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キャラメルの猫
玖珠町立 塚脇小学校 学力向上プランの概要 ①学習規律の更なる徹底 ②基礎的基本的な知識と技能の定着と活用力の向上 ③「話す」「書く」技能(表現のスキル)の育成(活用力の育成) ④授業の質の向上 ⑤授業形態の工夫 ⑥家庭との連携による基本的生活習慣の確立 効果のある取組事例 ①帯の時間を利用した組織的な取り組み 音読及び塚脇タイムは全職員で指導にあたる。 月 朝の活動 朝読書 (8:25~8:35) 塚脇タイム 100 マス作文 (13:45~14:00) ※3 火 水 木 金 朝読書 音読 ※1 朝読書 朝読書 ドリル ※2 全校集会 100 マス作文 ドリル ※1 音 読:名詞名文(漢詩、百人一首等)の音読、リズムある文章の音読 ※2 ド リ ル:算数、国語における弱点を補うドリル学習 ※3 100 マス作文:別紙『条件付短作文「作文チャレンジカード」』参照 ②算数科における複数指導体制(TT指導、少人数指導、習熟度別指導) 1,2年生はTT指導、 3~6年は単元に応じた少人数指導 「数と計算」「数量関係」領域・・・習熟度別指導 その他の領域 ・・・・・・・・・・等質による少人数指導 ③「ジャンプアップ・タイム」 (月曜日の6時間目に行う特設授業)による個別ドリル学習 ・4~6年を対象とした学力向上特別学習の特設授業の実施。1学級3人程度の教員を 配置し、一人一人の実態に応じた個別指導を実施(10月より10時間程度実施) - 1 - 条件付短作文「作文チャレンジカード」について 説明的文章における基礎的な技能を計画的に指導し、人にわかりやすく説明したり作文したりす る能力を育成するために、条件付探索文「作文チャレンジカード」に取り組む。 ○週に2回、条件付短作文「作文チャレンジカード」に取り組む。時間は、朝の活動・塚脇タイ ム・帰りの会・国語の時間等に行う。 ①今日のテーマと約束(条件)を提示し、プリントに書かせる。 ②1分間、テーマと条件をもとに構想を練る。 ③教師の合図で作文を書き始める(5分間)。 残り1分になったところで子どもに知らせ、文書をまとめさせる。時間内に必ず句点で終わ らせるようにする。また、たくさん書ける子どもは、100字にこだわらず書かせる(最大 150字) 。 ④教師の終了の合図で作文を終わる。 ⑤1分間で、文字数・使った漢字数を数えさせて自己評価をさせる。また、その中で題を書か せる取り組みも可(自分の書いたことを一言で表現させる) 。 ⑥教師が次の日までに評価をし、良い作文は紹介する。評価は、目を通して認印を押すなど、 簡単にする。また、担任だけでなく学年部での対応も考えていく。 ※注意事項 ・作文の時に、字の丁寧さや漢字の使用は強要しない。 ・先生からの欄には、スタンプを押すなどの簡単な評価をする。朱書きも特に入れない。そし て、提示した条件(約束)にあっている児童の作品を選んで紹介する。 ・1年生は2学期以降の取り組みとする。学習の状況に応じて段階的に始めていく。 ・150字に挑戦する「“超”作文チャレンジカード」もあります。子どもの実態に合わせて 活用してください。 子どもたちの書く力・活用力を伸ばすために… ○算数や理科の学習を活かしたテーマの設定をする。 ・3年生「475+781の筆算の仕方」・5年生「合同な三角形の書き方を説明する」を参考に 各学年で工夫する。(P4) ・理科では、実験からまとめまでの過程を、チャレンジカードを使って書かせるなど。 ○「各学年における『書く』 『話す』ことの指導事項系統表」の内容を参考にして約束(条件)を考 える。 ↳ex:擬人法を使う・常体で書く・体言止めを使う・読み手を指定して(親に向けてなど)書く・ 案内状を書く など ○題材が特に思い浮かばないときは、各学年部の「テーマ例一覧」を参考にする。条件の例は一覧 の中にあるが、変更しても良い。 (ラミネートしたものを各学級に配布しています。 ) 子どもたちが作文を書くことが好きになるために… ○時々、子どもたちが楽しんで書けるようなテーマで行う。 100マス作文のプリントではなく、『作文練習プリント』から印刷して行うのも可。 (4コママンガや写真から想像して書くなど) ○よく書けている作文を、学級・学年で紹介する(どんなところが良いか、具体的にほめてあげる と次回への意欲につながり、より効果的です) 。 ※「段落を意識した指導一覧表」も参考にして条件を考えてください。 - 2 - 100マス作文 テーマ例一覧(低学年) タイトル 応 用 条 件 視写 (お手本を写すことで作文の書き方を習得する) ○○のめあてを書こう 始業式・終業式・夏休み・学習発表会・水泳 マラソン大会・読書週間・○学期 自己紹介をしよう 好きなものを紹介しよう 好きなスポーツ・テレビ番組・本や漫画・動物 趣味・食べ物 強く心 に残 った こと を書 こ う。 ○○に行って・国語の物語文の感想・生活科の感想 見学・鑑賞会・社会見学・作品展などの感想 ○年生でがんばりたいこと スポーツ・係・あいさつ・そうじ 忘れ物・お手伝い・宿題 「やさしい・ありがとう・お 正月」の3つを使ってかさこ じぞうの感想を書こう 他の国語の教材 道徳や生活科・学習記録 行事の感想を3つの言葉から書かせる うそ作文(想像作文)を書こ う 「雨・テレビ・ガタガタ」 「こおり・ポカポカ・ランドセル」 なりきり作文 ねこになりきってねずみを呼ぶ(大きなかぶ) おじぞうさんになりきって書く(かさこじぞう) 会話文を使う 手紙を書く ありがとうの気持ちを伝える・国語の題材から(お じぞうさんへ・がまがえるくんへ など) 手紙の形式で 感謝の気持ち 「こわかった」を書こう ハラハラドキドキ・○○との遭遇・恐怖体験 ドキッとしたこと・誰もいない寂しさ 会話文・○文以上 見たこと作文 先生の動きをみて、様子が分かるように書く。 「そして・次に・最 箱や袋の中から出したりするのを見せて書かせる。 後に」を使う 見たままを書こう 魚が焼ける様子・天ぷら・鍋料理 家族の動き・氷・湯気・結露などのようす 夕立・入道雲・雪の降る様子・何気ない日常 ~みたい・~ようだ 色・数・形・大きさ を書く 色に着目して書く 水泳の感想・運動会の感想・シャワー・遠足 空の様子・野菜の様子 色を使う (2色以上など) 見て考えたことを書こう 玄関の靴を見て・私のランドセル・家事をするお家 の人・祖父のしわ 様子を詳しく書く 数に着目して書く。 水泳の記録を書こう・マラソン大会・縄跳び ○グラム・○センチ 日にちを書く 具体的な数字を書く 味に着目 薬の味・お弁当の味・ミニトマトの味・歯磨き粉 (「先生に教えてね」の形式で書かせる) 味覚を表す言葉 順序良く書く したこと作文・遠足 「まず・つぎに・最 後に」を使う いろいろな言葉を使う 「~も」 「しかし」 「たっぷり」 「まるで~のような」 言葉の指定 などの言葉や、「それは○○の時間のことでした」 「『~か』で始まる問いかけの言葉」などの書き出 しを指定して書かせる。 - 3 - 5分で○字 ナンバリング 1つ目は~。 2つ目は~。 3つ目は~。 理由を書く スリーキーワード など 100マス作文 テーマ例一覧(中学年) タイトル 応 用 ○○のめあてを書こう 始業式・終業式・夏休み・学習発表会・水泳 マラソン大会・読書週間・○学期 自己紹介をしよう 好きなものを紹介しよう 好きなスポーツ・テレビ番組・本や漫画・動物 趣味・自分の宝物 強く心 に残 った こと を書 こ う。 ○○に行って・国語の物語文の感想・総合の感想 見学・鑑賞会・社会見学・作品展などの感想 ○年生に向けて スポーツ・クラブ活動・係・委員会 あいさつ・そうじ・忘れ物・お手伝い・宿題 「けむり・くり・いたずら」 他の国語の教材 の3つ を使 って ごん ぎつ ね 道徳や総合的な学習 の感想を書こう 学習記録や読書感想文 条 件 ナンバリング 1つ目は~。 2つ目は~。 3つ目は~。 理由を書く スリーキーワード うそ作文(想像作文)を書こ う 「急がば回れ・カレンダー・ドッカーン」 「ポリポリ・ストーブ・おはよう」 見たこと作文 先生の動きをみて、様子が分かるように書く。 「そして・次に・最 箱や袋の中から出したりするのを見せて書かせる。 後に」を使う 見たままを書こう 魚が焼ける様子・天ぷら・鍋料理 家族の動き・氷・湯気・結露などのようす 夕立・入道雲・雪の降る様子・何気ない日常 ~みたい・~ようだ 色・数・形・大きさ を書く 見て考えたことを書こう 玄関の靴を見て・私のランドセル・家事をするお家 の人・祖父のしわ 様子を詳しく書く 色に着目して書く 水泳の感想・運動会の感想・シャワー・遠足 空の様子 色を使う (2色以上など) 数に着目して書く。 水泳の記録を書こう・マラソン大会・縄跳び ○グラム・○センチ 日にちを書く 具体的な数字を書く 「こわかった」を書こう ハラハラドキドキ・○○との遭遇・恐怖体験 ドキッとしたこと・誰もいない寂しさ 会話文・○文以上 言葉や音を拾おう 私の口癖・家での挨拶・大切な言葉 風の音・花火の音・靴音・チャイム 会話文・擬声語を使 う したこ とを 5W 1H で書 こ う 行事の報告や説明・プレゼン作り いつ・どこで・だれが・なぜ・何を・どのように 5W1Hを使う 「○○」を使って作文を書こ う 「歯が立たない」 「サルも木から落ちる」 「猫に小判」 慣用句を使う などのことわざや慣用句 どちらが好きか うどんとそば・カレーとラーメン・犬と猫 学級で起こった問題・学校にマンガを持ってきてよ いか・賛成か反対か 自分の意見をはっき り書いて理由を書く 似てい ると ころ と違 うと こ ろ りんごとなし・うしとぶた・ランドセルとリュック サック・えんぴつとシャーペン・1組と2組 キャラメルとあめ・なべとフライパン 朝焼けと夕焼け・写真AとB 自分の感想を書く - 4 - 100マス作文 テーマ例一覧(高学年) タイトル 応 用 条 件 ○○のめあてを書こう 始業式・終業式・夏休み・学習発表会・水泳 マラソン大会・読書週間・○学期・修学旅行 強く心 に残 った こと を書 こ う。 ○○に行って・国語の物語文の感想・総合の感想 見学・修学旅行・社会見学・作品展などの感想 6年生(中学校)に向けて スポーツ・クラブ活動・係・委員会 あいさつ・そうじ・忘れ物・お手伝い・宿題 「戦い・ひきょう・堂々」の 3つを 使っ て大 造じ いさ ん とがんの感想を書こう 他の国語の教材・道徳や総合的な学習 学習記録や読書感想文 学校行事の感想(エイサー・太鼓・汗)など うそ作文(想像作文)を書こ う 「急がば回れ・カレンダー・ドッカーン」 「ポリポリ・ストーブ・おはよう」 見たこと作文 先生の動きをみて、様子が分かるように書く。 「そして・次に・最 箱や袋の中から出したりするのを見せて書かせる。 後に」を使う 見たままを書こう 魚が焼ける様子・天ぷら・鍋料理 家族の動き・氷・湯気・結露などのようす 夕立・入道雲・雪の降る様子・何気ない日常 ~みたい・~ようだ 色・数・形・大きさ を書く 見て考えたことを書こう 玄関の靴を見て・私のランドセル・家事をするお家 の人・祖父のしわ 様子を詳しく書く 比喩を使う 色に着目して書く 水泳の感想・運動会の感想・シャワー・遠足 空の様子 色を使う (2色以上など) 数に着目して書く。 水泳の記録を書こう・マラソン大会・縄跳び ○グラム・○センチ 日にちを書く 具体的な数字を書く 「こわかった」を書こう ハラハラドキドキ・○○との遭遇・恐怖体験 ドキッとしたこと・誰もいない寂しさ 会話文・○文以上 言葉や音を拾おう 私の口癖・家での挨拶・大切な言葉 風の音・花火の音・靴音・チャイム 会話文・擬声語を使 う したこ とを 5W 1H で書 こ う 行事の報告や説明・プレゼン作り いつ・どこで・だれが・なぜ・何を・どのように 5W1Hを使う 疑問に思ったこと・心の悩み を書こう 先生本当ですか・お母さんおかしいよ・テレビを見 て物申す・先生悩みを聞いて・こんな自分が大嫌い なぜ…でしょうか。 実は… 畏敬(畏怖)の念 神社仏閣・仏像・山・洞窟・巨木・滝・海 歴史的建造物・巨大建造物・名画 比喩 「すごさ」を表す 「○○」を使って作文を書こ う 「歯が立たない」 「サルも木から落ちる」 「猫に小判」 慣用句を使う などのことわざや慣用句 自分の意見をはっきり書く うどんとそば・カレーとラーメン・犬と猫 学級で起こった問題・学校にマンガを持ってきてよ いか・賛成か反対か・ディベート 結論-なぜ-から の順で書く 似てい ると ころ と違 うと こ ろ 1組と2組・キャラメルとあめ・なべとフライパン 朝焼けと夕焼け・写真AとB 自分の感想を書く 海外に目を向けて ○○に行ってしたいこと・日本をどう思っているの か(外国語活動や総合などとリンクさせて) 結論-なぜ-から の順で書く - 5 - ナンバリング 1つ目は~。 2つ目は~。 3つ目は~。 理由を書く スリーキーワード 段落を意識した指導(この中から条件を拾い出す) はじめ 段落 なか ① ② ナンバリングで ナンバリング おわり ③ 1つ目は~ ④ 2つ目は~ 3つ目は~ 説明しようとす ⑤ 感想・決意・考え など る事柄 手順・段取り スリーキーワード 色 何をしたのか まず 次に 最後に このように~ 何をするのか (はじめに) 印象に残った キーワード① キーワード② キーワード③ (感想) 印象に残った色 色① 色② 色③ (感想) 問いかけと類推 なぜなら また さらには よって・すなわち 類推理由① 類推理由② 類推理由③ したがって (感想) キーワード 疑問 (まとめ) 事例 説明のための出 たとえば 次に(は) さらには だから 来事 事例① 事例② 事例③ これらのことか ら(まとめ) 5W1H 結論なぜから作文 いつ・だれが・ なぜ(目的) どんなふうに① 結論 なぜなら ~からだ 結論 なぜなら 理由② どんなふうに② どこで・なにを (感想) (呼びかけ) (まとめ) 理由① 理由③ このように ~から (まとめ) 子どもたちが楽しめるテーマで タイトル 面白ストーリー作文 つぶやき作文 内容 例 様々な特徴を組み合わ せて、自分で新しいもの を考える ○○になったつもりで 自慢やうれしいことを つぶやく なりきり作文 怪獣作り 乗り物発明 100マス作文のプリ ントにこだわることな く、それぞれ印刷して使 虫(トンボやセミなど) 用する。 詳しくは『作文練習プリ 鳥 ント』を参照する。 動物 など 消しゴム・アイドル サッカーボール ハンバーグ など なってみよう作文 マンガ文章化作戦 書き換え遊び なんて言ってるかな その他 4コママンガを見て文 章にする 常体⇔敬体 詩を散文に 絵や写真を見て自分で ストーリーを作る 【参考文献】 ○イラスト「100マス作文ワーク」 (1・2年)(3・4年) (5・6年)三谷祐児著 ○作文練習プリント 近野十志夫著 民衆社 - 6 - 明治図書 今 日 の テ ー マ 5 180 150 ④ 先 生 か ら 100 作 文 の タ イ ト 考ル えを ま し ょ う 。 漢 字 数 文 字 数 字 字 50 ③ ふ り か え り ま (し 一ょ 分う 間。 ) - 今 日 の 約 束 7 - ② ① し残(先(今 あり五生一日 げ一分の分の ま分間合間作 しにで図)文 ょな百で の うっ五作 内 。た十文 容 ら文を を 、字書 考 作をき え 文こま ま をえし し るょ ょ )う う 。 。 月 日 「 超 」 作 文 チ ャ レ ン ジ カ ー ド 名 前 ( )