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地域との共生 - 神戸製鋼所
社会性報告 地 域との 共 生 神戸製鋼グループは、社会の一員として地域住民の皆様との交流活動、 地域社会へ の貢献活動に継続的に取り組んでまいります。 WHO神戸センターを今後10年も支援 スマトラ沖地震の被災者に義援金 WHO神戸センター(以下、WKC)は、震災から創造的復興 2004年12月26日にインドネシア・スマトラ島沖で発生し のシンボルプロジェクトとして神戸市の岩屋・脇浜地区(現、 たマグニチュード8.9の巨大地震は、死者・不明者30万人以 HAT神戸地区)に1996年3月に設立されました。神戸製鋼は、 上という甚大な被害をもたらしました。 地元経済界の一員として、兵庫県・神戸市・神戸商工会議所と 神戸製鋼グループでは、2005年1月、被災者の皆様と被災 の連携のもと、 この10年間、WKCに対して事務所スペース 地に対して、日本経団連を通じて日本赤十字社に総額1,000 の提供や活動費などの支援をしてきました。その間、各種研 万円の義援金を提供しました。また、 グループのうち、 コベル 究成果の情報発信、国際会議開催などの国際交流の拠点とし コ建機は建設機械の無償供与やオペレーター の派遣など ての役割など、WKCの活動は国内のみならず国際的にも高く 5,000万円相当の支援を行い、グループの支援総額は約 評価されています。 6,000万円となりました。 神戸製鋼では社会貢献の観点から、今後10年間も支援し て行くこととし、昨年6月15日に、 イーWHO事務局長(2006 年 5 月 2 2 日ご 逝 去) ・井戸兵庫県知 事・矢田神戸市長・ 水越神戸商工会議 所 会 頭 に加 え、神 戸 製 鋼・犬 伏 社 長 も出席し、覚書に調 印しました。 調印式にて。左から、当社・犬伏社長、水越・神戸商工会議所会頭、 矢田・神戸市長、イー・WHO事務局長、井戸・兵庫県知事。 セント・キャサリンズ・カレッジ活動支援 セント・キャサリンズ・カレッジ(オックスフォード大学)神 神戸製鋼・神戸製鉄所の職長会および有志一同は、地域福 戸インスティチュート(神戸市灘区)は、教育・学術を通じて日 祉向上を願い、所内運動会でのバザーなどで集めたお金や趣 欧間の相互理解、友好・交流に資することを目的に、地元の 旨に賛同する有志の寄付金を資金として、28年前から、毎年、 自治体や企業、および全国の民間企業約100社から寄せら 灘区・東灘区内の児童養護施設や養護老人ホームなどの福祉 れた基金により1991年に開設されました。神戸製鋼は当 施設にクリスマス用のお菓子や備品をプレゼントしています。 初の計画からずっとその運営に協力し、支援を続けています。 こうした活動が2005年度の神戸市「花時計賞※ 」を受賞しま そ の 活動 の 1つ 、 「 オックスフォード神戸セミナー 」は、 した。この受賞は7年連続となります。 日本・アジアと英国・欧州間の学術的連携を目標に開催さ ※花時計賞=1970年設立。日常生活における市民の身近な善行その他 を表彰。 れる世界的な水準の研究集会です。大学・産業界・国・公共 の 研究機関などの 研究者が参加し、応用数学、材料科学、 生医科学、知的財産権、教育、移民、市民社会、言語学など 人 類 の 将 来 にとっ て 重 要 なテ ー マを じっくり議 論し 、か つ 交 流を 深 めて い ます 。1 9 9 7 年 以 来 、今日まで 2 3 回 開催されています。 同校でのセミナー発表風景 53 神戸製鋼・神戸製鉄所の職長会および有志 一同が神戸市「花時計」賞を7年連続受賞 神戸市まちかど救急ステーション制度 に参加 神戸製鋼・加古川製鉄所職長会 市内の養護・福祉施設で広範な活動を実施 神戸製鋼は、神戸市 の「まちかど救急ステーション 」制 神戸製鋼・加古川製鉄所職長会(2005年度会員95名) 度に参加して、神戸本社のある神鋼ビル1階と、神鋼神戸 は、市内5つの養護・福祉施設を対象にボランティア活動を 発電所の地域交流施設の一つである健康温浴施設「 灘浜 続けています。その内容は、除草・整地などの環境整備、各 ガーデンバーデン 」に、自動体外式除細動器( AED )を設 種イベント(運動会・文化祭・バザー・餅つきetc)でのお手 置しました。 「まちかど救急ステーション」は、不慮の事故 伝いやプレゼント協賛、ぶどう狩りなどの校外活動での送迎 や急病で呼吸や肺が停止するといった事態に居合わせた や介助、その他それぞれの施設の状況に応じて活動内容も 市民が、AEDで傷病者の心臓に除細動( 電気ショック)を 変えるなど、年間合わせて40回以上、工夫を凝らした広範 与えて 早 期 の 救 命 処 置が行えるも の で す。1 分 遅れるご な活動を行っています。また、加古川養護学校でのプール とに救命率が約1割低下する心停止傷病者へ の素早い対 水泳学習介助やわかば学園のチャリティー バザーでは、総 応が可能となります。 務部門スタッフや協力会社・労働組合メンバーなど職長会 メンバー以外も参加し、 組 織を 超 えた 活 動とな っており、各施設から感 謝 の 言葉や 感謝状が寄 せられています。 地域交流施設「灘浜サイエンススクエア」 来館者10万人突破 神鋼ケアライフ、文化祭・展覧会・ コンサート、地域との交流に取り組む 2004年4月、神鋼神戸発電所の3番目の地域交流施設と 在宅介護サービスや介護付有料老人ホーム運営などの してオープンした「灘浜サイエンススクエア」は、製鉄・発電・ 事業に取り組んでいる神鋼ケアライフは、神戸市内に5つ エネルギー・環境というテーマを、遊びながら学ぶ体感型学習 の在宅介護ステーションがあります。在宅介護サービスは 施設として、近隣に住む市民・子供たちだけではなく、小学校 高齢者の地域での生活を支えるもので地域社会との関わ の校外学習先としての利用が増えています。2005年11月 りが欠かせません。 16日には、同スクエアの開館以来の来館者が10万人を突破 神戸市東灘区の岡本ステーションでは、神戸市より地域 し、当初予想より1年半早い達成となりました。10万人目の 包括支援センターの運営を委託され、地域の医療機関、事 幸運を引き当てたのは、校外学習としてやってきた神戸市立 業 者 、NPO、民 生 委 員 、警 察 などと協 働し、一 体となった 本山南小学校5年生の皆さんでした。同校には、図書カードと 福祉活動の推進に取り組んでいます。また岡本・垂水ステ 神戸製鋼創立100周年記念誌を贈呈しました。 ーションでは地域市民と一緒に楽しむ文化祭の開催、お年 なお、灘浜サイエンススクエアは、2005年「エネルギー広 寄りたちの趣味作品展、ミニコンサートの開催、 「トライや 報活動・広報施設表彰」 (主催: (財)社会経済生産性本部)で「エ る・ウィーク」の 受 入れ など、個 性 的 な 幅 広い 地 域 活 動を ネルギー環境教育情報センター運営委員長 奨励賞」を受 行っています。 賞しました。 灘浜サイエンススクエアの展示室(鉄のコーナー) 科学の不思議が体験できる人気イベント「実験屋台」 同社が実施している華道教室 54 社会性報告 地 域との 共 生 神戸製鋼・長府製造所が 道路愛護感謝状を受ける 神戸製鋼・長府製造所は、長年、製造所周辺の清掃活動に取 り組んでいます。 毎年1回の下関市長府地区全体の清掃活動に従業員が参 加(2005年は110名)しているのをはじめ、毎週1回、製造 所前を走る国道9号線の沿道を総務部員約30名が参加し、清 掃活動を実施しています。 この活動が、道路の清掃 美化活動に努め道路愛護 に貢献したとして、山口 県知事による道路ふれあ い月間表彰を受けました。 工場周辺の清掃活動 スポ ーツを通じた支援活動 SCIXの活動を支援 神戸製鋼は、NPO法人であるSCIX(スポーツ・コミュ ニティー・アンド・インテリジェンス機構)の活動を支援し ています。 SCIXは、 「スポーツを通じたコミュニティーづくり」 「ス ポーツを通じて身につく知の普及」などを目的として、平尾 誠二・理事長(当社ラグビー部GM)を中心に2000年3月 に設立され、 現在、 地域社会(関係各団体や市民ボランティア) と密接に連携しながら、下記の活動を推進しています。 これからも、SCIXへの支援を通じて地域社会への貢献 を目に見える形で継続的に実行していきます。 SCIXラグビークラブ 「まちの保健室」活動など、さまざまな 地域貢献活動を展開する神鋼病院 広く青少年を受け入れ、灘浜グラウンドの提供およびラ グビー部OBによる指導を行っています。 1995年の阪神・淡路大震災では、神戸製鋼自身も大きな 被害を受けながら、被災住民の医療活動に全力をあげました。 そして、それを契機に、それまで以上に地域貢献活動に取り組 むようになりました。その一例が「まちの保健室」活動です。 震災の被害が甚大だった地元の岩屋・脇浜地区に点在する震 災復興住宅団地を中心に、年数回、看護師たちが個人ボランテ ィアとして集会室などで健康診断を行っています。復興住宅の 住民の方は、お年寄りが多く、 とても感謝されています。その 他にも、 「ふれあい看護体験」 (市民の皆様に看護ほかの病 院業務を体験してもらう)など、 地域貢献や医療啓蒙などに取 り組んでいます。 学校体育授業でのスペースボール指導 「 自ら考え行動する子供 」の育成に向けて工夫したボ ール遊び “スペースボール ”を学校授業で指導。兵庫県 下の小学校や高校・大学と連携し、ラグビー部OBが指導 KOBEウェルディングワイヤが地元・福知 山市に書籍などを寄贈 KOBEウェルディングワイヤは、未来を担う子供たちのため に、 「きかんしゃトーマスのアニメ絵本」など、165冊の児童 用図書と木製書架1台を福知 山市立図書館に寄贈。また、 同市児童科学館サイエンスシ アターにも、科学の実験や自 然観察に役立ててほしいとの 願いで10万円を寄贈しました。 55 しています。 スポーツインテリジェンス講座 チームづくり、モチベーションアップなどのマネジメント 手法をスポーツ指導者から学ぶ講座を開講しています。 フットボールコーチングセミナー サッカー 、ラグビー 、アメリカンフットボー ル などの 各 協会と協力し、スポーツ振興と青少年 の 育成を支援。神 戸ウイングスタジアムの活性化を図っています。 神鋼ラグビー部の貢献活動 高校ラグビーの支援 「コベ ルコラグビ ーフェスティバ ル 2005 」を開催 日本ラグビーフットボール協会では、2011年ワールド 2005年7月10日、神戸製鋼ラグビー部“コベルコスティ カップを見据えた「ラグビー活性化プロジェクト」として、 ーラーズ”の選手と地域の交流イベント「コベルコラグビー 高校生選手のための新たな全国大会を新設しました。神 フェスティバル2005 」が開催され、子供から大人まで、 戸製鋼はこれに特別協賛し、 「∼2011年ワールドカップ 4,000人を超える地域の皆様が来場しました。恒例のタッ への道∼KOBELCOジャパンユースラグビードリームトー チフットボール大会やサイ ナメント2005」として、2005年7月31日から3日間、北 ン会、チャリティオークショ 海道夕張市において同大会が開催されました。 ンのほかに、神戸製鋼創立 この大会には、公式試合に必要な15名のメンバーが揃 100周年を記念して、往年 わないチームの生徒で構成される代表チームも参加して の名プレーヤーによるOB おり、実戦が経験できる貴重な大会となりました。また、年 戦が行われました。 末から年始にかけてラグビーのメッカ・花園で行われる「全 国 高 校 ラグビ ー 本拠地「灘浜グラウンド」を改造、整備 大会」についても、 神戸製鋼ラグビー部( 神戸製鋼コベ ルコスティーラー 神戸製鋼は第85 ズ)の練習拠点である神戸製鋼「 灘浜グラウンド」 ( 神戸 回大会(2005年) 市東灘区 )の改造、整備を行いました。 から ス ポン サ ー 既存の芝コートに加え、人工芝コートを一面増設したほ を務めています。 か、観客スタンドを新設し、クラブハウスも改造しました。 現 在は高 校 生 ラグビ ー チ ー ム 事業所・グル ープ会社の スポ ーツ施設を地域に開放 などに 開 放し て いますが、今後は さらに 地 域 の 皆 神 戸 製 鋼グル ープでは継 続 的にスポーツ施 設 などを 様 の お 役に立 て 地域の皆様に開放しています。 るよう運営してい く予定です。 神戸製鋼・高砂製作所では、地元 のママさん バレーや グラウンド全景 NPO法人「日本せきずい基金」に募金寄贈 コベルコスティーラーズは、2004∼2005年シーズ ンにトップリーグ・マイクロソフトカップの 各試合会場で 「 Steelersステッカー基金 」と称し、NPO法人「日本せ きずい基金」へ の募金活動を行ってきました。これに「コ ベ ル コ ラグビ ー フェ ス ティバ ル 2 0 0 5 」の 収 益 金の一部を加え た 募 金 金 額( 計 58万7,064円) 高校の バトントワリング・マーチングバンドほかに体育館 を開放、利用者は2,500人以上になっています。また 、 グラウンドも野球・ソフトボー ル ・サッカー などの 地域大 会やクラブ活動に開放しており、地域 のスポーツ振興に 役立っています。同様に、住宅地に近い藤沢、西条(東広島)、 長府などの 神戸製鋼 の 事業所や 、コベ ルコ建機(広島)・ 神 鋼 電 機( 伊 勢 ・ 豊 橋 )などのグ ル ープ会社事業所 でも施設の地域 開放に取り組んで います。 を同基金に寄贈 しました。 56 社会性報告 地 域との 共 生 Anniversary Special 神戸製鋼創立 100 周年を記念した各事業所での地域貢献 神戸製鋼創立100周年「記念クラシック コンサート」を開催 兵庫県に河川ハザードマップと 災害対応用自動車を寄贈 2006年3月12日、神戸製鋼100周年記念事業の1つ 神戸製鋼は100周年記念事業の一環として、兵庫県の「人と として 、 「 生 誕 1 0 0 年 記 念 ∼ 時 代を 駆け 抜け た 天 才 た ち 防災未来センター」に「河川ハザードマップ」を寄贈しました。 大澤壽人とその時代」 (西宮市・兵庫県立芸術文化センター・ 来場者は、 タッチパネル方式で誰でも簡単に兵庫県内主要河川 大ホー ル=指揮・佐渡裕芸術監督、ピアノ・迫昭嘉氏、兵庫 の洪水ハザードマップを50インチの大型モニターで見ることが 芸術文化センター 管弦楽団 )と題したクラシックコンサ ー できます。また、同時に、災害対応用の4WD RV車2台も県に トが開催され、兵庫県内を中心とした地域の皆様を含め約 寄贈しました。 2 , 0 0 0 名にご来 場い た だきました 。入 場 料 収 入は、地 元 の音楽文化の振興・普及に役立てていただくために寄贈し まし た 。な お 、故・大 澤 壽 人 氏 は 、戦 前 の 神 戸 神戸本社・神戸製鉄所 神戸市に消防査察広報車を寄贈 神戸市に消防査察広 製鋼社歌の作曲者であ 報 車 5 台を 寄 贈 。市 長 り、神 戸 製 鋼 創 立 時 に からは「 市民 の 安全を 活躍された 技術者 のご 守るために有効に活用 子息です。 します」とのお礼があり 兵庫県立芸術文化センター ました。これら5台の車 は東灘や灘など神戸市 「コベルコ地域社会貢献基金制度」を設立 内の5つの消防署に配 備されます。 神 戸 製 鋼 の 各 事 業 所では、そ れ ぞれ の 地 域 社 会に対 す る感謝の意をこめて、継続的な地域貢献活動を展開してい ますが、さらに主体的な取り組みを進めるべく、 「コベルコ 地域社会貢献基金制度」を設立することになりました。 技術開発本部 「100周年記念講演会」を開催 本制度は、 「 社会福祉 」の分野で「 子供 」を対象にするも 2005年9月16日、神戸市中央区のラッセホールで、神 ので、神戸製鋼の主要製造・研究拠点が立地する、神戸市、 戸製鋼・技術開発本部主催 の「 神戸製鋼100周年記念講 加古川市、高砂市、茨木市、東広島市、藤沢市、下関市、いな 演会 」が開催されました。 べ市(三重県)、真岡市の9市でスタートします。 テーマは「 100周年を機に、神戸製鋼の技術の過去・現 在・未来を語り合う」というもので、地元企業の皆様に加え、 灘浜サイエンススクエアで、 ノーベル化学賞受賞・野依先生が講演 「 技術 の 歴史 」を語る神戸製鋼OBの 講演や 、神戸製鋼 の 部 門・カン パ ニ ー およびグル ープ会 社 の 技 術 開 発 部 門 幹 2005年7月18日、 神鋼神戸発電所の地域交流施設の1つ「灘 部による「 技術の今を語る」パネルディスカッション、森谷 浜サイエンススクエア」で、2001年ノーベル化学賞受賞・野 正規先生( 放送大学 依良治先生(理化学研究所理事長、名古屋大学特別教授)によ 教 授 、技 術 評 論 家 ) る「未来を担う君たちへ」と題した講演が開催されました。 による「 技 術 の 未 来 参 加した の は、神 戸 市 内 在 住また は在 学 の 小 学 5・6 年 を 語る」特 別 講 演 な 生( 1・2会場合わせて250名 )と保護者 の 皆様に神戸市 どが あり、そ の 後 の 長も出席されるなど計500名。講 懇親会でも賑やか 演後 の 質問コー ナーでは、子供た に技術談話が続きま ちからいっせいに手が上がって 活 した。 発 な 発 言 が 続くなど、熱 気 に満 ち た講演会でした。 57 神戸製鋼グループの社員・OBなど300名が出席しました。 13万人で賑わった 「神鋼かこがわフェスティバル」 西条工場 東広島市に電子血圧計を寄贈 地元・東広島市に電子血圧計2式を寄贈しました 。寄贈 1990年にスタートした神戸製鋼・加古川製鉄所の「神鋼か した 電子血圧計は、東広島市役所、総合福祉センター の 2 こがわフェスティバル」。2005年10月30日、 今回はフェスティ カ所に設 置し、来 訪 者 が自 由に バル15周年と神戸製鋼100周年が重なり、例年以上の賑わい 使 用 することができます。市 長 を見せました。地元町内会や所員による140もの模擬店はじめ、 からは「 市 の 福祉 の 増進に理解 各種のゲームやステージでのエンターテインメントなど、 例年を を示してくださり、ありがたい 」 3万人も上回る13万人もの来場者で との感謝状をいただきました。 寄贈された電子血圧計 賑わいました。また、 同所では、 市内小・ 中・養護学校への図書寄贈や市内全小 学5年生の工場見学を実施しました。 真岡製造所 地元に救急救命用具・防犯用具などを寄贈 神戸製鋼100周年を記念し、 真岡市に救急救命用具(AED※) 高砂製作所、地元市町の学校・病院・福祉 協議会などに各種の寄贈 神戸製鋼・高砂製作所では、高砂市立の幼稚園・小・中学 校(計25カ所)に図書を、同・保育園(13カ所)に園児用椅 子や拡声器を、市民病院に全自動血圧計や患者搬送用スト レッチャーを寄贈。また、同製作所の分工場にあたる播磨工 7台とトレーニングキット2セット、市内21の小・中学校へ防犯 用具(アルミ製さすまた)を各2本、市立科学教育センターに教 育資材(ビジュアルプレゼンター・ 星座クロック)を寄贈しました。 ※AED:心臓のけいれん「心室細動」を起こ した人に電気ショックを与え、正常な脈拍 に戻す装置 場(播磨町)は、町福祉協議会に車 椅子25台を寄贈しました 。同町 では町民に車椅子の無料貸し出し 長府製造所 「神鋼長府フェスタ2005」 開催。マグロの解体実演も を 行っており、そ れをサポートす 10月16日、 「神鋼長府フェスタ2005」を開催。従業員・家 るものです。 族に加え、今回は100周年を記念して、地域の皆様も招待。従 業員による模擬店や地元の婦人会による出店に加え、近隣の 藤沢事業所「藤沢市愛の輪福祉基金」に 寄付金を贈呈 による「ショベルの実演」などが 地元・藤沢市の「藤沢市愛の輪福祉基金」に寄付金50万円 大 好 評 。例 年 の 倍 以 上( 約 を贈呈しました。 「藤沢市愛の輪福祉基金」は、障害のある方 7,000人超が来場)の賑わいと や援助の必要な方の自立と社会参加を進めるため、 また、地域 なりました。 長府漁協の方による「マグロの解体」ショーや、 コベルコ建機 福祉を支えるボランティア活動を盛 んにし、「福祉のまち」を市民ととも に築くため、1984年に設けられた ものです。 大安工場 「神鋼100・TENフェスタ」を開催 2005年11月26日、神戸製鋼100周年と大安工場(三 重県いなべ市)10周年を兼ねて「神鋼100・TENフェスタ」 茨木工場、点字プリンターを障害福祉施設に寄贈 が開催されました。会場となった四日市市の「四日市ドーム」 茨木工場は、神戸製鋼100周年を記念し、地元・茨木市の市 には地元の皆様を含め約1,000名が参加しました。地元・大 立障害福祉センター“ハートフル”に、点字プリンター1台を寄 安町伝統の「大安寿太鼓」によるオープニングで会場は一気 贈しました。この点字プリンターは、持ち運び可能な個人向け に盛り上がり、多彩なゲームやアトラクション、模擬店、そして プリンターで、点字表示の付いた分かりや 26型液晶テレビなど115名 すいテンキーや、操作の結果が音色の違 に豪華賞品があたる大抽選 いで分かるなど、視覚障害者の方が自ら利 会…と、盛会のうちに終了し 用するのに便利にできています。 ました。 58