Comments
Description
Transcript
1 - www2.matsue
授業科目名 メディア情報工学 2 履修年次・学期 2014・J5・後期 科目区分 専門科目・選択 教育目標との対応 2.コンピュ-タを動かすソフト ウェア技術の基礎的な専門知識 がある 単位数 1 (JABEE 認定) オフィスアワ- 放課後 担当教員名 和田守美穂 授業点検教員名 渡部 徹 JABEE 科目区分 基礎工学 (②情報・論理系) JABEE 学習・教育目標 との対応 5-1 「システムづくり」のため の基礎的な工学能力がある 総時間数 30時間 (授業30時間) 授業概要 本講義は,マルチメディア情報処理に必要不可欠な音信号を処理するための基礎知識およ びプログラミング技術を習得することを目的とする。まず,音信号の波形や標本化,周波 数特性,フィルタなど,信号処理に関する基礎知識を学ぶ。さらに,音信号の加工やサウ ンドエフェクト技術について学び,実際にサウンドエフェクト処理を行うプログラムを作 成することで,音信号の加工技術を習得する。 到達目標 成績評価方法 ・評価基準 教科書 (参考書) その他 (1)音信号の標本化と周波数特性について理解できる。 (2)DFTとFFTの概要について理解できる。 (3)FIRフィルタ,IIRフィルタの概要について理解できる。 (4)C言語プログラムによって音声信号を録音,再生,加工できる。 全出席(実験系) 2/3 出席 出席要件無 ○ 到達目標(1)~(3)については中間試験で,(4)については演習課題および発表で評価する。 なお,成績は ・中間試験 40% ・演習課題 50% ・発表 10% の割合で評価し,60 点以上(100 点満点)を合格とする。また,再試験は原則として行わ ない。 「C 言語ではじめる 音のプログラミング」青木直史著,オーム社 フーリエ級数およびフーリエ変換,基本的な C 言語プログラミングについては,既に習得 しているものとして授業を行います。 授業計画・内容 音の基本 第1回 標本化,音データの波形,周波数特性について解説する DFT と FFT 第2回 DFT と FFT について解説する エリアシングとフーリエ変換 第3回 エリアシングとフーリエ変換に関する演習を行う サウンドプログラミング(1) 第4回 音声の録音,再生など,音声処理の基本について演習を行う FIR フィルタ 第5回 FIR フィルタの概要について解説する IIR フィルタ 第6回 IIR フィルタの概要について解説する 中間試験 第7回 第 1 回~第 7 回の範囲について試験を行う サウンドプログラミング(2) 第8回 音声のリアルタイム処理について演習を行う サウンドエフェクト(1) 第9回 ディレイ,リバープについて紹介する サウンドエフェクト(2) 第 10 回 トレモロ,ビブラート,コーラスについて紹介する サウンドエフェクト(3) 第 11 回 リサンプリング,ピッチシフタについて紹介する 総合演習(1) 第 12 回 オリジナルのサウンドエフェクトプログラムを作成する 総合演習(2) 第 13 回 オリジナルのサウンドエフェクトプログラムを作成する 総合演習(3) 第 14 回 オリジナルのサウンドエフェクトプログラムを作成する オリジナルサウンドエフェクタの発表会 第 15 回 各自作成したサウンドエフェクタについてプレゼンテーションを行う 実施予定日 実施日