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平成21年3月期本決算会社説明資料

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平成21年3月期本決算会社説明資料
:証券コード6819
本資料は平成21年3月末時点での決算データ及び6月4日時点の情報に基づいて
作成されております。本資料に掲載された意見や予測等は、資料作成時点の当社
の判断であり、予告なしに変更されることがあります。
目次
„
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„
„
„
„
会社概要
コーポレートガバンスの基本方針
会社沿革
経営理念
オメガプロジェクトグループ
企業集団の状況
業績の概況・売上高の推移
本決算P/L・B/Sダイジェスト
レジャー事業
映像・音盤関連事業
投資事業
次期の見通し
中・長期的経営戦略と課題
事業リスク
今後の展望
3
4
5
6
7
8
9∼10
11
12∼14
15∼16
17
18
19
20
21
2
会社概要
会
社
名 オメガプロジェクト・ホールディングス株式会社
(Omega Project Holdings Co.,Ltd.)
設
立 1976年1月24日
代
表
者 代表取締役社長 近藤 宜彰
本 店 所 在 地 東京都品川区西五反田1−26−7(平成21年3月1日より)
資
事
従
本
業
金 1,221百万円(2009年3月末時点)
内
業
容 オメガプロジェクトグループ全体の戦略、立案、子会社の
管理、映像・音盤関連事業、投資事業、レジャー事業等
員 個別:18名(2009年3月末現在)
連結:166名(2009年3月末現在)
発 行 済 株 式 数 199,910,272株(2009年3月末時点)
3
コーポレートガバナンスの基本方針
日々変化する社会や業界にスピー
ディーに対応し、企業価値を向上さ
せるためには、コーポレートガバナ
ンスの充実が必要
従業員
【業務執行機関】
執行役員待遇社員
【ガバンス体制】
監査法人
【経営執行機関】
代表取締役社長
【内部監査部門】
取締役
代表取締役
執行役員待遇社員
内部監査担当
監査
総務部
【内部統制】
社外契約弁護士
相互連携の充実
指示・監査
各種専門家
中立の立場から経営に係る助言及
び意見交換を充実
幹部社員
監査
経営に係る重要事項の決定及び業
務執行状況の監督
情報提供ホットライン
内 部 監 査
指示・監査
幹部社員
連携
密な連携による課題抽出・解決案
策定等
指示・監査
組織横断的なリスク管理の推進
漏洩や開示即時性に対する管理を
開示担当部署に徹底
【取締役会】
【監査役会】
代表取締役社長
常勤監査役
取締役
非常勤監査役
監査
監査
【役員報酬】
上限を決定し、実績を踏まえて上で
算出
選任
選任
【株
主
総
会】
4
沿革
昭和51年1月
体感音響機器の商品化を図り、新しい音楽の聴き方を提案普及させる目的を持って会社設立。
昭和51年5月
ボディソニック製品第一号 ボディソニックチェアMC1000 を全国主要電気販売店を通じ、販売開始。
平 成 2 年 4 月
当社株式を社団法人日本証券業協会へ店頭売買銘柄として登録。
平成9年12月
エヌディーエフグループ(映画の権利売買、製作及びファイナンスを主な事業とするグローバル企業郡)が筆頭株主となり同グループ支援
の下、企業再建プランに着手。
平成10年1月
グループ企業としての映画事業進出第一弾作品「リング」「らせん」が大ヒット。
平成12年7月
会社商号をオメガ・プロジェクト株式会社に変更。
平成12年10月
ドイツ・フランクフルト証券取引所に上場。
平成15年3月
電子機器関連事業(旧ボディソニック事業)の営業権を譲渡し、本事業から撤退。
平成16年11月
バサラ・ピクチャーズ株式会社(国内における映像コンテンツの企画・制作)を連結子会社化。オメガ・ピクチャーズ株式会社(韓国)(韓国
における映像コンテンツの企画・制作)を連結子会社化。
平成16年12月
株式会社サボテンパークアンドリゾートを持分法適用関連会社とし、テーマパーク事業に着手。
平成17年4月
商号を「オメガプロジェクト・ホールディングス株式会社」に変更。
平成17年6月
オメガ・プロジェクト(株)設立(映像関連ソフトの企画、制作、権利管理および販売等) 。
平成17年10月
エムスリイエンタテインメント株式会社(映像ソフトウェアの企画、制作)を持分法適用関連会社化。
平成18年3月
台湾の永兆精密電子社(通信機器の製造、開発、販売)の株式を取得 。
平成18年6月
株式会社サボテンパークアンドリゾートを完全子会社化、及び中伊豆高原開発株式会社(現 伊豆スカイラインカントリー株式会社)を孫
会社化。
平成19年1月
株式会社アニマルフィルムボンドカンパニー(動物に特化したイベントの企画・実演、映像製作)を設立。
平成19年5月
株式会社FLACOCO(CM制作、イベントの開催等)を完全子会社化。
平成21年3月
オメガプロジェクト株式会社(韓国)(旧オメガ・ピクチャーズ株式会社(韓国))を売却
5
経営理念
「エンタテインメントで人類をつなぎたい」
∼5つのファクターが織り成すプロジェクト∼
【基本ルール】
国境を越え、新たな価値を創造し、皆様に真のエンタテインメントをお届けします。
社員ひとりひとりが正しい倫理観を基に事業を遂行します。
取引先、株主、従業員をはじめ、オメガプロジェクト・グループを取り囲む全ての人を大切にします。
【社会・文化貢献活動】
「エンタテインメントで人類をつなぐ」というグループ理念を実現するため、エンタテインメントを通じて、社会・文化貢献活動を行っ
て参りました。日中国交正常化30周年をきっかけに始まった「日中映画祭」は、中国と日本の劇場未公開最新話題作から、名作
やアニメなどの映画を上映することで、日中社会の多様な側面を紹介し合い、日中友好関係の向上を担っていくことを目的として
います。
6
オメガプロジェクトグループ
∼オメガグループ3つのコアビジネス∼
3つのコアビジネスによるシナジー効果
テーマパーク・スポーツ施設の運営
レジャー事業
事業育成の為の投資
映画・TV-CMコンテンツ
製作協力やロケ地の誘致等
投資事業
映像・音盤関連事業
映画製作・ドラマ・TV−CM制作
他事業へ相乗効果が見込める企業への投資
映像等の
コンテンツ製作資金や
関連企業への投資
7
企業集団の状況
※:連結子会社 ※※:持分法適用関連会社
投資事業
その他の事業
取引先
取引先
コンテンツファンドの生成・管理・運営等
不動産賃貸及びその他の事業
オメガプロジェクト・ホールディングス(株)
戦略立案・管理
バサラ・ピクチャーズ(株)
※
戦略立案・管理
(株)サボテンパーク
オメガ・プロジェクト(株)
アンドリゾート
※
(株)FLACOCO
※
※
エムスリイ
(株)アニマルフィルム
伊豆スカイライン
エンタテインメント(株)
ボンドカンパニー
カントリー(株)
※※
TVーCMの制作等
映像コンテンツ及びソフトの企
画・製作・販売等
取 引 先(国内及びアジア圏)
映像・音盤関連事業
※
※
各種イベントの企画・実演映像コ
ンテンツの製作等
テーマパーク・ゴルフ場運営
各種イベント開催
取 引 先 ・ 一 般 消 費 者
レジャー事業
8
業績の概況
∼平成21年3月期実績∼
平成21年度3月期実績
連
連 結
結
個
個 別
別
売上高
営業利益
経常利益
純利益
3,079百万円
△597百万円
△522百万円
△1,772百万円
(前期3,747百万円)
(前期△1,092百万円)
(前期△1,025百万円)
(前期△6,240百万円)
351百万円
△415百万円
△363百万円
△1,773百万円
(前期1,507百万円)
(前期△843百万円)
(前期△772百万円)
(前期△5,718百万円)
〈売上高〉
『レジャー事業 ∼テーマパークやゴルフ場が順調に稼動∼』 【(2,633,040千円)】
■ゴールデンウィークでの悪天候による売上減少があったが、夏季繁忙期の好天による売上増加
■スポンサードによる広告宣伝や、修学旅行等の団体客の誘致により来場者数・売上増加
・伊豆シャボテン公園は、2000年以来8年ぶりとなる、年間入園者数34万人を突破
■「伊豆高原旅の駅 ぐらんぱるぽーと」も好評であり、売上高増加に寄与
『映像・音盤関連事業 ∼大手企業のTV-CM制作・ドラマ作品∼』 【(381,824千円)】
■株式会社FLACOCOによるTV−CM、グラフィック広告制作
・「学校法人 東海大学」、三和酒類株式会社の「iichiko」「いいちこ 日田全麹」
・株式会社ナイキジャパン「ナイキゴルフ」、大手化粧品メーカーのグラフィック広告
■グループ会社によるドラマ作品の制作・業務協力
「内藤大助物語 いじめられっ子のチャンピオンベルト」、「街占師」、「時」
■映画作品「愛のむきだし」が、様々な国際映画祭において賞を受賞
『投資事業 ∼事業の整理・再編∼』 【(12,658千円)】
■先般から不安定である事業基盤の整理・再編の推進
■保有有価証券の債務等の減損処理・処分
〈営業利益・経常利益〉
『管理費及び一般管理費の増加』
■株式事務諸経費や広告宣伝費等の増加
■賃借料等費用削減に努めたが、当初策定の費用削減計画を下回る
〈当期純利益〉
『特別損失の計上』
■当社保有の有価証券、債権、その他グループ会社の資産、事業の進展状況等を会計監査法人の指導の下、保守的かつ厳格に精査した結果、特別損失を計上
■平成20年3月期以前より引当金を計上していた債権・貸付金の回収が経済情勢の悪化により計画通り進まず
9
売上高の推移(セグメント別)
単位:百万円
()内は構成比率
∼主力事業のシフト∼
レジャー事業
2,633
2800
映像・音盤関連事業
(86%)
2,196
2400
投資事業
(59%)
2000
■レジャー事業の売上高は
1600
約120%増
1,116
■投資事業は、投資規模の
(30%)
1200
800
縮小等により減収
405
381
(11%)
(12%)
400
12
(1%)
0
平成20年3月期
平成21年3月期
『レジャー事業∼好調なテーマパーク施設∼ 』
(実績)夏季に好天に恵まれたことや、スポンサード、広告宣伝、積極的な営業活動等により、来園者数及び売上高の増加
(今後)・グループを横断するプロジェクトチームを組むことにより、営業活動・各種イベント開催の企画力の強化
・お客様単価及び知名度向上のための、サボテン等を使用した食品・オリジナルグッズ等の開発・販売
『映像・音盤関連事業∼映像制作の受注増加∼ 』
(実績)子会社オメガ・プロジェクトを中心としてTV-CM制作・ドラマ作品の制作協力による収益
(今後) ・CM・ドラマ・映画等のコンテンツポートフォリオの構築によるリスク分散化
・コンテンツの継続的な製作を行うことで収益の安定化・事業の拡大
『投資事業∼事業基盤の整理・再構築∼ 』
(実績)事業基盤の整理・再構築の推進
(今後)主力事業の育成を図る為の投資
10
本決算P/Lダイジェスト(連結)
単位 千円
平成20年3月期
平成21年3月期
売上高
売上高
3,747,290
3,747,290
3,079,282
3,079,282
営業利益
営業利益
△1,092,523
△1,092,523
△597,540
△597,540
経常利益
経常利益
△1,025,801
△1,025,801
△522,359
△522,359
純利益
純利益
△6,240,426
△6,240,426
△1,772,561
△1,772,561
本決算B/Sダイジェスト(連結)
単位 百万円
平成20年3月期
平成21年3月期
5,162
5,162
2,711
2,711
流動資産
流動資産
2,344
2,344
657
657
固定資産
固定資産
2,817
2,817
2,053
2,053
負債
負債
4,114
4,114
1,995
純資産
純資産
1,047
1,047
715
715
総資産
総資産
資産
産
資
負債
債・
・
資本
本
負
資
11
《事業報告》 レジャー事業
単位:(百人)
∼売上高及び入園者数の増加∼
平成21年3月期連結累計期間伊豆3公園売上高・入園者数
2500
単位:(百万円)
400
350
2000
1500
平成20年3月期入場者数
平成21年3月期入場者数
300
平成20年3月期売上高
250
平成21年3月期売上高
200
1000
150
100
500
50
0
0
4 月 5月
6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月
伊豆のレジャーを代表する3公園
【伊豆シャボテン公園】
夏季繁忙期が好天に恵まれたことや、開園50周年記念の各種イベントの効果により、
売上高は前年比約123%増
【伊豆ぐらんぱる公園】
「伊豆高原ぐらんぱるぽーと」が認知されたことによる入園者数の増加により、売上高
は前年比約130%増
【 伊 豆 海 洋 公 園 】
2月 3月
伊豆地域を中心としたスポーツレジャー施設の展開
【伊豆海洋公園ダイビングセンター】
磯プールの稼動時期の順調な売上高の増加や、ダイビング施設は
後期(10月∼H21.3月)の順調な稼動による閑散期のカバーにより、
売上高は前年比約102%増
【伊豆スカイラインカントリー倶楽部】
上級者からアベレージゴルファーまで十分に楽しめ、好天にも恵ま
れた結果、売上高の増加に寄与
前期(H20.4月∼9月)の売上高は減少したが、後期(10月∼H21.3月)の平均売上高
が前年比100%以上のため、前年とほぼ同じ売上高
【 伊 豆 3 公 園 総 括 】
スポンサードによる広告宣伝や、関東からの修学旅行などの大口顧客の誘致により、
全月間の売上高・入場者数が前年を上回った結果、売上高は前年比約125%増
順調に売上高・入園者数を伸ばし、今後も増加が期待される
12
《事業報告》 レジャー事業
∼営業活動の強化∼
関東圏を中心とした営業活動の実施
関東圏を中心とした営業活動によ
り、入園者の約70%が関東在住
伊豆を中心とした関東圏への営業活動により、
伊豆シャボテン公園は、年間入場者数が2000年
以来8年ぶりとなる34万人を突破
関西方面からの集客により、
更なる入園者数の増加を図る
関東圏・関西圏両面からの営業活動へ
【グループを横断するプロジェクトチームの発足】
東 京
神奈川
関東圏を中心とした営業活動の実施
千 葉
埼 玉
東京に営業所を置くことにより、
関東圏への営業活動の強化
〈更なる営業活動の強化〉
■関東圏における営業基盤の完成
■関西圏への営業基盤の構築へ
■学校、旅行会社への営業活動の強化
大 阪
名古屋
関西圏を中心とした営業活動の実施
神 戸
京 都
伊豆を中心として関西方面への営業活動の実施
及び営業基盤の構築
グループを横断した営業活動・イベント等の企画力強化により、更なる集客力の向上へ
13
《事業報告》 レジャー事業
∼株式会社アイアイとの資本・業務提携∼
【販売経路】
【プロモーション】
・エンタテインメントを活用した
商品のマネジメント
【販売リレーションの形成により、商品の付加価値を追求】
・アイアイ営業ネットワーク
・通信販売
・伊豆関連施設での販売
+
【ブランド力】
オメガプロジェクト・HD
株式会社アイアイ
【商品企画力】
【商品開発力】
【商品開発】
・健康・美容食品
・健康・美容用品
・スポーツ用品
・有名レジャー施設
・エンタテインメント事業
■首都圏を中心とする全国展開を見据えた商品販売
■エンタテインメントのプロモーションにより、老若男女を問わない商品販売
■レジャー施設を絡めることによる、施設への二次的効果
【開 発 案 件】
サボテンの特性を生かした美容と健康食品の開発へ
〈フーディアサボテンを使用した食品〉
〈ノパルサボテンを使用した食品〉
フーディアサボテンとは?
フーディアゴールドニー という食欲抑制成分
を含み、食欲を抑えることによるダイエット効
果が期待されている。
フーディアサボテンを使用したお茶
ノパルサボテンとは?
ノパルサボテンには、 トゥナ という整腸作
用、老化防止作用、血糖値低下作用など
の、様々な機能性効果のある要素を持ち
合わせている。
ノパルサボテンを使用したアメ
14
《事業報告》 映像・音盤関連事業
∼映像製作∼
各社の特徴を活かすことによる相乗効果で、独自のコンテンツ製作集団としての地位を確立
映像作品の企画開発・製作
オメガ・プロジェクト
映像作品の制作(プロダクション機能)
オメガ・プロジェクト
バサラ・ピクチャーズ
FLACOCO
映像作品への出資・ライツ管理
エムスリイ
エンタテインメント
映像作品の公開・提供
ベルリン国際映画祭にて「国際批評家連盟賞」・「カリガリ賞」のW受賞を達成!!
「愛のむきだし」( LOVE EXPOSURE )
【各種映画祭での受賞履歴】
作品URL http://www.ai-muki.com/
〈東京フィルメックス映画祭〉
・アニエス・ベー・アワード(観客賞)
→観客によって直接投票が行われる賞
〈ベルリン国際映画祭〉
・国際批評家連盟賞(FIPRESCI賞)
→国際批評家連盟のメンバーより、優れた作品に贈られる賞
・カリガリ賞(Caligari Film Prize)
→斬新な手法で意欲的なテーマを描いた作品に贈られる賞
〈バルセロナ・アジア映画祭〉
・観客賞(Audience Award)
→全ての上映作品の中から観客投票によって選出される作品賞
15
《事業報告》 映像・音盤関連事業
∼TV-CM・ドラマ作品∼
株式会社FLACOCOによるTV-CM作品
【CM制作】
株式会社FLACOCO
三和酒類株式会社
「いいちこ」
三和酒類株式会社
「いいちこ日田全麹 」
学校法人東海大学
「多様08 ル・マン」
ドラマ作品の製作・撮影協力
■【内藤大助物語 いじめられっ子のチャンピオンベルト】
出 演: 伊藤淳史、岸本加世子、市川由衣、渡辺いっけい、淡路恵子 他
■【街占師】
出 演: 高畑淳子、村田雄浩、烏丸せつこ、吉行和子、三原じゅん子、小林綾子 他
■【時】
出 演: 三浦友和、野際陽子、原日出子、河相我聞、小林綾子、前田健、渡辺哲 他
<街占師に使用された当社グループ運営の山手スピチュラルホテル>
16
《事業報告》 投資事業
∼投資活動∼
投資活動
平成21年3月期連結会計期間において、投資活動は行わず
【理由】
サブプライムローン問題に端を発した世界的な株式市場の悪化により、中・長期的な市場環境を見据えた結果、
現状においては、事業基盤の整理・安定化を図ることが、優先事項であると判断
【今後】
市場の低迷により、割安で成長性のある企業へ投資することで、企業育成の推進に努める
投資事業の事業方針
・短期的なキャピタルゲインのみを求める投資ではなく、他事業とのシナジー効果が見込める企業への投資
を行うことにより、主力事業への育成
・投資環境の悪化により多額の特別損失を計上した状況下において、事業体制の再構築が急務となっており
規模の縮小とともに、投資ポートフォリオのバランス改善を重点的に継続
・事業体制の見直しを図っている段階であり、投資を行うにあたり、慎重なデューデリジェンス
事 業 育 成
〈シナジー効果が見込める企業への投資〉
レジャー事業
映像・音盤関連事業
17
次期の見通し
平成22年度3月期業績予想
売上高
営業利益
経常利益
純利益
連
連 結
結
3,260百万円
16百万円
15百万円
15百万円
個
個 別
別
260百万円
10百万円
11百万円
10百万円
単位:(百万円)
5000
売上高
3,747
3,260
3,079
営業利益
3000
経常利益
当期純利益
1000
-1000
16
-597
15
15
-522
-1,092 -1,025
-1,772
-3000
損失幅は徐々に縮小し黒字化経営へ
-5000
-6,240
-7000
平成20年3月期
平成21年3月期
平成22年3月期予想
18
中・長期的な経営戦略と課題
∼グループ戦略・事業戦略∼
継 続 的 な 黒 字 化 の 達 成
【 中 ・ 長 期 的 な 事 業 戦 略 】
■グループ内の連携の一層強化を目的とした、グループ包括的管理による戦略的運営
■日本のみならず、アジア市場を視野に入れた業務の推進
グループ戦略
【財務体質の改善】
【グループ経営の効率化】
■更なるコスト削減
■グループ統制の強化
・スケールメリットの享受
・情報の一層の共有化
・管理業務のスリム化
・人的交流の推進
・人材の再配分による人件費削減
■コンプライアンスの推進
■財務体質の強化
・コンプライアンス推進の企業風土の確立
・債権回収・保有資産の売却
・役員/取締役への研修
・既存新株予約権による継続的資金調達
・外部専門家との適宜情報交換
【レジャー事業】
【映像・音盤関連事業】
【投資事業】
各事業別戦略
■コンテンツの効果的なプロモーション
■集客力の強化
■主力事業の育成
・共同でプロジェクトを進める企業と連携を強
・グループ横断のプロジェクトチームの立ち上
・短期的なキャピタルゲインのみを求めるので
化し、インターネット・モバイル等も活用した
げにより、関東圏・関西圏における営業力及
なく、他の事業とのシナジー効果が得られる企
複合的な配給・宣伝戦略を企画・提案
び、各種イベントの開催の たの企画力の
業への投資により、主力事業の育成
強化
■新しい事業基盤の構築
■天候リスクの回避
■ポートフォリオのバランス改善
・知的財産権によるコンテンツのクロスメディア
・天候悪化による入園者・売上高減少リスクを
・投資環境の悪化に伴い、当社グループ保有
展開による複合的収益体制の構築と、金融と
回避するため、ニーズを捉えた各施設のオリ
有価証券及び、債権等の減損処理を行うとと
エンタテインメントを融合した独自の事業モデ
ジナル商品を開発・販売することで、 知名度
もに、事業体制の再構築
ルの創出
及びお客様単価向上
19
事業リスク
∼事業ポートフォリオ確立によるリスクヘッジ∼
レジャー事業
投資事業
映像・音盤関連事業
事業リスク
事業リスク
事業リスク
■天候による影響
長期の天候不良による入園者数・利用者
数の減少
■災害による影響
施設周辺での災害による、施設や交通機
関への被害、消費者マインドの低下
■事故による影響
遊具施設、商品、食品等の事故による、当
社グループへの信頼低下、訴訟等の多額
の費用負担
■投資環境について
政治・産業等の動向などの外部要因に
よる投資環境の悪化
■M&Aについて
偶発債務や未確認債務の発生、市場
環境の予想以上の悪化
■映画製作について
・映画製作時の不測の自然災害や出演者の事情等
の、撮影遅延による製作費の増大
・海外共同製作時、日本と各国との政治的緊張によ
る当該作品への影響
■映像業界について
金融不安による、取引先の業績悪化等の予想以上
の環境の変化
■メディアの多様化
ブロードバンド配信等の普及による、DVD等、パッ
ケージソフトの販売減少
リスクヘッジ
リスクヘッジ
シナジー効果が得られる企業への投資
による企業育成
・全天候型施設の設置
・オリジナルグッズの販売強化により、
お客様単価・認知度の向上
映画制作
TV−CM・ドラマ制作
(長期的資金回収)
(短期的資金回収)
映画制作以外のコンテンツポートフォリオの
構築により、リクープリスクの回避
事業ポートフォリオの構築
独立したポートフォリオを構築することで、リスクヘッジを図るとともに、3事業のシナジーを追求
事業の更なる拡大・発展へ
20
今後の展望
∼エンタテインメントのトータルプロデュース∼
レジャー事業との融合
コンテンツの企画・管理
オメガ・プロジェクト
コンテンツの制作
バサラ・ピクチャーズ
FLACOCO
サボテンパークアンドリゾート
アニマルフィルムボンドカンパニー
伊豆スカイラインカントリー
コンテンツの配給・興行・
販売
M3エンタテインメント
効率的な資金回収
ユニーク・斬新なコンテンツのプロデュース
オメガプロジェクトHD
新たなエンタテインメントの創造
コンテンツファンド
資金調達・回収
投資・M&A戦略による展開拡大
入口(コンテンツの資金調達・企画等)から出口(コンテンツの配給・マルチ
ユース・資金回収)までをトータルプロデュースする企業群の形成を目指す
21
To The World ,From Asia.
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