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資料3 - 福山市

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資料3 - 福山市
■ご長寿ワーキング 報告資料
資料3
2016年度(平成28年度)連絡調整会議及びご長寿ワーキング
開催日:2016年(平成28年)5月11日,7月8日,9月5日
メンバー:備後圏域各市町の高齢者福祉担当者(福山市,三原市,尾道市,府中市,世羅町,神石高原町,笠岡市,井原市)
○2016年度(平成28年度)取組内容
テーマ
2016年度(平成28年度) 取組項目
概要(内容等)
進捗
連絡調整会議及びワーキングでの意見等
有料老人ホーム及びサービス付き高齢者向
・開催時期,内容等についての調
1 有料老人ホーム・サービス付き高齢 け住宅の適正な事業運営に資することを目的と
・実施概要の説明に対し,連携市町から特段の意見
査を実施。
者向け住宅事業者研修
し,事業者に対する集団研修を広島・岡山両県
はなく,実施に理解が示された。
・開催日,内容について調整中。
と連携し実施する。
2 感染症研修
<基本施策>
高齢者が住み慣れた地域・住まいで安心して暮らし続けるこ 3 介護保険事業者集団指導
とができる社会の実現をめざす。
<基本方針>
団塊の世代が75歳以上となる2025年(平成37年)に向け,高
齢者が住み慣れた地域・住まいで安心して暮らし続けることが
できる社会の実現をめざした「地域包括ケアシステム」を構築・
4 びんご圏域チャレンジフォーラム
充実させるため,各市町で蓄積してきた知識やノウハウ等を生
かし,医療・介護連携や金融機関と連携した認知症対策等に
取り組む。
<方向性>
○地域包括ケアシステムの普及と啓発
・地域資源を発掘し,活用していくための施策の実施。
・金融機関と連携した取組を実施。
介護保険の制度管理の適正化を目的とし,制
・2017年(平成29年)3月10日に開
度理解に関する説明及び適切な介護サービス
・実施概要の説明に対し,連携市町から特段の意見
催決定(会場はふくやま芸術文化
の提供や介護報酬の請求等について介護サー
はなく,実施に理解が示された。
ホール)。
ビス事業者に対する集団指導を実施する。
医療関係者,介護保険事業関係者,関係団
体・機関,地域住民,行政がそれぞれの役割を
果たしつつ連携協力を図る必要があり,地域の
実情に応じた地域包括ケアシステムをどのよう
に構築・充実していくのか,また,自分たちの役
割はなにか,それぞれの立場を考えるための
フォーラムを実施する。
・本年度開催日時及び講師等の
決定(会場は広島県民文化セン
ターふくやまホール)。
・先進事例発表を協議中。
・今後も継続開催することを確認
し,次年度以降の開催地等を決
定。
・地域包括ケアシステムの構築・充実は継続して取り
組むべき課題であるので,引き続き備後圏域全体で取
り組んでいく。
・昨年に引き続き普及啓発を図るが,内容については
同内容とするのか,新しい視点から行うのかを検討す
る必要があり,現在協議中。
5 市民後見人養成講座
今後増大する認知症患者及び独居高齢者に
対し,介護サービスの利用手続等の身上監護
業務を行う市民後見人の養成等が必要とされ,
老人福祉法に努力義務が規定された。
現在,市民後見人養成講座を実施する福山
市を中心に,成年後見制度に対する理解を深
め,圏域全体で市民後見人を養成,活用してい
くことを目標とする。
・昨年度に引き続き,成年後見制
度講演会「成年後見制度における
市民後見人の意義」を実施し,理
解を深める。
・市民後見人の養成のため,実施
自治体による情報提供等を行い,
次年度以降の共同開催に向けた
協議を行っている。
・岡山県では昨年度まで岡山県社会福祉協議会が主
催する市民後見人養成講座を実施しており,成年後
見制度の普及啓発を図ること以外で広島県側の取組
に参加することは難しい。
・市民後見人の必要性は感じているが,市民後見人養
成講座だけではなく,法人後見支援員等での実績が
必要となるため,未実施市町にとっては実績作り及び
市民後見人のサポート体制の構築等,課題が多い。
6 高齢者徘徊SOSネットワーク
・未実施市町に対し,実施市より
市町の行政区域を越えた高齢者徘徊に対応
現状や課題等のノウハウを提供
するため,備後圏域内でネットワークを構築,対
し,次年度以降の実施に向けた検
応することにより,高齢者及びその家族等への
討を行った。
安心・安全を提供する。
○医療・介護連携
・介護施設従事者等への広域的な研修の実施。
・備後圏域地域包括ケア資源マップの普及を図るとともに,
内容を充実させる。
○認知症対策
・認知症に関する理解を深める施策の実施。
・市民後見人の養成及び活用を図る。
介護施設等で冬季に流行しやすいノロウイル
・2016年(平成28年)9月30日に開
スによる感染性胃腸炎やインフルエンザ等の感
・実施概要の説明に対し,連携市町から特段の意見
催決定(会場は広島県民文化セン
染症の予防・対応策の啓発を目的とし,流行期
はなく,実施に理解が示された。
ターふくやまホール)。
前に事業者に対する集団研修を実施する。
○金融機関と連携した高齢者の生活支援
住民はどのような医療,介護を受けることがで
・金融機関を通じて生活支援制度等の普及啓発を図る。
きるかを確認でき,在宅医療に関わる医療職,
・地域包括支援センター,行政との連携により,高齢者の見
介護従事者等は地域の医療・介護・生活支援
7 備後圏域地域包括ケア資源マップ
守り等の生活支援に取り組む。
サービス資源の情報を把握し,医療・介護連携
に役立てることができる資源マップを作成し,内
容を充実させる。
8 金融機関との連携事業の推進
・各市町間のネットワークの必要性は理解するが,徘
徊者を特定する個人情報の取扱いや,夜間,休日の
対応等,連携して行うことには課題も多い。
・情報提供方法として,メール配信だけではなく,市町
村防災行政無線等の活用を検討。
・2016年(平成28年)4月1日より備
後圏域6市2町で運用を開始。
・生活支援サービスの追加のため
協議を行い,今秋より情報の掲載
を開始する。※ 各市町により掲載
開始時期は異なる。
・システムは完成したが,登録情報の更新等を随時
行っていく必要があるため,医師会,事業者の研修等
で周知する等,継続した取組が必要。
・生活支援サービスは総合事業移行期間であり,市町
によって開始時期が異なるため,今年度は備後圏域
全体での周知は難しい。
・2016年(平成28年)4月1日協定締
結。
高齢者と接する機会の多い金融機関におい ・第2回ワーキングへ金融機関も
て,認知症に対する理解を深め,生活支援制度 参加し,情報交換を行った。
等の普及啓発を図る。
・生活支援制度等の普及啓発の
行政,地域包括支援センターと連携し,高齢 ため,金融機関掲示用ポスターを
者の見守り活動に参加する。
作成。
・金融機関と地域包括支援セン
ターとの連携事例集を作成中。
・迅速な連携のため,金融機関の支店,各地域包括支
援センター,行政の担当者一覧を決定したが,連携の
強化に向けての施策が必要。
・市町によっては支店単位で高齢者の見守り協定を締
結している事例もあるが,備後圏域連携協議会として
金融機関と協定を締結したことを取組に反映させ,効
果的な生活支援につなげる必要がある。
1/2
(ご長寿ワーキング 報告資料)
○2016年度(平成28年度)スケジュール
取組項目
4月
5月
6月
7月
1 有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅事業者研修
●実施内容検討
2 感染症研修
●日程・内容検討
3 介護保険事業者集団指導
●日程検討
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
●9/30実施
●内容検討
4 びんご圏域チャレンジフォーラム
●今後の取組について検討
●開催日決定●講演内容について検討
5 市民後見人養成講座
●現状の確認,先行市の事例等の情報提供
6 高齢者徘徊SOSネットワーク
●各市町の現状の確認
●講演内容決定,周知
●3/10実施
●2/11実施
●講演会準備●講演会実施●次年度の共同開催に向けて協議
●先行市の事例発表等 ●次年度の連携に向けて協議
7 備後圏域地域包括ケア資源マップ
●運用開始,生活支援サービスの内容を協議
8 金融機関との連携事業推進
●包括協定締結
●生活支援サービス追加(各市町にて登録開始)
●金融機関参加のワーキングを開催(取組内容の確認等) ●金融機関にてポスターを掲示,想定事例集提供
○2017年度(平成29年度)以降の予定
・現在の取組を確実に実施し,連携を深化させることで備後圏域全体での地域包括ケアシステムの構築・充実を図り,高齢者が住み慣れた地域・住まいで安心して暮らし続けることができる社会の実現をめざす。
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