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介護予防・生活支援サービスの実施について
資料 2 介護予防・生活支援サービス事業の 実施について(案) ※この内容は現時点のものであり、今後変更になることがあります。 000 1.基本的な考え方(訪問・通所共通) • 現状の利用者がサービスを継続利用できることを基本とする。 • 現行の事業(介護予防事業を含む)をベースに、無理なく移行できるよう にする。また、その他の介護予防事業についても一定の見直しを図る。 • また、新たなサービスの創出にあたっては、一定の時間が必要となること から、引き続き内容の精査、基盤の確認等を行いつつ、第6期事業計画期 間中の重点課題として位置付け、継続検討とする。 • それぞれの具体的な設定においては、現状のサービス提供上の課題を可能 な限り解決する方向で整理する。 • 費用においては、現行の介護報酬を基準としつつ、制度改正の趣旨をふま え一定の費用抑制を図る。 • 人員等基準においては、費用設定を勘案しつつも、事業の運営に支障をき たすことがない設定とする。 • 実施時期について:平成27年4月から実施する。 1 2.訪問事業の体系 ガイドラインに示された類型 新体系による事業 ①要支援相当 身体介護+ 生活援助 予防訪問事業 ②訪問サービスA 生活援助 中心 生活機能向上支援 訪問事業 予防訪問 介護に相当し指定事業者が提供 緩和した 基準により指定事業者が提供 ③訪問サービスB ボランティア等による生活支援 ④訪問サービスC 専門職に よる短期集中型の予防サービス 新体系に適合する 事業構築に向け継続検討 ⑤訪問サービスD ①〜④と 一体的に行う移動支援・生活支援 2 2-2.予防訪問事業等 H27〜H28 H29〜 予防訪問事業 ①要支援相当 予防訪問介護に相当 し指定事業者が提供 7月ケアプラン数 1,217人 ①要支援1 738人 ②要支援2 479人 700人程度 週回数別①週1 682人 ②週2 450人 ②訪問サービスA 緩和した基準により 指定事業者が提供 7月利用者 ①週1 ‣ ②週2 ‣ 83人 71人 12人 生活機能向上支援訪問事業 新規要支援者・事業対象者 新規利用者については生活機能向上支援 事業→予防訪問事業の順にマネジメントを するしくみを構築する。 身体介護を中心 (+生活援助)と するサービス 類型:2区分 ①週1回 ②週2回 *2回を超える 場合は加算 費用:月額制 生活援助を中心とす るサービス 類型:2区分 ①週1回 ②週2回 *2回を超える 場合は加算 費用:月額制 3 3.通所事業の体系 ガイドラインに示された類型 ①要支援相当 新体系による事業 予防通所事業 予防通所介護に相当し指定事業者が提供 ②通所サービスA 緩和した基準により指定事業者が提供 ③通所サービスB ボランティア等による生活支援 新体系に適合する事業構築に 向け基盤整備等継続検討 ④通所サービスC 専門職による短期集中型の予防サービス 4 3-2.予防通所事業 予防通所事業 ①要支援相当 予防通所 介護に相当し指定事業者が提供 7月ケアプラン作 成対象者 1,589人 ①要支援1 847人 ②要支援2 742人 現状では、多くの事業所が要支 援者と要介護者に対して、一体 でサービス提供がされており、 基準の緩和はスタッフ人員の減 少等により運営に支障をきたす 恐れがあるため、当面は①要支 援相当▶「予防通所事業」を中 心に構築する。 (その他の基盤等は継続検討) ②通所サービスA 緩和した 基準により指定事業者が提供 週の利用回数に提供 時間を組み合わせた サービス 類型:2区分 (1)週1回 (2)週2回 それぞれサービス 提供時間により細 分化を検討 費用:月額制 たとえば・・ 区事業に参加しない通所介護事業 所の活用や二次予防事業など 新規要支援者・事業対象者 新規利用者については、①要支援相当=予防通所 事業としつつも②通所サービスAの基盤整備に合わ せて適切なマネジメントをするしくみを構築する。 5 4.予防ケアマネジメント ガイドラインに示されたマネジメント類型と設定の方向性 現行の介護予防支援費を基本に、より適切なサービスにつなぐためメリハリをつけた費用設定を行う。 これにより、マネジメントの重点化・効率化を目指す。 そのため、予防マネジメントの新たな手法や研修体系の見直しを並行して行う。 ケアマネジメントA ケアマネジメントB 原則的な介護予防ケ アマネジメント 簡略化した介護予防 ケアマネジメント 予防ケアプラン 作成 = 予防訪問事業・ 予防通所事業は 給付管理必須 予防訪問(要支援相当・訪問 サービスA)・予防通所事業 (要支援相当) 訪問・通所サービスC 訪問・通所サービスB ケアマネジメントC 初回のみの介護予防 ケアマネジメント 予防ケアプラン 不要 介護予防事業 6 5.利用の流れについて 明らかに要介護1以 上と判断できる場合 や、介護予防訪問看 護等の利用が必要な 場合はチェックリスト を経ずに要介護認定 へ 利 用 者 市 町 村 の 窓 口 に 相 談 要 介 護 認 定 申 請 チ ェ ッ ク リ ス ト 認 定 調 査 医 師 の 意 見 書 要介護1 ~ 要 介 護 認 定 要介護5 居 宅 サ ー ビ ス 計 画 ※予防給付を利用 在宅介護支援セ ンター(地域包括 支援センター)に おいて実施を想定 要支援1 要支援2 非該当 明らかに介護予防・生 活支援サービス事業 の対象外と判断できる 場合は、チェックリスト を経ずに一般介護予 防事業へ (サービス 事業対象者) サービス 事業対象者 ○施設サービス ・特別養護老人ホーム ・介護老人保健施設 ・介護療養型医療施設 ※事業のみ利用 介 護 サ予 ー防 ビ ス 計 画 介 ケ護 ア予 マ防 ネ ジ メ ン ト ○居宅サービス ・訪問介護 ・訪問看護 ・通所介護 ・短期入所 など ○地域密着型サービス ・定期巡回・随時対応型訪問介護看護 ・小規模多機能型居宅介護 ・夜間対応型訪問介護 ・認知症対応型共同生活介護 など ○介護予防サービス ・介護予防訪問看護 ・介護予防通所リハビリ ・介護予防居宅療養管理指導 など ○地域密着型介護予防サービス ・介護予防小規模多機能型居宅介護 ・介護予防認知症対応型通所介護 など ○介護予防・生活支援サービス事業 ・訪問型サービス ・通所型サービス ・生活支援サービス ○一般介護予防事業 (※全ての高齢者が利用可) ・介護予防普及啓発事業 ・地域介護予防活動支援事業 ・地域リハビリテーション活動支援事業など 介 護 給 付 予 防 給 付 総 合 事 業 7