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ゆずり葉通信 Vol.3『託児特集』を発行。(PDF 200KB)

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ゆずり葉通信 Vol.3『託児特集』を発行。(PDF 200KB)
豊橋子育てネット ゆずり葉
2009.1.13 発行
(page1)
vol. 3
連絡先
豊橋市松葉町二丁目 63 番地
オレンジプラザ内
e-mail
[email protected]
ホームページ http://www.sozo2.ac.jp/wecan/yuzuriha/yuzuriha.htm
この10年くらいの間、
「託児」は父母を助けるサービスとして定着し、学習会・イベント等では
当然のようにあるべきものとして取り扱われてきました。更には、核家族・共働きの家庭が主流と
なり、現状では働き方を選べるほどの成熟した社会となり得ていないのにもかかわらず、子どもの
生活時間だけが置き去りにされてきました。
必要であるから広がってきた支援であるはずなのに、私たち大人は「託児」のあるべき姿を十分
に話し合ってきたでしょうか?
『子どもたちが健やかに育つために必要な時間である』という認識のもとに、支援者、親、それ
ぞれが今一度、その時間を子どものためにどのように準備していかなければならないのか・・・子
どもを預けるということが広がりをみせる中、見つめ直す時期が来ているのではないかと考え、
「託
児」をテーマと致しました。
託児に関わるゆずり葉の活動者の現実と思いをご紹介し、そして豊障連の代表の方からは求めて
いる繋がりについて寄稿していただきました。
多くの方にお読みいただく中でより良い方向に向かうきっかけとなることを願っています。
豊橋子育てネットゆずり葉 代表 吉田典子
託児グループ
あいあい
子どもを預かるということは
・
・
命を預かるということ
その子の生活に関わるということ
・一緒の時間を共有すること
だと思います。
託児の時間は子どもにとって、大人になっていく過程でとても大きな影響を受けるところ
といえます。怪我をせず、楽しく時間を過ごすだけでなく、その時間がこどもたちの心の中に温か
な火を灯すような場でなければと考えています。
さらに私たちの役割はしっかりお母さん方とも関わることだと思っています。子どもを預かるか
らといって決して私たちはお母さんの代わりをするわけではなく、家での子育てが豊かにいくため
のお手伝いだと思っています。会員全員が子育て経験者なので、大事な子どもを他人に
預けることの不安がわかるからこそ迎えに来たときにお母さんと託児中の子どもの
様子についてお話するようにしています。お母さんがいない間の家とは違う子どもの
顔を知り、帰ってから密接な時間を過ごすことができると聞きます。
託児が親子にとってよい体験になるよう、子どもとお母さんと、そして会員同士の
コミュニケーションが何よりも大切であると思いながら活動しています。
料金
1 時間半まで:従事者一人につき500円
2時間半まで:
〃
800円
ちょっとだけ
たきむら ゆ う こ
瀧村有子 さく
すずき ながこ
鈴木永子 え
福音館書店
☻
生後 6 ヶ月∼
小学校 4 年生
対象 ぐらいまで
☎
加藤
(0532)
連絡先 32-1558
おうちに赤ちゃんが生まれ、なっちゃんはおねえちゃ
んになりました
『ちょっとだけ』この言葉を通して描かれるなっちゃ
んの想いと成長の姿は、健気で痛い程です。そんなおね
えちゃんの心を思いやり、受け止める、ママのセリフが
素晴らしくそしてじんわり。
心に余裕の欲しい時、ちょっとだけ手に取ってみたい
絵本です。
赤ちゃん絵本ボランティアの会
(page2)
みかわ市民生協 コープくらし・たすけあいの会
現在生協の行事(各種委員会、料理講習会、学習会)に伴う託児や、他団体の託児を行ってい
ます。これは年齢や子どもの状況により決めており、幼いほど親との分離ができないことが多い
ため、1対1でかかわるようにしています。
協力会員は世代が幅広く、みんなとても楽しみな活動だと思っています。『ある人は「託児
をするときに思うことは、―あなたがこうしていい子でいてくれるから、あなたのお母さんは
安心してお勉強ができるのよ。ありがとう―と思います」と言ってくれました。』
お母さんには、ひと時子どもと離れて社会勉強をする間安心を与えられるように、そして子ど
もには、お母さんと違った人と接する経験をしてもらう・・・そんな託児を提供したいと考えて
います。コーディネーターは、託児の従事者集めに苦労しますが、楽しい活動になっています。
料金
託児従事者 1 人につき
1 時間あたり 800 円
☻
対象
制限なし
(0∼12 歳)
☎
連絡先
(0532)
53-1526
とよはしファミリーサポートセンター
「子どもの成長は楽しみ!でも子育てが大変」そんな育児と仕事の両立に悩むときもありますよね。お子
さんから手が離れて「少し子育てのお手伝いができそうだな」と思われている方で空いている時間に自分の
子育て体験を生かしていただける方を募集しているところです。
とよはしファミリー・サポート・センターは平成11年度に豊橋市の委託を受け豊橋市社会福祉協議会が
運営実施しています。利用内容としては小学校・幼稚園・保育所・児童クラブの送迎とその前後の預かりや
子どもの習い事の送迎等が多く、近年は保護者の帰宅するまでの子どもの安全・安心のために利用する傾向
にあります。現在は「豊橋市在住の子育てのお手伝いをしたい方=援助会員」と「0歳∼小学校6年生まで
のお子さんを持つ子育ての手助けをして欲しい方=依頼会員」が会員となって1,445人登録しています。
センターは入会希望者の登録・講習会等の業務や子育ての相互扶助の橋渡しを行っています。
ファミリー・サポート・センターは地域で安心して子育てをしていけるように子育て支援の輪を広げてい
きたいと思います。
お問い合わせ:とよはしファミリー・サポート・センター(56-7500)
豊橋市総合福祉センター/アイトピア 3 階
豊橋市前畑町115
受付時間:月曜日∼土曜日/午前 9 時∼午後 6 時(日・祝日・年末年始休み)
料金
子ども 1 人につき 1 時間あたり 600 円より
(曜日・時間帯等の条件により、かわります)
☻
0歳∼
小学校6年生
対象 まで
☎
連絡先
(0532)
56-7500
椿の実の笛
木偏に春と書いて、椿(ツバキ)。秋から冬に実を見ることができる。丸い実が
はぜて中から4∼6個の種が落ちる。殻はとっても固いのだが、これからツバキ
油ができる。
この実を笛にするのは冬の遊びだった。実の角をコンクリートでこすって穴をあ
け、木の枝や竹串などで中身をほじくりだす。耳かきをしている時のように、大
きな塊りを出すとなんだか気持ちがいい。すっかり出し終わった種を口に当てて
息を吹き込むと、「ピーッ」と澄んだ大きな音が出る笛になる。こんな簡単なこ
となのだが、できあがるととってもうれしい。子どもの頃は笛を吹きながら遊ん
だものだった。
風の自然学校
(page3)
マザーズサポート“きらら”
私たちマザーズサポート“きらら”は、名前のごとくお母さんが子育てに困っているとき“手助け
をしますよ”という託児グループです。
託児には、集団託児と個人託児があります。前者は、お母さん方が講演、料理教室等の間、他の場
で終わりまで遊び相手をしたり世話をさせてもらっています。また後者は個々の依頼によって内容・
時間は様々で、できる範囲内で対応します。今まで対応した内容の一部を紹介しますと、出産後の赤
ちゃんの沐浴(二週間平日のみ援助者二人で交代)、家事手伝い(掃除・園の送迎夕食の支度)等です。
めずらしい例では、入院患者の子どもさんをベッドで絵本・折り紙等して、お母さんの用が終え、
戻ってくるまで見守ったことがあります。これは、上の子の幼稚園の迎え、洗濯物の取り入れ、夕食
の支度でした。
また、夜の託児も一軒ありました。PTA の役員でもあるお母さんが、会食の用で
午後10時ごろ帰ってくるまで夕食を食べさせたり、入浴してテレビ等見させて
すごしました。他の家の寝室に入り寝かせるには少々抵抗はありましたが、割り切る
しかありません。
先月豊橋に引っ越してきたばかりのお母さんでしたが、10か月の子がいては
家中なかなか片づけられず依頼がありました。父親は疲れて早く寝てしまい、
子どもが寝てから深夜片づけても能率が悪く、悩んだ結果依頼を受けました。
以上のように個人託児は、個々の内容が様々ですが、できる範囲内で手助けを
しています。
今後もお母さん方は本当に困っていて依頼してくることと思いますので、
できるだけ受けていこうと思います。
☻
子ども 1 人につき
1 時間あたり 500 円
料金
対象
0 歳∼
就学前まで
☎
連絡先
河合
(0532)
25-4781
すこやか診療所病児保育
「すこやか診療所病児保育室」をはじめたのは
豊橋は、東三河の中では比較的医療機関が満たされています。そうはいっても、子どもや子育て中のお
母さんたちにとって、親切で使いやすい医療機関は得がたいものです。
すこやか診療所の患者さんの多くが子どもさんで、その大部分は保育園や幼稚園へ通い、小学生でも学
童保育を利用しているケースが珍しくありません。当然、病気になれば保育園などへは行かれず、お母さ
んが数日間お世話をします。おばあちゃんにも頼めず、仕事も休めず困惑して相談にこられたとき、なん
とか医療者として力になりたいと思いました。
患者さんやボランティアの方、保育や医療の経験者があつまり、名古屋のみなみ医療生協の病児保育室
を参考に、手探りで準備をし、2007年秋に、独自にスタートしました。そのうちにいろいろな情報が
集まり、国や自治体の子育て支援として取り組むことができるということになり、豊橋市の保育課と協議、
この4月から市の保育事業の一環として取り組んでいます。病児保育を取り組むことにより、小児医療と
子育てへの手助けがうけられる医療機関として、市民のみなさんに役立ちたいと思います。
1回 2,000 円
料金
☻
対象
生後6ヶ月∼
小学校低学年(高学年の場合は要相談)
子どもが日常かかる病気
(伝染病の場合は要相談)
☎
連絡先
(0532)
69-3711
(page4)
豊
障
会
医療的ケアの必要な障害児の託児は・・・
多くの障害者(児)は、障害者自立支援法に基づき、訪問系サービス・日中活動系サービス・地域生活
支援事業などのさまざまな支援の中、生活に必要な介護や、外出時の援護などを受けています。しかし、
全ての人が満足しているわけではありません。医療的ケアは、本人・家族・医師・看護師以外は行うこと
ができません。その負担の多くは日常的に介護をしている家族に重くのしかかっています。豊橋市のサー
ビスに訪問看護師の派遣事業がありますが、自宅での利用に限られています。外出先での利用はできませ
ん。また、日中活動の場である施設(授産所・デイサービス)・養護学校などでは、看護師の配置が不足
しており、夜間(ショートステイ)となれば、限られた人数しか受け入れがなく、急な利用に対応ができ
ません。
ファミリーサポートなど、活動をされている皆さんの中には看護師・医師の資格をお持ちの方がいらっ
しゃるかと思います。余暇の時間を、家族以外とは外出のできない医療的ケアの必要な障害者(児)にお
貸しくださらないでしょうか。正しい処置を行うためには、マッチングが不可欠です。ニーズの把握とサ
ポートのできる方の人数の把握の上で成り立つものだと考えます。限られた人に対するサポートですが、
間違いなく必要なものです。そして、次につながるものだと信じています。多くの人たちが幸せになるた
めに豊橋のまちが福祉のまちと言われるためにも、皆さまのサポートをお願いしたいと思います。
☎
豊橋市東新町15 さくらピア内
豊橋団体連絡障害者(児)団体連合協議会
連絡先
(0532)
53-3153
❋ 体調チェック
・子どもさんの体調がすぐれない場合は控えましょう。
(通常の託児の場合。託児先で断られる場合もあります)
❋ 時間にゆとりを持つ
・慌てていると、離れる時子どもさんが不安がります。
・託児者にその日のお子さんの様子を伝える時間も考えましょう。
・お迎えが遅いのも、子どもさんは不安になります。
❋ 持ち物はわかりやすく
・名前でも、同じシールやマークでもいいので、必ず記名しましょう。
・失くしやすいおもちゃ・貴重品などは、持たせないようにしましょう。
・必要なものを、袋に入れてひとまとめにしましょう。
❋ 保育カードなどがあれば、細かく書く
・きちんと書いて保育者に普段の生活をしっかり伝えましょう。
昼寝、排泄、アレルギーの有無などはもちろん、気に入った遊びや歌など
も書いておくと、時間中を楽しくすごせるはずです。
着替え
エプロン
飲み物
オムツ
タオル
おやつ
おしり拭き
ビニール袋(汚れ物入れ)2∼3枚
好きなおもちゃ・絵本など
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