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<平成27年度> 英語科学習指導案 第1学年 数と色 (1)英語学習で
平成 27 年 5 月 27 日(水) <平成27年度> 第1学年 英語科学習指導案 数と色 第 1 学年 3 組 24 名 指導者 HRT 桝田 佳江 ALT Taylor Wanstall (1)英語学習で育てたい力 1年生・・・「英語に慣れる」 ・英語のリズムや音を身体で感じることができる。 ・歌やアクティビティを通してアルファベットの大文字に親しむことができる。 ・文脈からお話の内容を概ね感じることができる。 ・学習のルールを理解する。 1年生のテーマ ①英語の世界を楽しもう ②英語の学習ルールを確実に定着させよう。 1年生の1学期は、英語との大切な出会いの時期。英語は、机やいすを片付けた教室のフロアや すまいるルームで学習をする。他教科同様に学習のルールを一つ一つ確認しながら、歌やゲーム、 絵本の読み聞かせなどを通して低学年の授業スタイルを確立していきたい。また、英語の言葉や歌 を通して「英語との出会い」を大切にし、英語力の定着が図られるよう、日常生活の場面で繰り返 し使っていきたい。 10月以降は、joint storytelling を通して、英語のリズムやお話の楽しさを味わう活動を取り入 れていきたい。 (2)子供の姿(学級の児童の実態) 本学級の児童は、学習に対して大変意欲的で、前向きに取り組む児童が多い。英語の授業初日に 「幼稚園・保育園で英語を勉強したことがある人はいますか。」と尋ねると、半数以上の手が挙が った。英語に対して全く抵抗感はなく、英語が大好きである。英語が大好きなため、テンションも 上がりがちだが、ALT や HRT が“One, two, one, two, please~”というと、“Be quiet.”と、す ぐに静かになる。“聞く”ことが大切な教科だけに学習規律はこれからも厳しく指導していきたい。 今年度は品川区の英語カリキュラムモデル校として低学年も昨年度までの年間20時間から35 時間になった。小学校1年生から週1回のペースで英語の授業が行えることは大変恵まれている。 しかし、発達段階的にも週1回ではすぐに忘れてしまい、なかなか定着しないのも事実である。そ こで、本学年は朝の会や帰りの会に英語であいさつをしたり、英語の歌を歌ったりしている。本学 級は、給食時のおかわりジャンケンも英語で行うなど、習った英語は日常場面で使う機会を多く作 るようにもしている。帰りの用意をする時間は、既習の歌を流しているが、児童は英語で歌を歌い ながら帰り支度をしている。 1年生は後半(10月)より joint storytelling『桃太郎』に取り組むことになるが、児童になじ みがある物語だけに楽しみな面がたくさんある。可能であれば6年生ともタイアップして英語発表 の機会が設けられたらと考えている。それまでは、たくさんの英語を聞かせ、聞こえたところから 声に出させてみる、そして、英語が楽しいという気持ちが継続するように、きめ細かく指導してい きたい。 (3)単元のねらい ○歌やゲーム、絵本の読み聞かせを通して、10までの数の言い方に慣れる。 ○歌やゲーム、絵本の読み聞かせを通して、色の言い方に慣れる。 ○歌を通して、アルファベットの言い方に慣れる。 ○簡単な英語の指示を理解し、学習のルールを身に付ける。 (4)単元構成(学習計画) 第 1 次(3時間) 第 2 次(6時間) 本時3/6時間目 Greeting Hello song を歌う。 Greeting Hello song を歌う。 学 Songs Songs 習 (Literacy) 実施せず。代わりにこの時間を活用 “Seven Steps”で数の歌を歌う。 “Seven Steps”で数の復習をする。 “Rainbow”で色の歌を歌う。 内 して授業のルールを覚える。 (簡単な Literacy “Seven Steps”でアルファベットの 容 指示、静かにする合図など) Activity 自己紹介をする。英語でじゃんけん 歌を歌う。 Activity Story“Brown Bear”の本を通して をする。数に関するゲームをする。 動物の名前や色を知ったり、発話し (Chip Champion) たリする活動をする。 Story“Dear Zoo”の読み聞かせをす Greeting Good-bye Song を歌う。 る。 Greeting Good-bye Song を歌う。 (5)活動の工夫 ◎教材の工夫 ・他教科で学習した内容を、英語学習に生かす。(本時は算数「いくつといくつ」単元で学習し た内容を、「数」の学習場面で取り入れる。算数で使用したフラッシュカードと百玉そろばん を使用する。) ・絵本の読み聞かせと合わせて、ICT を活用する。(本時は自作のシルエットクイズをコンピュ ータとプロジェクターを用いて提示する。) ○レッスンプランの構成 ・繰り返し学習する機会を設け、定着を図るために、Songs の10分間を毎回復習タイムとして 活用する。 ○学習ルールの徹底 ・短い活動を多く取り入れ、テンポよく学習を進めることにより、児童が飽きずに集中できるよ うに考慮した。活動の合間に騒がしくなった時は、すぐに“One, two, one, two, please be quiet.”を用いて HRT が授業コントロールをする。 (6)単元の評価 ①ALT、HRT や友達と楽しく活動しようとしている。[A コミュニケーションに親しむ] ②やさしい歌やチャンツをまねることができる。[C 表現する能力] ③アルファベットの歌に親しむことができる。[D 言語や文化についての知識・理解] (7)本時について ① 本時のねらい ○歌やチャンツを通して、英語のリズムに親しんでいる。 ○英語の学習ルールが定着している。 1.よく聞く ② 2.まねて発音する 3.簡単な英語の指示に従い、約束や合図を守る。 評価 (1)ALT、HRT や友達と楽しく活動していたか。 (A-①) (2)やさしい歌やチャンツをまねることができていたか。 (C-③) 参考文献: ○『小学校英語の教育法 理論と実践』アレン玉井光江 著 (大修館書店) ○「Homeschool Share」 http://www.homeschoolshare.com/brown_bear_brown_bear.php 《次時使用予定教材》 ○「MakingLearningFun.com」 http://www.makinglearningfun.com/themepages/BrownBearShadowMatchingActivity.htm 《本時使用教材・・・アレンジして使用》 27/5/2015 For 1st grade 単元名(数と色) 本時のねらい ○歌やチャンツを通して、英語のリズムに親しんでいる。 ○英語の学習ルールが定着している。 1.よく聞く 2.まねて発音する 3.簡単な英語の指示に従い、約束や合図を守る。 主な言語材料: What (color) do you see? / I see 色+動物. Number (1-10) Color (red, yellow, pink, blue, purple, orange, green, brown, white, black, gold) Alphabet (A-Z) 学習過程 HRT 活動内容 ALT ○指導上の留意点 ・教材教具 ★評価 Greetings 1. あいさつをする。 < 3 分> あいさつをする。 あいさつをする。 Let’s start our ○ネームカード は授業前につ English class. けておく。 Hello. How are you? ♪Hello Song を歌う。 Songs <10 分> 2. 今まで習った歌を歌い、数と色 の言い方を復習する。 動作をつけながら一 動作をつけながら一 緒に歌う。 緒に歌う。 [数] [数] 百玉そろばんを使っ フラッシュカードを て10までの言い方 使って10までの言 ♪Hello Song ・数のフラッシ ュカード ・百玉そろばん に慣れる。 (5の分解) い方を確認する。 Five equals one and … ♪Ten Steps を歌う。 (数の復習) 動作をつけながら一 動作をつけながら一 ♪Seven Steps 緒に歌う。 緒に歌う。 カラオケバージョンで Ten Steps にアレ Let’s sing Ten Steps. ♪Rainbow を歌う。 (色の復習) ンジする。 [色] [色] フラッシュカードを 色の言い方を確認す 提示する。 る。 ★やさしい歌や 動作をつけながら一 動作をつけながら一 チャンツをまね 緒に歌う。 緒に歌う。 ることができて Let’s sing Rainbow. ♪Rainbow いたか。 (C-③) Literacy 3. アルファベットに親しむ。 < 7 分> アルファベット一覧 アルファベットの言 (大文字)を提示する。 い方を確認する。 ・アルファベッ ト一覧 Let’s study Alphabet. ♪ABC Steps を歌う。 一緒に歌う。 一緒に歌う。 応用:サイレントワードを決め、その文 字は歌わずに拍手をする。例: Yellow ♪Seven Steps カラオケバージョンで ABC Steps にア words are quiet. (Yellow words are I レンジする。 and Y.) ★本時は初めて 学習するため評 価は行わない。 次時より D-② “Brown Bear”を集 色と動物の名称を確 ○全員が本を見 1 中して聞くように指 認しながら“Brown える位置に座 < 7 分> 示する。 Bear”を読む。 らせる。 Activity 4.絵本“Brown Bear”を聞く。 It’s story time. ・大型絵本 keywords:[色]brown, red, yellow, blue, green, purple, white, black, gold [動物]bear, bird, duck, horse, frog, cat, dog, sheep, goldfish, monkey Activity 2 5. “Brown Bear”色当てゲームを する。 <15 分> Brown Bear ★英語の学習ル ールが定着し ていたか。 活動の仕方を説明す 大型絵本を使って、 ・ICT(コンピュ る。次に何色の動物 シルエットクイズの ータ、プロジ が出てくるかのシル 答え合わせをする。 ェクター) エットクイズを出 ・自作シルエッ す。(ICT 活用) トクイズ HRT : Children, children, what color do you see? (シルエット提示) Students : Red. ALT : That’s right. We see a red bird. Greetings 6. あいさつをする。 音楽を流して、動作 動作をつけながら一 < 3 分> ♪Good-bye song を歌う。 をつけながら一緒に 緒に歌う。 歌う。 That’s all for today. 教室の出口でハイタ Thank you Mr. Taylor. ッチをして児童とコ Good-bye. See you. ミュニケーションを 教室の外でハイタッ 図りながら名札を回 チをしながら本時の 収する。 頑張りを褒める。 ★ALT、HRT や 友達と楽しく活 動していたか。 (A-①) ♪Good-bye song