画力強化 ②新たな市場への進出 デジタル分野への進出 ⇒㈱イーピクチャーズ設立、2000年8月スタート シニア層マーケットへの進出 ⇒2001年スタート予定 ③主力マーケットの深堀 ⇒需要を2分類 4040-60才代 60才代 シニア市場 2020-30才代 30才代 アート裾野市場 【キャラクター・アート市場】 不変性の高い作家 現在の主力マーケット ⇒少数の作家を長期スタンスでプロデュース 流行性の高い作家 ⇒アールジュネス(キャラクター性の強い作家群)、2000年2月スタート 11 業界のリーディングカンパニーとして 《アールビバンの使命》 21世紀に向けて、絵を通じて心の豊かさを提案していく 「私たちは、絵を通じて一人でも多くの人々に夢と希 望をもたらし、豊かな生活文化に貢献します」 IR担当責任者:代表取締役社長 野澤克巳 IR担当 :社長室 栗田実 TEL:03-3407-9215 FAX:03-3407-5199 12