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3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果
3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ 通過交通の抑制 細街路では,通過交通の迂回誘導や放置自転車の臨時駐輪場への誘導等により, ○友人や家族と一緒に,ゆったりと笑顔で歩ける空間 を創出 従来の細街路の状況 社会実験時の細街路の状況 9 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ 通過交通の抑制 「通過交通の抑制」により,自動車交通が減った細街路において,二人連れが ゆったりと,横に並んで歩ける状況が多くみられた <東洞院通> 縦並び 7.1% <東洞院通> 縦並び 36.6% 横並び 63.4% <柳馬場通> 横並び 92.9% <寺町通> <柳馬場通> 縦並び 7.9% 縦並び 38.0% 横並び 62.0% 縦並び 42.1% 従来の細街路の歩行形態 縦並び 8.0% <寺町通> 横並び 57.9% 横並び 92.1% 横並び 92.0% 社会実験時の細街路の歩行形態 10 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ 通過交通の抑制 「通過交通の抑制」により,自動車交通が減った細街路を,いつもより多くの 歩行者に歩いていただけた 社会実験時の御池通から細街路への 進入交通量 御幸町通~東洞院通における 社会実験時(規制実施時間帯)の断面歩行者数 <休日> <休日> 40,000 9,000 8,144 8,000 約46%減 7,000 36,985 約19%増 31,117 ( ( 6,000 5,000 人 / 8 時 10,000 間 4,428 ) 断 面 自 動 車 交 通 量 休 日 断 面 30,000 歩 行 者 数 20,000 4,000 台 / 3,000 7 時 2,000 間 1,000 0 休日平常時 休日実験時間帯 ) 0 平成18年度 平成19年度 (社会実験) ( 注)休日(12時台~18時台)における御池通南側断面での 御幸町通~東洞院通間の集計値 休 日 断 面 歩 行 者 数 ) 人 / 8 時 間 12,000 10,400 10,335 休日平常時 10,000 休日実験時間帯 8,363 8,000 6,000 5,514 5,526 3,740 3,331 3,399 3,442 3,637 3,016 2,787 2,364 2,248 4,000 2,000 御幸町通 麩屋町通 富小路通 柳馬場通 堺町通 高倉通 東洞院通 0 注)12時台~19時台における各細街路と四条通との北側交差断面での集計値 11 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ 通過交通の抑制 こうした「細街路における歩きやすさ」は,特に住民が高く評価 「細街路を通る自動車が少なく, 安全に歩きやすなった」と感じた意見 歩行環境の改善に向けて,今後必要と考えられる対策 0% 20% 40% 来街者 0% 来街者 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 30.7% 37.8% 住民(全体) 43.8% 住民(規制対象内) 36.6% 住民(規制対象外) 事業所(全体) 事業所(規制対象外) 100% 79.9% 住民(規制対象内) 73.6% 住民(規制対象外) 81.9% 事業所(全体) 76.2% 事業所(規制対象内) 76.9% 事業所(規制対象外) 76.1% 26.8% 細街路における歩きやすさの向上 28.2% 0% 事業所(規制対象外) 80% 37.4% 住民(全体) 歩 細 き 街 や 路 す に さ お の け 向 る 上 60% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 26.8% 来街者 25.3% 来街者 住民(全体) 61.2% 住民(規制対象内) 59.6% 住民(規制対象外) 61.9% 事業所(全体) 49.7% 事業所(規制対象内) 49.7% 事業所(規制対象外) 50.4% 地区に用のない通過するだけの自動車交通の排除 自 動 工 車 夫 が さ ゆ れ た く 道 り 路 走 整 る 備 よ う っ 地 区 に 自用 動の 車な 交い 通通 の過 排す 除る だ け の 住民(全体) 住民(規制対象内) 住民(規制対象外) 15.3% 64.3% 57.8% 66.2% 事業所(全体) 63.2% 事業所(規制対象内) 62.3% 事業所(規制対象外) 64.3% 自動車がゆっくり走るよう工夫された道路整備 12 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ 通過交通の抑制 規制対象内と事業所への影響が大きかった 社会実験実施期間中の自動車利用の変化 臨時交通規制に伴う荷物の搬出入への影響 <規制対象内の住民> 意識的に自 動車の利用 を控えた 22.5% 普段との違 いはなかっ た 48.2% いつもは自 動車を使う ところを公 共交通(鉄 道・バス) に変えた 4.1% いつもは自 動車を使う ところをタ クシーに変 えた 6.4% いつもは自 動車を使う ところを自 転車に変え 実験時間帯 た を避けて自 2.8% 動車を利用 した 16.1% <規制対象内の事業所> 影響が大 きくて 困った 34.8% 若干の影 響はあっ たが,問 題はな かった 38.4% <規制対象外の住民> 意識的に自 動車の利用 を控えた 16.5% 普段との違 いはなかっ た 61.1% いつもは自 動車を使う ところを公 共交通(鉄 道・バス) に変えた 4.5% いつもは自 動車を使う ところをタ クシーに変 えた 1.5% いつもは自 動車を使う ところを自 転車に変え た 5.3% 実験時間帯 を避けて自 動車を利用 した 11.1% 特に影響 はなかっ た 26.7% <規制対象外の事業所> 影響が大 きくて 困った 20.0% 若干の影 響はあっ たが,問 題はな かった 32.2% 特に影響 はなかっ た 47.8% 13 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ ゆとりある歩道の実現 四条通では,歩道を現状の約2倍に拡げ,路線バスとタクシーのみ通行可とする トランジットモールを実施 ○子供と手を繋いで一緒に歩ける空間 を創出 従来の四条通の状況 社会実験時の四条通の状況 14 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ ゆとりある歩道の実現 四条通における「歩道拡幅+トランジットモール化」により,二人連れがゆった りと,横に並んで歩ける状況が多く見られた <四条通北側> <四条通北側> 縦並び 5.9% 縦並び 23.5% 横並び 76.5% 横並び 94.1% <四条通南側> <四条通南側> 縦並び 3.3% 縦並び 26.1% 横並び 73.9% 従来の四条通の歩行形態 横並び 96.7% 社会実験時の四条通の歩行形態 15 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ ゆとりある歩道の実現 四条通における「歩道拡幅+トランジットモール化」により,車道ではバスとタ クシーのみがスムーズに走行し,歩道では広くゆったりとした空間を多くの歩行 者に歩いていただけた 四条通における自動車断面交通量 四条通における社会実験時(規制実施時間帯)の 東西方向断面歩行者数 2,000 <休日> 平成18年度 平成19年度(社会実験) 断 面 1,500 自 動 車 交 通 1,000 量 <休日> ( 50,000 40,000 約25%増 台 / 時 44,549 ) 500 約45%減 35,696 2 0時 台 1 9時 台 1 8時 台 1 7時 台 1 6時 台 1 5時 台 1 4時 台 1 3時 台 1 2時 台 1 1時 台 1 0時 台 9時 台 30,000 8時 台 - 7時 台 ( 四 条 通 東 西 方 向 歩 行 者 数 注)四条河原町交差点 西側断面での集計値 20,000 ) 人 10,000 / 8 時 0 間 四条通及び東西方向道路における実験実施時間帯の 自動車交通量及び路線分担率の変化 平成18年度 平成19年度 (社会実験) 注)12時台~19時台における四条通東西方向合計の集計値 0 <休日> 凡 例 10,000 御池通 平成18年度 16,823 (30.3%) 平成19年度 (社会実験) 17,093 (34.3%) 20,000 30,000 四条通 10,372 (18.7%) 40,000 高辻通 3,636 (6.5%) 5,708 3,641 (11.4%) (7.3%) 24.741 (44.5%) 23,462 (47.0%) 50,000 五条通 60,000 東西道路計 55,572 (100%) 49,904 (100%) 注)12時台~19時台における各道路と四条通との西側交差断面での集計値 16 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ ゆとりある歩道の実現 こうした「四条通における歩きやすさ」は,特に来街者が高く評価 「四条通の歩道が広くて,ゆったりと歩けた」と 感じた意見 0% 歩行環境の改善に向けて, 今後必要と考えられる対策 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 来街者 64.5% 来街者 住民(全体) 43.1% 住民(全体) 住民(規制対象内) 42.4% 住民(規制対象内) 43.7% 住民(規制対象外) 事業所(全体) 事業所(規制対象外) 事業所(規制対象外) 35.5% 33.5% 37.0% 65.2% 62.6% 53.3% 64.7% 住民(規制対象外) 事業所(全体) 事業所(規制対象内) 事業所(規制対象外) 50.1% 42.6% 53.5% 大通りにおける広い歩道整備 17 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ ゆとりある歩道の実現 ただし,周辺の御池通や烏丸通等で,迂回交通による新たな渋滞も発生 200 600 100 500 400 平成19年度(社会実験) 2 1時 台 2 0時 台 1 9時 台 1 8時 台 1 7時 台 1 6時 台 1 5時 台 1 4時 台 1 3時 台 1 2時 台 1 1時 台 1 0時 台 9時 台 8時 台 7時 台 2 1時 台 2 0時 台 1 9時 台 1 8時 台 1 7時 台 1 6時 台 1 5時 台 1 4時 台 1 3時 台 1 2時 台 1 1時 台 1 0時 台 2 1時 台 2 0時 台 1 9時 台 1 8時 台 1 7時 台 1 6時 台 1 5時 台 1 4時 台 1 3時 台 1 2時 台 1 1時 台 1 0時 台 9時 台 8時 台 7時 台 0 9時 台 平成19年度(社会実験) 0 8時 台 平成18年度 350 100 7時 台 400 平成18年度 700 平成19年度(社会実験) 800 300 200 0 900 平成18年度 400 300 450 300 250 200 150 100 50 18 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 東洞院通(蛸薬師通~錦小路通)の北行 き一方通行化への切替えにより,三方向 から東洞院蛸薬師交差点に車が集中し, 規制初日の12日(金)には大きな渋滞が 発生した。 しかしながら,13日(土),14日(日)に は誘導看板の増設,実験スタッフやガー ドマンによる迂回誘導などが功を奏し, 大きな渋滞の発生は見られなかった。 19 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ③歩行者と自転車の共存に向けて 都心撤去班による 放置自転車の撤去強化 10/5(金)~10/14(日)の10日間 計11箇所,約2,100台分の 臨時の無料駐輪場を設置 10/9(火)~10/14(日)の6日間 20 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ 歩行者と自転車の共存 駐輪ルールの遵守(啓発活動,集中的な撤去強化)と受け皿の確保 (臨時駐輪場の設置)をあわせて実施したことにより, ○道路上に何の障害物もない,広々と安全に歩ける空間を創出 啓発活動 の実施 放置自転車 の撤去 臨時駐輪場 の設置 撤去前 撤去後 臨時駐輪場は,6日間で7,395台の利用 (=1日平均1,000台以上) 21 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ 歩行者と自転車の共存 放置自転車の多いエリアの近くに開設した臨時駐輪場の利用が特に 多かった 臨時駐輪場別に見た平均での一日利用台数比較 臨時駐輪場の日別利用台数 2,500 2,000 ( 利 用 台 1,500 数 2,053 1,167 台 / 1,000 日 829 729 ) 500 2,166 6日間合計:7,395台 1日平均 :1,233台 451 0 10/9(火) 10/10(水) 10/11(木) 10/12(金) 10/13(土) 10/14(日) 「放置自転車が少なく,まちが美しかった」と感じた意見 0% 来街者 住民 事業所 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 23.4% 40.6% 37.9% 22 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ 歩行者と自転車の共存 利用者の意向に応じた,適切な設置場所・料金体系の工夫により,放置 自転車を収容し得る可能性があることを確認できた 今後の利用意向(有料駐輪場として) 0% 歩行者と自転車の共存に向けて, 今後必要と考えられる対策 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ①市役所前東側通路 63.8% 36.2% ②京都市総合教育センター 63.1% 36.9% ③新風館 80.0% 56.6% ⑤中央パーキング 43.4% 71.1% 54.3% ⑥NAKAGYO24 ⑦ジーエスパーク四条東洞院 63.3% 47.7% ⑧阪急河原町駐車場 ⑨四条寺町ガレージ 57.2% 使う 45.7% ス の 確 保 0% 20% 40% 来街者 60% 80% 100% 58.9% 住民 93.8% 事業所 94.6% 52.3% 39.3% 使わない 0% 自 転 車 走 行 空 間 の 確 保 0% 来街者 20% 40% 60% 80% 32.8% 100% 20% 40% 来街者 60% 80% 100% 40.8% 住民 83.5% 事業所 84.0% 自転車駐輪スペースの確保 36.7% 42.8% 放 置 自 転 車 の 撤 去 強 化 放置自転車の撤去強化 自 転 車 走 行 マ ナ 0% 来街者 20% 40% 60% 80% 100% 25.2% ー 60.7% ⑩アルファパーク富小路錦 28.9% ー ④アルファパーク三条東洞院 20.0% 自 転 車 駐 輪 ス ペ 住民 事業所 81.3% 75.8% 自転車走行空間の確保 の 啓 発 ・ 教 育 住民 事業所 87.8% 89.6% 自転車走行マナーの啓発・教育 23 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ 歩行者と自転車の共存 四条通の地下通路における駐輪場についても,利用意向があることが確 認できた 四条通の地下通路に有料の駐輪場を 作ることへの意向 <臨時駐輪場利用者> <地下通路通行者> 良く思わ ない 10.4% 良く思わ ない 8.1% 四条通の地下通路に 有料の駐輪場が作られた場合の利用意向 <臨時駐輪場利用者> 使わない 34.3% 良いと思 う 89.6% 良いと思 う 91.9% <地下通路通行者> 使わない 42.4% 使う 65.7% 使う 57.6% 注)地下通路通行者には市域外からや鉄道等での来街者も含む 24 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ④より便利なバスサービスの実現に向けて 四条通でのバス停集約,バスベイ設置 10/12(金)17時~10/14(日)20時 100円循環バスの増便,運行時間延長 10/13(土),14(日)の2日間 100円循環バスへの小型バス「ポンチョ号」の導入 10/6(土)~8(祝),13(土),14(日)の5日間 25 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ より便利なバスサービスの実現に向けて トランジットモールを実施した四条通(烏丸~河原町間)では,100円循環バ スをはじめとした路線バスは,スムーズに運行することができたが,周辺道路で は,渋滞により最大15分程度の遅れが発生 100円循環バスについては,通常の運行(平成18年度)では1便当たり約17人 の利用であったが,増便時間帯では1便当たり約22人の利用に増加し,運行時 間延長では1便当たり約9人の利用にとどまった 26 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ より便利なバスサービスの実現に向けて 100円循環バスの利用の有無とその理由 <来街者> 100円循環バスの認知度 <来街者> 利用しな い。 または利用 したくない 63.7% 知らなかっ た 22.0% 利用した。 または利用 したい 36.3% 知っていた 78.0% 0% 10% 20% 30% 都心部が100円循環バスに乗らなくても 十分移動できる広さだから 30.4% 100円循環バスが運行していることを 知らなかったから 運行本数が少ないから その他 50% 42.0% 100円循環バスに乗っても 行きたいところに行けないから 乗りたい時間に運行していないから 40% 9.8% 4.9% 3.9% 16.3% 27 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ より便利なバスサービスの実現に向けて 公共交通の魅力向上に向けて,今後必要と考えられる対策としては,バス停の集 約と1枚の切符で都心の電車やバスを自由に乗れる運賃サービスの導入を挙げる 意見が多い 公共交通の利便性向上に向けて,今後必要と考えられる対策 0% 20% 来街者 40% 60% 80% 100% 0% 27.1% 住民 76.9% 事業所 77.8% 来街者 0% 来街者 事業所 40% 60% 80% 60% 80% 100% 住民 45.1% 39.0% 事業所 買い物割引等による 運賃サービスの向上 100% 33.0% 64.1% 66.1% バス増便・運行時間の 夜間延長による利便性の向上 自1 由枚 にの 乗切 れ符 るで 運都 賃心 サの 電 ビ車 スや のバ 導ス 入を ー 住民 20% 40% 11.7% バス乗り場の集約による わかりやすさの向上 夜 間 バ 延 ス 長 増 に 便 よ ・ る 運 利 行 便 時 性 間 の の 向 上 20% 0% 来街者 20% 40% 60% 1 0 都 0 心 円 の 循 短 環 距 バ 離 ス 移 サ 動 に ビ 便 ス 利 の な 充 実 ー 運買 賃い サ物 割 ビ引 ス等 のに 向よ 上る ー バ 分ス かの りり やば すの さ集 の約 向に 上よ る 80% 0% 来街者 住民 事業所 20% 40% 60% 80% 100% 21.8% 67.7% 63.9% 都心の短距離移動に便利な 100円循環バスサービスの充実 100% 36.7% 住民 72.8% 事業所 72.8% 1枚の切符で都心の電車やバスに 自由に乗れる運賃サービスの導入 注)来街者は,歴史的都心地区への来訪時に路線バスを利用した人のみを抽出した集計値 28 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ⑤共同荷さばき場の設置 臨時の共同荷さばき場の設置 (元 生祥小学校グランド) 10/9(火)~10/14(日)の6日間 6日間でのべ43台が利用 四条通でのトランジットモール化等を開始した10/12(金)以降, 利用が増加し10/13(土)には20台以上が利用 29 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ 共同荷さばき場の設置 荷さばき交通は,まちの経済活動を支える必要不可欠な要素であるため,実態・ 意向に応じた,適切な荷さばきスペースの確保や時間帯などルールの工夫が必要 荷さばきに関するルールづくりに向けて, 今後必要と考えられる対策 共同荷さばき場の日別利用台数 共 同 都 荷 心 さ 地 ば 区 き 内 場 へ の の 設 置 25 6日間合計:43台 都心地区内への 共同荷さばき場の設置 21 20 利 用 台 15 数 20% 40% 60% 80% 100% 80% 100% 56.9% 住民 62.4% 事業所 ( 13 ) 台 / 10 日 7 5 0 10/9(火) 1 1 10/10(水) 10/11(木) 荷大 さ通 ばり きへ 駐の 車時 ス間 ペ帯 を ス定 設め 置た 大通りへの時間帯を定めた 荷さばき駐車スペース設置 10/12(金) 10/13(土) 10/14(日) 0% 20% 40% 60% 65.6% 住民 ー 0 0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% ー コ イ 貨 ン 物 パ 車 が キ 駐 ン 車 グ で 等 き の る 整 備 68.0% 事業所 貨物車が駐車できる コインパーキング等の整備 住民 57.9% 事業所 56.8% 30 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 歩行者と公共交通を中心とした交通面の施策展開だけでなく, 歴史ある京都都心の品格,雰囲気づくりに配慮した演出もあわせて実施 ○今までの四条通にはなかった“憩いと交流”の空間 ○将来的な歩道拡幅イメージが体感できる環境 を創出 31 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 交通面の施策展開とまちの演出をあわせて実施した社会実験は, 各メディアで大きく報道 10/13 京都新聞 10/13 毎日新聞 10/14 毎日新聞 10/15 NHK総合「京いちにち」 10/15 関西テレビ 「アンカー」 10/14 産経新聞 10/15 朝日放送「ニュースゆう」 10/14 京都新聞 10/14 読売新聞 10/15 よみうりテレビ 「ニューススクランブル」 10/13 朝日新聞 32 3 「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の結果 ◆ 徒歩と公共交通を中心とした「歩いて楽しいまちづくり」の推進 徒歩と公共交通を中心とした「歩いて楽しいまちづくり」については,来街者は 約9割が賛同する一方で,住民は約6割,事業所は約5割となっている <来街者> そう思わ ない 3.5% どちらで もない 8.7% <住民> <事業所> (全体) (全体) そう思わ ない 18.5% どちらで もない 20.5% そう思う 87.8% (規制対象内) そう思う 51.5% そう思う 61.0% どちらで もない 23.7% (規制対象外) そう思わ ない 15.9% そう思わ ない 28.1% そう思う 51.0% どちらで もない 20.9% そう思わ ない 24.8% どちらで もない 20.4% (規制対象内) そう思わ ない 28.7% そう思う 63.7% どちらで もない 26.3% (規制対象外) そう思わ ない 22.3% そう思う 44.9% どちらで もない 22.7% そう思う 55.0% 33