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平成26年度重点研究チーム年次報告書
様式 平成27年 4月 24日 平成26年度重点研究チーム年次報告書 1.研究チーム概要 研 究 チ ー ム の 名 称 数学の幾何的様相(Geometric Aspects of Mathematics) 研究代表者 理学研究科・数学専攻・ウェイン 部局・専攻・氏名 当 指導学生数 博士 E 4人,修士 9人,その他(学部生) 該 外 部 資 金 科学研究費補助金 29000千円,受託研究経費 年 獲 得 実 績 奨学寄附金 0千円 A E A E 度 特許出願件数 0件 2.構成員 氏 ウェイン・ラスマン 吉岡 康太 野海 正俊 齋藤 政彦 部局・専攻 名 理学研究科・数学専攻 > 理学研究科・数学専攻 > 理学研究科・数学専攻 > 理学研究科・数学専攻 > Jorge Brendle システム情報学研究科・情報科学専攻 石井 克幸 海事科学研究科・海事科学専攻 佐治 健太郎 理学研究科・数学専攻 三井 健太郎 理学研究科・数学専攻 薄葉 季路 自然科学系先端融合研究環・重点研究部 宮田 任寿 人間発達環境学研究科・人間環境学専攻 ラスマン 8人 0千円, Motohico Mulase Univ. California – Udo Vienna Institute of Technology、Austria Hertrich-Jeromin Davis, USA 3.研究成果の概要等について 本 重 点 研 究 チ ー ム の 研 究 は 、幾 何 学 的 ア プ ロ ー チ に よ る 数 学 の 諸 問 題 の 解 決 を 目 指 す こ と で あ り 、微 分 幾 何 学 、代 数 幾 何 学 、位 相 空 間 論 、可 積 分 系 、特 異 点 論 と い っ た 様 々 な 分 野 か ら の 研 究 を 行 っ て き た 。本 重 点 研 究 チ ー ム の 構 成 員 各 々 の 研 究 成 果 は 、以 下 の 通りである。 ラ ス マ ン の 研 究 概 要 : Omega曲面、線形Weingarten曲面の研究、離散化の構成、研究の総括 1) 離 散 線 形 Weingarten曲 面 の 分 類 問 題 の 研 究 を 行 っ た 。 2) なめらかな曲線に対するダルブー変換を離散化することによって、半離散双等温 曲 面 を 研 究 し た 。こ の 半 離 散 双 等 温 曲 面 の 新 し い 研 究 手 法 を 応 用 す る こ と で 、一 般 の空間形内の半離散双等温曲面の研究が行えることが期待される。 3) 3次 元 ロ ー レ ン ツ 空 間 内 の 平 均 曲 率 0一 定 曲 面 の 研 究 を 行 い 、 新 し い 曲 面 の 例 の 構 成も行った。 4) 特 異 点 を も つ 2次 元 多 様 体 上 の 閉 磁 気 測 地 線 の 研 究 を 行 っ た 。 5) 離 散 Omega曲 面 の 特 異 点 の 研 究 を 行 い 、 Omega曲 面 に 含 ま れ る 特 別 な 曲 面 の ク ラ ス の研究も行った。 吉 岡 の 研 究 概 要 : 複体によるベクトル束の研究 エンリケス曲面上の安定ベクトル束が存在するための条件を求めた。また古典的なtwisted stabilityをBridgeland安定性で理解した。 野海の研究概要:可積分系と特殊函数の研究 楕円超幾何函数に関して、 多重級数及び多重積分の和公式・変換公式の研究を行い、BC 型 楕円超幾何級数の新しい双対変換公式を得た。また、古典型 Macdonald 多項式及び Koornwinder 多項式の明示公式に関する研究を行った。 齋 藤 の 研 究 概 要 : 可積分系の代数幾何学的研究 今 年 度 は 、 引 き 続 き 、 代 数 曲 線 上 の 確 定 及 び 不 確 定 特 異 点 を 持 つ 接 続 お よ び Higgs束 の モ ジ ュ ラ イ 空 間 の 構 造 を 調 べ た 。特 に 、S. Szabo氏 と の 共 同 研 究 で 見 か け の 特 異 点 と そ の 双 対 座 標 の 理 論 を 整 備 し 、一 般 階 数 の 場 合 に モ ジ ュ ラ イ 空 間 の 良 い 標 準 座 標 を 構 成 す る 事 に 成 功 し た 。さ ら に こ の 理 論 を 、い く つ か の 特 殊 ケ ー ス の 場 合 に 適 用 し 、モ ジ ュ ラ イ 空 間 の 具 体 的 な 表 示 を 得 た 。 こ の 理 論 に 於 い て は 、 Higgs束 と そ れ に 伴 う ス ペ ク ト ル 曲 線 と そ の 上 の 有 効 因 子 の 理 論 が 係 る が そ の 構 造 も 明 ら か に し た 。( 論 文 準 備 中 )ま た 、 接 続 や Higgs束 の モ ジ ュ ラ イ 空 間 か ら 、 そ の 見 か け の 特 異 点 を 対 応 さ せ る 写 像 が ラ グ ラ ン ジ ュ ア ン 束 を 導 く が 、そ れ と 接 続 の モ ジ ュ ラ イ 空 間 か ら 、放 物 束 を 対 応 さ せ る こ と に よ っ て 得 ら れ る ラ グ ラ ン ジ ュ ア ン 束 が 一 般 に は 異 な り 、 Garnier系 の 場 合 は 、 横 断 的であり互いに双対的であることを示した。(論文参照) Brendleの 研 究 概 要 : 集合論的位相空間論 主 に 、強 制 法 の 理 論 な ど の 洗 練 さ れ た 技 法 を 用 い て 実 数 全 体 の 組 み 合 わ せ 論 的 構 造 を 集 合 論 の 観 点 か ら 調 べ た 。 Luz Garciea と の 共 著 論 文 に お い て は 、 ラ ム ズ ィ ー 理 論 に お け る Hindman や Taylor の 定 理 の 強 制 法 の 理 論 の 観 点 に つ い て 研 究 を 行 っ た 。 ま た 、 Barnabas Farkas と の 共 著 論 文 に お い て は 、 自 然 数 全 体 の 集 合 上 の フ ィ ラ タ ー に お け る tower を 調 べ 、 組 み 合 わ せ 論 的 原 理 ダ イ ヤ モ ン ド の も と で 、 tower を 含 ま な い 極 大 フ ィ ル タ ー が 存 在 す る こ と や 、 組 み 合 わ せ 論 的 原 理 near coherence of filters の も と で 、 全 て の 極 大 フ ィ ル タ ー が tower を 含 む こ と を 示 し た 。 さ ら に 、 進 行 中 の 研 究 で は 、 Marczewski イ デ ア ル に 対 す る ボ レ ル 予 想 を 調 べ て お り 、 連 続 体 仮 説 か ら 導 か れ る こ と を 証 明 し て い る 。 そ の 上 、 Andrew Brooke-Taylor と の 共 同 研 究 で は 、 Cichoen の 図 式 に お け る 実 数 の 基 数 不 変 量 の 大 小 関 係 に つ い て の 多 く の 結 果 や 、い く つ か の 無 矛 盾 性 の 証明を、到達不可能基数に対する一般化されたカントル空間やベール空間へ拡大した。 石井の研究概要: 曲面の平均曲率流、自由境界問題 外 力 や 輸 送 項 を 持 つ 平 均 曲 率 流 (以 下 、 単 に 曲 率 流 と い う ) に 対 し て 閾 値 型 の 時 間 離散近似問題を導入し、その収束について研究した。関連した研究はいくつかあるが、 本研究では以下の結果を得た。 1) 等高面の方法と粘性解理論を用いて、我々の近似問題の解が曲率流の広義解に Hausdorff 距 離 の 意 味 で 収 束 す る こ と を 証 明 し た 。 2) 近 似 問 題 に 現 れ る 偏 微 分 方 程 式 の 解 に 対 す る 評 価 を 用 い て 、滑 ら か な 曲 率 流 の 場 合 に 、 Hausdorff 距 離 の 意 味 で の 収 束 の 速 さ を 時 間 刻 み 幅 に つ い て 1 次 の オ ー ダ ー という形で求めた。 3) (2) で 求 め た 収 束 の 速 さ に 関 し て 、 時 間 刻 み 幅 の オ ー ダ ー に 関 し て 最 良 で あ る こ とを 2 次元円周に対する曲率流を考えることで示した。 佐治の研究概要: 特異点を許容する場合の曲面論 特異点の判定法とその応用、特異点の微分幾何的研究を行った。モラン特異点の定義域と像域 が異なる場合の判定法を与え、 有限ジェット空間におけるモラン写像のイソトピー類の数を決 定した。また、レフシェッツ特異点の1次分岐図式と呼べるものを求めた。他に波面の特異点の オイラー数に関する整数係数の関係式・カスプ辺の近くにおける幾何的模様・波面に関するケン デリンクの定理・ミンコフスキ空間内の線織面の研究を行った。 三 井 の 研 究 概 要 : 多様体の分類問題 正 標 数 代 数 的 閉 体 上 の 曲 面 の 有 限 群 に よ る 商 特 異 点 を 研 究 し た 。群 の 位 数 が 標 数 で 割 り 切 れ る 場 合 、具 体 的 な 特 異 点 の 定 義 方 程 式 や 特 異 点 解 消 の 様 子 は ほ と ん ど 知 ら れ て い な か っ た 。 今 回 の 研 究 で は 、 群 の 位 数 が 標 数 で 丁 度 1 回 割 り 切 れ て 群 作 用 が 2軸 に 分 裂 する場合に、定義方程式を決定することなく特異点解消の様子を調べる方法を確立し た。これにより、標数0の場合と全く異なる現象を捉えることができた。応用として、 特異点に付随する各種不変量を計算し、今後の研究のために新しい例を構成した。 薄葉の研究概要: 集合論的位相空間論 2014年 度 は 、 主 に 集 合 論 的 位 相 空 間 論 、 お よ び 巨 大 基 数 公 理 に 関 し て 研 究 を 行 っ た 。 リ ン デ レ フ 空 間 に お け る 位 相 的 ゲ ー ム に 関 し て 、必 勝 戦 略 を 持 た な い 濃 度 が 大 き な 空 間 と 巨 大 基 数 が 密 接 に 関 係 す る こ と を 証 明 し 、 論 文 が Houston Journal of Mathematics に 掲 載 さ れ た 。あ わ せ て 、pseudo characterが 小 さ い が 濃 度 が 大 き な リ ン デ レ フ 空 間 の 存 在 が 反 巨 大 基 数 的 性 質 か ら 導 か れ る こ と を 示 し 、結 果 を ま と め た 論 文 を 投 稿 し た 。可 算 鎖 条 件 を 持 つ コ ン パ ク ト 空 間 の 濃 度 が 空 間 の weightか ら 計 算 か ら こ と を 示 し 、論 文 が Topology and its applicationに 掲 載 さ れ た 。 ま た 、 公 理 的 集 合 論 に 関 し て は 、 準 定 常 集 合 の 反 映 原 理 が 定 常 集 合 の 反 映 原 理 や FRP原 理 を 導 か な い こ と を し め し 、 論 文 が Journal of Mathematical Society of Japanに 採 用 さ れ る こ と が 決 定 し て い る 。 宮 田 の 研 究 概 要 : 幾何学的トポロジー 1) 距 離 空 間 へ の 正 規 列 に よ る 位 相 的 ア プ ロ ー チ に 関 す る 研 究 :Alexandroff-Urysohn 距 離 化 定 理 を 応 用 し 、距 離 空 間 上 の 3タ イ プ の 正 規 列 ("all-scale", "small-scale", "large-scale") を 定 義 し て 、 次 の 距 離 空 間 上 の 性 質 は 各 正 規 列 で 表 現 で き る こ と を 示 し 、 異 な る "scale" の 次 元 間 の 関 係 に つ い て 明 ら か に し た 。 "All-scale" 概 念 と し て : 距 離 化 問 題 , Lipschitz カ テ ゴ リ ,Assouad-Nagata 次 元 . "Small-scale" 概 念 と し て : uniform カ テ ゴ リ , 位 相 カ テ ゴ リ , uniform 次 元 , 位 相次元. "Large-scale" 概 念 と し て : coarse カ テ ゴ リ , asymptotic 次 元 ,asymptotic Assouad-Nagata 次 元 . 2) 一 般 コ ホ モ ロ ジ ー 次 元 に 関 す る 研 究 : Shape 理 論 に お け る inverse systemア プ ロ ー チ を 応 用 し 、 一 般 コ ホ モ ロ ジ ー 次 元 (A. N. Dranishnikov に よ る CW-spectra を 系とする一般コホモロジー次元) を、位相空間を系とする一般コホモロジー次元に 拡 張 し 、 そ の 基 本 的 な 性 質 、整 系 数 一 般 コ ホ モ ロ ジ ー 次 元 と 位 相 次 元 と の 関 連 に つ いて明らかにした。 上記に加え、Udo Hertrich-JerominとMotohico Mulaseは、神戸大学にて2014年度の夏期集中 講義を行った。 4.論文・著書 [論文] 論文名:Zero mean curvature surfaces in Lorentz-Minkowki 3-space which change type across a light-like line 著者名:S. Fujimori, Y. W. Kim, S.-E. Koh, W. Rossman, H. Shin, M. Umehara, K. Yamada, S-D Yang 掲載誌,巻,ページ: Osaka J. of Math. 52(1) (2015), 285-297 論文名:Zero mean curvature surfaces in Lorentz-Minkowki 3-space and 2-dimensional fluid mechanics 著者名:S. Fujimori, Y. W. Kim, S.-E. Koh, W. Rossman, H. Shin, M. Umehara, K. Yamada, S-D Yang 掲載誌,巻,ページ: Math. J. of Okayama Univ. 57 (2015), 173-200 論文名:Discrete special isothermic surfaces 著者名:F. Burstall, U. Jeromin, W. Rossman, S. Santos 掲載誌,巻,ページ: Geometriae Dedicata 174(1) (2015), 1-11 論文名:Embedded triply periodic zero mean curvature surfaces of mixed type in Lorentz-Minkowski 3-space 著者名:S. Fujimori, W. Rossman, M. Umehara, K. Yamada, S-D Yang 掲載誌,巻,ページ: Michigan Math. J. 63 (2014), 189-207 論文名:Isothermic surfaces in Moebius and Lie sphere geometries 著者名: W. Rossman 掲載誌,巻,ページ: Rokko Lectures in Mathematics 22 (2014), 1-138 論文名:Discrete surfaces of constant mean curvature 著者名: F. Burstall, U. Jeromin, W. Rossman, S. Santos 掲載誌,巻,ページ: Kokyuroku (RIMS Proceedings) 1880 (2014), 133-179 論文名:Some moduli spaces of Bridgeland's stability conditions 著者名: H. Minamide, S. Yanagida, K. Yoshioka 掲載誌,巻,ページ: Int. Math. Res. Not. IMRN 2014, No.19, 5264— 5327 論文名:Some transformation formulas associated with Askey-Wilson polynomials and Lassalle's formulas for Macdonald-Koornwinder polynomials 著者名: A. Hoshino, J. Shiraishi and M. Noumi 掲載誌,巻,ページ: arXiv:1406.1628, 20 pages 論文名:Duality transformation formulas for multiple elliptic hypergeometric series of type $BC$ 著者名: Y. Komori, Y. Masuda and M. Noumi 掲載誌,巻,ページ: arXiv:1410.6921, 29 pages 論文名:Tableau formula for Macdonald polynomial of type $C_n$ and $D_n$ with one row diagram 著者名: B. Feigin, A. Hoshino, M. Noumi, J. Shibahara and J. Shiraishi 掲載誌,巻,ページ: arXiv:1412.8001, 16 pages 論文名:Pade interpolation and hypergeometric series 著者名: M. Noumi 掲載誌,巻,ページ: to appear in Contemporary Mathematics 論文名:Lagrangian Fibrations in Duality on Moduli Spaces of Rank 2 Logarithmic Connections Over the Projective Line 著者名: F. Loray, M.-H. Saito 掲載誌,巻,ページ: International Math. Research Notices, No. 4, 995--1043, 2015 論文名:Development of Moduli theory, Proceedings of The 6th MSJ-SI 著者名: Edited by O. Fujino, S. Kondo, A. Moriwaki, M.-H. Saito, K. Yoshioka 掲載誌,巻,ページ: to appear in Advanced Studies in Pure Math. 69, 約500pp 論文名:Rothberger gaps in fragmented ideals 著者名: J. Brendle, D. Mejia 掲載誌,巻,ページ: Fundamenta Mathematicae 227 (2014), 35-68 論文名:An analogy between cardinal characteristics and highness properties of oracles 著者名: J. Brendle, A. Brooke-Taylor, K. M. Ng, and A. Nies 掲載誌,巻,ページ: Proc. 13th Asian Logic Conference (Guangzhou, China, 16-20 September 2013), World Scientific, Singapore, to appear 論文名:A variant proof of Con($\bb < \aa$) 著者名: J. Brendle, A. Brooke-Taylor 掲載誌,巻,ページ: Surikaiseki kenkyusho kokyuroku 1895 (2014) 16-25 論文名:An approximation scheme for the anisotropic and nonlocal mean curvature flow 著者名: K. Ishii 掲載誌,巻,ページ: Nonlinear Differential Equations and Applications 21 (2014) No. 2, 219-252 論文名:Koenderink type theorems for fronts 著者名: K. Saji 掲載誌,巻,ページ: J. Singul. 10 (2014), 264-270 論文名:Geometric invariants of cuspidal edge 著者名: L. Martins, K. Saji 掲載誌,巻,ページ: to appear in Canadian Journal of Mathematics 論文名:Schwarz maps for the hypergeometric differential equation 著者名: S. Fujimori, M. Noro, K. Saji, T. Sasaki and M. Yoshida 掲載誌,巻,ページ: to appear in International Journal of Mathematics 論文名:Homotopy exact sequences and orbifolds 著者名: K. Mitsui 掲載誌,巻,ページ: to appear in Algebra Number Theory 論文名:H Canonical bundle formula and base change 著者名: K. Mitsui 掲載誌,巻,ページ: to appear in J. Algebraic Geom. 論文名:Lindelof spaces with small pseudocharacter and analog of Borel's Conjecture for subsets of $[0,1]^{\aleph_1}$ 著者名: F. D. Tall, T. Usuba 掲載誌,巻,ページ: Houston J. Mathematics, Vol. 40, No. 4, pp 1299--1309, 2014 論文名:The cardinality of compact spaces satisfying the countable chain condition 著者名: T. Usuba 掲載誌,巻,ページ: Topology and its applications 174, No. 1, pp 41--55, 2014 論文名:Two-cardinal version of weak compactness: partitions of triples 著者名: P. Matet, T. Usuba 掲載誌,巻,ページ: J. Math. Soc. Japan, Vol. 67, No. 1, pp 207--230, 2015 論文名:Reflection principles for $\omega_2$ and semi-stationary reflection principle 著者名: T. Usuba 掲載誌,巻,ページ: to appear in J. Math. Soc. Japan 論文名:A shape theoretic approach to generalized cohomological dimension 著者名: T. Miyata 掲載誌,巻,ページ: Glasnik Matematicki Vol. 49(69)(2014), 195-220 論文名:Normal sequences in all scales 著者名: T. Miyata 掲載誌,巻,ページ: Topology and its Applications Vol. 164 (2014), 146-161 5.関 連 活 動 及 び 特 記 事 項 (1)学位 (博士) 2名 (修士) 4名 (2)受賞 薄葉 季路: 2014年度日本数学会賞建部賢弘特別賞 (2014年9月26日) (3)その他 口頭発表: 発表者名:W. Rossman 発表会議名:微分幾何学セミナー 発表タイトル:Discrete special isothermic surfaces 開催場所:Dept of Discrete Mathematics and Architecture Vienna Technical University, Austria 発表年月:2014月1月22日 発表者名:W. Rossman 発表会議名:KU-Leuven workshop on geometry and integrable systems 発表タイトル:Linear Weingarten surfaces, isothermicity, and Lie sphere geometry 開催場所:Dept of Computer Science, Leuven University 発表年月:2014月7月7日 発表者名:W. Rossman 発表会議名:トポロジーとコンピューター2014 発表タイトル:Topology and computer graphics as aids in mathematical surface theory, with applications to architecture 開催場所:東京大学大学院数理科学研究科 発表年月:2014月11月16日 発表者名:W. Rossman 発表会議名:Topics in differential geometry and its discretizations 発表タイトル:Discretization of general linear Weingarten surfaces 開催場所:東北大学 発表年月:2015月1月11日 発表者名:W. Rossman 発表会議名:9th OCAMI-KNU HGRG workshop 発表タイトル:Singularities on semi-discrete surfaces 開催場所:大阪市立大学 発表年月:2015月2月13日 発表者名:W. Rossman 発表会議名:集中講義 発表タイトル:Course on Discrete Differential Geometry 開催場所:福岡大学理学部 発表年月:2014月3月6日7日10日11日12日 発表者名:W. Rossman 発表会議名:Summer Course in Geometric Aspects of Mathematics 発表タイトル:The isoperimetric problem and soap films 開催場所:神戸大学 発表年月:2014月7月23日 発表者名:W. Rossman 発表会議名:Kobe Summer Lectures in English 2014 発表タイトル:How Einstein saw spheres, The fence of least perimeter about a farm of given size 開催場所:神戸大学 発表年月:2014月7月28日29日 発表者名:K. Yoshioka 発表会議名:Bridgeland stabilityの双有理幾何への応用 発表タイトル:A remark on the twisted stabilities 開催場所:数理解析研究所 発表年月:2014年6月16日--6月19日 発表者名:K. Yoshioka 発表会議名:New developments in algebraic geometry 発表タイトル:Twisted stability and Bridgeland stability 開催場所:NTU, Taipei, Taiwan 発表年月:2014年9月1日--5日 発表者名:K. Yoshioka 発表会議名:第59回代数学シンポジウム 発表タイトル:代数曲面上のベクトル束 開催場所:東大数理 発表年月:2014年9月8日--9月11日 発表者名:K. Yoshioka 発表会議名:代数幾何学シンポジウム 発表タイトル:Examples of movable divisors on a generalized Kummer variety and an application 開催場所:城崎国際アートセンター 発表年月:2014 年 10 月 20 日--24 日 発表者名:K. Yoshioka 発表会議名:K3, Enriques Surfaces and Related Topics 発表タイトル:Stable sheaves on Enriques surfaces 開催場所:名古屋大学 発表年月:2014 年 11 月 10 日--14 日 発表者名:K. Yoshioka 発表会議名:Geometry from stability conditions 発表タイトル:Twisted stability and Bridgeland stability 開催場所:Warwick University, England 発表年月:2015 年 2 月 16 日--20 日 発表者名:M. Noumi 発表会議名:Kobe-Leuven workshop on Geometry and Integrable Systems 発表タイトル:Elliptic difference Painlev\'e equation 開催場所:Leuven University 発表年月:2014 年 7 月 7 日--9 日 発表者名:M. Noumi 発表会議名:Representation Theory, Special Functions and Painleve Equations 発表タイトル:Special functions arising from elliptic integrable systems 開催場所:RIMS, Kyoto 発表年月:2015 年 3 月 5 日 発表者名:M. Noumi 発表会議名:Integrable Systems and Representation Theory 発表タイトル:Affine Hecke algebras and nonsymmetric kernel functions 開催場所:Tokyo University of Marine Science and Technology 発表年月:2015 年 3 月 9 日 発表者名:M. Saito 発表会議名:The 10th Kagoshima Algebra - Analysis - Geometry Seminar 発表タイトル:Canonical coordinates of moduli spaces of parabolic connections and parabolic Higgs bundle 開催場所:鹿児島大学 発表年月:2015 年 2 月 16-19 日 発表者名:M. Saito 発表会議名:Japan-Taiwan workshop on Moduli spaces of flat connections on surfaces and related topics 発表タイトル:Canonical coordinates of moduli spaces of parabolic connections and parabolic Higgs bundle (joint work with Szilard Szabo) 開催場所:早稲田大学 発表年月:2014 年 11 月 15-16 日 発表者名:M. Saito 発表会議名:2014 Workshop in Algebraic Geometry 発表タイトル:Canonical coordinates of moduli spaces of parabolic connections and parabolic Higgs bundle (joint work with Szilard Szabo) 開催場所:Academy of Mathematics and Systems Science (China) 発表年月:2014 年 11 月 3-6 日 発表者名:M. Saito 発表会議名:Seminar on Algebraic Geometry and Differential Geometry 発表タイトル:Moduli spaces of connections with irregular singularities and Riemann-Hilbert correspondences 開催場所:Alfred Rnyi Institute of Mathematics (Hungary) 発表年月:2014 年 10 月 3 日 発表者名:M. Saito 発表会議名:Kobe-Leuven workshop on Geometry and Integrable Systems 発表タイトル:Geometry of Riemann-Hilbert correspondences and Painleve type equations 開催場所:KU-Leuven (Belgium) 発表年月:2014 年 7 月 7-9 日 発表者名:M. Saito 発表会議名:Moduli Spaces of Connections 発表タイトル:Apparent singularities of connections and Higgs bundles and canonical coordinates of their moduli spaces 開催場所:Rennes1 (France) 発表年月:2014 年 7 月 1-3 日 発表者名:M. Saito 発表会議名:Geometry Seminar (Chair:Tamaz Hausel) 発表タイトル:Moduli spaces of singular connections, Character varieties and Geometry of Riemann-Hilbert correspondence 開催場所:EPFL (Lausanne, Switzerland) 発表年月:2014 年 4 月 28 日 発表者名:M. Saito 発表会議名:Espaces de modules des equations de Painleve 発表タイトル:Symetries d'Okamoto 開催場所:IRMA (Strasbourg, France) 発表年月:2014 年 3 月 31 日-4 月 2 日 発表者名:J. Brendle 発表会議名:Infinity, computability, and metamathematics: Celebrating the 60th birthdays of Peter Koepke and Philip Welch 発表タイトル:Cardinal invariants and highness properties 開催場所:Bonn (Germany) 発表年月:2014 年 5 月 25 日 発表者名:J. Brendle 発表会議名:Joint Meeting of the German Mathematical Society and the Polish Mathematical Society 発表タイトル:Aspects of randomness in set theory and computability theory 開催場所:Poznan (Poland) 発表年月:2014 年 9 月 18 日 発表者名:J. Brendle 発表会議名:13th International Workshop in Set Theory 発表タイトル:Complete embeddability between $\P (\omega) /$fin and its relatives 開催場所:Luminy (France) 発表年月:2014 年 9 月 29 日 発表者名:J. Brendle 発表会議名:14th Asian Logic Conference (ALC 2015) 発表タイトル:Analytic quotients and complete embeddings 開催場所:Mumbai (India) 発表年月:2015 年 1 月 5 日 発表者名:K. Ishii 発表会議名:抽象発展方程式理論から見た偏微分方程式に関する評価方法の再考 発表タイトル:Rate of convergence of an algorithm for curvature-dependent motions of hypersurfaces 開催場所:京都大学数理解析研究所 発表年月:2014年10月22-24日 発表者名:K. Ishii 発表会議名:応用数学セミナー 発表タイトル:Convergence of a threshold-type algorithm for curvature-dependent motions of hypersurfaces 開催場所:東北大学理学研究科 発表年月:2014年10月27日 発表者名:K. Saji 発表会議名:写像の特異点論及び関連する科学の諸問題 発表タイトル: 異次元モラン特異点の判定法とその応用 開催場所:都城工業高等専門学校多目的ホール 発表年月:2014年6月7日 発表者名:K. Saji 発表会議名:13th International Workshop on Real and Complex Singularities 発表タイトル:Criteria and geometries of Morin singularities 開催場所:Universidade de Sao Paulo (Brasil) 発表年月:2014年7月29日 発表者名:K. Saji 発表会議名:日本数学会春季年会トポロジー分科会 発表タイトル:カスプ辺の幾何的模様 開催場所:明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー 発表年月:2015年3月21日 発表者名:K. Mitsui 発表会議名:Colloquium 発表タイトル:Canonical bundle formula and base change 開催場所:中国科学院 発表年月:2014年5月 発表者名:K. Mitsui 発表会議名:代数幾何学セミナー 発表タイトル:Unit group, value group, and torsors of an abelian variety 開催場所:京都大学 発表年月:2014年5月 発表者名:K. Mitsui 発表会議名:Kobe-Leuven workshop on Geometry and Integrable Systems 発表タイトル:Unit group, value group, and torsors of an abelian variety 開催場所:KU Leuven 発表年月:2014年7月 発表者名:K. Mitsui 発表会議名:正標数のセミナー 発表タイトル:Quotient singularities of products of two curves 開催場所:東京理科大学 発表年月:2015年2月 発表者名:T. Usuba 発表会議名:IMS-JSPS Joint Workshop in Mathematical Logic and Foundations of Mathematics 発表タイトル:Definability of the ground model and large cardinals 開催場所:National University of Singapore 発表年月:2014年9月1-5日 発表者名:T. Usuba 発表会議名:Brazilian Congress of Young Researchers in Pure and Applied Mathematics 発表タイトル:Large Lindelof spaces with points $G_\delta$ 開催場所:University of Sao Paulo, Brazil 発表年月:2014年12月10-12日 発表者名:T. Usuba 発表会議名:Logic Colloquium 2014 発表タイトル:Reflection principle of list-chromatic number of graphs 開催場所:Vienna University of Technology, Austria 発表年月:2014年7月14-19日 雑誌論文の批評・レビュー: 宮田 任寿 :Zentralblatt MATH reviews 7件、Mathematical Reviews 6件 講演会の開催(組織委員): Brendle Joerg 主催団体:神戸大学 講演会テーマ:Workshop on Mathematical Logic on the Occasion of Sakae Fuchino's 60th Birthday 開催日:2014/11/17~19 開催場所:神戸大学 齋藤 政彦 主催団体:Rennes1 (France) 講演会テーマ:Moduli Spaces of Connections 開催日:2014/7/1~3 開催場所:Rennes1 (France) 齋藤 政彦 主催団体:神戸大学理学研究科数学教室・Department of Mathematics, KU-Leuven 講演会テーマ:Kobe-Leuven workshop on Geometry and Integrable Systems 開催日:2014/7/7~9 開催場所:KU-Leuven (Belgium)