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検討会資料 [PDFファイル/719KB]
岡山県CLT建築開発検討会
次
(平成27年度第1回)
第
平成27年6月11日(木)
13:30~16:30
メルパルク岡山 3階 光琳
1 開
会
2 基調講演
CLTの国内最新動向について
((一社)日本CLT協会
専務理事
河合
誠)
3 プロジェクトの進め方について
4 議
事
(1)座長選出
(2)CLT材活用の研究開発について
(3)今後の進め方について
5 閉
会
岡山県CLT建築開発検討会(平成27年度第1回)
名簿
平成27年6月11日(木)
【委
員】
氏
(50音順)
名
所属・役職等
江 端 恭 臣
岡山県土木部都市局建築営繕課 課長
河 崎 弥 生
岡山県農林水産総合センター森林研究所 副所長
桐 山 博 行
真庭市建設部都市住宅課 主幹
小 林 正 実
岡山理科大学工学部建築学科 准教授
武 田 賢 治
(株)エスポ建築研究所
代表取締役
西
(有)西建築設計事務所
代表取締役
伸 介
孕 石 剛 志
(一社)日本CLT協会開発部 次長
弥 田 俊 男
岡山理科大学工学部建築学科 准教授
山崎真由美
マユミ建築デザイン 代表
山 名 千 代
さくら建築設計事務所 代表
【アドバイザー】
氏
名
河 合
所属・役職等
誠
(一社)日本CLT協会 専務理事
【オブザーバー】
氏
名
小 椋 秀 司
所属・役職等
岡山県農林水産部林政課 総括参事
【岡山県】
氏
名
田井中靖久
事
務
局
所属・役職等
岡山県土木部都市局長
金 光 伸 英
岡山県土木部都市局建築営繕課 総括副参事
若 林 充 善
岡山県土木部都市局建築営繕課 副参事
仲
岡山県土木部都市局建築営繕課 主任
高 志
岡山県CLT建築開発検討会規約
制定 平成27年5月26日
(名称等)
第1条 本会は、岡山県CLT建築開発検討会(以下、「検討会」という。)と
称し、岡山県土木部が設置する。
(目的)
第2条 検討会は、岡山県が実施する「おかやまCLTリーディングプロジェ
クト」において、CLT材の建築技術的な普及方策や研究開発すべき事項に
ついて、産学官連携により検討・整理することを目的とする。
(検討事項)
第3条 検討会は、次に掲げる事項について検討する。
一 在来木造住宅等、多用途へのCLT材活用策の研究開発
二 CLT造建築物の設備や断熱方式等の研究開発
三 CLT併用構造建築物の研究開発
四 CLT造モデル建築物の設計・試作
五 CLT材の建築技術についての情報収集及び普及啓発・情報発信
(組織)
第4条 検討会の組織は、岡山県土木部長が委嘱する委員等で構成する。
2 検討会には座長を置くこととし、委員の互選によりこれを定める。
3 座長は、会務を統括する。
(会議)
第5条 検討会は、座長が必要に応じ招集し、座長が議長になって運営する。
2 検討会は、委員総数の過半数の出席をもって成立するものとする。
3 座長に事故等があるときは、あらかじめ座長が指名する委員がその職を代
理する。
(会議の公開)
第6条 検討会の会議は、原則として非公開とする。
2 座長が認めた者をオブザーバーとして会議に参加させることができる。
3 CLT建築を普及促進する人材育成のため、一般社団法人岡山県建築士会
及び一般社団法人岡山県建築士事務所協会等の推薦に基づき県内の建築技術
者に会議を聴講させることができる。
(委員の任期等)
第7条 委員及びアドバイザーの任期は、委嘱の日から当該年度の3月31日
までとする。ただし、再任を妨げない。
2 委員及びアドバイザーには、事務局が定める規定に基づき、謝金及び旅費
を支払うことができる。
(事務局)
第8条 検討会の事務局は、岡山県土木部都市局建築営繕課に置く。
(雑則)
第9条 この規約に定めるもののほか検討会の運営に必要な事項は、検討会に
おいて別に定める。
附 則
この規約は、平成27年6月1日から施行する。
岡山県CLT建築開発検討会
【委
名簿
員】
(第4条関係)
氏
(50音順)
名
所属・役職等
江 端 恭 臣
岡山県土木部都市局建築営繕課 課長
河 崎 弥 生
岡山県農林水産総合センター森林研究所 副所長
桐 山 博 行
真庭市建設部都市住宅課 主幹
小 林 正 実
岡山理科大学工学部建築学科 准教授
武 田 賢 治
(株)エスポ建築研究所
代表取締役
西
(有)西建築設計事務所
代表取締役
伸 介
孕 石 剛 志
(一社)日本CLT協会開発部 次長
弥 田 俊 男
岡山理科大学工学部建築学科 准教授
山崎真由美
マユミ建築デザイン 代表
山 名 千 代
さくら建築設計事務所 代表
【アドバイザー】(第4条関係)
氏
名
所属・役職等
備
考
腰 原 幹 雄
東京大学生産技術研究所 教授
P運営全般に係
るアドバイザー※
河 合
(一社)日本CLT協会 専務理事
CLT情報に係
るアドバイザー
誠
※P:おかやまCLTリーディングプロジェクト
【オブザーバー】(第6条関係)
氏
名
小 椋 秀 司
所属・役職等
岡山県農林水産部林政課 総括参事
【事務局員】(第8条関係)
氏
名
所属・役職等
金 光 伸 英
岡山県土木部都市局建築営繕課 総括副参事
若 林 充 善
岡山県土木部都市局建築営繕課 副参事
仲
高 志
岡山県土木部都市局建築営繕課 主任
片 山 大 輔
岡山県土木部都市局建築指導課 主任
おかやまCLTリーディングプロジェクトの進め方
岡山県CLT建築開発検討会
【設置準備会】5/18(月) 15:00
・進め方の説明
・意見交換(自由意見)
・意見シート提出を要請
事前に事務局へ意見シート提出(以後の検討会でも必要な場合はこの方式を採用)
【第1回 検討会】6/11(木) 13:30
・意見シートを見ながら意見交換
・プロジェクトで実施すべき内容を整
理
《河合アドバイザー》
業 務 委 託
(HP等発信)
【第2回 検討会】7/8(水) 13:30
・意見交換(第1回の続き)
・今年度事業計画策定
・業務委託する作業内容の整理
(HP等発信)
【第3回 検討会】9/上
・経過報告について意見交換
・検討会自ら実施すべき事項があれば
役割分担、実施
経過報告
受託業務開始 7/中~
・受託事項の具体的な作業を3月末までに
実施
・作業を進めるうえでの課題、収集や分析
が必要な情報、作業を進めるうえで必要
な材料・人材・設計・試作・実験等の整
理
・必要な場合は作業の一部を外注
・検討会委員関係(大学等)に協力を求め
る必要がある場合は協力要請し連携作業
助言
(HP等発信)
【第4回 検討会】11/上
・経過報告について意見交換
・検討会自ら実施すべき事項があれば
役割分担、実施
経過報告
助言
(HP等発信)
【第5回 検討会】1/中
・経過報告について意見交換
・検討会自ら実施すべき事項があれば
役割分担、実施
経過報告
助言
(HP等発信)
【第6回 検討会】3/中
・経過報告について検証、意見交換
・まとめ、次年度の活動について意見
交換
(HP等発信)
経過報告
助言
・まとめ
おかやまCLTリーディングプロジェクト
意見まとめ
●本プロジェクトの具体的な目標設定
・中期目標、長期目標
●日本CLT協会への参画(情報交換・共有、協同・分担)
●情報収集、整理
・CLT建築に関する各種情報を収集して参考資料集を作成し、一般に情報提供。
・日本CLT協会や他県から情報収集・整理・考察(CLT造の設計、施工方法に関
する情報、断熱・設備・内外装等の納まり・標準化情報・在来木造に活用した手法
等に関する情報)
●インターネットの利用など広報活動
・フェイスブックなどのSNS発信
・CLT材のホームページとプロジェクト活動のフェイスブックの開設
・2020東京オリンピックのCLTパネル施設及びCLTプレゼンテーションパネルの
「made in Okayama」への参加表明
●人材育成
・CLT建築設計の人材育成
・構造設計者の育成、構造設計事務所の育成
・告示後の本格利用を見据えた構造材利用の具体的な利用方法の提案
・CLT納まり図集(BIMの活用)
●シンポジウム
・コンペ表彰と合わせて開催
●講演会等
・CLTの構造設計セミナー
・建築士や施工する工務店を対象としたセミナーを開催予定(平成26年度補正予算
CLT等普及促進事業 事業主体:(一社)岡山県建築士会)
●岡山県版CLTのネーミング
・モーモッチパネルなど
●コンペ
対象は、小中学生部門、高等学校専門学校部門、大学生部門、若手建築家部門、子供
部門、大人部門等、いろいろ想定される。
・CLT建築のデザインコンペ(小規模建築物、戸建て住宅、集合住宅)
→デザインコンペ作品集(事例集)にとりまとめ、優秀作は実現に向け構造、加工
、施工方法等を検討
・仮設住宅のデザインコンペ
→平常時はイベント用のブースとして活用、緊急時には国内外に仮設住宅として供
給する、常時使用ストック型の仮設住宅の提案を求める
・CLTの新しい使い方アイデアコンペ
→優秀作は製作、展示、作品集はパネルやパンフレット化
・子供アイデアコンペ(30cm×60cm)の折り紙又は画用紙等で作るアート
→優秀作を製作展示、チェンソーアートグランプリ
・CLTオブジェ、ベンチ、机等家具、遊具等アイディアコンクール
→試作用の材料(スチレンボード)を配布し、模型で応募、優秀作は製作、展示。
●非建築物で製作・展示・PR、活用研究
・CLT材の展示、建築実例の写真、建て方状況、震動台実験の動画等を展示
・県内にシンボル的作品の製作・展示
・観光壁面展示(3×6mパネルを切り抜き、焼付、塗装、レーザー描画等の技術、岡
山駅、岡山空港、SA等)
・酒蔵・チーズ・ワインセラー等の熟成・米野菜保管等の冷蔵庫や温度湿度管理が必
要な箇所での使用
・文化財宝物殿や美術館・博物館の収蔵庫の内壁、天井、床
・トップ一体型シンクのキッチン
・掲示板
・大型プレゼンテーションパネル
・ブース(観光案内、飲食等、イベント用屋台)、スポーツ大会での小規模施設
・オブジェ
・ポンプ庫
・海の家、山の家
・四つ手網小屋
- 1 -
・10㎡以下の増築、東屋、
・テーブル
・アーティスト(造形作家)とのコラボで作品づくり(西川緑道公園に展示)
・家具作家とのコラボで作品づくり(岡山駅前広場やアーケード街に展示)
・外構等の利用(プール又はプールの床材、塀(囲障)、スロープ、玄関やトイレの
前の目隠し)
・土木的利用(ガードレール、案内板、仮設道(敷き鉄板の代用)、仮設橋、落石防
護壁、防音壁、林道架設、海岸のデッキ、歩行者用橋、浮き床、イカダ、浮橋)
→建築以外は県立大学、倉敷芸術科学大学や若手作家たちの研究課題や作品・製品と
して検討
→建築士会中四国ブロック大会(H28)等の大会展示・見学ツアー
●CLT建築材としての開発
・小規模な工場での加工法の開発
・ヒノキCLT(ヒノキ素材生産量3年連続全国一位)
・CLTを現しで使用する場合の効率的な配線・配管等
・耐久性、耐候性、屋外で使用する場合のシロアリ対策、防腐処理・塗装・保護方法
、運搬方法、施工性、熱変形、補修修理方法
・配管配線用の中空層、断熱サンドイッチパネル
・一般のプレカット工場等での加工上の課題
・左官材料(モルタル等)の付着強度の確認、直接塗装の可能性、防水性の確認、遮
音、吸音等音響性能の基礎的事項確認、熱膨張収縮の確認、湿度膨張収縮の確認、
パネル振動の基礎的データ(特に床パネル)
・電気配線配管の壁内設置の可能性、給排水配管の壁内設置の可能性
・構造上必要な接合方法の検討(金物の強度、施工性、デザイン性)
・パネルの取替え可能性、施工容易性、パネル間ジョイントの納まり
・パネルを利用したデザインの可能性、空間構成の可能性、構造上必要最低限のパネ
ル構成(BOX in BOXタイプと壁面構成(ミースのバルセロナパビリオン)タイプ
それぞれの可能性)、空間機能性とパネル形状の検討(板材のはね出し可能寸法、
三角形基本パネル構成等)
・太陽光発電システムとの複合(施工性、発電効率、「晴れの国」)
・CLTへの取り付け方法(釘、ねじ、接着など)の品質
・CLTへの取り付け部の加工方法の可能性(切り抜き、切削、孔あけなど)の確認
・CLTの加工機械の適性(精度、コスト)を確認(レーザーカッター、ウォーター
ジェットなど)
・CLTと2次部材の接合の強度
・構造用合板のように規格、価格、納期の明確化
・仮設材(極厚、大判の合板足場板、覆工板など)
・PCa用木製大型型枠
・階段(直通、螺旋の高付加価値の大型建築部品)
・建具(大型パネルに開口を削孔して製作する精度を追求した高付加価値化)
・穴あきパネル(吸音性能、構造強度)
・木製タイル(厚みは一定、その他は自由)、床材、薄肉シェルタイル造
●在来木造への活用
・耐力壁(壁倍率5を目指した工法の開発(厚みを50mm~60mm、真壁で高い
壁倍率)、個別大臣認定取得を目指した静加力試験、壁倍率算定、壁量検討等の簡
易な設計法)
・垂木等なし屋根下地
・小梁なし床板(性能評価等の床倍率評価取得)
・天井
・落し込み壁、仕上材
・パネルの分割化、軽量化
・日本の伝統的建築の特徴との融合
●耐震補強材
・木造耐震補強のための耐力壁、伝統的建築物の耐震補強材
・RC建築物の耐震補強材
・耐震ベッドや就寝室の部分補強材
・耐震家具、防災押入、防災テーブル、耐震シェルター
●CLTの魅力の中で滞在体験できる宿泊施設
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