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SUP-GS/REC V2 ご紹介資料
SUP-GS/REC V2 online SUpport Package-Global Server / assistant in automatically operation for Remote Equivalent Copy リモートバックアップ運用自動化支援 富士通株式会社 Copyright 2006-2016 FUJITSU LIMITED 目次 1.SUP-GS/RECとは 2.製品の位置づけ 3.提供機能の概要 Copyright 2006-2016 FUJITSU LIMITED 1.SUP-GS/RECとは(1/2) 製品の目的 SUP-GS/RECは、富士通が提供するハードウェア製品やミドルウェアソフト製品を構築基盤とし た『バックアップシステム』の構築・運用サポートを目的とするパッケージプロダクトです。ミドルウェ アソフト製品が提供する機能を補完し、バックアップシステム運用の自動化・省力化をサポートしま す。 【バックアップシステム構築を支える富士通製品】 基盤製品 製品名 概要説明 ハード ウェア プラットフォーム グローバルサーバ GS21シリーズ メインフレーム・サーバ ストレージ装置 ETERNUSシリーズ SAN対応のRAID技術を採用した高信頼・高性能ディス クアレイ ソフト ウェア OS OSⅣ/MSP-EX GS21シリーズ用オペレーティングシステム ミドルウェア Systemwalker StorageMGR GR/CF ETERNUSシリーズのEC(*1)/REC(*2) 機能をバッチ・イ ンタフェースで使用するためのソフトウェア製品。 *1:Equivalent Copyの略。アドバンスト・コピー機能。 *2:Remote Equivalent Copyの略。リモート・アドバンス ト・コピー機能。 AIM/BKUP REC ※常時反映機能はURP ETERNUSシリーズのREC機能により履歴ログファイル (HLF)をバックアップシステムへ転送します。被災時は転 送したログデータからデータベースを復旧できるソフト ウェア製品。 Copyright 2006-2016 FUJITSU LIMITED 1.SUP-GS/RECとは(2/2) ※ RPO: Recovery Point Object ※ RTO: Recovery Time Object 製品の特長と適用効果 【 問題・課題 】 こんな事でお困りではありませんか? 【特長】 【適用効果】 バックアップセンタ側でのデータベー ス常時反映(AE版) 被災後に、システムが利用可能にな るまでの時間が短縮 ハードウェア機構(ETERNUS)を利 用したデータ転送方式 被災後の事務リスク(※)低減 RTO 被災時は、できるだけ早く業務再開したい。 RPO 喪失するデータ、グレーゾーンとなる取引 は極力少なくしたい。 ※グレーゾーン取引の調査・取引確定 業務再開までの時間短縮 コスト ・パッケージはあくまでも既製品 ・自社の情報システムにはフィットしない バックアップシステムには、オペレータをお きたくない(人件費削減) 。 構築したい「バックアップシステム」 に応じた製品グレードをご用意しま した。(SE版・AE版) バックアップシステム運用の自動化 (AE版) パッケージの業務 適応率向上 初期コスト削減 運用コスト削減 TCO 削減 IT統制 システムリスク(※)低減 AOFで自動化したい。 バッチインタフェースは自動化しにくい。 ※オペレーションミス等によるシステム障害 コマンドインタフェースでの操作 オペレーションの効率的な運用 Copyright 2006-2016 FUJITSU LIMITED 2.製品の位置づけ(1/2) コスト( 費用・ 仕組みの複雑さ) 富士通製品による災害対策への取り組み 大 【情報センタ】 【BUセン タ】 ETERNUS 退避 HLF HLF REC HLF 反映 HLF DB 【モデル図 】 SUP-GS/REC Advanced Edition 【ハード】 ・専用高速通信回線(リモート FCU) 【ソフト】 ・REMOTEMGR ・AIM/BKUP 【情報センタ】 Ⅲ.復旧時間重視型 【ハード】 ・ETERNUSシリーズ(通信回線含む) 【ソフト】 ・Systemwalker StorageMGR GR/CF ・AIM/BKUP REC + 常時反映機能 (URP) 【情報センタ】 【BUセン タ】 ETERNUS HLF HLF 中 Ⅳ.ハイエンド型 【モデル図 】 REC HLF HLF HLF 非稼動 HLF HLF HLF 【モデル図 】 【BUセン タ】 転送 TRD 退避 TRD 反映 HLF DB SUP-GS/REC Standard Edition Ⅱ.コストパフォーマンス重視型 【ハード】 ・ETERNUSシリーズ(通信回線含む) 【ソフト】 ・Systemwalker StorageMGR GR/CF ・AIM/BKUP REC Ⅰ.できるコトから型 小 【情報センタ】 【倉庫】 バックアップデータ の保全 搬送 大 【モデル図 】 中 小 サービスレベル(被災時のグレーゾーン取引、復旧時間) Copyright 2006-2016 FUJITSU LIMITED 2.製品の位置づけ(2/2) 分類・特徴 Ⅰ 【できるコトから型】 ■とりあえず「できるコト」から始める。 ■マスタ系データは保全 ■トランザクション系データの喪失はあきらめる。 Ⅱ 【コストパフォーマンス重視型】 ■ETERNUSのリモートコピーによるHLF転送 ■通常バックアップセンタ側システムは未起動 ■バックアップセンタはアウトソーシング、共同 センタ利用等によりコストダウン ■対象資源:数千ボリューム Ⅲ 【復旧時間重視型】 ■ETERNUSのリモートコピーによるHLF転送 ■バックアップセンタ側のシステムを常時稼動 ■転送されたHLFのバックアップ、DBへのログ 反映を常時実施。 ■対象資源:数千ボリューム Ⅳ 【ハイエンド型】 ■ リモートFCUによるTRD転送 ■バックアップセンタ側のシステムを常時稼動 ■転送されたTRDのバックアップ、DBへのTRD 反映を常時実施。 ■対象資源:数万ボリューム RPO RTO (注) 復旧作業の例 数日 ~ 数週間 (数ヶ月) 1)業務を再開する為のシステム 調達 2)バックアップ媒体からのデータ・ リストア 3)業務アプリケーションの起動 数秒~十数秒 ・トランザクションcomit後に転送中 のログ ・リカバリポイント取得間隔に発生 したログ(HLFグループ間のトラン ザクション整合が必要な場合) 1日 ~ 数日 1)システム環境の復元 (アウトソーシング等の利用時) 2)バックアップシステムの起動 3)更新後ログのDB反映 4)業務アプリケーションの起動 数秒~十数秒 ・トランザクションcomit後に転送中 のログ ・リカバリポイント取得間隔に発生 したログ(HLFグループ間のトラン ザクション整合が必要な場合) 数時間 ~ 数十時間 1日~数日 ・バックアップ間隔(1日~数日)に 発生・更新したデータ 数秒 ・HLFバッファに残されたTRD 数時間 コスト 初期 運用 1)更新後ログのバックアップ(残分) 2)更新後ログのDB反映(残分) 3)業務アプリケーションの起動 1)TRDのバックアップ(残分) 2)TRDのDB反映(残分) 3)業務アプリケーションの起動 ※ RPO ( Recovery Point Object ) :喪失データ量/グレーゾーン取引量 ※ RTO ( Recovery Time Object ) :被災からの復旧時間 ※注意※ ・復旧時間は、被災直後から「情報システムが利用可能になるまで」の時間を示しています。 ・実際に業務再開できるまでには、被災地域の範囲や社会インフラ(ライフライン、通信回線など)の被害状況、ならびに被災時の取引量 (グレーゾーン取引)の 多寡などによって復旧時間は大きく変動します。 ・ここで示す復旧時間はあくまでも目安です。この時間での復旧を約束するものではありません。 Copyright 2006-2016 FUJITSU LIMITED 3.提供機能の概要(1/4) 【バックアップセンタ】 【情報システムセンタ】 【ETERNUS コピー元 】 ボリューム群 【正システム】 ⑤HLF交替制御 (*b) 管理 テーブル HLF1 (*a) Start HLF HLF2 交替 分類DS ICOPY HLFa11 世代 ボリューム(*1) ①リモートバック アップ制御 (*2) HLFb1 (*2) Start HLFc1 (*3) Start HLF HLFc2 交替 ④一般ファイルボリューム リモートコピー制御 (*4) DB ⑦ログデータのバックアップ(分類) GR/CF HLFa1 ②HLFボリュームの 自動選択・切替 (*3) バッチ データ作成 HLF1 HLF2 (*3) Stop HLF 交替 ⑥ログデータの受信 (*c) FILE ファイル 転送 全ダンプデータ 取得 TDUMP 切替 (*3) ⑧ログデータの反映 ⑪媒体管理 (BKUP) DB HLFc21 FILE FILE FILE 搬送 管理 テーブル ⑩DB バックアップ /リストア HLFc12 FILE (*4) Start TDUMP ⑪媒体管理 (ログ) HLFb11 コピー先 HLFc11 TDUMP HLF運用 情報反映 (c) HLF 交替 DB バックアップ AIM/BKUP REC ①´リモートバック アップ制御 (*a) ③HLFボリューム の世代管理 (*1) 管理 テーブル 【バックアップシステム】 (*b) Suspend GR/CF AIM/BKUP REC HLF 交替 【ETERNUS コピー先 】 ボリューム群 ⑫被災復旧 ⑨ログ無し更新データ反映/DB保守 ⑭システム移行 HLF ファイル 転送 分類DS ICOPY バック アップ /分類 復旧 TDUMP TDUMP ⑬被災訓練 DB :Advanced Edition :Standard Edition :ユーザ運用 Copyright 2006-2016 FUJITSU LIMITED 3.提供機能の概要(2/4) Standard Editionの提供機能 ① リモートバックアップ制御 HLFバックアップ運用開始時にコピー元HLFボリュームと関係付けられたコピー先ボリュームとのリモートバッ クアップを自動的に開始し、ボリュームおよび通信経路の状態監視を常時行います。 ② HLFボリュームの自動選択・切替 コピー元HLFボリューム内全HLFのリモートバックアップが完了した時点で、自動的に新しいコピー先HLFボ リュームを選択し切り替えを行います。 ③ HLFボリュームの世代管理 TDUMP取得開始点の情報とリモートバックアップ済HLFの情報を基にコピー先HLFボリュームの世代管理を 行い、被災時に必要なHLFを保護します。 ④ 一般ファイルボリュームリモートコピー制御 SUP-GS/RECの各コピー関連コマンドのパラメタ情報を基にコピー元ボリュームとコピー先ボリュームとの各 種リモートコピー操作を実施します。また、コピー処理時はボリュームおよび通信経路の状態監視を常時行い ます。 Copyright 2006-2016 FUJITSU LIMITED 3.提供機能の概要(3/4) Advanced Editionの提供機能 ①´リモートバックアップ制御 『Standard Edition 』と同等。 ⑤ HLF交替制御 HLF交替を監視します。HLF交替を検知したらリモートコピーを一時停止(Suspend)し、コピー元HLFボリュー ムとコピー先HLFボリュームを等価状態にします。 ⑥ ログデータの受信 コピー元HLFボリュームとコピー元HLFボリュームの等価状態を監視し、ログデータの受信を確認します。ロ グデータの受信が確認できたら、HLFの情報をもとに正システム側のHLF運用状態をバックアップシステム側 へ反映させます。 ⑦ ログデータのバックアップ(分類) HLF運用状態を反映すると、バックアップシステム側でもHLF交替が検出されます。HLF交替が検出された ら、受信したログデータのバックアップを行います。取得したバックアップ媒体は、『媒体管理』機能で世代管理 されます。 ⇒「更新後ログ」「ユーザログ」は、ログデータの分類を行います。 ⇒ 「ジャーナルログ」に関しては、イメージコピーを取得します。 ⑧ ログデータの反映 分類データセットを入力としてフォワードリカバリを行い、受信したログデータをデータベースへ反映します。 ⑨ ログ無し更新データ反映/DB保守 正システム側において更新後ログを取得しないバッチ処理や、データベースのメンテナンス等が行われた場 合、ログデータからは正システム側のデータベース内容を反映することができません。この場合、ログデータの 反映を一時抑止し、利用者により取得した全ダンプデータをもとにデータベース内容を反映します。 Copyright 2006-2016 FUJITSU LIMITED 3.提供機能の概要(4/4) Advanced Editionの提供機能 ⑩ DBバックアップ/リストア バックアップシステム側のデータベース障害に備えて、バックアップを取得します。データベース障害時は、取 得したバックアップをもとに障害復旧することができます。取得したバックアップ媒体は、 『媒体管理』機能で世 代管理されるとともに、ログデータ(ログのバックアップ媒体)との関連付けがなされます。 ⑪ 媒体管理 ログデータ(分類データセット、イメージコピーデータセット)や、データベースのバックアップ媒体の世代管理 を行います。 ⑫ 被災復旧 被災直後において、まだ処理されていないログデータのバックアップ、ならびにデータベースへの反映を行い ます。利用者が指定する任意の時点(リカバリポイント取得点)に、半自動的にデータベースを復旧することが できます。 ⑬ 被災訓練 被災に備えて、バックアップシステムにて業務再開の訓練が行えます。 訓練に際しては、ログデータの反映を一時抑止します。反映の抑止中に、業務アプリケーションの起動など、 被災時を想定したオペレーションを実施することができます。なお、訓練中(反映抑止中)においても、ログデー タの受信、バックアップはバックグラウンドで継続されます。 ⑭ システム移行 正システムを極力停止(※)させることなく移行準備が行えるとともに、バックアップシステムの運用を開始させ ることができます。また、同じHLFにログデータを取得する業務アプリケーションなど、ある意味をもつ単位(いく つかのHLFグループをまとめたもの)で段階的な移行、運用開始も行うことができます。 ※ AIM/BKUP RECをシステムへ組み込む為、少なくとも1度の運用停止(AIM再起動)が必要です。 Copyright 2006-2016 FUJITSU LIMITED Copyright 2006-2016 FUJITSU LIMITED